JP2002045465A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002045465A
JP2002045465A JP2000232440A JP2000232440A JP2002045465A JP 2002045465 A JP2002045465 A JP 2002045465A JP 2000232440 A JP2000232440 A JP 2000232440A JP 2000232440 A JP2000232440 A JP 2000232440A JP 2002045465 A JP2002045465 A JP 2002045465A
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lottery
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English (en)
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Shinichi Wada
晋一 和田
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Konami Parlor Entertainment KK
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Konami Parlor Entertainment KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊興性を高めることができるスロットマシン
を提供する。 【解決手段】 開始レバー12の押下を契機に入賞抽選
を行い、リールが停止したときの図柄の組み合わせに応
じてメダルの払い出しを可能にする。その際、入賞が確
定する前に、入賞抽選の結果を遊技者に伝えるための演
出表現(抽選結果の報知)を行う。演出表現は、まず、
複数回の遊技にわたって他の遊技と連関して表現される
演出態様の組み合わせパターンを決定し、次いで、この
組み合わせパターンに従って、演出表現機構16におい
て音、表示又はその組み合わせによって演出態様を表現
する。ボーナスゲームの場合はもとより、ハズレの場合
やリプレイのときにも演出態様が表現されるので、飽き
ない遊技が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞抽選を伴うス
ロットマシン型の遊技機や電子遊技機として実施される
遊技機に係り、より詳しくは、入賞抽選の結果の演出表
現手法に関する。
【0002】
【従来の技術】スロットマシン型の遊技機の中には、遊
技開始直後に行われる入賞抽選の結果がどのようなもの
であったかを、遊技終了前に遊技者に報知するものがあ
る。また、入賞抽選の結果を単に遊技者に報知するだけ
でなく、複数態様の演出を伴うようにしたものもある。
この場合の演出は、通常は、入賞抽選の結果に1対1に
対応したものとなる。
【0003】例えば、図12に示すように、入賞抽選の
結果が入賞(内部当たりの状態)であり、入賞役がビッ
グボーナス(以下、「BB」)であった場合はA態様の
演出(演出態様A)が行われ、入賞役がレギュラーボー
ナス(以下、「RB」)であった場合は演出態様Bが行
われる。RBは一定枚数のメダルを優先的に獲得できる
遊技を所定回数行える入賞役であり、BBは2〜3回の
RBを行える入賞役である。図12に示した例は、入賞
役と演出態様とが1対1に対応し、しかも、演出態様A
であれば必ずBB、演出態様Bであれば必ずRBが入賞
する。このような演出態様による報知の形態は「完全報
知」と呼ばれる。
【0004】入賞役とは異なる役に応じた演出態様(こ
のような形態は「偽報知」と呼ばれる)を所定確率で組
み合わせる場合もある。図13(a),(b)は、この
場合の確率の例を示している。図13(a)は各種ボー
ナスゲームの例,(b)はハズレを含むすべての抽選結
果(便宜上、ハズレ等を含めた場合も入賞役という)に
ついて、偽報知を含ませた場合の例である。図13
(b)の例では、演出態様Aが行われたときは60%の
確率でBBとなることを示している。演出態様Fの場合
は、75%の確率でハズレとなる。このように演出する
ことにより、遊技者に内部当たり状態になっているので
はないかという期待感を持たせた状態で遊技を行わせる
ことができる。後者のような演出態様を採用した遊技機
として、特開平11−244452号や特開2000−
135303号公報に記載された「遊技機」がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の遊技機に
おける演出態様は、1回の遊技毎に独立したものとなっ
ている。つまり、ある遊技での演出態様と、次の遊技で
の演出態様との間には何ら関連性がない。そのため、複
数の遊技にわたって意図的に行う演出はできない。遊技
機によっては、入賞抽選によってBBの内部当たりにな
った後、実際にBB用の図柄が揃うまで頻繁に演出がな
されるものはあるが、内部当たりが発生している状態で
は、熟練した操作者であれば、1回の操作で図柄を揃え
ることができるものであり、基本的には遊技毎に独立し
た演出態様となる。
【0006】スロットマシン型の遊技機の場合、遊技者
は、通常は、50〜100回単位の遊技を繰り返す。演
出が行われるのは、せいぜい上記単位で2〜10回ある
いはそれ以下遊技のみであり、殆どは、入賞する期待感
が持てない状態で遊技を続けなければならない。そのた
め、遊興性に欠けるという問題があった。このような問
