JP2002045768A - ブレード式塗工装置及び塗工方法 - Google Patents

ブレード式塗工装置及び塗工方法

Info

Publication number
JP2002045768A
JP2002045768A JP2000236394A JP2000236394A JP2002045768A JP 2002045768 A JP2002045768 A JP 2002045768A JP 2000236394 A JP2000236394 A JP 2000236394A JP 2000236394 A JP2000236394 A JP 2000236394A JP 2002045768 A JP2002045768 A JP 2002045768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
angle
finishing
coating
finishing blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000236394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Miura
洋司 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000236394A priority Critical patent/JP2002045768A/ja
Publication of JP2002045768A publication Critical patent/JP2002045768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1種類の長さのブレードで広い塗工量レンジ
をカバーし、ブレード位置のバッキングロールへの再設
定の必要が無く、生産性の向上を図れ、ストックしてお
くべきブレード長さの種類も1つで済み、製紙会社のブ
レード在庫負担も大幅に低減させ、良好な品質の塗工紙
を製造する。 【解決手段】 クランププレート13とコータヘッド3
5とによって仕上げブレード6の基端を挟持し、ブレー
ド6の背面に、ヘッド35に設けられたバックアップバ
ー22の先端部を当接させ、ロール3上を走行する塗工
原紙2にブレード6の先端を押し付け、塗工原紙2に形
成した塗工液8の液膜7の余剰分をブレード6により掻
き落とす塗工装置において、ヘッド35にラック25と
ピニオン24,36及びこれにて駆動される移動ねじ2
9を備えた昇降手段を設け、昇降手段にてバックアップ
バー22を昇降させることにより、ブレード6の自由長
Laを変更可能に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレード式塗工装
置及び塗工方法に係り、特に同一ブレードにて広い塗工
量レンジを実現し、ブレード刃当たり角度制御を行う塗
工装置及び塗工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多色印刷用紙として用いられる塗工紙
は、原紙の表面に塗布されるカラー(塗工液)の重量に
よって、アート紙、コート紙、軽量コート紙、微塗工紙
等に分類される。このような塗工紙は、微塗工紙や一部
のアート紙を除けば、ほとんどが図8で示すようなアプ
リケータノズル4を持つブレードコータ(塗工装置)1
で塗工されており、その中でも、広告、カタログ、ビジ
ュアル雑誌等に使われるコート紙の生産量の伸びが著し
い。一方、エンドユーザの厳しい品質要求によって塗工
量、原紙条件及び塗工液組成は、製紙各社のノウハウと
して細かく分類、規定されている。こうしたニーズの多
様化の中で、より幅広い塗工量範囲に対して、柔軟かつ
迅速に対応できるブレードコータが求められている。
【0003】上記ブレードコータ1では、バッキングロ
ール3に巻き掛けられて走行する塗工原紙2上に、アプ
リケータノズル4によりカラー(塗工液)8を吹き付け
て、当該塗工原紙2の表面上に約150〜250μmの
厚さの液膜5を形成する。次いで、ブレードコータ1の
仕上部1aに設けられている仕上げブレード6を用いて
塗工原紙2上の液膜5の余剰分を掻き落とし、約5〜2
0μm程度の塗工液膜7としている。すなわち、ブレー
ドコータ1では、カラー8が転写されて走行する塗工原
紙2に、刃先に角度をつけた仕上げブレード6を所定の
線圧で押し当て、塗工膜厚の制御を行っている。また、
ブレードコータ1の塗工運転においては、図9で示され
るすくい角αを塗工速度Vや塗工量に関係なく、0.5
〜3度(好ましくは1〜2度)の領域で常に一定に保つ
ことが品質安定の重要なファクターであり、そのことは
これまでの操業経験の中で確認されている。
【0004】ここで、従来のブレードコータ1の構成に
ついて説明する。図10は、図8におけるブレードコー
タ1の仕上部1aのうち、その上部のヘッド部1bと呼
