JP2002046931A - 粘着テープ端部の折返し方法及び折返し装置並びにカートンシーラー - Google Patents

粘着テープ端部の折返し方法及び折返し装置並びにカートンシーラー

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JP2002046931A
JP2002046931A JP2000228471A JP2000228471A JP2002046931A JP 2002046931 A JP2002046931 A JP 2002046931A JP 2000228471 A JP2000228471 A JP 2000228471A JP 2000228471 A JP2000228471 A JP 2000228471A JP 2002046931 A JP2002046931 A JP 2002046931A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貼着された粘着テープの端部を爪などで剥がし
起こす必要がないように、粘着テープの端部に非粘着性
外面を有する折返し部を形成し、この折返し部を摘んで
粘着テープを引き剥がすことができるようにすること。 【解決手段】粘着テープTの端部に非粘着性外面を有す
る折返し部Teを形成するための折返し装置7におい
て、粘着テープ走行路Rへ非粘着面側から突き刺すよう
に前進する進退自在なピン36と、このピン36が前進
しているときに、ピン36の前進箇所から粘着テープ走
行路Tの後方へ延びる折返し予定領域Raを残すように
して、粘着テープ走行路Tへ進入する進退自在な切断具
31と、非粘着面側から折返し予定領域Raを通過して
折返し予定領域Raの反対側となる折返し受け領域Rb
に向かって前進する進退自在な折畳具37とを備えてい
る。突き刺したピン36で保持している粘着テープTの
折返し予定部分Tfを、折畳具37で折り返して折返し
受け部分Tgに貼着することにより、折返し部Teを形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断した粘着テー
プの端部に非粘着性外面を有する折返し部を形成するた
めの折返し方法及び折返し装置、並びにこの折返し装置
を備えたカートンシーラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボール製カートンの梱包方法として
は、開口したカートンの内部に梱包物を収納したの後
に、フラップを折り倒すと共にカートンシーラーを用い
てフラップどうしを粘着テープで接合してシールするこ
とがある。図15は、フラップAa,Aaどうしを粘着
テープTで接合してシールしたカートンAを示すもので
ある。この場合の粘着テープTは、粘着面の全体がカー
トンAの表面に粘着した状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カートンAの開封作業
をカッターを用いることなく人手で行うときには、粘着
テープTの一方の端部Taを爪などで一旦剥がし起こ
し、その部分を指先で摘んで粘着テープTを引き剥がす
必要がある。しかし、端部Taの剥がし起こしは、粘着
テープTの粘着力が強いため、非常に難く短時間にでき
ない問題がある。この問題は、カートンAの開封作業以
外に、紙袋の口等をシールする粘着テープを剥がす場合
にも生じるものである。
【0004】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めに、粘着テープの端部を爪などで剥がし起こす必要が
ないように、粘着テープの端部に非粘着性外面を有する
折返し部を形成し、この折返し部を摘んで粘着テープを
引き剥がすことができるようにするために、粘着テープ
端部の折返し方法及び折返し装置並びにカートンシーラ
ーの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】粘着テープの端部に非粘
着性外面を有する折返し部を形成できるようにするため
に請求項1記載の本発明が採用した手段は、粘着テープ
の端部に非粘着性外面を有する折返し部を形成するため
の折返し方法において、粘着テープに非粘着面側からピ
ンを突き刺し、このピンの突き刺さった箇所からテープ
長手方向へ延びる折返し予定部分を残すようにして粘着
テープを切断し、突き刺さったピンで粘着テープを保持
