JP2002048846A - プリント回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置 - Google Patents

プリント回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置

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JP2002048846A JP2000238581A JP2000238581A JP2002048846A JP 2002048846 A JP2002048846 A JP 2002048846A JP 2000238581 A JP2000238581 A JP 2000238581A JP 2000238581 A JP2000238581 A JP 2000238581A JP 2002048846 A JP2002048846 A JP 2002048846A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な駆動源を必要とせず、かつインターフ
ェイスカードの挿抜が短時間で能率よく行えるプリント
回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置を提供
する。 【解決手段】 複数のコネクタ2が実装されたプリント
回路板1をラック3に装着し、かつ前記ラック3に複数
のインターフェイスカード6を挿入してプリント回路板
1のコネクタ2に接続することにより、プリント回路板
1の試験を行うプリント回路板試験機であって、ラック
3のインターフェイスカード挿抜口3dに、インターフ
ェイスカード6の挿抜方向と直交する方向にシャトル8
を移動させて、シャトル8によりインターフェイスカー
ド6を順次プリント回路板1へ挿抜する挿抜手段7を設
けたもので、インターフェイスカード6をプリント回路
板1のコネクタ2へ挿抜するのに大きな力を必要としな
いので、特別の駆動源を必要とせずにインターフェイス
カード1の挿抜が短時間で能率よく行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマザーボードのよう
なプリント回路板の試験を行うプリント回路板試験機の
インターフェイスカード挿抜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子機器などに使用するマザーボー
ドのようなプリント回路板には、多数のコネクタが実装
されており、このプリント回路板をプリント回路板試験
機を使用して導通試験などを行う場合、従来では試験す
べきプリント回路板を水平に位置決め保持し、かつプリ
ント回路板の上方に位置させた複数のインターフェイス
カードのオスコネクタを、プリント回路板のメスコネク
タに油圧シリンダなどの駆動源を使用して同時に圧入す
ることにより、プリント回路板と試験機本体を電気的に
接続している。
【0003】また別の方法としては図11に示すよう
に、上面及び下面の互いに対向する面にガイドレールa
が設けられたラックbの奥に、試験を行うプリント回路
板cを装着し、またラックbのインターフェイスカード
挿抜口fよりガイドレールaに沿って挿入したインター
フェイスカードdを手作業で順次押圧して、インターフ
ェイスカードdに設けられたオスコネクタeを、プリン
ト回路板cのメスコネクタgに圧入することにより、各
インターフェイスカードdと試験機本体hをケーブルi
により電気的に接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者の試験機の
ように、駆動源を使用して複数のインターフェイスカー
ドをプリント回路板のコネクタに同時に挿入する接続方
法では、複数のインターフェイスカードを同時に各コネ
クタに位置決めするのに高精度の位置決め保持手段を必
要とする上、高荷重に耐える能力の大きな駆動源を必要
とするため、装置が高価となる問題がある。
【0005】また後者の試験機のように、インターフェ
イスカードdを手作業で順次挿入する接続方法では、イ
ンターフェイスカードdを挿抜する作業に多くの工数を
必要として作業能率が悪いと共に、インターフェイスカ
ードdを挿抜するのに大きな力を必要とするため、作業
者が早期に疲労するなどの問題もある。
【0006】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたもので、特別な駆動源を必要とせず、かつ
