JP2002048056A - 圧縮機斜板の最大傾斜角支持構造 - Google Patents
圧縮機斜板の最大傾斜角支持構造Info
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Abstract
変形等の損傷を効果的に防止する。 【解決手段】 斜板の前面の上端部中央は駆動軸の周り
に一体に設けられたローターとヒンジ結合されるととも
に、ヒンジ結合部の中心は最大圧縮行程状態のピストン
が挿入されたシリンダボアの中心に一致し、斜板の前面
の所定位置にはローターに接触することにより、斜板の
最大傾斜角を規定する支持突起71が設けられてなる圧
縮機斜板の最大傾斜角支持構造において、各シリンダボ
アの中心を通る同心円の半径をR、最大圧縮行程状態の
ピストンが挿入されたシリンダボアの中心に対応する斜
板の位置と駆動軸の中心とを通る連結線をLCとしたと
き、支持突起は斜板の回転方向への冷媒排出側領域内
の、連結線LCから0.35R〜0.43Rの範囲だけ
離れている作用線LP上に位置し、斜板の最大傾斜角を
規定するように構成した。
Description
圧縮機に設けられる斜板の最大傾斜角を支持するための
圧縮機斜板の最大傾斜角支持構造に係り、特に各ピスト
ンの前後進行程が相違して斜板に偏荷重が作用すること
により、変形などの斜板の損傷を招く問題点を解決する
ことができる圧縮機斜板の最大傾斜角支持構造に関す
る。
は、動力源からの動力を電子クラッチの断続作用によっ
て選択的に伝達され、蒸発器から冷媒ガスを内部に吸入
してピストンの直線往復運動で圧縮し凝縮機へ吐き出す
装置である。このような圧縮機は圧縮方式および構造に
よって様々な種類に分けられるが、圧縮容積を変化させ
ることが可能な可変容量型圧縮機も多く用いられてい
る。
縮機について、例を挙げて説明する。図5乃至図7に示
すように、可変容量型斜板式圧縮機は、同心円に沿って
長手方向に多数のシリンダボア11が設けられたシリン
ダブロック1と、シリンダブロック1の前方に設けら
れ、内部にクランク室31を形成する前方ハウジング3
と、シリンダブロック1の後方に設けられ、内部に冷媒
吸入室41および冷媒吐出室42を形成する後方ハウジ
ング4と、シリンダブロック1の各シリンダボア11に
前後進可能に挿入され、後端部にブリッジ21が設けら
れた多数のピストン2と、前方ハウジング3を回転可能
に貫通し後端部がシリンダブロック1の中央に挿入され
て回転可能に支持される駆動軸6と、クランク室31の
内部で駆動軸6に軸着され、駆動軸6と共に回転するロ
ーター61と、駆動軸6の周りにベアリング或いはハブ
ピン等の支持手段63を介在して揺動可能に設けられ、
縁部が各ピストン2のブリッジ21の挿入空間に挿入さ
れて回転可能に支持され、前面上端部の中央がローター
61にヒンジ結合され、ローター61と共に回転しなが
ら駆動軸6に対して傾斜調節可能にクランク室31に設
けられる斜板7と、シリンダブロック1と後方ハウジン
グ4との間に狭持され、冷媒吸入室41からシリンダボ
ア11に冷媒を吸入し、シリンダボア11から冷媒吐出
室42へ圧縮冷媒を排出するためのバルブユニット5と
を含んでなる。
により斜板7の最大傾斜角を規定する支持突起71が斜
板7の背面一側に設けられる。駆動軸6に対する斜板7
の傾斜角は後方ハウジング4に設けられるコントロール
バルブ8による、クランク室31内の流体圧力変動によ
って調節される。
圧縮機の作用について考察する。斜板7の回転によって
シリンダブロック1の同心円に沿って配置された多数の
ピストン2が順次前後進する。シリンダボア11からの
