JP2002046146A - 射出成形システム - Google Patents

射出成形システム

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JP2002046146A JP2000234478A JP2000234478A JP2002046146A JP 2002046146 A JP2002046146 A JP 2002046146A JP 2000234478 A JP2000234478 A JP 2000234478A JP 2000234478 A JP2000234478 A JP 2000234478A JP 2002046146 A JP2002046146 A JP 2002046146A
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7686Measuring, controlling or regulating the ejected articles, e.g. weight control

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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂製品の重量検査効率を向上すること。 【解決手段】樹脂製品としてのコネクタハウジング14
を成形する射出成形機1が設けられている。射出成形機
1から落下する樹脂製品を受けて搬送するベルトコンベ
ア12が設けられ、そのベルトコンベア12によって搬
送されるコネクタハウジング14の重量を検査する重量
検査装置15が設けられている。そして、射出成形機1
に設けられた金型11から落下するコネクタハウジング
14の排出タイミングに同期させてベルトコンベア12
を制御する制御回路28が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形により樹
脂製品を成形し、その樹脂製品の重量を検査する射出成
形システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用ワイヤハーネスの端部
に取り付けられるコネクタハウジング等の樹脂製品は射
出成形によって成形される。この場合、時として「ショ
ートショット」と呼ばれる樹脂材料の充填不足が生じ
る。この材料の充填不足であるショートショットは、温
度条件、加圧条件等の影響で、溶融された樹脂材料が金
型全体に行きわたらず材料が不足した場合に生じる。或
いは、充填時に金型内の空気を抜くための空気抜き孔が
詰まった場合に生じる。ショートショットが生じると、
樹脂製品には欠けた部分が発生し、不良品となる。かか
る不良品は、限り無く良品に近い極めて僅かだけ欠けた
ものから、大きな欠落があるものまで種々様々である。
【0003】ところで、ショートショットを無くし、樹
脂製品の不良を皆無にすることは、現在の射出成形機の
構造や技術では困難である。たとえ射出成形機が優れた
ものであっても、数千回〜数万回の成形動作に1回程度
の割合で、ショートショットが生じてしまう。
【0004】このような実情から、成形された樹脂製品
が良品か不良品かの検査が行われている。従来の検査方
法としては、射出成形機から排出される樹脂製品を搬送
ベルトで搬送し、搬送された樹脂製品を落下して受け皿
に載せた後、その受け皿を電子天秤に移動させている。
樹脂製品の重量を測定するには、樹脂製品を含む受け皿
の重量を測定した後、その測定値から受け皿の重量が差
し引かれた重量を樹脂製品の測定結果としている。そし
て、その電子天秤による測定結果に基づいて樹脂製品が
良品か不良品かを判定している。
【0005】その判定結果が良品である場合には、受け
皿の両端部を支持している2つの昇降アームのうち一方
のみを上昇させると、受け皿が傾動され、樹脂製品が良
品回収箱に排出される。それに対して、不良品である場
合には、上述した動作と逆の方向に受け皿が傾動され、
樹脂製品が不良品回収箱に排出される。
【0006】この検査方法であれば、多数の検査員によ
る人的な目視検査の手間を少なくすることができる。つ
まり、樹脂製品が不良品であると判定された場合には、
その製品だけを検査員が目視検査で確認すればよい。不
良品であると判定される成形品の数は極めて少ないか
ら、検査員による目視検査の対象物が少なく、少ない労
力で検査が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の射出
成形システムにおいては、金型から排出された樹脂製品
を、射出成形が1回行われるごとに重量検査装置まで搬
送している。そのため、搬送距離が長い場合には、金型
にて樹脂製品が成形されてから重量検査装置にて樹脂製