インターフェイスカードの挿抜が短時間で能率よく行え
るプリント回路板試験機のインターフェイスカード挿抜
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のプリント回路板試験機のインターフェイスカー
ド挿抜装置は、複数のコネクタが実装されたプリント回
路板をラックに装着し、かつラックに複数のインターフ
ェイスカードを挿入してプリント回路板のコネクタに接
続することにより、プリント回路板の試験を行うプリン
ト回路板試験機であって、ラックのインターフェイスカ
ード挿抜口に、インターフェイスカードの挿抜方向と直
交する方向にシャトルを移動させて、シャトルによりイ
ンターフェイスカードを順次プリント回路板へ挿抜する
挿抜手段を設けたものである。
【0008】前記構成により、インターフェイスカード
をプリント回路板のコネクタへ挿抜するのに大きな力を
必要としないので、油圧シリンダのような特別の駆動源
を必要とせずにインターフェイスカードの挿抜が行える
と共に、複数のインターフェイスカードを順次プリント
回路板のコネクタへ順次挿抜するようにしたことによ
り、複雑でかつ高精度の位置決め保持手段が不要となる
ため、インターフェイスカード挿抜装置が安価に得られ
るようになる。
【0009】前記目的を達成するため本発明のプリント
回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置は、挿
抜手段を、インターフェイスカードの端部に設けられた
カムフォロアをインターフェイスカードの挿抜方向へ移
動させるガイド溝を有するシャトルと、カムフォロアカ
バーを介してシャトルをインターフェイスカードの挿抜
方向と直交する方向へ移動させるハンドルとより構成し
たものである。
【0010】前記構成により、ハンドルを押し引きして
シャトルをインターフェイスカードの挿抜方向と直交す
る方向へ移動させることにより、各インターフェイスカ
ードを順次プリント回路板のコネクタへ挿抜することが
できるため、従来の手作業で1枚づつインターフェイス
カードを挿抜するものに比べてインターフェイスカード
の挿抜作業が短時間で可能となり、これによって作業能
率が格段に向上すると共に、インターフェイスカードの
挿抜に大きな力を必要としないので、作業者が早期に疲
労することもない。
【0011】またプリント回路板のコネクタより抜出さ
れたインターフェイスカードのカムフォロアは、カムフ
ォロアカバーによって移動が規制されるため、次にイン
ターフェイスカードを挿抜する際、カムフォロアがシャ
トルと干渉してインターフェイスカードが損傷されるな
どの虞れもない。
【0012】前記目的を達成するため本発明のプリント
回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置は、挿
抜手段を、プリント回路板に縦方向に実装されたコネク
タへインターフェイスカードを挿抜する第1挿抜手段
と、プリント回路板に横方向に実装されたコネクタへイ
ンターフェイスカードを挿抜する第2挿抜手段とより構
成したものである。
【0013】前記構成により、プリント回路板に縦方向
に実装されたコネクタと、横方向に実装されたコネクタ
に同時にインターフェイスカードを挿入して試験が行え
るため、これらを別個に試験する場合に比べて、試験時
間を大幅に短縮することができると共に、試験が可能な
プリント回路板の種類が多くなるため、汎用性も向上す
る。
【0014】前記目的を達成するため本発明のプリント
回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置は、シ
ャトルに形成されたガイド溝の両端にテーパ部を設けた
ものである。
【0015】前記構成により、インターフェイスカード
の挿抜作業中にプリント回路板のコネクタより万一抜け
たインターフェイスカードがあっても、テーパ部により
カムフォロアがガイド溝へ案内されるため、カムフォロ
アがシャトルと干渉してインターフェイスカードが損傷
されるなどの虞れもない
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図10に示す図面を参照して詳述する。
【0017】図1はインターフェイスカード挿抜装置の
斜視図、図2は正面図、図3は縦断面図、図4は図2の
X方向からの矢視図、図5は図2のY−Y線に沿う断面
図、図6ないし図10は作用説明図である。
