JPH0158523B2 - - Google Patents
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- JPH0158523B2 JPH0158523B2 JP17996581A JP17996581A JPH0158523B2 JP H0158523 B2 JPH0158523 B2 JP H0158523B2 JP 17996581 A JP17996581 A JP 17996581A JP 17996581 A JP17996581 A JP 17996581A JP H0158523 B2 JPH0158523 B2 JP H0158523B2
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- input
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- auxiliary
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 43
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/04—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
- G05B19/05—Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
- G05B19/054—Input/output
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/10—Plc systems
- G05B2219/11—Plc I-O input output
- G05B2219/1188—Detection of inserted boards, inserting extra memory, availability of boards
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、入力または出力ユニツトを特定の
拡張ユニツトと交換し、ユーザプログラムにおい
て特定の補助出力命令語を使用することにより、
ユニツト数及びユニツトアドレスナンバーを増加
することなく、入出力点数を増設し得るように構
成したプログラマブル・コントローラ(以下を
PCという)に関する。
拡張ユニツトと交換し、ユーザプログラムにおい
て特定の補助出力命令語を使用することにより、
ユニツト数及びユニツトアドレスナンバーを増加
することなく、入出力点数を増設し得るように構
成したプログラマブル・コントローラ(以下を
PCという)に関する。
周知の如く、PCの電気的な基本構成は、外部
入力機器からの信号を取込むための入力部と、外
部負荷機器を駆動するための出力部と、ユーザプ
ログラムを記憶させるためのプログラムメモリ
と、前記入力部から取込まれた入力データに基づ
いて、プログラムメモリに記憶されたユーザ命令
を逐次実行し、その実行結果に対応させて前記出
力部を駆動する命令実行手段とから構成されてい
る。
入力機器からの信号を取込むための入力部と、外
部負荷機器を駆動するための出力部と、ユーザプ
ログラムを記憶させるためのプログラムメモリ
と、前記入力部から取込まれた入力データに基づ
いて、プログラムメモリに記憶されたユーザ命令
を逐次実行し、その実行結果に対応させて前記出
力部を駆動する命令実行手段とから構成されてい
る。
命令実行手段には、ユーザプログラムメモリに
記憶されたユーザ命令を逐次実行するとともに、
その実行結果をその都度出力部へ転送して、これ
を駆動する逐次出力方式と、プログラムメモリに
記憶されたユーザ命令を逐次実行し、その実行結
果を一括して出力部へ転送し、これを駆動する一
括出力方式とが存在する。
記憶されたユーザ命令を逐次実行するとともに、
その実行結果をその都度出力部へ転送して、これ
を駆動する逐次出力方式と、プログラムメモリに
記憶されたユーザ命令を逐次実行し、その実行結
果を一括して出力部へ転送し、これを駆動する一
括出力方式とが存在する。
後者の一括出力方式の場合、ユーザ命令の実行
結果を一括して出力部へ転送する訳であるから、
全てのユーザ命令が実行終了するまでの間、それ
まで実行結果を記憶させておく必要があり、また
ユーザ命令の中には外部入出力命令の他に、補助
リレー、カウンタ、タイマ等のように途中演算結
果を内部に記憶させておくことを要する命令もあ
り、そこでこれらを一時記憶するためのバツフア
メモリとして入出力メモリが使用される。
結果を一括して出力部へ転送する訳であるから、
全てのユーザ命令が実行終了するまでの間、それ
まで実行結果を記憶させておく必要があり、また
ユーザ命令の中には外部入出力命令の他に、補助
リレー、カウンタ、タイマ等のように途中演算結
果を内部に記憶させておくことを要する命令もあ
り、そこでこれらを一時記憶するためのバツフア
メモリとして入出力メモリが使用される。
他方、前者の逐次出力方式の場合、命令実行結
果を逐次出力部へと転送するのであるから、原理
的には入出力メモリは不要であるが、前述したよ
うに補助リレー、カウンタ、タイマ等の途中演算
結果を記憶させることが必要であるため、やはり
逐次出力方式においても、入出力メモリが使用さ
れる。
果を逐次出力部へと転送するのであるから、原理
的には入出力メモリは不要であるが、前述したよ
うに補助リレー、カウンタ、タイマ等の途中演算
結果を記憶させることが必要であるため、やはり
逐次出力方式においても、入出力メモリが使用さ
れる。
一般に、入出力メモリのアドレス空間は、入力
部から取込まれた入力データまたは出力部へ転送
すべき出力データを記憶させるための主アドレス
空間と、前述した補助リレー、カウンタ、タイマ
等の出力データあるいは途中計数データ等を記憶
させるための補助アドレス空間とから構成され
る。
部から取込まれた入力データまたは出力部へ転送
すべき出力データを記憶させるための主アドレス
空間と、前述した補助リレー、カウンタ、タイマ