品の重量検査を終えるまで一連の重量検査に時間がかか
る。具体的に言うと、複数の樹脂製品をまとめて重量検
査するため、樹脂製品が重量検査装置に搬送されていな
ければ、次に成形された樹脂製品を搬送ベルト上に落下
させることができない。従って、樹脂製品の成形時間を
短縮できても、樹脂製品の搬送時間が長ければ、樹脂製
品が成形されてから重量検査が完了するまでの時間の短
縮化を図ることができない。
【0008】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、樹脂製品の重量検査効率を向上す
ることが可能な射出成形システムを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、樹脂製品を成形する
金型を含む射出成形機と、その射出成形機から落下する
樹脂製品を受けて搬送する搬送手段と、搬送手段によっ
て搬送される樹脂製品の重量を検査する重量検査装置と
を備えた射出成形システムにおいて、前記金型から落下
する樹脂製品の排出タイミングに同期させて前記搬送手
段の駆動を制御する制御手段を設けたことを要旨とす
る。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の射出成形システムにおいて、前記制御手段は、樹脂
製品を間欠的に搬送させるために前記搬送手段を駆動制
御することを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の射出成形システムにおいて、前記搬送手段に
は、前記射出成形機に設けられた金型から落下する複数
の樹脂製品を所定箇所に集中的に配置しておくための区
画された領域が形成されていることを要旨とする。
【0012】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、金型から排出され
る樹脂製品の排出タイミングに同期して制御手段は搬送
手段の駆動を制御する。そのため、金型から排出された
樹脂製品を、1回の射出成形が行われるごとに重量検査
装置まで搬送する必要がない。この結果、金型にて樹脂
製品が成形されてから、重量検査装置にて樹脂製品の重
量検査を終えるまでの一連の重量検査時間を短縮するこ
とができる。
【0013】請求項2に記載の発明では、金型にて樹脂
製品が1回成形されるごとに、搬送手段が間欠的に駆動
される。そのため、樹脂製品が一度に複数個成形される
場合には、搬送手段に樹脂製品を寄せ集めた状態で載置
することができ、予め決められた数でもって樹脂製品を
重量検査することができる。従って、不良品の発生率が
増えるのを防止できる。
【0014】請求項3に記載の発明では、金型から落下
する複数の樹脂製品を所定箇所に集中的に配置しておく
ための領域が区画されているため、この領域内に金型か
ら落下する複数の樹脂製品を集中的に配置することがで
きる。そのため、決められた数の樹脂製品を確実に検査
することができ、不良品の発生率が増えるのをよりいっ
そう確実に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、ワイヤハーネス用コネクタ
ハウジングの重量を検査する重量検査装置を備えた射出
成形システムに具体化した一実施形態を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、射出成形機1は加熱シ
リンダ2を備えており、その加熱シリンダ2内にはオイ
ルモータ3によって回転するスクリュー4が設けられて
いる。そして、加熱シリンダ2の基端上部に設けられた
ホッパ5に供給される樹脂材料は、スクリュー4によっ
て溶融されながら金型11内に送られる。
【0017】金型11の下方には、搬送手段としてのベ
ルトコンベア12が設けられ、このベルトコンベア12
によって金型11から排出される合成樹脂製品としての
コネクタハウジング14が重量検査装置15に搬送され
る。そして、重量検査装置15によってコネクタハウジ
ング14の重量が測定され、コネクタハウジング14が
良品か、又は不良品の可能性があるか否かが判定され
る。そして良品は良品回収箱16へ送られ、不良品の可
能性があるコネクタハウジング14は不良品回収箱17
へ送られる。
【0018】図1,図3に示すように、前記ベルトコン
ベア12は、間隔をおいて平行に配置された両側に支持
フレーム18,19を備えている。各支持フレーム1
8,19の上流側端部には駆動ローラ24aが架設さ
れ、下流側には従動ローラ24bが架設されている。そ
して、両ローラローラ24a,24b間には、一定の方
向に周回する無端状の搬送ベルト20が掛装されてい
る。
【0019】搬送ベルト20の表面には、一定の間隔を
おいて複数の仕切壁21が突設されている。この仕切壁
21は合成樹脂からなり、前記搬送ベルト20と一体的