【0018】導通試験を行うマザーボードのようなプリ
ント回路板1は、縦方向に設けられた複数のコネクタ2
aと、その上方に横方向に設けられた複数のコネクタ2
bよりなるコネクタ群2が実装されており、ラック3の
奥側に挿抜できるようになっている。
【0019】ラック3の奥側には、左右に離間して一対
の支柱4が立設されており、これら支柱4間にブラケッ
ト4bを介して横架された一対のガイドレール4a間に
前記プリント回路板2が実装できるようになっている。
【0020】ラック3は左右に配置された側板3aと、
上下に配置された上面板3b及び下面板3cにより箱状
に形成されていて、手前側にインターフェイスカード挿
抜口3dが開口されていて、このインターフェイスカー
ド挿抜口3dにインターフェイス挿抜装置本体(以下単
に装置本体という)5が設置されている。
【0021】装置本体5は、プリント回路板1に縦方向
に設けられたコネクタ2aにインターフェイスカード6
を挿抜する第1挿抜手段7と、プリント回路板1に横方
向に設けられたコネクタ2bにインターフェイスカード
6′を挿抜する第2挿抜手段12よりなる。
【0022】なおプリント回路板1に横方向のコネクタ
2bがない場合は、第2挿抜手段12を省略してもよ
い。
【0023】第1挿抜手段7は、上下に離間し、かつ互
いに水平方向に平行する一対のスライドレール7a,7
bと、これらスライドレール7a,7b内を移動するス
ライダ7c,7d及びこれらスライダ7c,7dの対向
面に固着された一対のシャトル8を有している。
【0024】前記各シャトル8の対向面には図5に示す
ように、インターフェイスカード6の後端側上下部にブ
ラケット6bを介して回転自在に支承されたローラ状の
カムフォロワ6aが転動するガイド溝8aが上下対称と
なるように形成されている。
【0025】ガイド溝8aの一端側はシャトル8の端面
側に順次幅広となるテーパ通路8bと、これらテーパ通
路8bに対して前後方向に位置をずらして形成され、か
つスライドレール7a,7bと中心線が一致するよう形
成された直線通路8c及びこれらテーパ通路8bと直線
通路8cを接続する傾斜通路8dより形成されており、
直線通路8cの先端部には、順次端部側へ幅広となるテ
ーパ8eが形成されている。
【0026】また前記各スライドレール7a,7b内に
は、上下スライダ7c,7dを介して各シャトル8を同
時に移動させると共に、カムフォロア6aの移動領域を
制限するカムフォロアカバー7e,7fが摺動自在に収
容されている。
【0027】カムフォロアカバー7e,7fは、チャン
ネル状に形成されていて、一端側にスライダ7c,7d
が固着されており、他端側には、スライドレール7a,
7bに沿ってスライダ7c,7dを摺動させるハンドル
7gが取付けられている。
【0028】前記ラック3内には、上面板3bと下面板
3cの対向面に、インターフェイスカード6の上下縁を
ガイドする複数のガイドレール3eが左右方向に等間隔
で敷設されている。
【0029】これらガイドレール3eは、インターフェ
イスカード6の先端部に実装されたコネクタ6cを、プ
リント回路板1に実装されたコネクタ2aに位置決めで
きるよう、コネクタ2aと同一間隔で敷設されていると
共に、インターフェイスカード6の後端部には、インタ
ーフェイスカード6をガイドレール3eへ挿抜する際把
持する取手6cと、インターフェイスカード6と試験機
本体10を接続するケーブル11が取付けられている。
【0030】一方プリント回路板1に横方向に実装され
たコネクタ2bにインターフェイスカード6を挿抜する
第2挿抜手段12も、第1挿抜手段7と同様なスライド
レール12aを有している。
【0031】このスライドレール12aは、第1挿抜手
段7の上側のスライドレール7a上に、これと平行する
ようブラケット12bにより連結されていると共に、ス
ライドレール12a内には、第1挿抜手段7のシャトル
8と同一構造のシャトル13がスライダ12cを介して
移動自在に収容されている。
【0032】プリント回路板1に横方向に実装されたコ
ネクタ2bに挿抜するインターフェイスカード6′は、
ラック3の上面板3bの上方に、図3に示すように水平
に設けられていて、ラック3を構成する側板3aの対向
面に敷設されたガイドレール3fに両側縁がガイドされ
るようになっており、このインターフェイスカード6の
後端側中央部に回転自在に支承されたカムフォロア6a
が前記シャトル13のガイド溝13aに嵌入されて、シ
ャトル13の移動に伴い、インターフェイスカード6の
