JP2002046249A - 厚膜パターン転写用凹版の元型およびその製造方法、厚膜パターン転写用凹版およびその製造方法、厚膜パターンの製造方法、プラズマディスプレイの背面基板及びその製造方法、プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

厚膜パターン転写用凹版の元型およびその製造方法、厚膜パターン転写用凹版およびその製造方法、厚膜パターンの製造方法、プラズマディスプレイの背面基板及びその製造方法、プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

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JP2002046249A
JP2002046249A JP2001129001A JP2001129001A JP2002046249A JP 2002046249 A JP2002046249 A JP 2002046249A JP 2001129001 A JP2001129001 A JP 2001129001A JP 2001129001 A JP2001129001 A JP 2001129001A JP 2002046249 A JP2002046249 A JP 2002046249A
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thick film
substrate
manufacturing
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Naoto Ono
直人 大野
Isao Kato
功 加藤
Masataka Maehara
正孝 前原
Ryuichi Nakamura
隆一 中村
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚膜パターンを形成するため凹版の元型となる
凸版であって、該凸版を高精細、高アスペクト比、高位
置精度、強度を保持している凸版を提供すること。 【解決手段】厚膜パターンを形成するための凸版であっ
て、基板と感光性レジストによるパターンからなること
を特徴とする厚膜パターン形成用凸版である。この凸版
に十分な強度を付与するため、基板と感光性レジストパ
ターンの間の中間層、金属あるいは金属酸化物による表
面コーティング層、および側面および底部に樹脂層を配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイなど、基板上にパターンを形成する工程に適用可能
とする厚膜パターンを形成するために用いられる凹版の
元型そして元型より形成した転写用凹版およびその製造
方法に関し、さらには厚膜パターン転写用凹版を用いて
厚膜パターンを形成する方法に関する。さらには、この
厚膜パターンを形成方法によって隔壁を形成したことを
特徴とするプラズマディスプレイの背面基板(隔壁付き
ガラス基板)およびこの背面基板と前面基板とからなる
プラズマディスプレイパネル、およびこれらの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から画像表示装置としてはCRTが
多用されてきているが、CRTには外形容積が大きく重
量が大であること、高電圧が必要なこと等の欠点があ
り、近年、発光ダイオード(LED)や液晶表示装置
(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、
あるいはプラズマアドレス液晶(PALC)等の平面画
像表示装置が開発され、これらの利用範囲が拡大しつつ
ある。
【0003】なかでも、マルチメディアの浸透に伴い、
情報のインターフェイスとして大型画面用カラー表示装
置等に用いられるPDPは、プラズマ発光を利用した単
純な構造で、大型画面、高画質、軽量薄型で設置場所等
の制約を受けない画像表示装置として将来性が注目され
ている。
【0004】かかるPDPは、2枚の平坦な絶縁基板と
その空間を仕切る隔壁で囲まれた微少な空間を放電表示
セルとし、該放電表示セル内それぞれに一対の放電電極
と、その底部に該放電電極との間で放電によりプラズマ
を発生させ、放電表示セルの発光のスイッチングを行う
アドレス電極を設け、前記空間に希ガス等の放電可能な
ガスを封入した気密構造を成しており、前記対向する電
極間に電圧を選択的に印加して放電によりプラズマを発
生させ、該プラズマから放出される真空紫外線により放
電表示セル内に形成された蛍光体を発光させて画像表示
装置の発光素子として利用するものである。
【0005】プラズマディスプレイパネルの製造工程に
おいて、いわいる隔壁と称される厚膜パターンを形成す
る方法としては、さまざまな方法が提案されているが、
代表的なものとしては、スクリーン印刷法、サンドブラ
スト法、リフトオフ法、フォトリソ法などが挙げられ
る。
【0006】スクリーン印刷法は、隔壁形成材料である
低融点鉛ガラスおよび顔料を所定の樹脂と練り合わせた
ペーストを所定のガラス基板上にスクリーン印刷でパタ
ーニングして、しかる後にこれを焼成することにより形
成する方法である。しかし、スクリーン印刷では1回の
印刷では所定の膜厚を得ることができず、複数回繰り返
す必要がある。
【0007】サンドブラスト法は、まず隔壁形成材料を
ベタ膜として基板全面に形成した後、所望の部分に耐サ
ンドブラスト性のあるマスクを形成して、その上から研
磨材を吹き付け、マスク以外の部分を切削する。切削完
了後、マスクを除去して焼成することにより隔壁を形成
する方法である。
【0008】リフトオフ法は、まず基板上の所望の位置
に感光性レジストであるドライフィルムなどにより隔壁
の陰像となるパターンを形成した後に、パターンとパタ
ーンの間のギャップ内にスクリーン印刷等を用いて隔壁
形成材料を埋め込む。隔壁形成材料を埋め込んだ後に、
感光性レジストパターンのみを剥離し、焼成工程を経て
隔壁を形成する方法である。
【0009】フォトリソ法は、隔壁形成材料に感光性樹
脂を混入したペーストを基板全面に塗布形成したあと、
隔壁のパターンを露光し、現像によって隔壁を形成する
方法である。
【0010】このように、隔壁の形成にはさまざまな方
法があるが、どの方法においても最終的に隔壁となる直
接材料以外で製造工程上で必要な間接材料のコスト比率
が高く、低コスト化の障害となっている。
【0011】また近年、隔壁形状についてもさまざまな
ものが提案されており、例えば隔壁を格子状にし、画素
間を従来の隔壁延長方向でも隔てることで、各画素間を
独立させ、さらに蛍光体の発光面積を広げることでパネ
ルの発光効率を改善したものがある。この格子形状の中
でも、特開平11−306993号公報では格子状の隔
壁を備え、かつ放電ガス排気のために隔壁の一部に溝を