等の出力データあるいは途中計数データ等を記憶
させるための補助アドレス空間とから構成され
る。
また、この種のPCにおいては、前述した入力
部、出力部、プログラムメモリ等の電気的な構成
要素を全て1つのパツケージに収めたワンパツケ
ージタイプと、入力部及び出力部をそれぞれ一定
入出力点数毎に別個のパツケージに収め、入力ユ
ニツト、出力ユニツトとしたビルトインタイプと
が知られている。
部、出力部、プログラムメモリ等の電気的な構成
要素を全て1つのパツケージに収めたワンパツケ
ージタイプと、入力部及び出力部をそれぞれ一定
入出力点数毎に別個のパツケージに収め、入力ユ
ニツト、出力ユニツトとしたビルトインタイプと
が知られている。
一般に、ビルトインタイプのPCにおいては、
前記主アドレス空間は複数の単位エリアに区画さ
れており、各単位エリアは入力ユニツトまたは出
力ユニツトに1対1に対応するように構成され
る。例えば、主アドレス空間として1ワード8ビ
ツトのRAMを使用する場合、各アドレスの8ビ
ツトをそれぞれ入力ユニツトまたは出力ユニツト
に対応させることが行なわれる。
前記主アドレス空間は複数の単位エリアに区画さ
れており、各単位エリアは入力ユニツトまたは出
力ユニツトに1対1に対応するように構成され
る。例えば、主アドレス空間として1ワード8ビ
ツトのRAMを使用する場合、各アドレスの8ビ
ツトをそれぞれ入力ユニツトまたは出力ユニツト
に対応させることが行なわれる。
このようにすれば、入出力データの転送に際し
て、データバス上に各アドレスの内容を読出し、
これを出力ユニツトに取込ませ、あるいは入力ユ
ニツトから取込まれたデータをデータバスを介し
て入出力メモリの各アドレスに取込むだけで良
く、ユニツト毎の増設が極めて容易となる利点が
ある。
て、データバス上に各アドレスの内容を読出し、
これを出力ユニツトに取込ませ、あるいは入力ユ
ニツトから取込まれたデータをデータバスを介し
て入出力メモリの各アドレスに取込むだけで良
く、ユニツト毎の増設が極めて容易となる利点が
ある。
ところが、このように入出力メモリの主アドレ
ス空間を複数の単位エリアに区画し、各単位エリ
アを入力ユニツトまたは出力ユニツトに対応させ
るようにしたPCにおいて、入力ユニツトまたは
出力ユニツトを増設しようとする場合、その最大
入出力容量は主アドレス空間の大きさによつて制
限されることはいうまでもない。
ス空間を複数の単位エリアに区画し、各単位エリ
アを入力ユニツトまたは出力ユニツトに対応させ
るようにしたPCにおいて、入力ユニツトまたは
出力ユニツトを増設しようとする場合、その最大
入出力容量は主アドレス空間の大きさによつて制
限されることはいうまでもない。
そこで、従来、この種のPCにおいて最大入出
力点数を越えて、更に入出力点数を増加しようと
する場合には、既設のPCに対して次のような改
造を加えるのが普通である。すなわち、入出力メ
モリの主アドレス空間を構成するRAMの容量を
増大し、増設分のユニツトを取付けるための基板
コネクタを増設し、更に各基板コネクタに対して
アドレツシングを行なうためにアドレスバスのビ
ツトを増大するかあるいはユニツトイネーブルラ
インを増設し、以上により入出力点数の増大要求
に対処する訳である。
力点数を越えて、更に入出力点数を増加しようと
する場合には、既設のPCに対して次のような改
造を加えるのが普通である。すなわち、入出力メ
モリの主アドレス空間を構成するRAMの容量を
増大し、増設分のユニツトを取付けるための基板
コネクタを増設し、更に各基板コネクタに対して
アドレツシングを行なうためにアドレスバスのビ
ツトを増大するかあるいはユニツトイネーブルラ
インを増設し、以上により入出力点数の増大要求
に対処する訳である。
このような増設対策においては、新たに増設用
ユニツトを取付けるために別途専用のラツクを備
えねばならず、またアドレスバスの新設や入出力
メモリ用RAMの増設等のために比較的長期の改
修期間を必要とするとともに、増設分のユニツト
を収めるために新たな設置スペースを必要とする
等の問題があり、既設のPC設備を比較的長期間
に渡つて停止させざるを得ない等の本質的な欠陥
があつた。
ユニツトを取付けるために別途専用のラツクを備
えねばならず、またアドレスバスの新設や入出力
メモリ用RAMの増設等のために比較的長期の改
修期間を必要とするとともに、増設分のユニツト
を収めるために新たな設置スペースを必要とする
等の問題があり、既設のPC設備を比較的長期間
に渡つて停止させざるを得ない等の本質的な欠陥
があつた。
ここにおいて、本出願人はこの種のPCにおけ
る通常の使用態様において、次のような新たな知
見を得た。すなわち、前述した如く入出力メモリ
内には主アドレス空間と補助アドレス空間とがあ
り、主アドレス空間は入力または出力ユニツトに
対応し、補助アドレス空間は、カウンタ、タイマ
あるいは補助リレーの出力データを記憶させるも
のであるが、一般に補助アドレス空間が全て使用
し尽くされることは希な例であり、相当に大きな
制御システムに対するプログラムを組んだ場合に
も、補助アドレス空間にはユーザプログラムで使
用されない部分が存在する。
る通常の使用態様において、次のような新たな知
見を得た。すなわち、前述した如く入出力メモリ
内には主アドレス空間と補助アドレス空間とがあ
り、主アドレス空間は入力または出力ユニツトに
対応し、補助アドレス空間は、カウンタ、タイマ
あるいは補助リレーの出力データを記憶させるも
のであるが、一般に補助アドレス空間が全て使用
し尽くされることは希な例であり、相当に大きな
制御システムに対するプログラムを組んだ場合に
も、補助アドレス空間にはユーザプログラムで使
用されない部分が存在する。
従つて、この補助アドレス空間に存在する未使
用エリアを、入出力ユニツトに対応して使用でき
るように改造すれば、RAMの増設を行なわずと
も、入出力エリアを確保することが可能となる。
用エリアを、入出力ユニツトに対応して使用でき
るように改造すれば、RAMの増設を行なわずと
も、入出力エリアを確保することが可能となる。
更に、補助アドレス空間内において、前記主ア
