JP2002044299A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002044299A
JP2002044299A JP2000219076A JP2000219076A JP2002044299A JP 2002044299 A JP2002044299 A JP 2002044299A JP 2000219076 A JP2000219076 A JP 2000219076A JP 2000219076 A JP2000219076 A JP 2000219076A JP 2002044299 A JP2002044299 A JP 2002044299A
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JP
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setting data
data
bar code
barcode
setting
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JP2000219076A
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Hitoshi Mitsui
斉 三井
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設定データが消失した際に、容易にバックアッ
プデータから設定データを回復できるとともに、バック
アップデータの読み取りエラーが生じた際も、設定デー
タを容易に回復することができる画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】操作部8から入力された各種設定データを
不揮発性メモリ3に格納し、バーコードCODEC5で
設定データのバーコードへ変換し、イメージデータ変換
部13で設定データを文字データへ変換し、文字で表示
した設定データ及びバーコードで表示した設定データを
照合可能にリストとしてプリンタ7で記録材に印刷す
る。設定データを復元する際には、スキャナ部10でリ
スト中のバーコードを読み取り、バーコードCODEC
5で設定データへ復元する。バーコードを設定データへ
復元できない場合、ユーザは表示部9に表示された該当
するバーコードの、近傍データ又はID番号を確認し、
文字データを見て、設定データを再登録することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定データを記録
材にバックアップデータとして印刷可能な画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から画像処理装置としては、原稿を
読み取って得た画像情報を、電話回線網などを介して他
の装置に転送するスキャナ装置、原稿を読み取って得た
画像情報を記録材に記録する複写機、複写機の機能・フ
ァクシミリ装置の機能・プリンタ装置の機能など複数の
機能を備えた複合機などがある。
【0003】上記の画像処理装置において、ユーザが設
定登録した内容は、各装置が内蔵したメモリに格納され
る。例えば、複写機では、解像度や印刷オフセット値な
どの印刷に関する各種設定内容がメモリに格納される。
また、ファクシミリ装置では、送信する原稿に添付する
送信元情報や送信先の情報を短縮ダイアルとして登録し
た内容などがメモリに格納される。
【0004】このようなユーザが登録した設定データ
は、装置が誤動作した際やメンテナンスを行った際など
に、消えてしまうことがあった。そのため、従来の画像
処理装置では、登録した設定データを電話番号リストや
登録設定データリストとして、文字のみで記録材に事前
に印刷しておき、バックアップデータとして保存してお
くことが可能である。また、登録した設定データを専用
のバックアップ用メモリカードに保存することが可能な
装置もある。
【0005】しかしながら、記録材に設定データを印刷
しておくことが可能な装置の場合、設定データがメモリ
から消失してしまうと、記録材に印刷した内容をすべて
入力しなければならない。これは、登録データ量が膨大
である程、煩わしい作業であった。
【0006】メモリカードを使用可能な装置の場合、メ
モリカードから設定データを転送すればよいので、容易
に設定データを復元できる。しかし、専用のメモリカー
ドは高価であり、また静電気などによってメモリカード
に記録した内容が消えてしまうことがあり、その場合、
設定データを復元できないという問題があった。
【0007】そこで、このような問題を解決するため
に、特開平5−114969号公報に開示されたファク
シミリ装置及び特開平7−312664号公報に開示さ
れたファクシミリ装置では、短縮ダイアルなどのユーザ
が設定/登録したデータを、バーコードを用いて記録材
に印刷しておく。そして、設定データが消失した場合
は、記録材に印刷したバーコードをスキャナで読み取っ
て、元のデータを回復する。これにより、専用デバイス
無しで、容易にデータのバックアップを行うことができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたファクシミリ装置においては、記録材に
印刷したバーコードが、かすれや汚れなどによって読み
取れなかった場合の対応が考慮されていなかった。つま
り、バーコードに変換した設定データと元の設定データ
との関係が明確で無かった。そのため、複数のバーコー
ドにおいて部分的に読み取りエラーが発生した場合に、
そのバーコードが設定データのどの部分に当たるかがわ
からず、設定データをすべて入力し直したり、登録情報
がバーコードのみで出力されていた場合は、設定データ