有し各画素間をほぼ完全に分離する隔壁構造が記載され
ている。また特開平11−213896号公報では、四
方の隔壁の内、片側二方向の隔壁高さが他方よりも低く
なっている隔壁構造が記載されている。
【0012】また特開平9−50768号公報では、蛍
光体の有効発光面積を四方を隔壁で囲んだ正方形表示セ
ルよりも1.5倍程度、さらにパネルの発光効率を2倍
程度に向上することのできる六角形表示セルを配設した
隔壁構造が記載されている。
【0013】隔壁形成方法としては、近年転写法による
隔壁形成方法が提案されている。この方法は、所望の形
状と逆パターンの凹版を作製し、凹版にガラスペースト
を埋め込み、これをガラス基板に転写するというもので
ある。
【0014】これら転写法による隔壁形成工程におい
て、凹版の形態および作製方法についての詳細な記述は
ほとんどない。凹版の作製方法の一つとしてモデル型で
ある元型を形成し、そこから転写により凹版を得ること
が考えられるが、モデル型に関しては、隔壁の幅が10
〜100μm程度、アスペクト比が1〜5程度と高く、
ストライプ、格子、規則的な蛇行といったようなさまざ
まな微細形状をしていること、高精度な寸法精度が要求
されているなどの点から技術的難易度が高い。金属製の
モデル型を用いる場合、その作製方法は金属板を切削工
具にて切削する方法や凹版印刷に用いられているような
金属板を腐食させる方法などがある。これらの場合、そ
の強度は十分に保有しているが、数千本にもおよぶパタ
ーンを切削することは時間が長時間かかることや格子構
造や規則的に蛇行した六角形のような形状を得ることが
難しいという問題を有している。一方、樹脂製の場合、
感光性の材料を使用することによって、自由度の高いパ
ターン形成が達成できるが、先ほど述べたような微細な
溝を形状よく形成することが難しいという問題があっ
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するためになされたものであり、その課題
とするところは、転写法により厚膜パターンを形成する
際の凹版のモデル型となる元型とし、その元型を高い形
状自由度、高精細、高アスペクト比、高位置精度および
転写に耐え得る強度を保持している元型として提供する
ことにある。さらに、この元型を用いて作製した凹版、
およびこの凹版を用いて作製した厚膜パターンの製造方
法を提供することにある。また、さらにはこの厚膜パタ
ーン形成方法により隔壁を形成したことを特徴とするプ
ラズマディスプレイの背面基板、およびこの背面基板と
前面基板とからなるプラズマディスプレイパネル、およ
びこれらの製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、まず請求項1は、 厚膜パターン転写用凹版
の元型であって、該元型が少なくとも平面基板と感光性
材料層からなる凸部とから構成され、該凸部の最小幅が
20〜100μm、アスペクト比(=高さ/幅)が1以
上であることを特徴とする厚膜パターン転写用凹版の元
型である。本発明において、原型として凹版ではなく凸
版を用いたのは、凹版にて、微細な幅で深いパターンを
掘ることよりも、凸版を原型として凹版を作製した方
が、凸版作製時に幅の狭い溝を掘る必要がなくなるた
め、良好な形状が得やすいという利点があるためであ
る。また、元型の材料として、感光性レジストを用いた
利点としては、フォトレジストを用いているため元型の
寸法精度が高いこと、パターンがストライプ形状や格子
形状、および規則的に蛇行している形状、高さが部分的
に異なる形状など様々な形状に対応することができるた
めである。
【0017】請求項2は前記感光性材料層からなる凸部
が、複数層からなることを特徴とする請求項1に記載の
厚膜パターン転写用凹版の元型である。感光性材料層が
複数層あることで各層ごとに露光することが可能とな
り、現像時のパターン下部の細りなどを防止出来ると共
に、各層でフォトマスクを変えることにより形状の制御
が可能となる。
【0018】請求項3は、前記感光性材料層からなる凸
部が、段差を有しており、前記平面基板側から上部方向
へ向って、幅が減少していることを特徴とする請求項1
あるいは2のいずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版
の元型である。凸版とした場合、その線幅の細さから、
現像時の強度や転写時の強度が弱くなってしまう。この
点を改良するために、パターンの底部を太くした。さら
に、パターン上部で細くすることによって、微細なパタ
ーン形状が可能となる。
【0019】請求項4は、前記平面基板と前記感光性材
料層からなる凸部との間に中間層を保有していることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の厚膜パタ
ーン転写用凹版の元型である。中間層を設ける目的は、
基板と感光性レジストパターンの間の密着性を向上さ
せ、現像時の強度および転写時のレジストパターンの強
度を向上させることである。
【0020】請求項5は、金属あるいは金属酸化物によ
る表面コーティング層を保有していることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれかに記載の厚膜パターン転写用
凹版の元型である。
【0021】請求項6は、前記厚膜パターン転写用凹版
の元型の凹部の側面および底部にさらに補強樹脂層を保
有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
に記載の厚膜パターン転写用凹版の元型である。
【0022】請求項7に記載の発明は、前記平面基板の
裏面に反射率を向上させる処理を施していることを特徴
とする請求項1乃至6のいずれかに記載の厚膜パターン
転写用凹版の元型である。本発明の目的は、現像時のパ
ターン下部の細りを防止することである。
【0023】請求項8に記載の発明は、位置合わせマー
クが前記平面基板上に複数形成されていることを特徴と
する請求項1乃至7のいずれかに記載の厚膜パターン転
写用凹版の元型である。これにより複数回露光する場合
においても位置精度良く露光することが可能となる。
【0024】請求項9に記載の発明は、前記位置合わせ
マークが直径の異なる大小2つの円から構成されてい
て、複数の位置合わせマークが前記平面基板内で1軸対
象になるように配置されていることを特徴とする請求項
8に記載の厚膜パターン転写用凹版の元型である。
【0025】請求項10に記載の発明は、(1)感光性
レジスト層を平面基板に形成する工程(2)前記平面基
板とフォトマスクをアライメントして、UV露光する工
程の上記2工程を複数回繰り返し、かつ、途中でフォト
マスクを1回以上変更し、最後に現像工程を行うことを
特徴とする前記厚膜パターン転写用凹版の元型の製造方
法である。本発明は、凸部の形状、高さなどを自在に変