挿抜が行われるようになっている。
【0033】また第2挿抜手段12のシャトル13と、
第1挿抜手段7のシャトル8は連結部材14により互い
に連結されていて、第1挿抜手段7のハンドル7gを操
作することにより、第1挿抜手段7のシャトル8と、第
2挿抜手段12のシャトル13が同時に移動できるよう
になっている。
【0034】なおシャトル13のガイド溝13aもシャ
トル8と同様、図4に示すようにテーパ通路3bと直線
通路13c、傾斜通路13d及びテーパ部13eにより
形成されている。
【0035】次に前記構成されたインターフェイスカー
ド挿抜装置の作用を説明する。
【0036】まず試験すべきプリント回路板1を、コネ
クタ群2が手前側となるようにしてガイドレール4aに
ガイドさせながらラック3の奥側に挿入する。
【0037】次に試験するコネクタ群2の数に応じたイ
ンターフェイスカード6を、ラック3の手前側開口され
たインターフェイスカード挿抜口3dより、ガイドレー
ル3eにガイドさせながらラック3内へと挿入する。
【0038】プリント回路板1に横方向に設けられたコ
ネクタ2bの試験も同時に行う場合は、ラックの側板3
a上部に設けられたガイドレール3f間にもインターフ
ェイスカード6′を水平に挿入する。
【0039】そして図2及び図3に示すように所定数の
インターフェイスカード6,6′を所定位置にセットし
たら、この状態でハンドルを図6に示す矢印A方向へ引
くと、ハンドル7gにカムフォロアカバー7e,7fを
介して連結された第1挿抜手段7のスライダ7c,7d
がシャトル8とともに矢印A方向へと移動され、これに
よって図6の一番左側に位置するインターフェイスカー
ド6に設けられたカムフォロア6aが図7に示すよう
に、カムフォロアカバー7e,7f内を移動して、シャ
トル8の直線通路8c内に進入する。
【0040】この状態でさらにハンドル7gを矢印A方
向に引くと、シャトル8の直線通路8cに進入したカム
フォロア6aは、直線通路8cより傾斜通路8dに達
し、シャトル8の移動に伴い傾斜通路8dの壁面8fに
よりカムフォロア6aがインターフェイスカード6の挿
入方向Cへ押圧されるため、まず図6の一番左側に位置
するインターフェイスカード6が、図8の(イ)に示す
ようにプリント回路板1方向へ移動されて、インターフ
ェイスカード6の先端に設けられたコネクタが、図8の
(ロ)を経て図8の(ハ)に示すようにプリント回路板
1のコネクタ2aに挿入される。
【0041】さらにハンドルを矢印A方向へ引くと、前
記動作により各インターフェイスカード6が順次プリン
ト回路板1の挿入方向Cへ移動されて、インターフェイ
スカード6のコネクタ6cがプリント回路板1のコネク
タ2aへ挿入されると共に、シャトル8の傾斜通路8d
を通過したカムフォロア6aは、テーパ通路8bよりシ
ャトル8外へ排出される。
【0042】そしてシャトル8が図6の一番右側に位置
するインターフェイスカード6のカムフォロア6aを通
過することにより、縦方向にセットされた全てのインタ
ーフェイスカード6がプリント回路板1に接続される。
【0043】また水平にセットしたインターフェイスカ
ード6′も、第1挿抜手段7のシャトル8と連結された
第2挿抜手段12のシャトル13に押圧されてプリント
回路板1方向へと移動され、インターフェイスカード
6′の先端に設けられたコネクタ6cがプリント回路板
1に設けられたコネクタ2bに挿入される。
【0044】以上のようにした各インターフェイスカー
ド6,6′をプリント回路板1に接続することにより、
プリント回路板1と試験機本体10がインターフェイス
カード6,6′及びケーブル11を介して電気的に接続
されるため、この状態で試験機本体10によりプリント
回路板1の導通試験を実施する。
【0045】一方プリント回路板1の試験が終了した
ら、ハンドル7gを図6の矢印B方向へ押圧する。
【0046】これによって図6の一番右側に位置するイ
ンターフェイスカード6に設けられたカムフォロア6a
が、図9に示すように第1挿抜手段7に設けられたシャ
トル8のテーパ通路8bよりシャトル8内へ進入する。
【0047】このときインターフェイスカード6のコネ
クタ6cがプリント回路板1のコネクタ2aに挿入され
ているため、カムフォロア6aの位置が動くことはない
が、万一コネクタ6cが抜けて、図9の仮想線で示すよ
うにカムフォロア6aの位置がずれた場合でも、ガイド
溝8aの入口はテーパ通路8bとなっている上、角部8
gが鋭角となっているため、シャトル8がカムフォロア