しつつ折返し予定部分を、折返し予定部分の反対側とな
る折返し受け部分へ折り返して粘着面どうしを貼り合わ
せ、粘着テープからピンを引き抜くことにより前記折返
し部を形成することを特徴とする粘着テープ端部の折返
し方法である。前記折返し予定部分は、前記ピンの突き
刺さった箇所から、粘着テープの前進方向へ残す場合
と、粘着テープの前進する方向と逆方向に残す場合とが
ある。
【0006】請求項1記載の本発明にあっては、粘着テ
ープを切断する前にピンを突き刺してあるため、粘着テ
ープを切断しても折返し予定部分の根元側がピンで保持
されおり、この保持された箇所を中心にして折返し予定
部分を折り返して折返し受け部分に合わせて粘着面どう
しを確実に貼り合わことができ、貼り合わせた後にピン
を引き抜くことにより折返し部を形成できる。
【0007】折返し予定部分の折り返し及びピンの引き
抜きを円滑にするために請求項2記載の本発明が採用し
た手段は、前記折返し予定部分を折り返すときに、前記
折返し予定部分の折返し方向へ前記ピンを揺動させる請
求項1記載の粘着テープ端部の折返し方法である。
【0008】請求項2記載の本発明にあっては、ピンを
折返し方向へ揺動させながら折返し予定部分を折り返す
ため、折返し予定部分をピンに突き刺させることなく円
滑に折り返すことができると共に、貼り合わせたときに
ピンがテープの長手方向に沿う姿勢となるため、ピンの
引き抜きが円滑にできる。
【0009】粘着テープの端部に非粘着性外面を有する
折返し部を形成できるようにするために請求項3記載の
本発明が採用した手段は、粘着テープの端部に非粘着性
外面を有する折返し部を形成するための折返し装置にお
いて、粘着テープ走行路へ非粘着面側から突き刺すよう
に前進する進退自在なピンと、このピンが前進している
ときに、ピンの前進箇所から粘着テープ走行路の長手方
向へ延びる折返し予定領域を残すようにして、粘着テー
プ走行路へ進入する進退自在な切断具と、非粘着面側か
ら折返し予定領域を通過して折返し予定領域の反対側と
なる折返し受け領域に向かって前進する進退自在な折畳
具と、を備えたことを特徴とする粘着テープ端部の折返
し装置である。
【0010】請求項3記載の本発明にあっては、粘着テ
ープ走行路へ導かれた粘着テープに非粘着面側からピン
を突き刺し、このピンの突き刺さった箇所からテープ長
手方向へ延びる折返し予定部分(粘着テープ走行路の折
返し予定領域に相当する部分)を残すようにして粘着テ
ープを切断具で切断し、突き刺さったピンで粘着テープ
を保持しつつ、折畳具で折返し予定部分を折返し受け部
分(粘着テープ走行路の折返し受け領域に相当する部
分)へ折り返して粘着面どうしを貼り合わせ、粘着テー
プからピンを引き抜くことにより折返し部を形成するこ
とができる。
【0011】粘着テープの折返し予定部分の折り返し及
びピンの引き抜きを円滑にするために請求項4記載の本
発明が採用した手段は、前記折畳具が前記折返し受け領
域に向かって前進するときに、前記ピンが前記折返し受
け領域へ向かって傾倒する請求項3記載の粘着テープ端
部の折返し装置である。
【0012】請求項4記載の本発明にあっては、ピンを
折返し受け領域へ向かって傾倒しながら、粘着テープの
折返し予定部分を折畳具で折り返すため、折返し予定部
分をピンに突き刺せることなく円滑に折り返すことがで
きると共に、貼り合わせたときにピンがテープの長手方
向に沿う姿勢となるため、ピンの引き抜きが円滑にでき
る。
【0013】カートンに貼着する粘着テープの端部に非
粘着性外面を有する折返し部を形成できるようにするた
めに請求項5記載の本発明が採用した手段は、請求項3
又は4記載の粘着テープ端部の折返し装置を備え、前進
するカートンにおけるフラップ接合領域に粘着テープを
貼着するカートンシーラーであって、前記切断具及び前
記ピンは、前進するカートンへ押圧状態で接触できる先
端部を有する揺動自在な揺動部材に設けられ、この先端
部が前進するカートンから外れて押圧方向へ揺動すると
きに、前記粘着テープ走行路に前記ピンを突き刺し、そ
の後に前記粘着テープ走行路へ前記切断具を進入させる
ようにしたことを特徴とするカートンシーラーである。
【0014】請求項5記載の本発明にあっては、カート
ンに貼着するために粘着テープ走行路へ導かれた粘着テ
ープに非粘着面側からピンを突き刺し、このピンの突き
刺さった箇所からテープ長手方向へ延びる折返し予定部
分を残すようにして粘着テープを切断具で切断し、突き
刺さったピンで粘着テープを保持しつつ折返し予定部分