ピストン2の後進時(即ち、吸入行程時)にはピストン
2の後進によるシリンダボア11内部の圧力降下によっ
てバルブユニット5の吸入リードバルブが開放されてシ
リンダボア11と吸入室とが連通するので、吸入室から
シリンダボア11に冷媒が流入される。一方、シリンダ
ボア11からのピストン2の前進時(即ち、圧縮行程
時)にはピストン2の前進によるシリンダボア11内部
の圧力増加によって冷媒が圧縮されながらバルブユニッ
ト5の吐出リードバルブが開放されシリンダボア11と
冷媒吐出室41とが連通するので、シリンダボア11か
ら冷媒吐出室42に圧縮冷媒が排出される。
て、斜板7が回転するだけでなく、各ピストン2の行程
距離が互いに異なるため、ピストン2によって回転中の
斜板7が受ける力は各ピストン2に対応する部分によっ
て異なる。
いては、斜板7の最大傾斜角を規定する支持突起71
が、一般に、図9に示すように、最大圧縮行程状態とな
ったピストン2の中心(即ち、上部中央のピストン2の
中心P1;当該ピストン2が挿入されたシリンダボア1
1の中心)に対応する部分と駆動軸6の中心P2とを通
る連結線LC上のうち、斜板7の下端部中央付近に設け
られている(即ち、駆動軸6を介して互いに反対の位置
に設けられている)。
によって斜板7が受ける最大圧縮反力の作用点P4は、
最大圧縮行程状態のピストン2の中心P1に対応する斜
板内の個所に位置するのではなく、前記最大圧縮行程状
態のピストン2から斜板7の回転方向に一定距離L(図
8参照)外れた個所に位置する。このように斜板7の最
大傾斜面を支持する支持突起71の中心、駆動軸6の中
心P2及び最大圧縮反力の作用点P4の3点を結ぶ線が
直線を描かないで所定の角度を有するため、図8に示す
ように、斜板7に偏荷重が働く結果をもたらし斜板7の
屈曲や変形等の損傷が発生する。なお、斜板7が変形さ
れた状態で回転し続けると、斜板7の偏磨耗現象が発生
して激しい騒音が誘発される。更に、ローター61と斜
板7とのヒンジ結合部64に集中応力が発生するという
問題点もある。
働かないようにすることにより、斜板7の変形等の損傷
を効果的に防止することが可能な圧縮機斜板7の最大傾
斜角支持構造を提供することにある。
に、本発明は、圧縮機駆動軸の周りに支持手段によって
斜板が傾斜揺動可能に設けられ、前記斜板の縁部はシリ
ンダブロックの同心円に沿って多数個設けられた各シリ
ンダボアに前後進可能に挿入された各ピストンのブリッ
ジに回転可能に挿入されて支持され、クランク室の圧力
変動に応じて駆動軸に対して斜板の傾斜が任意に調節さ
れるよう、前記斜板の前面の上端部中央は駆動軸の周り
に一体に設けられたローターとヒンジ結合されるととも
に、前記ヒンジ結合された部分の中心は最大圧縮行程状
態のピストンが挿入されたシリンダボアの中心に一致
し、前記斜板の前面の所定位置にはローターに接触する
ことにより、斜板の最大傾斜角を規定する支持突起が設
けられてなる圧縮機斜板の最大傾斜角支持構造におい
て、前記最大圧縮行程状態のピストンが挿入されたシリ
ンダボアの中心に対応する斜板の位置と駆動軸の中心と
を通る連結線をLCとしたとき、前記支持突起71は斜
板の回転方向への冷媒排出側領域内の、前記連結線LC
から所定の水平距離LFだけ離れている作用線LP上に
位置し、斜板の最大傾斜角を規定するようになっている
ことを特徴とする。
心円の半径をRとしたとき、前記水平距離LFが0.3
5R〜0.43Rの範囲以内であることを特徴とする。
による圧縮機斜板の最大傾斜角支持構造について、添付
図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、参