えられることを特徴としている。上記の工程をとること
によって、格子状の形状などで4方向の隔壁のうち2方
向の隔壁の高さを変えることが可能になるなど形状の部
分的な高さ制御も可能となる。また、マスクの線幅を徐
々に細めていくことで請求項3に記載した、段差を有し
たパターンの形成も可能となるなど形状の制御が容易に
出来る。
【0026】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
9のいずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版の元型上
に樹脂を設けることにより凹パターン樹脂層を形成し、
その後、基材上に該凹パターン樹脂層を転写することに
より作製したことを特徴とする厚膜パターン転写用凹版
である。
【0027】請求項12に記載の発明は、前記基材と前
記凹パターン樹脂層との間にさらに接着樹脂層を設けた
ことを特徴とする請求項11に記載の厚膜パターン転写
用凹版である。
【0028】請求項13に記載の発明は、前記基材が可
撓性があり塑性変形し難い性質を有し、かつその熱膨張
係数と厚膜パターンを転写される基板の熱膨張係数との
差が10×10-7/℃以内であることを特徴とする請求
項11あるいは12のいずれかに記載の厚膜パターン転
写用凹版である。
【0029】請求項14に記載の発明は、前記凹パター
ン樹脂層の凸部の厚さが200μm〜1mmであること
を特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載の厚
膜パターン転写用凹版である。請求項12のように接着
樹脂層を設ける場合は、凹パターン樹脂層の凸部および
接着樹脂層の両方の厚さを合わせて、200μm〜1m
mであることが望ましい。
【0030】請求項15に記載の発明は、請求項1乃至
9のいずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版の元型上
に樹脂を設け凹パターン樹脂層を形成し、その後、基材
上に該凹パターン樹脂層を転写することによって製造す
ることを特徴とする厚膜パターン転写用凹版の製造方法
である。
【0031】請求項16に記載の発明は、請求項11乃
至14のいずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版に厚
膜パターン形成材料を充填し、基板上に厚膜パターンを
転写することを特徴とする厚膜パターンの製造方法であ
る。ここで、厚膜パターン形成材料を充填する際に、凹
版の凹部以外の凹版の凸部にも厚膜パターン形成材料を
設ける。さらに、このように得られた厚膜パターンを焼
成する形態もあり得る。
【0032】請求項17に記載の発明は、プラズマディ
スプレイの背面基板において、誘電体層および隔壁が同
じ材料からなり、かつ、請求項16に記載の厚膜パター
ンの製造方法により前記誘電体層および前記隔壁をガラ
ス基板上に、同時に形成したことを特徴とするプラズマ
ディスプレイの背面基板である。
【0033】請求項18に記載の発明は、プラズマディ
スプレイの背面基板の製造方法において、誘電体層およ
び隔壁として同じ材料を使用し、請求項16に記載の厚
膜パターンの製造方法により前記誘電体層と前記隔壁を
ガラス基板上に、同時に形成することを特徴とするプラ
ズマディスプレイの背面基板の製造方法である。
【0034】請求項19に記載の発明は、請求項17に
記載のプラズマディスプレイの背面基板と、前面基板と
を具備することを特徴とする特徴とするプラズマディス
プレイパネルである。
【0035】請求項20に記載の発明は、請求項18に
記載のプラズマディスプレイの背面基板の製造方法によ
り、背面基板を製造し、さらに、該背面基板と前面基板
を封着することにより製造することを特徴とするプラズ
マディスプレイパネルの製造方法である。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
説明する。
【0037】まず、本発明の厚膜パターン転写用凹版の
元型は、図1に示すように、フォトリソグラフィー法に
より形成された感光性レジストパターン11(凸部)と
平面基板12から構成されている。ここで使用される平
面基板は、感光性レジストとの密着性に優れる平板上の
ものであれば何でも良く、例えば、ソーダライムガラス
基板、金属板、樹脂板のいずれものも使用できる。ま
た、平面基板はガラス基板などでは現像時のパターン
(凸部)下部の細りを防止することを目的として、平面
基板裏面に反射率を向上させるような処理を施しておく
ことが望ましい。例えば、クロム薄膜やAl薄膜を形成
しておくことが望ましい。感光性レジストは、液状レジ
スト、ドライフィルムレジストなどの汎用の感光性レジ
ストを用いることが可能であるが、作業性、膜厚の均一
性等を考慮するとドライフィルムレジストを用いること
が好ましい。
【0038】感光性レジストのパターン形成は、フォト
リソグラフィー技術を使用して、以下の(1)から
(3)に示す工程で作製することができる。 (1)平面基板へ感光性レジスト層を形成する工程 (2)UV光源を用いて、所望のパターンを有するマス
クを通して、露光する工程 (3)スプレー現像などで不要部分を除去する工程 上記の工程で作製した場合、厚膜の感光性レジストを一
括して露光を行うと、パターン(凸部)下部で細り、逆
テーパー形状になってしまうことがある。これを防止す
ることを目的として、上記工程の(1)と(2)を繰り
返して行うことが好ましい。(2)の工程の際に、平面
基板をアライメントすることによって、優れた形状を保
有している凸部を形成することが可能となる。また、感
光性レジスト層を積層する途中でフォトマスクを一回以
上変更することで、格子状の形状などで4方向の隔壁の
うち2方向の隔壁の高さを変えることが可能になるなど
形状の部分的な高さ制御も可能となる。
【0039】平面基板をアライメントして複数回露光す
る方法としては、図4に示すように平面基板上に直径の
異なる大小2つの円から構成されているアライメントマ
ーク14を複数個形成し、フォトマスク上の同じアライ
メントマークの大きい円と平面基板上の小さい円の重心
によりアライメントを行う。なお複数のアライメントマ
ークは平面基板の小さい円のアライメントマークとフォ
トマスクの大きい円のアライメントマークを位置合わせ
するために、平面基板内で一軸対称でなければならな
い。また、平面基板上のアライメントマークの形成材料
はマーク形状をきちんと認識できれば特に制限はない。
【0040】さらに、露光の際にフォトマスクを変更す
ることにより、途中から形状が異なるものや、高さが部
分的に異なる形状などを自由に作製することが可能とな
る。例えば、図2に示すような格子状の形状などで4方
向の隔壁のうち2方向の隔壁の高さが異なる形状などで
は、途中までは格子形状のフォトマスクにより露光を行
