JP2002045476A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002045476A
JP2002045476A JP2000232521A JP2000232521A JP2002045476A JP 2002045476 A JP2002045476 A JP 2002045476A JP 2000232521 A JP2000232521 A JP 2000232521A JP 2000232521 A JP2000232521 A JP 2000232521A JP 2002045476 A JP2002045476 A JP 2002045476A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄を繰り返し再変動させることによって遊
技者を楽しませることができながらも、最終的な確定表
示がされた時点を遊技者が認識し易いようにする。 【解決手段】 左図柄、中図柄、右図柄が変動表示され
る特別図柄表示装置において、リーチが成立した後に図
柄が一旦停止しては再変動することを繰返すリーチパタ
ーンが表示される場合、再変動中は期間ごとに異なる曲
を流し、最終的な表示結果が確定した時点でドラム内部
のドラムランプ(バックライト)を6回点滅させて、表
示結果の確定を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
スロットマシン等の遊技機に係り、特に、識別情報の更
新表示機能を有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機等の遊技機においては、
液晶表示装置(以下、LCD:LiquidCrystal Displa
y)、複数個の回胴(ドラム)等の表示装置上に所定の
識別情報(以下、表示図柄)の変動表示を行ない、その
表示結果により所定の遊技価値を付与するか否かを決定
する、いわゆる可変表示ゲームによって遊技興趣を高め
たものが数多く提供されている。
【0003】可変表示ゲームには、前述した表示装置を
特別図柄表示装置として用いることにより行なうもの
(以下、特図ゲームという。)と、表示装置を普通図柄
表示装置として用いることにより行なうもの(以下、普
図ゲームという。)とがある。特図ゲームおよび普図ゲ
ームは、ともに所定領域を通過する遊技球の検出に伴っ
て表示図柄の更新表示を行ない、表示図柄の更新表示が
停止した際の表示結果が特定の表示態様となっている場
合を「当り」とするゲームである。
【0004】特図ゲームにおいて「当り」(以下、大当
りという。)となると、大入賞口またはアタッカと呼ば
れる特別電動役物を開放状態とし、遊技者に対して遊技
球の入賞が極めて容易となる状態を一定時間継続的に提
供する。ここで、特図ゲームにおいて大当りとなり、特
別電動役物が開放状態となることにより、遊技者に対し
て遊技球の入賞が極めて容易となる状態となることを特
定遊技状態という。
【0005】特定遊技状態となるためには、通常、内部
抽選の結果が大当りとなり、特別図柄表示装置に表示さ
れる表示結果が予め定められた特定表示態様となること
(一般的には表示図柄が同一図柄で揃うこと)が条件と
なる。一方、普図ゲームにおいて「当り」(以下、小当
り)となると、電動チューリップ型役物またはミニアタ
ッカと呼ばれる普通電動役物が開放状態とされ、遊技者
に対して遊技球の入賞が容易となる状態を一定時間提供
する。
【0006】このように、遊技者にとって特図ゲームお
よび普図ゲームは、内部抽選の結果に基づき表示結果が
特定の表示態様となって、「当り」となるか否かに最大
の関心が払われることになる。特に、特図ゲームにおけ
る獲得賞球数は、普図ゲームの場合とは比較にならない
ほど多いため、特図ゲームを行なう遊技機では、停止図
柄態様が確定するまでの間、遊技興趣を高めるために様
々な演出表示を行なうものがある。
【0007】そして、近時における演出表示の際は、す
べての表示図柄が完全に更新動作を停止するまでの過程
において、大当りとなる期待感をできる限り継続させる
ための、さらなる演出表示が要求されている。
【0008】従来、特図ゲームを行なう遊技機として
は、たとえば、第1種特別電動役物を有するパチンコ遊
技機(以下、第1種パチンコ遊技機)がある。第1種パ
チンコ遊技機は、遊技領域中に発射された遊技球が、第
1種始動口(スタートチャッカ)と呼ばれる入賞口に入
賞した際に乱数値の抽出、すなわち、大当り抽選を行な
い、抽出した乱数値に基づいて特図ゲームにおける演出
表示および表示結果を決定するものである。特図ゲーム
における代表的な演出表示としては、たとえば、“リー
チ演出表示”や“再変動演出表示”がある。
【0009】“リーチ演出表示”とは、最終結果が表示
される前で大当りの可能性が継続している状態(以下、
これらの状態をリーチ状態という)において行なわれる
演出表示のことを示す。また、“再変動演出表示”と
は、表示図柄の更新表示を一旦停止させた後、更新表示
を再開して最終的な表示結果を導出させる演出表示のこ
とを示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示図
柄の変動表示パターンが複雑化するにつれ、どの時点で
最終的な確定表示がされたのかが遊技者にわかりづらく
なる。特に、前述した“再更新演出表示”が繰返し実行
される場合にはその傾向が高くなり、実際には確定表示
がされて、次の新たな変動が開始された場合であって
も、前回分の変動が継続していると遊技者が勘違いして
しまうおそれもある。
【0011】本発明はかかる事情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、多様な表示パターンによって遊
技者を楽しませることができながらも、最終的な確定表
示がされた時点を遊技者が認識し易いようにすることで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第一の観点にかかる遊技機(たとえば、パ
チンコ遊技機1)は、複数種類の識別情報を順次更新し
て可変表示を行なうことが可能な複数の表示領域(たと
えば、特別図柄表示領域4a,4b,4c)を有する可
変表示装置(たとえば、特別図柄表示装置4)と、前記
複数の表示領域の各々を、識別情報が更新されている更
新状態から複数種類の識別情報のうちのいずれかが表示
されて識別情報が更新されていない非更新状態に変化さ
せる表示制御を行なうことが可能な可変表示制御手段
(たとえば、表示制御部13)と、前記複数の表示領域
の表示結果が特定の識別情報の組合せ(たとえば、77
7)となった場合に予め定められた特定遊技状態に制御
可能な遊技制御手段(たとえば、遊技制御部11)とを
含み、前記可変表示制御手段は、前記複数の表示領域で
識別情報の更新動作が開始されてから前記複数の表示領
域の表示結果が最終的に導出表示されるまでの可変表示
期間中に、識別情報を、一旦、仮停止させ、次いで、仮
停止した識別情報を再度更新させる再更新表示を所定数
回実行する(たとえば、図11〜図15参照)再更新表
示手段を含み、該再更新表示手段による前記所定数回の
再更新表示が終了した後に、所定の確定報知を行なう報
知手段(たとえば、ドラムランプ592a,592b)
を含むことを特徴とする。
【0013】これによれば、多様な表示パターンによっ
て遊技者を楽しませることができながらも、最終的な確
定表示がされた時点を遊技者が認識し易いようになる。
【0014】この場合、前記可変表示装置は、表面に前
記複数種類の識別情報が付された回胴(40a〜40
c)からなり、前記報知手段は、前記回胴の内部に設け
られ前記回胴の表面を発光させる発光体(たとえば、、
ドラムランプ592a,592b)であって、所定の態
様で明滅することで前記確定報知を行なうことが好まし
く、さらには、前記再更新表示が実行されていることを