に成形されている。各仕切壁21の間には複数の搭載領
域22が区画形成されている。そして、各搭載領域22
には一回の成形ごとに金型11から排出される複数のコ
ネクタハウジング14がまとめて載せられる。つまり、
本実施形態では、1回の成形で4つのコネクタハウジン
グ14を得ることができるため、各搭載領域22には4
つのコネクタハウジング14がそれぞれ載せられる。
【0020】駆動ローラ24aにはその駆動源となる搬
送用モータMが駆動連結されている。搬送用モータMに
は制御手段としての制御回路28が電気的に接続されて
いる。制御回路28は、搬送用モータMの駆動に必要な
各種制御プログラムが記憶されており、この制御プログ
ラムに基づいて搬送用モータMを駆動制御する。具体的
にいうと、コネクタハウジング14が金型11から排出
されるタイミングに同期させて搬送用モータMの駆動を
制御する。すなわち、コネクタハウジング14が搬送ベ
ルト20上に落下するとき、換言すれば金型11が開か
れるとき、制御回路28は搬送用モータMの回転を所定
時間だけ停止させる。それ以外のときにおいて、制御回
路28は搬送用モータMを駆動させる。従って、制御回
路28は搬送用モータMをオン・オフ制御することによ
り、ベルトコンベア12によってコネクタハウジング1
4が間欠的に搬送される。
【0021】次に、重量検査装置15について説明す
る。図2,図3に示すように、重量検査装置15の基台
23の上面には、内側が確認できるように、透明又は半
透明の合成樹脂からなる風防カバー25が設けられてい
る。風防カバー25は、不透明な部材で構成されていて
も構わない。この風防カバー25の上部には、透明な合
成樹脂製のフード26が設けられている。このフード2
6によって前記ベルトコンベア12の下流側端部が覆わ
れている。
【0022】風防カバー25の上部においてフード26
の内側に位置する箇所には、四角状の投入筒27が貫設
されている。この投入筒27は、前記ベルトコンベア1
2の下流端部の真下に位置している。そして、ベルトコ
ンベア12にて搬送されるコネクタハウジング14が、
投入筒27の上部に外方に拡がり形成された供給口27
aから投入される。供給口27aが拡がっているのは、
投入筒27からコネクタハウジング14が落ちこぼれな
いようにするためである。
【0023】図4,図5に示すように、この供給口27
aを除く部分には、傾斜部材としての傾斜板30,31
が複数(本実施形態では2つ)設けられている。各傾斜
板30,31は、上下に位置ずれし、かつ左側と右側に
分かれて互い違いに取り付けられ、いずれも下側に向け
て傾斜している。別のいい方をすると、各傾斜板30,
31の先端部は基端部よりも下側に位置している。各傾
斜板30,31の先端部は、それらを上下方向から投影
してみた場合に、重なり合う部分が存在している。その
ため、投入筒27に供給されたコネクタハウジング14
は、傾斜板30,31のうちいずれか1つにかならず当
たるようになっている。
【0024】上部傾斜板30と下部傾斜板31との間に
は、隙間Sが形成されており、この隙間Sを介してコネ
クタハウジング14が投入筒27の下部に形成された排
出口27bから排出される。なお、本実施形態におい
て、傾斜板30,31の傾斜角度θ1,θ2は、風防カ
バー25の側面(鉛直方向)に対して30゜〜45゜の
範囲に設定されている。この値以外にも、傾斜角度θ
1,θ2を25゜〜60゜の範囲内で任意の値に変更し
てもよい。
【0025】各傾斜板30,31の上面には、弾性マッ
ト32がそれぞれ配設されている。この弾性マット32
は、ゴム又は合成樹脂からなる発泡体としての発泡基材
33と、表面布地34とを接着剤で貼着して構成されて
いる。この発泡基材33は、伸縮性に優れ軽量なもので
ある。表面布地34は、摩擦係数が非常に低い合成繊維
からなる。そのため、小型で複雑な形状を有するコネク
タハウジング14が、小型で複雑な形状をしていても、
表面布地34に引っ掛かることがない。ちなみに、本実
施形態では弾性マット32にウェットスーツ地を使用し
ている。
【0026】なお、本実施形態において、発泡基材33
の厚みは、4〜7mmに設定されている。この値以外に
も、発泡基材33の厚みを2mm〜10mmの範囲内で
任意の値に変更してもよい。これに対して、表面布地3
4の厚みは、1〜2mmに設定されている。この値以外
にも、表面布地34の厚みを1mm〜3mmの範囲内で
任意の値に変更してもよい。
【0027】図2に示すように、風防カバー25の内部
において基台23上に位置する箇所には、重量測定器と
しての電子天秤36が設けられている。別の言い方をす
ると、電子天秤36の周囲は、風防カバー25によって
全体が覆われている。風防カバー25があることによ
り、電子天秤36が横風の影響を受けることがない。電
