JP2002042514A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2002042514A
JP2002042514A JP2000231608A JP2000231608A JP2002042514A JP 2002042514 A JP2002042514 A JP 2002042514A JP 2000231608 A JP2000231608 A JP 2000231608A JP 2000231608 A JP2000231608 A JP 2000231608A JP 2002042514 A JP2002042514 A JP 2002042514A
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JP
Japan
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lamp housing
bulb
lamp
cap
valve cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000231608A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Shiotani
真理子 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見栄えを損なうことが無く、かつ部品点数の
増加および構造の複雑化を伴うことが無く、呼吸孔を構
成することができること。 【解決手段】 バルブキャップ1とランプハウジング2
の対向間に形成される隙間で呼吸孔7を構成し、呼吸孔
7を構成するランプハウジング2側の対向面がバルブキ
ャップ1の被覆エリアA内に対して受け面となる斜面8
に形成されると共に、呼吸孔7を越える突出高さを有
し、かつ固定されるバルブキャップ1の内周面1cとの
間に隙間dを有する環状リブ9が、ランプハウジング2
に一体形成されている。呼吸孔7と隙間dとが連通して
呼吸路が形成され、バルブキャップ1の内周面1cと斜
面8と環状リブ9とにより漏光防止構造が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の信号灯、
テールランプ、あるいはストップランプとして適用され
るバルブキャップを備えた車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用灯具は、光源バルブを共
通化して、機能毎に色分けしたバルブキャップを光源バ
ルブに被覆することによって所望の機能を得るようにし
ている。例えば、光源バルブとして白色光源バルブを共
通して用い、信号灯は、アンバー色に着色したバルブキ
ャップが用いられ、テールランプおよびストップランプ
は、それぞれ赤色に着色したバルブキャップが用いられ
る。
【0003】図4は、この種の車両用灯具からなるリヤ
コンビネーションランプ100を示す。このリヤコンビ
ネーションランプ100は、白色光源バルブaをアンバ
ー色に着色したバルブキャップbで被覆して成る上部の
シグナルランプ101と、白色光源バルブaを赤色に着
色したバルブキャップcで被覆して成る下部のテールス
トップランプ102とを組み合わせて構成されている。
このときのバルブキャップの取付構造を、テールストッ
プランプ102を例にして説明すると、図5に示す通り
となる。
【0004】すなわち、バルブキャップ1(前述したバ
ルブキャップcに相当)は、その開口端周縁部1aを、
ランプハウジング2に一体形成された環状溝3内に嵌合
させると共に、その外周部に形成されたフランジ部1b
をランプハウジング2に形成したボス部4にねじ5止め
して取り付けられている。この取付構造により光源バル
ブaは、それ自体の白色光がバルブキャップ1の外部に
漏光するのを防止されて、密閉状態で被覆されている。
【0005】かくして、光源バルブaを点灯すると、光
源バルブaから発光される光は、バルブキャップ1を通
過して赤色に着色され、ランプハウジング2の内面で反
射されるか、あるいは直接にアウタレンズ6に達し、ア
ウタレンズ6を通って所定の拡散角で前方に出射され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の車
両用灯具においては、光源バルブaがバルブキャップ1
で密閉状態で被覆されているので、バルブキャップ1の
内部が高温になり易く、この高温に起因する種種の不具
合を解消するため、図4および図5に示すように、バル
ブキャップ1の被覆エリア内のランプハウジング2に呼
吸孔7を穿設している。
【0007】このため、従来の車両用灯具においては、
図4に示すように、灯具正面から呼吸孔7が見て取れて
見栄えを損なうばかりでなく、ランプハウジング2に呼
吸グロメット(図示せず)が必要となって、部品点数の
増加および構造の複雑化を招く、という課題を有してい
る。
【0008】そこで、この発明は、見栄えを損なうこと