を回復不能になったりするという問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたものであり、その目的は、設定データが消失した
際に、容易にバックアップデータから設定データを回復
できるとともに、バックアップデータの読み取りエラー
が生じた際も、設定データを容易に回復することができ
る画像処理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0011】(1) 各種設定を登録可能な画像処理装置に
おいて、各種設定を入力するための入力手段と、入力さ
れた各種設定を設定データとして記憶する記憶手段と、
設定データのバーコードへの変換及びバーコードの設定
データへの復元を行う変換復元手段と、設定データを文
字データへ変換する文字変換手段と、文字及びバーコー
ドで表示した設定データを照合可能にリストとして記録
材に印刷する印刷手段と、該リスト中のバーコードを読
み取る読み取り手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この構成において、画像処理装置は、入力
手段から入力された各種設定を、設定データとして記憶
手段で記憶し、変換復元手段で設定データのバーコード
への変換及びバーコードの設定データへの復元を行い、
文字変換手段で設定データを文字データへ変換し、印刷
手段で文字により表示した設定データ及びバーコードに
より表示した設定データを照合可能にリストとして記録
材に印刷し、読み取り手段で記録材に印刷したリスト中
のバーコードを読み取る。したがって、バーコードの読
み取りエラーなどでバーコードから設定データへ復元が
できない場合に、ユーザはエラーの生じたバーコードと
文字データとを照合して、設定データを容易に登録する
ことが可能となる。
【0013】(2) 前記読み取り手段が読み取った前記リ
スト中のバーコードを、前記変換復元手段が設定データ
へ復元不能であると、その旨を報知する報知手段を備え
たことを特徴とする。
【0014】この構成において、画像処理装置は、前記
読み取り手段で読み取った前記リスト中のバーコード
を、前記変換復元手段で設定データへ復元できないと、
報知手段でその旨を報知する。したがって、ユーザは報
知手段が報知した場合のみ、報知内容を確認して、記録
材に印刷したリストの文字で表示した設定データを確認
して入力することが可能となる。
【0015】(3) 設定データをバーコードへ変換する毎
に設定データに連続した認識番号を付与する制御部を備
え、前記変換復元手段は、該認識番号とともに設定デー
タをバーコードに変換し、前記印刷手段は、文字で表示
した設定データの近傍に該認識番号を所定の設定データ
毎に印刷することを特徴とする。
【0016】この構成において、画像処理装置は、設定
データをバーコードへ変換する毎に、制御部で設定デー
タに異なる認識番号を付与し、変換復元手段で認識番号
とともに設定データをバーコードに変換し、印刷手段で
文字及びバーコードで表示した設定データの近傍に、各
設定データに付与された認識番号を所定の設定データ毎
に印刷する。したがって、文字で表示した設定データ
と、バーコードで表示した設定データと、の対応が明確
になり、特に文字で表示した複数の設定データをバーコ
ードに変換した場合などに、ユーザは両データの照合を
確実に行うことが可能となる。
【0017】(4) 前記報知手段は、設定データへ復元不
能な前記リスト中のバーコードに付与された認識番号、
または該バーコード近傍の復元可能な設定データに付与
された認識番号を報知することを特徴とする。
【0018】この構成において、画像処理装置は、報知
手段でリスト中の設定データへ復元できないバーコード
に付与された認識番号、または設定データへ復元できな
いバーコード近傍の、バーコードから復元できた設定デ
ータの認識番号をユーザに報知する。したがって、バー
コードの読み取りエラーなどで設定データを復元できな
い場合に、エラーの生じたバーコード自身、またはその
近傍のバーコードの認識番号を参照することで、文字で
表示された設定データから容易に設定データを復元する
ことが可能となる。
【0019】(5) 前記印刷手段は、文字及びバーコード
で表示した設定データを照合可能に、それぞれ別の記録
材に印刷することを特徴とする。
【0020】この構成において、画像処理装置は、印刷
手段によって、文字で表示した設定データ及びバーコー
ドで表示した設定データをそれぞれ別の記録材に印刷
し、これらの設定データは照合することが可能である。
したがって、バーコードで表示した設定データのみが印
刷された記録材から、設定データを復元することが可能
であるので、装置のメンテナンスを行う場合などに、作
業員に設定データの内容を見られることなく設定データ
を復元することが可能である。また、一部のバーコード
が復元できなかった場合には、文字で表示した設定デー
タを照合して、ユーザは設定データを入力することが可
能となる。
【0021】(6) (2) において、前記報知手段は、設定
データへ復元不能なバーコード近傍の、バーコードから
復元可能な設定データの内容を報知するとすることがで
きる。
【0022】この構成において、画像処理装置は、報知
手段でリスト中の設定データへ復元できないバーコード
近傍の、バーコードから復元できた設定データの内容を
ユーザに報知する。したがって、バーコードの読み取り
エラーなどで設定データを復元できない場合、ユーザは
報知手段によって報知されたエラーの生じたバーコード
の近傍のバーコードから復元した設定データの内容を参
照することで、容易にエラーの生じた設定データを特定
して文字で表示された設定データを入力することが可能
となる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
画像処理装置のブロック図である。画像処理装置1は、