報知する再更新報知手段(たとえば、スピーカ8L,8
R、ランプ9)をさらに含むことが有効である。
【0015】また、前記再更新報知手段は、前記再更新
表示が実行されている期間中、特定音を発生させる音発
生装置(たとえば、スピーカ8L,8R)であることも
有効である。さらに、前記再更新報知手段は前記再更新
表示が実行されている期間中、特定の態様で明滅する発
光体(たとえば、ランプ9)であることが望ましい。こ
れによれば、表示結果が導出表示される前段階であって
再更新中であることを遊技者に認識させることができ
る。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第二の
観点にかかる記録媒体は、予め設定された更新開始条件
を満足するか否かを判定する開始条件判定処理と、該開
始条件判定処理において更新開始条件を満足すると判定
した場合、可変表示装置を構成する複数の回胴を回転開
始させて回胴表面に配置された表示領域を複数種類の識
別情報が順次更新される更新状態とした後、前記回胴を
制御して前記表示領域を前記複数種類の識別情報のうち
のいずれかが表示されて識別情報が更新されていない非
更新状態に変化させる更新表示処理と、該更新表示処理
による識別情報の表示過程および前記複数の回胴の表面
に示される複数の表示領域の表示結果を決定するための
抽選を行なう抽選処理と、前記抽選処理における抽選結
果に基づいて、前記複数の表示領域の表示結果を決定す
る表示結果決定処理と、前記複数の表示領域の表示結果
が特定の識別情報の組合せとなった場合に予め定められ
た特定遊技状態に制御可能な遊技状態制御処理と、前記
複数の回胴の各々が回転開始されてから前記複数の表示
領域の表示結果が最終的に導出表示されるまでの可変表
示期間中に、回転状態にある回胴を制御して当該回胴に
配置されている識別情報を、一旦、仮停止させ、次い
で、仮停止した識別情報を再度更新させる再更新表示を
所定数回実行する再更新表示処理と、前記所定数回の再
更新表示が終了した後に、所定の報知装置に所定の確定
報知を行なわせる報知処理とをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録している。
【0017】すなわち、記録媒体中に含まれるプログラ
ムをコンピュータ装置(ゲーム装置を含む)等に読み込
ませ、一連の処理を実行させることで、本発明の遊技機
を容易に実現することができる。すなわち、プログラム
を記録した記録媒体という形態を採ることにより、ソフ
トウェア商品として、装置とは独立した形で、生産、販
売、配布等を容易に実施することができる。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第三の
観点にかかる演出制御方法は、予め設定された更新開始
条件を満足するか否かを判定する開始条件判定手順と、
該開始条件判定手順において更新開始条件を満足すると
判定した場合、可変表示装置を構成する複数の回胴を回
転開始させて回胴表面に配置された表示領域を複数種類
の識別情報が順次更新される更新状態とした後、前記回
胴を制御して前記表示領域を前記複数種類の識別情報の
うちのいずれかが表示されて識別情報が更新されていな
い非更新状態に変化させる更新表示手順と、該更新表示
手順による識別情報の表示過程および前記複数の回胴の
表面に示される複数の表示領域の表示結果を決定するた
めの抽選を行なう抽選手順と、前記抽選手順における抽
選結果に基づいて、前記複数の表示領域の表示結果を決
定する表示結果決定手順と、前記複数の表示領域の表示
結果が特定の識別情報の組合せとなった場合に予め定め
られた特定遊技状態に制御可能な遊技状態制御手順と、
前記複数の回胴の各々が回転開始されてから前記複数の
表示領域の表示結果が最終的に導出表示されるまでの可
変表示期間中に、回転状態にある回胴を制御して当該回
胴に配置されている識別情報を、一旦、仮停止させ、次
いで、仮停止した識別情報を再度更新させる再更新表示
手順と、前記所定数回の再更新表示が終了した後に、所
定の報知装置に所定の確定報知を行なわせる報知手順と
を含んでいる。
【0019】すなわち、上記方法による手順を、コンピ
ュータ装置(ゲーム装置を含む)等に実行させることに
より、本発明の遊技機と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、前述の処理手順を、コンピュータ装置
(ゲーム装置を含む)等のハードウェアを用いて実現す
ることにより、当該ハードウェア上で、本発明における
演出表示技術を容易に実施することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明におい
て、リーチ演出表示とは、最終停止図柄となる表示図柄
以外の表示図柄が、たとえば、大当りとなる特定表示態
様と一致している状態を、停止、揺動、拡大縮小あるい
は変形している状態、すなわち、所定領域内に一定期間
継続的に更新表示を停止している状態(以下、これらの
状態を仮停止という)、または、表示図柄の表示位置が
入れ替わっている状態、または、複数の表示図柄が同期
して更新表示を行なっている状態のように、最終結果が
表示される前段階において表示結果が特定表示態様とな
る可能性が見かけ上高められる演出表示のことを指す。
【0021】(第1実施の形態)本実施の形態における
遊技機としては、プリペイドカードによって球貸しを行
なうカードリーダ(CR:Card Reader)式の第1種パ
チンコ遊技機を例にとって説明するが、適用対象となる
遊技機としては、これに限るものではない。たとえば、
第2種あるいは第3種に分類されるパチンコ遊技機や、
一般電役機、またはパチコンと呼ばれる確率設定機能付
パチンコ遊技機等であっても構わない。さらには、プリ
ペイドカードによって球貸しを行なうCR式パチンコ遊
技機(CR機)だけではなく、現金によって球貸しを行
なうパチンコ遊技機(現金機)にも適用可能である。す
なわち、LCD等からなる特別図柄表示装置を有し、特
図ゲームに相当する演出表示を行なうことが可能な遊技
機であれば、どのような形態のものであってもよい。
【0022】図1は、第1実施の形態におけるパチンコ
遊技機の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示
す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤
面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持
固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。
遊技盤2にはガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形
状の遊技領域が形成されており、遊技領域のほぼ中央位
置には、特別図柄表示装置4が設けられている。特別図
柄表示装置4は、ドラムモータによって正逆いずれの方
向にも回動するとともに、その内部にドラムランプを配
置してなる3個の回転ドラムにより構成され、特図ゲー
ムに伴う表示図柄を表示する。
【0023】本実施の形態におけるパチンコ遊技機の特
別図柄としては、「0」〜「19」までの図柄番号に対
応する20個の表示図柄が用意されている。具体的に
は、図2に示すように、「7(赤)」、「ぶどう」、
「ダブルBAR」、「プラム」、「チェリー」、「7
(黄)」、「すいか」、「シングルBAR」、「7
(青)」、「ベル」および「コイン0」〜「コイン9」
となっている。また、特別図柄表示装置4の表示領域中
には、「特別図柄左図柄(以下、左図柄)」、「特別図
柄中図柄(以下、中図柄)」、「特別図柄右図柄(以
下、右図柄)」を表示するための3つの特別図柄表示領
域4a,4b,4cが各回転ドラムに対応して設けられ
ている。