照符号1は、可変容量型斜板式圧縮機のシリンダブロッ
クを示す。シリンダブロック1の所定の同心円に沿って
長手方向に多数のシリンダボア11が等間隔で前後に貫
設されている。そして、シリンダボア11には前方にブ
リッジ21の設けられたピストン2が順次往復可能に挿
入されている。シリンダブロック1の前方には前方ハウ
ジング3が結合され、シリンダブロック1の後方には後
方ハウジング4が結合される。前方ハウジング3、シリ
ンダブロック1及び後方ハウジング4はボルト13によ
って一体に結合されることができる。
側が開放されることにより、シリンダブロック1と前方
ハウジング3によって形成される内部空間はクランク室
31として機能し、後方ハウジング4の前側が開放され
且つ後側が閉鎖されることにより、シリンダブロック1
と後方ハウジング4によって内部空間が形成される。後
方ハウジング4の内部空間は更に、蒸発器側に連結され
る冷媒吸入室41と、凝縮機側に連結される冷媒吐出室
42とに区画される。また、後方ハウジング4とシリン
ダブロック1との間にはバルブユニット5が介在され、
ピストン2の吸入行程時には冷媒吸入室41とシリンダ
ボア11とが連通して冷媒吸入室41から冷媒が吸入さ
れ、ピストン2の圧縮行程時にはシリンダボア11と冷
媒吐出室42とが連通して圧縮冷媒が冷媒吐出室42に
吐出される。
前側壁面中央を回動可能に貫通し、前方ハウジング3の
内部に設けられるクランク室31を経由してシリンダブ
ロック1の中央に後端部が回動可能に支持される駆動軸
6を示す。クランク室31内部の前方にはローター61
が駆動軸6の周りに配置され軸着されている。従って、
駆動軸6の回動に伴ってローター61が共に回動される
ことが可能である。また、クランク室31内部の駆動軸
6の周りに斜板7が傾斜揺動(傾いた状態における揺
動)及び回転可能に設けられている。斜板7は駆動軸6
の周りに介在されるベアリング或いは支持ピンのような
支持手段63によって傾斜揺動(即ち、スイング)及び
回転可能に設けられている。
ように、中央に穴が設けられ、支持手段63を介して駆
動軸6の周りに傾斜揺動及び回転可能に設けられるハブ
プレート7aと、ハブプレート7aの周りに一体に結合
される駆動ディスク7bを有する。斜板7の縁部、即ち
駆動ディスク7bの縁部は、各ピストン2のブリッジ2
1に回転可能に挿入される。そして、斜板7の前面の上
端部中央はローター61にヒンジ結合され、このヒンジ
結合部64を中心として斜板7が揺動旋回されることに
より、駆動軸6に対して斜板7の傾斜が調節されるのが
望ましい。ローター61と斜板7とのヒンジ結合構造に
ついて説明する。斜板7の前面の上端部中央(即ち、ハ
ブプレート7aの上端部中央)にはヨーク73が設けら
れ、これに対応して、ローター61の背面の上端部中央
にはヨーク73に挿入される結合突起611が設けら
れ、結合突起611及びヨーク73がヒンジピン65に
よってヒンジ結合されることにより、ヒンジ結合部64
を成している。
5)を中心に斜板7が揺動旋回されることにより、駆動
軸6に対する斜板7の傾斜が調節される。これと同時
に、駆動軸6と共に回転するローター61の回転力がヒ
ンジ結合部64を通して斜板7に伝達されることによ
り、斜板7も回転することができる。そして、斜板7の
揺動旋回による傾斜調節は、クランク室31内部の圧力
変動によって行われ、クランク室31の圧力変動は後方
ハウジング4に設けられるコントロールバルブ8によっ
て行われる。即ち、コントロールバルブ8は圧縮機に復
帰する冷媒の吸入圧力に応じてクランク室31内の圧力
を調整して斜板7の角度を変化させ、圧縮機から吐出さ
れる冷媒量を調節し、圧縮機の吸入圧力が一定となるよ
