JP2002042978A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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Abstract
インピーダンスの変動を抑制すること。 【解決手段】 コネクタ要素21は、信号コンタクト2
3、インシュレータ25、及びグランドコンタクト2
7,28を有し、前記インシュレータ25に形成したス
リット25d−1〜25d−10に、前記グランドコン
タクト27,28の折り曲げ部27d−1〜27d−
6,28d−1〜28d−4が一対一に挿入されている
とともに、前記グランドコンタクト27,28が前記イ
ンシュレータ25に組み付けられている。
Description
ーターボードとを接続するための多極ライトアングル構
成の電気コネクタに属する。
を接続するための多極ライトアングルコネクタがある。
このコネクタは、信号間に発生するクロストークを防止
するための手段として、信号間にグランドコンタクトを
挿入する手段が採用されている。
保護のためにグランドコンタクトが、信号コンタクトよ
りも最初に接触する(活線)構造となっている。
特開平2−148585号公報に、電気コネクタが開示
されている。
にグランドコンタクトを挿入する手段は、アングル部に
おいては、この構造を採用することが困難である。なぜ
なら、アングル部は、各列の長さが異なるために信号コ
ンタクトをグランドコンタクトで取り囲む構造とするた
めには、複数のグランドコンタクトが必要になり、部品
点数の増加を招きコストアップの要因になっている。
護のためにグランドコンタクトが、信号コンタクトより
も最初に接触する構造となっているので、嵌合が終了し
た場合に、グランドコンタクトの先端部には電流が流れ
にくいので、高周波信号に対するグランドとしての効果
が弱く、グランドバウンス(グランド電位の変動)など
が生じるという問題がある。
タ部においても信号コンタクトをグランドで周囲を囲む
同軸構造が容易に実現でき、信号コンタクト間のクロス
トークを低減させることができ、高速伝送に適した電気
コネクタを提供することにある。
やすことなく構成でき、経済性に優れた電気コネクタを
提供することにある。
ードやコンタクトのグランド構造物との接触ポイントが
増加することによって接触の信頼性を向上することがで
きる電気コネクタを提供することにある。
ンタクト及び相手グランド部材を有する相手コネクタに
嵌合して接続する複数のコネクタ要素を含む電気コネク
タにおいて、前記コネクタ要素は、互いに列方向で所定
間隔をもって複数を平面状態に配置した導電性の信号コ
ンタクトと、該信号コンタクトを保持したインシュレー
タと、該インシュレータに組み付けた導電性のグランド
コンタクトとを有し、前記信号コンタクトは、前記イン
シュレータに保持した中間部と、前記相手コンタクトに
接触するよう前記インシュレータの一端面から外へ延在
している接触部と、該一端面とは異なる前記インシュレ
ータの他端面から延在している端子部とを有し、前記イ
ンシュレータは、前記中間部を挟み込むように保持して
対向している第1及び第2の取付面と、前記中間部の近
傍に形成した複数のスリットとを有し、前記グランドコ
ンタクトは、前記スリットに対向しているグランド板部
と、前記接触部に対して平行に延在しかつ前記相手グラ
ンド部材に接続するグランド接触部と、該グランド接触
部とは異なる位置で前記グランド板部から延在している
グランド端子部と、前記スリットに保持されるよう前記
グランド板部上に形成した複数の折り曲げ部とを有し、
該折り曲げ部が前記スリットに一対一に挿入されている
とともに、前記グランドコンタクトが前記インシュレー
タに組み付けられていることを特徴とする電気コネクタ
が得られる。
タクト間のクロストークは、グランドコンタクトと相手
グランド部材との接触によって防止し、信号のリターン
(帰還)電流経路として、グランド機能を強化する。
信号コンタクトに対するリターン(帰還)電流が、第1
のグランド接触部の経路だけではなく、第2のグランド
接触部の経路にも流れるので、グランドが安定し、さら
にはクロストークの減少やインピーダンスの変動を抑え
る。
電気コネクタにおける実施の形態例を説明する。図1
は、電気コネクタの第1実施の形態例におけるコネクタ
要素を分解して示している。図2は、図1に示したコネ
クタ要素の信号コンタクトを示している。図3は電気コ