【0024】特別図柄表示装置4の下方位置には、電動
チューリップ型役物(普通電動役物)5を兼用する特別
図柄始動口(スタートチャッカ)6と、大当り発生時に
ソレノイド等を駆動することで開放動作を行なう大入賞
口(第1種特別電動役物)7とが上下に並んで配設され
ている。大入賞口7は、特別図柄始動口6への入賞タイ
ミングに基づいて特図ゲームが行なわれた結果、大当り
となった場合に開放動作を行なう。また、遊技機用枠3
の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのス
ピーカ8L,8Rが設けられており、さらに遊技領域周
辺部には、ランプ(サイドランプ)9が設けられてい
る。
【0025】図3は、遊技制御部を中心としたシステム
構成例を示すブロック図である。本実施の形態における
パチンコ遊技機1は、主として、電源部(電源基板)1
0と、遊技制御部(遊技制御基板)11と、入出力部1
2と、表示制御部(表示制御基板)13と、音制御部
(音制御基板)14と、ランプ制御部(ランプ制御基
板)15と、払出制御部(払出制御基板)16と、情報
出力部(情報端子基板)17とを備えている。
【0026】電源部10は、パチンコ遊技機1内の各回
路に所定の電源電圧を供給するものである。遊技制御部
11は、遊技制御基板内に設けられた各種回路から構成
されており、特図ゲームにおいて用いる乱数の生成機
能、入出力部12を介して信号の入出力を行なう機能、
表示制御部13、音制御部14、ランプ制御部15およ
び払出制御部16に対し、それぞれ制御コマンド信号を
出力する機能、ホールの管理コンピュータに対し、各種
情報を出力する機能を備えている。
【0027】入出力部12は、遊技球の検出や役物の開
閉動作を行なうためのものである。表示制御部13、音
制御部14、ランプ制御部15は、遊技制御部11から
送信される制御コマンド信号に基づいて、特図ゲームに
おける特図表示制御、音出力制御、ランプ表示制御を、
それぞれ遊技制御部11とは独立して実行するものであ
る。払出制御部16は、遊技球の貸出や賞球などの払出
制御を行なうものである。情報出力部17は、各種遊技
関連情報を外部に出力するためのものである。
【0028】ここで、特別図柄表示装置4上に表示され
る表示図柄の仮停止タイミングや変動タイミング等は、
後述する変動表示パターンコマンドに従って一意に定ま
っている。すなわち、表示制御部13、音声制御部14
およびランプ制御部15は、変動表示パターンコマンド
を受け取ったタイミングから、特別図柄表示装置4上に
おける表示図柄の変動の変動、スピーカ8L,8Rから
の音声出力およびランプの明滅表示が連動して行なわれ
るように制御を行なっている。
【0029】次に、本実施の形態のパチンコ遊技機の動
作(作用)を説明する。まず、本実施の形態のパチンコ
遊技機における遊技の流れの概略について説明する。パ
チンコ遊技機1の右下位置に設けられたハンドルを操作
することにより遊技球が遊技領域中に発射される。遊技
制御部11では、入出力部12内の特別図柄始動スイッ
チ等の入力の有無を監視しており、遊技球が特別図柄始
動口6に入賞した場合、特別図柄始動スイッチにおいて
遊技球の入賞が検出される。また、特別図柄始動口6に
おいて、遊技球の始動入賞が検出された場合、入賞した
遊技球の数、入賞時の乱数の抽選値が特別図柄判定用バ
ンクに保管される。そして、保管されたデータに基づい
て特別図柄表示装置4において特図ゲームを開始する。
【0030】次に、遊技制御部における処理内容を詳し
く説明する。図4は、特別図柄の変動から停止までの間
に遊技制御部11から表示制御部13、音制御部14お
よびランプ制御部15に出力される制御コマンドの出力
タイミングを示すタイミングチャートである。
【0031】特別図柄の変動開始の際には、最初に、変
動開始コマンド「80H(Hex)xxH」が表示制御コ
マンドとして、遊技制御部11から表示制御部13に出
力される。また、同時に、変動開始コマンド「80H
xxH」が各々音声制御コマンド、ランプ制御コマンド
として、音制御部14およびランプ制御部15に出力さ
れる。
【0032】ここで、「xxH」は、リーチパターンや
可変表示時間を含む変動パターンを指定する指定データ
であり、「01H」をはじめとして複数種類設定されて
いる。表示制御部13の制御ROM内には、各指定デー
タに対応する変動パターンデータが記憶されている。表
示制御部13は、入力された変動開始コマンドに対応す
る変動パターンを選択し、選択した変動パターンに従っ
てドラムモータおよびドラムランプを制御する。これに
より、ドラムが一斉駆動され、特別図柄の変動が開始さ
れ、また、ドラムランプが所定の時期に所定の態様で点
灯あるいは点滅する。同様に、音制御部14は、入力さ
れた変動開始コマンドに対応する音声パターンを選択
し、選択したパターンに従ってスピーカ8L,8Rを制
御する。また、ランプ制御部15は、入力された変動開
始コマンドに対応するランプパターンを選択し、選択し
たパターンに従ってランプ9を制御する。
【0033】その後、変動開始コマンドに続いて、確定
結果指定コマンド「90H xxH」が表示制御コマン
ドとして出力される。この確定結果指定コマンドによ
り、特別図柄の表示結果が指定される。図柄の変動開始
から、変動開始コマンド(変動コマンド)により指定さ
れる可変表示時間Tnが経過した時点で、図柄確定コマ
ンドが表示制御部13、音制御部14、およびランプ制
御部15に出力される。これにより、確定図柄が停止表
示され、ランプおよび効果音による遊技演出が停止され
る。
【0034】図5は、遊技制御部における処理動作例を
示すフローチャートである。本実施の形態における遊技
制御部11は、前述したように、タイマ割込みによって
約2ミリ秒ごとに起動する。すなわち、遊技制御部11
は、タイマ割込方式を使用し、以下の各処理をタイマ割
込毎に繰返し実行する。
【0035】タイマ割込信号によって遊技制御部11が
起動されると、遊技制御部11は、スタックポインタに
指定番地をセットする、いわゆるスタックポインタ設定
処理を行なう(ステップS101、以下、単にS101
と記す)。次に、遊技制御部11は、システムチェック
用のフラグ情報を確認し、フラグ情報が正常動作判定値
とは異なる値であった場合にはメモリ内の作業領域をク
リアする、初期化処理を行なう(S102)。
【0036】次いで、遊技制御部11は、各スイッチの
状態を検出し、検出した状態に対応するスイッチ処理を
行なう(S104)。そして、特図ゲーム等に用いる判
定用乱数を更新するための乱数更新処理を行なう(S1
05)。続いて、特図ゲーム等に用いる表示図柄用乱数
(特別図柄左用乱数RL、特別図柄中用乱数RC、特別
図柄右用乱数RR等)を更新するための表示図柄乱数更
新処理を行なう(S106)。
【0037】次に、特別図柄始動スイッチの状態を検出
し、詳細を後述する、特別図柄プロセス処理を実行する
(S107)。同様にして、普通図柄始動スイッチの状
態を検出し、普通図柄プロセス処理を実行する(S10
8)。そして、遊技制御部11は、エラー等の不正の有
無を検出し、エラー発生時に必要に応じてエラー報知を
行なう、エラー処理を行なう(S109)。
【0038】また、遊技制御部11は、ランプ9の点灯
パターンを指定するための点灯パターン指示データをセ
ットするLEDデータセット処理を行ない(S11
0)、続いて、その点灯パターン指示データやスピーカ
8L,8Rから発生させる効果音の種類を指定する音声
データを送信するランプ効果音処理を行なう(S11
1)。そして、各種情報信号を出力する情報出力処理を
行ない(S112)、さらに、遊技制御部11は、各出
力ポートに対して、表示制御信号、ソレノイド駆動信
号、賞球個数信号等のコマンドを送信するための出力処
理を行なう(S113)。
【0039】その後、遊技制御部11は、タイマ割込信