うに調節する。このような圧力変動によって、斜板7は
傾斜角が調節されつつ回転することにより、その位相が
各ピストン2に対して連続して変化し、これにより各ピ
ストン2がシリンダボア11内で順次前後進することに
より、冷媒の吸入及び圧縮が行われる。
ート7aの前面)の所定位置には、ローター61に接触
することにより斜板7の最大傾斜角を規定する支持突起
71がローター61の方向に突設されている。斜板7が
最大傾斜角を維持するとき、図2に示すように、支持突
起71がローター61に面接触し得るようにローター6
1に接触する支持突起71の先端面はローター61の面
と対応して斜板7の前面に対して傾斜面を成すのが望ま
しい。
駆動軸6に対してヒンジ結合部64のヒンジピン65を
中心としてスイング運動を行うので、これに対応するシ
リンダブロック1部分に斜板7が最大傾斜角を維持する
ときに最大圧縮行程状態となるピストン2が挿入される
シリンダボア11が配置される。また、このような状態
では、図4に示すように、ピストン2によって斜板7に
加えられる最大反力が、最大圧縮行程状態のピストン2
が挿入されるシリンダボア11の中心に対応する斜板7
の個所P1(第1点)に作用する。これにより、斜板7
の最大傾斜角を維持する支持突起71が斜板7内の第1
点(P1)と駆動軸6の中心P2(第2点)とを結ぶ連
結線LC(即ち、直線)上の任意の位置P3(第3点)
に配置されるのが望ましい。
でなく、斜板7との結合位置によって各ピストン2の行
程距離が互いに異なることにより、ピストン2によって
回転中の斜板7が受ける力は斜板7の各ピストン2に対
応する部分によって異なるため、ピストン2によって斜
板7が受ける最大反力の作用点は前記第1点(P1)に
位置せず、ピストン2から斜板7の回転方向(矢印で表
した方)に一定距離外れた個所P4に位置する。従っ
て、前記3点(P2、P3、P4)を結ぶと直線を描か
ず、所定の角度を有する線となるので、斜板7に偏荷重
が働き、これにより屈曲や変形のような斜板7の損傷が
誘発される。本発明はかかる問題点を考慮して連結線L
Cから所定距離離れている個所に位置する最大反力の作
用点P4を通る作用線LP上に支持突起71が配置され
るようにすることで、最大反力により斜板7に偏荷重が
かかることを解消している。
リンダボア11を有する圧縮機が例示されているが、冷
媒圧縮行程状態のピストン2をPd、冷媒吸入行程状態
のピストン2をPs、そしてPdとPsとの中間圧力状
態のピストン2をPiとしている。この際、斜板7に加
えられる圧力の分布は、圧縮行程状態のピストンPdに
対応する部分に最も大きく、PdとPsとの中間圧力状
態のピストンPiに対応する部分にその次の大きさで、
吸入行程状態のピストンPsに対応する部分には最も小
さく表れる。
発明人の実驗によって、各シリンダボア11の中心を通
る同心円の半径をRとすると、斜板7に加えられる最大
圧縮反力の作用点P4は、上部中央のシリンダボア11
に対応する斜板7の位置から斜板7の回転方向に、前記
連結線LCからの水平距離LFが0.35〜0.43R
の範囲以内になるよう連結線LCに並んで配置された作
用線LP上に位置するので、本発明では支持突起71が
斜板7の回転方向への冷媒排出側領域内の、連結線LC
から0.35〜0.43R離れている作用線LP上にく
るようにして、斜板7の最大傾斜角を規定することが望
ましい。
動軸6の中心から遠く離れるほど有利になるので、斜板
7の回転方向への冷媒排出側領域のうち、連結線LCか
らの水平距離LFがLF≧0.35rの関係式を満足す
る任意の位置に設定されてもよい。上述したように、支
