JP2002046491A - フロントミッドシップ式自動車におけるクラッチハウジング - Google Patents

フロントミッドシップ式自動車におけるクラッチハウジング

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JP2002046491A
JP2002046491A JP2000239379A JP2000239379A JP2002046491A JP 2002046491 A JP2002046491 A JP 2002046491A JP 2000239379 A JP2000239379 A JP 2000239379A JP 2000239379 A JP2000239379 A JP 2000239379A JP 2002046491 A JP2002046491 A JP 2002046491A
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clutch housing
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Katsumi Inoue
勝己 井上
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SUIITO KK
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転席の足元の操作ペダル空間を狭小とした
フロントミッドシップ式の軽量スポーツカーに使用する
ためのクラッチハウジングを提供する。 【構成】 エンジンの出力軸により回転されるフライホ
イールと、メインドライブシャフトにスプラインを介し
て摺動自在に設けられたクラッチディスクと、該クラッ
チディスクを押圧することによりフライホイールに圧接
せしめるプレッシャープレートと、プレッシャープレー
トをクラッチディスクから離反せしめるレリーズ手段を
備えたクラッチ機構を内装して成り、クラッチ機構を周
囲から包囲する周壁部と、該周壁部の端面を覆う底壁部
を有するクラッチハウジングにおいて、クラッチハウジ
ングの少なくとも側部に位置して、前記周壁部及び底壁
部をレリーズ手段に向けて凹入せしめた凹部を形成し、
該凹部により運転者のフットスペースを拡大せしめて成
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車におけるク
ラッチハウジングに関し、特に、フロントミッドシップ
式の軽量スポーツカーに見られるように運転席の足元の
操作ペダル空間を狭小とした自動車に使用するためのク
ラッチハウジングを目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ロータス・スーパー・セ
ブン(商標)やバーキン・セブン(商標)のような軽量
スポーツカーは、全長が3300mm程度の小型車であ
り、しかも、重量を約580kg前後まで軽量化され、フ
ォーミュラカーのような操縦性を与えるため葉巻型に形
成されている。そこで、小型化と軽量化に加えて、走行
性の追求のため、フロントに搭載したエンジンを可及的
に運転席に近づけるフロントミッドシップを採用し、ク
ラッチハウジングを運転席の足元に直に臨ましめるよう
に配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような運転席の足
元空間が極めて狭小なフロントミッドシップ式の軽量ス
ポーツカーにおいては、アクセルペダルとブレーキペダ
ルとクラッチペダルの3個の操作ペダルを配置するに際
し、各ペダル間の間隔を十分に確保できないため、操作
性に難点があると共に、誤操作の危険がある。
【0004】特に、フロントミッドシップの目的のため
エンジンを運転席に対して更に近づけると、クラッチハ
ウジングの周壁がクラッチペダルの側部に臨んで該ペダ
ルの踏み込み空間に干渉するため、フロントミッドシッ
プの設計を極限まで推し進めることができないという問
題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、フロントミッドシップ式の軽量スポーツカ
ーにおいて、運転席の足元空間を可及的広くすることを
可能としたクラッチハウジングを提供するものであり、
その手段として構成したところは、エンジンの出力軸に
より回転されるフライホイールと、クラッチシャフトに
スプラインを介して摺動自在に設けられたクラッチディ
スクと、該クラッチディスクを押圧することによりフラ