ドレス空間に存在する単位エリアと同一広さの補
助単位エリアを特定し、この補助単位エリア毎に
出力データ間の遣り取りを可能ならしめ、かつ入
力ユニツトまたは出力ユニツトとして、複数ユニ
ツト分の入力回路または出力回路を内蔵させた専
用の拡張ユニツトを製作し、この拡張ユニツト内
に時分割多重送受回路を設ければ、補助アドレス
空間内において特定された補助単位エリアの内容
を、データバス上に送出あるいはデータバス上か
ら取込み、これを拡張ユニツトに設けられた各ユ
ニツトに個々に供給することが可能となる。しか
も、このようなデータ送受方式によれば、既設の
入力または出力ユニツトをこの拡張専用のユニツ
トに交換するだけで、増設専用のコネクタを別途
設けることも不要となるし、また、通常の既設の
アドレスバスを利用できるため、アドレスライン
の増設も不要となり、更に既設の入出力ユニツト
と拡張ユニツトとの物理的大きさを略同一とすれ
ば、増設に対して新たに専用の設置スペースを必
要とすることもなくなる。
ドレス空間に存在する単位エリアと同一広さの補
助単位エリアを特定し、この補助単位エリア毎に
出力データ間の遣り取りを可能ならしめ、かつ入
力ユニツトまたは出力ユニツトとして、複数ユニ
ツト分の入力回路または出力回路を内蔵させた専
用の拡張ユニツトを製作し、この拡張ユニツト内
に時分割多重送受回路を設ければ、補助アドレス
空間内において特定された補助単位エリアの内容
を、データバス上に送出あるいはデータバス上か
ら取込み、これを拡張ユニツトに設けられた各ユ
ニツトに個々に供給することが可能となる。しか
も、このようなデータ送受方式によれば、既設の
入力または出力ユニツトをこの拡張専用のユニツ
トに交換するだけで、増設専用のコネクタを別途
設けることも不要となるし、また、通常の既設の
アドレスバスを利用できるため、アドレスライン
の増設も不要となり、更に既設の入出力ユニツト
と拡張ユニツトとの物理的大きさを略同一とすれ
ば、増設に対して新たに専用の設置スペースを必
要とすることもなくなる。
この発明は、上記の知見に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、この種のPCに
おける増設を行なう場合において、新たな増設用
設置スペースを別途設けることを不要とするとと
もに、PC本体側においては、入出力メモリの容
量を増大させることを不要とし、更に増設用ユニ
ツト専用のコネクタやこれにアドレツシングする
ためのアドレスデータバスの改造を不要とし、こ
れらによつてこの種PCにおける入出力点数の増
設をできるだけ迅速に行ない、既設の設備の停止
期間を可及的に短縮化することにある。
ので、その目的とするところは、この種のPCに
おける増設を行なう場合において、新たな増設用
設置スペースを別途設けることを不要とするとと
もに、PC本体側においては、入出力メモリの容
量を増大させることを不要とし、更に増設用ユニ
ツト専用のコネクタやこれにアドレツシングする
ためのアドレスデータバスの改造を不要とし、こ
れらによつてこの種PCにおける入出力点数の増
設をできるだけ迅速に行ない、既設の設備の停止
期間を可及的に短縮化することにある。
以下に、この発明の好適な一実施例を添付図面
に従つて詳細に説明する。
に従つて詳細に説明する。
第1図はこの発明に係わるPCの電気的な基本
構成を示すブロツク図、第2図は入出力メモリの
構成を示すメモリマツプ、第3図はこの発明に係
わるPCの外観を示す斜視図、第4図は拡張用出
力ユニツト内の電気的な構成を示すブロツク図、
第5図はこの発明に関連して改造されたシステム
プログラムの構成を示すフローチヤート、第6図
はこの発明に係わるPCにおけるプログラミング
の際に使用されるラダーダイヤグラムを示す図、
第7図は第6図のラダーダイヤフラムに対応し
て、ユーザプログラムメモリ内に記憶されるユー
ザプログラムの構成を示す図、第8図は第4図の
各部における信号状態を示すタイミングチヤート
である。
構成を示すブロツク図、第2図は入出力メモリの
構成を示すメモリマツプ、第3図はこの発明に係
わるPCの外観を示す斜視図、第4図は拡張用出
力ユニツト内の電気的な構成を示すブロツク図、
第5図はこの発明に関連して改造されたシステム
プログラムの構成を示すフローチヤート、第6図
はこの発明に係わるPCにおけるプログラミング
の際に使用されるラダーダイヤグラムを示す図、
第7図は第6図のラダーダイヤフラムに対応し
て、ユーザプログラムメモリ内に記憶されるユー
ザプログラムの構成を示す図、第8図は第4図の
各部における信号状態を示すタイミングチヤート
である。
第1図に示す如くこの発明に係わるPCは、外
部センサ等からの入力信号を取込むための入力部
1と、外部負荷機器を駆動するための出力部2
と、ユーザプログラムを記憶させたプログラムメ
モリ3と、入力部1から取込まれた入力データを
入出力メモリ4内の所定の入力エリアに書込むと
ともに、この書込まれた入力データに基づいて、
プログラムメモリ3に記憶されたユーザ命令を逐
次実行し、その実行結果で入出力メモリ4の所定
の出力エリアを書替えるとともに、この書替えら
れたデータを出力部2へと転送するCPU5とか
ら構成されており、ワーキングメモリ6はCPU
5における演算途中のワーキングエリアとして使
用される。そして、CPU5内にはシステムプロ
グラムを記憶させたROM7が内蔵されている。
部センサ等からの入力信号を取込むための入力部
1と、外部負荷機器を駆動するための出力部2
と、ユーザプログラムを記憶させたプログラムメ
モリ3と、入力部1から取込まれた入力データを
入出力メモリ4内の所定の入力エリアに書込むと
ともに、この書込まれた入力データに基づいて、
プログラムメモリ3に記憶されたユーザ命令を逐
次実行し、その実行結果で入出力メモリ4の所定
の出力エリアを書替えるとともに、この書替えら
れたデータを出力部2へと転送するCPU5とか
ら構成されており、ワーキングメモリ6はCPU
5における演算途中のワーキングエリアとして使
用される。そして、CPU5内にはシステムプロ
グラムを記憶させたROM7が内蔵されている。
第3図に示す如く、入力部1及び出力部2は入