題は、アーケード型の遊技機のみならず、抽選の結果に
応じて遊技価値の払い出しを行う同種の遊技機に共通に
生じる。
【0007】本発明は、抽選の結果を報知する際の演出
態様の表現の仕方を工夫することによって遊興性を高め
ることができる遊技機を提供することを主たる課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の信号の
入力を契機に抽選を行うとともに該抽選の結果が確定し
た時点で当該抽選結果を反映した動作を可能にする遊技
機に適用され、上記の課題は、抽選の結果を遊技者に伝
えるための、複数回の遊技にわたって表現される演出態
様の組み合わせパターンを決定する演出態様決定手段
と、決定された組み合わせパターンに従う演出態様の表
現を前記抽選の結果が確定する前に実行する演出実行手
段とを備えることにより達成される。従来のように遊技
毎に独立して演出するのではなく、複数回遊技すること
によって初めて抽選の結果がわかるような演出態様とす
るので、多数回の遊技を単位とする遊技機における遊興
性を増すことができる。
【0009】本発明の課題は、所定の信号の入力を契機
に抽選を行うとともに該抽選の結果に基づいてそれぞれ
複数の図柄が配された複数の移動体の動きを制御し、各
移動体が停止したときの図柄の組み合わせに応じて遊技
価値の払い出しを可能にする遊技機において、抽選の結
果を遊技者に伝えるための、複数回の遊技にわたって時
系列に表現される演出態様の組み合わせパターンを決定
する演出態様決定手段と、決定された組み合わせパター
ンに従う演出態様の表現を前記遊技価値の払い出し前に
実行する演出実行手段とを備えた遊技機によっても達成
可能である。
【0010】上記の各遊技機において、演出態様決定手
段は、2種類の構成が可能である。第1の構成は、遊技
の進行に従う順序で用意された同種又は異種の演出態様
の組み合わせからなる演出表現パターンを複数パターン
備え、前記抽選の結果によって特定される一の演出表現
パターンを前記組み合わせパターンとして決定するよう
にする。あるいは、遊技の進行に従う順序で用意された
同種又は異種の演出態様の組み合わせからなる演出表現
パターンを複数パターン備え、各演出表現パターンを遊
技の進行に従って時系列に連関させて組み合わせるとと
もに、前記抽選の結果によって特定される演出表現パタ
ーンの組み合わせを前記組み合わせパターンとして決定
するようにする。組み合わせパターンは、前記抽選の結
果により特定される、ハズレを含むすべての遊技状態に
1対1に対応付けておく。また、複数用意された前記演
出表現パターンがそれぞれ前記遊技状態に応じて定めた
順序で一つずつ決定されるものとする。そして、演出態
様決定手段は、当該順序の最後となる演出表現パターン
を決定した後は以前に決定した演出表現パターンを再決
定し、この再決定した演出表現パターンを当該順序の起
点とするように構成する。最後となる演出表現パターン
を決定した後はパターン再決定のための抽選を行い、こ
の抽選により特定された演出表現パターンを前記順序の
起点としても良い。
【0011】演出態様決定手段の第2の構成は、遊技の
進行に従う順序で用意された同種又は異種の演出態様の
組み合わせからなる演出表現パターンを複数パターン備
え、一の演出表現パターンを決定した後に所定の確率で
出現する次の演出表現パターンを前記組み合わせパター
ンとして決定するようにする。本発明は、また、上記の
遊技機の構成の他に、遊技の進行を計測する遊技進行計
測手段を備えるようにし、個々の演出表現パターンと当
該演出表現パターン内の演出態様の組み合わせとを、前
記遊技進行計測手段により計測された遊技の進行状態と
前記抽選の結果とに基づいて導出する遊技機を提供す
る。このような遊技機では、遊技の進行の把握が容易と
なり、演出態様を遊技毎に正確に表現できるようにな
る。
【0012】遊技進行計測手段は、個々の遊技状態毎に
独立して遊技の進行を計測するように構成しても良く、
すべての遊技状態に共通のタイミングで遊技の進行を計
測するように構成しても良い。遊技進行計測手段は、計
測の結果を数値で表すものであるが、1回の遊技が終了
する度に、前記数値を1ずつ進める、2以上進める、1
つも進めない、1戻らせる、2以上戻らせるのいずれか
を選択可能に構成することもできる。
【0013】本発明の各遊技機において、演出態様によ
り多くのバリエーションを持たせる場合は、個々の演出
表現パターンの内容を画定する演出態様の組み合わせを
定めた演出態様テーブルを複数用意しておく。そして、
演出態様決定手段が、一の演出態様テーブルに基づく演
出表現パターンの後は所定の基準で他の演出態様テーブ
ルを選定し、選定した演出態様テーブルに基づいて次の
演出表現パターンを前記組み合わせパターンとして決定
するように構成する。
【0014】本発明は、スロットマシン型の遊技機、す
なわち、それぞれ複数の図柄が配された複数の移動体
と、所定の信号の入力を契機に入賞抽選を行う入賞抽選
手段と、該入賞抽選の結果に基づいて前記複数の移動体
の動きを制御するとともに各移動体が停止したときの図
柄の組み合わせに応じて遊技価値の払い出しを可能にす
る手段とを有し、前記複数の移動体のいずれかが移動し
た後、すべての移動体が停止することをもって1回の遊
技が完結する遊技機にも適用が可能である。この遊技機
は、入賞抽選の結果を遊技者に伝えるための、複数回の
遊技にわたって他の遊技と連関して表現される演出態様
の組み合わせパターンを決定する演出態様決定手段と、
音、表示又はその組み合わせによって前記演出態様を表