ばれる部分を拡大して示したものである。このヘッド部
1bは、強度部材であるコータヘッド10と、該コータ
ヘッド10の上部に固定されたブレードサポート11
と、ピン12を介してコータヘッド10に揺動自在に支
承されたクランププレート13と、コータヘッド10及
びクランププレート13の間に配設された一対のチュー
ブ14,15とから構成されており、その交互の空気加
圧によって仕上げブレード6のブレードサポート11へ
の脱着が行われるようになっている。このため、一対の
チューブ14,15は、ピン12を挟んで、その上下位
置にそれぞれ配置されている。なお、仕上げブレード6
の材質は、通常可撓性を有するバネ鋼である。
【0005】また、ブレードコータ1のヘッド部1b
は、図8及び図11に示すように、支持アーム16の上
部に偏心機構17を介して傾動可能に支持されていると
共に、支持アーム16の下部は、装置基台等に傾動可能
に支持されている。偏心機構17は、図11に示すよう
に、小径の内側ブッシュ19と大径の外側ブッシュ20
から構成されている。内側ブッシュ19は大径の外側ブ
ッシュ20の内側に配設されており、互いに中心がずれ
ている。また、内側ブッシュ19にはアーム21の一端
が取付けられ、該アーム21の他端はコータヘッド10
に接続されている。
【0006】次に、ブレードコータ1のヘッド部1bの
動作について説明する。洗浄・メンテナンス作業時な
ど、塗工原紙2へのコーティング作業(以下、塗工作業
という)を行わない時は、支持アーム16を図8におい
て時計方向に傾動させて、ヘッド部1bをバッキングロ
ール3から離間させ、待機状態とする。塗工作業開始時
には、支持アーム16を図8において反時計方向に傾動
させて、ヘッド部1bをバッキングロール3に近づけ、
仕上げブレード6をバッキングロール3上の塗工原紙2
に押付ける。その後、アプリケータノズル4からカラー
(塗工液)8を吐出させて、塗工作業を開始する。ここ
で、塗工原紙2上に形成される塗工液膜7の厚さ(乾燥
後は塗工量に相当)の制御は、仕上げブレード6の線圧
の調整によって行われる。仕上げブレード6の厚さ、長
さ、先端研磨角β(図9参照)は、このブレード線圧の
大きなファクターである。例えば、塗工液膜7を厚くし
たい場合には、薄くて長く、先端研磨角βの鋭利な仕上
げブレード6が使用される。
【0007】仕上げブレード6の装着から塗工開始への
手順は次の通りである。まず、仕上げブレード6をコー
タヘッド10に装着した後、仕上げブレード6が加圧さ
れていない状態(フリー状態)で、バッキングロール3
に対する初期刃当たり角度調整を行う(ここで刃当たり
角θ´とは、図9のすくい角αと研磨角βの和をい
う)。なお、この仕上げブレード6の初期刃当たり角度
調整は、その先端研磨角βに対して、すくい角αが0.
5〜3度となるように、支持アーム16に取付けられた
外側ブッシュ20を内側ブッシュ19と共に回転させる
ことによって行う。また、この外側ブッシュ20の回転
中心20aは、仕上げブレード6の先端位置と一致する
ように設定されている(図11と図12を参照)ので、
この角度変更では、ブレード線圧が発生しない。なお、
図12の状態において、内側ブッシュ19の回転中心1
9aは、外側ブッシュ20の回転中心20aよりもクラ
ンププレート13側ヘ下がった位置(いずれも、フリー
状態の仕上げブレード6の仮想線上にある)にあり、仕
上げブレード6には、まだ撓みは生じていない。
【0008】そして、塗工運転時には、図11及び図1
2中の19aを回転中心として内側ブッシュ19をコー
タヘッド10と共に反時計方向へさらに傾動させること
により、図13に示すように仕上げブレード6を撓ま
せ、仕上げブレード6の先端をバッキングロール3上の
塗工原紙2へ押付ける。この仕上げブレード6の先端に
発生する線圧は、内側ブッシュ19の回転角度(以下、
加圧角θLと称する)に概ね比例したものとなる。ま
た、原紙表面への塗工量は、仕上げブレード6の線圧に
より制御することができる。
【0009】次に、ブレードサポート11について説明
する。図14に示すように、仕上げブレード6に接する
ブレードサポート11の突起部11aは、内側ブッシュ
19の回転により仕上げブレード6を撓ませる際の支持
点となる。したがって、内側ブッシュ19の回転角を同
じとした場合、ブレードサポート11の突起部11aと
仕上げブレード6が接する位置から仕上げブレード6の
先端までの距離(以下La、またはブレード自由長と称
する)が短いほど自由長部のブレード剛性が増大するた
め、仕上げブレード6に発生する線圧が大きくなり、逆
にLaが長いほどブレード線圧が小さくなる。
【0010】また、仕上げブレード6の先端の撓み角に
注目して説明する。内側ブッシュ19の回転角(加圧角
θL)を一定とした時、図15(a)に示すように、L
aが短いほど内側ブッシュ19の回転時における仕上げ
ブレード6の先端の撓み角θTが大きくなる。また、図