イホイールに圧接せしめるプレッシャープレートと、プ
レッシャープレートをクラッチディスクから離反せしめ
るレリーズ手段を備えたクラッチ機構を内装して成り、
クラッチ機構を周囲から包囲する周壁部と、該周壁部の
端面を覆う底壁部を有するクラッチハウジングであっ
て、前記周壁部を運転者のフットスペースに臨ましめる
構成において、クラッチハウジングの少なくとも側部に
位置して、前記周壁部及び底壁部をレリーズ手段に向け
て凹入せしめた凹部を形成し、該凹部により前記フット
スペースを拡大せしめて成る点にある。
【0006】本発明の第一実施形態において、凹部は、
クラッチハウジングの両側部に形成されている。従っ
て、クラッチハウジングは、フライホイールとクラッチ
ディスクとプレッシャープレートを内装せしめるほぼ椀
状の主ハウジング部と、レリーズ手段とクラッチシャフ
トを内装せしめるほぼ角柱状の副ハウジング部とを一体
に形成する。
【0007】本発明の第二実施形態において、凹部は、
クラッチハウジングの円周方向に形成されている。従っ
て、クラッチハウジングは、フライホイールとクラッチ
ディスクとプレッシャープレートを内装せしめるほぼ椀
状の主ハウジング部と、レリーズ手段とクラッチシャフ
トを内装せしめるほぼ円柱状の副ハウジング部とを一体
に形成する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0009】図1は、フロントミッドシップ式の軽量ス
ポーツカーの1例として葉巻型のスポーツカーAを示し
ており、シャーシーを構成する籠状の車台構造物Cと、
該車台構造物Cを被覆する車ボディBを備え、一対の座
席部S、Sを設けたツーシータ形式のスポーツカーを構
成する。
【0010】図2に示すように、車台構造物Cは、左右
に間隔をあけて前後方向に延びる基台フレーム1、1
と、該基台フレーム1、1を交差状に連結すると共に前
後に間隔をあけて配置された少なくとも一対の横架フレ
ーム2、2とから成る梯子状フレーム3を含んで籠状に
形成されている。図例の場合、このような籠状構造は、
基台フレーム1、1の上方に配置されたサイドフレーム
4、4や、サイドフレーム4と基台フレーム1を交差状
に連結する縦梁5や、サイドフレーム4、4を相互に連
結する横梁6等の種々のフレームにより達成されるが、
その具体的構造は本発明の目的でないので詳細を省略す
る。
【0011】車台構造物Cのフロント側には、マウント
部材を介してエンジン7が搭載され、該エンジン7のク
ランクシャフトからクラッチ機構8を介して後方に延び
るプロペラシャフト9が設けられている。この際、フロ
ントミッドシップを構成するため、エンジン7は、可及
的に運転席に近づけて搭載されている。尚、クラッチ機
構8は、ベルハウジングと称されるクラッチハウジング
10に内装されており、プロペラシャフト9は、保護チ
ューブ11に内装されている。
【0012】図示実施形態においては、後車軸13、1
3の中央に減速機構及び差動機構を内装したトランスミ
ッションケース14を配置し、保護チューブ11を利用
して取付けたシフトレバー15により減速機構を遠隔操
作せしめるように構成しているが、トランスミッション
ケース14は、従来公知のように、クラッチハウジング
10に隣接して設けても良い。
【0013】図例において、トランスミッションケース
14は、剛体構造の箱形フレーム15により抱持されて
いる。そして、箱形フレーム15の前側部分は、上部か
ら左右に延びる前上トラスフレーム16、16によりサ
イドフレーム4、4の延長端4a、4aに連結され、下
部から左右に延びる前下トラスフレーム(図示省略)に
より基台フレーム1、1の延長端に連結されている。ま
た、前記箱形フレーム15の後側部分は、上部から左右
に延びる後上トラスフレーム17、17によりサイドフ
レーム4、4の延長端に連結され、下部から左右に延び
る後下トラスフレーム18、18により基台フレーム
1、1の延長端に連結されている。そして、これらの全
てのトラスフレームと箱形フレーム15の全体が、車台
構造物Cに一体化された剛体フレームを構成する。従っ
て、トランスミッションケース14は、このような剛体
フレームによって堅固に支持される。尚、トランスミッ
ションケース14をクラッチハウジング10に隣接して
配置する場合は、後車軸13の差動機構を内装したデフ
ケースが箱形フレーム15により抱持される。そして、
箱形フレーム15の両側部から後車軸13のサスペンシ
ョンアームが延設せしめられている。図示実施形態の場