力ユニツト8、出力ユニツト9にユニツト構成さ
れており、各ユニツトにはそれぞれ8点の入力回
路または出力回路が内蔵されている。また、各入
力ユニツト8には、各入力信号の状態を示す入力
状態表示器10が設けられるとともに、出力ユニ
ツト9には各出力の状態を示す出力状態表示器1
1が設けられている。
力ユニツト8、出力ユニツト9にユニツト構成さ
れており、各ユニツトにはそれぞれ8点の入力回
路または出力回路が内蔵されている。また、各入
力ユニツト8には、各入力信号の状態を示す入力
状態表示器10が設けられるとともに、出力ユニ
ツト9には各出力の状態を示す出力状態表示器1
1が設けられている。
CPU5、プログラムメモリ3、入出力メモリ
4及びワーキングメモリ6は、一括して共通のハ
ウジングに収容されてCPUユニツト12を構成
しており、またこのPCに必要な電源は電源ユニ
ツト13から供給されるようになされている。
4及びワーキングメモリ6は、一括して共通のハ
ウジングに収容されてCPUユニツト12を構成
しており、またこのPCに必要な電源は電源ユニ
ツト13から供給されるようになされている。
そして、後述する拡張ユニツト14を接続しな
い状態においては、全体で64点の入力または出力
点数を扱うことができるようにシステム構成さ
れ、各入出力ユニツトは共通のラツク15に、そ
れぞれ基板コネクタ16を介して着脱自在に取付
けられている。
い状態においては、全体で64点の入力または出力
点数を扱うことができるようにシステム構成さ
れ、各入出力ユニツトは共通のラツク15に、そ
れぞれ基板コネクタ16を介して着脱自在に取付
けられている。
次に、拡張ユニツト14には第3図に示す如く
3ユニツト分の出力回路が内蔵されており、また
3ユニツト分の出力状態表示器17が設けられて
いる。
3ユニツト分の出力回路が内蔵されており、また
3ユニツト分の出力状態表示器17が設けられて
いる。
第4図に拡張ユニツト14内に設けられる電気
回路の詳細を示す。この拡張ユニツト14は、特
に出力専用に構成されたもので、以下これを出力
用拡張ユニツトと称する。
回路の詳細を示す。この拡張ユニツト14は、特
に出力専用に構成されたもので、以下これを出力
用拡張ユニツトと称する。
第4図に示す如く、拡張ユニツト14はそれぞ
れCPUユニツト12へ通ずるデータバスに並列
接続された3個のラツチ回路18,19,20
と、データバスD0〜D7上に時分割的に送出さ
れた出力データを、これらのラツチ回路18,1
9,20へ格別にラツチさせるためのデマルチ制
御回路21とから構成される。
れCPUユニツト12へ通ずるデータバスに並列
接続された3個のラツチ回路18,19,20
と、データバスD0〜D7上に時分割的に送出さ
れた出力データを、これらのラツチ回路18,1
9,20へ格別にラツチさせるためのデマルチ制
御回路21とから構成される。
デマルチ制御回路21は、WRITEパルス
“1”とユニツトイネーブル信号“1”との論理
積条件を判定するアンド回路22と、このアンド
回路22から出力される“1”パルスの立ち上り
でD形フリツプフロツプ23のQ出力を読込んで
逐次シフトするように構成された4ステージシフ
トレジスタ24と、このシフトレジスタ24の
Q1出力“1”の立ち上がりに応答して“0”を
読込むとともに、シフトレジスタ24のQ4出力
“1”に応答して、強制的に“1”にセツトされ
るD形フリツプフロツプ23と、前記アンド回路
22から出力される“1”パルスに応答して開閉
制御され、前記シフトレジスタ24のQ1〜Q4出
力を格別にゲーテイングするアンド回路群25と
から構成されており、アンド回路25を構成する
各アンド回路25a〜25cからは、ライトパル
スに応答して順次“1”が出力され、この“1”
パルスに応答して、データバスD0〜D7に時分
割送出された出力データは、各ラツチ回路18〜
20格別にラツチされるようになされている。そ
して、これらラツチ回路18〜20にラツチされ
たデータに基づいて、負荷駆動回路Pがそれぞれ
駆動されることとなる。ここで、周知の如く付加
駆動回路Pはそれぞれドライバ素子と有接点リレ
ーとによつて構成され、この有接点リレーの出力
が出力端子OUT0〜OUT23に出力されること
となる。
“1”とユニツトイネーブル信号“1”との論理
積条件を判定するアンド回路22と、このアンド
回路22から出力される“1”パルスの立ち上り
でD形フリツプフロツプ23のQ出力を読込んで
逐次シフトするように構成された4ステージシフ
トレジスタ24と、このシフトレジスタ24の
Q1出力“1”の立ち上がりに応答して“0”を
読込むとともに、シフトレジスタ24のQ4出力
“1”に応答して、強制的に“1”にセツトされ
るD形フリツプフロツプ23と、前記アンド回路
22から出力される“1”パルスに応答して開閉
制御され、前記シフトレジスタ24のQ1〜Q4出
力を格別にゲーテイングするアンド回路群25と
から構成されており、アンド回路25を構成する
各アンド回路25a〜25cからは、ライトパル
スに応答して順次“1”が出力され、この“1”
パルスに応答して、データバスD0〜D7に時分
割送出された出力データは、各ラツチ回路18〜
20格別にラツチされるようになされている。そ
して、これらラツチ回路18〜20にラツチされ
たデータに基づいて、負荷駆動回路Pがそれぞれ
駆動されることとなる。ここで、周知の如く付加
駆動回路Pはそれぞれドライバ素子と有接点リレ
ーとによつて構成され、この有接点リレーの出力
が出力端子OUT0〜OUT23に出力されること
となる。
なお、第4図では図示しないが、各負荷駆動回
路Pにはこれと並列に表示素子が接続され、これ
らの表示素子によつて出力状態表示器17が構成
される訳である。
路Pにはこれと並列に表示素子が接続され、これ
らの表示素子によつて出力状態表示器17が構成
される訳である。
次に、第2図に入出力メモリの構成を示す。同
図に示す如く入出力メモリ4は、1ワード8ビツ
トからなる64ワードのRAMによつて構成されて
おり、そのアドレス空間は0番地〜7番地からな
る入出力エリアと、8番地〜63番地からなる補助
