JP2002044161A - プログラマブル・ロジック・コントローラ・システム - Google Patents
プログラマブル・ロジック・コントローラ・システムInfo
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- JP2002044161A JP2002044161A JP2000225195A JP2000225195A JP2002044161A JP 2002044161 A JP2002044161 A JP 2002044161A JP 2000225195 A JP2000225195 A JP 2000225195A JP 2000225195 A JP2000225195 A JP 2000225195A JP 2002044161 A JP2002044161 A JP 2002044161A
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- programmable logic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラマブル・ロジック・コントローラ
(PLC)及びパーソナルコンピュータから構成される
PLCシステムにおけるデータの対応を簡潔化して双方
からのアクセスを容易にし、かつ、一方において使用中
であるデータに対する他方からのアクセスによる干渉を
防止してデータの安定化を図ることが可能な構成のPL
Cシステムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るPLCシステムは、シーケ
ンサであるPLCと、パーソナルコンピュータと、上記
PLCと上記パーソナルコンピュータと接続する通信ラ
インと、上記PLC内に配設され、上記PLCと上記パ
ーソナルコンピュータとの間で送受信される送受信デー
タを保持する共通メモリと、上記PLC及び上記パーソ
ナルコンピュータの双方からのアクセスが可能であり、
上記共通メモリに保持された送受信データを指定して保
持する共通アクセスメモリとを備えたものである。
(PLC)及びパーソナルコンピュータから構成される
PLCシステムにおけるデータの対応を簡潔化して双方
からのアクセスを容易にし、かつ、一方において使用中
であるデータに対する他方からのアクセスによる干渉を
防止してデータの安定化を図ることが可能な構成のPL
Cシステムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るPLCシステムは、シーケ
ンサであるPLCと、パーソナルコンピュータと、上記
PLCと上記パーソナルコンピュータと接続する通信ラ
インと、上記PLC内に配設され、上記PLCと上記パ
ーソナルコンピュータとの間で送受信される送受信デー
タを保持する共通メモリと、上記PLC及び上記パーソ
ナルコンピュータの双方からのアクセスが可能であり、
上記共通メモリに保持された送受信データを指定して保
持する共通アクセスメモリとを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンス制御を
行うシーケンサ又はプログラマブル・ロジック・コント
ローラ(PLC)を用いたFA(Factory Automation)
制御システム等として使用されるPLCシステムに係
り、より具体的には、それらのPLCシステムのうち、
パーソナルコンピュータ(PC)及び共通メモリを用い
て構成されるパーソナルコンピュータPLCシステムに
関する。
行うシーケンサ又はプログラマブル・ロジック・コント
ローラ(PLC)を用いたFA(Factory Automation)
制御システム等として使用されるPLCシステムに係
り、より具体的には、それらのPLCシステムのうち、
パーソナルコンピュータ(PC)及び共通メモリを用い
て構成されるパーソナルコンピュータPLCシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】FA制御システムとして使用されるシー
ケンサ又はPLCシステムのなかには、パーソナルコン
ピュータ及び共通メモリを用いて構成されるパーソナル
コンピュータPLCシステムがある。
ケンサ又はPLCシステムのなかには、パーソナルコン
ピュータ及び共通メモリを用いて構成されるパーソナル
コンピュータPLCシステムがある。
【0003】図4は、従来のパーソナルコンピュータP
LCシステムの概略構成を示したブロック図である。
LCシステムの概略構成を示したブロック図である。
【0004】パーソナルコンピュータPLCシステム
は、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PL
C)(シーケンサ)1と、パーソナルコンピュータ(P
C)2と、PLC1とパーソナルコンピュータ2との間
のデータ送受信のためにPLC1とパーソナルコンピュ
ータ2とを接続する通信ライン3とから構成されてい
る。
は、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PL
C)(シーケンサ)1と、パーソナルコンピュータ(P
C)2と、PLC1とパーソナルコンピュータ2との間
のデータ送受信のためにPLC1とパーソナルコンピュ
ータ2とを接続する通信ライン3とから構成されてい
る。
【0005】従来のパーソナルコンピュータPLCシス
テムにおけるPLC1は、PLC1内におけるデータを
伝送するバス10と、リミットスイッチその他の動作の
状態を入力データとして入力する入力モジュール11
と、ランプの点灯及びリレーの駆動その他の動作の制御
を行う出力データを出力する出力モジュール12と、P
LC1からの位置データを受けてサーボモータの駆動制
御を行うサーボモータドライバ13と、入力モジュール
11から入力された入力データを一時的に保持するレジ
スタ14と、出力モジュール12から出力される出力デ
ータを一時的に保持するレジスタ15と、パーソナルコ
ンピュータ2とのデータ送受信の際にデータを一時的に