15(b)に示すように、Laが長いほど仕上げブレー
ド6の先端の撓み角θTが小さくなる。ここで、仕上げ
ブレード6の先端の撓み角θTが内側ブッシュ19の回
転角(加圧角θL)よりも大きくなると、仕上げブレー
ド6の先端研磨面6aが図16(b)に示すように、バ
ッキングロール3上の塗工原紙2の走行方向に対して
「先開き」形状となり、カラー(塗工液)8の流れが拡
大流れとなってその流れが不安定になり、ストリークや
ブリーディング等の塗工不良が発生する。逆に、仕上げ
ブレード6の先端の撓み角θTが内側ブッシュ19の回
転角よりも小さくなると、仕上げブレード6の先端研磨
面6aが図16(a)に示すように、バッキングロール
3上の塗工原紙2の走行方向に対していわゆる「くさ
び」形状となる。このくさび角度(図9ではすくい角α
に相当)が前述の通り、0.5〜3度であれば塗工品質
は良いがこれよりも大きすぎると、塗工液膜7の流体圧
不足や仕上げブレード6の先端の過度の磨耗を起こし、
塗工不良が発生することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のブレードコータ1による塗工において、少量多品種
の製品ニーズに対応させるため、塗工量が大きく異なる
塗工紙を生産する場合には、ブレード長さLを変化させ
て、塗工原紙2上のカラー(塗工液)8の余剰分を掻き
落すためのブレード線圧のレベルを大きく変えるのが簡
便な方法である。しかしながら、ブレード長さLを変え
ると、製紙機械を停止させ、仕上げブレード6の先端位
置のバッキングロール3表面への再設定を行う必要があ
るため、時間的に大きなロスを生じ、生産効率を低下さ
せる上に、多種の仕上げブレード6を常にストックして
おかなければならないという不具合があった。これに対
して、1種類の長さの仕上げブレードによって、これま
で数種類の長さの仕上げブレードで対応していた広い塗
工量レンジ(例えば、片面で5〜25g/m2)をカバ
ーすることができれば、非常に便利である。
【0012】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、1種類の長さの仕上げブレ
ードで広い塗工量レンジをカバーし、仕上げブレード位
置のバッキングロールへの再設定の必要が無くなり、生
産性の向上を図ることができると共に、ストックしてお
くべきブレード長さの種類も1つで済み、製紙会社のブ
レード在庫負担も大幅に低減させ、良好な品質の塗工紙
を製造することが可能なブレード式塗工装置及び塗工方
法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、クランププレ
ートとコータヘッドとによって仕上げブレードの基端を
挟持し、該仕上げブレードの背面に、前記コータヘッド
に設けられたバックアップ部材の先端部を当接させ、ロ
ール上を走行する塗工原紙に前記仕上げブレードの先端
を押し付け、前記塗工原紙に形成した塗工液の液膜の余
剰分を前記仕上げブレードにより掻き落とすブレード式
塗工装置において、前記コータヘッドにラックとピニオ
ン及びこれにて駆動される移動部材を備えた昇降手段を
設け、該昇降手段にて前記バックアップ部材を昇降させ
ることにより、前記仕上げブレードの自由長を変更可能
に構成している。
【0014】また、本発明においては、クランププレー
トとコータヘッドとによって仕上げブレードの基端を挟
持し、該仕上げブレードの背面に、前記コータヘッドに
設けられたバックアップ部材の先端部を当接させ、ロー
ル上を走行する塗工原紙に前記仕上げブレードの先端を
押し付け、前記塗工原紙に形成した塗工液の液膜の余剰
分を前記仕上げブレードにより掻き落とすブレード式塗
工方法において、前記仕上げブレードの自由長を含めた
ブレード寸法と刃当たり角のデータを設定し、この設定
データに運転状況から逐次検出した前記仕上げブレード
の加圧角のデータを入力し、これら設定データ及び入力
データからブレード刃先の撓み角を算出すると共に、前
記仕上げブレードの加圧角と前記ブレード刃先の撓み角
より、前記刃当たり角の初期値からのずれ量である角度
補正量を算出し、この算出した角度補正量だけ前記コー
タヘッドをブレード角回転中心回りに回転させることに
よって、前記仕上げブレードの自由長変更に伴うブレー
ド刃当たり角度制御を行っている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実
施形態に係るブレード式塗工装置のヘッド部構造図、図
2は図1におけるA−A線矢視図、図3は本発明の実施
形態に係るブレード式塗工装置において、加圧角とブレ
ード線圧の関係を示す線図、図4は本発明の実施形態に
係るブレード式塗工装置において、加圧角と刃当たり角
の関係を示す線図、図5は本発明の実施形態に係るブレ
ード式塗工装置において、(a)はブレード刃当たり角
度補正前の状態を示す概念図、(b)はブレード刃当た
り角度補正後の状態を示す概念図、図6は本発明の実施