エリアとに区画されている。そして、入出力エリ
アの各アドレスの8ビツトは、それぞれ入力ユニ
ツトまたは出力ユニツトに対してアドレスが割り
当てられている。
図に示す如く入出力メモリ4は、1ワード8ビツ
トからなる64ワードのRAMによつて構成されて
おり、そのアドレス空間は0番地〜7番地からな
る入出力エリアと、8番地〜63番地からなる補助
エリアとに区画されている。そして、入出力エリ
アの各アドレスの8ビツトは、それぞれ入力ユニ
ツトまたは出力ユニツトに対してアドレスが割り
当てられている。
なお、入出力エリア内の各アドレスを入力ユニ
ツトまたは出力ユニツトに割り付ける方法には、
先に本出願人が種々提案しているように、各入力
または出力ユニツト側に当該ユニツトが入力ユニ
ツトまたは出力ユニツトの何れに当たるかを示す
フラグを設け、各ユニツトの状態をシステムプロ
グラムでスキヤンしながら、その状態をワーキン
グメモリ6に取込み、入出力データの授受に際し
ては、予め走査された入出力ユニツトの状態に基
づいて入出力データの転送を行なう方式等が使用
され、その他例えば0番地〜3番地を予め入力ユ
ニツトに割り付け、4番地〜7番地を出力ユニツ
トに割り付ける等の方法で各入出力ユニツト間の
データ転送を行なうことも可能である。
ツトまたは出力ユニツトに割り付ける方法には、
先に本出願人が種々提案しているように、各入力
または出力ユニツト側に当該ユニツトが入力ユニ
ツトまたは出力ユニツトの何れに当たるかを示す
フラグを設け、各ユニツトの状態をシステムプロ
グラムでスキヤンしながら、その状態をワーキン
グメモリ6に取込み、入出力データの授受に際し
ては、予め走査された入出力ユニツトの状態に基
づいて入出力データの転送を行なう方式等が使用
され、その他例えば0番地〜3番地を予め入力ユ
ニツトに割り付け、4番地〜7番地を出力ユニツ
トに割り付ける等の方法で各入出力ユニツト間の
データ転送を行なうことも可能である。
次に、第5図はこの発明に係わるPCにおいて、
拡張ユニツト14を使用した場合における制御用
システムプログラムの構成を示すフローチヤート
である。このフローチヤートを構成する各ステツ
プの実行内容を以下に列挙する。
拡張ユニツト14を使用した場合における制御用
システムプログラムの構成を示すフローチヤート
である。このフローチヤートを構成する各ステツ
プの実行内容を以下に列挙する。
ステツプ(1);入出力メモリ4をクリアした
り、あるいはワーキングメモリ6内の各記憶エリ
アをクリアする等のシステム実行開始に必要な初
期動作を行なう。
り、あるいはワーキングメモリ6内の各記憶エリ
アをクリアする等のシステム実行開始に必要な初
期動作を行なう。
ステツプ(2);ユーザプログラムメモリ3か
ら、図示しないプログラムカウンタで指定された
ユーザ命令を読出す。
ら、図示しないプログラムカウンタで指定された
ユーザ命令を読出す。
ステツプ(3);プログラムメモリ3から読出
されたユーザ命令の内容を解読する。そして、命
令解読結果がAND、OR、LORD、OUD等の場
合、各解読結果に対応した命令実行処理に移行す
る。
されたユーザ命令の内容を解読する。そして、命
令解読結果がAND、OR、LORD、OUD等の場
合、各解読結果に対応した命令実行処理に移行す
る。
ここで、このPCにおいては前述した逐次出力
方式が採用されているため、命令解読結果が
OUTであつた場合、それまでの演算結果を記憶
させたパワーフローレジスタPFの内容を入出力
メモリ4の所定出力エリアに書込むとともに、同
時にこれを出力ユニツトへ逐次転送する制御が行
なわれる。
方式が採用されているため、命令解読結果が
OUTであつた場合、それまでの演算結果を記憶
させたパワーフローレジスタPFの内容を入出力
メモリ4の所定出力エリアに書込むとともに、同
時にこれを出力ユニツトへ逐次転送する制御が行
なわれる。
ステツプ(4);前記ステツプ(3)による実
行結果がEXP(OUT)Xであつた場合、それま
での演算結果を記憶させているパワーフローレジ
スタPFの内容が“1”であるか否かを判定し、
その判定結果がYESの場合にはステツプ(5)
へ進み、NOの場合にはステツプ(6)へ進む。
行結果がEXP(OUT)Xであつた場合、それま
での演算結果を記憶させているパワーフローレジ
スタPFの内容が“1”であるか否かを判定し、
その判定結果がYESの場合にはステツプ(5)
へ進み、NOの場合にはステツプ(6)へ進む。
ステツプ(6);前記ステツプ(3)で解読さ
れたEXP(OUT)X命令に含まれるアドレスデ
ータXをアドレスバスに送出する。
れたEXP(OUT)X命令に含まれるアドレスデ
ータXをアドレスバスに送出する。
ステツプ(7);プログラムカウンタを1つ歩
進させる。
進させる。
ステツプ(8);プログラムメモリ内のプログ
ラムカウンタで指定されるアドレスに記憶された
アドレスデータAを読出し、このアドレスデータ
Aによつて入出力メモリ4内の指定された補助エ
リアの内容を読出し、この読出された8ビツトの
データを前記データバスD0〜D7へ送出する。
ラムカウンタで指定されるアドレスに記憶された
アドレスデータAを読出し、このアドレスデータ
Aによつて入出力メモリ4内の指定された補助エ
リアの内容を読出し、この読出された8ビツトの
データを前記データバスD0〜D7へ送出する。
ステツプ(9);ステツプ(2)の実行時にお
けるプログラムカウンタの値に対して、プログラ
ムカウンタの値が+3だけ増加したか否かを判定
し、その判定結果がYESの場合にはステツプ
(10)へ進み、NOの場合にはステツプ(7)へ
戻る。
けるプログラムカウンタの値に対して、プログラ
ムカウンタの値が+3だけ増加したか否かを判定
し、その判定結果がYESの場合にはステツプ
(10)へ進み、NOの場合にはステツプ(7)へ
戻る。
ステツプ(6);プログラムカウンタの内容を
3個だけ歩進させる。
3個だけ歩進させる。
次に、以上説明したシステムプログラムに基づ
いて、拡張ユニツト14と入出力メモリ4の補助
エリアとの間においてデータの送受が行なわれる
様子を説明する。