号が与えられるまで表示図柄決定用乱数および判定用乱
数を更新する、表示図柄乱数更新処理を繰返す(S11
4)。
【0040】図6は、図5の特別図柄プロセス処理にお
ける処理例を示すフローチャートである。特別図柄プロ
セス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所
定の順序で制御するための特図フラグ情報に従って、該
当する処理を選択的に実行する。そして、特図フラグ情
報の値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。特
別フラグプロセス処理では、特図フラグ情報に対応して
以下に示す各処理を実行する。
【0041】特図フラグ情報の値が“0”のとき、特図
ゲームにおいて抽選した乱数値が大当り値と一致するか
否かを判定したり、それを外部に報知する処理等の通常
の遊技状態における特別図柄通常時処理を実行する(S
201)。特図フラグ情報の値が“1”のとき、特別図
柄表示装置4において特図ゲームにおける変動表示を開
始する「特別図柄変動開始処理」を実行する(S20
2)。特図フラグ情報の値が“2”のとき、特別図柄表
示装置4において特図ゲームにおける変動表示処理を行
なう「特別図柄変動処理」を実行する(S203)。
【0042】特図フラグ情報の値が“3”のとき、特別
図柄表示装置4における第1停止図柄である特別図柄左
図柄、第2停止図柄である特別図柄右図柄、最終停止図
柄である特別図柄中図柄のスクロール表示を最終的に停
止させ、最終的な表示結果をの導出表示させる「特別図
柄全図柄停止処理」を実行する(S204)。
【0043】特図フラグ情報の値が“4”のとき、大当
り動作のための初期化処理や、インターバル期間中のさ
まざまな処理、および大当り動作終了時に大当り時にセ
ットされた各種フラグを再設定する「大入賞口開放前後
処理」を実行する(S205)。特図フラグ情報の値が
“5”のとき、大当り動作に関するさまざまな処理、お
よび1回当りの大入賞口7の開放時間をチェックする
「大入賞口開放中処理」を実行する(S206)。特図
フラグ情報の値が“6”のとき、大当り動作が終了する
までのタイミングを合わせる「大当り動作終了待ち処
理」を実行する(S207)。
【0044】なお、特別図柄プロセス処理において実行
される各処理としては、前述した処理だけに限るもので
はなく、他の処理に置換したり、さらに他の処理を追加
しても構わない。また、特図フラグ情報の値によって分
岐される各処理の処理内容が複雑化して、タイマ割込時
間内で処理を完了させることができない場合には、本実
施の形態のように同一処理を複数追加するようにしても
よい。
【0045】図7は、特別図柄表示装置4の有効ライン
を説明するための特別図柄表示領域4a〜4cの拡大図
である。図示破線に示すように、有効ラインとしては、
横方向の上段L1,中段L2,下段L3と、斜め対角方
向のL4,L5との計5ラインが設定されている。これ
らL1〜L5のうちのいずれかの有効ライン上に同一の
当り図柄が揃った状態で表示結果が確定すると大当りと
なる。
【0046】本実施の形態では、有効ラインL4とL5
とのうちの一方において特定の大当り図柄でリーチ(同
一の表示図柄が2つ揃う状態)が成立すると同時に他方
の有効ラインでもリーチが成立する場合がある。このよ
うに、2つの有効ライン上で同時にリーチが成立してい
る状態をダブルリーチと呼ぶ。
【0047】たとえば、図2に示す図柄配列の場合、有
効ラインL4上において「7(赤)」、「7(青)」、
「すいか」、「チェリー」、「ダブルBAR」のうちの
いずれかでリーチが成立すると、同時に、有効ラインL
5上で、各々、「ぶどう」、「ベル」、「シングルBA
R」、「7(黄)」、「プラム」によってリーチが成立
し、ダブルリーチとなる。
【0048】乱数RL、RC、RRを用いて表示結果を
決定する場合には、たとえば、L2のラインに並ばせる
図柄の種類が乱数RL、RC、RRの抽出値によって定
められる。各図柄はドラムに付されているため、L2の
ラインに並ばせる図柄の種類が決定されることで、L1
およびL3のラインの図柄が一義的に定まる。
【0049】遊技制御部11は、特別図柄判定用乱数R
1に基づいて特別図柄の表示結果を大当りとすることを
事前に決定した場合には、さらに、大当り図柄の種類、
および、その大当り図柄のゾロ目を停止表示させる有効
ラインを決定する。
【0050】本実施の形態では、有効ラインL4とL5
とのうちの一方において特定の大当り図柄でリーチ(同
一の大当り図柄が2つ揃う状態)が成立すると同時に他
方の有効ラインでもリーチが成立する場合がある。この
ように、2つの有効ライン上で同時にリーチが成立して
いる状態をダブルリーチと呼ぶ。たとえば、図2に示す
図柄配列の場合、有効ラインL4上において「7
(赤)」、「7(青)」、「すいか」、「チェリー」、
「ダブルBAR」のうちのいずれかでリーチが成立する
と、同時に、有効ラインL5上で、各々「ぶどう」、
「ベル」、「シングルBAR」、「7(黄)」、「プラ
ム」によってリーチが成立し、ダブルリーチとなる。
【0051】なお、以下の説明において、特別図柄表示
領域4aの上段位置を左上段、中段位置を左中段、下段
位置を左下段という。同様に、特別図柄表示領域4bの
上段位置を中上段、中段位置を中中段、下段位置を中下
段といい、特別図柄表示領域4cの上段位置を右上段、
中段位置を右中段、下段位置を右下段という。
【0052】図8は、特別図柄表示装置4の斜視図であ
る。また、図9は、ドラムの分解斜視図である。特別図
柄表示装置4においては、箱型状のフレームケース40
内にドラム40a〜40cが収容されている。ドラム4
0a,40b,40cの外周には、複数種類の識別情報
の一例となる複数種類の特別図柄が描かれている。3つ
のドラム40a,40b,40cは、回転可能に支持さ
れている。ドラム40a,40b,40cは、それぞれ
独立して回転駆動され、回転方向、回転速度が独立して
制御される。ドラム40a,40b,40cが停止した
状態から回転を開始することにより、特別図柄表示装置
4が可変開始する。その後、ドラム40a,40b,4
0cが回転を停止することにより、特別図柄表示装置4
が表示結果を導出表示する。
【0053】以下、特別図柄表示装置4に対するドラム
40a〜40cの収容態様について説明する。なお、ド
ラム40a,40b,40cの収納態様はすべて同一で
あるために、ここでは、ドラム40aを代表として説明
する。
【0054】フレームケース40には、図9に示すよう
に、モータ取付基板150aと、ランプ基板154a
と、モータ中継基板154bと、ランプカバー106
と、ドラムモータ72aと、ドラム40aとが組付けら
れた組付け体が収容される。モータ取付基板150a
は、金属等の導体(導電性材料)よりなる。モータ取付
基板150aにはモータ取付基板150aをフレームケ
ース40に固定するためのモータ取付基板固定部157
が形成されている。モータ取付基板150aの一方の面
には、ランプ基板154aとモータ中継基板154bと
が取付けられる。
【0055】モータ中継基板154bは、駆動制御信号
をドラムモータ72aに送るための基板である。モータ
中継基板154bは、ソケットを介してドラムモータ7
2aと接続されるとともに、表示制御部13(図3参
照)に接続される。ランプ基板154aにはドラムラン
プ592a,592bとランプカバー106とが取付け
られる。ドラムランプ592a,592bは特別図柄表
示領域4aに表示される特別図柄をドラム40aの内周
側より発光させるランプである。ランプ基板154aに
は、3つの白色ランプ592aと2つの赤色ランプ59
2bとが交互に並んで配置されている。
【0056】ランプカバー106は、ドラムランプが発
した光を前方に反射するための反射板であり、ドラムラ
ンプ592a,592bの後方に配置される。ドラム4