形態に係るブレード式塗工装置において、加圧角と塗工
量の関係を示す線図、図7は本発明の実施形態に係るブ
レード式塗工方法において、ブレード刃当たり角度制御
を行うフローチャートである。なお、説明の便宜上、図
1および図2において、図8〜図16に示した要素と同
一機能を有するものについては同一符号を付している。
【0016】本実施形態のブレードコータ(塗工装置)
1における仕上げ部のヘッド部1bは、図1及び図2に
示す如く、コータヘッド35に取付けられるクランププ
レート13とプレート取付座板39とによって仕上げブ
レード6の基端を挟持し、仕上げブレード6の背面に、
コータヘッド35の案内板34等に設けられたバックア
ップバー(バックアップ部材)22の先端部を当接さ
せ、バッキングロール3上を走行する塗工原紙2に仕上
げブレード6の先端を押し付け、塗工原紙2に塗布した
塗工液の液膜5の余剰分を仕上げブレード6により掻き
落とし、塗工原紙2上に所定厚さの塗工液膜7を形成す
るものである。案内板34は、コータヘッド1の上部を
構成するものであり、その上面には、断面逆T字状のガ
イドプレート33が取付けられている。そして、案内板
34の前面側の下部には、断面略L字状のプレート取付
座板39の下端側面が取付けられており、このプレート
取付座板39の前面側上部には、仕上げブレード6の下
端部を支持する段部が設けられている。なお、ガイドプ
レート33は、下部先端をプレート取付座板39に当接
させた状態で配置されている。
【0017】また、案内板34の前面上部には、全巾に
わたって凹溝37が配設され、該凹溝37の内部にはラ
ック25がほぼ全巾にわたって装着されている。このラ
ック25には、同ラック25を巾方向へ往復動させる元
ピニオン24が繋合されており、該元ピニオン24はコ
ータヘッド35の操作側もしくはドライブ側に設けら
れ、直交軸減速機30の出力軸30aの端部に直接取付
けられている。しかも、ラック25上には、これと噛み
合う複数の分配ピニオン36が0.5〜1m程度の等ピ
ッチで巾方向に配置されている。同分配ピニオン36
は、ナット38により移動ねじ(移動部材)29の軸端
(一端)に締結され、ラック25の直線運動を回転運動
に変換する機能を持っている。
【0018】上記移動ねじ29は、案内板34の前面よ
り突出するガイドプレート33の下部前端に回転可能に
挿入され、上下方向に沿って配置されている。また、移
動ねじ29は、ガイドプレート33の巾方向で間隔を置
いて多数本設けられており、その軸端(他端)には、仕
上げブレード6の背面に当接するバックアップバー22
を保持したバーホルダ27がねじ繋合されている。した
がって、各移動ねじ29は、図1の矢印で示す如く、ラ
ック25とピニオン24,36の作用により同期して、
同時に時計方向ないし反時計方向の回転が与えられるた
め、バーホルダ27及びバックアップバー22は、巾方
向で同時に上下動し、ブレード取付座板39とガイドプ
レート33とにより構成される二平行面間に沿って矢印
方向へ昇降することになる。その結果、当初の目的であ
る仕上げブレード6の自由長Laが自由に変えられるこ
とになる。
【0019】すなわち、バーホルダ27及びバックアッ
プバー22の昇降手段は、主としてラック25とピニオ
ン24,36及び移動ねじ29を備えており、同昇降手
段にてバックアップバー22を昇降させることにより仕
上げブレード6の自由長Laが変更可能に構成されてい
る。ここで、ブレード自由長Laとは、バックアップバ
ー22と仕上げブレード6とが接する位置から仕上げブ
レード6の先端までの距離をいう。図1及び図2におい
て、ラック25の移動は手動ハンドル31を回転させる
ことにより、直交軸減速機30を介して行うことで示さ
れているが、運転中の遠隔動作も可能にするため、手動
ハンドル31の代わりにロータリエンコーダ付きモータ
で当該ラック25を移動させることも可能である。ま
た、ラック25の移動量をストロークセンサで検出しな
がら、同ラック25を電動または手動のジャッキで直接
移動させることも可能である。
【0020】ここで、本実施形態のブレードコータ1に
おける仕上げブレード6の例として、全長76mm(そ
の内、クランプ部分の長さが25mm)、厚さ0.5m
mのブレードを用いた場合、自由長Laを変化させた時
の加圧角θLとブレード線圧との関係を図3に示してい
る。図3から明らかなように、いずれの自由長Laの場
合も、加圧角θLが大きくなるに従ってブレード線圧も
増大しており、かつ自由長Laが短い程、ブレード線圧
は大きくなっている。なお、図1におけるゴムシール2
3は、バーホルダ27とプレート取付座板39との間に
配設されるシール材であり、プロファイラ調整ねじ28
は、ガイドプレート33及びバーホルダー27の上部に
巾方向で水平に間隔を置いて複数本挿入配置され、先端
部がバックアップバー22に繋合されており、その回転
動作によって仕上げブレード6の巾方向の凹凸(撓み)
