JP2002048376A - 氷蓄熱式空気調和装置の運転方法及び氷蓄熱式空気調和装置 - Google Patents

氷蓄熱式空気調和装置の運転方法及び氷蓄熱式空気調和装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 氷過冷却冷房運転と氷凝縮冷房運転との組み
合わせにより消費電力を好適に抑制できるようにするこ
と。 【解決手段】 圧縮機17及び室外熱交換器20を備え
た室外ユニット11と、氷蓄熱槽38内に蓄熱熱交換器
39を備えた氷蓄熱ユニット12と、室内熱交換器35
を備えた室内ユニット13とを有し、氷蓄熱槽内に製氷
を実施する製氷運転と、室外熱交換器にて凝縮された冷
媒を氷蓄熱槽内の氷にて過冷却した後、室内熱交換器へ
導き冷房する氷過冷却冷房運転と、圧縮機からの冷媒を
蓄熱熱交換器へ導き、氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過
冷却した後、室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房
運転とを選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置10の
運転方法において、氷過冷却冷房運転と氷凝縮冷房運転
との切換を、室内ユニットの実際の空調負荷に応じて実
施するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間に製氷した氷
を昼間の冷房運転に利用する氷蓄熱式空気調和装置の運
転方法及び氷蓄熱式空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】夜間に製氷した氷を昼間の冷房運転に利
用して、冷房能力を向上させると共に、昼間の消費電力
を夜間に移行させる氷蓄熱式空気調和装置が一般に知ら
れている。
【0003】このような氷蓄熱式空気調和装置には、氷
蓄熱槽内に製氷する製氷運転と、室外熱交換器にて凝縮
された冷媒を氷蓄熱槽内の氷にて過冷却した後、室内熱
交換器へ導いて蒸発させ冷房する氷過冷却冷房運転と、
圧縮機からの冷媒を氷蓄熱槽内の蓄熱熱交換器へ導き、
氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却した後、室内熱交
換器へ導いて蒸発させ冷房する氷凝縮冷房運転と、室外
熱交換器にて凝縮された冷媒を室内熱交換器へ導いて蒸
発させ、氷蓄熱槽内の氷の冷熱を利用しないで冷房する
通常冷房運転とが選択して実行されるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、夏季には、1
日のうちで13時〜16時の時間帯に冷房負荷が最も大
きく、この時間帯に電力需要がピークを呈する。このた
め、消費電力を最も低くできる氷凝縮冷房運転を上記1
3時〜16時の時間帯に実施している。
【0005】ところが、冷房負荷は、天候や室内ユニッ
トの運転状況によって様々に変化するので、必ずしも上
述の時間帯にピークを呈するとは限らない。従って、こ
のような場合には、冷房負荷のピーク時に氷凝縮冷房運
転を実施できないことがあり、特に、夏季に消費電力を
抑制できない恐れがある。
【0006】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、氷過冷却冷房運転と氷凝縮冷房運転
との組合せにより消費電力を好適に抑制できる氷蓄熱式
空気調和装置の運転方法及び氷蓄熱式空気調和装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユニットと、
氷蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を備えた氷蓄熱ユニットと、
室内熱交換器を備えた室内ユニットとを有し、上記氷蓄
熱槽内に製氷を実施する製氷運転と、上記室外熱交換器
にて凝縮された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて過冷却し
た後、上記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷却冷房運
転と、上記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換器へ導
き、上記氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却した後、
上記室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運転とを
選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置の運転方法にお
いて、上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷房運転との