現する演出表現手段と、この演出表現手段を前記決定さ
れた組み合わせパターンに従って制御することにより前
記遊技価値の払い出し前に演出表現を行う演出実行手段
とを備えるものである。
【0015】より具体的には、遊技者が操作する開始レ
バーと、遊技者による操作タイミングに応じて各々対応
する移動体の動きを停止させる複数の停止ボタンと、前
記複数の停止ボタンのうち少なくとも一つが前記入賞抽
選の結果に対応した図柄を所定の有効ライン上に停止さ
せるタイミングで操作されない場合に当該有効ライン上
に当該入賞抽選の結果に対応した図柄の組み合わせを停
止させない制御を行う制御手段とを備える遊技機であ
る。この遊技機において、入賞抽選手段は、ハズレ、リ
プレイ、一又は複数の小役、及び小役以上の特別な利益
を遊技者に与えるボーナス遊技のいずれかを抽選によっ
て定めるものである。この場合、前記演出実行手段は、
前記入賞抽選の結果がボーナス遊技であった場合は他の
遊技と連関して所定の順序で出現する演出態様を表現
し、ハズレ、リプレイ及び前記小役については予め複数
の演出態様の組み合わせパターンの一部ではあるが当該
遊技で完結する演出態様を表現するように構成される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
る。 =第1実施形態= <外観構造及び動作>図1は、本発明を適用した遊技機
の第1実施形態となる、アーケード型のスロットマシン
の外観構成図、図2は、このスロットマシンが有する制
御装置の構成図である。スロットマシン1は、その正面
部に、遊技価値の一例となるメダルを投入するためのメ
ダル投入口11a、クレジットによるベットを行うため
のベットボタン11b、回転ドラムを回転させるための
開始レバー12、遊技者による操作タイミングに応じて
各々対応する回転ドラム停止させる3つの停止ボタン1
3、14、15、演出表現機構16、図柄を可変表示さ
せる3組の可動表示部17、18、19、投入されたメ
ダル数を表示させるメダル投入表示部20、入賞確定時
に入賞図柄の種類に応じてメダルを払い出すためのメダ
ル払出機構21、メダル払出時及び/又は一般遊技のと
きに所定の効果音を発するためのスピーカ22を備えて
いる。
【0017】可動表示部17、18、19は、各々回転
ドラムと一体に形成された3つのリール、回転ドラムを
回転駆動するステッピングモータ、及び、リールの相対
位置を検出するための位置センサを有する。リールに
は、それぞれ複数の図柄が円周上に連続的に配されてい
る。円周上に配列された図柄のうち、左リール、中央リ
ール、右リールの正面に来る図柄が、表示窓17d、1
8d、19dを通して移動表示されるようになってい
る。リールが停止したときに、表示窓17d、18d、
19dにどの図柄の組み合わせが表示されているかは、
位置センサの検出値によって特定できるようになってい
る。
【0018】遊技者がメダルをメダル投入口11aに投
入するか、あるいはベットボタン11bを押すことによ
り、メダル投入表示部20が点灯し、1回の遊技が開始
可能になる。遊技者が開始レバー12を操作すると、リ
ールが回転を始め、可動表示部17,18,19が可動
表示状態となる。入賞抽選が行われた後、遊技者が停止
ボタン13、14、15を押すと、対応するリールがそ
れぞれ停止する。3つのリールがすべて停止した際に表
示される図柄の組み合わせが、入賞抽選の結果に対応す
る図柄の組み合わせであれば、所定枚数のメダルがメダ
ル払出機構21から払い出される。図柄によっては、追
加メダルなしのリプレイが可能となる。つまり、このス
ロットマシン1は、3つのリールのいずれかが回転した
後、すべてのリールが停止することをもって1回の遊技
が完結する。
【0019】入賞抽選後は、演出表現機構16が動作す
る。すなわち、ランプ表示ユニット161が所定の色で
点灯ないし点滅表示する。文字が図柄を表示するように
しても良い。スピーカ162からは、所定のBGMが出
力される。演出表現中に特定図柄の組み合わせになった
ことが確認された場合は、入賞が確定し、該当する枚数
のメダルが払い出される。
【0020】<制御装置>スロットマシン1は、その内
部に制御装置を有している。制御装置は、CPU、RO
M,RAM、各種インターフェース等からなる一種のコ
ンピュータであり、CPUが所定のプログラムコードを
読み込んで実行することによって形成される所要の機能
ブロックを具備している。図2は、この制御装置の機能
ブロック及び周辺部品との接続関係を示した図である。
【0021】この実施形態の制御装置CONは、入賞抽
選処理部31、入賞判定部32、演出パターン決定部3
3、機構制御部34、演出制御部35、入賞確定判定部
36、入賞動作制御部37の機能ブロックを具備してい
る。
【0022】入賞抽選処理部31は、所定の信号の入力
を契機に入賞抽選を行う。入賞抽選は、具体的には乱数
発生回路311によって乱数を発生させることにより行
う。所定の信号は、メダル投入口11aへのメダル投入
又はベットボタン11bの押下によって、図1には示さ
れていないメダルカウンタ11cが動作し且つ開始レバ
ー12が操作されたことによって入力される信号であ
る。
【0023】入賞判定部32は、入賞抽選の結果がRO
Mに定められた所定の確率で定めた入賞役に該当するか
どうかを判定する。入賞役は、従来のこの種のスロット
マシンと同様のBB、RB、小役1、小役2、リプレイ
のいずれかであり、それぞれ複数の数値が入賞役テーブ
ル321において割り当てられている。入賞抽選により
得られた乱数の値が、上記の入賞役に割り当てられてい
