JP2002050332A - バッテリ車のバッテリ取付装置 - Google Patents
バッテリ車のバッテリ取付装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract
下側から出し入れ可能として、バッテリ交換を容易且つ
迅速にできるようにすること。 【解決手段】 リブ6を両側に設けたバッテリ本体1を
車体フレーム10の下から搬入した後にバッテリ本体1
を上昇させる。バッテリ本体1のリブ6は車体フレーム
10側に設けた固定片16より高く配置し、下方からブ
ラケット21を配置する。そして、ボルト18を固定片
16の挿通孔17を介してブラケット21のねじ穴22
に螺着して、ブラケット21を固定片16に固定する。
その後にバッテリ本体1を降ろして、ブラケット21の
上面の突起23の間にリブ6を載置する。これにより、
バッテリ本体1をバッテリ収納空間13に容易且つ迅速
に収納することができる。また、バッテリ本体1を取り
外す場合は、上記とは逆の手順で行なう。
Description
クリフト、バッテリ式牽引車、バッテリ式運搬車等のバ
ッテリを駆動源としたバッテリ車のバッテリ取付装置に
関するものである。
車51の概略側面図を示し、このバッテリ車51の車体
フレーム52の下側の前後には車輪53がそれぞれ設け
られており、また、車体フレーム52の上部の前部には
運転席54が、後部には高所作業用のテーブルリフター
55がそれぞれ設けられている。このテーブルリフター
55は周知のように上下に伸縮自在に構成されており、
図6ではテーブルリフター55を車体フレーム52の上
面側に収納した状態を示している。テーブルリフター5
5の下方に位置する車体フレーム52側にバッテリ収納
部56が設けられている。
体60は、図7に示すように、多数のバッテリセルから
なるバッテリ61と、このバッテリ61を納装する上面
が開口した箱型で金属製のケース62と、このケース6
2の開口面を覆設する金属製のカバー63とで構成され
ている。また、このバッテリ本体60は非常に重いの
で、バッテリ本体60の交換時には、クレーンで吊り下
げるためのワイヤー挿通用の穴64がケース62の上部
に複数個穿孔されている。
は開口部66が穿孔されており、この開口部66の下面
側に上面を開口した箱型のバッテリ収納部56が溶接等
の手段で固着されている。なお、図7に示すこのバッテ
リ収納部56の構成としては、四方の4枚の側板67と
底板68との5面で構成しているが、両側の2枚の側板
67と底板68との3面で構成されている場合もある。
ス62の穴64にワイヤーを挿通し、そのワイヤーをク
レーンで吊ってバッテリ本体60を持ち上げて、交換を
行なうようになっている。
51の構造においては、バッテリ収納部56の上方の車
体フレーム52の上面にはテーブルリフター55が配設
されており、バッテリ本体60の交換時には、テーブル
リフター55を車体フレーム52から外し、次いでバッ
テリ本体60をクレーンで上方に持ち上げて回収する。
そして、新しいバッテリ本体60をクレーンで吊り、車
体フレーム52の開口部66からバッテリ本体60を降
ろしてバッテリ収納部56に配設していた。なお、図示
例ではバッテリ収納部56の上方に配置されている装置
としてテーブルリフター55の例を示しているが、これ
に限らず、他の大きくて重量のある装置も含まれる。
レーム52の上部より出し入れをする構造のため、バッ
テリ収納部56のテーブルリフター55を車体フレーム
52から外してからバッテリ本体60の交換をしなけれ
ばならないという問題がある。すなわち、バッテリ本体
60の交換は、一般的には1年に1回程度であるので、
バッテリ本体60の交換作業よりは、テーブルリフター
55の配置構造の方が優先されていた。そのため、バッ
テリ本体60の交換時においては、その都度テーブルリ
フター55を取り外し、取り付け作業が必要となり、バ
ッテリ本体60の交換作業が非常に煩雑となっていた。
あって、バッテリの交換時においてバッテリを車体の下
側から出し入れ可能として、バッテリ交換を容易且つ迅
速にできるようにしたバッテリ車のバッテリ取付装置を
提供することを目的としているものである。
1記載のバッテリ車のバッテリ取付装置では、車体フレ
ームの下面側にバッテリ収納空間を設け、車体フレーム
の下から搬入したバッテリを固定手段によりバッテリ収
納空間に収納配置していることを特徴としている。