切換を、上記室内ユニットの実際の空調負荷に応じて実
施することを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、圧縮機及び室外
熱交換器を備えた室外ユニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱
交換器を備えた氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器を備え
た室内ユニットとを有し、上記氷蓄熱槽内に製氷を実施
する製氷運転と、上記室外熱交換器にて凝縮された冷媒
を上記氷蓄熱槽内の氷にて過冷却した後、上記室内熱交
換器へ導き冷房する氷過冷却冷房運転と、上記圧縮機か
らの冷媒を上記蓄熱熱交換器へ導き、上記氷蓄熱槽内の
氷により凝縮して過冷却した後、上記室内熱交換器へ導
いて冷房する氷凝縮冷房運転とを選択して実施する氷蓄
熱式空気調和装置の運転方法において、上記氷過冷却冷
房運転と上記氷凝縮冷房運転との切換を、一日のうちで
上記室内ユニットの空調負荷が増大するものとして予め
設定された時間帯、または上記室内ユニットの実際の空
調負荷に応じて実施することを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記室内ユニットの実際の空
調負荷を、圧縮機の運転馬力と、この圧縮機への供給電
流値との少なくとも一方に基づき決定することを特徴と
するものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、圧縮機及び室外
熱交換器を備えた室外ユニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱
交換器を備えた氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器を備え
た室内ユニットと、これら室外ユニット、氷蓄熱ユニッ
ト及び室内ユニットを制御する制御装置とを有し、上記
氷蓄熱槽内に製氷を実施する製氷運転と、上記室外熱交
換器にて凝縮された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて過冷
却した後、上記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷却冷
房運転と、上記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換器へ
導き、上記氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却した
後、上記室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運転
とを選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置において、
上記制御装置は、上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷
房運転との切換を、上記室内ユニットの実際の空調負荷
に応じて実施するよう構成されたことを特徴とするもの
である。
【0011】請求項5に記載の発明は、圧縮機及び室外
熱交換器を備えた室外ユニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱
交換器を備えた氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器を備え
た室内ユニットと、これら室外ユニット、氷蓄熱ユニッ
ト及び室内ユニットを制御する制御装置とを有し、上記
氷蓄熱槽内に製氷を実施する製氷運転と、上記室外熱交
換器にて凝縮された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて過冷
却した後、上記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷却冷
房運転と、上記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換器へ
導き、上記氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却した
後、上記室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運転
とを選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置において、
上記制御装置は、上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷
房運転との切換を、一日のうちで上記室内ユニットの空
調負荷が増大するものとして予め設定された時間帯、ま