が無く、かつ部品点数の増加および構造の複雑化を伴う
ことが無く、呼吸孔を構成することができ、以てバルブ
キャップ内部の高温化を解消することができる車両用灯
具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、光源バルブを被覆するバルブキ
ャップを備えた車両用灯具において、前記バルブキャッ
プをランプハウジングに固定することにより、バルブキ
ャップとランプハウジングの対向間に形成される隙間で
呼吸孔を構成し、前記呼吸孔を構成するランプハウジン
グ側の対向面が前記バルブキャップの被覆エリア内に対
して受け面となる斜面に形成されると共に、前記呼吸孔
を越える突出高さを有し、かつ固定される前記バルブキ
ャップの内周面との間に流体の出入可能な隙間を有する
環状リブが、前記バルブキャップの被覆エリア内のラン
プハウジングに一体形成されていることを特徴とする。
【0010】このため、請求項1の発明では、バルブキ
ャップをランプハウジングに固定することにより、バル
ブキャップとランプハウジングの対向間に形成される隙
間で呼吸孔を構成するようにしたので、灯具正面からの
視野内から呼吸孔を隠すことができると共に、ランプハ
ウジングに呼吸孔を設けることがないので、呼吸グロメ
ットを必要としない。
【0011】また、光源バルブ自体の発光のバルブキャ
ップ外への漏光は、ランプハウジング側の対向面である
斜面と、ランプハウジングに一体形成された環状リブと
により防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。なお、図4および図5のものと同
一の構成要素は、同一符号を付して説明する。
【0013】図1および図2は、この発明の第1実施の
形態としての、光源バルブaを被覆するバルブキャップ
1を備えた車両用灯具10を示す。
【0014】この車両用灯具10は、バルブキャップ1
をランプハウジング2に固定することにより、バルブキ
ャップ1とランプハウジング2の対向間に形成される隙
間で呼吸孔7を構成し、この呼吸孔7を構成するランプ
ハウジング2側の対向面がバルブキャップ1の被覆エリ
アA内に対して受け面となる斜面8に形成されると共
に、前記呼吸孔7を越える突出高さを有し、かつ固定さ
れるバルブキャップ1の内周面1cとの間に流体の出入
可能な隙間dを有する環状リブ9が、バルブキャップ1
の被覆エリアA内のランプハウジング2に一体形成され
ることによって構成されている。
【0015】具体的には、バルブキャップ1は、任意の
色で着色したU字形状断面のカップ状透明体で構成され
ており、その開口端周縁部1a側の外側部に取付用のフ
ランジ部1bを設けて全体構成されている。本実施形態
では、フランジ部1bは、バルブキャップ1の外周を2
分割する部位にそれぞれ設けられることによって、2個
設けられている。
【0016】また、ランプハウジング2には、フランジ
部1b、1bに対応させて2箇所の部位に取付用のボス
部4、4が一体に設けられており、このボス部4、4の
内側で、かつ固定されるバルブキャップ1の内周面1c
との間に流体の出入可能な隙間dを有する位置に位置決
めされて環状リブ9が一体に設けられている。このと
き、ボス部4と環状リブ9との間隔に相当する幅を有す
るランプハウジング2の内面の環状帯状部分が、バルブ
キャップ1の被覆エリアA内が低く被覆エリアA外が高
くなるようにして、被覆エリアA内に対して受け面とな
る斜面8に形成される。
【0017】そして、バルブキャップ1は、フランジ部
1b、1bをボス部4、4にそれぞれねじ5止めして取
り付けられる。この取付状態では、図2に示すように、
バルブキャップ1の開口端周縁部1aの端面1dがラン
プハウジング2の内面(斜面8)に当接しないで、幾分
浮いた状態となっており、これによりバルブキャップ1
の端面1dとランプハウジング2の内面である斜面8と
の間の隙間で、呼吸孔7が構成できる。
【0018】さらに、このバルブキャップ1の取付と同
時に、環状リブ9および斜面8により漏光防止構造が構
成される。この漏光防止構造は、ランプハウジング2に
固定されたバルブキャップ1の開口端周縁部1aと、こ
の開口端周縁部1aよりも内側でランプハウジング2に
一体に形成された環状リブ9と、ランプハウジング2の
内面で開口端周縁部1aの端面1dに対向する斜面8と
から構成されている。
【0019】このように構成された車両用灯具10によ
れば、開口端周縁部1aと環状リブ9との隙間dと、呼
吸孔7とが連通して呼吸路を構成しているので、流体G
(図2中、破線矢印で示す)は、この呼吸路を経由して
バルブキャップ1の内外へ流出入可能となっており、か
つ光源バルブaの光L(図2中、実線矢印で示す)は、
この呼吸路に進入するが、前述する漏光防止構造により
バルブキャップ1外への漏光が防止される。すなわち、
光源バルブaの光Lは、先ず開口端周縁部1aと環状リ
ブ9との隙間dに進入して、開口端周縁部1aと環状リ
ブ9とで繰り返し反射して斜面8に達し、この斜面8が