合、サスペンションアームは、それぞれAアームを例示
するアッパーアーム19とロワアーム20とから構成さ
れ、それぞれのアーム19、20を箱形フレーム15の
側壁部に連結枢支している。
【0014】クラッチ機構8とクラッチハウジング10
の詳細を図3に示している。従来技術と対比しつつ本発
明の特徴を明らかにするため、同図は、従来公知のクラ
ッチハウジングを実線で示し、本発明の実施形態に係る
クラッチハウジングを鎖線で示している。
【0015】クラッチ機構8は、従来公知のものと同様
であり、エンジンの出力軸21により回転されるフライ
ホイール22と、メインドライブシャフト23にスプラ
インを介して摺動自在に設けられたクラッチディスク2
4と、該クラッチディスク24を押圧することによりフ
ライホイール22に圧接せしめるプレッシャープレート
25とを備え、常時は、スプリング26を介してプレッ
シャープレート25の押圧によりクラッチディスク24
をフライホイール22に圧接せしめている。従って、出
力軸21の駆動力をメインドライブシャフト23に伝達
する。メインドライブシャフト23を軸支するボス部2
7にはレリーズ手段28が摺動自在に設けられており、
公知のように運転席の足元に配置されたクラッチペダル
を踏み込むと、これにより作動するレリーズ作動機構を
介してレリーズ手段28が図示矢印方向に移動し、プレ
ッシャープレート25をスプリング26に抗してクラッ
チディスク24から離反せしめる。この状態で、クラッ
チディスク24はメインドライブシャフト23上で摺動
自在に解放され、従って、出力軸21の駆動力をメイン
ドライブシャフト23に伝達しないように遮断する。
【0016】図示省略しているが、レリーズ手段28を
摺動せしめるためのレリーズ作動機構は、クラッチハウ
ジング10の直径方向にクラッチフォークを設けた形式
(フォーク形式)や、ボス部27に沿って油圧シリンダ
を設けた形式(油圧形式)が従来公知であり、本発明
は、このようなフォーク形式及び油圧形式の何れに対し
ても実施可能である。
【0017】クラッチハウジング10は、従来技術によ
れば、図3に実線で示すように、クラッチ機構8を周囲
から包囲する周壁部29と、該周壁部29の端面を覆う
底壁部30を有する概ねベル形状に形成されている。従
来、ベルハウジングと称されている所以である。尚、底
壁部29からハウジング内に向けて前記ボス部27が形
成されており、ハウジングの全体を軽合金等により一体
に成形されている。然しながら、このような従来技術に
おいては、レリーズ手段28の周囲における空間がデッ
ドスペースDを構成している。
【0018】そこで、フロントミッドシップの目的のた
めにエンジン7を運転席に対して可及的に近づけようと
すると、クラッチハウジング10の周壁部29が運転者
のフットスペースの側部に臨んで設置されることになる
ため、クラッチペダル33の踏込みストローク(図3に
矢印で示す)に対して底壁部30と周壁部29のコーナ
部分が干渉し、これによりペダル操作を妨げる。従っ
て、従来のクラッチハウジング10では図示のような位
置までフロントミッドシップ設計を推し進めることがで
きない。
【0019】このため、従来技術の下では、クラッチペ
ダル33がクラッチハウジング10に干渉しないように
配置しなければならないので、図4(C)に示すよう
に、アクセルペダル(図示省略)とブレーキペダル32
とクラッチペダル33の3個の操作ペダルを配置するに
際し、各ペダル間の間隔が狭くなる。即ち、クラッチハ
ウジング10の中心からブレーキペダル32までの距離
Lを一定とすると、ブレーキペダル32とクラッチペダ
ル33の間の間隔L1が狭くなり、しかも、クラッチペ
ダル33からクラッチハウジングの周壁部29までの距
離L2が短いものとなる。その結果、ペダルの操作性に
難点があり、誤操作の危険がある。
【0020】これに対して、本発明においては、図3に
鎖線で示すように、クラッチハウジング10の少なくと
も側部に位置して、前記周壁部29及び底壁部30をレ
リーズ手段28に向けて凹入せしめた凹部31が形成さ
れている。即ち、前述のデッドスペースDを取り除くよ
うにクラッチハウジング10を変形している。
【0021】上述のようなフォーク形式のクラッチハウ
ジング10においては、レリーズ手段28を跨いでボス
部27の直径方向にクラッチフォークが設けられている
ので、この場合は、クラッチフォークの作動を妨げない
ように、凹部31をクラッチハウジングの両側部に形成
し、図4(A)に示す第一実施形態のように、フライホ
