JP2002044722A - プロセス制御システム - Google Patents

プロセス制御システム

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JP2002044722A
JP2002044722A JP2000221134A JP2000221134A JP2002044722A JP 2002044722 A JP2002044722 A JP 2002044722A JP 2000221134 A JP2000221134 A JP 2000221134A JP 2000221134 A JP2000221134 A JP 2000221134A JP 2002044722 A JP2002044722 A JP 2002044722A
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JP
Japan
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controller
actuator
sensor
control system
process control
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JP2000221134A
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English (en)
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Akira Takami
彰 高見
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの敷設を不要とし得、それに伴って
必要とされていた多大な工数や費用を削減し得、システ
ムの構築を容易に行うことができ、しかも、信号伝送に
おける冗長性を確保し得、信頼性の向上を図り得るプロ
セス制御システムを提供する。 【解決手段】 センサ1とコントローラ2との間の信号
授受、並びにコントローラ2とアクチュエータ3との間
の信号授受を無線電話6,7,8で行うと共に、該無線
電話6,7,8の基地局12を複数設置し且つ複数基地
局間自動切換機能を有するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセス制御シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種プラント等においては、セ
ンサで検出した温度や圧力等の検出信号に基づき、コン
トローラから出力される制御信号により、バルブ等のア
クチュエータを作動させるプロセス制御システムが用い
られている。
【0003】図2は従来のプロセス制御システムの一例
を表わすものであって、1はセンサ、2はコントロー
ラ、3はアクチュエータであり、センサ1とコントロー
ラ2はケーブル4で接続されていると共に、コントロー
ラ2とアクチュエータ3はケーブル5で接続されてお
り、プラント等の運転時には、センサ1によって温度や
圧力等が検出され、その検出信号がケーブル4を介して
コントローラ2へ送られ、該コントローラ2においてセ
ンサ1からの検出信号に基づきバルブの開度等をどの程
度に調節すればよいかが演算され、その演算結果に基づ
く制御信号がケーブル5を介してアクチュエータ3へ出
力され、該アクチュエータ3が作動するようになってい
る。
【0004】同時に、コントローラ2からセンサ1への
各種要求信号はケーブル4を介して送られると共に、ア
クチュエータ3からコントローラ2へのフィードバック
信号等はケーブル5を介して送られるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来のプロセス制御システムでは、特に広大な土地
に建設される化学プラント等の場合、ケーブル4,5が
非常に長くなり、その敷設のための工数や費用が嵩み、
又、センサ1やアクチュエータ3を新たに追加するのも
ケーブル4,5の敷設が大変で容易ではなかった。
【0006】本発明は、斯かる実情に鑑み、ケーブルの
敷設を不要とし得、それに伴って必要とされていた多大
な工数や費用を削減し得、システムの構築を容易に行う
ことができるプロセス制御システムを提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサで検出
した検出信号に基づき、コントローラから出力される制
御信号により、アクチュエータを作動させるプロセス制
御システムであって、センサとコントローラとの間の信
号授受、並びにコントローラとアクチュエータとの間の
信号授受を無線電話で行うと共に、該無線電話の基地局
を複数設置し且つ複数基地局間自動切換機能を有するよ
う構成したことを特徴とするプロセス制御システムにか
かるものである。
【0008】又、本発明は、センサで検出した検出信号
に基づき、コントローラから出力される制御信号によ
り、アクチュエータを作動させるプロセス制御システム
であって、無線電話のために複数設置され且つ複数基地
局間自動切換機能を有する基地局と、無線電話を接続す
るためのインタフェースを設けたセンサと、無線電話を
接続するためのインタフェースを設けたコントローラ
と、無線電話を接続するためのインタフェースを設けた
アクチュエータとを備えたことを特徴とするプロセス制
御システムにかかるものである。
【0009】前記プロセス制御システムにおいては、無
線電話をPHSとすることができる。
【0010】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0011】プラント等の運転時には、無線電話の電源
をオンにし、対応する無線電話同士をつないだ状態とし
ておくと、センサによって検出された検出信号は、セン
サに接続された無線電話から一つの基地局を経由してコ
ントローラに接続された無線電話で受信され、コントロ
ーラへ送られ、該コントローラにおいてセンサからの検
出信号に基づきアクチュエータの制御のための演算が行
われ、その演算結果に基づく制御信号がコントローラに
接続された無線電話から一つの基地局を経由してアクチ
ュエータに接続された無線電話で受信され、アクチュエ
ータへ出力され、該アクチュエータが作動する形とな
る。
【0012】同時に、コントローラからセンサへの各種
要求信号の送受信並びにアクチュエータからコントロー
ラへのフィードバック信号の送受信等も、一つの基地局
を経由しての無線電話間で行われる形となる。
【0013】この結果、広大な土地に建設される化学プ
ラント等においても、非常に長いケーブルを敷設しなく
て済み、その敷設のための工数や費用がかからなくな
り、又、センサやアクチュエータを新たに追加するのも
容易となる。
【0014】一方、仮に、基地局が一つしか設けられて
いない場合には、万一、基地局に何らかの故障等が発生
すると、センサとコントローラとの間の信号授受、並び
にコントローラとアクチュエータとの間の信号授受が行