所謂ディジタル複合機であり、複写機の機能・ファクシ
ミリ装置の機能・プリンタの機能を備えている。画像処
理装置1は、システム制御部2、記憶手段である不揮発
性メモリ3及び揮発性メモリ4、変換復元手段であるバ
ーコードCODEC(符号化複合化回路)5、画像バッ
ファメモリ6、印刷手段であるプリンタ7、入力手段で
ある操作部8、報知手段である表示部9、読み取り手段
であるスキャナ部10、ネットワーク送受信部11、F
AX送受信部12及び文字変換手段であるイメージデー
タ変換部13によって構成されている。また、画像処理
装置1の各部は、システムバス14によって接続されて
いる。
【0024】システム制御部2は、画像処理装置1の各
部を制御するためのものである。不揮発性メモリ3は、
SRAMなどによって構成され、ユーザによって設定さ
れた設定データなどを記憶するためのものである。揮発
性メモリ4は、DRAMなどによって構成され、不揮発
性メモリ3に記憶された設定データなどを読み出すため
のメモリである。
【0025】バーコードCODEC5は、不揮発性メモ
リ3に格納された設定データをバーコードに変換(符号
化)したり、スキャナ部10で読み取ったバーコードを
設定データに復元(複合化)したりするためのものであ
る。画像バッファメモリ6は、設定データをプリンタ7
で印刷する際に、この設定データを一旦記憶するための
ものである。
【0026】プリンタ7は、設定データや画像データな
どを印刷するためのものである。操作部8は、画像処理
装置1を操作したり、設定データを登録するために各種
設定を入力したりするためのものである。表示部9は、
画像処理装置1の動作状態や各種メッセージなどユーザ
に伝達する内容を表示するためのものである。スキャナ
部10は、記録材に記録された画像データやバーコード
などの情報を読み取るためのものである。
【0027】ネットワーク送受信部11は、ネットワー
ク15を介して、ネットワーク15に接続された他の機
器とデータの送受信を行うためのものである。FAX送
受信部12は、電話回線網16を介して、他の機器とデ
ータの送受信を行うためのものである。
【0028】イメージデータ変換部13は、画像処理装
置1の各種設定データを文字データとして画像データ
(イメージデータ)に変換するためのものである。
【0029】なお、画像処理装置1が、メインCPUや
サブCPUなどの複数のCPUを備える場合は、図1に
示した構成において、システム制御部2、バーコードC
ODEC5及びイメージデータ変換部13は、それぞれ
個別のCPUに割り当てられる。一方、画像処理装置1
が、CPUを1つだけ備える場合は、システム制御部2
にバーコードCODEC5とイメージデータ変換部13
とは、含まれるものとする。
【0030】また、報知手段として表示部9以外に、音
声でユーザに報知するためのスピーカや音声合成装置を
備えた構成でもよい。
【0031】さらに、画像処理装置1は、ディジタル複
合機に限らず、複写機やファクシミリ装置などでもよ
い。
【0032】〔第1実施形態〕次に、本発明の画像処理
装置における設定データのバックアップデータ作成及び
復元の第1実施形態を説明する。図2は、設定リストの
一例を示す図である。図3は、バーコードの読み取りエ
ラー時における表示メッセージの一例を示す図である。
【0033】画像処理装置1は、ユーザによって操作部
8から入力されて、不揮発性メモリ3に格納した設定デ
ータのバックアップデータとして、設定リスト21をプ
リンタ7で記録材に印刷することができる。設定リスト
21には、アドレス22やプリンタ設定23などが表示
される。
【0034】アドレス22として、例えば短縮ダイアル
のデータである短縮番号(No)31、メールアドレス
(mail)32、電話番号(TEL)33、名前A
(NameA)34、名前B(NameB)35が、文
字で表示される。また、文字で表示した設定データをバ
ーコードに変換した設定データとして、バーコード(C
ode)36が表示される。
【0035】設定リスト21では、文字で表示した設定
データと、バーコードで表示した設定データと、が容易
に照合できるように表示される。
【0036】例えば、アドレス22の1番目のデータに
おいて、短縮番号31の「01」はバーコード41a
に、メールアドレス32の「xxx@abc.co.jp 」はバーコ
ード42aに、電話番号33の「0123-45-6789」はバー
コード43aに、名前A34の「○×電気」はバーコー
ド44aに、及び名前B35の「田中○○」はバーコー
ド45aに、それぞれ変換されている。
【0037】また、プリンタ設定23として、プリンタ
の各種設定に関する情報が、文字データ51とバーコー
ド52aとして表示される。プリンタ設定23は、所定
の情報毎にバーコード52aに変換される。例えば、プ
リント枚数・解像度・トナーセーブ・スムージング・給
紙トレイに関する情報が1つのバーコードに変換されて
いる。また、用紙サイズ・印刷向き・エミュレーション
に関する情報が1つのバーコードに変換されている。上
オフセットに関する情報及び下オフセットに関する情報
は、それぞれ異なるバーコードに変換されている。
【0038】なお、図2において、バーコード36は一
例として二次元バーコードを用いたが、これに限らず、
一次元バーコードでもよい。
【0039】画像処理装置1の設定データは、バーコー
ドCODEC5で文字データからバーコードのデータへ
変換され、システム制御部2によって、文字データとバ
ーコードとが照合できる設定リスト21のような所定の
リスト形式の画像データに変換される。そして、この画
像データはプリンタ7によって記録用紙などの記録材に
印刷される。
【0040】次に、ユーザが設定リスト21の内容を画
像処理装置1に再登録する際は、設定リスト21をスキ
ャナ部10にセットして、スキャナ部10で設定リスト