たは上記室内ユニットの実際の空調負荷に応じて実施す
るよう構成されたことを特徴とするものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明において、上記制御装置は、室内ユニッ
トの実際の空調負荷を、圧縮機の運転馬力と、この圧縮
機への供給電流値との少なくとも一方に基づき決定する
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項1、3、4または6に記載の発明に
は、次の作用がある。
【0014】氷過冷却冷房運転と氷凝縮冷房運転との切
換を、室内ユニットの実際の空調負荷に応じて実施する
ことから、室内ユニットの実際の空調負荷が高くなって
空気調和装置の消費電力が増大するときに、氷過冷却冷
房運転に比べ消費電力が低い氷凝縮冷房運転を実施する
ことによって、空気調和装置の消費電力を好適に抑制す
ることができる。
【0015】請求項2、3、5または6に記載の発明に
は、次の作用がある。
【0016】氷過冷却冷房運転と氷凝縮冷房運転との切
換を、一日のうちで室内ユニットの空調負荷が増大する
ものとして予め設定された時間帯、または室内ユニット
の実際の空調負荷に応じて実施することから、一日のう
ちで室内ユニットの空調負荷が増大するものとして予め
設定された時間帯以外のときに、室内ユニットの実際の
空調負荷が増大した場合、氷過冷却冷房運転に比べ消費
電力が低い氷凝縮冷房運転を実施することにより、空気
調和装置の消費電力を好適に抑制することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0018】〔A〕第一の実施の形態(図1〜図6) 図1は、本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の第一の実
施の形態を示し、製氷運転時の冷媒回路図である。図2
は、図1の氷蓄熱式空気調和装置における氷過冷却冷房
運転時の冷媒回路図である。図3は、図1の氷蓄熱式空
気調和装置における氷凝縮冷房運転時の冷媒回路図であ
る。
【0019】図1に示すように、氷蓄熱式空気調和装置
10は、室外ユニット11、氷蓄熱ユニット12及び室
内ユニット13がガス管14及び液管15を備えてなる
ユニット間配管16により連結されて構成され、更に制
御装置34を有する。
【0020】室外ユニット11は、圧縮機17の吐出側
に逆止弁18、四方弁19、室外熱交換器20、室外膨
張弁51及びレシーバタンク52が室外配管21を介し
て順次接続され、また、圧縮機17の吸込側に室外配管
21を介して、アキュムレータ22、逆止弁23及び上
記四方弁19が順次接続されて構成される。
【0021】室外配管21の液側端部28はユニット間
配管16の液管15に接続され、また、ガス側端部29
はユニット間配管16のガス管14に接続される。更
に、圧縮機17からの吐出ガスは、吐出専用配管30を
経て外部へ導出可能とされ、この吐出専用配管30の端
部が吐出専用口31である。また、アキュムレータ22
へは、外部から吸込専用配管32を介してガスが導入さ
れ、この吸込専用配管32の端部が吸込専用口33であ
る。
【0022】室内ユニット13は、室内熱交換器35及
び室内膨張弁36が室内配管37により接続されてな
る。室内配管37における室内膨張弁36側端部がユニ
ット間配管16の液管15に接続される。また、室内配
管37における室内熱交換器35側端部が、ユニット間
配管16のガス管14に接続される。
【0023】氷蓄熱ユニット12は、氷蓄熱槽38内に
蓄熱熱交換器39が収納され、蓄熱膨張弁40、第1開
閉弁41、第2開閉弁42、第3開閉弁43、第4開閉
弁44、第5開閉弁45及び逆止弁46、並びに第1接
続口47、第2接続口48、第3接続口49及び第4接
続口50を有して構成される。
【0024】第1接続口47は、第1開閉弁41及び逆
止弁46を介して蓄熱熱交換器39に接続されると共
に、室外ユニット11の吐出専用口31に接続される。
また、第2接続口48は、第2開閉弁42を介して蓄熱
熱交換器39に接続されると共に、室外ユニット11の
吸込専用口33に接続される。
【0025】第3接続口49は、蓄熱膨張弁40を介し
て蓄熱熱交換器39に接続されると共に、第3開閉弁4
3を介しても蓄熱熱交換器39に接続される。また、第
3接続口49は、第4開閉弁44を介して第4接続口5
0に接続される。更に、第3接続口49は、蓄熱膨張弁
40及び第5開閉弁45を介しても第4接続口50に接
続される。この第4接続口50は、ユニット間配管16
の液管15に接続される。
【0026】前記制御装置34は、圧縮機17の運転
(容量制御を含む)及び停止、冷房運転又は暖房運転等
のための四方弁19の切り換え、室外膨張弁51、蓄熱
膨張弁40及び室内膨張弁36の開度、並びに第1開閉
弁41、第2開閉弁42、第3開閉弁43、第4開閉弁