子天秤36は、測定物(コネクタハウジング14)が載
せられる測定台37を備えた、いわゆる電磁平衡式電子
天秤である。本実施形態の電子天秤36は、秤量410
g、最小表示0.001gの高精度のものが使用され
る。
【0028】電子天秤36の上方かつ投入筒27の下方
には、受け部材としての受け皿40が設けられている。
この受け皿40は、図示しないエアシリンダを駆動源と
する2つの昇降アーム41,42にて支持されている。
昇降アーム41,42は、それぞれ独立して昇降するこ
とが可能となっている。
【0029】そして、図11に示すように、受け皿40
に測定すべきコネクタハウジング14が載せられる場合
は、両昇降アーム41,42が上昇することにより、受
け皿40は電子天秤36から離れた受取位置P1に配置
される。又、図12に示すように、コネクタハウジング
14が測定される場合は、両昇降アーム41,42が静
かに下降されることにより、受け皿40は測定台37に
接した測定位置P2に配置される。このように、受け皿
40の受取位置P1と測定位置P2とを別々にしたの
は、電子天秤36は高精度であるがゆえに、測定台37
上に重量検査するコネクタハウジング14を直接落下さ
せると、衝撃が生じて故障の原因になるからである。更
に、図13に示すように、コネクタハウジング14を受
け皿40から排出する場合には、昇降アーム41,42
のうち一方を上昇させ、他方を下降させることにより、
受け皿40を左右いずれかの方向に傾かせることが可能
である。
【0030】図8に示すように、受け皿40の前後両側
壁40a,40bは、ベルトコンベア12から落下する
コネクタハウジング14を確実に受けるために、上側に
折曲形成されている。具体的にいうと、受け皿40の前
後両側壁40a,40bは、底面に対して直角に曲げら
れている。
【0031】図8〜図10に示すように、受け皿40の
底部40cの左右両端部は、斜め上方に折曲形成されて
いる。受け皿40の底部40c全体には、受け皿40の
内側に隆起した突部44が多数形成されている。この突
部44の存在により、受け皿40の底部40cの上面全
体は、凹凸形状となっている。そのため、受け皿40に
コネクタハウジング14が入ったときに、そのコネクタ
ハウジング14と底部40cとの接触面積が少なくな
る。
【0032】前記各突部44は、全て同じ大きさで、断
面半楕円状(細長ドーム状)に形成され、受け皿40か
らコネクタハウジング14が排出される方向(図2の左
右方向)に沿って細長くなっている。これは、コネクタ
ハウジング14を受け皿40からスムーズに排出させる
ためである。又、前後方向(図10に示すA方向)、左
右方向(図10に示すB方向)及び斜め方向(図10に
示すC方向)からみて各突部44は、いずれの方向から
も一定の間隔をおいて規則的に配列されている。そし
て、前後方向A又は左右方向Bに配列されている各突部
44をみた場合、各突部44はそれぞれ1つおきに位置
ずれした関係で配置されている。すなわち、前後左右両
方向A,Bにおいて突部44はそれぞれ千鳥状に配置さ
れている。
【0033】図6,図7に示すように、受け皿40は、
その底部40cの外面に固定された複数の補強部材4
6,47を介して前記昇降アーム41,42に支持され
ている。つまり、補強部材46,47が存在することに
より、受け皿40は昇降アーム41,42に直接接触さ
れていない。補強部材46,47は、硬脆材料、本実施
形態ではセラミックスからなる。そのため、補強部材4
6,47と昇降アーム41,42との接合部において、
摩耗することが極めて少なくなる。なお、本実施形態で
は、各昇降アーム41,42につき、2つの補強部材4
6,47がそれぞれ設けられている。
【0034】図2に示すように、前記受け皿40の左右
両側付近において、風防カバー25の左右両側壁に位置
する箇所には、斜め下方に延びる凹状の排出通路50,
51が設けられている。各排出通路50,51は、風防
カバー25の内部から外部に突出されている。そして、
受け皿40から滑り落ちるコネクタハウジング14は、
排出通路50,51を介して前記良品回収箱16又は不
良品回収箱17へ案内されるようになっている。
【0035】各排出通路50,51の途中には、風防カ
バー25の左右両側壁に沿って上下動可能なシャッタ5
2,53が設けられている。このシャッタ52,53は
図示しないエアシリンダを駆動源としている。そして、
シャッタ52,53が下降することにより各排出通路5
0,51が閉止され、反対にシャッタ52,53が上昇
することにより排出通路50,51が開放される。よっ
て、排出通路50,51は必要な時にだけに開放させる
ことができるから、風防カバー25内に横風が入るのを
極力抑えることができる。
【0036】次に、上記のように構成された射出成形シ
ステムの作用について説明する。射出成形機1の金型1