い、それ以降はストライプ形状のフォトマスクを使用し
て露光を行うことにより作製が可能となる。その他、こ
の方法を用いることにより図11のように格子形状で一
部に切り欠きがあるような形状などその他多くのパター
ン形成が可能となる。
【0041】次に、本発明の感光性レジストを使用した
厚膜パターン転写用凹版の元型の強度向上方法について
記述する。本発明の元型は、転写法にて凹版を作製する
ためのものであるので、十分な強度を保持していること
が好ましい。そのため、まず感光性レジスト11と平面
基板12の密着性を向上させるために図3に示すように
中間層13を保持していることが好ましい。この中間層
に用いることができる材料としては、例えばエポキシ
系、アクリル系、ウレタン系などの接着剤や粘着剤の機
能を有する材料があげられるが、その他にも平面基板と
感光性レジストとの密着性を向上できる材料であれば、
適宜用いることができる。
【0042】さらに、パターン強度を保持させるため
に、図1あるいは図2に示した元型を形成した後に、凸
部全体を無電解メッキや蒸着などの手法を用いて無機材
料や金属の表面層15を図5に示すようにコーティング
することもが好ましい。また、元型の凹部の側面と底部
に樹脂を流し込み、図6に示すような形で補強樹脂層1
6を形成することも行うことができる。形成方法として
は、スクリーン印刷などの方法があげられる。プラズマ
ディスプレイパネルの蛍光体を底部、側面に塗布する技
術があるので、この技術を適用することによって、この
補強樹脂層16を形成することができる。
【0043】上記に示したような形態の元型を作製した
後、凹版を作製する(図7)。凹版の形態としては基材
17と凹パターン樹脂層18から構成されている。これ
は樹脂層のみで凹版を形成すると樹脂による収縮が大き
く、平面基板との位置合わせが出来なくなる。そのた
め、基材の上に凹パターン樹脂層を形成することで凹パ
ターン樹脂層の収縮するのを基材で防いでいる。基材1
7については可撓性があり塑性変形し難い性質を有しか
つ熱膨張係数の差が転写する基板と10×10-7/℃以
内であれば、金属、フィルム等を適宜適用が出来る。ま
た凹パターン樹脂層18については剥離性を有する熱可
塑性や熱硬化性の樹脂類、放射線で硬化する感光性ポリ
マー、オリゴマー、モノマー類、天然ゴム、シリコーン
ゴム等のゴム類を使用することが推奨される。例として
は、ニトロセルロース、アセチルセルロース、エチルセ
ルロース、メチルセルロース、アルギン酸、ポリエチレ
ン、ポリエチレンノキシサイド、ポリビニルポロリド
ン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリ
プロピレン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸メタル、
ポリクリル酸ブチル、ポリメタアクリル酸ブチル、ポリ
スチレン、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポ
リエステル、ポリカーボネイト、ポリ塩化ビニル、ポリ
アミド、ポリウレタン、フェノール系樹脂、フッ素系樹
脂、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、エポキシアク
リレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルア
クリレート、ウレタンアクリレート等がある。なお、基
材17と凹パターン樹脂層18の密着性向上のために基
材にシランカップリング剤などで処理をしたり、基材と
凹パターン樹脂層の間にさらに樹脂を挟み込んでも良
い。また、樹脂層による凹版だけでなく、前述の元型に
メッキや蒸着などの手法を用いて、金属製の凹版を作製
することも可能である。
【0044】凹版の樹脂層の凸部の厚さは200μm〜
1mmが好ましい。凹パターン樹脂層の凹部の深さはさ
まざまであるがおおよそ100μm〜200μmである
ので凹パターン樹脂層の凸部の厚さが200μm以下で
あるとパターン部分が完全に形成できなくなる恐れがあ
る。また寸法精度を高めるために、基材の熱膨張係数と
転写する基板の熱膨張係数との差を10×10-7/℃以
内にし、凹版と転写する基板の熱による収縮、膨張が同
じになるようにしているのだが、凹パターン樹脂層の凸
部の厚さが1mm以上になると凹パターン樹脂層の収縮
が大きくなりすぎてしまい基材では収縮が防ぎきれなく
なり、寸法精度の保証が出来なくなる。
【0045】凹版の作製方法としては、作製した元型に
液状の凹版の材料を平プレス、ロールプレス、ドクター
コーター、ロールコート、スクリーン印刷などの手法に
より埋め込み、その上に基材を密着させて硬化する。こ
れを硬化させた後に、転写により凹版を作製することが
できる。なお、転写時の剥離性を向上させるために、元
型表面にスプレーなどによってフッ素系、シリコーン系
などの材料を塗布してもよい。
【0046】次に、厚膜パターン形成工程を図8を用い
て説明する。作製した凹版19にドクターブレードコー
ト、ロールプレス、平プレス、スクリーン印刷、ロール
コートなどの手法により厚膜パターン形成用材料20を
埋め込み(図8(a))、これを硬化させた後、基板2
1に位置合わせをして転写する(図8(b))。なお、
この際に後に誘電体層になる部分も一緒に形成される。
これにより、図9に示すような厚膜パターンを基板上に
形成することができる。ここで、使用される厚膜パター
ン形成用材料としては、凹版に充填する必要があるため
流動性を有するペースト状であることが好ましい。
【0047】プラズマディスプレイパネルの隔壁のよう
に最終的の目的構造物が無機成分である場合には、厚膜
パターン形成用材料は、最終的な構造成分である無機粉
末と隔壁を成形する機能を持つ有機成分から構成され
る。
【0048】有機成分の機能としては、前述したように
埋め込む状態ではペースト状であり、転写するときに
は、硬化させて転写に耐え得る強度を保有しているとい
うものである。この硬化形態としては、蒸発硬化型、熱
硬化型、2液硬化型、紫外線、電子線、X線などの電離
放射線硬化型などを選択することができる。具体的に
は、蒸発硬化型の場合、汎用の天然樹脂、半合成樹脂、
合成樹脂を溶剤に溶解させた樹脂溶液を用いる。熱硬化
型、2液硬化型、電離放射線硬化型では、反応性樹脂、
反応性モノマーなどと重合開始剤の組み合わせを用い
る。また、これらの硬化形態を2つ以上組み合わせても
良い。
【0049】無機成分としては、目的最高温度で焼結す
る鉛系あるいは非鉛系低融点ガラス、焼成時に隔壁の構
造を保持する骨材(高融点ガラス、アルミナ、ムライ
ト、ジルコニア、チタニアなど)、焼成後の色を決定す
る顔料から構成される。
【0050】最後に、隔壁を転写した基板を焼成し、有
機分を消失させ、低融点ガラスを主成分とする無機成分