下面側からバッテリの搬出、搬入が可能となり、車体フ
レームの上面に大きな装置が取り付けられている場合で
も、かかる装置を取り外すことなく、バッテリ交換が容
易、且つ迅速に行なうことができる。また、バッテリを
車体フレームの下から搬入するようにしているので、従
来とは異なりクレーンを用いずにバッテリ交換ができ
る。さらに、バッテリ車が運搬車で荷物を積んでいる場
合であっても荷物を積んだ状態でバッテリ交換ができ
る。
装置では、車体フレームの下面側にバッテリ収納空間を
設け、このバッテリ収納空間の両側に固定片を設け、車
体フレームの下から搬入させた後に上方に上げてバッテ
リ収納空間に収納するバッテリの両側にリブを形成し、
前記固定片より前記リブを上方に位置させた状態でバッ
テリ取付部材を配置して該バッテリ取付部材を前記固定
片に固定し、バッテリを下方に降ろしてバッテリのリブ
を前記バッテリ取付部材に載置していることを特徴とし
ている。
は車体フレームの下からバッテリを搬入し、さらにバッ
テリを上方に上げ、バッテリ取付部材を固定片に固定し
た後にバッテリを降ろしてバッテリのリブをバッテリ取
付部材に載置するだけで、バッテリの取付が容易且つ迅
速にできる。そのため、車体フレームの上面に大きな装
置が取り付けてあっても、かかる装置を取り外すことな
く、バッテリの取り付け、取り外しが短時間にできる。
装置では、前記バッテリ取付部材の上面に2つの突起を
設け、この2つの突起間の寸法とバッテリのリブの長さ
寸法を略同じとし、該リブを突起の間に載置しているこ
とを特徴としている。
のバッテリの動きを規制することができる。
装置では、両側の固定片に固定されるバッテリ取付部材
間の寸法とバッテリの幅寸法とを略同じとしていること
を特徴としている。
きを規制することができる。
を参照して詳細に説明する。図1はバッテリ取付装置の
分解斜視図を示し、バッテリ本体1は従来と同様に、多
数のバッテリセルからなるバッテリ2と、このバッテリ
2を納装する上面が開口した箱型で金属製のケース3
と、このケース3の開口面を覆設する金属製のカバー4
とで構成されている。また、このバッテリ本体1は非常
に重いので、バッテリ本体1の交換時には、クレーンで
吊り下げるためのワイヤー挿通用の穴5がケース3の上
部に複数個穿孔されている。さらに、ケース3の両側の
上部には金属製で四角柱状のリブ6が溶接等の手段で固
着してある。
ロアー11には四角形状の開口部12が穿孔されてお
り、この開口部12の下方をバッテリ本体1を収納する
バッテリ収納空間13としている。開口部12の両側の
車体フレーム10の側部14は断面が略コ字型に形成さ
れており、この側部14の開口部12側の開口面には金
属製の側板15が配設されている。さらに、この側板1
5の両側には、略L型の固定片16がそれぞれ対向する
形で内方に向けて固着されている。この固定片16には
ボルト18が挿通する挿通孔17が穿設されている。な
お、側部14の断面構造は、一例であり、バッテリ車の
機種によって異なる。
1を収納配置するためのブラケット21を一対設けてお
り、図1及び図2に示すように、このブラケット21の
両側には上記ボルト18が螺着するねじ穴22が螺刻さ
れている。また、ブラケット21の上面の両側には突起
23が一体的に固着されており、さらに、ブラケット2
1の下面には略コ字型のグリップ24が設けてある。ブ
ラケット21の両突起23間の寸法は、バッテリ本体1
のリブ6の長さ寸法と略同じとしており、リブ6が突起
23間に納まるようになっている。また、両ブラケット
21を固定片16に取り付けた際の両側のブラケット2
1間の寸法は、バッテリ本体1の両側面間の寸法と略同
じとしてある(図5参照)。
て説明する。なお、交換は本来バッテリ本体1を外した
後に、新しいバッテリ本体1を装着するのであるが、説
明の便宜上、バッテリ本体1をバッテリ車に装着する方
から先に説明する。また、バッテリ本体1の交換に必要
な車両として、バッテリ本体1を搬送するためにフォー
クリフト、ウォーキー式ハイリフト又は手動式ハイリフ
トなどの運搬車両が必要である。
搬車両30のフォーク31の上に、クレーンで吊り下げ
たバッテリ本体1を載置する。次に、図3(b)に示す
ように、図6に示したのと同様のバッテリ車33の側方
から前後の車輪33の間で車体フレーム10の下からフ
ォーク31によりバッテリ本体1をもぐりこませる。な
お、バッテリ本体1をフォーク31で地面より少し上げ