1が開かれると、一度(本実施形態では4〜8個)に複
数のコネクタハウジング14がベルトコンベア12の上
流端に落下する。このとき、制御回路28は搬送用モー
タMの駆動を停止し、複数ある搭載領域22のうち1つ
がコネクタハウジング14の落下位置に合致するように
ベルトコンベア12の駆動を停止させる。そして、複数
のコネクタハウジング14が搭載領域22に載置され、
所定時間が経過した後、制御回路28は搬送用モータM
を駆動する。つまり、上述した動作と同様に搬送用モー
タMをオン・オフしながらベルトコンベア12を間欠的
に動作させる。これにより、1つの搭載領域22につ
き、1回ごとに成形されるコネクタハウジング14が複
数個載置される。
【0037】そして、ベルトコンベア12の下流端に移
動された各コネクタハウジング14は、ベルトコンベア
12から落下され、フード26を介して投入筒27に投
入される。このとき、1つの搭載領域22にあるコネク
タハウジング14が一度に投入される。つまり、本実施
形態では、各搭載領域22に搭載されているコネクタハ
ウジング14は4つであるため、投入筒27に1回ごと
に投入される数は4個である。
【0038】投入筒27に落下した各コネクタハウジン
グ14は、まず上部傾斜板30に設けられた弾性マット
32に落下し、コネクタハウジング14は上部傾斜板3
0の下方へ滑り落ちる。その後、コネクタハウジング1
4は、下部傾斜板31に設けられた弾性マット32に当
たりながら下部傾斜板31を滑り落ち、隙間Sを通過し
て投入筒27の排出口27bから排出される。
【0039】或いは、上部傾斜板30に落下することな
く、最初に下部傾斜板31に落下したコネクタハウジン
グ14は、隙間Sを通過して投入筒27の排出口27b
から排出される。いずれにしても、コネクタハウジング
14は、排出口27bから排出される前までに両傾斜板
30,31のうちいずれかの弾性マット32に必ず当た
って投入筒27から排出される。
【0040】つまり、コネクタハウジング14が2つの
傾斜板30,31に当たることよってその落下速度は急
激に低下する。そのため、投入筒27の供給口27aに
コネクタハウジング14が勢いよく投入されても、排出
口27b付近においてはコネクタハウジング14は緩や
かな落下速度で排出される。しかも、コネクタハウジン
グ14が傾斜板30,31に設けた弾性マット32上に
当たることにより、コネクタハウジング14に対する衝
撃が緩和される。
【0041】投入筒27の排出口27bから排出された
コネクタハウジング14は、既に受取位置P1で待機し
ている受け皿40上に落下する。すると、両昇降アーム
41,42が同時に下降し、受け皿40は測定位置P2
に静かに移動する。この測定位置P2において、コネク
タハウジング14が載せられたまま受け皿40は、電子
天秤36の測定台37に載せられる。なお、受け皿40
の底部40cの外面四隅には、図示しない脚が突設され
ており、この4つの脚が測定台37に接する。このと
き、受け皿40の下面と測定台37の表面との間に隙間
が生じ、昇降アーム41,42は、この隙間に位置し、
受け皿40から離れるように位置する。
【0042】コネクタハウジング14が載った受け皿4
0が測定台37に載せられると、コネクタハウジング1
4を含む受け皿40の重量が測定される。そして、その
測定値から受け皿40の重量が差し引かれたコネクタハ
ウジング14のみの重量が測定結果として図示しない表
示器に表示される。
【0043】コネクタハウジング14の重量を測定した
結果、測定値が所定の基準値に対して一定の範囲内にあ
るときは、コネクタハウジング14は良品と判定され
る。この判定方法を簡単に説明すると、重量検査装置1
5に電気的に接続された制御回路28は、測定台37か
ら出力される計測信号に基づいてコネクタハウジング1
4の重量を演算し、それを予めメモリに記憶しておいた
基準重量と比較する。そして、比較した結果、基準値に
対して算出したコネクタハウジング14の計測値が所定
の許容差内に収まっていれば、複数のコネクタハウジン
グ14はすべて合格品であると判定する。一方、許容差
内に収まっていなければ、複数のコネクタハウジング1
4のうち少なくとも1個が不良品であると判定する。
【0044】制御回路28によってコネクタハウジング
14が良品である判定された場合には、図13に示すよ
うに、左側のシャッタ52のみが開いた後、右側の昇降
アーム42のみが上昇する。これにより、受け皿40は
斜めに傾く。よって、複数のコネクタハウジング14
は、受け皿40の底部40c上を左側へ滑り、左側の排
出通路50を介して良品回収箱16へと落下する。その
後、一定時間が経過すると、左側の昇降アーム41が上
昇し、受け皿40は受取位置P1に戻る。
【0045】これに対して、コネクタハウジング14が
