JP2002048241A - ガスケット - Google Patents
ガスケットInfo
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- JP2002048241A JP2002048241A JP2000235855A JP2000235855A JP2002048241A JP 2002048241 A JP2002048241 A JP 2002048241A JP 2000235855 A JP2000235855 A JP 2000235855A JP 2000235855 A JP2000235855 A JP 2000235855A JP 2002048241 A JP2002048241 A JP 2002048241A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
の提供。 【解決手段】 ガスケット1cの側面部1eの内面側の
内缶1dの折り返し部1j頂点と隣接する部位に三角柱
状の突起部1fを設け、ガスケット1cに組み込んだ内
缶1dを固定化させる。
Description
型などの扁平型電池および扁平型電気二重層コンデンサ
に関するものであり、特に小型・高信頼性・低コストの
扁平型電池および扁平型電気二重層コンデンサに関する
ものである。
コンやPDA等の小型携帯端末機器が急速に普及してい
る。これらの携帯機器は、主電源としてリチウムイオン
二次電池等の二次電池が多く用いられているが、作動時
間などはニーズを必ずしも満足するものではなく、動作
途中に主電源の容量不足により作動できなくなる場合が
多々ある。そうした場合には、主電源を交換して用いる
か、あるいは再度充電しなければならない。主電源とし
て二次電池を用いない端末の場合には、機器が動作しな
くなった場合には常に主電源の交換が必要である。こう
した、主電源からの電力供給が停止した場合にも、機器
内に組み込まれているメモリーや時計機能をバックアッ
プする必要がある。これがメモリーバックアップ電源で
ある。携帯機器の小型化・軽量化が進行し、さらにはバ
ックアップが必要な情報量も多くなる中で、メモリーバ
ックアップ電源にも小型化・高信頼性化・低コスト化が
求められている。
コイン型リチウム一次電池(CR)や、ボタン型Ni−
Cd電池・Ni−MH電池等が用いられてきた。しかし
ながら高電力密度の要求に応えるため、近年ではボタン
型やコイン型などの扁平型電池および扁平型電気二重層
コンデンサが多く用いられる様になってきた。
び扁平型電気二重層コンデンサにおいて高信頼性化を得
るためには、該電源の封口形状のバラツキを低減させる
ことが必要である。封口形状は図5に示すように内缶が
ガスケットを介して外缶内に挿入され外缶をかしめるこ
とにより封口する構造が発明されている。本構造で用い
られている従来のガスケット形状は一般的に図3に示す
形状であった。
リー素子ともにプリント基板上にハンダ付けされること
が多い。従来は該電源のハンダ付けはハンダこてを用い
て行われていたが、機器の小型化・高機能化にともない
ハンダこてを挿入する隙間の確保が難しくなったため該
電源のリフローハンダ付け対応の要求が大きくなってい
る。このため、従来のポリプロピレンからなるガスケッ
トから、耐熱性を有するガスケット材料としてポリフェ
ニレンサルファイドからなるガスケットが発明されてい
る。
3aと内缶3bの組み合わせでは、内缶が傾いた状態の
ままメモリーバックアップ電源が製造される危険があり
(図4)、この場合、該電源の封止性が劣る。また、製
造ライン上でガスケットと内缶がはずれる場合があり、
製造ラインの稼働率低下を引き起こす。
にリフローハンダ付けを行う場合には、ハンダ付け部分
がハンダの融点以上となるような高温雰囲気に該外缶が
晒されることになる。図5に示す構造のボタン型あるい
はコイン型の電源を高温雰囲気に晒した場合、ガスケッ
ト5aの樹脂材料と内缶5b及び外缶5cの金属材料の
熱膨張差および該電源内部5dの膨張により、ガスケッ
トと内缶の間には大きな応力が発生する。このため、図
4に示したような内缶が傾いたまま製造された該電源が
リフローハンダ付けのための高温雰囲気に晒されると内
缶のエッジ部と外缶によりガスケットが切断され、内缶
と外缶が接触し内部ショートを起こす危険がある。
稼働率低下、封止性の劣化、リフローハンダ付けのため
の高温雰囲気下における内部ショート、及び電極活物質
の体積変化による内部ショートを起こさないように、内
缶が常に正規の位置で該電源の封口が行われるガスケッ
トを提供するものである。
めに本発明は、内缶がガスケットを介して外缶内に挿入
