JP2002050326A - 電池パッケージ用フィルムの絞り加工方法、ラミネートフィルムおよび電池の形成方法 - Google Patents

電池パッケージ用フィルムの絞り加工方法、ラミネートフィルムおよび電池の形成方法

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JP2002050326A
JP2002050326A JP2000362745A JP2000362745A JP2002050326A JP 2002050326 A JP2002050326 A JP 2002050326A JP 2000362745 A JP2000362745 A JP 2000362745A JP 2000362745 A JP2000362745 A JP 2000362745A JP 2002050326 A JP2002050326 A JP 2002050326A
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elastic modulus
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Satoshi Yadoshima
悟志 宿島
Yutaka Fukuda
豊 福田
Kosuke Tanaka
浩介 田中
Satoshi Murao
諭 村尾
Keiichi Tanaka
啓一 田中
Takehiro Hosokawa
武広 細川
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池パッケージをラミネートフィルムの絞り
加工で形成するのに、深絞り加工や屈曲部の曲率半径を
小さくしても、ラミネートフィルムが破れず、接着層保
護フィルムが剥がれない絞り加工方法を提供する。 【解決手段】 接着層2/金属層3/金属層保護フィル
ム4を構成要素とする電池パッケージ用フィルムFの接
着層2を高弾性率のフィルム1で保護し、かつ、凸側金
型5と高弾性率のフィルム1の表面との間の静摩擦係数
が0.4以下になるようにして絞り加工を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型電池のパッケ
ージ用フィルムを、金型を用いて絞り加工する方法、ラ
ミネートフィルムおよび電池の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、リチウムイオン電池やリチウムポ
リマー電池のパッケージの基材として、アルミなどの金
属箔とプラスチックのラミネートフィルムが使用されて
いる。例えば、特開平11−45688号公報に示され
るように、電池パッケージは、ラミネートフィルムをカ
ップ形状に絞り加工して形成される。絞り加工で得られ
たパッケージ内には、電池を構成する電極、リード線、
電解液等を収納し、カップ開口部をヒートシールで封止
して、電池エネルギー密度の向上、シールの信頼性向
上、小型化等を図る技術が知られている。
【0003】しかし、薄い金属箔とプラスチックの積層
からなるラミネートフィルムは、全体の厚みが0.3m
m以下と薄いもので、カップ形状に成形しようとして絞
り加工すると、ラミネートフィルムが破れるという問題
がある。特に、成形カップの有効体積を増加させるため
に、深さ3mm以上の深絞り加工を行なう場合や屈曲部
の曲率半径が1.5mm以下での絞り加工を行なう場合
に、ラミネートフィルムが破れやすい。
【0004】これは、ラミネートフィルムの弾性やラミ
ネートフィルムと成形金型との間の滑りに起因するもの
と考えられる。また、金型角部での極端な曲げに対して
は、ラミネートフィルムで吸収しきれない部分的な応力
集中が生じるため、単に成形金型の滑りをよくするだけ
では、ラミネートフィルムの破れを回避することは難し
い。さらに、接着層保護フィルムを貼り付けたラミネー
トフィルムでは、金型の角部の曲率半径を小さくする
と、接着層保護フィルムは、上手く接着されずに剥がれ
てしまう。これは、接着層保護フィルムが高弾性率を有
しているため、角部での成形加工がしきれないことによ
るものと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、電池パッケージをラミネー
トフィルムの絞り加工で形成するのに、深絞り加工や屈
曲部の曲率半径を小さくしても、ラミネートフィルムが
破れず、接着層保護フィルムが剥がれない絞り加工方法
およびラミネートフィルムを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電池パッケージ