不良品であると判定された場合には、右側のシャッタ5
3のみが開いた後、左側の昇降アーム41のみが上昇
し、受け皿40が上述した場合と逆方向に傾く。この結
果、複数のコネクタハウジング14は、受け皿40の底
部40c上を右側へ滑り、右側の排出通路51を介して
不良品回収箱17へと落下する。その後、一定時間が経
過すると、右側の昇降アーム42が上昇し、受け皿40
は受取位置P1に戻る。
【0046】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果を得ることができる。 (1)本実施形態の射出成形システムでは、金型11か
ら落下するコネクタハウジング14の排出タイミングに
同期させてベルトコンベア12を制御する制御回路28
が設けられている。そのため、金型11から排出された
コネクタハウジング14を、射出成形が1回行われるご
とにベルトコンベア12の下流端まで搬送する必要がな
い。この結果、コネクタハウジング14の重量検査効率
を向上することができる。
【0047】(2)本実施形態の射出成形システムで
は、コネクタハウジング14の搬送時間に影響されるこ
とがないので、ベルトコンベア12を長くすることがで
き、設計の自由度を高めることができる。
【0048】(3)本実施形態の射出成形システムで
は、金型11にて複数のコネクタハウジング14が1回
成形されるごとに、ベルトコンベア12が間欠的に駆動
される。そのため、複数のコネクタハウジング14の重
量検査を行う場合には、1回の成形で得られる複数のコ
ネクタハウジング14を間隔をおくことなく搬送ベルト
20上に寄せ集めた状態で載置される。従って、重量検
査装置15において、予め決められた数のコネクタハウ
ジング14の重量検査を行うことができ、不良品でもな
いのに誤って不良品と判定されるのを防止できる。要す
るに、不良品の発生率が増えるのを防止できる。
【0049】(4)本実施形態の射出成形システムで
は、ベルトコンベア12の搬送ベルト20に仕切壁21
が形成され、各仕切壁21の間に搭載領域22が形成さ
れている。そして、各搭載領域22の存在により金型1
1から落下する複数のコネクタハウジング14を、搬送
ベルト20上において所定箇所に集中的に配置できる。
そのため、金型11から落下するコネクタハウジング1
4を、本来落下されるべき正規の位置からずれた位置に
配置されるのを確実に防止することができる。よって、
規定された数のコネクタハウジング14を重量検査装置
15に供給することができ、不良品の発生率が増えるの
をよりいっそう確実に防止することができる。
【0050】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、制御回路28が搬送用モータM
の駆動に必要な各種制御プログラムに基づいて搬送用モ
ータMを駆動制御している。つまり、コネクタハウジン
グ14が金型11から排出されるタイミングに同期させ
て搬送用モータMのオン・オフを制御している。搬送用
モータMのオン・オフを回転数を制御するのではなく、
回転数を制御するようにしてもよい。具体的にいうと、
コネクタハウジング14が搬送ベルト20上に落下する
ときに、搬送用モータMの回転の回転数を所定時間だけ
低下させ、その後、搬送用モータMの回転数を下げる前
の回転数に戻してもよい。要するに、各搭載領域22に
1回の成形で得られるコネクタハウジング14を回収で
きれば、搬送用モータMをどのように制御してもよい。
【0051】・ 前記実施形態では、金型11にて複数
のコネクタハウジング14が1回射出成形されるごと
に、搬送ベルト20が間欠的に周回される。これ以外に
も、一度に成形されるコネクタハウジング14の数が少
ない場合等には、射出成形が2回又は3回以上行われて
から、ベルトコンベア12を間欠的に駆動制御してもよ
い。
【0052】・ 搬送ベルト20の表面の両端縁に沿っ
て仕切壁を更に設け、この仕切壁と前記実施形態で示す
仕切壁21とによって各搭載領域22を形成してもよ
い。但し、搬送ベルト20はローラ24a,24bを介
して逆方向に折り返される。そのため、仕切壁に無理な
力がかかるのを防ぐために、仕切壁に搬送ベルト20の
表面に対して直交する切れ込みを多数設けることが望ま
しい。
【0053】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項3において、前記搬送手段は所定の方向に
周回する無端状の搬送ベルトを含んで構成され、前記各
領域は搬送ベルトの表面に設けられた仕切壁によってそ
れぞれ区画されていることを特徴とする射出成形システ
ム。
【0054】(2)請求項1〜3、前記(1)のいずれ
かにおいて、前記搬送手段は、樹脂製品を載せる無端状
の搬送ベルトと、その搬送ベルトを駆動するモータとを