を焼結させることによって、無機物の隔壁を作製するこ
とができる。
【0051】なお、ガラス基板上に隔壁を形成する前
に、電極をガラス基板上に形成し、さらに、隔壁形成後
に隔壁間に蛍光体層を形成するが、これらの電極、蛍光
体層は現在公知の材料および公知の方法により、形成す
ることができる。
【0052】また、プラズマディスプレイパネルの前面
基板としては、現在、プラズマディスプレイパネルの前
面基板として公知の前面基板を採用することができる。
さらに、本発明のプラズマディスプレイの製造方法とし
て、現在、公知の方法(前面基板と背面基板を封着し放
電空間を形成し排気した後、放電ガスを封入する)を使
用することができる。
【0053】
【実施例】以下に、具体的な実施例により本発明を説明
する。なお、本発明は後述する実施例に何ら限定される
ものではない。
【0054】<実施例1>まず、裏面にクロム薄膜を形
成したソーダガラス基板上に中間層を形成する。中間層
としては、ウレタン系の粘着材を用いた。この粘着材を
ラミネーターにてガラス基板に貼付した。次に、エッチ
ングレジスト用途に用いられる感光性レジストであるド
ライフィルムレジスト(NEF150、50μm厚、日
本合成化学製)をラミネーターにて貼付した後、基板上
に形成したアライメントマークとフォトマスクのアライ
メントマークによりアライメントして幅50μm、ピッ
チ150μmのストライプ形状のネガマスクを通して1
50mJ/cm2にて露光した。これを3回繰り返し、
厚さ150μmとした。次にこれを1wt%の炭酸ナト
リウムにてスプレー現像し、幅50μm、ピッチ150
μmの厚膜パターン転写用凹版の元型を得た。
【0055】次に、転写法により、凹版を作製した。先
ほど作製した元型の表面にフッ素系の離型剤をスプレー
した後、2液硬化型のポリスチレン製樹脂を埋め込み、
その上に基材として0.2mm厚の426材を密着させ
て硬化させた。その後、元型から剥離して、凹版を得
た。なお凹パターン樹脂層の凸部の厚さは800μmで
あった。
【0056】次に厚膜パターン形成材料を用意する。組
成は以下の通りである。 PbO−B23−SiO2系低融点ガラス粉末 62重量部 Al23 12重量部 TiO2 8重量部 ジエチレングリコールジメタクリレート 10重量部 2ーヒドロキシプロピルアクリレート 7重量部 ベンゾフェノン 1重量部 上記の組成を、ロールミルにて十分に混練し、隔壁形成
材料とした。
【0057】このようにして得られた隔壁形成材料を凹
版にロールプレスによって充填した。そして、隔壁形成
材料に2000mJ/cm2で照射した。次に、粘着剤
としてアクリル樹脂系粘着剤を厚さ5μmで全面塗工し
たガラス基板上に、厚膜パターン形成用材料を充填した
凹版を位置決めして当てて、0.5MPaの圧力で平プ
レスを行った。その後、凹版を剥離して、580℃30
分焼成することによって、幅40μm、高さ120μm
の厚膜パターンを得ることができた。
【0058】<実施例2>まず、ソーダガラス基板上に
中間層を形成する。中間層としては、積層するドライフ
ィルムレジスト(NEF150、50μm厚、日本合成
化学製)をもちいた。ドライフィルムレジストを1層貼
付した後全面を500mJ/cm2にて露光した。次
に、パターンを形成するドライフィルムレジストをラミ
ネーターにて貼付した後、基板上に形成したアライメン
トマークである1φの円ととフォトマスクのアライメン
トマークである3φの円によりアライメントして幅60
μm、X軸方向ピッチ270μm、Y軸方向ピッチ81
0μmの格子形状のネガマスクを通して150mJ/c
2にて露光した。これを3回繰り返し、厚さ150μ
mとした。次にこれを1wt%の炭酸ナトリウムにてス
プレー現像し、幅60μm、X軸方向ピッチ270μ
m、Y軸方向ピッチ810μmの格子形状の厚膜パター
ン転写用凹版の元型を得た。次に、表面に無電解銅メッ
キ層を形成して、元型の強度を上げた厚膜パターン転写
用凹版の元型を得た。
【0059】次に、転写法により、凹版を作製した。先
ほど作製した元型の表面にシリコーン系の離型剤をスプ
レーした後、2液硬化型のシリコーン樹脂を埋め込み、
その上に0.3mm厚の36材を密着させ硬化させた。
なお、36材の上には、基材と凹パターンを形成する樹
脂との密着性向上のために、あらかじめ金属と密着性の
良いシリコーン系の樹脂をコートしておいた。その後、
元型から剥離して、凹版を得た。なお、凹パターン樹脂
層の凸部の厚さは、密着性向上のためのシリコーン系の
樹脂の層を含めて、750μmであった。
【0060】厚膜パターン形成材料としては、日本電気
硝子製のPLS−3550を用いた。これを、凹版にス
クリーン印刷にて充填した後、100℃20分の条件で
硬化させた。次に、粘着剤としてアクリル樹脂系粘着剤
を厚さ5μmで全面塗工したガラス基板上に、隔壁形成
材料を充填した凹版を位置決めして当てて、0.5MP
aの圧力で平プレスを行った。その後、凹版を剥離し
て、580℃30分焼成することによって、幅50μ
m、高さ120μmの格子形状の厚膜パターンを得るこ
とができた。
【0061】<実施例3>まず、裏面にAl薄膜を形成
したソーダガラス基板上に中間層を形成する。中間層と
しては、アクリル系の粘着材を用いた。この粘着材をラ
ミネーターにてガラス基板に貼付した。次に、エッチン
グレジスト用途に用いられる感光性レジストであるドラ
イフィルムレジスト(NEF150、50μm厚、日本
合成化学製)をラミネーターにて貼付した後、基板上に
形成したアライメントマークとフォトマスクのアライメ
ントマークによりアライメントして幅70μm、ピッチ
360μmの規則的に蛇行した六角形状のネガマスクを
通して150mJ/cm2にて露光した。これを3回繰
り返し、厚さ150μmとした。次にこれを1wt%の
炭酸ナトリウムにてスプレー現像し、図10に示すよう
な幅60μm、ピッチ360μmの規則的に蛇行した六
角形状の厚膜パターン転写用凹版の元型を得た。
【0062】次に、転写法により、凹版を作製した。先
ほど作製した元型に、2液硬化型のポリスチレン製樹脂
を埋め込み、その上に基材として0.2mm厚の426
材を密着させて硬化させた。その後、元型から剥離し
て、凹版を得た。
【0063】次に厚膜パターン形成材料を用意する。組
成は以下の通りである。 PbO−B23−SiO2系低融点ガラス粉末 62重量部 Al23 12重量部 TiO2 8重量部 ジエチレングリコールジメタクリレート 10重量部 2−ヒドロキシプロピルアクリレート 7重量部 ベンゾフェノン 1重量部 上記の組成を、ロールミルにて十分に混練し、隔壁形成
材料とした。
【0064】このようにして得られた隔壁形成材料を凹
版にロールプレスによって充填した。そして、隔壁形成
材料に2000mJ/cm2で照射した。次に、粘着剤
としてアクリル樹脂系粘着剤を厚さ5μmで全面塗工し