21の内容を読み取らせる。システム制御部2は、バー
コードCODEC5に、スキャナ部10で読み取った複
数のバーコードを設定データへ復元させ、この設定デー
タを一旦揮発性メモリ4に格納する。そして、すべての
バーコードの復元が終了したら、揮発性メモリ4から不
揮発性メモリ3にすべての設定データを格納し、再登録
処理を終了する。
【0041】また、上記の処理の際に、バーコードの読
み取りエラーなどが発生して、バーコードの設定データ
への復元ができない場合、画像処理装置1のシステム制
御部2は、図3に示した表示メッセージ24のように読
み取りエラーが発生したバーコードの直前の、復元でき
た設定データに関する内容を表示部9に表示する。これ
により、ユーザは読み取りエラーが発生したバーコード
を容易に把握して、復元できなかった設定データを入力
できる。
【0042】次に、本発明の第1実施形態における設定
データのバックアップ手順及び設定データのバックアッ
プデータ復元手順について説明する。図4は、第1実施
形態における設定データのバックアップデータを作成す
る手順を説明するためのフローチャートである。図5
は、第1実施形態における設定データのバックアップデ
ータを復元する手順を説明するためのフローチャートで
ある。
【0043】設定データのバックアップを行う場合、図
4に示したように、画像処理装置1のシステム制御部2
は、不揮発性メモリ3(フローチャートにおいてはバッ
テリーバックアップされたSRAMと表記する。)に記
憶された設定データの内容を揮発性メモリ4(フローチ
ャートにおいてはDRAMと表記する。)に読み出す
(ステップ101)。そして、揮発性メモリ4に読み出
した設定データをバーコードCODEC5でバーコード
データとして画像データに変換する(ステップ10
2)。また、揮発性メモリ4に読み出した設定データ
を、イメージデータ変換部13で文字データとして画像
データに変換する(ステップ103)。
【0044】さらに、システム制御部2は、画像バッフ
ァメモリ6に、バーコードCODEC5で変換したバー
コードデータ、及びイメージデータ変換部13で変換し
た文字データを照合可能なリスト形式の画像として格納
する(ステップ104)。そして、システム制御部2
は、この画像データをプリンタ7で記録材に印刷する
(ステップ105)。
【0045】次に、設定データのバックアップデータを
復元する場合は、図5に示した手順で行う。なお、図5
に示したバックアップデータ復元手順は、バーコードの
読み取りエラーが発生してバーコードの設定データへの
復元ができなかった場合に、すべてのバーコードのデコ
ードを完了してからエラー内容を表示するようにしてい
る。
【0046】システム制御部2は、ユーザによってセッ
トされた設定リスト21の読み取りをスキャナ部10で
行う(ステップ111)。この時、システム制御部2
は、読み取った設定リスト21におけるバーコードの総
数Nを認識するとともに(ステップ112)、変数nを
0に初期化する(ステップ113)。
【0047】システム制御部2は、画像バッファメモリ
6に格納したN個のバーコードのうち、1個目のバーコ
ードの復元をバーコードCODEC5で行う(ステップ
114)。そして、復元が済んだ設定データを揮発性メ
モリ4に格納する(ステップ115)。なお、システム
制御部2は、ステップ114においてバーコードが復元
できなかった場合、ステップ115において、このバー
コードの直前または直後などの近傍のバーコードに関す
る設定データの内容を揮発性メモリ4に格納する。
【0048】システム制御部2は、変数nの値を1だけ
カウントアップし(ステップ116)、変数nがバーコ
ードの総数Nと等しいか否かを判定する(ステップ11
7)。変数nがバーコードの総数Nと等しくない場合
は、ステップ114からステップ117までの処理を行
う。一方、変数nがバーコードの総数Nと等しい場合
は、すべてのバーコードの復元処理が終了したとして、
設定データを揮発性メモリ4から不揮発性メモリ3に格
納する(ステップ118)。
【0049】この時、システム制御部2は、バーコード
の復元を行った際に、エラーが発生して設定データの復
元ができなかったバーコードが有るか否かを確認する
(ステップ119)。復元できなかったバーコードが有
る場合、システム制御部2は、復元できなかったバーコ
ードの近傍における設定データの内容を、揮発性メモリ
4から読み出して表示部9に表示するか、またはプリン
タ7で記録材へ印刷する(ステップ120)。一方、復
元できなかったバーコードが無い場合は、処理を終了す
る。
【0050】次に、バーコードの読み取りエラーなど
で、設定データへ復元できないバーコードが発生した毎
に、ユーザに設定データの入力を要求する場合の手順に
ついて、図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態
における設定データのバックアップデータを復元する別
の手順を説明するためのフローチャートである。
【0051】画像処理装置1のシステム制御部2は、ユ
ーザによってセットされた設定リスト21の読み取りを
スキャナ部10で行う(ステップ131)。そして、読
み取った設定リスト21におけるバーコードの総数Nを
認識する(ステップ132)。さらに、変数nを0に初
期化する(ステップ133)。
【0052】システム制御部2は、画像バッファメモリ
6に格納したN個のバーコードのうち、1個目のバーコ
ードの復元をバーコードCODEC5で行う(ステップ
134)。この時、システム制御部2は、バーコードが
復元できたか否かを判定する(ステップ135)。バー
コードの復元ができた場合は、復元が済んだ設定データ
を揮発性メモリ4に格納する(ステップ136)。そし
て、変数nを1だけカウントアップする(ステップ13
7)。
【0053】一方、ステップ135においてバーコード