る数値に適合する場合は当該入賞役について内部当りが
生じたと判定する。判定結果は、入賞役毎にフラグを設
定してRAMに保存される。本実施形態では、BBフラ
グ、RBフラグ、小役1,2のフラグ、リプレイのフラ
グが設定される。
【0024】演出パターン決定部33は、入賞抽選の結
果を遊技者に伝えるための、複数遊技にわたって表現さ
れる演出態様の組み合わせパターン(以下、「演出表現
パターン」)を決定する。この決定は、入賞判定部32
の判定結果、演出態様テーブル331,パターン1テー
ブル332,パターン2テーブル333の記録内容及び
演出カウンタ341のカウント値に基づいて行われる。
この決定手法については、後述する。
【0025】機構制御部34は、開始レバー12や停止
ボタン13、14、15の操作時に入力される信号に基
づいて個々の回転ドラムを駆動するステッピングモータ
17b、18b、19b(図1では図示を省略)を制御
するとともに位置センサ17c、18c、19c(同)
からの検知信号に基づいてメダル払出機構20その他の
機構の制御を行う。リール17a、18a、19a
(同)上の図柄表示の移動制御は、この機構制御部34
によって実現される。また、演出表現以外に使用される
各種ランプやスピーカ22は、すべてこの機構制御部3
4によって制御される。
【0026】演出制御部35は、演出パターン決定部3
3で決定された演出表現パターンに従う演出表現動作を
実行する。この実行内容についても後述する。入賞確定
判定部36は、位置センサ17c,18c,19cの検
出結果に基づいて入賞役に対応する図柄が揃ったかどう
かを判定する。入賞動作制御部36は、入賞動作が確定
した時点、すなわち入賞確定判定部36で入賞図柄が揃
ったと判定した時点で当該入賞の種類に応じた枚数のメ
ダルの払い出しを行う。
【0027】<演出表現>次に、スロットマシン1にお
ける演出表現の仕組みを詳細に説明する。演出表現は、
大きく分けて「遊技中の演出表現」と「遊技後の演出表
現」とがある。「遊技中の演出表現」は入賞抽選の結果
が確定するまでに行われる演出表現であり、「遊技後の
演出表現」は入賞確定を遊技者に知らせるため演出表現
である。「遊技中の演出表現」は、演出パターン決定部
33で決定した演出表現パターンに基づいて演出制御部
35が演出表現機構16を制御することによって実現す
る。本実施形態のスロットマシン1では、前提として、
遊技毎に行われるべき演出の態様を、ハズレを含めて、
演出態様テーブル331において定義するとともに、演
出表現パターンをパターン1テーブル332に記録して
おく。また、入賞抽選の結果を反映した遊技状態(BB
内部当り、RB内部当り、小役1,2、リプレイ、ハズ
レのいずれか)とこれらの演出表現パターンの組み合わ
せとの関係をパターン2テーブル333に記録してお
き、これらを適宜読み出して演出表現の制御に用いる。
図3は演出態様テーブル331、図4はパターン1テー
ブル332、図5及び図6はパターン2テーブル333
の内容例を示した図である。
【0028】演出態様テーブル331には、図3の例で
は、それぞれ異なる複数の演出態様A,B,C,Dを表
現するための制御データが記録されている。演出態様
は、例えば「BGM(バック・グラウンド・ミュージッ
クの略、以下同じ)1」、「BGM2」といった単一の
演出と、「BGM1+赤ランプ」というような複合演出
とがあり、そのいずれかを演出パターン決定部33側で
任意に設定できるようになっている。BGMの場合は、
スピーカ162から該当する楽曲ないし効果音が流れ
る。ランプ表示の場合は、ランプ表示ユニット161に
該当する色のランプが点灯又は点滅する。
【0029】図4において、パターンP1では、最初の
遊技では演出態様A、次の遊技でも演出態様A、その次
の遊技では演出態様B、その次の遊技では演出態様A、
・・・のように、同種又は異種の演出態様が時系列に組
み合わせることを表している。各演出態様の制御データ
によって表現される演出の内容は、演出態様テーブル3
31で定義したとおりとなる。他のパターン(P2、P
2、・・・)の場合も同様の見方となる。パターン1テ
ーブル332には、このような演出表現パターンを複数
パターン記録しておく。
【0030】本実施形態では、複数の演出表現パターン
の中から一つ又は複数の組み合わせを選定する方式とし
て、「テーブル参照方式」と「抽選選択方式」の2形態
を用意し、これを、制御装置CONで、日、週、あるい
は月単位で切替可能にしている。
【0031】「テーブル参照方式」は、図5に示される
ように、入賞抽選の結果によって特定される遊技状態に
応じて、予めパターン1テーブル332に規定された順
序で演出表現パターンを出現させる方式である。出現順
序で決められた順列の途中で入賞が確定した場合、つま
り、当該入賞役に対応する図柄が揃った場合は、それ以
降の演出表現パターンについては使用しない。入賞が確
定しないまま、順列の最後まで行き着いた場合は、原則
として最初に戻る。最後まで行き着いた時点で位置の抽
選を行い、抽選により特定された位置に戻るようにして
も良い。
【0032】「抽選選択方式」は、一つの演出表現パタ
ーン(例えばパターンP1)による演出表現が実行され
た後、その次の演出表現パターンを決定する際に、その
都度抽選を行う方式である。具体的には、遊技状態に応
じた演出パターン候補(Q1,Q2,Q3・・・Qn)
を図6のように定めておき、遊技状態には基づかない所
定の確率S1,S2,S3・・・Snをもって候補の中
から決定する。BB内部当りの場合のある演出パターン
Piは、選択率S1(Q1:P1)、選択率S2(Q