保持する共通メモリであるレジスタ17と、シーケンス
プログラム20及び制御プログラム22を実行してシー
ケンス制御を行うCPU21とを備えている。また、デ
ータの出力制御のために使用されるタイマ、シフトレジ
スタ、汎用レジスタ等を含むその他のレジスタ16も備
えられている。
テムにおけるPLC1は、PLC1内におけるデータを
伝送するバス10と、リミットスイッチその他の動作の
状態を入力データとして入力する入力モジュール11
と、ランプの点灯及びリレーの駆動その他の動作の制御
を行う出力データを出力する出力モジュール12と、P
LC1からの位置データを受けてサーボモータの駆動制
御を行うサーボモータドライバ13と、入力モジュール
11から入力された入力データを一時的に保持するレジ
スタ14と、出力モジュール12から出力される出力デ
ータを一時的に保持するレジスタ15と、パーソナルコ
ンピュータ2とのデータ送受信の際にデータを一時的に
保持する共通メモリであるレジスタ17と、シーケンス
プログラム20及び制御プログラム22を実行してシー
ケンス制御を行うCPU21とを備えている。また、デ
ータの出力制御のために使用されるタイマ、シフトレジ
スタ、汎用レジスタ等を含むその他のレジスタ16も備
えられている。
【0006】一方、パーソナルコンピュータ2は、パー
ソナルコンピュータ2内におけるデータを伝送するバス
30と、PLC1から受けたデータを用いてOS32上
でユーティリティ・プログラムを実行するCPU31と
を備えている。
ソナルコンピュータ2内におけるデータを伝送するバス
30と、PLC1から受けたデータを用いてOS32上
でユーティリティ・プログラムを実行するCPU31と
を備えている。
【0007】入力モジュール11から入力される入力デ
ータであるリミットスイッチ等の接点データは、例えば
X001のように、識別記号X及び数字の組合せにより
表されるものである。
ータであるリミットスイッチ等の接点データは、例えば
X001のように、識別記号X及び数字の組合せにより
表されるものである。
【0008】また、ランプの点灯及びリレーの駆動等を
行うために出力モジュール12から出力される出力デー
タは、識別記号Yにより表されるものである。
行うために出力モジュール12から出力される出力デー
タは、識別記号Yにより表されるものである。
【0009】シーケンスプログラム20のなかでは、シ
ーケンス制御用の一次記憶情報として内部リレーが使用
され、この内部リレーに対しては識別記号Rが使用され
る。
ーケンス制御用の一次記憶情報として内部リレーが使用
され、この内部リレーに対しては識別記号Rが使用され
る。
【0010】シーケンスプログラム20の実行により、
CPU21は、ラダー図を用いて、入力データX及び内
部リレーRから出力データYを演算し、出力の制御を行
う。
CPU21は、ラダー図を用いて、入力データX及び内
部リレーRから出力データYを演算し、出力の制御を行
う。
【0011】また、PC2等の外部機器へ送出するデー
タの出力制御のために、タイマ、シフトレジスタ、汎用
レジスタ等を含むその他のレジスタ16が使用される。
尚、タイマ、シフトレジスタ、汎用レジスタに対して
は、例えば識別記号T,S,Dがそれぞれ使用される。
タの出力制御のために、タイマ、シフトレジスタ、汎用
レジスタ等を含むその他のレジスタ16が使用される。
尚、タイマ、シフトレジスタ、汎用レジスタに対して
は、例えば識別記号T,S,Dがそれぞれ使用される。
【0012】共通メモリであるレジスタ17において
は、上記汎用レジスタDとは別に、例えば識別記号Bが
使用され、B000からBF7F(16進数表記)まで
のアドレスを指定することができる。ここでは、各アド
レスは、16進数表記であって、例えば16ビットのデ
ータ長となっており、外部機器であるパーソナルコンピ
ュータ2とのデータ共有が可能となっている。
は、上記汎用レジスタDとは別に、例えば識別記号Bが
使用され、B000からBF7F(16進数表記)まで
のアドレスを指定することができる。ここでは、各アド
レスは、16進数表記であって、例えば16ビットのデ
ータ長となっており、外部機器であるパーソナルコンピ
ュータ2とのデータ共有が可能となっている。
【0013】一例として、この共通メモリ17において
は、アドレスB000からB7FFまではPLC専用の
汎用レジスタのために使用され、アドレスB800から
BB7Fまではパーソナルコンピュータ2からPLC1
へのデータ転送用に使用され、アドレスBC00からB
F7FまではPLC1からパーソナルコンピュータ2へ
のデータ転送用に使用される。
は、アドレスB000からB7FFまではPLC専用の
汎用レジスタのために使用され、アドレスB800から
BB7Fまではパーソナルコンピュータ2からPLC1
へのデータ転送用に使用され、アドレスBC00からB
F7FまではPLC1からパーソナルコンピュータ2へ
のデータ転送用に使用される。
【0014】また、PLC1において使用されるシーケ
ンスプログラムにおけるデータ処理のためには、ファン
クション命令(識別記号F)が使用される。
ンスプログラムにおけるデータ処理のためには、ファン
クション命令(識別記号F)が使用される。
【0015】このファンクション命令においては、例え
ばレジスタD1からレジスタD2へのデータ転送を行う
ためには、F000(D2,D1)という命令が使用さ
れる。また、例えば、レジスタD1に定数kを設定する
ためには、F001(D1,k)といった命令が使用さ
れる。
ばレジスタD1からレジスタD2へのデータ転送を行う
ためには、F000(D2,D1)という命令が使用さ
れる。また、例えば、レジスタD1に定数kを設定する
ためには、F001(D1,k)といった命令が使用さ
れる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のPLCシステムにおいて、PLC1とパーソナ
ルコンピュータ2とにより共有メモリ17にアクセスす
る場合、シーケンスプログラムにおいては、シーケンス