たガラス基板上に、厚膜パターン形成用材料を充填した
凹版を位置決めして当てて、0.5MPaの圧力で平プ
レスを行った。その後、凹版を剥離して、580℃30
分焼成することによって、幅50μm、高さ120μm
の規則的に蛇行した六角形状の厚膜パターンを得ること
ができた。
【0065】<実施例4>まず、裏面にAl薄膜を形成
したソーダガラス基板上に中間層を形成する。中間層と
しては、エポキシ系の粘着材を用いた。この粘着材をラ
ミネーターにてガラス基板に貼付した。次に、エッチン
グレジスト用途に用いられる感光性レジストであるドラ
イフィルムレジスト(NEF150、50μm厚、日本
合成化学製)をラミネーターにて貼付した後、基板上に
形成したアライメントマークである1φの円ととフォト
マスクのアライメントマークである3φの円によりアラ
イメントして幅60μm、X軸方向ピッチ270μm、
Y軸方向ピッチ810μmの格子形状のネガマスクを通
して150mJ/cm2にて露光した。これを2回繰り
返したあとさらにもう1層ドライフィルムレジストを積
層し、フォトマスクを幅60μm、ピッチ270μmの
ストライプ形状のものに変更して150mJ/cm2
て露光し、厚さ150μmとした。次にこれを1wt%
の炭酸ナトリウムにてスプレー現像し、幅60μm、X
軸方向ピッチ270μm、Y軸方向ピッチ810μmの
格子形状で4方向の隔壁のうち2方向の高さが100μ
mである厚膜パターン転写用凹版の元型を得た。
【0066】次に、転写法により、凹版を作製した。先
ほど作製した元型の表面にシリコーン系の離型剤をスプ
レーした後、2液硬化型のシリコーン樹脂を埋め込み、
その上に0.3mm厚の36材を密着させ硬化させた。
その後、元型から剥離して、凹版を得た。
【0067】次に厚膜パターン形成材料を用意する。組
成は以下の通りである。 PbO−B23−SiO2系低融点ガラス粉末 62重量部 Al23 12重量部 TiO2 8重量部 ジエチレングリコールジメタクリレート 10重量部 2ーヒドロキシプロピルアクリレート 7重量部 ベンゾフェノン 1重量部 上記の組成を、ロールミルにて十分に混練し、隔壁形成
材料とした。
【0068】このようにして得られた隔壁形成材料を凹
版にロールプレスによって充填した。そして、隔壁形成
材料に2000mJ/cm2で照射した。次に、粘着剤
としてアクリル樹脂系粘着剤を厚さ5μmで全面塗工し
たガラス基板上に、厚膜パターン形成用材料を充填した
凹版を位置決めして当てて、0.5MPaの圧力で平プ
レスを行った。その後、凹版を剥離して、580℃30
分焼成することによって、幅50μm、高さ120μm
の格子形状で4方向の隔壁のうち2方向の隔壁の高さが
80μmであるの厚膜パターンを得ることができた。
【0069】<実施例5>感光性レジストとして、水現
像型のレジストを用いた。その組成を以下に示す。 ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体 40重量部 多官能アクリルモノマー 47重量部 光重合開始剤 3重量部 このレジスト材料をスクリーン印刷にて厚さ40μmで
塗布した後、80mJ/cm2にて露光した。(マスク
幅50μm、ピッチ150μm)これを5回繰り返した
が、3層目と4層目のマスク幅を45μm、5層目のマ
スク幅を40μmとして、厚さ200μmの感光性レジ
スト層を形成した。次にこれを純水にてスプレー現像す
ることによって、段差を有し、底部から上部にしたがっ
て線幅が細くなる形状を有する元型を形成することがで
きた。次に、凹部にエポキシ系の2液硬化型樹脂をスク
リーン印刷にて埋め込み、これを硬化させることによっ
て、凸部の側面と底部にのみ補強樹脂層を形成した。
【0070】次に、転写法により凹版を作製した。作製
した元型に、2液硬化型のシリコーン樹脂を埋め込み、
その上に0.3mm厚の36材を密着させ硬化させた。
その後、元型から剥離して、凹版を得た。
【0071】厚膜パターン形成材料としては、日本電気
硝子製のPLS−3550を用いた。厚膜パターン形成
用材料を、凹版にドクターブレードコートにて充填した
後、2000mJ/cm2の条件で硬化させた。次に、
粘着剤としてアクリル樹脂系粘着剤を厚さ5μmで全面
塗工したガラス基板上に、隔壁形成材料を充填した凹版
を位置決めして当てて、0.5MPaの圧力で平プレス
を行った。その後、凹版を剥離して、580℃30分焼
成することによって、最小線幅35μm、高さ160μ
mの厚膜パターンを得ることができた。
【0072】<実施例6>プラズマディスプレイの背面
基板の製造例を示す。まず、ガラス基板上に電極パター
ンをガラス基板上に形成した。次に電極パターンが厚膜
パターンの間にくるように実施例1のように厚膜パター
ンを形成し隔壁パターンとした。この隔壁パターン付き
ガラス基板を焼成し、隔壁パターンの有機成分を消失さ
せ、隔壁パターンを焼結させた。隔壁は、幅40μm、
高さ120μmとなった。焼結した隔壁の間にR,G,
Bの蛍光体層を形成し、プラズマディスプレイの背面基
板が完成した。実施例1と同様の手段により隔壁を形成
しているので、高精細、高アスペクト比、高位置精度の
隔壁を有するプラズマディスプレイの背面基板を製造す
ることができた。
【0073】<実施例7>前面基板と背面基板から構成
されるプラズマディスプレイパネルの全体の製造例を以
下に示す。実施例6で作成した背面基板を用意する。プ
ラズマディスプレイの前面基板とこの背面基板とを張合
わせ封着し、放電セル内の空気を排気した後、放電ガス
を封入し、パネル全体を作成した。実施例1に記載され
ているように厚膜パターン(隔壁)を形成しているの
で、高精度、高アスペクト比、高位置精度の隔壁を有す
るプラズマディスプレイパネルを製造することができ
た。
【0074】<比較例1>ソーダガラス基板上にパター
ンを形成するドライフィルムレジスト(NEF150、
50μm厚、日本合成化学製)ををラミネーターにて貼
付した後、基板上に形成したアライメントマークである
1φの円ととフォトマスクのアライメントマークである
3φの円によりアライメントして幅60μm、X軸方向
ピッチ270μm、Y軸方向ピッチ810μmの格子形
状のネガマスクを通して150mJ/cm2にて露光し
た。これを3回繰り返し、厚さ150μmとした。次に
これを1wt%の炭酸ナトリウムにてスプレー現像し、
幅60μm、X軸方向ピッチ270μm、Y軸方向ピッ
チ810μmの格子形状の厚膜パターン転写用凹版の元
型を得た。
【0075】次に、転写法により、凹版を作製した。先
ほど作製した元型の表面にシリコーン系の離型剤をスプ
レーした後、2液硬化型のシリコーン樹脂を埋め込み、
その上に0.3mm厚の36材を密着させ硬化させた。
その後、元型から剥離して、凹版を得た。なお、樹脂層
部分の厚さは190μmであった。また元型から凹版の
剥離時に元型の一部が基板から剥がれてしまった。