2:P3)、選択率S3(Q3:P2)の割合で決定す
る。S1+S2+S3の合計は100%となる。候補Q
2が選択された場合は、さらに、選択率S1、S2,S
3で同様の演出表現パターンが選択される。
【0033】いずれの方式においても、個々の演出態様
A,B,C,D及び演出表現パターンP1,P2,・・
・は、ハズレ、リプレイを含むすべての遊技状態におい
て出現する。また、前の遊技及び後続する遊技との間で
相互に関連した状態で出現する。入賞抽選の結果に基づ
くものではあるが、各々が所定確率で決定されるもので
ない点で、従来のこの種の遊技機による演出態様とは根
本的に異なる。
【0034】本実施形態では、ある遊技をG1、次の遊
技がG2、その次の遊技がG3というように、遊技毎の
識別情報を定める。識別情報は、具体的には、演出カウ
ンタ341でカウントされた演出カウント値Gi(iは
自然数)である。識別される各遊技における演出態様
は、そのときの遊技カウント値Giと遊技状態の2つの
条件により導出される。演出カウンタ341は、遊技が
1回終了する度に1カウントづつ値を更新し、更新後の
値が一定値に達した時点でその値を初期値に戻す。1回
の遊技に対して演出態様テーブル331から読み出した
演出態様データに基づく1回の演出表現が完結する。つ
まり、遊技カウント値Giによって、現在、ある基準位
置からどの位進行した遊技が行われているか、現在のど
の演出態様が表現されているかを知ることができる。
【0035】遊技状態のうち、BB内部当り及びRB内
部当りだけは、該当する図柄の組み合わせでリールが停
止して入賞が確定するまで、内部当たり状態が継続され
るようにする。例えば、BBの内部当りがあったとする
と、テーブル参照方式では、図5に示されるように、最
初に演出表現パターンP1が選択される。演出表現パタ
ーンP1は、図4によれば、演出態様が、遊技の進行に
共にA→A→B→A→A→C→A→A→D→Aの順に変
化するパターンである。演出態様を表すデータが最終位
置にきたときは、基本的には最初の位置に戻るが、終了
位置まで到達した時点で抽選を行い、戻る位置を抽選に
よって決めるようにしても良い。BBの内部当たり状態
が継続している状態でも、実際にBBに対応する図柄が
揃って入賞が確定するまでは、遊技毎に入賞抽選を行
い、小役1、小役2についてはその図柄が揃った場合に
はメダルの払い出しを行い、リプレイについては、ベッ
トを要しない再遊技を行えるようにし、ハズレの場合に
は該当動作を行う。このとき、小役1,2、リプレイ、
ハズレについては、BBの演出表現パターンに代えて一
定遊技回数分の小役等の演出表現パターンを使用し、一
定遊技回数内に該当する図柄が揃わなかった時点でBB
の演出表現パターンに戻るようにしても良いし、BBの
内部当たり状態中は、小役等が入賞しても、そのための
演出表現パターンを使用しないようにしても良い。
【0036】なお、図1では、演出カウンタ341を一
つのみ挙げており、一つの演出カウンタ341の遊技カ
ウント値Giで演出態様のデータの位置を特定すること
もできるが、演出カウンタ341を遊技状態毎に設け、
個々の演出カウンタ341で遊技状態毎の演出態様のデ
ータの位置を特定する構成も可能である。図7は前者の
場合の構成例、図8は後者の場合の構成例を示してい
る。図7の例では、演出態様のデータの位置は、単純に
遊技の回数に依存する。例えば演出表現パターンP1で
は、3回目の遊技G3のときに、演出態様Bがくる。図
8の例では、入賞抽選により遊技状態が決まると、それ
に応じた演出表現パターンが選択され、かつその演出態
様に対応した遊技カウント値Giが1加算される。つま
り、同じBB内部当たり状態でも、図8の例では、内部
当たり後の最初の演出表現が異なる場合があり、より変
化に富んだ演出表現が可能になる。
【0037】いずれの方式の場合も、演出カウンタ34
1のカウント値の更新は、1回の遊技が終了する度に原
則的には1ずつ進むことになるが、そのほか、2以上進
む、進めない、1もしくは2以上戻るというバリエーシ
ョンを設定することもできる。また、カウントの更新を
1回の遊技が終了することではなく、任意の契機(電源
再投入、ボーナス遊技から通常遊技状態への移行などの
遊技状態の遷移等)を採用することもできる。さらに、
演出態様テーブル331を複数用意しておき、上記の任
意の契機で現状の演出態様テーブル331の読みとりを
中止して他の演出態様デテーブルへ移行する、その演出
態様テーブルからの演出態様のデータの読みとり開始の
際、先頭もしくは任意の位置から読みとりを開始する等
のバリエーションも可能である。複数の演出態様テーブ
ルを用意する場合は、選択される順番を管理する総合テ
ーブルのようなものを持つようにする。
【0038】「遊技後の演出表現」は、遊技状態毎に予
め定めた制御データで演出表現機構16を制御すること
により実現される。
【0039】<動作>次に、上記のように構成されるス
ロットマシン1の動作を図9〜図11を参照して説明す
る。図9を参照し、遊技者によるベットがあり、開始レ
バー12が操作されると(ステップS101:Yes、S
102:Yes)、入賞抽選処理部31で入選抽選処理を
行う(ステップS103)。入賞判定部32は、乱数発
生回路311で発生させた乱数が、BB、RB、小役
1,2、リプレイの各々の入賞役、あるいはハズレに割
り当てられている数値と一致するか否かを判定する。ハ
ズレ以外の入賞役についてのみ数値を割り当てておき、
該当する数値でなければ、すべてハズレとする運用も可
能である。判定の結果、該当する入賞役と一致した場合
はフラグを成立させる。演出パターン決定部33は、入