持突起71が斜板7の3点(P1、P2、P3)を結ぶ
連結線LC上に設けられるのではなく、斜板7の上端中
央の回転方向に前記連結線LCから所定の水平距離LF
だけ離れて並んで配置された作用線LP上にくるように
して、斜板7に加えられる最大圧縮反力と支持突起71
の支持反力とが、図3に示すように、斜板7を介して互
いに対応して一致する。従って、斜板7に偏荷重が加え
られず、斜板7に屈曲や変形等の損傷が発生するのを防
止することができる。
機斜板7の最大傾斜角支持構造においては、斜板7に加
えられる最大反力の作用点P3と支持突起71が連結線
LCから所定の水平距離LF離れて並んで配置された作
用線LP上にくるようにして、斜板7に加えられる冷媒
の最大圧縮反力に対する支持突起71の支持反力が互い
に対応して一致するので、斜板7に偏荷重が加えられ
ず、斜板7に屈曲や変形等の損傷が発生するのを防止す
ることができる。さらに、斜板7にかかる圧力の分布が
均一であれば、斜板7に回転力を伝達するローター61
と斜板7とのヒンジ結合部64に発生する応力集中を抑
えることができ、圧縮機の耐久性を向上させることがで
きる。なお、斜板7にかかる圧力の分布が均一であれ
ば、斜板7が静かに回転するので、圧縮機の騒音を低減
することができる。
最大傾斜角支持構造が適用された可変容量型斜板式圧縮
機を示す断面図である。
によって斜板が受ける力の作用状態を説明するために圧
縮機の駆動軸、ローターおよび斜板を上方から見た模式
図である。
の作用状態を説明するためにピストンの行程状態と、斜
板に設けられる支持突起との関係および最大圧縮反力の
作用点との関係を示す模式図である。
された可変容量型斜板式圧縮機の例を示す断面図であ
る。
て斜板が受ける力の作用状態を説明するために圧縮機の
駆動軸、ローターおよび斜板を上方から見た模式図であ
る。
状態を説明するためにピストンの行程状態と、斜板に設
けられる支持突起との関係および最大圧縮反力の作用点
との関係を示す模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機駆動軸6の周りに支持手段によっ
て斜板7が傾斜揺動可能に設けられ、斜板7の縁部はシ
リンダブロック1の同心円に沿って多数個設けられた各
シリンダボア11に前後進可能に挿入された各ピストン
2のブリッジ21に回転可能に挿入されて支持され、ク
ランク室31の圧力変動に応じて駆動軸6に対して斜板
7の傾斜が任意に調節されるよう、斜板7の前面の上端
部中央は駆動軸の周りに一体に設けられたローター61
とヒンジ結合されるとともに、前記ヒンジ結合された部
分の中心は最大圧縮行程状態のピストンが挿入されたシ
リンダボア11の中心に一致し、斜板7の前面の所定位
置にはローター61に接触することにより斜板7の最大
傾斜角を規定する支持突起71が設けられてなる圧縮機
斜板の最大傾斜角支持構造において、 前記最大圧縮行程状態のピストン2が挿入されたシリン
ダボア11の中心に対応する斜板7の位置と駆動軸6の
中心とを通る連結線をLCとしたとき、 支持突起71は斜板7の回転方向への冷媒排出側領域内
の、前記連結線LCから所定の水平距離LFだけ離れて
いる作用線LP上に位置し、斜板の最大傾斜角を規定す
るようになっていることを特徴とする圧縮機斜板の最大
傾斜角支持構造。 - 【請求項2】 前記各シリンダボア11の中心を通る同
心円の半径をRとしたとき、前記水平距離LFが0.3
5R〜0.43Rの範囲以内であることを特徴とする請
求項1記載の圧縮機斜板の最大傾斜角支持構造。
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