ネクタを分解した状態で示している。
1は、複数のコネクタ要素21を備えている。コネクタ
要素21は、互いに列方向で所定間隔をもって複数が平
面状態に配置されている導電性の信号コンタクト23
と、信号コンタクト23を一体に保持した平板形状のイ
ンシュレータ25と、このインシュレータ25に組み付
けた導電性の第1及び第2のグランドコンタクト27,
28とを有している。
図2にも示したように、インシュレータ25に保持した
帯状に長い形状の中間部23a−1〜23a−5と、中
間部23a−1〜23a−5の一端に接続されてインシ
ュレータ25の一端面から外へ延在しているソケット形
状の接触部23bと、一端面とは異なるインシュレータ
25の他端面から延在している端子部23cとを有して
いる。
数は5本であり、5本からなる信号コンタクト23の中
間部23a−1〜23a−5のそれぞれが同じ向きで直
角に曲げられている。信号コンタクト23のそれぞれ
は、中間部23a−1〜23a−5の長さ寸法のみで異
なっており、中間部23a−1〜23a−5の長さ寸法
が長い寸法の信号コンタクト23から次第に短い寸法に
5本が作られている。なお、このような信号コンタクト
23は、アングルタイプのコンタクトと呼ばれている。
〜23a−5の板面を挟み込むように保持して互いに挟
む向きで対向している第1及び第2の取付面25e,2
5fと、長孔形状に形成されている複数のスリット25
d−1〜25d−10とを有している(図4を参照)。
25d−1〜25d−5が、端子部23c側から真っ直
ぐに延長されている中間部23a−1〜23a−5部分
の近傍に沿って直線状に形成されており、他の5つのス
リット25d−6〜25d−10が、接触部23b側か
ら真っ直ぐに延長されている中間部23a−1〜23a
−5部分の近傍に沿って直線状に形成されている。
取付面25eに対向させる平板形状の第1のグランド板
部27aと、接触部23bに対して平行に延在させる第
1のグランド接触部27bと、第1のグランド接触部2
7bとは異なる位置で第1のグランド板部27aから延
在している第1のグランド端子部27cと、第1のグラ
ンド板部27a上に形成されている複数の第1の折り曲
げ部27d−1〜27d−6とを有している。
取付面25fに対向させる平板形状の第2のグランド板
部28aと、接触部23bに対して平行に延在させる第
2のグランド接触部28bと、第2のグランド接触部2
8bとは異なる位置で第2のグランド板部28aから延
在している第2のグランド端子部28cと、第2のグラ
ンド板部28a上に形成されている複数の第2の折り曲
げ部28d−1〜28d−4とを有している。
り曲げ部27d−1〜27d−6は、第1のグランド板
部27aからほぼ直角に曲げられている。第2のグラン
ド接触部28b及び第2の折り曲げ部28d−1〜28
d−4は、第2のグランド板部28aからほぼ直角に曲
げられている。
ュレータ25の第1の取付面25eに組み付けられ、図
4に示す第2の取付面25fに第2のグランドコンタク
ト28が組み付けられている。
ンドコンタクト27における第1の折り曲げ部27d〜
27d−6と、第2のグランドコンタクト28における
第2の折り曲げ部28d−1〜28d−4とは、交互に
スリット25d−1〜25d−10に挿入されるよう折
り曲げ形成されている。
コンタクト27における第1の折り曲げ部27d−1〜
27d−3は、スリット25d−1、25d−3、25
d−5にそれぞれ一対一に挿入され、他の第1の折り曲
げ部27d−4〜27d−6は、スリット25d−6,
25d−8,25d−10にそれぞれ一対一に挿入され
ている。第2のグランドコンタクト28における第2の
折り曲げ部28d−1,28d−2は、スリット25d
−2,25d−4に挿入され、他の第2の折り曲げ部2
8d−3,28d−4は、スリット25d−7,25d
−9に挿入されている。
7d−1〜27d−6,28d−1〜28d−4は、互
いに異なる位置のスリット25d−1〜25d−10に
一対一に挿入されて、第1及び第2のグランドコンタク
ト27,28がインシュレータ25に組み付けられてい
る。
うに、第1及び第2の取付面25e,25fで対向する
よう重ね合わされて組み立てられている。第1及び第2
のグランドコンタクト27,28は、導電性の長板を長
手方向の中間部分でほぼ直角に折り曲げて形成されてい
るシールド部材31によって接続されている。
3に示した絶縁ハウジング33において行列方向に配置