0aが組立てられた状態では、ドラムランプ592a,
592bは、ドラム40aの内部に配置され、ドラム4
0aの側面幅方向でほぼ中央に位置する。また、ドラム
ランプ592a,592bは、その配列順序を上から
白、赤、白、赤、白となるようにドラム40aの回転方
向に沿って配置される。なお、これらのドラムランプ5
92a,592bは、ドラム40b,40cの内周側に
も同様に設けられる。モータ中継基板154bはモータ
取付基板150aに対してビス止めされ、ランプ基板1
54aはランプカバー106とモータ取付基板150a
との間に挟込まれた状態でランプカバー106,ランプ
基板154a,モータ取付基板150aを貫通するビス
によってビス止めされる。
【0057】ドラムモータ72aは、モータ取付基板1
50aに取付けられたランプ基板154aとモータ中継
基板154bとの中央に形成される開口に位置する態様
で、モータ取付基板150aにビス止めされる。ドラム
40aは、ドラムモータ72aの中央に設けられた回転
軸72bに取付けられる。より具体的には、ドラム40
aに放射状に形成されたリール部材105の中央部に回
転軸固定部105aが形成されており、その回転軸固定
部105aにドラムモータ72aの回転軸72bが嵌合
されることにより、ドラム40aが回転軸72bに取付
けられる。
【0058】以上のようにして、モータ取付基板150
aと、ランプ基板154aと、モータ中継基板154b
と、ランプカバー106と、ドラムモータ72aと、ド
ラム40aとが組付けられた後、その組付け体が図8に
示すフレームケース40に収容される。フレームケース
40には組付け体の一部を構成するモータ取付基板10
5aの端部を差込むための図示されない溝部が形成され
ている。フレームケース40内に収容された組付け体
は、モータ取付基板105aに形成されたモータ取付基
板固定部157がフレームケース40内にビス止めされ
ることによってフレームケース40内に固定される。
【0059】ドラム40aの外周には複数種類の特別図
柄が描かれており、ドラム40aがドラムモータ72a
に駆動されて停止した場合に、3つの白色のドラムラン
プ592aにより、3つの特別図柄がそれぞれドラム4
0aの裏側から照射される。また、2つの赤色のドラム
ランプ592bは、ドラム40aが停止した状態では、
ドラム40aの外周に描かれた図柄と図柄の間をドラム
40aの裏側から照射する。
【0060】ドラム40aはドラムモータ72aにより
駆動され、停止した状態から加速して等角速度の回転運
動を行なうパターン、等角速度の運動から減速して停止
するパターン、逆方向に回転するパターン、加減速を繰
返して回転するパターン、正転と逆転とを繰返すことで
外周に描かれた図柄を上下に振動させるパターン等、さ
まざまなパターンで回転可能である。
【0061】図10は、ドラムの側面図である。ドラム
40a〜40cの外周には、上述した図柄番号に対応す
る特別図柄が順に配置されている(図2参照)。図10
において、回転軸固定部105aを中心として放射状に
記された一点鎖線の各々に対応する0〜19の符号は図
柄番号であり、その位置にその図柄番号に対応する特別
図柄が配置されていることを示している。また、それら
の符号の各々に対応する括弧書きの数値は、ステッピン
グモータからなるドラムモータ72aのステッピングパ
ルス数である。
【0062】このステッピングパルス数は、図10にお
いて特別図柄表示領域4a〜4cの中段に位置する図柄
番号0の位置を基準(=0)として、ドラムモータを図
示左回り方向で8パルスずつ駆動させるごとにドラムが
所定角度回転し、図柄番号1、2、3、…に対応する特
別図柄が順次特別図柄表示領域4a〜4cの中段に移動
することを意味している。これによると、ドラムモータ
が140パルス相当だけ駆動されることによってドラム
が1回転することになる。
【0063】次に、図11〜図13に示されたタイミン
グチャートを参照して、特別図柄の一斉変動が開始され
てから表示結果が導出表示されるまでの一連の制御内容
の一例について説明する。特に、ここでは、リーチの種
類がノーマルリーチからコマ送りリーチ、さらに、コマ
送りリーチから往復コマ送りリーチへと発展していく場
合を例に挙げて説明する。
【0064】最初に、タイミングチャートの見方を説明
する。図において、タイミングチャートの信号の立ち上
がり状態は、上下振動している場合をも含めて図柄が動
いている状態(ドラムが駆動している状態)を表してい
る。特に、「A」という記号は、その記号が付された期
間では特定の図柄が上下振動し、図柄が更新されてはい
ないものの図柄が特定位置に停止してはいない状態(以
下、振動状態という。)にあることを示している。これ
に対して、「A」という記号が付されていない期間では
スクロール変動が行なわれ図柄が順次更新されている。
一方、信号の立下り状態は、図柄が特定位置に完全停止
している状態(ドラムが停止している状態)を表してい
る。
【0065】また、タイミングチャート中に示された3
桁あるいは4桁の数値は、各々の期間を移行するのに要
する時間(ミリ秒)である。なお、括弧内の数値は変動
時間を短縮させる、いわゆる時短条件が成立している場
合の時間である。
【0066】さらに、「Xms/ST」は、ドラムモー
タを単位ステッピングパルスだけ駆動させるのに要する
時間(ミリ秒)であり、たとえば、「20ms/ST」
は、ドラムモータが20msごとに1ステップ駆動する
こと、換言すればドラムモータの駆動速度が1/20
(step/ms)であることを示している。前述した
ように、本実施の形態に係るパチンコ遊技機の場合に
は、8ステップで図柄が1つ更新されるため、たとえ
ば、「20ms/ST」の期間では、140ms(20
ms×8)ごとに図柄が1回更新される。よって、たと
えば、800msでは、図柄が5回更新されるのであ
り、タイミングチャートには、特定期間における図柄の
更新数が「5図柄」などのように示されている。
【0067】さらに、「当り図柄+8」、「+8」、
「−4」などは、リーチ成立後に一旦停止された中図柄
と、すでに更新動作が停止されている左右の当り図柄と
の図柄数の開きを示すものである。
【0068】たとえば、図2の図柄配列表を参照して、
すでに更新動作が停止されている左右の当り図柄が図柄
番号0に対応する「7(赤)」である場合には、「+
8」によって示される中図柄は、図柄番号8に対応する
「スイカ」であり、「−4」によって示される中図柄
は、図柄番号16に対応する「ダブルのBAR」であ
る。
【0069】なお、遊技者に対しては、中図柄が仮停止
したときに左右の当り図柄との図柄数の開きが少ないほ
ど、惜しいと感させることができる。
【0070】以下、図面に基づいてタイミングチャート
を説明する。最初に、図11を参照して、始動入賞玉が
第1種始動口スイッチ(特別図柄始動口スイッチ30
4)により検出されると、特別図柄表示装置を可変開始
させる始動条件(作動契機)が成立し、左、中、右図柄
が上方向から下方向へと一斉にスクロール変動を開始す
る。
【0071】一斉変動の開始から7240ms後に図示
のようにドラムモータ駆動速度が変化し、やがて、左図
柄が200msの間、完全停止する。このとき、左図柄
は所定の当り図柄である。その後、左図柄は振動状態と
なる。
【0072】左図柄が振動状態となってから400ms
が経過すると、右図柄および中図柄がともに完全停止
し、その時点で、振動状態にあった左図柄も完全停止の
状態となる。完全停止状態は、200ms継続する。こ
のとき、右図柄は左図柄と同一の当り図柄であり、中図
柄は、左右図柄と「+8」図柄異なる図柄である。
【0073】その後、左右図柄はともに振動状態となる
一方、中図柄は再変動しはじめる。これにより、リーチ
状態となる。ここでのリーチ動作パターンは、ノーマル
リーチと呼ばれるパターンである。たとえば、ノーマル
リーチでは、左右図柄が振動状態を保持し、中図柄が所