【0076】厚膜パターン形成材料としては、日本電気
硝子製のPLS−3550を用いた。これを、凹版にス
クリーン印刷にて充填した後、100℃20分の条件で
硬化させた。次に、粘着剤としてアクリル樹脂系粘着剤
を厚さ5μmで全面塗工したガラス基板上に、隔壁形成
材料を充填した凹版を位置決めして当てて、0.5MP
aの圧力で平プレスを行った。その後、凹版を剥離した
が、凹版の樹脂層部分の厚さが薄すぎるためパターン部
分がきちんと転写されない部分があった。
【0077】<比較例2>まず、ソーダガラス基板上に
中間層を形成する。中間層としては、エポキシ系の粘着
材を用いた。この粘着材をラミネーターにてガラス基板
に貼付した。次に、エッチングレジスト用途に用いられ
る感光性レジストであるドライフィルムレジスト(NE
F150、50μm厚、日本合成化学製)をラミネータ
ーにて貼付した後、基板上に形成したアライメントマー
クである1φの円ととフォトマスクのアライメントマー
クである3φの円によりアライメントして幅60μm、
X軸方向ピッチ270μm、Y軸方向ピッチ810μm
の格子形状のネガマスクを通して150mJ/cm2
て露光し、厚さ150μmとした。次にこれを1wt%
の炭酸ナトリウムにてスプレー現像し、幅60μm、X
軸方向ピッチ270μm、Y軸方向ピッチ810μmの
格子形状である厚膜パターン転写用凹版の元型を得た。
【0078】次に、転写法により、凹版を作製した。先
ほど作製した元型の表面にシリコーン系の離型剤をスプ
レーした後、2液硬化型のシリコーン樹脂を埋め込み、
その上に0.3mm厚の36材を密着させ硬化させた。
その後、元型から剥離して、凹版を得た。この時樹脂層
部分の厚さは1.2mmとなっていた。
【0079】次に厚膜パターン形成材料を用意する。組
成は以下の通りである。 PbO−B23−SiO2系低融点ガラス粉末 62重量部 Al23 12重量部 TiO2 8重量部 ジエチレングリコールジメタクリレート 10重量部 2ーヒドロキシプロピルアクリレート 7重量部 ベンゾフェノン 1重量部 上記の組成を、ロールミルにて十分に混練し、隔壁形成
材料とした。
【0080】このようにして得られた隔壁形成材料を凹
版にロールプレスによって充填した。そして、隔壁形成
材料に2000mJ/cm2で照射した。次に、粘着剤
としてアクリル樹脂系粘着剤を厚さ5μmで全面塗工し
たガラス基板上に、厚膜パターン形成用材料を充填した
凹版を位置決めしようとしたが、樹脂部分の収縮が非常
に大きく位置合わせが出来なかった。
【0081】
【発明の効果】本発明の厚膜パターン転写用凹版の元型
およびその製造方法によれば、転写法により厚膜パター
ンを形成する際の凹版の原型となる凸版を高精細、高ア
スペクト比、高位置精度、高形状自由度、および転写に
耐え得る強度を保持している元型を作製することができ
る。さらに、この元型を用いて作製した凹版は高寸法精
度、高耐久性を持っている。またこの凹版を用いて転写
法により作製した隔壁においては、元型と同様に、高精
細、高アスペクト比、高位置精度である厚膜パターンを
提供できる。さらに、高精度、高アスペクト比、高位置
精度の隔壁を有するプラズマディスプレイの背面基板、
および背面基板と前面基板の両方から構成されるプラズ
マディスプレイパネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用凹
版の元型の例である。
【図2】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用凹
版の元型で格子形状の一例である。
【図3】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用凹
版の元型で中間層を導入した一例である。
【図4】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用凹
版の元型のアライメントマークの一例である。
【図5】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用凹
版の元型で表面をコーティングした一例である。
【図6】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用凹
版の元型で側部および底部に樹脂層を保有する一例であ
る。
【図7】厚膜パターン転写用凹版の元型から凹版を剥離
する工程の一例である。
【図8】凹版から厚膜パターン材料を剥離する工程の一
例である。
【図9】形成できた厚膜パターンの一例である。
【図10】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用
凹版の元型で規則的に蛇行した六角形状を有したパター
ンの一例である。
【図11】感光性レジストよりなる厚膜パターン転写用
凹版の元型で格子形状の一例である。
【符号の説明】
11・・・感光性レジスト 12・・・平面基板 13・・・中間層 14・・・アライメントマーク 15・・・表面層 16・・・補強樹脂層 17・・・基材 18・・・凹パターン樹脂層 19・・・凹版 20・・・厚膜パターン形成材料 21・・・基板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 11/02 H01J 11/02 B 5E343 // H05K 3/12 630 H05K 3/12 630Z (72)発明者 中村 隆一 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA02 AB17 AC01 AD01 DA12 DA35 EA08 FA03 FA17 FA39 FA43 2H084 AA30 AA31 AA36 BB04 BB13 CC10 2H096 AA00 AA27 CA05 CA16 EA02 HA27 HA30 JA04 KA10 5C027 AA09 5C040 GF19 5E343 FF02 (54)【発明の名称】 厚膜パターン転写用凹版の元型およびその製造方法、厚膜パターン転写用凹版およびその製造方 法、厚膜パターンの製造方法、プラズマディスプレイの背面基板及びその製造方法、プラズマデ ィスプレイパネルおよびその製造方法

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚膜パターン転写用凹版の元型であって、
    該元型が少なくとも平面基板と感光性材料層からなる凸
    部とから構成され、該凸部の最小幅が20〜100μ
    m、アスペクト比が1以上であることを特徴とする厚膜
    パターン転写用凹版の元型。
  2. 【請求項2】前記感光性材料層からなる凸部が、複数の
    層からなることを特徴とする請求項1に記載の厚膜パタ
    ーン転写用凹版の元型。