用フィルムの絞り加工方法は、接着層/金属層/金属層
保護フィルムを構成要素とする電池パッケージ用フィル
ムの接着層を、高弾性率のフィルムで保護し、かつ、凸
側金型と高弾性率のフィルム表面との間の静摩擦係数が
0.4以下になるようにして絞り加工を行なうことを特
徴とする。
【0007】また、本発明の他の電池パッケージ用フィ
ルムの絞り加工方法は、接着層/金属層/金属層保護フ
ィルムを構成要素とする電池パッケージ用フィルムの接
着層を高弾性率のフィルムで保護してラミネートフィル
ムとし、該ラミネートフィルムの厚さが0.3mm以下
であり、深さが3mm以上であり、屈曲部の曲率半径が
1.5mm以下である場合、ラミネートフィルムと成形
金型との間に樹脂製フィルムを介在させることを特徴と
する。
【0008】本発明のラミネートフィルムは、接着層/
金属層/金属層保護フィルムを構成要素とする電池パッ
ケージ用フィルムの接着層を、引張弾性係数1000M
Pa以上で、かつ、ステンレスとの静摩擦係数0.4以
下のフィルムで保護したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の電池の形成方法は、接着層
/金属層/金属層保護フィルムを構成要素として有する
電池パッケージ用フィルムを用いて、電極板、リード
線、電解液等を封入して電池を形成する方法であって、
接着層を高弾性率のフィルムで保護し、かつ、凸側金型
と高弾性率のフィルム表面との間の静摩擦係数が0.4
以下になるようにして絞り加工を行ない、この後、接着
層保護フィルムを除去してヒートシールを行なうことを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
により説明する。図中、1は高弾性率フィルム(接着層
保護フィルム)、2は接着層、3は金属層、4は金属層
保護フィルム、5は凸側金型、6は凹側金型、Fはラミ
ネートフィルムを示す。なお、ラミネートフィルムF
は、構成を明瞭にするため実際の厚さより誇大して描い
てある。このラミネートフィルムFは、積層の構成要素
を接着層2/金属層3/金属層保護フィルムとし、これ
に接着層2の表面を高弾性率のフィルムで保護して構成
される。以下、この高弾性率のフィルムを接着層保護フ
ィルム1として接合して説明する。
【0011】本発明でいう絞り加工とは、凸面を持つ凸
側金型5と凹面を持つ凹側金型6との間にラミネートフ
ィルムFを挟み、両金型を押付けることにより成形する
加工をいう。なお、Rは金型角部の曲率半径であり、H
は絞りの深さである。電池のパッケージ用としては、成
形カップの有効体積を増加させるために曲率半径Rは可
能な限り小さくするのが望ましく、2mm以下が好まし
く、絞り深さHは3mm以上が要求されている。絞り深
さに特に上限はないが、現実的には20mm程度が限度
される。また、ラミネートフィルムFは、全体の厚さ
が、0.3mm以下で、望ましくは0.2mm以下とさ
れる。
【0012】接着層保護フィルム1は、電池として組付
ける前の接着層2の表面を保護することとカップ成形時
の金型との滑りを円滑にするためのものである。この接
着層保護フィルム1としては、例えば、2軸延伸のPE
T(ポリエチレンテレフタレート)、2軸延伸のナイロ
ンが用いられ、厚み5〜50μmで、引張弾性係数が1
000MPa以上で、絞り用金型との間の静摩擦係数が
0.4以下とすることが好ましい。この接着層保護フィ
ルム1は、ラミネートフィルムFの成形加工で一体に加
工され接着した状態に保たれるが、電極や電解液を封入
して電池として組付けるときには除去されるものであ
る。
【0013】接着層2は、電極や電解液を封入するため
のヒートシール層とするものである。この接着層2とし
ては、厚み10〜150μmで、耐電解液性のよいポリ
エチレンやポリプロピレンが用いられ、その他、これら
の酸変性物、アイオノマーを用いてもよい。また、これ
らの樹脂にハイドロタルサイト、硫酸マグネシウム、カ
ルボン酸金属塩、または金属酸化物を添加したものも使
用することができる。これらの無機化合物を添加するこ
とにより、シール部に酸や水分の透過防止機能を付与す
ることができる。
【0014】金属層3は、成形カップの基体となるもの
で、厚さ20〜80μmのアルミニウム箔または鉄入り
アルミ合金箔で形成される。
【0015】金属層保護フィルム4は、金属層3の表面
を保護する外被とされるものである。この金属層保護フ
ィルムとしては、厚さ9〜50μmで、PET、ナイロ
ン、ポリプロピレンなどが用いられ、これらを単体で用