いて、拡張ユニツト14と入出力メモリ4の補助
エリアとの間においてデータの送受が行なわれる
様子を説明する。
今仮に、第3図に示すラツク15に対して、4
個の入力ユニツト8と4個の出力ユニツト9とが
装着され、これにより32点の入力信号と、32点の
出力信号とを用いたシステム制御が行われている
状態にあるものとし、この状態から出力点数だけ
を16点増設する場合を説明する。
個の入力ユニツト8と4個の出力ユニツト9とが
装着され、これにより32点の入力信号と、32点の
出力信号とを用いたシステム制御が行われている
状態にあるものとし、この状態から出力点数だけ
を16点増設する場合を説明する。
この場合まず、出力ユニツト9の1つを拡張ユ
ニツト14と差し換える。
ニツト14と差し換える。
次いで、第6図及び第7図に示す如く、所定の
特別なラダーダイヤフラム表示に対応させて、ユ
ーザプログラムにおいて特定のニーモニツク
EXP(OUT)X,A,B,Cをプログラミング
する。ここで、この命令語の意味するところは、
ユニツト番号Xで指定される拡張ユニツトに対し
て、入出力メモリ4の補助エリアの3個のアドレ
スA,B,Cに記憶されたデータを転送せよを指
示するものである。
特別なラダーダイヤフラム表示に対応させて、ユ
ーザプログラムにおいて特定のニーモニツク
EXP(OUT)X,A,B,Cをプログラミング
する。ここで、この命令語の意味するところは、
ユニツト番号Xで指定される拡張ユニツトに対し
て、入出力メモリ4の補助エリアの3個のアドレ
スA,B,Cに記憶されたデータを転送せよを指
示するものである。
また、第6図に示すラダーダイヤフラムの意味
するところは、入力100がオンした場合に限
り、ユニツト番号Xに対応する拡張ユニツトに、
補助エリアのアドレスA,B,Cのデータを転送
することを指示するものである。また、第6図、
第7図において、命令語EXP(IN)A′,B′,
C′は後述する入力用拡張ユニツトを使用した場合
の例で、これに対する動作に付いては後述するこ
ととする。
するところは、入力100がオンした場合に限
り、ユニツト番号Xに対応する拡張ユニツトに、
補助エリアのアドレスA,B,Cのデータを転送
することを指示するものである。また、第6図、
第7図において、命令語EXP(IN)A′,B′,
C′は後述する入力用拡張ユニツトを使用した場合
の例で、これに対する動作に付いては後述するこ
ととする。
以上の如くユーザプログラムを作成した後、こ
のPCをスタートさせると、第5図においてステ
ツプ(1)、(2)、(3)が順次実行され、周知の
如くAND、OR、LORD等のような通常の命令が
順次実行され、その間に本発明に係わる拡張命令
EXP(OUT)Xが命令解読されると、続いてス
テツプ(4)が実行される。ここで、第6図に示
す接点100に相当する入力がオンしている場
合、ステツプ(4)の実行に続いてステツプ
(5)が実行され、図示しないアドレスバス上に
はアドレスデータXが送出される。そして、この
アドレスデータに基づいて、CPUユニツト12
内のデコーダ回路が駆動され、アドレスXに対応
した拡張ユニツト14に対してユニツトイネーブ
ル信号が送出される。(第8図参照) 次いでステツプ(7)が実行されると、プログ
ラムカウンタの内容は1つ歩進され、続いてステ
ツプ(8)の実行とともにユーザプログラムの次
のアドレスに記憶されたアドレスデータAが読出
され、このアドレスデータAに対応する補助エリ
アに記憶されたデータは、データバスD0〜D7
へと送出される。
のPCをスタートさせると、第5図においてステ
ツプ(1)、(2)、(3)が順次実行され、周知の
如くAND、OR、LORD等のような通常の命令が
順次実行され、その間に本発明に係わる拡張命令
EXP(OUT)Xが命令解読されると、続いてス
テツプ(4)が実行される。ここで、第6図に示
す接点100に相当する入力がオンしている場
合、ステツプ(4)の実行に続いてステツプ
(5)が実行され、図示しないアドレスバス上に
はアドレスデータXが送出される。そして、この
アドレスデータに基づいて、CPUユニツト12
内のデコーダ回路が駆動され、アドレスXに対応
した拡張ユニツト14に対してユニツトイネーブ
ル信号が送出される。(第8図参照) 次いでステツプ(7)が実行されると、プログ
ラムカウンタの内容は1つ歩進され、続いてステ
ツプ(8)の実行とともにユーザプログラムの次
のアドレスに記憶されたアドレスデータAが読出
され、このアドレスデータAに対応する補助エリ
アに記憶されたデータは、データバスD0〜D7
へと送出される。
なお、第5図においては図示しないが、ステツ
プ(8)の実行に続いてWRITEパルス“1”の
出力が行なわれる。
プ(8)の実行に続いてWRITEパルス“1”の
出力が行なわれる。
この結果、第4図に示す如く、アンド回路22
の入力側においてはユニツトイネーブル信号
“1”とWRITEパルス“1”との論理条件が成
立し、これに応答してアンド回路25aから出力
される“1”の立ち上がりで、データバスD0〜
D7へ送出された補助エリアの記憶データは、ラ
ツチ回路18に取込まれる。
の入力側においてはユニツトイネーブル信号
“1”とWRITEパルス“1”との論理条件が成
立し、これに応答してアンド回路25aから出力
される“1”の立ち上がりで、データバスD0〜
D7へ送出された補助エリアの記憶データは、ラ
ツチ回路18に取込まれる。
次いで、ステツプ(7)→(8)→(9)→
(7)が2回繰り返され、これに応じて第7図に
示す如くユーザプログラムに記憶されたアドレス
データB,Cが順次読出され、当該アドレスデー
タB,Cで指定された補助エリアの内容は、拡張
ユニツト内に設けられたラツチ回路19,20へ
と順次時分割的に取込まれることとなる。(第8
図参照) このように、入力ユニツト8、出力ユニツト9
をそれぞれ4個つづ使用した状態から、出力点数
を16点数増加するについては、出力用拡張ユニツ
ト14を通常Cユニツト9と交換し、かつユーザ
プログラム内において新たに定義された拡張命令
EXP(OUT)X,A,B,Cをプログラムする
だけで良く、その際にシステムプログラムを拡張