を解消し、同仕上げブレード6がバッキングロール3の
外周面に対し常時一直線となるようにするために設けら
れている。また、図2において符号26はバッキングロ
ール巾を示している。
【0021】次に、本実施形態のブレードコータ1にお
ける角度補正について説明する。仕上げブレード6に線
圧を与えるため、図5で示される加圧角回転中心19a
の回りにコータヘッド35を回転させるが、すでに説明
したように、バックアップバー22の位置を変更して自
由長Laを変えると、加圧角θLと共にブレード刃先の
塗工原紙2に対する刃当たり角θ′が変わり、その結果
として、すくい角αも変化する。ここで、刃当たり角
θ′とは、図9におけるすくい角αとブレード研磨角β
の和であり、塗工運転時における加圧角変化の際の加圧
角θLと撓み角θTとの差Δθが、刃当たり角の初期設定
値からのずれ量となって現れる。
【0022】ここに、その具体例を示す。ブレード長7
6mm(その内、クランプ部分の長さが25mm)、厚
さ0.5mmの仕上げブレード6において、仕上げブレ
ード6の初期刃当たり角(加圧角θL=0度)41度の
場合に、加圧角θLを変えた時の、刃当たり角θ′の初
期値からの変化を図4に示している。図4において、自
由長Laが16mmの場合、加圧角θL変化時の刃当た
り角θ′変動量は僅かである。しかし、自由長Laが1
4mmあるいは20mmの場合、加圧角θLが大きくな
ると、刃当たり角θ′の初期値からのずれは次第に大き
くなっている。
【0023】ところで、図5(a)において、θは初期
刃当たり角(ブレード刃先角+初期すくい角に相当)、
θLは加圧角、θTは撓み角、θ′は刃当たり角をそれぞ
れ示している。刃当たり角θ′の初期値θからのずれ量
(角度補正量)Δθは加圧角θLと撓み角θTの差である
から、刃当たり角θ′は次式で表される。 θ′=θ+Δθ=θ+(θL−θT) 本発明の実施形態は、ブレードコータ1の運転中におい
て刃当たり角θ′のずれ量Δθを逐次計算した上で、図
5(b)の実線で示すように、ずれ量Δθだけブレード
角回転中心20aの回りにコータヘッド35を回転させ
て、刃当たり角θ′が初期値θに等しくなるように補正
し、すくい角αが常に初期値θを維持するようにして、
塗工製品の品質の安定化を図っている。
【0024】このため、本実施形態のブレードコータ1
には、仕上げブレード6の加圧角θ Lを運転状況から逐
次検出する角度センサ(図示せず)と、仕上げブレード
6の全長Lや自由長Laや厚みなどを含めたブレード寸
法及び刃当たり角θ′の設定データと図示しない角度セ
ンサにより検出された入力データからブレード刃先の撓
み角θTを算出し、かつ仕上げブレード6の加圧角θL
ブレード刃先の撓み角θTより刃当たり角θ′の初期値
θからのずれ量Δθを算出する演算装置(図示せず)と
を備えた制御機構が設けられている。この制御機構は、
図示しない演算装置にて算出したずれ量Δθだけコータ
ヘッド35をブレード角回転中心20aの回りに回転さ
せることによって、仕上げブレード6の自由長La変更
に伴うブレード刃当たり角θ′の角度制御を行うもので
あり、例えば図11に示すような偏心機構を具備して構
成されている。
【0025】本発明の実施形態に係るブレードコータ1
では、塗工運転時及び塗工運転中において、塗工量が大
きく異なる塗工紙を生産する場合や塗工量を変更する場
合、手動ハンドル31を回転させ、直交軸減速機30の
出力軸30a及び元ピニオン24を介してラック25を
移動させる。すると、ラック25に噛み合う分配ピニオ
ン36がそれぞれ回転すると共に、各移動ねじ29も同
時に時計方向ないし反時計方向へ回転する。これに伴
い、各移動ねじ29にねじ繋合されているバーホルダ2
7及びバックアップバー22が巾方向で同時に昇降する
ので、塗工原紙2上に形成される塗工液膜7の仕上がり
具合をチェックしながら、仕上げブレード6の自由長L
aを変更させ、塗工原紙2上のカラーの余剰分を掻き落
とすためのブレード線圧のレベルを変えている。したが
って、本実施形態では、1種類の長さの仕上げブレード
6によって、より広範囲な塗工条件に対応可能となる。
【0026】また、仕上げブレード6の自由長Laを変
更させるに際しては、図7に示すように、仕上げブレー
ド6の自由長La等を含めたブレード寸法と刃当たり角
θ′のデータを設定し、この設定データに運転状況から
角度センサで逐次検出した仕上げブレード6の加圧角θ
Lのデータを入力する。次いで、これら設定データ及び
入力データからブレード刃先の撓み角θTを算出し、仕
上げブレード6の加圧角θLとブレード刃先の撓み角θT
より、前述した式を用いて刃当たり角θ′の初期値θか
らのずれ量Δθである角度補正量を算出する。しかる
後、この算出したずれ量(角度補正量)Δθだけコータ
ヘッド35をブレード角回転中心20aの回りに回転さ
せることによって、仕上げブレード6の自由長Laの変
更に伴うブレード刃当たり角度制御を行っている。