われなくなってしまい、運転に支障を来たす虞がある
が、本発明においては、一つの基地局に何らかの故障等
が発生した場合、複数基地局間自動切換機能により他の
基地局に切り換えられるため、センサとコントローラと
の間の信号授受、並びにコントローラとアクチュエータ
との間の信号授受は途切れることなく継続される形とな
り、運転に支障を来たす心配はなく、信頼性が高まる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0016】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図2と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、基本的な構成は図2に示す従来のものと同
様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示
す如く、センサ1とコントローラ2との間の信号授受、
並びにコントローラ2とアクチュエータ3との間の信号
授受を無線電話6,7,8で行うと共に、該無線電話
6,7,8の基地局12を複数設置し且つ複数基地局間
自動切換機能を有するよう構成した点にある。
【0017】前記センサ1には、無線電話6を接続する
ためのインタフェース9を設け、前記コントローラ2に
は、無線電話7を接続するためのインタフェース10を
設け、前記アクチュエータ3には、無線電話8を接続す
るためのインタフェース11を設けてある。
【0018】前記無線電話6,7,8としては、PIA
FS(PHS InternetAccess For
um Standard)による高速デジタル通信が可
能なPHSを使用することが望ましいが、携帯電話等を
用いることも勿論可能である。
【0019】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0020】プラント等の運転時には、無線電話6,
7,8の電源をオンにし、対応する無線電話6,7同士
をつなぎ、且つ対応する無線電話7,8同士をつないだ
状態としておくと、センサ1によって検出された温度や
圧力等の検出信号は、センサ1に接続された無線電話6
から一つの基地局12を経由してコントローラ2に接続
された無線電話7で受信され、コントローラ2へ送ら
れ、該コントローラ2においてセンサ1からの検出信号
に基づきバルブの開度等をどの程度に調節すればよいか
が演算され、その演算結果に基づく制御信号がコントロ
ーラ2に接続された無線電話7から一つの基地局12を
経由してアクチュエータ3に接続された無線電話8で受
信され、アクチュエータ3へ出力され、該アクチュエー
タ3が作動する形となる。
【0021】同時に、コントローラ2からセンサ1への
各種要求信号の送受信並びにアクチュエータ3からコン
トローラ2へのフィードバック信号の送受信等も、一つ
の基地局12を経由しての無線電話7,6間並びに無線
電話8,7間で行われる形となる。
【0022】この結果、広大な土地に建設される化学プ
ラント等においても、非常に長いケーブル4,5を敷設
しなくて済み、その敷設のための工数や費用がかからな
くなり、又、センサ1やアクチュエータ3を新たに追加
するのも容易となる。
【0023】一方、仮に、基地局12が一つしか設けら
れていない場合には、万一、基地局12に何らかの故障
等が発生すると、センサ1とコントローラ2との間の信
号授受、並びにコントローラ2とアクチュエータ3との
間の信号授受が行われなくなってしまい、運転に支障を
来たす虞があるが、本図示例においては、一つの基地局
12に何らかの故障等が発生した場合、複数基地局間自
動切換機能により他の基地局12に切り換えられるた
め、センサ1とコントローラ2との間の信号授受、並び
にコントローラ2とアクチュエータ3との間の信号授受
は途切れることなく継続される形となり、運転に支障を
来たす心配はなく、信頼性が高まる。
【0024】こうして、ケーブル4,5の敷設を不要と
し得、それに伴って必要とされていた多大な工数や費用
を削減し得、システムの構築を容易に行うことができ、
しかも、信号伝送における冗長性を確保し得、信頼性の
向上を図り得る。
【0025】尚、本発明のプロセス制御システムは、上
述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のプロセス
制御システムによれば、ケーブルの敷設を不要とし得、
それに伴って必要とされていた多大な工数や費用を削減
し得、システムの構築を容易に行うことができ、しか
も、信号伝送における冗長性を確保し得、信頼性の向上
を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の概要構成図であ
る。
【図2】従来例の概要構成図である。
【符号の説明】
1 センサ 2 コントローラ 3 アクチュエータ 6 無線電話 7 無線電話 8 無線電話 9 インタフェース 10 インタフェース 11 インタフェース 12 基地局
フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 BA03 BA08 DA17 DB18 EA07 5K048 AA01 BA23 CA08 DA02 DB01 DC01 EA11 EB02 EB10 EB12 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K067 AA41 BB04 BB28 DD27 EE02 EE10 5K101 KK11 LL03 NN03 NN18 NN21 NN34 SS07 TT06 UU16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサで検出した検出信号に基づき、コ
    ントローラから出力される制御信号により、アクチュエ
    ータを作動させるプロセス制御システムであって、 センサとコントローラとの間の信号授受、並びにコント
    ローラとアクチュエータとの間の信号授受を無線電話で
    行うと共に、該無線電話の基地局を複数設置し且つ複数
    基地局間自動切換機能を有するよう構成したことを特徴
    とするプロセス制御システム。
  2. 【請求項2】 センサで検出した検出信号に基づき、コ
    ントローラから出力される制御信号により、アクチュエ
    ータを作動させるプロセス制御システムであって、 無線電話のために複数設置され且つ複数基地局間自動切
    換機能を有する基地局と、無線電話を接続するためのイ
    ンタフェースを設けたセンサと、無線電話を接続するた
    めのインタフェースを設けたコントローラと、無線電話
    を接続するためのインタフェースを設けたアクチュエー
    タとを備えたことを特徴とするプロセス制御システム。
  3. 【請求項3】 無線電話をPHSとした請求項1又は2
    記載のプロセス制御システム。
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