44及び第5開閉弁45の開閉操作をそれぞれ制御す
る。この制御装置34による制御によって、次の製氷運
転、氷過冷却冷房運転、氷凝縮冷房運転及び通常冷房運
転が選択して実施される。
【0027】(a)製氷運転(図1、図5) 夏の夜間(例えば22時〜8時)の電力料金が安い時間
帯に、冷房運転を停止して氷蓄熱ユニット12の氷蓄熱
槽38内に製氷し、氷蓄熱を実施する。この場合には、
氷蓄熱ユニット12において、蓄熱膨張弁40が開度制
御され、第2開閉弁42が開操作され、第1開閉弁4
1、第3開閉弁43、第4開閉弁44及び第5開閉弁4
5が閉操作される。
【0028】圧縮機17から吐出された冷媒は、図1の
太線に示すように、室外ユニット11の逆止弁18、四
方弁19、室外熱交換器20、室外膨張弁51(全
開)、レシーバタンク52を順次通り、氷蓄熱ユニット
12の蓄熱膨張弁40(開度制御)、蓄熱熱交換器3
9、第2開閉弁42を順次通り、室外ユニット11のア
キュムレータ22を経て圧縮機17へ戻り、この経路を
循環する。これによって、室外熱交換器20が凝縮器、
蓄熱熱交換器39が蒸発器として機能し、氷蓄熱槽38
内に氷を作る。
【0029】(b)氷過冷却冷房運転(図2、図5) 夏の昼間、気温が上昇する、例えば8時〜13時、16
時〜17時の時間帯に、氷蓄熱槽38内の氷を利用して
氷過冷却冷房運転を実施する。この場合には、氷蓄熱ユ
ニット12において、第3開閉弁43及び第5開閉弁4
5が開操作され、蓄熱膨張弁40、第1開閉弁41、第
2開閉弁42及び第4開閉弁44が閉操作される。
【0030】圧縮機17から吐出された冷媒は、図2に
太線に示すように、室外ユニット11の逆止弁18、四
方弁19、室外熱交換器20、室外膨張弁51(全
開)、レシーバタンク52を順次通り、氷蓄熱ユニット
12の第3開閉弁43、蓄熱熱交換器39、第5開閉弁
45を順次通り、室内ユニット13の室内膨張弁36
(開度制御)、室内熱交換器35を順次通り、室外ユニ
ット11の四方弁19、アキュムレータ22を経て圧縮
機17に戻り、この経路を循環する。これによって、室
外熱交換器20が凝縮器、蓄熱熱交換器39が冷却器、
室内熱交換器35が蒸発器としてそれぞれ機能する。
【0031】従って、氷蓄熱ユニット12の氷蓄熱槽3
8内に氷として蓄熱された冷熱により、冷媒を、蓄熱熱
交換器39内で過冷却してから室内熱交換器35へ供給
するので、冷房運転の効率が向上し、消費電力が通常の
冷房運転に比べ、図6に示すように低減される。
【0032】(c)氷凝縮冷房運転(図3、図5) 夏の昼間、気温が最も上昇する、例えば13時〜16時
の時間帯に、氷蓄熱槽38内の氷を利用して氷凝縮冷房
運転を実施する。この場合には、氷蓄熱ユニット12に
おいて、第1開閉弁41及び第5開閉弁45が開操作さ
れる。
【0033】圧縮機17から吐出された冷媒は、図3の
太線に示すように、室外ユニット11の逆止弁18、吐
出専用配管30を経て、氷蓄熱ユニット12の第1開閉
弁41、逆止弁46、蓄熱熱交換器39、第5開閉弁4
5を順次通り、室内ユニット13の室内膨張弁36(開
度制御)、室内熱交換器35を順次通って、室外ユニッ
ト11の四方弁19、アキュムレータ22を経て圧縮機
17へ戻り、この経路を循環する。これによって、蓄熱
熱交換器39が凝縮器、室内熱交換器35が蒸発器とし
てそれぞれ機能し、氷蓄熱槽38の氷を利用した氷凝縮
冷房運転を行う。
【0034】この氷凝縮冷房運転では、冷媒の凝縮が蓄
熱熱交換器39によって、外部温度が0℃の雰囲気で実
施されるので、冷媒凝縮時の温度が低下して圧力も低下
し、従って、圧縮機17による冷媒の圧縮の程度を低下
させることをできる。この結果、圧縮機17への供給電
力を低減でき、図5に示すように、氷蓄熱式空気調和装
置10の消費電力を氷過冷却冷房運転に比べ更に低減で
きる。しかも、冷媒は、凝縮と共に氷蓄熱槽38内の氷
によって過冷却もなされるので、氷過冷却冷房運転と同
様に、冷房効率を向上させることができる。
【0035】なお、室内を過剰に冷房してしまった場合
には、室外ユニット11の室外膨張弁51及び氷蓄熱ユ
ニット12の蓄熱膨張弁40を全開操作させ、室外熱交
換器20近傍の室外ファンを停止して、冷媒を室外熱交
換器20により凝縮させない状態で、この室外熱交換器
20、室外膨張弁51及び蓄熱膨張弁40を通過させ、
この冷媒と、蓄熱熱交換器39にて氷凝縮及び過冷却が
なされた冷媒とを混合し、この混合冷媒を、室内ユニッ
ト13の室内熱交換器35へ導いて過剰冷房を防止す
る。
【0036】(d)通常の冷房運転(図4、図5) 夏の夜間、例えば17時〜22時の時間帯には、気温が
さほど上昇しないので、通常の冷房運転を実施する。こ
の場合、氷蓄熱ユニット12においては、第4開閉弁4
4のみを開操作し、第1開閉弁41、第2開閉弁42、
第3開閉弁43及び第5開閉弁45を閉操作し、蓄熱膨
張弁40を全閉操作する。
【0037】圧縮機17から吐出された冷媒は、図4の