を折畳具で折返し受け部分へ折り返して粘着面どうしを
貼り合わせ、粘着テープからピンを引き抜くことにより
折返し部を形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る粘着テープ端
部の折返し方法及び折返し装置並びにカートンシーラー
を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1乃至図11は、
本発明の第1の実施の形態を示すものである。図1及び
図2は、折返し装置を備えたカートンシーラーの実施の
形態を示すものであり、図1はカートンから前後の押さ
えローラが外れた状態を示す右側面図、図2は平面図で
ある。本実施形態に係るカートンシーラー1は、後方か
ら前方へ向う矢符B方向へ前進するカートンAにおける
折り倒されたフラップAa,Aaどうしを粘着テープT
で接合してシールするものである。カートンシーラー1
は、カートンAを後方から前方へ前進させるためのベル
トコンベア等からなるカートン搬送用コンベア2と、巻
かれた粘着テープロール3を巻き戻して粘着テープTを
供給する粘着テープ供給部4と、この粘着テープ供給部
4からの粘着テープTを、前進するカートンAにおける
前面のリード領域Abからカートン進行方向と逆方向に
延びるフラップ接合領域Acを経て後面のテール領域A
dに至る貼着領域に貼着させるテープ粘着装置5と、カ
ートンAに貼着される粘着テープTの切断した後端側に
折返し部Te(図6参照)を形成するための折返し装置
7とを備えている。この折返し装置7は、切断する粘着
テープTを保持するたのピン36と、粘着テープTを切
断するための切断具31と、粘着テープTの切断したテ
ール部分Tdに非粘着性外面を有する折返し部Teを形
成するための折畳具37とを備えている。
【0017】前記粘着テープロール3は、粘着面が内面
となり、非粘着面が外面となるようにロール状に巻かれ
ている。前記粘着テープ供給部4は、粘着テープロール
3を巻き戻し可能に支持するテープ支持具10と、巻き
戻された粘着テープTを案内するガイドローラ11,1
2とを備えている。
【0018】前記テープ粘着装置5は、矢符B方向へ前
進するカートンAのリード領域Abに粘着テープTのリ
ード部分Tbの粘着面を押し当て、続いてカートンAの
前進に伴ってフラップ接合領域Acに粘着テープTの粘
着面を押し当てる後押えローラ8と、この後押えローラ
8より前方側に配置され、前記切断具31によつて切断
された粘着テープTのテール部分Tdの粘着面を、カー
トンAのテール領域Adに押し当てる前押えローラ9と
を備えている。後押えローラ8を有する後押え機構15
は、左右の固定板13,14に左右の揺動板17,18
が支軸16で揺動自在に支持されると共に、揺動板1
7,18の両端部分に後押えローラ8及びガイドローラ
19が回転自在に軸支され、支軸16にガイドローラ2
0が同軸状に回転自在に軸支されている。前押えローラ
9を有する前押え機構21は、左右の固定板13,14
に左右の揺動板23,24が支軸22で揺動自在に支持
されると共に、揺動板23,24の下端部分に前押えロ
ーラ9が回転自在に軸支されている。
【0019】この後押え機構15及び前押え機構21
は、両機構の揺動板18,24どうしが連結棒26で連
結されていると共に、前押え機構21の揺動板24と固
定板14との間に引っ張り用スプリング27が張架され
ており、後押えローラ8及び前押えローラ9を連動して
昇降させるようにしてある。後押えローラ8及び前押え
ローラ9は、両方がカートンAに接触していない降下し
た状態では、スプリング27の引張力により、前進する
カートンAの上面より下方のレベルに位置するようなっ
ており、前進するカートンAにローラの一方が接触する
状態では、スプリング27に引張弾性力を貯えさせなが
ら上昇してカートンAの上面を押圧するようになる(図
3〜5参照)。
【0020】前記折返し装置7は、図1及び図2に示す
如く、カートンAの進行方向へ延びる揺動部材28に取
着されて、後押えローラ8と前押えローラ9との間に配
置されている。揺動部材28は、前記固定板13に上下
揺動自在に軸支27されると共に、前記前押え機構21
の揺動板23と伸縮自在な引張具29で連結されてお
り、後押えローラ8及び前押えローラ9が降下している
とき(図1参照)には、自由に昇降できるフリー状態と
なり、後押えローラ8及び前押えローラ9が上昇してい