の復元ができなかった場合、システム制御部2は、図3
に示した表示メッセージ24のような復元失敗のメッセ
ージ及び直前の設定データの内容を、表示部9に表示す
る(ステップ140)。そして、ユーザによってバーコ
ードから復元できなかった設定データの入力が有るまで
待機する(ステップ141)。
【0054】ユーザによって操作部8から設定データが
入力されると、システム制御部2は、操作部8から入力
された設定データを揮発性メモリ4に格納する(ステッ
プ142)。そして、変数nを1だけカウントアップし
(ステップ137)、変数nがバーコードの総数Nと等
しいか否かを判定する(ステップ138)。
【0055】変数nがバーコードの総数Nと等しくない
場合、システム制御部2は、ステップ134からステッ
プ138までの処理を行う。
【0056】一方、変数nがバーコードの総数Nと等し
い場合は、すべてのバーコードの復元処理が終了したと
して、設定データを揮発性メモリ4から不揮発性メモリ
3に格納し(ステップ139)、処理を終了する。
【0057】〔第2実施形態〕次に、本発明の画像処理
装置における設定データのバックアップデータ作成及び
復元の第2実施形態を説明する。図7は、設定リストの
一例を示す図である。図8は、バーコードの読み取りエ
ラー時における表示メッセージの一例を示す図である。
【0058】図7に示した設定リスト61は、図2に示
した設定リスト21の設定データに、設定データをバー
コードに変換する毎に、それぞれ異なる認識番号である
ID番号を付与し、また、文字データの近傍にID番号
を表記したものである。それ以外の部分は、設定リスト
21と同様に表示されている。
【0059】各設定データには、バーコードに変換され
る設定データ毎にそれぞれ異なるID番号として、例え
ば、1から順番に連続した番号を付与されている。
【0060】アドレス22の1行目の設定データについ
ては、短縮番号31の「01」にID番号1が付与され
ている。また、短縮番号31の「01」に対応するバー
コード41bは、設定データをバーコードCODEC5
でバーコードに変換する際に、ID番号1も一緒に変換
されている。
【0061】また、メールアドレス32の「xxx@abc.c
o.jp 」には、ID番号2が付与され、対応するバーコ
ード42bはID番号2も一緒に変換されている。電話
番号0123-45-6789にはID番号3が付与され、対応する
バーコード43bはID番号3も一緒に変換されてい
る。さらに、名前A34の「○×電気」及び対応するバ
ーコード44aにはID番号4が、名前B35の「田中
○○」及び対応するバーコード45aには、ID番号5
が、それぞれ付与されている。
【0062】設定リスト61の文字で表示した設定デー
タの近傍には、設定データに付与したID番号が明確に
なるように、ID番号30やID番号50が印刷されて
いる。設定リスト61では、一例として、アドレス22
においては、ID番号を5個毎に表記している。また、
プリンタ設定23においては、バーコードに変換する設
定データ毎にID番号を表記している。
【0063】また、プリンタ設定23におけるプリンタ
の各種設定に関する情報は、バーコードに変換されるご
とにID番号が付与されている。例えば、プリント枚数
・解像度・トナーセーブ・スムージング・給紙トレイに
関する情報が、ID番号505とともに1つのバーコー
ドに変換されている。また、用紙サイズ・印刷向き・エ
ミュレーションに関する情報が、ID番号506ととも
に1つのバーコードに変換されている。
【0064】画像処理装置1の設定データを設定リスト
61に印刷したバックアップデータから復元する際に、
バーコードの読み取りエラーの発生などでバーコードか
ら設定データへ復元できなかった場合は、例えば、バー
コードに復元できなかったバーコードの近傍にある、設
定データが復元できたバーコードのID番号を表示させ
ることで、図8に示した表示メッセージ62のように表
示部9に表示させることで、エラーの発生したバーコー
ドを特定することができる。
【0065】また、ID番号は連続した番号が付与され
るので、復元できなかったバーコードの直前までのバー
コードに付与したID番号は確認することができる。よ
って、復元できなかったバーコード自身のID番号を、
図8に示した表示メッセージ62のように表示部9に表
示することができる。
【0066】次に、本発明の第2実施形態における設定
データのバックアップ手順及び設定データのバックアッ
プデータ復元手順を説明する。図9は、第2実施形態に
おける設定データのバックアップリストを作成する手順
を説明するためのフローチャートである。図10は、第
2実施形態における設定データのバックアップデータを
復元する手順を説明するためのフローチャートである。
【0067】設定データのバックアップを行う場合、図
9に示したように、画像処理装置1のシステム制御部2
は、不揮発性メモリ3に格納された設定データの内容を
揮発性メモリ4に読み出す(ステップ201)。また、
システム制御部2は、揮発性メモリ4に読み出した設定
データの内容を予め設定した所定のバイト毎に、ID番
号を付与する(ステップ202)。そして、バーコード
CODEC5で設定データをバーコードの画像データに
変換する(ステップ203)。また、システム制御部2
は、揮発性メモリ4に読み出した設定データの内容をイ
メージデータ変換部13で、文字の画像データに変換す
る(ステップ204)。
【0068】システム制御部2は、バーコードCODE
C5で変換したバーコードのデータ、及びイメージデー
タ変換部13で変換した文字データを、照合可能なリス
ト形式の画像データに変換し、画像バッファメモリ6に
格納する(ステップ205)。そして、画像バッファメ
モリ6に記憶させた画像データをプリンタ7で印刷す