6aに干渉して、インターフェイスカード6を損傷する
などの虞がない。
【0048】またテーパ通路8bよりシャトル8内に進
入したカムフォロア6aは、傾斜通路8dに達して、傾
斜通路8dの壁面8hによりカムフォロア6aがインタ
ーフェイスカード6の抜出方向Dへ押圧されるため、ま
ず図6の一番右側に位置するインターフェイスカード6
が図10の(イ)に示すようにプリント回路板1と離間
する方向Dへ移動されて、インターフェイスカード6の
先端に設けられたコネクタ6cが、図10の(ロ)を経
て図10の(ハ)に示すようにプリント回路板1のコネ
クタ2aより抜出される。
【0049】さらにハンドル7gを押圧すると、前記動
作により各インターフェイスカード6が順次プリント回
路板1より離間する方向Dへ移動されて、インターフェ
イスカード6のコネクタ6cがプリント回路板1のコネ
クタ2aより抜出されると共に、シャトル8の傾斜通路
8dを通過したカムフォロア6aは直線通路8cよりカ
ムフォロアカバー7e,7f内へ排出される。
【0050】そしてシャトル8が図6の一番左側に位置
するインターフェイスカード6のカムフォロア6aを通
過することにより、縦方向にセットされた全てのインタ
ーフェイスカード6がプリント回路板1より抜出され
る。
【0051】また水平にセットしたインターフェイスカ
ード6′も、第1挿脱手段7のシャトル8と連結された
第2挿抜手段12のシャトル13に押圧されてプリント
回路板1と離間する方向Dへと移動され、インターフェ
イスカード6′の先端に設けられたコネクタ6cがプリ
ント回路板1に設けられたコネクタ2bより抜出され
る。
【0052】以上のようにして各インターフェイスカー
ド6,6′をプリント回路板1より抜出したら、ラック
3より試験の終了したプリント回路板1を取出して、次
に試験するプリント回路板1をラック3に挿入し、前記
操作を繰返すもので、プリント回路板1より抜出された
インターフェイスカード6のカムフォロア6aは、カム
フォロアカバー7e,7fによって前後方向に移動が規
制されるため、次にインターフェイスカード6を挿抜す
る際、カムフォロア6aがシャトル8,13と干渉して
インターフェイスカード6が損傷されることがない。
【0053】なお前記実施の形態では、シャトル8,1
3にほぼZ形のガイド溝8a,13aを形成したが、正
弦曲線などによりガイド溝8a,13aを形成してもよ
く、要はインターフェイスカード6がより少ない力で挿
抜できれば、ガイド溝8a,13aの形状に限定される
ものではない。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、ラックの
インターフェイスカード挿抜口に、インターフェイスカ
ードの挿抜方向と直交する方向にシャトルを移動させ
て、シャトルによりインターフェイスカードを順次プリ
ント回路板へ挿抜する挿抜手段を設けたことから、イン
ターフェイスカードをプリント回路板のコネクタへ挿抜
するのに大きな力を必要としないので、油圧シリンダの
ような特別の駆動源を必要とせずにインターフェイスカ
ードの挿抜が行えると共に、複数のインターフェイスカ
ードを順次プリント回路板のコネクタへ順次挿抜するよ
うにしたことにより、複雑でかつ高精度の位置決め保持
手段が不要となるため、インターフェイスカード挿抜装
置が安価に得られるようになる。
【0055】また挿抜手段を、インターフェイスカード
の端部に設けられたカムフォロアをインターフェイスカ
ードの挿抜方向へ移動させるガイド溝を有するシャトル
と、カムフォロアカバーを介して前記シャトルをインタ
ーフェイスカードの挿抜方向と直交する方向へ移動させ
るハンドルとより構成したことから、ハンドルを押し引
きしてシャトルをインターフェイスカードの挿抜方向と
直交する方向へ移動させることにより、各インターフェ
イスカードを順次プリント回路板のコネクタへ挿抜する
ことができるため、従来の手作業で1枚づつインターフ
ェイスカードを挿抜するものに比べてインターフェイス
カードの挿抜作業が短時間で可能となり、これによって
作業能率が格段に向上すると共に、インターフェイスカ
ードの挿抜に大きな力を必要としないので、作業者が早
期に疲労することもない。
【0056】さらにプリント回路板のコネクタより抜出
されたインターフェイスカードのカムフォロアは、カム
フォロアカバーによって移動が規制されるため、次にイ
ンターフェイスカードを挿抜する際、カムフォロアがシ
ャトルと干渉してインターフェイスカードが損傷される