いる以外に、例えば、PETとナイロンの貼り合わせフ
ィルムであってもよい。通常、この金属層保護フィルム
4は、ウレタン系接着剤などにより金属層3と接着され
ていて、電池として組立てられた後も、除去することな
く、そのまま使用される。ここで用いる接着剤は、電池
として組立てられた後も電解液に触れることがないの
で、ウレタン系接着剤を使用しても特に問題はない。
【0016】上述したラミネートフィルムFは、接着層
保護フィルム1の表面を凸側金型5に向け、金属層保護
フィルム4の表面を凹側金型6に向けて絞り加工され
る。電池エネルギー密度向上のため電極や電解液を収納
するスペースを確保するには、絞り深さHを3mm以上
とする必要がある。このような深絞り加工を、ラミネー
トフィルムFに破れを生じることなく行なうには、本発
明によれば、接着層2を高弾性率のフィルムで保護し、
少なくとも凸側金型5とラミネートフィルムFとの間の
静摩擦係数を0.4以下とする必要がある。
【0017】この具体的方法としては、以下の2通りが
ある。 (1)接着層2を保護する接着層保護フィルム1を、引
張弾性係数を1000MPa以上とし、凸側金型(通常
は、ステンレスで形成される)との間の静摩擦係数が
0.4以下になるものを用いる。 (2)接着層2を保護する接着層保護フィルム1に引張
弾性係数を1000MPa以上のものを用い、凸側金型
に滑りのよい金型(ラミネートフィルムFとの間で静摩
擦係数が0.4以下)を用いる。
【0018】前記(2)の滑りのよい金型としては、例
えば、四フッ化エチレン樹脂製の金型、ステンレス製の
金型の表面に四フッ化エチレン樹脂をコーティングした
金型、ステンレス製の金型の表面にシリコン系離型剤を
塗布した金型などが挙げられる。しかし、このような滑
りのよい金型を使用しても、接着層保護フィルムを設け
ない場合は、静摩擦係数を十分に小さくすることができ
ず、深絞り加工は難しい。
【0019】前記の通り、ラミネートフィルムFに破れ
を生じずに深絞り加工ができるためには、この接着層保
護フィルム1の引張弾性係数が1000MPa以上であ
ることが必要である。引張弾性係数が1000MPa以
上といった高弾性率のフィルムは、例えば、PET、ナ
イロンなどを2軸延伸することにより得ることができ
る。引張弾性係数は、大きいほど好ましいが現実的には
10000MPa以下が限度である。接着層保護フィル
ム1の引張弾性係数は、ASTM D882に準拠して
測定することができる。
【0020】さらに、ラミネートフィルムFに破れを生
じずに深絞り加工ができるためには、接着層保護フィル
ム1に高弾性率のフィルムを使用することに加えて、接
着層保護フィルム1と金型との間の静摩擦係数が0.4
以下であることが必要である。この静摩擦係数の測定
は、金型と同一の材料で滑り片を作製し、これにフック
を付けて接着層保護フィルムの上を滑らすことにより行
なうことができる。静摩擦係数は、JISK7125に
準拠した方法により測定することができる。
【0021】また、接着層保護フィルム1を設けて、深
絞り加工を行ない、電池を組立てる直前に接着層保護フ
ィルムを除去することで、接着層へのゴミの付着や、接
着層の吸水が防止でき、より信頼性の高い電池パッケー
ジを得ることができる。
【0022】次に、上述した本発明の第1の実施の形態
を、具体例と比較例を用いて説明する。以下の具体例、
比較例においては、ラミネートフィルムFの接着層2/
金属層3/金属層保護フィルム4の構成要素を同じとし
て、接着層保護フィルム1の種類を変更してラミネート
したものを使用した。また、凸側金型5を変更して、ラ
ミネートフィルムとの静摩擦係数も変えてみた。構成要
素の接着層2としては、厚さ50μmのマレイン酸ポリ
プロピレンを用い、金属層3としては、厚さ40μmの
1%鉄入りアルミ合金箔を用い、金属層保護フィルム4
としては、厚さ25μmの2軸延伸ナイロンを厚さ5μ
mのウレタン系接着剤で接着した。なお、参考に接着層
保護フィルム1を用いない場合についても行なってみ
た。
【0023】(具体例1)接着層保護フィルム1とし
て、厚さ25μmの2軸延伸PETをラミネートし、ラ
ミネートフィルムFを作製した。接着層保護フィルム1
の引張弾性係数は、4000PMaであり、ステンレス
の滑り片との静摩擦係数は0.27であった。ステンレ
ス製の凸側金型5の絞り面を60mm×120mmの矩
形状とし、絞り深さ3mmとして絞り加工を行なったと
ころ、ラミネートフィルムFに破れ等は発生しなかっ
た。そして、接着層保護フィルム1を除去して、電極
板、リード線、電解液等を封入し、ヒートシールして電