され角孔形状に形成されている複数の第1の受容孔33
aに挿入されて収容される。信号コンタクト23の端子
部23cは、基板(ドーターボード)に固定するように
コンプライアントピン形状となっている。
8bは、図3に示した絶縁ハウジング33に配置され偏
平形状に形成されている複数の第2の受容孔33bに挿
入されて収容され、シールド部材31とともに一体に構
成されている。
対側で一端面に対して平行に対向する一側面には、縦長
の第1の突部25cが形成されており、他端面とは反対
側で他端面にに対して平行に対向する他側面には、横長
の第2の突部25dが形成されている。
向するシールド板面に第1の長孔31aが形成されてお
り、他側面に対向するシールド板面に第2の長孔31b
が形成されている。第1の長孔31aは、第1の突部2
5cに嵌め込まれ、第2の長孔31bは第2の突部25
dに嵌め込まれることによって、複数のコネクタ要素1
1が行方向で重なり合った状態で一体に組み合わされ
る。
28は、コネクタ要素11が互いに重ねらたときに、隣
り合う第1及び第2のグランドコンタクト27,28の
グランド端子部27c,28cが互いに接触する。
のグランド板部27aからグランド片27cが延びてい
る。グランド片27cは、第2のグランドコンタクト2
8の一部に接触する。第2のグランドコンタクト28に
は、第2のグランド板部28aからグランド片28cが
延びている。グランド片28cは、第1のグランドコン
タクト27の一部に接触する。
側の一辺から延びている複数のシールド保持部31cが
形成されている。シールド保持部31cは、第1の受容
孔33aへ圧入されるので、シールド部材31がハウジ
ング33と一体に固定される。
ネクタ50に嵌合することによって接続される。相手コ
ネクタ50は、行列方向に所定間隔を持って相手インシ
ュレータ51に複数が保持されている導電性の相手コン
タクト53と、相手コンタクト53の列間に配されてい
る平板形状の相手グランド板部55aをもつ相手グラン
ド部材55とを有している。
第1の受容孔33aへ入り込んで、接触部23bに一対
一に接触する相手接触部53aと、相手接触部53aと
は反対側へかつ相手インシュレータ51の外へ延びて図
示しない基板(マザーボード)へスルーホールを介して
接続される相手端子部53bとを有している。相手端子
部53bはコンプライアントピン形状になっている。
のグランド接触部27b,28bを挿入するグランド挿
入孔33bが形成されている。また、ハウジング33に
は、行列方向に配置されている第1の受容孔33aの列
間にハウジングスリット33cが形成されている。ハウ
ジングスリット33cは、グランド挿入孔33bに連通
している。相手グランド部材55は、ハウジングスリッ
ト33cに入り込み、第1及第2のグランド接触部27
b,28bに接触する。
b,28bは、板バネ形状を呈している。第1のグラン
ド接触部27bの先端部には、相手グランド板部55a
に接触する第1のグランド接点部27b−1を有してい
る。第2のグランド接触部28bの先端部には、相手グ
ランド板部55aに接触する第2のグランド接点部28
b−1を有している。
ールドイン成形によってインシュレータ25を成形する
ときに保持することができる。信号コンタクト23は、
図7に示すように、キャリア60に接続された状態でプ
レス成形によって形成され、図8に示したように、樹脂
材によってインシュレータを形成する際に、信号コンタ
クト23をモールドイン成形することによって作ること
ができる。そして、キャリア60と信号コンタクト23
とは、切り離される。
嵌合するときには、ハウジング33の第1の受容孔33
aに相手接触部53aが挿入され、同時に第2の受容孔
33bに相手グランド板部55aが挿入される。そし
て、最初に第1及び第2のグランド接点部27b−1,
28b−1が相手グランド板部55aの片面に接触す
る。
するリターン(帰還)電流が第1及び第2のグランド接
触部27b,28bに流れるので、グランドが安定し、
さらにはクロストークの減少やインピーダンスの変動を
抑える。そして、第1及び第2のグランドコンタクト2
7,28は、信号コンタクト23の列間で電磁気的結合
を遮断する。
の形態例を示している。図9乃至図11を参照して、こ
の実施の形態例における信号コンタクト123の数は4
本である。インシュレータ125には、長孔形状に形成
されている複数のスリット125d−1〜125d−
4,125d−6〜125d−9が形成されている。信