るとき(図3〜5参照)には、引張具29の引張力によ
り先端部28aを降下させる方向へ付勢する押圧状態と
なるようにしてある。すなちわ、揺動部材28は、図3
に示すように後押えローラ8及び前押えローラ9が上昇
している状態で、矢符B方向へ前進するカートンAに先
端部28aが乗り上げて接触すると、引張具29の引張
力に抗して乗り上げた先端部28aでカートンAの上面
を押圧し、図4に示すように矢符B方向へ前進するカー
トンAの上面から先端28aが外れると、引張具29の
引張力により先端部28aを降下させる。カートンAに
粘着テープTを貼着している状態で揺動部材28の先端
部28aが降下すると、前記折返し装置7は、揺動部材
28の降下する途中で、粘着テープTを切断して非粘着
性外面を有する折返し部Teを形成する(図5及び図6
参照)。
【0021】前記折返し装置7は、拡大して示す図7乃
至図11に示す如く、粘着テープ走行路R(カートンA
に貼着するための粘着テープTが通過する通路)へ非粘
着面側から突き刺すように前進する進退自在なピン36
と、図9に示すように該ピン36が前進しているとき
に、ピン36の前進箇所(突き刺さった箇所)から粘着
テープ走行路Rの後方へ延びる折返し予定領域Raを残
すようにして、粘着テープ走行路Rへ切断刃34が進入
する進退自在な切断具31と、非粘着面側から折返し予
定領域Raを通過して折返し予定領域Raの反対側とな
る折返し受け領域Rbに向かって前進する進退自在な折
畳具37とを備えている。折返し装置7は、揺動部材2
8の先端部28aがカートンAの上面から外れて降下す
るとき、粘着テープ走行路Rにピン36を突き刺す動作
(図9参照)を、粘着テープ走行路Rへ切断刃34を進
入させる切断動作(図10参照)より先行させるように
してある。折畳具37は、前進して挟み位置へ移動した
とき(図10参照)、ピン36を侵入させるための切欠
部37a(図8参照)を形成してある。ピン36は、テ
ープTの幅寸法に応じて、複数本を設けることもある。
【0022】前記切断具31は、図7に示す如く、揺動
部材28に取着されたホルダー33と、ホルダー33に
交換可能に保持された切断刃34とを備え、切断刃34
の刃先34aの高さ位置を調節できるようにしてある。
【0023】前記折返し装置7は、図7及び図8に示す
如く、前記ピン36及び折畳具37を一体化すること
で、その取扱を容易にする共に両者が確実に動作するよ
うにしてある。すなわち、折返し装置7は、揺動部材2
8の先端側に取着されたブラケット38と、ブラケット
38にベアリング39,39を介して軸支された左右方
向に延びる中空の外軸40と、外軸40に取着された折
畳具37と、外軸40に回転自在に挿入された内軸41
と、外軸40の挿通孔40a(図8参照)を貫通して内
軸41に根元側が取着された前記ピン36と、内軸41
の突出部に外嵌して両端が内軸41と外軸40に連結さ
れた蔓巻きバネ42と、外軸40に外嵌して両端がブラ
ケット38と外軸40に連結された姿勢維持用蔓巻きバ
ネ43と、外軸40の端部に取着された被案内片44
と、内軸41の端部に取着された被案内片45と、前記
固定板13に取着されて両被案内片44,45を案内す
る案内片46とを備えている。
【0024】前記両被案内片44,45と案内片46と
は、次の動作が得られる関係にある。図7に示すように
カートンAの上面に揺動部材28の先端28を押圧させ
ているとき、並びに、図9に示すようにカートンAの上
面から揺動部材28の先端28aが外れて、粘着テープ
走行路Rの粘着テープTにピン36が突き刺さった後で
且つ粘着テープTを切断する前のときには、両被案内片
44,45が案内片46に案内されて、ピン36を突き
刺し易い起立又は若干傾斜した状態にすると共に、折畳
具37をピン36から離した後退状態となるようにして
ある。ピン突き刺し状態の揺動部材28が、更に降下し
て切断刃34で粘着テープTを切断するレベルに至る
と、図10に示す如く、被案内片44は案内片46の段
部46aから外れることになる。このとき、折畳具37
は、バネ42の反発弾性力で揺動して、粘着テープTの
折返し予定部分Tfをピン36とで挟む。この挟み状態
の揺動部材28が更に若干降下すると、被案内片45
は、案内片46の案内から外れて、ピン36を揺動自在
な状態にする。案内片46の下端46bから外れた被案
内片45は、ピン36に粘着テープTの引張力が加わら
ない限り、姿勢維持用蔓巻きバネ43により、被案内片