プログラム独自の識別記号、例えば上記識別記号Bを使
用してアクセスすることになる。
な従来のPLCシステムにおいて、PLC1とパーソナ
ルコンピュータ2とにより共有メモリ17にアクセスす
る場合、シーケンスプログラムにおいては、シーケンス
プログラム独自の識別記号、例えば上記識別記号Bを使
用してアクセスすることになる。
【0017】一方、パーソナルコンピュータ2において
は、パーソナルコンピュータ2内部のメモリとの関連に
おいてアドレスを決定しなければならなかった。このた
めパーソナルコンピュータ2においては、例えば、パー
ソナルコンピュータ固有に割り付けたメモリアドレスで
あるC8000からDFFFFまでのアドレスのような
アドレス領域の一部を使用し、そのためのアドレスを指
定しなければならず、プログラム作成時におけるデータ
の対応や、検査プログラム等のユーティリティ・プログ
ラムのなかでのデータの対応が煩雑となり、PLC1の
シーケンスプログラム及びパーソナルコンピュータ2の
ユーティリティ・プログラムの開発を迅速化する上で、
大きな障害となっていた。
は、パーソナルコンピュータ2内部のメモリとの関連に
おいてアドレスを決定しなければならなかった。このた
めパーソナルコンピュータ2においては、例えば、パー
ソナルコンピュータ固有に割り付けたメモリアドレスで
あるC8000からDFFFFまでのアドレスのような
アドレス領域の一部を使用し、そのためのアドレスを指
定しなければならず、プログラム作成時におけるデータ
の対応や、検査プログラム等のユーティリティ・プログ
ラムのなかでのデータの対応が煩雑となり、PLC1の
シーケンスプログラム及びパーソナルコンピュータ2の
ユーティリティ・プログラムの開発を迅速化する上で、
大きな障害となっていた。
【0018】また、PLC1とパーソナルコンピュータ
2とにより共通メモリ17を共用するときのそれぞれか
らのアクセスによる干渉を防止し、それぞれの機器にお
いて使用中であるデータの安定化を図ることも必要とさ
れていた。
2とにより共通メモリ17を共用するときのそれぞれか
らのアクセスによる干渉を防止し、それぞれの機器にお
いて使用中であるデータの安定化を図ることも必要とさ
れていた。
【0019】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、PLC及びパーソナルコンピュー
タから構成されるパーソナルコンピュータPLCシステ
ムにおけるデータの対応を簡潔化して双方からのアクセ
スを容易にし、かつ、一方において使用中であるデータ
に対する他方からのアクセスによる干渉を防止してデー
タの安定化を図ることが可能な構成のプログラマブル・
ロジック・コントローラ・システム(PLCシステム)
を提供することである。
であり、その目的は、PLC及びパーソナルコンピュー
タから構成されるパーソナルコンピュータPLCシステ
ムにおけるデータの対応を簡潔化して双方からのアクセ
スを容易にし、かつ、一方において使用中であるデータ
に対する他方からのアクセスによる干渉を防止してデー
タの安定化を図ることが可能な構成のプログラマブル・
ロジック・コントローラ・システム(PLCシステム)
を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプログラマ
ブル・ロジック・コントローラ・システムによれば、シ
ーケンサであるプログラマブル・ロジック・コントロー
ラと、パーソナルコンピュータと、上記プログラマブル
・ロジック・コントローラと上記パーソナルコンピュー
タと接続する通信ラインと、上記プログラマブル・ロジ
ック・コントローラ内に配設され、上記プログラマブル
・ロジック・コントローラと上記パーソナルコンピュー
タとの間で送受信される送受信データを保持する共通メ
モリと、上記プログラマブル・ロジック・コントローラ
及び上記パーソナルコンピュータの双方からのアクセス
が可能であり、上記共通メモリに保持された送受信デー
タを指定して保持する共通アクセスメモリとを備えたこ
とを特徴とする。
ブル・ロジック・コントローラ・システムによれば、シ
ーケンサであるプログラマブル・ロジック・コントロー
ラと、パーソナルコンピュータと、上記プログラマブル
・ロジック・コントローラと上記パーソナルコンピュー
タと接続する通信ラインと、上記プログラマブル・ロジ
ック・コントローラ内に配設され、上記プログラマブル
・ロジック・コントローラと上記パーソナルコンピュー
タとの間で送受信される送受信データを保持する共通メ
モリと、上記プログラマブル・ロジック・コントローラ
及び上記パーソナルコンピュータの双方からのアクセス
が可能であり、上記共通メモリに保持された送受信デー
タを指定して保持する共通アクセスメモリとを備えたこ
とを特徴とする。
【0021】より具体的には、本発明に係るプログラマ
ブル・ロジック・コントローラ・システムは、プログラ
マブル・ロジック・コントローラ内におけるデータを伝
送するバス、リミットスイッチの動作その他の動作の状
態を入力データとして入力する入力モジュール、ランプ
の点灯及びリレーの駆動その他の動作の制御を行う出力
データを出力する出力モジュール、所定の指示データを
受けて負荷の駆動制御を行う負荷ドライバ、上記入力モ
ジュールから入力された入力データを一時的に保持する
第1のレジスタ、上記出力モジュールから出力される出
力データを一時的に保持する第2のレジスタ、プログラ
マブル・ロジック・コントローラとパーソナルコンピュ
ータとの間で送受信される送受信データを保持する共通
メモリ、並びに、シーケンスプログラム及び制御プログ
ラムを実行してシーケンス制御を行うCPUを有するプ
ログラマブル・ロジック・コントローラと、パーソナル
コンピュータ内におけるデータを伝送するバス、プログ
ラマブル・ロジック・コントローラから受けた送受信デ
ータを用いてOS上でユーティリティ・プログラムを実
行するCPUを有するパーソナルコンピュータと、上記
プログラマブル・ロジック・コントローラと上記パーソ
ナルコンピュータと接続する通信ラインと、上記プログ
ラマブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソナル
コンピュータの双方からのアクセスが可能であり、上記
共通メモリに保持された送受信データを指定して保持す
る共通アクセスメモリとを備えたことを特徴とする。
ブル・ロジック・コントローラ・システムは、プログラ
マブル・ロジック・コントローラ内におけるデータを伝
送するバス、リミットスイッチの動作その他の動作の状
態を入力データとして入力する入力モジュール、ランプ
の点灯及びリレーの駆動その他の動作の制御を行う出力
データを出力する出力モジュール、所定の指示データを
受けて負荷の駆動制御を行う負荷ドライバ、上記入力モ
ジュールから入力された入力データを一時的に保持する
第1のレジスタ、上記出力モジュールから出力される出
力データを一時的に保持する第2のレジスタ、プログラ
マブル・ロジック・コントローラとパーソナルコンピュ
ータとの間で送受信される送受信データを保持する共通
メモリ、並びに、シーケンスプログラム及び制御プログ
ラムを実行してシーケンス制御を行うCPUを有するプ
ログラマブル・ロジック・コントローラと、パーソナル
コンピュータ内におけるデータを伝送するバス、プログ
ラマブル・ロジック・コントローラから受けた送受信デ
ータを用いてOS上でユーティリティ・プログラムを実
行するCPUを有するパーソナルコンピュータと、上記
プログラマブル・ロジック・コントローラと上記パーソ
ナルコンピュータと接続する通信ラインと、上記プログ
ラマブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソナル
コンピュータの双方からのアクセスが可能であり、上記
共通メモリに保持された送受信データを指定して保持す
る共通アクセスメモリとを備えたことを特徴とする。
【0022】上記構成により、PLC及びパーソナルコ
ンピュータから構成されるパーソナルコンピュータPL
Cシステムにおけるデータの対応を簡潔化して双方から
のアクセスを容易にし、かつ、一方において使用中であ
るデータに対する他方からのアクセスによる干渉を防止
してデータの安定化を図ることが可能となる。
ンピュータから構成されるパーソナルコンピュータPL
Cシステムにおけるデータの対応を簡潔化して双方から
のアクセスを容易にし、かつ、一方において使用中であ
るデータに対する他方からのアクセスによる干渉を防止
してデータの安定化を図ることが可能となる。
【0023】上記共通アクセスメモリは、上記プログラ
マブル・ロジック・コントローラ内に配設されているも
のとしてもよいし、上記パーソナルコンピュータ内に配
設されているものとしてもよいし、又は、上記プログラ
マブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソナルコ
ンピュータから独立して設置されているものとしてもよ
い。
マブル・ロジック・コントローラ内に配設されているも
のとしてもよいし、上記パーソナルコンピュータ内に配
設されているものとしてもよいし、又は、上記プログラ
マブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソナルコ
ンピュータから独立して設置されているものとしてもよ
い。
【0024】上記共通アクセスメモリは、上記共通メモ
リにおけるアドレス及びデータ長を指定して送受信デー
タを保持するものとするとよい。
リにおけるアドレス及びデータ長を指定して送受信デー
タを保持するものとするとよい。
【0025】実際の実施の際には、上記共通アクセスメ
モリにアクセスするためのインタフェースが、上記プロ
グラマブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソナ
ルコンピュータにそれぞれ配設されているものとする。
モリにアクセスするためのインタフェースが、上記プロ
グラマブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソナ
ルコンピュータにそれぞれ配設されているものとする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプログラマブ
ル・ロジック・コントローラ・システム(PLCシステ
ム)の実施の一形態について、図面を参照しながら説明
する。
ル・ロジック・コントローラ・システム(PLCシステ
ム)の実施の一形態について、図面を参照しながら説明
する。
【0027】図1は、本発明に係るPLCシステムの概
略構成を示したブロック図である。本発明に係るPLC
システムは、パーソナルコンピュータを用いたパーソナ
ルコンピュータPLCシステムであり、プログラマブル
・ロジック・コントローラ(PLC)(シーケンサ)1
と、パーソナルコンピュータ(PC)2と、PLC1と
パーソナルコンピュータ2との間のデータ送受信のため
にPLC1とパーソナルコンピュータ2とを接続する通
信ライン3とから構成されている。
略構成を示したブロック図である。本発明に係るPLC
システムは、パーソナルコンピュータを用いたパーソナ
ルコンピュータPLCシステムであり、プログラマブル
・ロジック・コントローラ(PLC)(シーケンサ)1
と、パーソナルコンピュータ(PC)2と、PLC1と
パーソナルコンピュータ2との間のデータ送受信のため
にPLC1とパーソナルコンピュータ2とを接続する通
信ライン3とから構成されている。
【0028】本発明に係るPLCシステムにおけるPL
C1は、PLC1内におけるデータを伝送するバス10
と、リミットスイッチその他の動作の状態を入力データ
として入力する入力モジュール11と、ランプの点灯及
びリレーの駆動その他の動作の制御を行う出力データを
出力する出力モジュール12と、PLC1からの位置デ
ータを受けてサーボモータの駆動制御を行うサーボモー
タドライバ13と、入力モジュール11から入力された
入力データを一時的に保持するレジスタ14と、出力モ
ジュール12から出力される出力データを一時的に保持
するレジスタ15と、PLC1とパーソナルコンピュー