池を組立てることができた。
【0024】(具体例2)接着層保護フィルム1とし
て、厚さ25μmの2軸延伸ナイロンをラミネートし、
ラミネートフィルムFを作製した。接着層保護フィルム
1の引張弾性係数は、1500PMaであり、ステンレ
スの滑り片との静摩擦係数は0.3であった。具体例1
と同様に絞り加工を行なったところ、ラミネートフィル
ムFに破れ等は発生しなかった。
【0025】(比較例1)接着層保護フィルム1とし
て、厚さ25μmのPPS(ポリフェニレンサルファイ
ト)をラミネートし、ラミネートフィルムFを作製し
た。接着層保護フィルム1の引張弾性係数は、1700
PMaであり、ステンレスの滑り片との静摩擦係数は
0.45であった。具体例1と同様に深絞り加工を行な
ったが、ラミネートフィルムFに破れが生じ、絞り加工
は実施することができなかった。ラミネートフィルムF
とステンレス製金型との静摩擦係数が大きいためと考え
られる。
【0026】(具体例3)比較例1と同じ接着層保護フ
ィルム1をラミネートしたラミネートフィルムFを用い
た。ステンレスの滑り片に離型用シリコンスプレーを吹
き付け、ラミネートフィルムFとの間の静摩擦係数を測
定したところ0.3であった。そこで、ステンレス製の
凸側金型5の表面に離型用シリコンスプレーを吹き付
け、比較例1と同様の絞り加工を行なったところ、ラミ
ネートフィルムFに破れ等は発生しなかった。
【0027】(具体例4)比較例1と同じ接着層保護フ
ィルム1をラミネートしたラミネートフィルムFを用い
た。四フッ化エチレンの滑り片とラミネートフィルムF
との間の静摩擦係数を測定したところ0.35であっ
た。四フッ化エチレン製の凸側金型5を用いて、比較例
1と同様の絞り加工を行なったところ、ラミネートフィ
ルムFに破れ等は発生しなかった。
【0028】(比較例2)接着層保護フィルム1とし
て、厚さ25μmの無延伸ナイロンをラミネートし、ラ
ミネートフィルムFを作製した。無延伸ナイロンの接着
層保護フィルム1の引張弾性係数は、600PMaであ
り、ステンレスの滑り片との静摩擦係数は0.35であ
った。具体例1と同様に絞り加工を行なったが、ラミネ
ートフィルムFに破れが生じ、絞り加工は実施すること
ができなかった。接着層保護フィルム1の引張弾性係数
が小さいためと考えられる。
【0029】(比較例3)接着層保護フィルム1を設け
ないラミネートフィルムFを用いた。ステンレスの滑り
片との静摩擦係数は0.7であった。具体例1と同様に
絞り加工を行なったが、フィルムに破れが生じ、絞り加
工は実施することができなかった。ラミネートフィルム
Fとステンレス製金型との静摩擦係数が大きいためと考
えられる。
【0030】(比較例4)比較例3と同様に接着層保護
フィルム1を設けないラミネートフィルムFを用いた。
ステンレスの滑り片に離型用シリコンスプレーを塗布し
たときの静摩擦係数は0.5であった。ステンレス製の
凸側金型の表面に離型用シリコンスプレーを吹き付け、
具体例1と同様の絞り加工を行なったが、ラミネートフ
ィルムFに破れが生じ、絞り加工は実施することができ
なかった。やはり、ラミネートフィルムFとステンレス
製金型との静摩擦係数が大きいためと考えられる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図2および図3により説明する。図2は、ラミネー
トフィルムFと凹側金型6との間に介挿フィルム7を配
して絞り加工する図を示し、図3は、ラミネートフィル
ムFと凸側金型5との間に介挿フィルム8を配して絞り
加工する図を示す。ラミネートフィルムFおよび金型
5,6は、図1の第1の実施の形態で説明したのと同様
であるので、同じ符号を用いることで詳細説明を省略す
る。
【0032】第1の実施の形態で、成形カップの有効体
積を一層増加させるために、成形カップの曲げ部の曲率
半径をさらに小さくしていくと、ラミネートフィルムF
が破れることがある。これはラミネートフィルムFと凸
側金型5との間の静摩擦係数を低減しても、金型の角部
での極端な曲げに対しては、ラミネートフィルムFで吸
収しきれない部分的な応力集中が生じるためと考えられ
る。さらに、接着層保護フィルム1が上手く接着されず
に剥がれてしまうこともある。これは、接着層保護フィ
ルム1が高弾性率を有しているため、角部での成形加工
がしきれないことによるものと考えられる。第2の実施
の形態は、このような点をさらに改善するものである。
【0033】図2においては、介挿フィルム7を凹側金
型6とラミネートフィルムFの金属層保護フィルム4と