賞抽選の結果に基づいて演出表現パターンを決定し(ス
テップS104)、決定した演出表現パターンを演出制
御部35に送る。機構制御部34は、リール回転開始処
理を行う(ステップS105)。
【0040】演出制御部35は、演出表現パターンに基
づいて演出表現機構16を制御する。これにより、前述
の遊技中の演出表現処理が行われる(ステップS10
6)。演出表現とは別に、遊技者によって停止ボタン1
3,14,15が押されたことを検知した場合、機構制
御部34でリール回転停止処理を行う(ステップS10
7)。リール回転停止処理は、図11に示されるとおり
である。すなわち、1回目の停止操作の場合は、停止操
作があったリールの停止処理を行う(ステップS20
1:Yes、S202)。2回目の停止操作の場合は、停
止操作があったリールの停止処理を行う(ステップS2
03:Yes、S204)。3回目の停止操作の場合は、
停止操作があったリールの停止処理を行う(ステップS
205:Yes、S206)。入賞が確定した場合は、遊
技後の演出表現処理を行う(ステップS108)。
【0041】図10に移り、入賞がメダル払出し入賞の
場合はメダル払出処理を行う(ステップS110)。メ
ダル払出処理は、具体的には、入賞役に対応する枚数の
メダルを払い出す処理である。RB中の場合は、RB中
の遊技処理を行う(ステップS111:Yes、S11
2)。「RB中の遊技処理」とは、所定回数の一般遊技
処理中にRBの入賞図柄が揃った場合は一定回数の優先
遊技を行うことをいう。BB中であった場合は、BB中
の一般遊技処理を行う(ステップS113:Yes、S1
14)。BB中の一般遊技処理中にBB入賞図柄が揃っ
た場合は、BB開始処理を行う(ステップS115:Ye
s、S116)。BB開始処理は、最初にRBの一般遊
技処理であり、この一般遊技中にRB入賞図柄が揃った
時点でRB開始処理を行う(ステップS117:Yes、
S118)。RB終了後、再遊技入賞図柄でなければ処
理を終える(ステップS119:No)。再遊技入賞図柄
であった場合は、ステップS102以降の処理を繰り返
す(ステップS119:Yes)。
【0042】このように、本実施形態のスロットマシン
1では、複数回の遊技にわたって表現される演出態様の
組み合わせパターンに従う演出態様の表現を入賞抽選の
結果が確定する前に実行するようにしたので、遊技者
は、複数回遊技することによって初めて抽選の結果がわ
かるようになり、飽きのない遊技形態を実現することが
できる。また、入賞が確定されるまでの間、複数態様の
演出が繰り返し表現され、しかも前回の遊技との関連で
演出が表現されるので、それ自体で遊技者の興味をそそ
ることが可能になる。また、演出態様の組み合わせパタ
ーンを決定する際に、遊技の進行に従う順序で用意され
た同種又は異種の演出態様の組み合わせからなる演出表
現パターンPiを複数パターン備え、入賞抽選の結果に
よっていずれか一の演出表現パターンを特定するように
したので、長い間にわたって継続的に演出表現が行われ
ることになり、遊興性を高めることができる。
【0043】また、各演出表現パターンPiを遊技の進
行に従って時系列に連関させて組み合わせるとともに、
入賞抽選の結果によって特定される演出表現パターンの
組み合わせを遊技状態に応じて決定するようにしたの
で、より長いスパンで演出態様を表現できるようにな
り、遊興性をより高めることができる。
【0044】=第2実施形態= 次に、本発明をパチスロ機に適用した場合の実施の形態
を説明する。この実施形態のパチスロ機の外観構造及び
その基本動作は、第1実施形態で説明したスロットマシ
ン1と同じなので、、異なる部分を中心に説明する。な
お、第1実施形態と共通の部分については共通の符合を
付す。
【0045】パチスロ機が上記のスロットマシン1と異
なるのは、構成の一部と演出表現の仕方である。構成上
は、停止ボタン13,14,15のうち少なくとも一つ
が入賞抽選の結果に対応した図柄を所定の有効ライン上
に停止させるタイミングで操作されない場合に当該有効
ライン上に当該入賞抽選の結果に対応した図柄の組み合
わせを停止させない制御を行う機能を制御装置CONに
持たせた点である。「有効ライン」がベットするメダル
の枚数に応じて異なる点については、第1実施形態と同
様である。すなわち、1枚ベットの場合は可動表示部1
7、18、19の中央ラインのみが有効ラインとなる。
2枚ベットの場合は中央ラインとその上下ラインの3ラ
インが有効ラインとなる。3枚ベットの場合は、さら
に、対角ラインを含めた5ラインが有効ラインとなる。
【0046】BB及びRBだけは、有効ライン上に該当
図柄が揃わなくとも内部当たり状態が維持される。つま
り、入賞抽選結果が維持される。従って、BB又はRB
が入賞した場合の演出表現の仕方は、第1実施形態の場
合と同様となる。
【0047】小役1,2、リプレイ、ハズレについて
は、入賞抽選後、有効ライン上に図柄が揃わなかった場
合は、抽選結果は破棄される。従って、制御装置CON
は、入賞抽選の結果が小役等であった場合は、演出態様
の組み合わせパターンの一部ではあるが当該遊技で完結
する演出態様を表現するように演出表現機構16を制御
する。例えば図5のパターン2テーブル333におい
て、小役等に割り当てられた演出表現パターンを実行す
る点についてはBBの場合と同じであるが、ある遊技に
ついて演出を行った場合は、次の遊技では、同じ入賞結
果が得られた場合を除き、当該演出表現パターンを継続
させない。当該演出表現パターンが進むのは、何回かの
遊技の後、同じ入賞結果が得られた時点とする。