る。また、文字データの近傍に、所定の間隔でID番号
を表記する(ステップ206)。
【0069】次に、設定データのバックアップデータを
復元する場合は、図10に示した手順で行う。なお、図
10では、設定リスト61が複数枚に亘る場合について
の手順を記載している。
【0070】画像処理装置1のシステム制御部2は、ユ
ーザによってセットされた設定リスト61をスキャナ部
10で読み取る(ステップ211)。システム制御部2
は、設定リスト61におけるバーコードの総数Nを認識
する(ステップ212)。また、変数IDと変数nとを
それぞれ0に初期化する(ステップ213)。
【0071】システム制御部2は、読み取ったN個のバ
ーコードのうち、1個目のバーコードを設定データへ復
元する(ステップ214)。この時、システム制御部2
は、バーコードを設定データへ復元できたか否かを確認
する(ステップ215)。バーコードが復元できた場合
は、復元が済んだ設定データを揮発性メモリ4に格納す
る(ステップ216)。また、復元した設定データのI
D番号を変数IDにセットする(ステップ217)。そ
して、変数nを1だけカウントアップする(ステップ2
18)。
【0072】一方、ステップ215においてバーコード
の復元ができていなかった場合は、変数IDを1だけカ
ウントアップし(ステップ222)、図8に示した表示
メッセージ62のように、復元が失敗した旨のメッセー
ジと復元が失敗したバーコードのID番号として変数I
Dにセットされた数字を、表示部9に表示する(ステッ
プ223)。そして、システム制御部2は、ユーザによ
って操作部8から設定データの入力が有るまで待機する
(ステップ224)。ユーザによって操作部8から復元
できなかった設定データが入力されると、入力された設
定データを揮発性メモリ4に格納する(ステップ22
5)。そして、変数nを1だけカウントアップする(ス
テップ218)。
【0073】システム制御部2は、変数nがバーコード
の総数Nと等しいか否かを判定し(ステップ219)、
変数nがバーコードの総数Nと等しくない場合は、ステ
ップ214からステップ219までの処理を行う。
【0074】変数nがバーコードの総数Nと等しい場合
は、次の設定リストが有るか否かを判定する(ステップ
220)。次の設定リストが有る場合は、ステップ21
1からステップ220の処理を繰り返す。一方、次の設
定リストが無い場合は、すべてのバーコードの復元処理
が完了したとして、揮発性メモリ4に記憶させた設定デ
ータを不揮発性メモリ3に格納し(ステップ221)、
処理を終了する。
【0075】〔第3実施形態〕次に、本発明の画像処理
装置における設定データのバックアップデータ作成及び
復元の第3実施形態を説明する。図11(A)は、文字
で表示した設定データのみのリストの一例を示す図であ
り、図11(B)は、バーコードで表示した設定データ
のみのリストの一例を示す図である。図12は、バーコ
ードの読み取りエラーが発生した場合の表示メッセージ
の一例を示す図である。
【0076】本発明の第3実施形態においては、画像処
理装置1は、図11に示した文字で表示した設定データ
の設定リスト71と、バーコードで表示した設定データ
の設定リスト72と、をプリンタ7で記録材に印刷す
る。この設定リスト71及び設定リスト72は、図7に
示した設定リスト61を、文字で表示した設定データ
と、バーコードで表示した設定データと、にそれぞれ分
離して、別々の記録材に印刷したものである。なお、図
11では、プリンタ設定23を省略している。
【0077】設定リスト71・72において、設定デー
タをバーコードに変換する毎に、それぞれ異なる認識番
号であるID番号を付与し、設定リスト72の各バーコ
ードは、ID番号とともに設定データがバーコードに変
換されている。また、設定リスト71の文字で表記した
設定データと、設定リスト72のバーコードで表記した
設定データと、の対応が明確になり、容易に両リストを
照合できるように、一例としてID番号を5個毎に表記
している。
【0078】これによって、例えば、画像処理装置1の
メンテナンスを行うために、設定データを一旦消去して
再度登録する場合などに、ユーザは作業員に設定リスト
のうちバーコードで表示した設定リスト72を渡すこと
で、設定データの内容が機密事項であっても、その漏洩
を心配することなく作業員に設定データの復元作業を任
せることができる。
【0079】また、画像処理装置1は設定リスト72を
読み取った際に、バーコードを設定データに復元できな
かった場合、図12に示した表示メッセージ73のよう
に、復元できなかったバーコードのID番号を一括して
表示するか、または記録材に印刷する。これにより、ユ
ーザは設定リスト71のID番号を確認して、表示され
たID番号に対応する設定データを容易に入力すること
ができる。
【0080】なお、設定リスト71と設定リスト72と
が、それぞれ複数枚ある場合などに、対応関係が容易に
判別できるように、ページ番号81・82を付記してお
くとよい。
【0081】次に、本発明の第3実施形態における設定
データのバックアップ手順及び設定データのバックアッ
プデータ復元手順を説明する。図13は、第3実施形態
における設定データのバックアップリストを作成する手
順を説明するためのフローチャートである。図14は、
第3実施形態における設定データのバックアップデータ
を復元する手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【0082】設定データのバックアップを行う場合、図
13に示したように、システム制御部2は、不揮発性メ
モリ3に格納された設定データを揮発性メモリ4に読み
出す(ステップ301)。そして、システム制御部2
は、揮発性メモリ4に読み出した設定データに対して予
め設定した所定のバイト毎にID番号を付与する(ステ
ップ302)。