号コンタクト123及びインシュレータ125の形状
は、第1実施の形態例とほぼ同様なものであり、インシ
ュレータ125には、スリット125d−1〜125d
−4,125d−6〜125d−9が8ヶ所に形成され
ている。4ヶ所のスリット125d−1〜125d−4
は、端子部123cに平行な方向に形成されており、他
の4ヶ所のスリット125d−6〜125d−9は、接
触部123bに平行な方向に形成されている。
面125fに対向させる平板形状のグランド板部128
aと、接触部123bに対して平行に延在させる第1の
グランド接触部128bと、第1のグランド接触部12
8bに対向している第2のグランド接触部128gと、
グランド接触部128bとは異なる位置でグランド板部
128aから延在しているグランド端子部128cと、
グランド板部128a上に形成されている折り曲げ部1
28d−1,128d−2とを有している。
クト128は、一つを図示したが、スリット125d−
6〜125d−9のそれぞれに取り付ける折り曲げ部1
28d−1,128d−2の形状を形成した複数のグラ
ンドコンタクト128を作り、インシュレータ125に
取り付けることも可能である。
び第2の折り曲げ部128d−1,128d−2は、グ
ランド板部128aの板面に対してほぼ直角に曲げられ
ている。グランドコンタクト128は、インシュレータ
125の第2の取付面125fに組み付けられている。
折り曲げ部128d−1は、スリット125d−2に挿
入され、第2の折り曲げ部128d−2は、スリット1
25d−7に挿入されている。
28d−1,128d−2は、互いに異なる位置のスリ
ット125d−2,125d−7に一対一に挿入され
て、第1及び第2のグランドコンタクト128がインシ
ュレータ125に組み付けられている。
ように、第1及び第2の取付面125e,125fで対
向するよう重ね合わされて組み立てられている。グラン
ドコンタクト128は、第1の取付面125eに取付ら
れる図示しないグランドコンタクト、例えば、図1によ
って説明した第1のグランドコンタクト27に接触す
る。そして、図示しないグランドコンタクトが導電性の
長板を長手方向の中間部分でほぼ直角に折り曲げて形成
されているシールド部材131によって接続されてい
る。
は、絶縁ハウジング133において行列方向に配置され
角孔形状に形成されている複数の第1の受容孔133a
に挿入されて収容される。信号コンタクト123の端子
部123cは、基板(ドーターボード)に固定するよう
にコンプライアントピン形状となっている。
示した絶縁ハウジング133に配置され偏平形状に形成
されている複数の第2の受容孔133bに挿入されて収
容され、シールド部材131とともに一体に構成されて
いる。
反対側で一端面に対して平行に対向する一側面には、縦
長の第1の突部125cが形成されており、他端面とは
反対側で他端面にに対して平行に対向する他側面には、
横長の第2の突部125dが形成されている。
対向するシールド板面に第1の長孔131aが形成され
ており、他側面に対向するシールド板面に第2の長孔1
31bが形成されている。第1の長孔131aは、第1
の突部125cに嵌め込まれ、第2の長孔131bは第
2の突部125dに嵌め込まれることによって、複数の
コネクタ要素111が行方向で重なり合った状態で一体
に組み合わされる。
板部128aからグランド片128cが延びている。グ
ランド片128cは、図示しないグランドコンタクトの
一部に接触する。
1b側の一辺から延びている複数のシールド保持部13
1cが形成されている。シールド保持部131cは、第
1の受容孔133aへ圧入されるので、シールド部材1
31がハウジング133と一体に固定される。さらに、
シールド部材131には、第1の長孔131a側の一辺
から延びている複数のシールド端子部131dを有して
いる。シールド端子部131dは、基板(ドーターボー
ド)に固定するようにコンプライアントピン形状となっ
ている。
手コネクタ150に嵌合することによって接続される。
相手コネクタ150は、行列方向に所定間隔を持って相
手インシュレータ151に複数が保持されている導電性
の相手コンタクト153と、相手コンタクト153の列
間に配されている平板形状の相手グランド接触部155
aをもつ相手グランド部材155とを有している。
3の第1の受容孔133aへ入り込んで、接触部123
bに一対一に接触する相手接触部153aと、相手接触
部153aとは反対側へかつ相手インシュレータ151