た状態で、バッテリ本体1を車体フレーム10の下面に
そのまま入れることができる場合は、上述の作用で良い
が、車体フレーム10の下面が低い場合は、車体フレー
ム10をジャッキ(図示せず)などで車体フレーム10
を持ち上げるようにする。
リ収納空間13内に納まる位置まで搬送し、その位置で
図3(c)に示すように、フォーク31を上昇させてバ
ッテリ本体1を固定片16の上部ないしそれより上方の
位置まで上昇させ、その位置で停止させる。この状態を
図4(a)に示す。次に、図4(b)に示すように、作
業者が一方の手でブラケット21のグリップ24を持っ
て、該グリップ24を固定片16とバッテリ本体1の側
面との間に入れ、さらに、固定片16の挿通孔17の位
置とブラケット21のねじ穴22の位置が合うようにブ
ラケット21の位置決めを行なう。そして、一方の手で
ブラケット21を持ったまま、他方の手でワッシャー1
9を介したボルト18を固定片16の内側から挿通孔1
7に挿入し、ボルト18をブラケット21のねじ穴22
に螺着する。これにより、ブラケット21が固定片16
に取り付け固定される。
ブラケット21の両突起23間に位置するバッテリ本体
1のリブ6は、ブラケット21の上面より少し浮いた位
置となっている。そして、図4(c)に示すように、フ
ォーク31を下方に下げることで、バッテリ本体1も下
降し、それによりバッテリ本体1のリブ6がブラケット
21の上面に載置されることになる。この状態を図5に
示す。
ット21の両突起23間に位置決めされているので、図
5における前後方向の動きが規制され、また、左右方向
の動きは、両側のブラケット21により規制されてい
る。これにより、ブラケット21によりバッテリ本体1
の前後左右方向の動きを規制しているものである。な
お、上下方向においては、バッテリ本体1の重量が重い
ので、バッテリ車33の通常の作業における走行では、
何ら問題は生じない。
り外す場合には、上記の手順と逆の手順で行なうこと
で、容易にバッテリ本体1を車体フレーム10から取り
外すことができる。
体フレーム10の側面からバッテリ本体1を入れること
ができない場合は、車体フレーム10の後部からバッテ
リ本体1を入れるようにする。
の、固定片16の数や、ブラケット21の突起23等の
数もバッテリ本体1の重量等により適宜変更可能なこと
は言うまでもない。なお、突起23の数は、バッテリ本
体1のリブ6の個数に対応しているものであり、リブ6
の数を複数個設けた場合には、それに応じてリブ6を挟
むべく突起23の数は増加する。
ーブルリフター55のような大きな装置が配設されてい
ても、その装置を取り外すことなく、バッテリ本体1の
交換が容易、且つ迅速に行なうことができる。特に、テ
ーブルリフター55のような装置の取り外し、取り付け
作業が不要となるので、バッテリ交換作業は飛躍的に短
時間で行なうことができる。また、上記の説明では、バ
ッテリ本体1をフォーク31に載せるのに、クレーンを
用いた場合を説明したが、予めパレットにバッテリ本体
1が載置してある場合には、パレットにフォーク31を
差し込んでバッテリ本体1の交換作業ができるので、か
かる場合にはクレーンは不要となる。
フレーム10の上面が荷台となっている運搬車の場合、
従来の車体フレーム10の上からのバッテリ本体1の出
し入れ構造においては、荷台の荷を一旦降ろしてバッテ
リ本体1の交換作業をしていたが、本発明では、車体フ
レーム10の下からバッテリ本体1の交換を行なうの
で、荷物を積んでいる場合であっても、バッテリ本体1
の交換を行なうことができる。なお、バッテリ2のメン
テナンスは、車体フレーム10の上面に露出しているカ
バー4を外して行なうようになっている。
ッテリ取付装置によれば、車体フレームの下面側からバ
ッテリの搬出、搬入が可能となり、車体フレームの上面
に大きな装置が取り付けられている場合でも、かかる装
置を取り外すことなく、バッテリ交換が容易、且つ迅速
に行なうことができる。また、バッテリを車体フレーム
の下から搬入するようにしているので、従来とは異なり
クレーンを用いずにバッテリ交換ができる。さらに、バ
ッテリ車が運搬車で荷物を積んでいる場合であっても荷
物を積んだ状態でバッテリ交換ができる。
装置によれば、バッテリの取付は車体フレームの下から
バッテリを搬入し、さらにバッテリを上方に上げ、バッ
テリ取付部材を固定片に固定した後にバッテリを降ろし
てバッテリのリブをバッテリ取付部材に載置するだけ