太線に示すように、室外ユニット11の逆止弁18、四
方弁19、室外熱交換器20、室外膨張弁51、レシー
バタンク52を順次通り、氷蓄熱ユニット12の第4開
閉弁44を経て室内ユニット13の室内膨張弁36、室
内熱交換器35を通り、室外ユニット11の逆止弁1
8、アキュムレータ22を通って圧縮機17に戻り、こ
の経路を循環する。これにより、室外熱交換器20が凝
縮器、室内熱交換器35が蒸発器として機能し、氷蓄熱
槽38内の氷を利用しない通常の冷房運転を行う。
【0038】ところで、前記制御装置34は、上述の氷
過冷却冷房運転、氷凝縮冷房運転、通常冷房運転の切換
を、上述の如く予め設定された時間帯の他、室内ユニッ
ト13の実際の空調負荷に応じても実施する。
【0039】つまり、制御装置34は、1日の内で室内
ユニット13の空調負荷が最も高いものとして予め設定
された13時〜16時の時間帯に氷凝縮冷房運転を実施
させ、室内ユニット13の空調負荷が次に高いものとし
て予め設定された8時〜13時、16時〜17時の時間
帯に氷過冷却冷房運転を実施させ、空調負荷が最も低い
ものとして予め設定された17時〜22時の時間帯に通
常冷房運転を実施させる。
【0040】更に、制御装置34は、室内ユニット13
の実際の空調負荷を圧縮機17の運転馬力と、圧縮機1
7への供給電流値との両者を認識することによって間接
的に検出する。制御装置34は、この検出結果から、上
述の如く予め設定された時間帯以外の時にも室内ユニッ
ト13の実際の空調負荷が増大していると判断した場合
には、その負荷に応じた冷房運転を選択して実施させ
る。
【0041】例えば、16時〜17時の時間帯に、室内
ユニット13の空調負荷が13時〜16時とほぼ同程度
に高い場合には、制御装置34は、この16時〜17時
の時間帯に氷過冷却冷房運転ではなく、氷凝縮冷房運転
を実施させる。
【0042】この制御装置34が氷過冷却冷房運転と氷
凝縮冷房運転とを切り換え実施させるときの手順を、図
6のフローチャートに基づき説明する。
【0043】制御装置34は、氷過冷却冷房運転の実施
中(ステップS1)に、現時刻が、氷凝縮冷房運転の実
施時間帯であるか否かを判断する(ステップS2)。こ
のステップS2において、現時刻が氷凝縮冷房運転の時
間帯であると判断した時には、氷凝縮冷房運転を実施さ
せる(ステップS3)。
【0044】制御装置34は、この氷凝縮冷房運転中
に、現時刻が、氷凝縮冷房運転を実施するものとして予
め設定された時間帯の終了時刻に至ったか否かを判断し
(ステップS4)、至らなかった場合にはこの氷凝縮冷
房運転を継続させる。制御装置34は、ステップS4に
おいて、現時刻が氷凝縮冷房運転の終了時刻に至ったと
判断した場合には、氷蓄熱槽38内の残氷量が一定値σ
1以下であるか否かを判断し(ステップS5)、一定値
σ1を越えている場合に氷凝縮冷房運転を継続させ、一
定値σ1以下である場合に氷凝縮冷房運転を終了して、
氷過冷却冷房運転を実施させる。
【0045】制御装置34は、ステップS2において、
現時刻が氷凝縮冷房運転の時間帯でないと判断した場合
に、次に、圧縮機17の運転馬力が一定馬力α1を越え
ているか否かを判断する(ステップS6)。このステッ
プS6において、制御装置34は、圧縮機17の運転馬
力が一定馬力α1以上であると判断した時に、氷蓄熱槽
38内の残氷量が所定値σ2以上であるか否かを判断し
(ステップS7)、所定値σ2以上である時に氷凝縮冷
房運転を引き続き実施させ、所定値σ2未満の時に氷過
冷却冷房運転を実施させる。
【0046】制御装置34は、ステップS6において、
圧縮機17の運転馬力が一定馬力α1以下の時に、次
に、圧縮機17への供給電流値が一定電流α2を越えて
いるか否かを判断し(ステップS8)、一定電流α2以
下である場合には氷過冷却冷房運転を実施させる。制御
装置34は、ステップS8において、圧縮機17への供
給電流値が一定電流α2を越えていると判断した場合
に、ステップS7の判断を経た後、氷凝縮冷房運転又は
氷過冷却冷房運転を実施させる。
【0047】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果及びを奏する。
【0048】氷過冷却冷房運転と氷凝縮冷房運転との
切換を、室内ユニット13の実際の空調負荷に応じて実
施することから、室内ユニット13の実際の空調負荷が
高くなって氷蓄熱式空気調和装置10の消費電力が増大
する時に、氷過冷却冷房運転に比べ消費電力が低い氷凝
縮冷房運転を実施することによって、氷蓄熱式空気調和
装置10の消費電力を好適に抑制することができる。
【0049】氷過冷却冷房運転と氷凝縮冷房運転との
切換を、1日のうちで室内ユニット13の空調負荷が増
大するものとして予め設定された時間帯、又は室内ユニ
ット13の実際の空調負荷に応じて実施することから、
1日のうちで室内ユニット13の空調負荷が増大するも