【0048】このようにすれば、その殆どは該当するで
あろう「ハズレ」と、頻繁に発生する「リプレイ」と、
比較的出現する「小役1,2」と、稀に出現する「B
B」又は「RB」の各々に割り当てられた演出表現パタ
ーンを矛盾なく効率的に管理することができるようにな
る。
【0049】本発明は以上のとおりであるが、本発明の
適用範囲は、上記の実施形態に限定されるものではな
い。例えば、可変表示部としてリール等の機械的表示手
段ないし液晶やCRT等の電気的表示手段を備えた弾球
遊技機、電子遊技機、あるいは、ポーカー遊技機等の遊
技機に対して、広く適用されるものである。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、遊興性を高めることができる遊技機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したスロットマシンの正面外観
図。
【図2】 スロットマシンが具備する制御装置の機能ブ
ロック図。
【図3】 演出態様テーブルの内容例を示した図。
【図4】 パターン1テーブルの内容例を示した図。
【図5】 テーブル参照方式によるパターン2テーブル
の内容例を示した図。
【図6】 抽選選択方式によるパターン2テーブルの内
容例を示した図。
【図7】 共通の演出カウンタにより演出態様のデータ
の位置を特定する状態を示した図。
【図8】 遊技状態毎に設けた演出カウンタにより演出
態様のデータの位置を特定する状態を示した図。
【図9】 本実施形態のスロットマシンの動作手順を示
した図。
【図10】本実施形態のスロットマシンの動作手順を示
した図(続き)。
【図11】 本実施形態のスロットマシンによる回転停
止処理の手順を示した図。
【図12】 従来の遊技機における入賞抽選の結果の報
知(完全報知)の例を示した図表。
【図13】 従来の遊技機における入賞抽選の結果の報
知(所定確率での報知)の例を示した図表であり、
(a)はボーナスゲームのみの場合の例、(b)は小役
等を含めた場合の例である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 11a メダル投入口 11b ベットボタン 12 開始レバー12 13、14、15 停止ボタン 16 演出表現機構 161 演出表現用表示部 162 演出表現用スピーカ 17、18、19 可動表示部 17d、18d、19d 表示窓 20 メダル投入表示部 21 メダル払出機構 22 スピーカ CON 制御装置 31 入賞抽選処理部 32 入賞判定部 33 演出パターン決定部 34 機構制御部 35 演出制御部 36 入賞確定判定部 37 入賞動作制御部 331 演出態様テーブル 332 パターン1テーブル 333 パターン2テーブル 341 演出カウンタ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の信号の入力を契機に抽選を行う
    とともに該抽選の結果が確定した時点で当該抽選結果を
    反映した動作を可能にする遊技機において、 前記抽選の結果を遊技者に伝えるための、複数回の遊技
    にわたって表現される演出態様の組み合わせパターンを
    決定する演出態様決定手段と、 決定された組み合わせパターンに従う演出態様の表現を
    前記抽選の結果が確定する前に実行する演出実行手段
    と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 所定の信号の入力を契機に抽選を行うと
    ともに該抽選の結果に基づいてそれぞれ複数の図柄が配
    された複数の移動体の動きを制御し、各移動体が停止し
    たときの図柄の組み合わせに応じて遊技価値の払い出し
    を可能にする遊技機において、 前記抽選の結果を遊技者に伝えるための、複数回の遊技
    にわたって時系列に表現される演出態様の組み合わせパ
    ターンを決定する演出態様決定手段と、 決定された組み合わせパターンに従う演出態様の表現を
    前記遊技価値の払い出し前に実行する演出実行手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記演出態様決定手段は、遊技の進行に
    従う順序で用意された同種又は異種の演出態様の組み合
    わせからなる演出表現パターンを複数パターン備え、前
    記抽選の結果によって特定される一の演出表現パターン
    を前記組み合わせパターンとして決定するように構成さ
    れることを特徴とする、 請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記演出態様決定手段は、遊技の進行に
    従う順序で用意された同種又は異種の演出態様の組み合
    わせからなる演出表現パターンを複数パターン備え、各
    演出表現パターンを遊技の進行に従って時系列に連関さ
    せて組み合わせるとともに、前記抽選の結果によって特
    定される演出表現パターンの組み合わせを前記組み合わ
    せパターンとして決定するように構成されることを特徴
    とする、 請求項1又は2記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記組み合わせパターンが、前記抽選の
    結果により特定される、ハズレを含むすべての遊技状態
    に1対1に対応付けられていることを特徴とする、 請求項3又は4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 複数用意された前記演出表現パターンが