定速度で変動する状態が所定時間継続される。
【0074】次に、図12を参照して、詳細の図示を省
略するノーマルリーチの演出期間が終了すると、一旦、
左右中図柄のすべてが900msの間、完全停止状態と
なる。このとき、中図柄は、左右図柄と「−1」図柄異
なる図柄であり、遊技者に“惜しい”と感じさせる演出
が仕込まれている。その後、リーチパターンがコマ送り
リーチに発展するのであり、左右中図柄がすべて完全停
止状態となった時点から、未だ表示結果が確定しておら
ずコマ送りリーチに発展したことを遊技者に認識させる
ための「特定音1」がスピーカ8L,8Rから発生され
るようになる。
【0075】なお、ここでは、コマ送りリーチに発展す
る場合を説明するが、コマ送りリーチに発展することな
く、ノーマルリーチの演出期間終了後に表示結果が導出
表示される場合、あるいは、その他のリーチパターンに
発展する場合もある。
【0076】コマ送りリーチの特徴は、中図柄がコマ送
り状に、1図柄だけ更新されては完全停止することが繰
返され、中図柄が完全停止状態になると左右図柄が振動
状態から完全停止状態に変化し、中図柄のコマ送り状の
再変動が開始されると左右図柄がともに再度、振動状態
に変化する点である。
【0077】コマ送りリーチ期間は、図示するように、
期間A、期間B、期間Cの3つの期間に区分することが
できる。中図柄の再変動開始時から完全停止時までのコ
マ送り時間は、いずれの期間A〜Cも240msであ
る。この240ms間で図柄が1つ更新されるように、
ドラムモータは30msにつき1ステップずつ駆動され
る。
【0078】一方、中図柄(および左右図柄)の完全停
止状態が継続される完全停止時間は、各期間で異なり、
期間A、期間B、期間Cの順で、240ms、480m
s、720msである。
【0079】このように、各期間に移行するごとに、中
図柄がコマ送りされてから再度コマ送りされるまでの
「完全停止時間」が長くなるため、遊技者に対して、リ
ーチが進行しており、やがて、表示結果が導出表示され
るであろうとの認識をもたせることができる。
【0080】また、各期間A,B,Cが終了するごと
に、各期間中の完全停止時間よりも長い900msだけ
左中右図柄が完全停止し、次の期間へ移行する。このた
め、各期間が進行していることをよりはっきりと遊技者
に認識させることができる。
【0081】さらに、各期間が終了した時点では、左右
図柄に対して「+8」図柄、「−4図柄」、「+1」図
柄の関係にある種類の中図柄が比較的長い時間(900
ms)表示され、大当りとなる図柄を基準にして中図柄
がその大当り図柄の配列位置を前後しつつ、次第に大当
り図柄に近づいていく。このため、遊技者の大当りに対
する期待感を盛り上げていくことができる。
【0082】このコマ送りリーチ期間中は、スピーカ8
L,8Rからコマ送りリーチに対応した特定音が出力さ
れるように構成されている。これにより、遊技者は、コ
マ送りによる再変動が繰返し行なわれている状態である
ことを認識できる。特に、このような図柄の再変動と停
止とが繰返し行なわれるようなリーチパターンでは、最
終的な表示結果が導出表示された時点を遊技者が把握し
にくくなるという問題が生じる場合があるが、このよう
な特定音を継続的に出力することで、リーチパターンが
継続している状態にあるか否かを遊技者が把握し易くな
る。
【0083】さらに、本実施の形態の場合、コマ送りリ
ーチの各期間A,B,Cごとに異なる特定音1,2,3
が出力されるように構成されているため、各期間の切り
替わり時期を遊技者に認識させることができ、遊技者を
同じような変動パターンが際限なく繰返されているよう
な感覚にさせてしまうことがなく、リーチパターンが終
結に向けて進行しているとの認識を遊技者に与え易い。
また、特定音の内容を各期間に対応させたものに設定す
ることで、各期間A,B,Cを効果的に演出することが
できる。
【0084】ここで、特定音として、様々な音を出力さ
せることが考えられるが、たとえば、中図柄がコマ送り
されている際には継続的に一定の高さの音を出力し、中
図柄のコマ送りが終了して完全停止状態となった時点で
その音の高さを低くすることが考えられる。この場合、
たとえば、各期間A,B,Cと進行するごとに、中図柄
がコマ送りされている際に出力される音の高さが低くな
るようにしていくようにする。
【0085】次に、図13を参照して、前述したコマ送
りリーチ期間(31980ms(時短時は27980m
s))が終了した時点では、左右中図柄がすべて完全停
止状態となっている。このとき、前述したように、中図
柄は、左右の当り図柄と「+1」図柄異なる図柄であ
る。
【0086】その後、リーチパターンが往復コマ送りリ
ーチに発展するのであり、その時点から、未だ表示結果
が確定しておらず往復コマ送りリーチに発展することを
遊技者に認識させるための「曲1」がスピーカ8L,8
Rから発生されるようになる。
【0087】なお、ここでは、コマ送りリーチから往復
コマ送りリーチに発展する場合を説明するが、往復コマ
送りリーチに発展することなく、コマ送りリーチの演出
期間終了後に表示結果が導出表示される場合、あるい
は、その他のリーチパターンに発展する場合もある。ま
た、図13には、最終的な表示結果がはずれになる場合
のパターンが示されているが、往復コマ送りリーチの後
に表示結果が大当りとなる場合もあることはいうまでも
ない。
【0088】往復コマ送りリーチの特徴は、図柄のコマ
送りが、上から下への順方向のみならず、下から上への
逆方向にも行なわれる点、および、中図柄のコマ送りと
連動して、左右図柄も1図柄分だけ順方向あるいは逆方
向にコマ送りされる点にある。以下、上から下への順方
向の変動を正転、逆方向への変動を逆転という。
【0089】図示するタイミングチャートにおいて、破
線で示した信号線は逆転を表し、実線で示した信号線は
正転を表している。また、「逆30ms/ST」は、ド
ラムモータが30msにつき1ステップずつ逆転駆動さ
れていることを表している。
【0090】さらに、コマ送り終了時から次のコマ送り
開始時までのコマ送り待機期間(1)〜(13)の各々
に対応して表示された「+1」や「−1」、「±0」
は、ノーマルリーチおよびコマ送りリーチの演出期間中
に継続的に表示されていた左右図柄(当り図柄)との図
柄数の開きを示すものである。この往復コマ送りリーチ
パターンでは、前述したように、左右図柄も更新される
ことから、左右図柄についても、コマ送りリーチ終了時
に表示されていた図柄(図13の当り図柄)を基準とし
た場合の時点における図柄数の開きが「+1」や「−
1」、「±0」という数値で示されている。
【0091】中図柄のタイミングチャート(下段のタイ
ミングチャート)を参照すると、中図柄として、当初、
左右の当り図柄に対して「−1」図柄の関係にある図柄
が表示されている。その後、往復コマ送りリーチ期間に
おいて、「逆転、逆転、正転、正転」の変動パターンを
合計3回繰返し、表示結果が確定される。
【0092】往復コマ送りリーチ期間は、「逆転、逆
転、正転、正転」の3回の変動パターンごとに、期間
D、期間E、期間Fの3つの期間に区分することができ
る。各期間において、コマ送りの所要時間はいずれも2
40msであり、この間に図柄が+1または−1だけ更
新される。
【0093】これに対し、コマ送り終了時から次のコマ
送り開始時までのコマ送り待機時間は、(1)〜(1
3)の下に示されるように、期間D、期間E、期間Fの
順に、480ms、640ms、840msに設定さ
れ、期間の進行に伴って長くなる。これにより、遊技者
に対して、リーチが進行しており、やがて、表示結果が
導出表示されるであろうとの認識をもたせることができ
る。
【0094】また、スピーカ8L,8Rからは、コマ送
りリーチの各期間に対応した曲(曲A、曲B、曲C)が
出力されるように構成されている。これにより、遊技者