のとして予め設定された時間帯以外のときに、室内ユニ
ット13の実際の空調負荷が増大した場合、氷過冷却冷
房運転に比べ消費電力が低い氷凝縮冷房運転を実施する
ことにより、氷蓄熱式空気調和装置10の消費電力を好
適に抑制できる。
【0050】〔B〕第二の実施の形態(図7) 図7は、本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の第二の実
施の形態における冷房運転を示すフローチャートであ
る。
【0051】この第二の実施の形態においては、制御装
置34は、予め設定された時間帯に氷過冷却冷房運転と
氷凝縮冷房運転を実施させる他、氷凝縮冷房運転の時間
帯以外のときであっても、圧縮機17の運転馬力が一定
馬力α1を越えて、室内ユニット13の空調負荷が増大
したと判断した場合に、氷過冷却冷房運転に代えて氷凝
縮冷房運転を実施可能とする。
【0052】このときの、制御装置34による氷過冷却
冷房運転と氷凝縮冷房運転の切り換え制御については、
図7に示すように、ステップS11〜S15のそれぞれ
は、前記第一の実施の形態のステップS1〜S5のそれ
ぞれと同様である。また、ステップS16において、圧
縮機17の運転馬力が一定馬力α1以下である場合、制
御装置34は、氷過冷却冷房運転を実施させる。その他
のステップS16、S17の手順は、前記第一の実施の
形態のステップS6、S7とそれぞれ同様である。
【0053】従って、この第二の実施の形態において
も、前記第一の実施の形態の効果及びと同様な効果
を奏する。
【0054】〔C〕第三の実施の形態(図8) 図8は、本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の第三の実
施の形態における冷房運転を示すフローチャートであ
る。
【0055】この第三の実施の形態においては、制御装
置34は、予め設定された時間帯に氷過冷却冷房運転と
氷凝縮冷房運転とを実施させる他、氷凝縮冷房運転の時
間帯以外のときであっても、圧縮機17への供給電流値
が一定電流α2を越えて、室内ユニット13の空調負荷
が増大したと判断した場合に、氷過冷却冷房運転に代え
て氷凝縮冷房運転を実施可能とする。
【0056】このときの、制御装置34による氷過冷却
冷房運転と氷凝縮冷房運転との切り換え制御について
は、図8に示すように、ステップS21〜S25のそれ
ぞれは、前記第一の実施の形態のステップS1〜S5の
それぞれと同様である。ステップS26において、圧縮
機17への供給電流値が一定電流α2以下である場合、
制御装置34は氷過冷却冷房運転を実施させる。その他
のステップS26、S27の手順は、前記第一の実施の
形態のステップS6、S7とそれぞれ同様である。
【0057】従って、この第三の実施の形態において
も、前記第一の実施の形態の効果及びと同様な効果
を奏する。
【0058】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る氷蓄熱式空
気調和装置の運転方法によれば、圧縮機及び室外熱交換
器を備えた室外ユニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱交換器
を備えた氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器を備えた室内
ユニットとを有し、上記氷蓄熱槽内に製氷を実施する製
氷運転と、上記室外熱交換器にて凝縮された冷媒を上記
氷蓄熱槽内の氷にて過冷却した後、上記室内熱交換器へ
導き冷房する氷過冷却冷房運転と、上記圧縮機からの冷
媒を上記蓄熱熱交換器へ導き、上記氷蓄熱槽内の氷によ
り凝縮して過冷却した後、上記室内熱交換器へ導いて冷
房する氷凝縮冷房運転とを選択して実施する氷蓄熱式空
気調和装置の運転方法において、上記氷過冷却冷房運転
と上記氷凝縮冷房運転との切換を、上記室内ユニットの
実際の空調負荷に応じて実施することから、氷過冷却冷
房運転と氷凝縮冷房運転との組み合わせにより消費電力
を好適に抑制できる。
【0060】また、請求項4に記載の発明に係る氷蓄熱
式空気調和装置によれば、圧縮機及び室外熱交換器を備
えた室外ユニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を備え
た氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器を備えた室内ユニッ
トと、これら室外ユニット、氷蓄熱ユニット及び室内ユ
ニットを制御する制御装置とを有し、上記氷蓄熱槽内に
製氷を実施する製氷運転と、上記室外熱交換器にて凝縮
された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて過冷却した後、上
記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷却冷房運転と、上