45に再度案内される姿勢を維持する。
【0025】カートンAの矢符B方向への前進に伴い粘
着テープTのテール部分Tdが前方へ移動すると、前記
ピン36は、粘着テープTで前方へ引っ張られて、粘着
テープTの折返し予定部分Tfを挟む折畳具37と共
に、図11に示す矢符E方向へ揺動して前方へ傾倒す
る。折畳具37は、この傾倒に伴い、粘着テープTの折
返し予定部分Tfを折返して折返し受け部分Tgに貼着
して、折返し部Teを形成する。粘着テープTの折返し
部Teは、カートンAと共に更に前進すると、ピン36
から引き抜かれる。粘着テープTの折返し部Teが分離
したピン36及び折畳具37は、姿勢維持用蔓巻きバネ
43の反発弾性力により逆回転方向(矢符E方向と逆方
向)へ揺動して、被案内片45を案内片46に再度案内
させる姿勢に復帰する。この姿勢で揺動部材28が上昇
すると、図7に示すように、両被案内片44,45は、
案内片46に再度案内されることになり、バネ42の付
勢力に抗して折畳具37を後退方向へ揺動させる。な
お、被案内片45を前記姿勢に復帰させるためのバネ4
3は、図示は省略したが、戻し用ウエイトに置換するこ
とも可能である。置換する戻し用ウエイトは、外軸40
の下方に取着されて、その重量で被案内片45を回転さ
せて、案内片46に再度案内させる姿勢に被案内片45
を復帰させるものである。
【0026】次に、前記カートンシーラー1を用いて粘
着テープTのテール部分Tdに非粘着性外面を有する折
返し部Teを形成するための折返し方法をカートンAの
シール手順に従って説明する。カートンシーラー1は、
図1に示す如く、粘着テープローラ3から巻き戻された
粘着テープTの先端が、降下状態の後押えローラ8のま
で導かれて準備される。フラップAa,Aa(図2参
照)が折り倒されたカートンAが搬送用コンベア2によ
り矢符B方向へ前進すると、粘着テープTのリード部分
Tbは、前進するカートンAにおける前面のリード領域
Abに後押えローラ8で押さえ付けられて貼着する。カ
ートンAが前進すると、後押えローラ8は、図3に示す
如く、カートンAの上面のフラップ接合領域Acに乗り
上げて、巻き戻されて送られている粘着テープTをフラ
ップ接合領域Acに貼着する。揺動部材28の先端28
a及び前押えローラ9は、カートンAの前進に伴い、カ
ートンAの上面に乗り上げて押圧する。
【0027】カートンAが更に前進して、揺動部材28
の先端28aがカートンAの上面から外れると、揺動部
材28に設けられている折返し装置7は、図4乃至図6
に示す如く、カートンAで引っ張られながら後押えロー
ラ8に至る粘着テープTの途中を切断具31で切断する
と共に、切断して得られたテール部分Tdの先端に、非
粘着性外面を有する折返し部Teを折畳具37で形成す
る。すなわち、折返し装置7は、揺動部材28の先端部
28aがカートンAの上面から外れて、図7に示す状態
から図9に示す状態へ降下すると、粘着テープTに非粘
着面側からピン36を突き刺す。折返し装置7は、更に
揺動部材28が降下すると、このピン36の突き刺さっ
た箇所から後方向へ延びる折返し予定部分Tfを残すよ
うにして粘着テープTを切断具31の切断刃34で切断
する。折返し装置7は、揺動部材28が最下位置まで降
下すると、図10に示す如く、突き刺さったピン36で
粘着テープTを保持しつつ、挟み位置へ揺動する折畳具
37で折返し予定部分Tfを折り返して、折畳具37と
ピン36とで挟持する。
【0028】折返し装置7は、カートンAの前進に伴い
粘着テープTのテール部分Tdが前方へ移動すると、粘
着テープTの折返し予定部分Tfを挟むピン36及び折
畳具37が前方へ移動する粘着テープTで引っ張られ
て、図11に示すように前方へ傾倒し、これにより粘着
テープTの折返し予定部分Tfを折返して折返し受け部
分Tgに貼着して、折返し部Teを形成する。そして、
折返し部Teは、カートンAと共に更に前進すると、ピ
ン36から引き抜かれる。
【0029】粘着テープTのテール部分Tdは、図6に
示す如く、カートンAの前進に伴いカートン上面から外
れた前押えローラ9で、カートンAのテール領域Adに
押え付けられて貼着する(図1の二点鎖線参照)。これ
により、カートンAのシール作業は終了する。なお、貼
着した粘着テープTを開封するとき、作業者は、テール
部分Tdに形成されている折返し部Teを摘んで、容易
に引き剥がすことができる。
【0030】(第2の実施の形態)図12は、第2の実