【0083】システム制御部2は、バーコードCODE
C5で揮発性メモリ4に読み出した設定データを、付与
したID番号とともにバーコードの画像データに変換す
る(ステップ303)。また、揮発性メモリ4に読み出
した設定データを、イメージデータ変換部13で文字の
画像データに変換する(ステップ304)。
【0084】システム制御部2は、イメージデータ変換
部13で変換させた文字データを、画像バッファメモリ
6に所定のリスト形式で画像データとして格納する。ま
た、文字データの近傍に所定の間隔でID番号を付与す
る(ステップ305)。そして、この画像データをプリ
ンタ7で記録材に印刷する(ステップ306)。
【0085】また、バーコードCODEC5で変換した
バーコードのデータを、所定のリスト形式の画像データ
として画像バッファメモリ6に格納する。また、バーコ
ードデータの近傍に所定の間隔でID番号を付与する
(ステップ307)。そして、同様にプリンタ7で、記
録材にこのバーコードの画像データを印刷させる(ステ
ップ308)。
【0086】次に、設定データのバックアップデータを
復元する場合は、図14に示した手順で行う。システム
制御部2は、ユーザまたは作業員によってセットされた
設定リスト72の内容をスキャナ部10で読み取る(ス
テップ311)。そして、システム制御部2は、読み取
った設定リスト72におけるバーコードの総数Nを確認
する(ステップ312)。また、変数IDと変数nとを
それぞれ0に初期化する(ステップ313)。
【0087】システム制御部2は、読み取ったN個のバ
ーコードのうち、1個目のバーコードを設定データに復
元する(ステップ314)。この時、システム制御部2
は、バーコードを復元できたか否かを判定する(ステッ
プ315)。バーコードの復元ができた場合は、復元が
済んだ設定データを揮発性メモリ4に格納する(ステッ
プ316)。また、システム制御部2は、読み取ったバ
ーコードのID番号を変数IDにセットする(ステップ
317)。そして、変数nの値を1だけカウントアップ
する(ステップ318)。
【0088】一方、ステップ315においてバーコード
を設定データへ復元できなかった場合は、変数IDを1
だけカウントアップし(ステップ323)、復元できな
かったバーコードのID番号として、変数IDに設定さ
れた数字及びシートの何枚目かを揮発性メモリ4に格納
する(ステップ324)。そして、変数nの値を1だけ
カウントアップする(ステップ318)。
【0089】システム制御部2は、変数nがバーコード
の総数Nと等しいか否かを判定し(ステップ319)、
変数nがバーコードの総数Nと等しくない場合は、ステ
ップ314からステップ319までの処理を行う。
【0090】変数nがバーコードの総数Nと等しい場合
は、次の設定リストが有るか否かを確認し(ステップ3
20)、次の設定リストが有る場合は、ステップ311
からステップ320までの処理を行う。
【0091】一方、次の設定リストが無い場合は、すべ
てのバーコードの復元処理を終了したとして、揮発性メ
モリ4に格納した設定データを不揮発性メモリ3に格納
する(ステップ321)。この時、バーコードの復元エ
ラーが発生していたか否かを、システム制御部2は判定
する(ステップ322)。
【0092】復元エラーがあった場合は、揮発性メモリ
4に格納している復元できなかったバーコードのID番
号及びそのバーコードのシート番号一覧を表示部9で表
示するか、またはプリンタ7でそのID番号の一覧を印
刷する(ステップ325)。一方、復元エラーが発生し
なかった場合は、処理を終了する。
【0093】以上のように、画像処理装置に記憶させた
設定データが消失した場合にも対応できるように、文字
で表示した設定データと、バーコードで表示した設定デ
ータと、を照合が可能なように設定リストとして記録材
に印刷しておくことによって、バーコードの読み取りエ
ラーが発生した場合でも、画像処理装置は読み取りがで
きなかったバーコード近傍のバーコードの設定データに
関する内容やバーコードの付与されたID番号を表示す
る。これにより、ユーザは、容易に設定データに復元で
きなかったバーコードに対応する設定データだけを入力
することで、設定データの復元を行うことができる。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0095】(1) 画像処理装置は、入力手段から入力さ
れた各種設定を、設定データとして記憶手段で記憶し、
変換復元手段で設定データのバーコードへの変換及びバ
ーコードの設定データへの復元を行い、文字変換手段で
設定データを文字データへ変換し、印刷手段で文字によ
り表示した設定データ及びバーコードにより表示した設
定データを照合可能にリストとして記録材に印刷し、読
み取り手段で記録材に印刷したリスト中のバーコードを
読み取るので、バーコードの読み取りエラーなどでバー
コードから設定データへ復元ができない場合に、ユーザ
はエラーの生じたバーコードと文字データとを照合し
て、設定データを容易に登録することができる。
【0096】(2) 画像処理装置は、前記読み取り手段で
読み取った前記リスト中のバーコードを、前記変換復元
手段で設定データへ復元できないと、報知手段でその旨
を報知するため、ユーザは報知手段が報知した場合の
み、報知内容を確認して、記録材に印刷したリストの文
字で表示した設定データを確認して入力することができ
る。
【0097】(3) 画像処理装置は、設定データをバーコ
ードへ変換する毎に、制御部で設定データに異なる認識
番号を付与し、変換復元手段で認識番号とともに設定デ
ータをバーコードに変換し、印刷手段で文字及びバーコ
ードで表示した設定データの近傍に、各設定データに付
与された認識番号を所定の設定データ毎に印刷するの
で、文字で表示した設定データと、バーコードで表示し