記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換器へ導き、上記氷
蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却した後、上記室内熱
交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運転とを選択して実
施する氷蓄熱式空気調和装置において、上記制御装置
は、上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷房運転との切
換を、上記室内ユニットの実際の空調負荷に応じて実施
するよう構成されたことから、氷過冷却冷房運転と氷凝
縮冷房運転との組み合わせにより消費電力を好適に抑制
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の第一の実
施の形態を示し、製氷運転時の冷媒回路図である。
【図2】図1の氷蓄熱式空気調和装置における氷過冷却
冷房運転時の冷媒回路図である。
【図3】図1の氷蓄熱式空気調和装置における氷凝縮冷
房運転時の冷媒回路図である。
【図4】図1の氷蓄熱式空気調和装置における通常冷房
運転時の冷媒回路図である。
【図5】図1の氷蓄熱式空気調和装置における冷房運転
パターンを示すタイムチャートである。
【図6】図1の氷蓄熱式空気調和装置における冷房運転
を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の第二の実
施の形態における冷房運転を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の第三の実
施の形態における冷房運転を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 氷蓄熱式空気調和装置 11 室外ユニット 12 氷蓄熱ユニット 13 室内ユニット 17 圧縮機 20 室外熱交換器 34 制御装置 35 室内熱交換器 38 氷蓄熱槽 39 蓄熱熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 彩 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA03 CC19 DD07 EE09 EE41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユ
    ニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を備えた氷蓄熱ユ
    ニットと、室内熱交換器を備えた室内ユニットとを有
    し、 上記氷蓄熱槽内に製氷を実施する製氷運転と、上記室外
    熱交換器にて凝縮された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて
    過冷却した後、上記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷
    却冷房運転と、上記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換
    器へ導き、上記氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却し
    た後、上記室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運
    転とを選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置の運転方
    法において、 上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷房運転との切換
    を、上記室内ユニットの実際の空調負荷に応じて実施す
    ることを特徴とする氷蓄熱式空気調和装置の運転方法。
  2. 【請求項2】 圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユ
    ニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を備えた氷蓄熱ユ
    ニットと、室内熱交換器を備えた室内ユニットとを有
    し、 上記氷蓄熱槽内に製氷を実施する製氷運転と、上記室外
    熱交換器にて凝縮された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて
    過冷却した後、上記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷
    却冷房運転と、上記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換