施の態様のカートンシーラー51の要部を示す右側面図
である。折返し装置57は、ピン36及び折畳具37の
各々が、起立した後退位置(図12参照)から前方へ傾
倒した前進位置(図14参照)の間を揺動できるように
設けられると共に、ピン36及び折畳具37の各々が、
バネ(図示略)で後退位置へ付勢させられ、更に、外軸
40に一端側を巻き付けたロープ58の他端58aがス
トッパ59で停止するようになっている。カートンシー
ラー51においる折返し装置57以外の構成は、前記カ
ートンシーラー1と実質的に同一である。
【0031】次に、前記カートンシーラー51を用い
て、粘着テープTのテール部分Tdに非粘着性外面を有
する折返し部Teを形成する折返し方法を説明する。カ
ートンシーラー51は、図12に示す如く、前進するカ
ートンAのリード領域Ab及びフラップ接合領域Acに
粘着テープTを貼着している状態で、揺動部材28の先
端28aがカートンAの上面から外れて降下すると、図
13に示す如く、粘着テープTに非粘着面側からピン3
6を突き刺した後に、粘着テープTを切断具31で切断
する。この状態では、ロープ58は外軸40を回転させ
ることはなく、ピン36及び折畳具37の各々は、起立
した後退状態を維持している。
【0032】折返し装置57は、更に揺動部材28が最
下位置まで降下すると、図14に示す如く、ストッパ5
9に他端58aを当接したロープ58の引張力で外軸4
0を矢符E方向へ回転させることにより、ピン36及び
折畳具37の各々が前方へ傾倒して、突き刺さったピン
36で粘着テープTを保持しつつ、揺動する折畳具37
で折返し予定部分Tfを折り返して折返し受け部分Tg
に貼着させ、折返し部Teを形成する。折返し部Teが
分離されたピン36及び折畳具37は、揺動部材28が
上昇すると、バネに貯えられている反発弾性力により矢
符Eと逆方向へ回転し、図12に示す後退位置で停止す
る。このとき、ロープ58の一端側は、バネの反発弾性
力により逆方向へ回転する外軸40に巻き付けられる。
ロープ58は、その他端がバネ60で引っ張られ、弛ま
ないようになっている。
【0033】(その他の実施の形態)前記折返し装置
7,57は、上下反転した状態でカートン通路の下方に
配置され、又は横に倒した状態でカートン通路の左右外
側に配置され、カートンの下方又は側部のフラップどう
しを粘着テープで接合できるようにすることもある。ま
た、前記折返し装置7,57は、ピン36及び折畳具3
7を切断具31より後方側(テープ走行路Rの上流側)
に配置し、ピン36及び折畳具37を後方へ傾倒させる
ように構成して、粘着テープTのリード部分Tbに折返
し部Teを形成させるようにすることもある。
【0034】更に、前記折返し装置7,57は、ピン3
6及び折畳具37を前方へ傾倒させるようにしてある
が、何らこれに限定するものではなく、折畳具37のみ
を前方へ傾倒させるようにし、ピン36を傾倒させるこ
となく粘着テープTに突き刺した起立状態のままとする
こともある。前記折返し装置7,57は、カートンシー
ラー以外に、テープカツター等に備えることも可能であ
る。この場合、揺動部材28は、エアーシリンダーや足
踏み機構で昇降させたり、他の装置の機構と連動させて
昇降させ。
【0035】
【発明の効果】請求項1乃至5記載の本発明は、粘着テ
ープを突き刺したピンで保持しながら粘着テープの端部
を折り返すことができるため、非粘着性外面を有する折
返し部を確実に形成することができる。
【0036】請求項2及び4記載の本発明は、ピンを折
返し受け領域へ向かって傾倒させることにより、折返し
予定部分をピンに突き刺させることなく円滑に折り返す
ことができると共に、ピンの引き抜きが円滑にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すものであっ
て、カートンから前後の押えローラが外れた状態を示す
右側面図である。
【図2】同実施の形態において、カートンから前後の押
さえローラが外れた状態を示す平面図である。
【図3】同実施の形態において、カートンのフラップ接
合領域に粘着テープを前後の押さえローラで押圧してい
る状態を示す右側面図である。
【図4】同実施の形態において、折返し装置を備えた揺
動部材の先端がカートンから外れ、粘着テープにピンを
突き刺した状態を示す右側面図である。
【図5】同実施の形態において、粘着テープを切断して
いる状態を示す右側面図である。
【図6】同実施の形態において、粘着テープの折返し部