は、先のコマ送りリーチ時と同様、コマ送りによる再変
動が繰返し行なわれている状態であることを認識でき
る。
【0095】次に、左右図柄のタイミングチャート(上
段のタイミングチャート)を参照して、左右図柄は、中
図柄の一回目の逆転時にそのコマ送りに連動して1コマ
正転した後、中図柄のコマ送りに連動して「逆転、逆
転、正転、正転」の変動パターンを繰返して1コマずつ
変動し、中図柄が最後に正転する際に、正転した後、表
示結果が確定される。
【0096】往復コマ送りリーチの期間Fが終了して、
最終的な表示結果が導出表示されると、曲3の出力が停
止されるとともに、図示するように、すべてのドラムラ
ンプ(ドラムランプ592a、592b)が6回点滅す
る。これにより、遊技者に対して最終的な表示結果が導
出表示されたことを認識させることができる。
【0097】なお、この際のドラムランプの点滅パター
ンは、表示結果が確定した際にのみ現れる特有のパター
ンであれば、如何なるパターンであってもよい。たとえ
ば、光を図柄のスクロール方向に沿って点滅走行させて
もよく、光を図柄のスクロール方向に対して直交方向に
点滅走行させてもよい。あるいは、複数のドラムランプ
をマトリクス状に設け、表示結果が確定した旨を示す所
定の図形がドラム上に浮かびあがるように構成してもよ
い。その際、表示結果が大当りであれば、○の図形を、
はずれであれば×の図形を浮かびあがらせてもよい。
【0098】次に、図14および図15を参照して、図
13を用いて説明した往復コマ送りリーチパターンの表
示例を説明する。図14および図15は、特別図柄表示
装置上の図柄の変動状況を説明するための説明図であ
る。
【0099】図において、(1)〜(13)は、図13
の(1)〜(13)に対応した表示状態であるが、ここ
では、図柄のコマ送り状況をわかり易く説明するため
に、特別図柄表示装置上に実際の図柄を示すことに代え
て、各図柄に対応する図柄番号(図2の図柄配列表を参
照)を示している。
【0100】たとえば、(1)の状態は、実際には、そ
の右側の(1´)に示された表示状態に対応している。
(1´)を参照すると、中央横の有効ラインL2におい
て、青色の図柄「7」が左右図柄として表示され、リー
チ状態となっていることがわかる。
【0101】ここでは、このように、有効ラインL2に
注目し、往復コマ送りリーチ開始時(図13の(1))
の左右の当り図柄が青色の「7」(図柄番号4)である
場合を例として、往復コマ送りリーチの表示例を説明す
る。
【0102】図14の(1)を参照して、往復コマ送り
リーチ開始時には、図柄番号「4」の当り図柄が左右図
柄として表示され、その当り図柄に対して「+1」の関
係にある図柄番号「5」(コインの0)の図柄が中図柄
として表示されている。
【0103】なお、41a,41b,41cは、図柄番
号5,4,3に対応する図柄が描かれたドラム4a,4
b,4cの一部の領域である。そして、(1)の領域4
1bのように、表示枠を超えている部分は、その領域部
分が表示枠に見えない状態となっていることを表してい
る。
【0104】次に、中図柄が逆転し、左右図柄が正転す
ることで、(2)に示す表示状態となる。つまり、中図
柄は当り図柄となり、左右図柄は「当り図柄+1」の図
柄となる。この表示状態においても、中図柄と左右図柄
との差は1図柄である。
【0105】次に、中図柄、左右図柄ともに逆転するこ
とで、(3)に示す表示状態となる。つまり、今度は、
中図柄が「当り図柄+1」となり、左右図柄が当り図柄
に戻る。この表示状態においても、中図柄と左右図柄と
の差は1図柄である。
【0106】その後、図13に示した変動パターンで変
動することで、(4)〜(12)のように表示状態が変
化するが、いずれの表示状態においても、中図柄と左右
図柄との差が1図柄になる。そして、(12)の表示状
態となった後、中図柄、左右図柄ともに正転すること
で、(13)に示す表示状態となり、表示結果が確定す
る。
【0107】このように、往復コマ送りリーチパターン
では、コマ送りによって繰返し再変動が実行され、各再
変動終了時に常に中図柄と左右図柄との差が1図柄にな
る。このため、遊技者の大当りに対する期待感を向上さ
せることができる。しかも、前述したように、表示結果
が確定されるまで特有の曲が流れ、表示結果が確定され
た時点でその曲が止むと同時にドラムランプによる報知
がなされるため、こbのように繰返し再変動が実行され
る期間が長い場合であっても、遊技者に最終的な表示結
果が導出表示された時点をはっきりと認識させることが
できる。
【0108】(第2実施の形態)次に、図16を参照し
て、コマ送りリーチおよび往復コマ送りリーチ期間の報
知方法に関する第2実施の形態を説明する。この第2実
施の形態では、スピーカ8L,8Rを用いたリーチ期間
の報知方法に代えて、ランプ9(図1参照)を用いたリ
ーチ期間の報知方法を説明する。
【0109】図16は、コマ送りリーチおよび往復コマ
送りリーチ期間中のランプ9の点滅パターンを説明する
ためのタイミングチャートである。なお、図において、
期間A〜期間Fは、図12および図13に示した期間に
対応している。
【0110】第2実施の形態においては、リーチパター
ンがノーマルリーチパターンからコマ送りリーチパター
ンに移行し、再変動が繰返し継続して行なわれるように
なると、図示のようにランプ9が特有の態様で点滅しは
じめる。そして、期間が進行するに従い、その点滅周期
が次第に短くなり、往復コマ送りリーチの最後の期間F
では、左右のランプ9がつきっ放しとなる。そして、最
終的な表示結果が導出表示された時点で、左右のランプ
9は同時に消灯するとともに、すべてのドラムランプが
6回点滅する。これにより、遊技者に対して最終的な表
示結果が導出表示されたことを認識させることができ
る。
【0111】なお、ここでは、左右のランプ9が同期し
て点滅するようなパターンを示したが、これに限られる
ものではなく、左右のランプ9が交互に点滅するような
パターンを採用してもよく、要するに、その点滅パター
ンが、繰返し再変動が行なわれることに対応した特有の
ものであれば如何なるパターンであってもよい。
【0112】さらに、ここではランプ9を用いた例を示
したが、これに限られるものではなく、たとえば、各入
賞口に設けられる装飾ランプを用いて、あるいは、装飾
ランプとランプ9とを組合わせて、繰返し再変動が行な
われることに対応した特有の点滅パターンを構成しても
よい。
【0113】以上、本発明の遊技機を実施の形態に基づ
いて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で色
々な変形および応用が可能である。
【0114】上記各実施の形態では、本発明を実現する
ためのプログラムおよびデータをROM等の半導体メモ
リに格納した場合を例に採り説明したが、本発明を実現
するためのプログラムおよびデータを様々な記憶媒体に
格納することで利用するものであっても構わない。記録
媒体として用いるメディアとしては、FD(Floppy Dis
k )、HD(Hard Disk )、DAT(Digital Audio Ta
pe)のような磁気メディア、CD−ROM(Compact Di
sk Read Only Memory )、PD(Phase changeDisk
)、DVD(Digital Versatile Disk)のような光デ
ィスク、MO(Magneto Optical disk)のような光磁気
ディスクであってもよい。
【0115】また、記録媒体とは、コンピュータによっ
て直接実行可能なプログラムを記録した記録媒体だけで
なく、一旦、他の記録媒体(ハードディスクなど)にイ
ンストールすることによって実行可能となるようなプロ
グラムを記録した記録媒体や、暗号化されたり、圧縮さ
れたりしたプログラムを記録した記録媒体も含む概念で
ある。
【0116】さらに、本発明を実現するためのプログラ