【0027】図6は、全長Lが76mmの仕上げブレー
ド6(厚さ0.5mm、ブレード刃先角が40度)の場
合において、塗工速度1000m/min.でブレード
自由長Laを16mmと20mmとして塗工テストを行
った結果を示している。図6から明らかなように、自由
長Laの変更による加圧角θLの増大に伴って塗工量が
減少し、塗工量範囲は、当初目標としていた5〜25g
/m2/片面を実現していることが判る。また、このテ
ストの際には、前述の刃当たり角度補正制御も行ったの
で、良好な塗工品質が得られた。
【0028】したがって、本発明の実施形態のブレード
コータ1では、次のような種々の効果が得られる。 (1)主としてラック25と元ピニオン24、分配ピニ
オン36及び移動ねじ29を備えた昇降手段にてバーホ
ルダ27及びバックアップバー22を昇降させることに
より仕上げブレード6の自由長Laを変更可能に構成し
ているため、1種類の長さの仕上げブレード6により、
広いブレード線圧レンジを簡単に得ることができる。従
来の仕上げブレード6の長さ変更によるブレード線圧レ
ンジ変更方法と比較すると、バッキングロール3に対す
るブレード先端位置の再設定という作業を省略できるた
め、ブレード替えに伴う時間的なロスを大幅に低減させ
ることが可能となる。 (2)1種類の長さの仕上げブレード6だけストックし
ておけばよいため、製紙会社のブレード在庫負担が大幅
に低減されることになる。 (3)ブレード刃当たり角度制御機構及び方法の導入に
より、仕上げブレード6のすくい角αが常に初期値θに
維持されるため、安定した品質の塗工製品を製造でき
る。 (4)副次的効果として、高速塗工運転中に仕上げブレ
ード6が自励振動を起こして紙の流れに対し直角方向に
塗工むらを発生することがあるが、この時、ブレード自
由長Laの設定替えで容易に系の固有振動数を変更すれ
ば、自励振動を防止する対応策が直ちに採れるという利
点を持っている。
【0029】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更
が可能である。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るブレード式塗
工装置は、クランププレートとコータヘッドとによって
仕上げブレードの基端を挟持し、該仕上げブレードの背
面に、前記コータヘッドに設けられたバックアップ部材
の先端部を当接させ、ロール上を走行する塗工原紙に前
記仕上げブレードの先端を押し付け、前記塗工原紙に形
成した塗工液の液膜の余剰分を前記仕上げブレードによ
り掻き落とすものであって、前記コータヘッドにラック
とピニオン及びこれにて駆動される移動部材を備えた昇
降手段を設け、該昇降手段にて前記バックアップ部材を
昇降させることにより、前記仕上げブレードの自由長を
変更可能に構成しているので、1種類の長さの仕上げブ
レードで広いブレード線圧を得て、広い塗工量レンジを
カバーでき、従来のように仕上げブレード位置のバッキ
ングロールへの再設定を行う必要が無くなり、作業時間
の大幅な短縮により生産性の向上を図ることができる。
しかも、本発明のブレード式塗工装置を使用する製紙会
社では、ストックしておくべきブレード長さの種類も1
つで済み、ブレード在庫負担を大幅に低減させることが
できる。
【0031】また、本発明に係るブレード式塗工方法
は、クランププレートとコータヘッドとによって仕上げ
ブレードの基端を挟持し、該仕上げブレードの背面に、
前記コータヘッドに設けられたバックアップ部材の先端
部を当接させ、ロール上を走行する塗工原紙に前記仕上
げブレードの先端を押し付け、前記塗工原紙に形成した
塗工液の液膜の余剰分を前記仕上げブレードにより掻き
落とすものであって、前記仕上げブレードの自由長を含
めたブレード寸法と刃当たり角のデータを設定し、この
設定データに運転状況から逐次検出した前記仕上げブレ
ードの加圧角のデータを入力し、これら設定データ及び
入力データからブレード刃先の撓み角を算出すると共
に、前記仕上げブレードの加圧角と前記ブレード刃先の
撓み角より、前記刃当たり角の初期値からのずれ量であ
る角度補正量を算出し、この算出した角度補正量だけ前
記コータヘッドをブレード角回転中心回りに回転させる
ことによって、前記仕上げブレードの自由長変更に伴う
ブレード刃当たり角度制御を行うので、安定した良好な
品質の塗工製品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るブレードコータ(塗工
装置)のヘッド部構造を示す断面図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るブレードコータにおい
て、加圧角とブレード線圧の関係を示す線図である。
【図4】本発明の実施形態に係るブレードコータにおい
て、加圧角と刃当たり角の関係を示す線図である。
【図5】本発明の実施形態に係るブレードコータにおい