命令用に変更するについても、CPUユニツト1
2内に内蔵されたROM7を例えば差し換えるだ
けで良く、その他ハードウエアの改造を一切施す
必要がない、また、通常の出力ユニツト9を拡張
用の出力用拡張ユニツト14と交換するだけであ
るから、新たに増設用ラツク15やコネクタ16
を設ける必要がなく、既設の設置スペースを何等
拡大する必要もない。
(7)が2回繰り返され、これに応じて第7図に
示す如くユーザプログラムに記憶されたアドレス
データB,Cが順次読出され、当該アドレスデー
タB,Cで指定された補助エリアの内容は、拡張
ユニツト内に設けられたラツチ回路19,20へ
と順次時分割的に取込まれることとなる。(第8
図参照) このように、入力ユニツト8、出力ユニツト9
をそれぞれ4個つづ使用した状態から、出力点数
を16点数増加するについては、出力用拡張ユニツ
ト14を通常Cユニツト9と交換し、かつユーザ
プログラム内において新たに定義された拡張命令
EXP(OUT)X,A,B,Cをプログラムする
だけで良く、その際にシステムプログラムを拡張
命令用に変更するについても、CPUユニツト1
2内に内蔵されたROM7を例えば差し換えるだ
けで良く、その他ハードウエアの改造を一切施す
必要がない、また、通常の出力ユニツト9を拡張
用の出力用拡張ユニツト14と交換するだけであ
るから、新たに増設用ラツク15やコネクタ16
を設ける必要がなく、既設の設置スペースを何等
拡大する必要もない。
なお、前記実施例においては出力点数を増加す
る場合について説明したが、入力点数を増加する
場合については、入力ユニツト8を入力用拡張ユ
ニツトと交換すれば良い。ここで、入力用拡張ユ
ニツトの構成については図示しないが、第4図に
示す出力用拡張ユニツトにおいて、ラツチ回路1
8,19,20を単なるゲート回路に取り替え、
かつ出力駆動回路Pを電流、電圧変換回路に取り
替えるだけで良い。
る場合について説明したが、入力点数を増加する
場合については、入力ユニツト8を入力用拡張ユ
ニツトと交換すれば良い。ここで、入力用拡張ユ
ニツトの構成については図示しないが、第4図に
示す出力用拡張ユニツトにおいて、ラツチ回路1
8,19,20を単なるゲート回路に取り替え、
かつ出力駆動回路Pを電流、電圧変換回路に取り
替えるだけで良い。
更に、第5図に示すフローチヤートにおいて、
ステツプ(8)の実行内容を、該当する拡張ユニ
ツトからのデータを指定された入出力メモリ4内
の補助エリアに書込むように変更すれば良く、そ
の他は出力用拡張ユニツトの場合と同様である。
ステツプ(8)の実行内容を、該当する拡張ユニ
ツトからのデータを指定された入出力メモリ4内
の補助エリアに書込むように変更すれば良く、そ
の他は出力用拡張ユニツトの場合と同様である。
このように、本発明に係わるPCによれば既設
のラツク15、コネクタ16の構成を一切変更せ
ず、かつ入出力メモリ4の容量を増大させる必要
もないとともに、各入出力ユニツト指定用のアド
レスラインあるいはユニツトイネーブルラインに
ついても一切変更する必要がなく、単にCPUユ
ニツト12内のシステムプログラムを例えば
ROMの差し換え等によつて変換し、かつ別途作
成した拡張用ユニツトを既設の入出力ユニツトと
交換し、かつユーザプログラムにおいて新たな拡
張用命令語を使用するだけで、この種PCにおい
て入力点数あるいは出力点数を任意に増大させる
ことができ、これによりユーザ側の制御使用の変
更に対して非制御システムを大幅に停止させるこ
となく、迅速に対処することが可能となる訳であ
る。
のラツク15、コネクタ16の構成を一切変更せ
ず、かつ入出力メモリ4の容量を増大させる必要
もないとともに、各入出力ユニツト指定用のアド
レスラインあるいはユニツトイネーブルラインに
ついても一切変更する必要がなく、単にCPUユ
ニツト12内のシステムプログラムを例えば
ROMの差し換え等によつて変換し、かつ別途作
成した拡張用ユニツトを既設の入出力ユニツトと
交換し、かつユーザプログラムにおいて新たな拡
張用命令語を使用するだけで、この種PCにおい
て入力点数あるいは出力点数を任意に増大させる
ことができ、これによりユーザ側の制御使用の変
更に対して非制御システムを大幅に停止させるこ
となく、迅速に対処することが可能となる訳であ
る。
更に、この実施例の如く前記新たに定義された
拡張用命令語をパワーフローレジスタの状態に対
応させて実行するように構成すれば、例えば補助
エリアのアドレスA,B,Cをそれぞれカウンタ
の途中計数データを記憶させたエリアに使用し、
拡張ユニツト14の出力状態表示器17によつ
て、それまでのカウンタの計数値をバイナリ表示
させたり、あるいは入力用拡張ユニツトの各8ビ
ツトを、第6図に示す如く接点101の瞬時オン
に対応させて補助エリア内のカウンタのプリセツ
トデータとして利用することもできる等この種
PCに新たな機能を付与することも可能となる。
拡張用命令語をパワーフローレジスタの状態に対
応させて実行するように構成すれば、例えば補助
エリアのアドレスA,B,Cをそれぞれカウンタ
の途中計数データを記憶させたエリアに使用し、
拡張ユニツト14の出力状態表示器17によつ
て、それまでのカウンタの計数値をバイナリ表示
させたり、あるいは入力用拡張ユニツトの各8ビ
ツトを、第6図に示す如く接点101の瞬時オン
に対応させて補助エリア内のカウンタのプリセツ
トデータとして利用することもできる等この種
PCに新たな機能を付与することも可能となる。
第1図はこの発明に係わるPCの電気的な基本
構成を示すブロツク図、第2図は入出力メモリの
構成を示すメモリマツプ、第3図はこの発明に係
わるPCの外観を示す斜視図、第4図は拡張用出
力ユニツト内の電気的な構成を示すブロツク図、
第5図はこの発明に関連して改造されたシステム
プログラムの構成を示すフローチヤート、第6図
はこの発明に係わるPCにおけるプログラミング
の際に使用されるラダーダイヤグラムを示す図、
第7図は第6図のラダーダイヤグラムに対応し
て、ユーザプログラムメモリ内に記憶されるユー
ザプログラムの構成を示す図、第8図は第4図の
各部における信号状態を示すタイミングチヤート