が形成されたテール部分をカートンに貼着しようとして
いる状態を示す右側面図である。
【図7】同実施の形態の主要部である折返し装置を示す
ものであって、カートンの上面に揺動部材の先端を押圧
させている状態を示す右側面図である。
【図8】図7のF−F線で部分断面した平面図である。
【図9】同実施の形態の主要部である折返し装置を示す
ものであって、揺動部材の先端がカートンから外れ、粘
着テープにピンを突き刺した状態を示す右側面図であ
る。
【図10】同実施の形態の主要部である折返し装置を示
すものであって、粘着テープを切断している状態を示す
右側面図である。
【図11】同実施の形態の主要部である折返し装置を示
すものであって、粘着テープの折返し部を形成した状態
を示す右側面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態における主要部で
ある折返し装置を示すものであって、カートンの上面に
揺動部材の先端を押圧させている状態を示す右側面図で
ある。
【図13】同実施の形態の主要部である折返し装置を示
すものであって、揺動部材の先端がカートンから外れ、
粘着テープにピンを突き刺した状態を示す右側面図であ
る。
【図14】同実施の形態の主要部である折返し装置を示
すものであって、粘着テープの折返し部を形成した状態
を示す右側面図である。
【図15】カートンの折り倒したフラップどうしを粘着
テープで接合してシールした状態を示す斜視図てある。
【符号の説明】
A…カートン、T…粘着テープ、Tf…折返し予定部
分、Tg…折返し受け部分、Te…折返し部、R…粘着
テープ走行路、Ra…折返し予定領域、Rb…折返し受
け領域、7,57…折返し装置、31…切断具、36…
ピン、37…折畳具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着テープの端部に非粘着性外面を有する
    折返し部を形成するための折返し方法において、粘着テ
    ープに非粘着面側からピンを突き刺し、このピンの突き
    刺さった箇所からテープ長手方向へ延びる折返し予定部
    分を残すようにして粘着テープを切断し、突き刺さった
    ピンで粘着テープを保持しつつ折返し予定部分を、折返
    し予定部分の反対側となる折返し受け部分へ折り返して
    粘着面どうしを貼り合わせ、粘着テープからピンを引き
    抜くことにより前記折返し部を形成することを特徴とす
    る粘着テープ端部の折返し方法。
  2. 【請求項2】前記折返し予定部分を折り返すときに、前
    記折返し予定部分の折返し方向へ前記ピンを揺動させる
    請求項1記載の粘着テープ端部の折返し方法。
  3. 【請求項3】粘着テープの端部に非粘着性外面を有する
    折返し部を形成するための折返し装置において、粘着テ
    ープ走行路へ非粘着面側から突き刺すように前進する進
    退自在なピンと、このピンが前進しているときに、ピン
    の前進箇所から粘着テープ走行路の長手方向へ延びる折
    返し予定領域を残すようにして、粘着テープ走行路へ進
    入する進退自在な切断具と、非粘着面側から折返し予定
    領域を通過して折返し予定領域の反対側となる折返し受
    け領域に向かって前進する進退自在な折畳具と、を備え
    たことを特徴とする粘着テープ端部の折返し装置。
  4. 【請求項4】前記折畳具が前記折返し受け領域に向かっ
    て前進するときに、前記ピンが前記折返し受け領域へ向
    かって傾倒する請求項3記載の粘着テープ端部の折返し
    装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の粘着テープ端部の折
    返し装置を備え、前進するカートンにおけるフラップ接
    合領域に粘着テープを貼着するカートンシーラーであっ
    て、前記切断具及び前記ピンは、前進するカートンへ押
    圧状態で接触できる先端部を有する揺動自在な揺動部材
    に設けられ、この先端部が前進するカートンから外れて
    押圧方向へ揺動するときに、前記粘着テープ走行路に前
    記ピンを突き刺し、その後に前記粘着テープ走行路へ前
    記切断具を進入させるようにしたことを特徴とするカー
    トンシーラー。
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