の間に入れて、成形加工時のカップの曲げ部分の応力緩
和を図る。介挿フィルム7は、厚みが30〜60μm
で、伸び率が100%以上の伸びやすいポリエチレン等
のフィルムに、切り込みを入れたものが用いられる。切
り込みは、介挿フィルム7の伸びをさらによくするため
に入れられるもので、例えば、フィルムの周縁に迄は達
しないように、中央部に、十字状に切り込んで形成され
る。
【0034】図3においては、介挿フィルム8を凸側金
型5とラミネートフィルムFとの間に入れて、成形加工
時のカップの曲げ部分の応力緩和を図る。介挿フィルム
8は、厚さが15〜40μmで、伸び率が100%以上
の伸びやすいPETまたはナイロンのフィルム表面に、
シリコーンを塗布し、滑りをよくしてある。なお、図3
の介挿フィルム8においても、図1の場合と同様に切り
込みを入れてもよい。
【0035】次に、上述した本発明の第2の実施の形態
を、具体例と比較例を用いて説明する。以下の具体例、
比較例においては、ラミネートフィルムFは、接着層保
護フィルム1/接着層2/金属層3/金属層保護フィル
ム4の構成要素を備え、接着層保護フィルム1と凸側金
型5との間の静摩擦係数は、0.4以下であることを前
提とした。
【0036】(具体例5)図2において、ラミネートフ
ィルムFは、接着層保護フィルム1に2軸延伸PET、
接着層2にポリエチレン、金属層3にアルミ箔、金属層
保護フィルム5にPETとナイロンの貼り合わせフィル
ムを使用した構成のものを用いた。凸側金型5および凹
側金型6の角部の曲率半径Rを1.0mm、絞りの深さ
Hを3.5mmとした。介挿フィルム7として、厚み5
0μmのポリエチレンフィルムに切り込みを入れ、凹側
金型6とラミネートフィルムFとの間に介在させて絞り
加工を行なった。この結果は、接着層保護フィルム1が
剥がれず、ラミネートフィルムFに破れ等も発生しなか
った。
【0037】(比較例5)具体例5と同じラミネートフ
ィルムと金型を用い、凹側金型6とラミネートフィルム
Fとの間に介挿フィルム7を介在させずに絞り加工を行
なった。この結果は、接着層保護フィルム1が剥がれ、
ラミネートフィルムFに破れが生じ、絞り加工は実施す
ることができなかった。
【0038】(具体例6)図3において、ラミネートフ
ィルムFは、具体例5と同じ構成のものを用いた。凸側
金型5および凹側金型6の角部の曲率半径Rを1.5m
m、絞りの深さHを4.0mmとした。介挿フィルム8
として、表面にシリコーン処理を施した厚み25μmの
PETフィルムを凸側金型5とラミネートフィルムFと
の間に介在させて絞り加工を行なった。この結果は、接
着層保護フィルム1が剥がれず、ラミネートフィルムF
が破れ等も発生しなかった。
【0039】(比較例6)具体例6と同じラミネートフ
ィルムと金型を用い、凸側金型5とラミネートフィルム
Fとの間に介挿フィルム8を介在させずに絞り加工を行
なった。この結果は、接着層保護フィルム1が剥がれ、
ラミネートフィルムFが破れて絞り加工を行なうことが
できなかった。
【0040】以上の具体例5,6から、凹側金型6とラ
ミネートフィルムFの間、または凸側金型5とラミネー
トフィルムFとの間のいずれか一方に、介挿フィルムを
介在させることにより、成形体の曲げ部の曲率半径を小
さくすることができることを示している。しかし、凸側
金型5とラミネートフィルムFとの間、および凹側金型
とラミネートフィルムFとの間の両側に、介挿フィルム
を介在させて成形してもよいことは明らかである。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、接着層
/金属層/金属層保護フィルムを構成要素とするラミネ
ートフィルムの接着層を高弾性率のフィルムで保護し、
凸側金型とラミネートフィルムとの間の静摩擦係数が
0.4以下になるようにして、破れを生じることなくラ
ミネートフィルムの絞り加工を行なうことができる。ま
た、金型とラミネートフィルムの間に樹脂製フィルムを
介在させることで、曲げ部の曲率半径Rを1.5mm以
下、深さHを3.0mm以上のカップ形状に絞り加工し
ても、接着層保護フィルムの剥がれがなく、ラミネート
フィルムの破れも生じることなく絞り加工を行なうこと
ができる。そして、以上のラミネートフィルムを用い、
絞り加工を行なうことにより、電池エネルギー密度を高
め、小型化された信頼性に優れた電池を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を説明する図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態の他の例を説明する