され外缶をかしめる事で封口する構造の扁平型電池ある
いは扁平型電気二重層コンデンサで、ガスケットと内缶
を先組みすることを特徴とする扁平型電池あるいは扁平
型電気二重層コンデンサにおいて、図1に示すように内
缶の折り返し部頂点と隣接するガスケットの部位に三角
柱状の突起を設けることで、内缶を正規な位置に配設す
るとともに、搬送時のはずれを防止し、内缶が常に正規
な位置で封口されたメモリーバックアップ電源を製造す
ることができる。
源では、種々の原因により応力が発生しても内缶がガス
ケットの一部に偏ったせん断応力を加えることがないの
で、ガスケット切れによる内部ショートを防止すること
ができる。
ン型電源の製造工程において、配設された内缶の配設位
置の不適切、振動による内缶の飛び出し等、内缶が正規
の位置から移動する要因は数多くあり、またその機会も
封口直前まであるため、これを製造装置・治具などによ
り防ぐことは困難である。
電池の外缶内側面と内缶外側面との間に配置される側面
部1eと、外缶内底部に接して配置される底部1gと、
前記底部の電池内部側に形成された折り返し部1hが一
体に形成された形状である。このように、内缶と外缶の
間に配置するガスケット1cの側面部1eの内缶側と接
する内面側の内缶折り返し部1jの頂点と隣接する位置
に、ガスケット1cを断面としたときに三角形状である
(以下、三角柱状とする)突起部1fを設けたものであ
る。三角柱状の突起部1fを設けることで、内缶を正規
な位置に配設するとともに、搬送時のはずれを防止し、
内缶1dが常に正規な位置に配置される。そしてボタン
型あるいはコイン型などのメモリーバックアップ電源は
図2に示すように、内缶2bがガスケット2aを介して
外缶2c内に挿入され外缶2cの側面部をかしめること
により封口される。
ガスケットにおける三角柱高さ、1bは本発明の特徴を
有するガスケットにおける三角柱底辺の長さを示す。ガ
スケットに設ける突起の高さ1aに対する底辺1bの比
は、0.5〜1.0とすることが、ガスケットを製造す
る上で望ましい。この比は小さすぎると図1に示す組み
合わせでは内缶を正規の位置に固定する力が弱くなり、
逆に大きすぎると射出成形でのガスケット成型時に突起
部が破損し、目的の形状を得ることが出来なくなる。
製で突起の高さ1aと底辺1bの比は、表1に示す様々
な三角柱状を有するものを用意した。このガスケットと
内缶を組み合わせた後、1mの高さから樫板上に自然落
下させ、ガスケットと内缶のはずれた数を調査した。結
果を表1に示す。
B、C、D、E、Fでは、はずれ数が激減している。特
に、突起高さの底辺に対する比が0.5〜1.0のもの
は、ガスケットと内缶を組み合わせた後のはずれの発生
はなく、即ち本発明のガスケットを使用することで組立
ラインにおける搬送時のはずれ防止が予想され、生産性
が著しく改善されている。
製で突起の高さ1aと底辺1bの比は、表2に示す様々
な三角柱状を有するものを用意した。これらのガスケッ
トを用い、実際の製造ラインで該電源を作成し、封止性
の比較を行った。結果を表2に示す。
は、温度サイクル試験後に観察される漏液数が激減して
いる。ガスケットAにおいて漏液した該電源を分解し調
査したところ、内缶が斜めの状態で封口されていること
が確認された。即ち本発明のガスケットを使用すること
で封止性が大きく改善されている。
製で突起の高さ1aと底辺1bの比は、表3に示す様々
な三角柱状を有するものを用意した。これらのガスケッ
トを用い、実際の製造ラインで該電源を作成し、高温雰
囲気下における該電源の内部ショート頻度を比較するた
めに、図6に示す温度パターンで基板上に載せた該電源
を熱処理し、該電源の内部抵抗を測定して内部ショート
の有無を測定した。尚、図6の温度パターンは実際のリ
フローハンダ付けで使用されている温度パターンであ
る。結果を表3に示す。
ケットは、熱処理後において内部ショートが発生してい
ない。ガスケットAにおいて内部ショートした該電源を
分解し調査したところ、内缶が斜めの状態で封口されて
いることが確認された。即ち本発明のガスケットを使用
することで、リフローハンダ付けのための耐熱信頼性が
大きく向上している。
徴とする扁平型二次電池あるいは扁平型電気二重層コン
デンサの製造工程において、配設された内缶の位置の不
適切、振動による内缶の飛び出し等により内缶が正規な
位置に配設しないまま封口された該電源を製造すること
を、本発明による形状のガスケットを用いることで容易
に防ぐことができる。
を特徴とする扁平型二次電池あるいは扁平型電気二重層
コンデンサにおいて、正規な位置に配設した安定な状態
で該電源を封口することで、封止性が均一になり、該電
源内部に発生する応力が、ガスケットにせん断応力とし