タ2との間で送受信される送受信データを保持する共通
メモリであるレジスタ17と、PLC1及びパーソナル
コンピュータ2の双方からのアクセスが可能であり、共
通メモリであるレジスタ17に保持された送受信データ
を指定して保持する共通アクセスメモリ19と、共通ア
クセスメモリ19にアクセスするためのインタフェース
18と、シーケンスプログラム20及び制御プログラム
22を実行してシーケンス制御を行うCPU21とを備
えている。また、データの出力制御のために使用される
タイマ、シフトレジスタ、汎用レジスタ等を含むその他
のレジスタ16も備えられている。サーボモータドライ
バ13は、これに限らず、その他一般に、所定の指示デ
ータを受けて負荷の駆動制御を行う負荷ドライバとする
ことができる。
C1は、PLC1内におけるデータを伝送するバス10
と、リミットスイッチその他の動作の状態を入力データ
として入力する入力モジュール11と、ランプの点灯及
びリレーの駆動その他の動作の制御を行う出力データを
出力する出力モジュール12と、PLC1からの位置デ
ータを受けてサーボモータの駆動制御を行うサーボモー
タドライバ13と、入力モジュール11から入力された
入力データを一時的に保持するレジスタ14と、出力モ
ジュール12から出力される出力データを一時的に保持
するレジスタ15と、PLC1とパーソナルコンピュー
タ2との間で送受信される送受信データを保持する共通
メモリであるレジスタ17と、PLC1及びパーソナル
コンピュータ2の双方からのアクセスが可能であり、共
通メモリであるレジスタ17に保持された送受信データ
を指定して保持する共通アクセスメモリ19と、共通ア
クセスメモリ19にアクセスするためのインタフェース
18と、シーケンスプログラム20及び制御プログラム
22を実行してシーケンス制御を行うCPU21とを備
えている。また、データの出力制御のために使用される
タイマ、シフトレジスタ、汎用レジスタ等を含むその他
のレジスタ16も備えられている。サーボモータドライ
バ13は、これに限らず、その他一般に、所定の指示デ
ータを受けて負荷の駆動制御を行う負荷ドライバとする
ことができる。
【0029】一方、パーソナルコンピュータ2は、パー
ソナルコンピュータ2内におけるデータを伝送するバス
30と、PLC1から受けた送受信データを用いてOS
32上でユーティリティ・プログラム33を実行するC
PU31と、共通アクセスメモリ19にアクセスするた
めのインタフェース34とを備えている。
ソナルコンピュータ2内におけるデータを伝送するバス
30と、PLC1から受けた送受信データを用いてOS
32上でユーティリティ・プログラム33を実行するC
PU31と、共通アクセスメモリ19にアクセスするた
めのインタフェース34とを備えている。
【0030】PLC1とPC2との間のデータ送受信の
ためにPLC1とPC2とを接続する通信ライン3は、
例えばISAバスにより構成される。
ためにPLC1とPC2とを接続する通信ライン3は、
例えばISAバスにより構成される。
【0031】入力モジュール11から入力される入力デ
ータであるリミットスイッチ等の接点データは、例えば
X001のように、識別記号X及び数字の組合せにより
表されるものである。
ータであるリミットスイッチ等の接点データは、例えば
X001のように、識別記号X及び数字の組合せにより
表されるものである。
【0032】また、ランプの点灯及びリレーの駆動等を
行うために出力モジュール12から出力される出力デー
タは、識別記号Yにより表されるものである。
行うために出力モジュール12から出力される出力デー
タは、識別記号Yにより表されるものである。
【0033】シーケンスプログラム20のなかでは、シ
ーケンス制御用の一次記憶情報として内部リレーが使用
され、この内部リレーに対しては識別記号Rが使用され
る。
ーケンス制御用の一次記憶情報として内部リレーが使用
され、この内部リレーに対しては識別記号Rが使用され
る。
【0034】シーケンスプログラム20の実行により、
CPU21は、ラダー図を用いて、入力データX及び内
部リレーRから出力データYを演算し、出力の制御を行
う。
CPU21は、ラダー図を用いて、入力データX及び内
部リレーRから出力データYを演算し、出力の制御を行
う。
【0035】また、PC2等の外部機器へ送出するデー
タの出力制御のために、タイマ、シフトレジスタ、汎用
レジスタ等を含むその他のレジスタ16が使用される。
尚、タイマ、シフトレジスタ、汎用レジスタに対して
は、例えば識別記号T,S,Dがそれぞれ使用される。
タの出力制御のために、タイマ、シフトレジスタ、汎用
レジスタ等を含むその他のレジスタ16が使用される。
尚、タイマ、シフトレジスタ、汎用レジスタに対して
は、例えば識別記号T,S,Dがそれぞれ使用される。
【0036】共通メモリであるレジスタ17において
は、上記汎用レジスタDとは別に、例えば識別記号Bが
使用され、B000からBF7F(16進数表記)まで
のアドレスを指定することができる。ここでは、各アド
レスは、16進数表記であって、例えば16ビットのデ
ータ長となっており、外部機器であるパーソナルコンピ
ュータ2とのデータ共有が可能となっている。
は、上記汎用レジスタDとは別に、例えば識別記号Bが
使用され、B000からBF7F(16進数表記)まで
のアドレスを指定することができる。ここでは、各アド
レスは、16進数表記であって、例えば16ビットのデ
ータ長となっており、外部機器であるパーソナルコンピ
ュータ2とのデータ共有が可能となっている。
【0037】一例として、この共通メモリ17において
は、アドレスB000からB7FFまでのアドレス領域
17aはPLC専用の汎用レジスタのために使用され、
アドレスB800からBB7Fまでのアドレス領域17
bはパーソナルコンピュータ2からPLC1へのデータ
転送用に使用され、アドレスBC00からBF7Fまで
のアドレス領域17cはPLC1からパーソナルコンピ
ュータ2へのデータ転送用に使用される。
は、アドレスB000からB7FFまでのアドレス領域