図である。
【符号の説明】
F…ラミネートフィルム、1…高弾性率フィルム(接着
層保護フィルム)、2…接着層、3…金属層、4…金属
層保護フィルム、5…凸側金型、6…凹側金型、7、8
…介挿フィルム。
フロントページの続き (72)発明者 田中 浩介 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 村尾 諭 栃木県鹿沼市さつき町3番3号 住友電気 工業株式会社関東製作所内 (72)発明者 田中 啓一 栃木県鹿沼市さつき町3番3号 住友電気 工業株式会社関東製作所内 (72)発明者 細川 武広 栃木県鹿沼市さつき町3番3号 住友電気 工業株式会社関東製作所内 Fターム(参考) 5H011 AA01 CC06 CC10 HH02 HH13 JJ02 KK00 KK01 KK02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着層/金属層/金属層保護フィルムを
    構成要素とする電池パッケージ用フィルムの前記接着層
    を高弾性率のフィルムで保護し、かつ、凸側金型と前記
    高弾性率のフィルム表面との間の静摩擦係数が0.4以
    下になるようにして、絞り加工を行なうことを特徴とす
    る電池パッケージ用フィルムの絞り加工方法。
  2. 【請求項2】 前記高弾性率のフィルムの引張弾性係数
    が1000MPa以上であることを特徴とする請求項1
    に記載の電池パッケージ用フィルムの絞り加工方法。
  3. 【請求項3】 前記高弾性率のフィルムは、前記凸側金
    型に対して静摩擦係数が0.4以下であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の電池パッケージ用フィル
    ムの絞り加工方法。
  4. 【請求項4】 前記凸側金型は、前記高弾性率のフィル
    ムに対して、静摩擦係数が0.4以下であることを特徴
    とする請求項1または2に記載の電池パッケージ用フィ
    ルムの絞り加工方法。
  5. 【請求項5】 接着層/金属層/金属層保護フィルムを
    構成要素とする電池パッケージ用フィルムの前記接着層
    を高弾性率のフィルムで保護してなるラミネートフィル
    ムの厚さが0.3mm以下であり、深さが3mm以上の
    カップ形状に絞り加工することを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載の電池パッケージ用フィルム
    の絞り加工方法。
  6. 【請求項6】 屈曲部の曲率半径が1.5mm以下であ
    る場合、前記ラミネートフィルムと凹側金型との間に樹
    脂製フィルムを介在させることを特徴とする請求項5に
    記載の電池パッケージ用フィルムの絞り加工方法。
  7. 【請求項7】 前記樹脂製フィルムは、伸び率100%
    以上で、切り込みが入れられていることを特徴とする請
    求項6に記載の電池パッケージ用フィルムの絞り加工方
    法。
  8. 【請求項8】 屈曲部の曲率半径が1.5mm以下であ
    る場合、前記ラミネートフィルムと凸側金型との間に樹
    脂製フィルムを介在させることを特徴とする請求項5に
    記載の電池パッケージ用フィルムの絞り加工方法。
  9. 【請求項9】 前記樹脂製フィルムは、伸び率100%
    以上でシリコーン処理されたものであることを特徴とす
    る請求項8に記載の電池パッケージ用フィルムの絞り加
    工方法。
  10. 【請求項10】 接着層/金属層/金属層保護フィルム
    を構成要素とする電池パッケージ用フィルムの前記接着
    層を、引張弾性係数1000MPa以上で、かつ、ステ
    ンレスとの静摩擦係数0.4以下のフィルムで保護した
    ことを特徴とするラミネートフィルム。
  11. 【請求項11】 接着層/金属層/金属層保護フィルム
    を構成要素とする電池パッケージ用フィルムを用いて、
    電極板、リード線、電解液等を封入して電池を形成する
    方法であって、前記接着層を高弾性率のフィルムで保護
    し、かつ、凸側金型と前記高弾性率のフィルム表面との
    間の静摩擦係数が0.4以下になるようにして絞り加工
    を行ない、この後、接着層保護フィルムを除去してヒー
    トシールを行なうことを特徴とする電池の形成方法。
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