含んで構成され、前記制御手段は、搬送モータの回転数
を制御することを特徴とする射出成形システム。
【0055】(3)請求項1〜3、前記(1)、(2)
のいずれかにおいて、前記搬送手段は、前記金型から樹
脂製品が落下するときのみ樹脂製品の搬送を停止するこ
とを特徴とする射出成形システム。この構成にすれば、
樹脂製品が四方に飛散することなく搬送することができ
る。
【0056】(4)請求項1〜3、前記(1)、(2)
のいずれかにおいて、前記搬送手段は、その上面に前記
金型から樹脂製品が落下するときのみ樹脂製品を搬送す
る速度を遅くすることを特徴とする射出成形システム。
この構成にすれば、搬送手段を完全に停止させるより
も、省エネルギーで搬送できるため、ランニングコスト
を低くすることができる。
【0057】(5) 請求項1又は2に記載の射出成形
システムにおいて、前記搬送手段は、前記射出成形機に
設けられた金型から落下する複数の樹脂製品を一括して
配置しておく領域を備えていることを特徴とする。
【0058】(6)樹脂製品を成形する開閉可能な金型
を含む射出成形機と、その射出成形機から落下する樹脂
製品を受けて搬送する搬送手段と、搬送手段によって搬
送される樹脂製品の重量を検査する重量検査装置を備え
た射出成形システムにおいて、前記金型の開動作に同期
させて前記搬送手段の搬送速度を変更する制御手段を設
けたことを特徴とする射出成形システム。
【0059】(7)樹脂製品を成形する金型を含む射出
成形機と、その射出成形機から落下する樹脂製品を受け
て搬送する搬送手段と、搬送手段によって搬送される樹
脂製品の重量を検査する重量検査装置を備え、前記金型
から落下する樹脂製品の排出に同期させて前記樹脂製品
を搬送する速度を変えるようにしたことを特徴とする射
出成形システムにおける樹脂製品の搬送方法。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
樹脂製品の重量検査効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の重量検査装置を含む射出成形シス
テムの概略図。
【図2】重量検査装置の断面図。
【図3】重量検査装置の上部を示す斜視図。
【図4】重量検査装置における投入筒の断面図。
【図5】投入筒の平面図。
【図6】受け皿及び昇降アームの正面図。
【図7】受け皿及び昇降アームの側面図。
【図8】受け皿の斜視図。
【図9】受け皿の底部に形成された突部の断面図。
【図10】受け皿の底部に形成された突部の平面図。
【図11】受け皿が受取位置にある場合の概略図。
【図12】受け皿が測定位置にある場合の概略図。
【図13】受け皿が傾いた状態にある場合の概略図。
【符号の説明】
1…射出成形機、11…金型、12…ベルトコンベア
(搬送手段)、14…コネクタハウジング(樹脂製
品)、15…重量検査装置、21…仕切壁、22…領
域、28…制御回路(制御手段)、36…電子天秤(重
量測定器)、P1…受取位置、P2…測定位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臼井 正規 静岡県御殿場市中清水127番地 住電装プ ラテック 株式会社内 Fターム(参考) 4F206 AM16 AM19 AM32 AP14 AR15 JA07 JP01 JP13 JP15 JP17 JQ81

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製品を成形する金型を含む射出成形
    機と、その射出成形機から落下する樹脂製品を受けて搬
    送する搬送手段と、搬送手段によって搬送される樹脂製
    品の重量を検査する重量検査装置とを備えた射出成形シ
    ステムにおいて、 前記金型から落下する樹脂製品の排出タイミングに同期
    させて前記搬送手段の駆動を制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする射出成形システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、樹脂製品を間欠的に搬
    送させるために前記搬送手段を駆動制御することを特徴
    とする請求項1に記載の射出成形システム。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段には、前記射出成形機に設
    けられた金型から落下する複数の樹脂製品を所定箇所に
    集中的に配置しておくための区画された領域が形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成
    形システム。
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