被覆エリアA内に対して受け面となるように形成されて
いるので、斜面8で反射された光Lはバルブキャップ1
外へ漏光すること無く、被覆エリアA内に戻される。な
お、図2中、符号Fは、光源バルブaのバルブ中心を示
す。
【0020】したがって、車両用灯具10によれば、光
源バルブa自体の発光のバルブキャップ1外への漏光に
よる見栄えの低下を伴うことがないことは勿論のこと、
バルブキャップ1をランプハウジング2に固定すること
により、バルブキャップ1とランプハウジング2の対向
間に形成される隙間で呼吸孔7を構成するようにしたの
で、灯具正面からの視野内から呼吸孔7を隠すことがで
きて見栄えの向上に寄与すると共に、ランプハウジング
2に呼吸孔を設けることがないので、呼吸グロメットを
必要としない分、部品点数の削減および構造の簡略化に
寄与することができる。
【0021】その上、この車両用灯具10によれば、呼
吸孔7を大きくして、バルブキャップ1の内部の高温化
を効率よく解消することができるので、これによりバル
ブキャップ1の小型化が達成できる。
【0022】図3は、他の実施形態としての車両用灯具
20を示す。この車両用灯具20は、他の呼吸孔11を
備えている点が異なるだけで、他の構成は車両用灯具1
0と同様に構成されている。すなわち、車両用灯具20
は、バルブキャップ1の開口端周縁部1aと、ランプハ
ウジング2に一体に形成された環状リブ9と、ランプハ
ウジング2の内面である斜面8とからなる、前記したの
と同様の漏光防止構造を備えている。
【0023】具体的には、呼吸孔11は、バルブキャッ
プ1の開口端周縁部1aの端面1dを、周方向に断続的
に切り欠いて複数個形成される。このとき端面1dは、
ランプハウジング2の内面に合致する曲面形状に形成さ
れていて、バルブキャップ1は、図3(a)に示すよう
に、その端面1dをランプハウジング2の内面に当接さ
せると共に、そのフランジ部1bをボス部4にねじ5で
締結することによって、ランプハウジング2に固定され
る。
【0024】この車両用灯具20もまた、車両用灯具1
0と同様に、流体G(図3(b)中、破線矢印で示す)
は、開口端周縁部1aと環状リブ9との隙間dと、呼吸
孔11とが連通して構成される呼吸路を経由してバルブ
キャップ1の内外へ流出入可能となっており、かつ光源
バルブaの光L(図3(b)中、実線矢印で示す)は、
漏光防止構造によりバルブキャップ1外への漏光が防止
され、これらにより前述した車両用灯具10と同様な作
用効果を奏することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、光源バルブ自体の発光のバルブキャップ外
への漏光による見栄えの低下を伴うことがないことは勿
論のこと、バルブキャップとランプハウジングの対向間
に形成される隙間で呼吸孔を構成するようにしたので、
灯具正面からの視野内から呼吸孔を隠すことができると
共に、ランプハウジングに呼吸孔を設けることがないの
で、呼吸グロメットを必要としないことにより、見栄え
を損なうことが無く、かつ部品点数の増加および構造の
複雑化を伴うことが無く、呼吸孔を構成することがで
き、以てバルブキャップ内部の高温化を解消することが
できる車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態としての車両用灯具の
概略断面図である。
【図2】図1の車両用灯具の要部断面図である。
【図3】この発明の他の実施の形態としての車両用灯具
の要部断面図で、(a)はランプハウジングへの締結部
分、(b)は呼吸孔部分をそれぞれ示す。
【図4】従来の車両用灯具の要部正面図である。
【図5】図4の車両用灯具の概略断面図である。
【符号の説明】
1 バルブキャップ 1c 内周面(バルブキャップの) 2 ランプハウジング 7,11 呼吸孔 8 斜面 9 環状リブ 10,20 車両用灯具 a 光源バルブ d 隙間 A 被覆エリア(バルブキャップの)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源バルブを被覆するバルブキャップを
    備えた車両用灯具において、 前記バルブキャップをランプハウジングに固定すること
    により、バルブキャップとランプハウジングの対向間に
    形成される隙間で呼吸孔を構成し、 前記呼吸孔を構成するランプハウジング側の対向面が前
    記バルブキャップの被覆エリア内に対して受け面となる
    斜面に形成されると共に、 前記呼吸孔を越える突出高さを有し、かつ固定される前
    記バルブキャップの内周面との間に流体の出入可能な隙
    間を有する環状リブが、前記バルブキャップの被覆エリ
    ア内のランプハウジングに一体形成されていることを特
    徴とする車両用灯具。
JP2000231608A 2000-07-31 2000-07-31 車両用灯具 Pending JP2002042514A (ja)

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