  3. 【請求項3】前記感光性材料層からなる凸部が、段差を
    有しており、前記平面基板側から上部方向へ向って、幅
    が減少していることを特徴とする請求項1あるいは2の
    いずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版の元型。
  4. 【請求項4】前記平面基板と前記感光性材料層からなる
    凸部との間に中間層を保有していることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の厚膜パターン転写用凹
    版の元型。
  5. 【請求項5】金属あるいは金属酸化物による表面コーテ
    ィング層を保有していることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版の元型。
  6. 【請求項6】前記厚膜パターン転写用凹版の元型の凹部
    の側面および底部にさらに補強樹脂層を保有しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の厚膜
    パターン転写用凹版の元型。
  7. 【請求項7】前記平面基板の裏面に反射率を向上させる
    処理を施していることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版の元型。
  8. 【請求項8】位置合わせマークが前記平面基板上に複数
    形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載の厚膜パターン転写用凹版の元型。
  9. 【請求項9】前記位置合わせマークが直径の異なる大小
    2つの円から構成されていて、複数の位置合わせマーク
    が前記平面基板内で1軸対象になるように配置されてい
    ることを特徴とする請求項8に記載の厚膜パターン転写
    用凹版の元型。
  10. 【請求項10】(1)感光性レジスト層を平面基板に形
    成する工程 (2)前記平面基板とフォトマスクをアライメントし
    て、UV露光する工程 の上記2工程を複数回繰り返し、かつ、途中でフォトマ
    スクを1回以上変更し、最後に現像工程を行うことを特
    徴とする前記厚膜パターン転写用凹版の元型の製造方
    法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至9のいずれかに記載の厚膜
    パターン転写用凹版の元型上に樹脂を設けることにより
    凹パターン樹脂層を形成し、その後、基材上に該凹パタ
    ーン樹脂層を転写することにより作製したことを特徴と
    する厚膜パターン転写用凹版。
  12. 【請求項12】前記基材と前記凹パターン樹脂層との間
    にさらに接着樹脂層を設けたことを特徴とする請求項1
    1に記載の厚膜パターン転写用凹版。
  13. 【請求項13】前記基材が可撓性があり塑性変形し難い
    性質を有し、かつその熱膨張係数と厚膜パターンを転写
    される基板の熱膨張係数との差が10×10-7/℃以内
    であることを特徴とする請求項11あるいは12のいず
    れかに記載の厚膜パターン転写用凹版。
  14. 【請求項14】前記凹パターン樹脂層の凸部の厚さが2
    00μm〜1mmであることを特徴とする請求項11乃
    至13のいずれかに記載の厚膜パターン転写用凹版。
  15. 【請求項15】請求項1乃至9のいずれかに記載の厚膜
    パターン転写用凹版の元型上に樹脂を設け凹パターン樹
    脂層を形成し、その後、基材上に該凹パターン樹脂層を
    転写することによって製造することを特徴とする厚膜パ
    ターン転写用凹版の製造方法。
  16. 【請求項16】請求項11乃至14のいずれかに記載の
    厚膜パターン転写用凹版に厚膜パターン形成材料を充填
    し、基板上に厚膜パターンを転写することを特徴とする
    厚膜パターンの製造方法。
  17. 【請求項17】プラズマディスプレイの背面基板におい
    て、誘電体層および隔壁が同じ材料からなり、かつ、請
    求項16に記載の厚膜パターンの製造方法により前記誘
    電体層および前記隔壁をガラス基板上に、同時に形成し
    たことを特徴とするプラズマディスプレイの背面基板。
  18. 【請求項18】プラズマディスプレイの背面基板の製造
    方法において、誘電体層および隔壁として同じ材料を使
    用し、請求項16に記載の厚膜パターンの製造方法によ
    り前記誘電体層と前記隔壁をガラス基板上に、同時に形
    成することを特徴とするプラズマディスプレイの背面基
    板の製造方法。
  19. 【請求項19】請求項17に記載のプラズマディスプレ
    イの背面基板と、前面基板とを具備することを特徴とす
    る特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  20. 【請求項20】請求項18に記載のプラズマディスプレ
    イの背面基板の製造方法により、背面基板を製造し、さ
    らに、該背面基板と前面基板を封着することにより製造
    することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製
    造方法。
JP2001129001A 2000-05-25 2001-04-26 厚膜パターン転写用凹版の元型およびその製造方法、厚膜パターン転写用凹版およびその製造方法、厚膜パターンの製造方法、プラズマディスプレイの背面基板及びその製造方法、プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 Pending JP2002046249A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003322708A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Seiko Epson Corp 基板装置の製造方法並びにマイクロレンズ及び電気光学装置
WO2005013308A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-10 3M Innovative Properties Company Master mold for duplicating fine structure and production method thereof
KR100987185B1 (ko) * 2007-12-26 2010-10-11 한국과학기술원 유전체 코어를 갖는 수동소자 제조방법

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