    器へ導き、上記氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却し
    た後、上記室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運
    転とを選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置の運転方
    法において、 上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷房運転との切換
    を、一日のうちで上記室内ユニットの空調負荷が増大す
    るものとして予め設定された時間帯、または上記室内ユ
    ニットの実際の空調負荷に応じて実施することを特徴と
    する氷蓄熱式空気調和装置の運転方法。
  3. 【請求項3】 上記室内ユニットの実際の空調負荷を、
    圧縮機の運転馬力と、この圧縮機への供給電流値との少
    なくとも一方に基づき決定することを特徴とする請求項
    1または2に記載の氷蓄熱式空気調和装置の運転方法。
  4. 【請求項4】 圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユ
    ニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を備えた氷蓄熱ユ
    ニットと、室内熱交換器を備えた室内ユニットと、これ
    ら室外ユニット、氷蓄熱ユニット及び室内ユニットを制
    御する制御装置とを有し、 上記氷蓄熱槽内に製氷を実施する製氷運転と、上記室外
    熱交換器にて凝縮された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて
    過冷却した後、上記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷
    却冷房運転と、上記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換
    器へ導き、上記氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却し
    た後、上記室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運
    転とを選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置におい
    て、 上記制御装置は、上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷
    房運転との切換を、上記室内ユニットの実際の空調負荷
    に応じて実施するよう構成されたことを特徴とする氷蓄
    熱式空気調和装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユ
    ニットと、氷蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を備えた氷蓄熱ユ
    ニットと、室内熱交換器を備えた室内ユニットと、これ
    ら室外ユニット、氷蓄熱ユニット及び室内ユニットを制
    御する制御装置とを有し、 上記氷蓄熱槽内に製氷を実施する製氷運転と、上記室外
    熱交換器にて凝縮された冷媒を上記氷蓄熱槽内の氷にて
    過冷却した後、上記室内熱交換器へ導き冷房する氷過冷
    却冷房運転と、上記圧縮機からの冷媒を上記蓄熱熱交換
    器へ導き、上記氷蓄熱槽内の氷により凝縮して過冷却し
    た後、上記室内熱交換器へ導いて冷房する氷凝縮冷房運
    転とを選択して実施する氷蓄熱式空気調和装置におい
    て、 上記制御装置は、上記氷過冷却冷房運転と上記氷凝縮冷
    房運転との切換を、一日のうちで上記室内ユニットの空
    調負荷が増大するものとして予め設定された時間帯、ま
    たは上記室内ユニットの実際の空調負荷に応じて実施す
    るよう構成されたことを特徴とする氷蓄熱式空気調和装
    置。
  6. 【請求項6】 上記制御装置は、室内ユニットの実際の
    空調負荷を、圧縮機の運転馬力と、この圧縮機への供給
    電流値との少なくとも一方に基づき決定することを特徴
    とする請求項4または5に記載の氷蓄熱式空気調和装
    置。
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CN104595999A (zh) * 2014-12-03 2015-05-06 中国核电工程有限公司 核电站主控室非能动室内空气冷却和净化系统

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