て、(a)はブレード刃当たり角度補正前の状態を示す
概念図、(b)はブレード刃当たり角度補正後の状態を
示す概念図である。
【図6】本発明の実施形態に係るブレードコータにおい
て、加圧角と塗工量の関係を示す線図である。
【図7】本発明の実施形態に係るブレード式塗工方法に
おいて、ブレード刃当たり角度制御を行う手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】一般的なブレードコータ(塗工装置)を示す概
念図である。
【図9】ブレードコータに設けられる仕上げブレード刃
先の適正な刃当たり状態を示す概念図である。
【図10】従来のブレードコータの要部を拡大して示す
断面図である。
【図11】従来のブレードコータの要部を拡大して示す
幅方向断面図である。
【図12】従来のブレードコータにおける仕上げブレー
ドがバッキングロール上の塗工原紙に当接する状態を示
す断面図である。
【図13】従来のブレードコータにおける仕上げブレー
ドがバッキングロール上の塗工原紙に当接する状態(ブ
レード加圧状態)を示す断面図である。
【図14】従来のブレードコータの要部を拡大して示す
もので、ブレード加圧状態の断面図である。
【図15】(a)および(b)は、それぞれ従来のブレ
ードコータにおける仕上げブレードが撓む状態を示す断
面図である。
【図16】(a)および(b)は、それぞれ従来のブレ
ードコータにおける塗工液膜が形成される状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ブレードコータ(塗工装置) 1b ヘッド部 2 塗工原紙 3 バッキングロール 5 液膜 6 仕上げブレード 7 塗工液膜 13 クランププレート 19a 加圧角回転中心 20a ブレード角回転中心 22 バックアップバー 23 ゴムシール 24 元ピニオン 25 ラック 26 バッキングロール巾 27 バーホルダ 28 プロファイラ調整ねじ 29 移動ねじ 30 直交軸減速機 31 手動ハンドル 33 ガイドプレート 34 案内板 35 コータヘッド 36 分配ピニオン 37 溝 38 ナット 39 プレート取付座板 La ブレード自由長 α すくい角 β 研磨角 θ ブレード初期当たり角 θ´ 刃当たり角 θT 刃先の撓み角 θL 加圧角 Δθ ずれ量(角度補正量)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランププレートとコータヘッドとによ
    って仕上げブレードの基端を挟持し、該仕上げブレード
    の背面に、前記コータヘッドに設けられたバックアップ
    部材の先端部を当接させ、ロール上を走行する塗工原紙
    に前記仕上げブレードの先端を押し付け、前記塗工原紙
    に形成した塗工液の液膜の余剰分を前記仕上げブレード
    により掻き落とすブレード式塗工装置において、前記コ
    ータヘッドにラックとピニオン及びこれにて駆動される
    移動部材を備えた昇降手段を設け、該昇降手段にて前記
    バックアップ部材を昇降させることにより、前記仕上げ
    ブレードの自由長を変更可能に構成したことを特徴とす
    るブレード式塗工装置。
  2. 【請求項2】 前記仕上げブレードの加圧角を運転状況
    から逐次検出する角度センサと、前記仕上げブレードの
    自由長を含めたブレード寸法及び刃当たり角の設定デー
    タと前記角度センサにより検出された入力データからブ
    レード刃先の撓み角を算出し、かつ前記仕上げブレード
    の加圧角と前記ブレード刃先の撓み角より前記刃当たり
    角の初期値からのずれ量である角度補正量を算出する演
    算装置とを備え、該演算装置にて算出した角度補正量だ
    け前記コータヘッドをブレード角回転中心回りに回転さ
    せることによって、前記仕上げブレードの自由長変更に
    伴うブレード刃当たり角度制御を行う制御機構を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のブレード式塗工装
    置。
  3. 【請求項3】 クランププレートとコータヘッドとによ
    って仕上げブレードの基端を挟持し、該仕上げブレード
    の背面に、前記コータヘッドに設けられたバックアップ
    部材の先端部を当接させ、ロール上を走行する塗工原紙
    に前記仕上げブレードの先端を押し付け、前記塗工原紙
    に形成した塗工液の液膜の余剰分を前記仕上げブレード
    により掻き落とすブレード式塗工方法において、前記仕
    上げブレードの自由長を含めたブレード寸法と刃当たり
    角のデータを設定し、この設定データに運転状況から逐
    次検出した前記仕上げブレードの加圧角のデータを入力
    し、これら設定データ及び入力データからブレード刃先
    の撓み角を算出すると共に、前記仕上げブレードの加圧
    角と前記ブレード刃先の撓み角より、前記刃当たり角の