で、バッテリの取付が容易且つ迅速にできる。そのた
め、車体フレームの上面に大きな装置が取り付けてあっ
ても、かかる装置を取り外すことなく、バッテリの取り
付け、取り外しが短時間にできる。
装置によれば、バッテリ取付部材の上面に2つの突起を
設け、この2つの突起間の寸法とバッテリのリブの長さ
寸法を略同じとし、該リブを突起の間に載置しているの
で、前後方向、あるいは左右方向のバッテリの動きを規
制することができる。
装置によれば、両側の固定片に固定されるバッテリ取付
部材間の寸法とバッテリの幅寸法とを略同じとしている
ので、前後左右方向のバッテリの動きを規制することが
できる。
の要部分解斜視図である。
ットの平面図、正面図及び側面図である。
なう場合の説明図である。
なう場合の説明図である。
場合の断面図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】車体フレームの下面側にバッテリ収納空間
を設け、車体フレームの下から搬入したバッテリを固定
手段によりバッテリ収納空間に収納配置していることを
特徴とするバッテリ車のバッテリ取付装置。 - 【請求項2】車体フレームの下面側にバッテリ収納空間
を設け、このバッテリ収納空間の両側に固定片を設け、
車体フレームの下から搬入させた後に上方に上げてバッ
テリ収納空間に収納するバッテリの両側にリブを形成
し、前記固定片より前記リブを上方に位置させた状態で
バッテリ取付部材を配置して該バッテリ取付部材を前記
固定片に固定し、バッテリを下方に降ろしてバッテリの
リブを前記バッテリ取付部材に載置していることを特徴
とするバッテリ車のバッテリ取付装置。 - 【請求項3】前記バッテリ取付部材の上面に2つの突起
を設け、この2つの突起間の寸法とバッテリのリブの長
さ寸法を略同じとし、該リブを突起の間に載置している
ことを特徴とする請求項2記載のバッテリ車のバッテリ
取付装置。 - 【請求項4】両側の固定片に固定されるバッテリ取付部
材間の寸法とバッテリの幅寸法とを略同じとしているこ
とを特徴とする請求項2または請求項3記載のバッテリ
車のバッテリ取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232419A JP3693284B2 (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | バッテリ車のバッテリ取付装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002050332A true JP2002050332A (ja) | 2002-02-15 |
JP3693284B2 JP3693284B2 (ja) | 2005-09-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3693284B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005310579A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 角型二次電池 |
US6973986B2 (en) * | 2001-06-07 | 2005-12-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Battery-powered vehicle |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000232419A patent/JP3693284B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6973986B2 (en) * | 2001-06-07 | 2005-12-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Battery-powered vehicle |
JP2005310579A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 角型二次電池 |
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---|---|
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