の外へ延びて図示しない基板(マザーボード)に形成さ
れているスルーホールを介して接続される相手端子部1
53bとを有している。相手端子部153bは、コンプ
ライアントピン形状となっている。
ランド接触部128bを挿入するグランド挿入孔133
bが形成されている。ハウジング133には、図9に示
すように、行列方向に配置されている第1の受容孔13
3aの列間にハウジングスリット33cが形成されてい
る。ハウジングスリット133cは、グランド挿入孔1
33bに連通している。相手グランド部材155は、ハ
ウジングスリット133cに入り込み、第1のグランド
接触部128bに接触する。
ランドコンタクト128について、さらに詳しく説明す
る。
128gは、相手グランド部材155の相手グランド板
部155aに接続させるよう嵌合方向において互いにず
れた位置に形成されている。第1のグランド接触部12
8bは、グランド板部155aの板面を交叉する向きに
曲げられており、嵌合時に第1及び第2のグランド接触
部128b,128gとが相手グランド板部155aを
挟み付け接続する。
128gは,板バネ形状を呈している。第1のグランド
接触部128bの先端部には、相手グランド板部155
aに接触する第1のグランド接点部128b−1を有し
ている。第2のグランド接触部128gの先端部には相
手グランド板部155aの反対面に接触する第2のグラ
ンド接点部128g−1を有している。
手グランド部材155がプレスによって打ち抜き形成さ
れたときに形成される破断面で相手グランド板部155
aに接触し、他方の第2のグランド接点部128g−1
が相手グランド板部155aに材料面で接触する。
とが嵌合するときには、ハウジング133の第1の受容
孔133aに相手接触部153aが挿入され、同時に第
2の受容孔133bに相手グランド板部155aが挿入
される。そして、最初に第1及び第2のグランド接点部
128b−1,128g−1が相手グランド板部155
aの両面を挟むように接触する。接触時には、第2のグ
ランド接点部128g−1は第1のグランド接点部28
b−1よりも短い寸法で延在しているので、第1及び第
2のグランド接点部128b−1,128g−1が、図
12に示すように、互いに段差dをもった状態で相手グ
ランド板部155aに接触する。
によって示すように、信号コンタクト123に対するリ
ターン(帰還)電流が第1のグランド接触部128bの
経路Aだけではなく、第2のグランド接触部128gの
経路Bにも流れるので、グランドが安定し、さらにはク
ロストークの減少やインピーダンスの変動を抑える。
クタによれば、信号コンタクトをグランドコンタクトで
周囲を囲む同軸構造が容易に実現でき、信号コンタクト
間のクロストークを低減させることができ、高速伝送に
適した電気コネクタを提供できる。
状で済むために縦方向の信号コンタクト列数が増加して
も部品点数を増やすことなく構成でき、経済性に優れた
電気コネクタが得られる。
うなグランド構造物との接触ポイントが増加することに
よって接触の信頼性が向上する電気コネクタを提供する
ことができる。
ドコンタクトの先端付近まで流れるので、グランドの効
果が高まり、グランド電位が安定するとともに、クロス
トークの低減やインピーダンスの変動を抑制することが
できるので、高速伝送を行うことができる。
の第1実施の形態例を示す分解斜視図である。
る。
を示す分解斜視図である。
を除いた状態を示す断面図である。
及び電気コネクタと接続する相手コネクタとを示す斜視
図である。
を示す斜視図である。
を設けた状態を示す斜視図である。
例を示す分解斜視図である。
態、及び電気コネクタと接続する相手コネクタとを示す
斜視図である。
に示した相手グランド板部を示す斜視図である。
である。
4,125d−6〜125d−9 スリット 27 第1のグランドコンタクト 27a 第1のグランド板部 27b,128b 第1のグランド接触部 27b−1,128b−1 第1のグランド接点部 27d−1〜27d−6,128d−1 第1の折り
曲げ部 28 第2のグランドコンタクト 28b,128g 第2のグランド接触部 28b−1,128g−1 第2のグランド接点部 28d−1〜28d−4,128d−2 第2の折り
曲げ部 31,131 シールド部材 33,133 ハウジング 33a,133a 第1の受容孔 33b,133b 第2の受容孔 128 グランドコンタクト 128a グランド板部
Claims (7)