    初期値からのずれ量である角度補正量を算出し、この算
    出した角度補正量だけ前記コータヘッドをブレード角回
    転中心回りに回転させることによって、前記仕上げブレ
    ードの自由長変更に伴うブレード刃当たり角度制御を行
    うことを特徴とするブレード式塗工方法。
JP2000236394A 2000-08-04 2000-08-04 ブレード式塗工装置及び塗工方法 Pending JP2002045768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000236394A JP2002045768A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 ブレード式塗工装置及び塗工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000236394A JP2002045768A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 ブレード式塗工装置及び塗工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002045768A true JP2002045768A (ja) 2002-02-12

Family

ID=18728442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000236394A Pending JP2002045768A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 ブレード式塗工装置及び塗工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002045768A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114395872A (zh) * 2022-01-25 2022-04-26 浙江永发合成革有限公司 一种基于水性油性两用合成革基布加工设备及其使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114395872A (zh) * 2022-01-25 2022-04-26 浙江永发合成革有限公司 一种基于水性油性两用合成革基布加工设备及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04234650A (ja) 凹版印刷機のインキ拭き取り装置
JPH02229576A (ja) ドクターブレードの傾斜角度の制御装置
JPH0747323A (ja) 原料ウエブへのコーティング剤展延装置
JP4740639B2 (ja) 印刷機においてローラ調節を行なう方法
US5275656A (en) Apparatus for applying liquid media onto a web
CN2548717Y (zh) 涂布机刮刀控制机构
US7114437B2 (en) Method and apparatus for shifting a doctor blade
US3245378A (en) Doctor blade holders for a papermaking machine
JP2002045768A (ja) ブレード式塗工装置及び塗工方法
JP4172641B2 (ja) 塗工方法およびこれに用いる塗工装置
US5242498A (en) Adjustable blade coater
JPH06316896A (ja) サイズプレスロールによる紙または厚紙の塗被加工方法と塗工装置
JPH0677709B2 (ja) 転写装置
JPH11114484A (ja) 液状またはペースト状媒体塗布装置の制御方法
JPS622991B2 (ja)
US2466734A (en) Apparatus for controlling the coating applied to an object
CN213996514U (zh) 一种偏心轴间隙微调装置
JP4982855B2 (ja) 凹版印刷機のワイピングローラ用ドクターブレード自動調整装置
JP6751447B2 (ja) 真空内のフレキシブル基板の連続処理のための装置、及びそのための方法
JP3174603B2 (ja) コータ用ブレード調整方法
JPH01143666A (ja) ブレード・コータ制御方法
JP2578006Y2 (ja) 塗工機のブレード交換装置
CN214347517U (zh) 一种刮刀自动调刀装置
JPH1076627A (ja) ドクタホルダ
JP2527599Y2 (ja) 塗工機の加圧装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050401