    それぞれ前記遊技状態に応じて定めた順序で一つずつ決
    定されるものであり、前記演出態様決定手段は、当該順
    序の最後となる演出表現パターンを決定した後は以前に
    決定した演出表現パターンを再決定し、この再決定した
    演出表現パターンを当該順序の起点とするように構成さ
    れていることを特徴とする、 請求項3又は4記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記演出態様決定手段は、前記最後とな
    る演出表現パターンを決定した後はパターン再決定のた
    めの抽選を行い、この抽選により特定された演出表現パ
    ターンを前記順序の起点とすることを特徴とする、 請求項6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記演出態様決定手段は、遊技の進行に
    従う順序で用意された同種又は異種の演出態様の組み合
    わせからなる演出表現パターンを複数パターン備え、一
    の演出表現パターンを決定した後に所定の確率で出現す
    る次の演出表現パターンを前記組み合わせパターンとし
    て決定するように構成されることを特徴とする、 請求項1又は2記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 遊技の進行を計測する遊技進行計測手段
    を備え、 個々の演出表現パターンと当該演出表現パターン内の演
    出態様の組み合わせとを、前記遊技進行計測手段により
    計測された遊技の進行状態と前記抽選の結果とに基づい
    て導出することを特徴とする、請求項1又は2記載の遊
    技機。
  10. 【請求項10】 前記遊技進行計測手段が、個々の遊技
    状態毎に独立して遊技の進行を計測するように構成され
    ることを特徴とする、 請求項9記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 前記遊技進行計測手段が、すべての遊
    技状態に共通のタイミングで遊技の進行を計測するよう
    に構成されることを特徴とする、 請求項9記載の遊技機。
  12. 【請求項12】 前記遊技進行計測手段は、前記計測の
    結果を数値で表すものであり、1回の遊技が終了する度
    に、前記数値を1ずつ進める、2以上進める、1つも進
    めない、1戻らせる、2以上戻らせるのいずれかを選択
    可能に構成されていることを特徴とする、 請求項9記載の遊技機。
  13. 【請求項13】 個々の演出表現パターンの内容を画定
    する演出態様の組み合わせを定めた演出態様テーブルを
    複数有し、 前記演出態様決定手段は、一の演出態様テーブルに基づ
    く演出表現パターンの後は所定の基準で他の演出態様テ
    ーブルを選定し、選定した演出態様テーブルに基づいて
    次の演出表現パターンを前記組み合わせパターンとして
    決定するように構成されることを特徴とする、 請求項1ないし12のいずれかの項記載の遊技機。
  14. 【請求項14】 それぞれ複数の図柄が配された複数の
    移動体と、所定の信号の入力を契機に入賞抽選を行う入
    賞抽選手段と、該入賞抽選の結果に基づいて前記複数の
    移動体の動きを制御するとともに各移動体が停止したと
    きの図柄の組み合わせに応じて遊技価値の払い出しを可
    能にする手段とを有し、前記複数の移動体のいずれかが
    移動した後、すべての移動体が停止することをもって1
    回の遊技が完結するスロットマシン型の遊技機におい
    て、 前記入賞抽選の結果を遊技者に伝えるための、複数回の
    遊技にわたって表現される演出態様の組み合わせパター
    ンを決定する演出態様決定手段と、 音、表示又はその組み合わせによって前記演出態様を表
    現する演出表現手段と、 前記演出表現手段を前記決定された組み合わせパターン
    に従って制御することにより前記遊技価値の払い出し前
    に演出表現を行う演出実行手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  15. 【請求項15】 遊技者が操作する開始レバーと、遊技
    者による操作タイミングに応じて各々対応する移動体の
    動きを停止させる複数の停止ボタンと、前記複数の停止
    ボタンのうち少なくとも一つが前記入賞抽選の結果に対
    応した図柄を所定の有効ライン上に停止させるタイミン
    グで操作されない場合に当該有効ライン上に当該入賞抽
    選の結果に対応した図柄の組み合わせを停止させない制
    御を行う制御手段とを備えることを特徴とする、 請求項14記載の遊技機。
  16. 【請求項16】 前記入賞抽選手段は、ハズレ、リプレ
    イ、一又は複数の小役、及び小役以上の特別な利益を遊
    技者に与えるボーナス遊技のいずれかを抽選によって定
    めるものであり、 前記演出実行手段は、前記入賞抽選の結果がボーナス遊
    技であった場合は他の遊技と連関して所定の順序で出現
    する演出態様を表現し、ハズレ、リプレイ及び前記小役
    については予め複数の演出態様の組み合わせパターンの
    一部ではあるが当該遊技で完結する演出態様を表現する
    ように構成されることを特徴とする、 請求項14記載の遊技機。
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