イールとクラッチディスクとプレッシャープレートを内
装せしめるほぼ椀状の主ハウジング部34と、レリーズ
手段とメインドライブシャフトを内装せしめるほぼ角柱
状の副ハウジング部35とを一体に形成している。即
ち、図示省略しているが、クラッチフォークはほぼ角柱
状の副ハウジング部35の長手辺に沿って(図の上下方
向に)配設される。従って、従来技術では同図に鎖線で
示すように存在していた張出部36が取り除かれる。
【0022】このため、図3に鎖線で示すように、主ハ
ウジング34と副ハウジング35の間に段部壁37が形
成され、副ハウジング35の側面に凹入壁38が形成さ
れ、これによりクラッチペダル33の踏込みストローク
(図3に矢印で示す)を可能にする進入スペース39が
確保される。この際、座席部には従来のようにフロアパ
ネルが敷設されるが、運転者のフットスペースを形成す
るフロアパネルの起立壁Wは、図3に鎖線で示すように
凹入壁38と段部壁37に沿わしめられ、これにより進
入スペース39の外形を形成する。従って、フロントミ
ッドシップ設計を推し進め、クラッチハウジング10を
図示のように運転者の足元に臨む位置に設置しても、凹
部31により運転者のフットスペースを拡大できる。
【0023】そして、図4(A)に示すように、アクセ
ルペダル(図示省略)とブレーキペダル32とクラッチ
ペダル33の3個の操作ペダルを配置するに際し、各ペ
ダル間の間隔を広くすることが可能になる。従って、ク
ラッチハウジング10の中心からブレーキペダル32
(或いはアクセルペダル)までの全体距離Lが一定であ
るとすると、各ペダル間(図示ではブレーキペダル32
とクラッチペダル33の間)の間隔L1が広くなり、し
かも、クラッチペダル33からほぼ角柱状の副ハウジン
グ部35までの距離L2が長くなり、ペダルの操作性が
大幅に向上する。尚、図示実施形態では、クラッチハウ
ジング10の両側部に凹部31、31を形成した構成を
示しているが、少なくともクラッチペダル33に臨む一
方の側部に凹部31を形成すれば良い。即ち、図示のよ
うに、ステアリングホイールを右側の座席に配置した所
謂右ハンドルタイプの場合は、凹部31を右側の一側部
にのみ設けても良く、反対に、所謂左ハンドルタイプの
場合は、凹部31を左側の一側部にのみ設けても良い。
【0024】ところで、上述のような油圧形式のクラッ
チハウジング10においては、ボス部27に沿って油圧
シリンダが設けられているので、この場合は、ボス部2
7の全周にわたるデッドスペースを除去するように凹部
31をクラッチハウジングの周方向に形成することがで
きる。即ち、図4(B)に示す第二実施形態のように、
凹部31をクラッチハウジング10の円周方向に形成
し、フライホイールとクラッチディスクとプレッシャー
プレートを内装せしめるほぼ椀状の主ハウジング部34
と、レリーズ手段とメインドライブシャフトを内装せし
めるほぼ円柱状の副ハウジング部35とを一体に形成し
ている。尚、図示省略しているが、油圧シリンダはほぼ
円柱状の副ハウジング部35の軸線に沿って配設されて
いる。そこで、上述した第一実施形態と同様に、アクセ
ルペダル(図示省略)とブレーキペダル32とクラッチ
ペダル33の3個の操作ペダルを配置するに際し、各ペ
ダル間の間隔を広くすることが可能になる。従って、ク
ラッチハウジング10の中心からブレーキペダル32ま
での距離Lが一定であるとすると、各ペダル間(図示で
はブレーキペダル32とクラッチペダル33の間)の間
隔L1が広くなり、しかも、クラッチペダル33からほ
ぼ円柱状の副ハウジング部35までの距離L2が長くな
り、ペダルの操作性が大幅に向上する。
【0025】
【発明の効果】フロントミッドシップ式の小型軽量スポ
ーツカーにおいては、クラッチハウジングを運転席の足
元に臨ましめて配置し、操作ペダルの設置空間が狭小と
される点に関して、従来のクラッチハウジング10で
は、周壁部29と底壁部30により全体をベル形状に形
成しているため、各種ペダルを相互に密に配置せざるを
得ないのに対して、本発明によれば、クラッチハウジン
グ10の少なくとも一側部に位置して周壁部29及び底
壁部30を凹入せしめた凹部31を形成した構成である
から、該凹部31によりクラッチペダル33の踏込みス
トロークを可能にする進入スペース39を確保すること
により、フロントミッドシップを極限まで推し進めるこ
とが可能になり、しかも、クラッチペダル33と副ハウ
ジング部35の間の間隔L2が広くなるので、クラッチ