- 【請求項1】 相手コンタクト及び相手グランド部材を
有する相手コネクタに嵌合して接続する複数のコネクタ
要素を含む電気コネクタにおいて、 前記コネクタ要素は、互いに列方向で所定間隔をもって
複数を平面状態に配置した導電性の信号コンタクトと、
該信号コンタクトを保持したインシュレータと、該イン
シュレータに組み付けた導電性のグランドコンタクトと
を有し、 前記信号コンタクトは、前記インシュレータに保持した
中間部と、前記相手コンタクトに接触するよう前記イン
シュレータの一端面から外へ延在している接触部と、該
一端面とは異なる前記インシュレータの他端面から延在
している端子部とを有し、 前記インシュレータは、前記中間部を挟み込むように保
持して対向している第1及び第2の取付面と、前記中間
部の近傍に形成した複数のスリットとを有し、 前記グランドコンタクトは、前記スリットに対向してい
るグランド板部と、前記接触部に対して平行に延在しか
つ前記相手グランド部材に接続するグランド接触部と、
該グランド接触部とは異なる位置で前記グランド板部か
ら延在しているグランド端子部と、前記スリットに保持
されるよう前記グランド板部上に形成した複数の折り曲
げ部とを有し、 該折り曲げ部が前記スリットに一対一に挿入されている
とともに、前記グランドコンタクトが前記インシュレー
タに組み付けられていることを特徴とする電気コネク
タ。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気コネクタにおいて、
前記グランドコンタクトは、前記第1の取付面に組み付
ける第1のグランドコンタクトと、前記第2の取付面に
組み付ける第2のグランドコンタクトとを有し、前記第
1のグランドコンタクトの前記折り曲げ部と、前記第2
のグランドコンタクトの前記折り曲げ部とが、互いに異
なる位置の前記スリットに一対一に挿入されていること
を特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項3】 請求項2記載の電気コネクタにおいて、
前記第2のグランドコンタクト28の前記折り曲げ部
と、前記第2のグランドコンタクトの前記折り曲げ部と
が、交互に前記スリットに挿入されるよう折り曲げ形成
されていることを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項4】 請求項1記載の電気コネクタにおいて、
前記コネクタ要素が前記第1及び第2の取付面で対向す
るよう相互に重ね合わされており、前記グランドコンタ
クトがシールド部材によって接続されており、前記接触
部及び前記グランド接触部が絶縁ハウジング内に設けら
れて前記シールド部材とともに一体に構成されているこ
とを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項5】 請求項1記載の電気コネクタにおいて、
前記信号コンタクトが樹脂モールドイン成形によって作
られた前記インシュレータに保持されていることを特徴
とする電気コネクタ。 - 【請求項6】 請求項1記載の電気コネクタにおいて、
前記グランド接触部は、平板形状の相手グランド板部を
もつ前記相手グランド部材と接続させるよう嵌合方向に
おいて互いにずれた位置に形成されている第1のグラン
ド接触部及び第2のグランド接触部とを有し、該第1及
び第2のグランド接触部のいずれか一方が前記グランド
板部の板面を交叉する向きに曲げられており、前記第1
及び第2のグランド接触部とが前記相手グランド板部を
挟み付け接続することを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項7】 請求項6記載の電気コネクタにおいて、
前記第1及び第2のグランド接触部は、板バネ形状を呈
しており、前記第1のグランド接触部の先端部には前記
相手グランド板部に接触する第1のグランド接点部が形
成されており、前記第1及び第2のグランド接触部が板
材料を打ち抜き形成されたものであり、前記第2のグラ
ンド接触部の先端部には前記相手グランド板部に接触す
る第2のグランド接点部を有し、該第1のグランド接点
部が打ち抜き形成した後の破断面で前記相手グランド板
部に接触し、前記第2のグランド接点部が前記相手グラ
ンド板部に材料面で接触するよう配置されていることを
特徴とする電気コネクタ。
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