た設定データと、の対応が明確になり、特に文字で表示
した複数の設定データをバーコードに変換した場合など
に、ユーザは両データの照合を確実に行うことができ
る。
【0098】(4) 画像処理装置は、報知手段でリスト中
の設定データへ復元できないバーコードに付与された認
識番号、または設定データへ復元できないバーコード近
傍の、バーコードから復元できた設定データの認識番号
をユーザに報知するので、バーコードの読み取りエラー
などで設定データを復元できない場合に、エラーの生じ
たバーコード自身またはその近傍のバーコードの認識番
号を参照することで、文字で表示された設定データから
容易に設定データを復元することができる。
【0099】(5) 画像処理装置は、印刷手段によって、
文字で表示した設定データ及びバーコードで表示した設
定データをそれぞれ別の記録材に印刷し、これらの設定
データは照合することが可能であるため、バーコードで
表示した設定データのみが印刷された記録材から、設定
データを復元することができる。よって、装置のメンテ
ナンスを行う場合などに、作業員に設定データの内容を
見られることなく設定データを復元することができる。
また、一部のバーコードが復元できなかった場合には、
文字で表示した設定データを照合して、ユーザは設定デ
ータを入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置のブロッ
ク図である。
【図2】設定リストの一例を示す図である。
【図3】バーコードの読み取りエラー時における表示メ
ッセージの一例を示す図である。
【図4】第1実施形態における設定データのバックアッ
プデータを作成する手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】第1実施形態における設定データのバックアッ
プデータを復元する手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図6】第1実施形態における設定データのバックアッ
プデータを復元する別の手順を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】設定リストの一例を示す図である。
【図8】バーコードの読み取りエラー時における表示メ
ッセージの一例を示す図である。
【図9】第2実施形態における設定データのバックアッ
プリストを作成する手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図10】第2実施形態における設定データのバックア
ップデータを復元する手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【図11】(A)は、文字で表示した設定データのみの
リストの一例を示す図であり、(B)は、バーコードで
表示した設定データのみのリストの一例を示す図であ
る。
【図12】バーコードの読み取りエラーが発生した場合
の表示メッセージの一例を示す図である。
【図13】第3実施形態における設定データのバックア
ップリストを作成する手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【図14】第3実施形態における設定データのバックア
ップデータを復元する手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1−画像処理装置 2−システム制御部 3−不揮発性メモリ 4−揮発性メモリ 5−バーコードCODEC 7−プリンタ 8−操作部 9−表示部 10−スキャナ部 13−イメージデータ変換部13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種設定を登録可能な画像処理装置にお
    いて、 各種設定を入力するための入力手段と、入力された各種
    設定を設定データとして記憶する記憶手段と、設定デー
    タのバーコードへの変換及びバーコードの設定データへ
    の復元を行う変換復元手段と、設定データを文字データ
    へ変換する文字変換手段と、文字及びバーコードで表示
    した設定データを照合可能にリストとして記録材に印刷
    する印刷手段と、該リスト中のバーコードを読み取る読
    み取り手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記読み取り手段が読み取った前記リス
    ト中のバーコードを、前記変換復元手段が設定データへ
    復元不能であると、その旨を報知する報知手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 設定データをバーコードへ変換する毎に
    設定データに連続した認識番号を付与する制御部を備
    え、 前記変換復元手段は、該認識番号とともに設定データを
    バーコードに変換し、 前記印刷手段は、文字で表示した設定データの近傍に該
    認識番号を所定の設定データ毎に印刷することを特徴と
    する請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、設定データへ復元不能
    な前記リスト中のバーコードに付与された認識番号、ま
    たは該バーコード近傍の復元可能な設定データに付与さ
    れた認識番号を報知することを特徴とする請求項3に記
    載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷手段は、文字及びバーコードで
    表示した設定データを照合可能に、それぞれ別の記録材
    に印刷することを特徴とする請求項3に記載の画像処理
    装置。
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