ペダル33の操作性が大幅に向上し、更に、ペダル類を
配置するための全体距離Lが拡大するので、各ペダル間
の間隔L1を広く設定することが可能になり、全体とし
てペダル類の操作性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクラッチハウジングを備えたフロント
ミッドシップ式の軽量スポーツカーの1例としての葉巻
型スポーツカーを示す斜視図である。
【図2】本発明のクラッチハウジングを備えたフロント
ミッドシップ式の軽量スポーツカーの車台構造物の1例
を示す斜視図である。
【図3】クラッチ機構を内装したクラッチハウジングを
示す断面図であり、実線により従来技術を示し、鎖線に
より本発明の1実施形態を示している。
【図4】クラッチハウジングとペダル類の関係を示して
おり、(A)は本発明の第一実施形態を示す斜視図、
(B)は本発明の第二実施形態を示す斜視図、(C)は
従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
C 車台構造物 W フロアパネルの起立壁 7 エンジン 8 クラッチ機構 10 クラッチハウジング 21 出力軸 22 フライホイール 23 メインドライブシャフト 24 クラッチディスク 25 プレッシャープレート 27 ボス部 28 レリーズ手段 29 周壁部 30 底壁部 31 凹部 32 ブレーキペダル 33 クラッチペダル 34 主ハウジング部 35 副ハウジング部 37 段部壁 38 凹入壁 39 ペダルの進入スペース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸により回転されるフラ
    イホイールと、クラッチシャフトにスプラインを介して
    摺動自在に設けられたクラッチディスクと、該クラッチ
    ディスクを押圧することによりフライホイールに圧接せ
    しめるプレッシャープレートと、プレッシャープレート
    をクラッチディスクから離反せしめるレリーズ手段を備
    えたクラッチ機構を内装して成り、クラッチ機構を周囲
    から包囲する周壁部と、該周壁部の端面を覆う底壁部を
    有するクラッチハウジングであって、前記周壁部を運転
    者のフットスペースに臨ましめる構成において、 クラッチハウジングの少なくとも側部に位置して、前記
    周壁部及び底壁部をレリーズ手段に向けて凹入せしめた
    凹部を形成し、該凹部により前記フットスペースを拡大
    せしめて成ることを特徴とするフロントミッドシップ式
    自動車におけるクラッチハウジング。
  2. 【請求項2】 凹部をクラッチハウジングの両側部に形
    成し、フライホイールとクラッチディスクとプレッシャ
    ープレートを内装せしめるほぼ椀状の主ハウジング部
    と、レリーズ手段とクラッチシャフトを内装せしめるほ
    ぼ角柱状の副ハウジング部とを一体に形成して成ること
    を特徴とする請求項1に記載のフロントミッドシップ式
    自動車におけるクラッチハウジング。
  3. 【請求項3】 凹部をクラッチハウジングの円周方向に
    形成し、フライホイールとクラッチディスクとプレッシ
    ャープレートを内装せしめるほぼ椀状の主ハウジング部
    と、レリーズ手段とクラッチシャフトを内装せしめるほ
    ぼ円柱状の副ハウジング部とを一体に形成して成ること
    を特徴とする請求項1に記載のフロントミッドシップ式
    自動車におけるクラッチハウジング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7431791B2 (en) 2001-04-13 2008-10-07 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of assembling personal care absorbent article

Cited By (2)

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US7431791B2 (en) 2001-04-13 2008-10-07 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of assembling personal care absorbent article
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