て働くことを防ぐことをできる。
いることで、扁平型二次電池あるいは扁平型電気二重層
コンデンサの封止性、リフローハンダ付けのための耐熱
性などの信頼性を高めることができる。また、製造ライ
ンの稼働率低下を防止することで、より低コストのメモ
リーバックアップ電源を供給できる。
よび本発明の三角柱状突起の拡大図である。
な断面図である。
傾いた状態での組込断面図である。
ラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 内缶がガスケットを介して外缶内に挿入
され外缶をかしめる事で封口する構造の扁平型電池ある
いは扁平型電気二重層コンデンサで、ガスケットと内缶
を先組みすることを特徴とする扁平型電池あるいは扁平
型電気二重層コンデンサにおいて、内缶外周の折り返し
部頂点と隣接する部位に三角柱状の突起を内面に設けた
ことを特徴とするガスケット。 - 【請求項2】 扁平型電池または扁平型電気二重層コン
デンサにおいて、内缶と外缶の間に配置するガスケット
の側面部の内缶側と接する内面側の内缶折り返し部頂点
と隣接する部位に三角柱状の突起を設けたガスケット。 - 【請求項3】 前記ガスケットがポリフェニレンサルフ
ァイドからなることを特徴とする請求項1または記載の
ガスケット。 - 【請求項4】 前記ガスケットの側面部の内面に設けた
突起の高さ1aの底辺1bに対する比が0.5〜1.0
であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の
ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000235855A JP2002048241A (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000235855A JP2002048241A (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | ガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002048241A true JP2002048241A (ja) | 2002-02-15 |
JP2002048241A5 JP2002048241A5 (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=18727995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000235855A Pending JP2002048241A (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002048241A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100967917B1 (ko) | 2008-06-13 | 2010-07-05 | 캡솔루션 주식회사 | 코인형 전기이중층 커패시터 |
WO2010148800A1 (zh) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | 深圳市比克电池有限公司 | 电池组合盖帽、采用该盖帽的圆柱形电池及其制造方法 |
CN101931090A (zh) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | 深圳市比克电池有限公司 | 一种电池组合盖帽及采用该组合盖帽的圆柱形电池 |
CN101931094A (zh) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | 深圳市比克电池有限公司 | 一种增强密封性的圆柱形电池制造方法 |
CN101938012A (zh) * | 2009-06-29 | 2011-01-05 | 深圳市比克电池有限公司 | 一种可提高电池容量的圆柱形电池制造方法 |
JP2011216855A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-10-27 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル用ガスケット及び電気化学セル |
-
2000
- 2000-08-03 JP JP2000235855A patent/JP2002048241A/ja active Pending
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