17aはPLC専用の汎用レジスタのために使用され、
アドレスB800からBB7Fまでのアドレス領域17
bはパーソナルコンピュータ2からPLC1へのデータ
転送用に使用され、アドレスBC00からBF7Fまで
のアドレス領域17cはPLC1からパーソナルコンピ
ュータ2へのデータ転送用に使用される。
【0038】また、PLC1において使用されるシーケ
ンスプログラムにおけるデータ処理のためには、ファン
クション命令(識別記号F)が使用される。
ンスプログラムにおけるデータ処理のためには、ファン
クション命令(識別記号F)が使用される。
【0039】このファンクション命令においては、例え
ばレジスタD1からレジスタD2へのデータ転送を行う
ためには、F000(D2,D1)という命令が使用さ
れる。また、例えば、レジスタD1に定数kを設定する
ためには、F001(D1,k)といった命令が使用さ
れる。
ばレジスタD1からレジスタD2へのデータ転送を行う
ためには、F000(D2,D1)という命令が使用さ
れる。また、例えば、レジスタD1に定数kを設定する
ためには、F001(D1,k)といった命令が使用さ
れる。
【0040】以下、本発明に係るPLCシステムの動作
について、説明する。
について、説明する。
【0041】先ず、PLC1において、CPU21が、
シーケンスプログラム20により、PLC1からパーソ
ナルコンピュータ2へのデータ送受信のための命令を実
行すると、その送受信データが共通メモリ17のなかの
指定アドレスに保持される。
シーケンスプログラム20により、PLC1からパーソ
ナルコンピュータ2へのデータ送受信のための命令を実
行すると、その送受信データが共通メモリ17のなかの
指定アドレスに保持される。
【0042】次に、PLC1のCPU21は、制御プロ
グラム22により、この送受信データを、バス10及び
インタフェース18を介して共通アクセスメモリ19に
セットする。共通アクセスメモリ19では、送受信デー
タが共通メモリ17内において保持されているアドレス
領域に応じたアドレスに、送受信データがセットされ
る。
グラム22により、この送受信データを、バス10及び
インタフェース18を介して共通アクセスメモリ19に
セットする。共通アクセスメモリ19では、送受信デー
タが共通メモリ17内において保持されているアドレス
領域に応じたアドレスに、送受信データがセットされ
る。
【0043】一方、パーソナルコンピュータ2側におい
ては、PLC1の共通アクセスメモリ19にセットされ
た送受信データを、通信ライン3及びインタフェース3
4を介してバス30に取り込んでいる。
ては、PLC1の共通アクセスメモリ19にセットされ
た送受信データを、通信ライン3及びインタフェース3
4を介してバス30に取り込んでいる。
【0044】そして、このバス30上の送受信データ
は、CPU31がOS32により処理可能なデータとし
て、パーソナルコンピュータ2内に保持される。
は、CPU31がOS32により処理可能なデータとし
て、パーソナルコンピュータ2内に保持される。
【0045】パーソナルコンピュータ2側では、この送
受信データの共通アクセスメモリ19中におけるアドレ
スから、この送受信データが保持されているPLC1の
共通メモリ17のアドレス領域、即ち、送受信データの
ためのレジスタの性質を認識することができる。
受信データの共通アクセスメモリ19中におけるアドレ
スから、この送受信データが保持されているPLC1の
共通メモリ17のアドレス領域、即ち、送受信データの
ためのレジスタの性質を認識することができる。
【0046】図2は、ユーティリティ・プログラム33
によりパーソナルコンピュータ2の表示手段に表示され
る送受信データの画面表示の一例を示した表示図であ
る。具体的には、図2(a)が、送受信データのリスト
の画面表示の一例を示した表示図、図2(b)が、各送
受信データの内容の画面表示の一例を示した表示図であ
る。
によりパーソナルコンピュータ2の表示手段に表示され
る送受信データの画面表示の一例を示した表示図であ
る。具体的には、図2(a)が、送受信データのリスト
の画面表示の一例を示した表示図、図2(b)が、各送
受信データの内容の画面表示の一例を示した表示図であ
る。
【0047】図2(a)に示されるように、パーソナル
コンピュータ2側においては、送受信データを「PC→
PLC」、「PLC→PC」の2つの送受信方向に分類
して、識別記号Bを用いる共通メモリであるレジスタ1
7に保持されている送受信データを指定する。また、パ
ーソナルコンピュータ2内におけるデータ管理のため
に、各送受信方向の各データに、例えばData1,Data
2,...,Data16というようにデータ名を付与す
る。
コンピュータ2側においては、送受信データを「PC→
PLC」、「PLC→PC」の2つの送受信方向に分類
して、識別記号Bを用いる共通メモリであるレジスタ1
7に保持されている送受信データを指定する。また、パ
ーソナルコンピュータ2内におけるデータ管理のため
に、各送受信方向の各データに、例えばData1,Data
2,...,Data16というようにデータ名を付与す
る。
【0048】各データ名に対して、識別記号Bを用いた
レジスタ番号を指定し、続いてそのデータのデータ長を
指定する。図2(a)の例においては、「PC→PL
C」方向の送受信データData1のレジスタ番号(アドレ
ス)としてB800が指定され、データ長として4ワー
ドが指定されている。
レジスタ番号を指定し、続いてそのデータのデータ長を
指定する。図2(a)の例においては、「PC→PL
C」方向の送受信データData1のレジスタ番号(アドレ
ス)としてB800が指定され、データ長として4ワー
ドが指定されている。
【0049】同様に、「PLC→PC」方向の送受信デ
ータについても、各データ名に対して、レジスタ番号
(アドレス)及びデータ長を指定する。図2(a)の例
においては、「PLC→PC」方向の送受信データData
1のレジスタ番号としてBC00が指定され、データ長
として2ワードが指定されている。
ータについても、各データ名に対して、レジスタ番号