などの虞れもない。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になるプリント回路板試験
機のインターフェイスカード挿抜装置を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態になるプリント回路板試験
機のインターフェイスカード挿抜装置を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態になるプリント回路板試験
機のインターフェイスカード挿抜装置を示す断面図であ
る。
【図4】図2のX方向からの矢斜視図である。
【図5】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図6】本発明の実施の形態になるプリント回路板試験
機のインターフェイスカード挿抜装置の作用説明図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態になるプリント回路板試験
機のインターフェイスカード挿抜装置の作用説明図であ
る。
【図8】(イ)ないし(ハ)は本発明の実施の形態にな
るプリント回路板試験機のインターフェイスカード挿抜
装置の作用説明図である。
【図9】本発明の実施の形態になるプリント回路板試験
機のインターフェイスカード挿抜装置の作用説明図であ
る。
【図10】(イ)ないし(ハ)は本発明の実施の形態に
なるプリント回路板試験機のインターフェイスカード挿
抜装置の作用説明図である。
【図11】従来のプリント回路板試験機のインターフェ
イスカード挿抜装置の説明図である。
【符号の説明】
1 プリント回路板 2 コネクタ 3 ラック 3d インターフェイスカード挿抜口 6,6′ インターフェイスカード 6a カムフォロア 7 第1挿抜手段 7e,7f カムフォロアカバー 7g ハンドル 8 シャトル 8a ガイド溝 8b テーパ部 12 第2挿抜手段 13 シャトル 13a ガイド溝 13b テーパ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコネクタが実装されたプリント回
    路板をラックに装着し、かつ前記ラックに複数のインタ
    ーフェイスカードを挿入して前記プリント回路板のコネ
    クタに接続することにより、前記プリント回路板の試験
    を行うプリント回路板試験機であって、前記ラックのイ
    ンターフェイスカード挿抜口に、前記インターフェイス
    カードの挿抜方向と直交する方向にシャトルを移動させ
    て、前記シャトルにより前記インターフェイスカードを
    順次プリント回路板へ挿抜する挿抜手段を設けたことを
    特徴とするプリント回路板試験機のインターフェイスカ
    ード挿抜装置。
  2. 【請求項2】 前記挿抜手段を、インターフェイスカー
    ドの端部に設けられたカムフォロアを前記インターフェ
    イスカードの挿抜方向へ移動させるガイド溝を有するシ
    ャトルと、カムフォロアカバーを介して前記シャトルを
    インターフェイスカードの挿抜方向と直交する方向へ移
    動させるハンドルとより構成してなる請求項1記載のプ
    リント回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装
    置。
  3. 【請求項3】 前記挿抜手段を、前記プリント回路板に
    縦方向に実装されたコネクタへ前記インターフェイスカ
    ードを挿抜する第1挿抜手段と、前記プリント回路板に
    横方向に実装されたコネクタへ前記インターフェイスカ
    ードを挿抜する第2挿抜手段とより構成してなる請求項
    1または2記載のプリント回路板試験機のインターフェ
    イスカード挿抜装置。
  4. 【請求項4】 前記シャトルに形成されたガイド溝の両
    端にテーパ部を設けてなる請求項2または3記載のプリ
    ント回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置。
JP2000238581A 2000-08-07 2000-08-07 プリント回路板試験機のインターフェイスカード挿抜装置 Expired - Fee Related JP4155702B2 (ja)

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