である。 1……入力部、2……出力部、3……プログラ
ムメモリ、4……入出力メモリ、5……CPU、
6……ワーキングメモリ、7……ROM、8……
入力ユニツト、9……出力ユニツト、10……入
力状態表示器、11……出力状態表示器、12…
…CPUユニツト、13……電源ユニツト、14
……出力用拡張ユニツト、15……ラツク、16
……基板コネクタ、17……出力状態表示器、1
8,19,20……ラツチ回路、21……デマル
チ制御回路。
構成を示すブロツク図、第2図は入出力メモリの
構成を示すメモリマツプ、第3図はこの発明に係
わるPCの外観を示す斜視図、第4図は拡張用出
力ユニツト内の電気的な構成を示すブロツク図、
第5図はこの発明に関連して改造されたシステム
プログラムの構成を示すフローチヤート、第6図
はこの発明に係わるPCにおけるプログラミング
の際に使用されるラダーダイヤグラムを示す図、
第7図は第6図のラダーダイヤグラムに対応し
て、ユーザプログラムメモリ内に記憶されるユー
ザプログラムの構成を示す図、第8図は第4図の
各部における信号状態を示すタイミングチヤート
である。 1……入力部、2……出力部、3……プログラ
ムメモリ、4……入出力メモリ、5……CPU、
6……ワーキングメモリ、7……ROM、8……
入力ユニツト、9……出力ユニツト、10……入
力状態表示器、11……出力状態表示器、12…
…CPUユニツト、13……電源ユニツト、14
……出力用拡張ユニツト、15……ラツク、16
……基板コネクタ、17……出力状態表示器、1
8,19,20……ラツチ回路、21……デマル
チ制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一定広さの主アドレス空間を、複数の単位エ
リアに区画するとともに、各単位エリアを入力ま
たは出力ユニツトの何れかに割当て、かつ一定広
さの補助アドレス空間を補助リレー、カウンタ、
タイマ等の内部演算データ用に割当ててなるプロ
グラマブル・コントローラにおいて; 前記入力または出力ユニツトの何れかに対する
アドレツシング動作に応答してアドレス指定さ
れ、かつ内部には複数ユニツト分の入力または出
力回路と、所定の送受指令信号に応答して、入力
または出力データを1単位ユニツト分づつ時分割
送受する時分割送受制御手段とを有する拡張ユニ
ツトを設けるとともに; 前記入力または出力ユニツトの何れか1つと、
前記補助アドレス空間内における複数の補助単位
エリアとを特定し、これらの間においてデータの
時分割送受を行なうべき補助出力命令語を定義
し; 前記入力または出力ユニツトを前記拡張ユニツ
トと交換し、かつユーザプログラムにおいて前記
補助出力命令語を使用することにより、ユニツト
数及びユニツトアドレスナンバーを増加すること
なく入出力点数を増設し得るように構成したこと
を特徴とするプログラマブル・コントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17996581A JPS5882304A (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | プログラマブル・コントロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17996581A JPS5882304A (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | プログラマブル・コントロ−ラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5882304A JPS5882304A (ja) | 1983-05-17 |
JPH0158523B2 true JPH0158523B2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=16075064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17996581A Granted JPS5882304A (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | プログラマブル・コントロ−ラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5882304A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6054010A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-28 | Kimura Denki Kk | 多点入出力装置 |
JPS61264404A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-22 | Mitsubishi Electric Corp | プログラマブル制御装置 |
JPS62108308A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | プログラマブルコントロ−ラ |
US4882702A (en) * | 1986-03-31 | 1989-11-21 | Allen-Bradley Company, Inc. | Programmable controller with I/O expansion module located in one of I/O module positions for communication with outside I/O modules |
-
1981
- 1981-11-10 JP JP17996581A patent/JPS5882304A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5882304A (ja) | 1983-05-17 |
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