(アドレス)及びデータ長を指定する。図2(a)の例
においては、「PLC→PC」方向の送受信データData
1のレジスタ番号としてBC00が指定され、データ長
として2ワードが指定されている。
【0050】パーソナルコンピュータ2の表示手段の画
面上において、データ名を指示してダブルクリックを行
うと、図2(b)に示すように、その送受信データの内
容の詳細が展開表示される。パーソナルコンピュータ2
からPLC1へデータを送出する場合には、この画面上
で具体的な数値を指定することができる。
面上において、データ名を指示してダブルクリックを行
うと、図2(b)に示すように、その送受信データの内
容の詳細が展開表示される。パーソナルコンピュータ2
からPLC1へデータを送出する場合には、この画面上
で具体的な数値を指定することができる。
【0051】図3は、本発明に係るPLCシステムにお
ける共通アクセスメモリを組み込む箇所について3通り
の例を示した概略ブロック図である。
ける共通アクセスメモリを組み込む箇所について3通り
の例を示した概略ブロック図である。
【0052】図3(a)は、上記本実施の形態における
ように、共通アクセスメモリをPLC1に組み込んでい
る例である。しかし、このような構成に限らず、共通ア
クセスメモリは、図3(b)に示すように、パーソナル
コンピュータ2に組み込んでもよいし、また、図3
(c)に示すように、PLC1及びパーソナルコンピュ
ータ2から独立して単独で設置してもよい。
ように、共通アクセスメモリをPLC1に組み込んでい
る例である。しかし、このような構成に限らず、共通ア
クセスメモリは、図3(b)に示すように、パーソナル
コンピュータ2に組み込んでもよいし、また、図3
(c)に示すように、PLC1及びパーソナルコンピュ
ータ2から独立して単独で設置してもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明に係るプログラマブル・ロジック
・コントローラ・システムによれば、シーケンサである
プログラマブル・ロジック・コントローラと、パーソナ
ルコンピュータと、上記プログラマブル・ロジック・コ
ントローラと上記パーソナルコンピュータと接続する通
信ラインと、上記プログラマブル・ロジック・コントロ
ーラ内に配設され、上記プログラマブル・ロジック・コ
ントローラと上記パーソナルコンピュータとの間で送受
信される送受信データを保持する共通メモリと、上記プ
ログラマブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソ
ナルコンピュータの双方からのアクセスが可能であり、
上記共通メモリに保持された送受信データを指定して保
持する共通アクセスメモリとを備えたので、PLC及び
パーソナルコンピュータから構成されるパーソナルコン
ピュータPLCシステムにおけるデータの対応を簡潔化
して双方からのアクセスを容易にし、かつ、一方におい
て使用中であるデータに対する他方からのアクセスによ
る干渉を防止してデータの安定化を図ることができる。
・コントローラ・システムによれば、シーケンサである
プログラマブル・ロジック・コントローラと、パーソナ
ルコンピュータと、上記プログラマブル・ロジック・コ
ントローラと上記パーソナルコンピュータと接続する通
信ラインと、上記プログラマブル・ロジック・コントロ
ーラ内に配設され、上記プログラマブル・ロジック・コ
ントローラと上記パーソナルコンピュータとの間で送受
信される送受信データを保持する共通メモリと、上記プ
ログラマブル・ロジック・コントローラ及び上記パーソ
ナルコンピュータの双方からのアクセスが可能であり、
上記共通メモリに保持された送受信データを指定して保
持する共通アクセスメモリとを備えたので、PLC及び
パーソナルコンピュータから構成されるパーソナルコン
ピュータPLCシステムにおけるデータの対応を簡潔化
して双方からのアクセスを容易にし、かつ、一方におい
て使用中であるデータに対する他方からのアクセスによ
る干渉を防止してデータの安定化を図ることができる。
【図1】本発明に係るPLCシステムの概略構成を示し
たブロック図。
たブロック図。
【図2】ユーティリティ・プログラム33によりパーソ
ナルコンピュータ2の表示手段に表示される送受信デー
タの画面表示の一例を示した表示図。
ナルコンピュータ2の表示手段に表示される送受信デー
タの画面表示の一例を示した表示図。
【図3】本発明に係るPLCシステムにおける共通アク
セスメモリを組み込む箇所について3通りの例を示した
概略ブロック図。
セスメモリを組み込む箇所について3通りの例を示した
概略ブロック図。
【図4】従来のパーソナルコンピュータPLCシステム
の概略構成を示したブロック図。
の概略構成を示したブロック図。
1 プログラマブル・ロジック・コントローラ(PL
C)(シーケンサ) 2 パーソナルコンピュータ(PC) 3 通信ライン 10 バス 11 入力モジュール 12 出力モジュール 13 サーボモータドライバ 14 レジスタ 15 レジスタ 16 レジスタ 17 レジスタ(共通メモリ) 18 インタフェース 19 共通アクセスメモリ 20 シーケンスプログラム 21 CPU 22 制御プログラム 30 バス 31 CPU 32 OS 33 ユーティリティ・プログラム 34 インタフェース
C)(シーケンサ) 2 パーソナルコンピュータ(PC) 3 通信ライン 10 バス 11 入力モジュール 12 出力モジュール 13 サーボモータドライバ 14 レジスタ 15 レジスタ 16 レジスタ 17 レジスタ(共通メモリ) 18 インタフェース 19 共通アクセスメモリ 20 シーケンスプログラム 21 CPU 22 制御プログラム 30 バス 31 CPU 32 OS 33 ユーティリティ・プログラム 34 インタフェース
Claims (7)
- 【請求項1】シーケンサであるプログラマブル・ロジッ
ク・コントローラと、 パーソナルコンピュータと、 前記プログラマブル・ロジック・コントローラと前記パ