ムおよびデータは、コンピュータ装置(ゲーム装置を含
む)に対して、着脱自在の記録媒体によって配布・提供
される形態に限定されるものではなく、コンピュータ装
置(ゲーム装置を含む)の有する半導体記憶装置に予め
インストール(プリインストール)しておくことで配布
される形態を採っても構わない。さらには、本発明を実
現するためのプログラムおよびデータは、遊技機に通信
処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接
続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロード
することによって配布する形態を採っても構わない。
【0117】そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の
記録媒体を装着することにより実行するものだけではな
く、通信回線等を介してダウンロードしたプログラムお
よびデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより
実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネ
ットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源
を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他
のコンピュータ装置(ゲーム装置を含む)等とネットワ
ークを介してデータの交換を行なうことによりゲームを
実行するような形態とすることもできる。
【0118】次に、以上、説明した発明の実施の形態の
変形例や特徴点について、以下に列挙する。
【0119】(1) 遊技制御部11により、遊技状態
を制御する遊技制御手段が構成されている。特別図柄表
示装置4により、前記可変表示装置は、表面に前記複数
種類の識別情報が付されたドラムからなることが開示さ
れている。図2に示す特別図柄のうち、数字図柄とフル
ーツ図柄と英字図柄(BAR、BAR−BAR)とによ
り当り識別情報が構成されている。大当り状態により、
遊技者にとって有利な特定遊技状態が構成されている。
確率変動状態により、前記特定遊技状態とは異なる遊技
者にとって有利な特別遊技状態が構成されている。特別
図柄表示領域4a〜4cにより、複数種類の識別情報を
可変表示(変動表示)可能な複数の可変表示部が構成さ
れている。遊技制御部11により、当りとするかはずれ
とするかを決定する決定手段が構成されている。また、
遊技制御部11により、前記決定手段の決定に従い、可
変表示装置の表示結果として導出表示させる表示態様を
決定する表示態様決定手段が構成されている。
【0120】(2) 今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【0121】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定数回
の再更新表示が終了した後に表示結果が導出表示された
段階で、所定の確定報知が行なわれるために、再更新表
示による多様な表示パターンによって遊技者を楽しませ
ることができながらも、最終的な確定表示がされた時点
を遊技者が認識し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施の形態におけるパチンコ遊
技機の正面図である。
【図2】 ドラムに付される特別図柄の種類を説明する
ための図である。
【図3】 遊技制御部におけるシステム構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】 コマンドの出力態様を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図5】 遊技制御部における処理動作例を示すフロー
チャートである。
【図6】 特別図柄プロセス処理における処理例を示す
フローチャートである。
【図7】 有効ラインを説明するための特別図柄表示領
域の拡大図である。
【図8】 特別図柄可変表示装置の斜視図である。
【図9】 ドラムの分解斜視図である。
【図10】 ドラムの側面図である。
【図11】 特別図柄の変動状況を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図12】 特別図柄の変動状況を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図13】 特別図柄の変動状況を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図14】 特別図柄表示装置上の図柄の変動状況を説
明するための説明図である。
【図15】 往復コマ送りリーチパターンの表示例を説
明するための図である。
【図16】 コマ送りリーチおよび往復コマ送りリーチ
期間中のランプの点滅パターンを説明するためのタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機(遊技機)、4 特別図柄表示装
置、4a,4b,4c特別図柄表示領域、9 ランプ、
11 遊技制御部(遊技制御基板)、13 表示制御部
(表示制御基板)、40a,40b,40c ドラム、
592a,592b ドラムランプ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の識別情報を順次更新して可変
    表示を行なうことが可能な複数の表示領域を有する可変
    表示装置と、 前記複数の表示領域の各々を、識別情報が更新されてい
    る更新状態から複数種類の識別情報のうちのいずれかが
    表示されて識別情報が更新されていない非更新状態に変
    化させる表示制御を行なうことが可能な可変表示制御手
    段と、 前記複数の表示領域の表示結果が特定の識別情報の組合
    せとなった場合に予め定められた特定遊技状態に制御可
    能な遊技制御手段とを含み、 前記可変表示制御手段は、前記複数の表示領域で識別情
    報の更新動作が開始されてから前記複数の表示領域の表
    示結果が最終的に導出表示されるまでの可変表示期間中
    に、識別情報を、一旦、仮停止させ、次いで、仮停止し
    た識別情報を再度更新させる再更新表示を所定数回実行
    する再更新表示手段を含み、 該再更新表示手段による前記所定数回の再更新表示が終
    了した後に、所定の確定報知を行なう報知手段を含むこ
    とを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記可変表示装置は、表面に前記複数種
    類の識別情報が付された回胴からなり、 前記報知手段は、前記回胴の内部に設けられ前記回胴の
    表面を発光させる発光体であって、所定の態様で明滅す
    ることで前記確定報知を行なうことを特徴とする、請求
    項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記再更新表示が実行されていることを
    報知する再更新報知手段をさらに含むことを特徴とす
    る、請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記再更新報知手段は、前記再更新表示
    が実行されている期間中、特定音を発生させる音発生装
    置であることを特徴とする、請求項3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記再更新報知手段は前記再更新表示が
    実行されている期間中、特定の態様で明滅する発光体で
    あることを特徴とする、請求項3に記載の遊技機。
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