ーソナルコンピュータと接続する通信ラインと、 前記プログラマブル・ロジック・コントローラ内に配設
され、前記プログラマブル・ロジック・コントローラと
前記パーソナルコンピュータとの間で送受信される送受
信データを保持する共通メモリと、 前記プログラマブル・ロジック・コントローラ及び前記
パーソナルコンピュータの双方からのアクセスが可能で
あり、前記共通メモリに保持された送受信データを指定
して保持する共通アクセスメモリと、を備えたことを特
徴とするプログラマブル・ロジック・コントローラ・シ
ステム。 - 【請求項2】プログラマブル・ロジック・コントローラ
内におけるデータを伝送するバス、リミットスイッチの
動作その他の動作の状態を入力データとして入力する入
力モジュール、ランプの点灯及びリレーの駆動その他の
動作の制御を行う出力データを出力する出力モジュー
ル、所定の指示データを受けて負荷の駆動制御を行う負
荷ドライバ、前記入力モジュールから入力された入力デ
ータを一時的に保持する第1のレジスタ、前記出力モジ
ュールから出力される出力データを一時的に保持する第
2のレジスタ、プログラマブル・ロジック・コントロー
ラとパーソナルコンピュータとの間で送受信される送受
信データを保持する共通メモリ、並びに、シーケンスプ
ログラム及び制御プログラムを実行してシーケンス制御
を行うCPUを有するプログラマブル・ロジック・コン
トローラと、 パーソナルコンピュータ内におけるデータを伝送するバ
ス、プログラマブル・ロジック・コントローラから受け
た送受信データを用いてOS上でユーティリティ・プロ
グラムを実行するCPUを有するパーソナルコンピュー
タと、 前記プログラマブル・ロジック・コントローラと前記パ
ーソナルコンピュータと接続する通信ラインと、 前記プログラマブル・ロジック・コントローラ及び前記
パーソナルコンピュータの双方からのアクセスが可能で
あり、前記共通メモリに保持された送受信データを指定
して保持する共通アクセスメモリと、を備えたことを特
徴とするプログラマブル・ロジック・コントローラ・シ
ステム。 - 【請求項3】前記共通アクセスメモリは、前記プログラ
マブル・ロジック・コントローラ内に配設されているも
のであることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロ
グラマブル・ロジック・コントローラ・システム。 - 【請求項4】前記共通アクセスメモリは、前記パーソナ
ルコンピュータ内に配設されているものであることを特
徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブル・ロジ
ック・コントローラ・システム。 - 【請求項5】前記共通アクセスメモリは、前記プログラ
マブル・ロジック・コントローラ及び前記パーソナルコ
ンピュータから独立して設置されているものであること
を特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブル・
ロジック・コントローラ・システム。 - 【請求項6】前記共通アクセスメモリは、前記共通メモ
リにおけるアドレス及びデータ長を指定して送受信デー
タを保持するものであることを特徴とする請求項1乃至
5のいずれかに記載のプログラマブル・ロジック・コン
トローラ・システム。 - 【請求項7】前記共通アクセスメモリにアクセスするた
めのインタフェースが、前記プログラマブル・ロジック
・コントローラ及び前記パーソナルコンピュータにそれ
ぞれ配設されていることを特徴とする請求項1乃至6の
いずれかに記載のプログラマブル・ロジック・コントロ
ーラ・システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000225195A JP2002044161A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | プログラマブル・ロジック・コントローラ・システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000225195A JP2002044161A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | プログラマブル・ロジック・コントローラ・システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002044161A true JP2002044161A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18719012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000225195A Pending JP2002044161A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | プログラマブル・ロジック・コントローラ・システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002044161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016162041A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社日立産機システム | Plc監視装置、及び、それに用いる高機能osモジュール |
-
2000
- 2000-07-26 JP JP2000225195A patent/JP2002044161A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016162041A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社日立産機システム | Plc監視装置、及び、それに用いる高機能osモジュール |
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