JP2002042043A - 仕訳処理システム、会計処理システム、仕訳処理方法および情報記録媒体 - Google Patents

仕訳処理システム、会計処理システム、仕訳処理方法および情報記録媒体

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JP2002042043A
JP2002042043A JP2000223932A JP2000223932A JP2002042043A JP 2002042043 A JP2002042043 A JP 2002042043A JP 2000223932 A JP2000223932 A JP 2000223932A JP 2000223932 A JP2000223932 A JP 2000223932A JP 2002042043 A JP2002042043 A JP 2002042043A
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Hiroyuki Asakawa
弘之 浅川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め、呼出名称をキー情報とする取引内容が登
録されている仕訳辞書から、呼出名称に基づいて取引内
容を検索し、更に、全ての入力済みの仕訳情報に基づい
て、予め仕訳辞書に登録されている未入力の仕訳情報を
検索すること。 【解決手段】 予め借方科目をキー情報とする貸方科目
が登録されている仕訳辞書によって、借方科目に基づい
て、貸方科目を検索する(ステップS601)。ここで、更
に借方科目および借方科目によって検索された貸方科目
をキー情報とする摘要も検索する。次に、検索した貸方
科目および摘要の結果を表示し(ステップS602)、入力
すべき貸方科目を選択し、入力する(ステップS603)。
複合仕訳の対象となる取引である場合(ステップS604;
Yes)は、予め借方科目、貸方科目および摘要をキー情
報とする複合仕訳の情報が登録されている仕訳辞書によ
って、入力した借方科目、貸方科目および摘要をキー情
報とする複合仕訳の情報を検索し(ステップS605)、検
索した複合仕訳の情報を自動的に入力し(ステップS60
6)、貸方科目の入力処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕訳処理システ
ム、会計処理システム、仕訳処理方法および情報記録媒
体に関する。特に、予め、呼出名称をキー情報とする取
引内容が登録されている仕訳辞書から、呼出名称に基づ
いて取引内容を検索し、更に、全ての入力済みの仕訳情
報に基づいて、予め仕訳辞書に登録されている未入力の
仕訳情報を検索する手段を備えた仕訳処理システム、会
計処理システム、仕訳処理方法および情報記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】会計処理の目的は、毎日の売上や仕入、
現金の出し入れなどを分類、計算、整理して財務諸表を
作成することである。各種伝票の作成、仕訳、帳簿の記
帳、計算、転記、集計など、会計処理は機械的で単純作
業の繰り返しが大部分である。また、これらを手作業に
よって行う場合、誤記や計算間違いが必ずと言っていい
ほど発生する。一方、コンピュータは、単純で繰り返し
の多い作業を、早く、正確に行うことに適している。そ
こで、会計処理にコンピュータを導入することによっ
て、会計処理における作業の効率化が計られてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、会計処理にコン
ピュータを導入することによって、人間が手作業で行う
作業は簡単になってきている。また、現金出納帳などの
帳簿に記帳するのと同様に、日付、科目、金額、摘要等
をコンピュータに入力する作業は、人間の手作業によっ
て行われているが、この入力作業においては、予めコー
ド番号または科目名称をキー情報とする取引内容を仕訳
辞書に登録しておき、指定したコード番号または科目名
称に基づいて、仕訳辞書から取引内容を検索することに
よって、入力作業の効率化が計られている。
【0004】しかし、取引内容を示すコード番号または
科目名称を正しく指定しない場合は、取引内容を検索す
ることができなかった。即ち、指定したコード番号また
は科目名称が仕訳辞書のキー情報と一致しない場合は、
取引内容を検索することができなかった。そのため、入
力作業において、予め、コード番号または科目名称をう
まく設定しなければ、効率の良い作業ができないという
問題点があった。
【0005】また、予め、コード番号または科目名称を
うまく設定してあっても、入力作業を実行する人間が、
コード番号または科目名称を十分理解している人間でな
ければ、入力作業を実行することができないという問題
点があった。
【0006】また、取引内容が複合仕訳である場合、複
合仕訳情報を各仕訳情報毎に入力作業を行わなければな
らないという問題点があった。
【0007】また、仕訳情報の訂正において、取引内容
の所定の項目のみを訂正したい場合、所定の取引内容の
所定の項目を訂正した後、予め設定されている次の取引
内容の入力情報の順序に従って、所定の項目までカーソ
ルを移動させて訂正しなければならない、または、キー
ボード上のカーソル移動のための操作キーを駆使するこ
とによって、所定の項目までカーソルを移動させて訂正
しなければならず、同一の操作キーによって所定の項目
までカーソルを移動させることができないという問題点
があった。
【0008】従って、本発明は、以上のような問題点を
解決するためになされたもので、予め、呼出名称をキー
情報とする取引内容が登録されている仕訳辞書から、呼
出名称に基づいて取引内容を検索し、更に、全ての入力
済みの仕訳情報に基づいて、予め仕訳辞書に登録されて
いる未入力の仕訳情報を検索する手段を備えた仕訳処理
システム、上記仕訳処理システムを備えた会計処理シス
テム、仕訳処理方法および情報記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した従
来の問題点を解決すべく研究を重ねた。その結果、仕訳
処理システムおいて、予め、呼出名称をキー情報とする
取引内容が登録されている仕訳辞書から、呼出名称に基
づいて取引内容を検索し、更に、全ての入力済みの仕訳
情報に基づいて、予め仕訳辞書に登録されている未入力
の仕訳情報を検索することによって、仕訳情報の効率の
良い入力作業が実現できることが判明した。更に、コー
ド番号または科目名称を十分理解していない人間であっ
ても、仕訳情報の効率の良い入力作業が実現できること
が判明した。
【0010】また、予め、借方科目、貸方科目および摘
要をキー情報とする複合仕訳情報が登録されている仕訳
辞書から、借方科目、貸方科目および摘要に基づいて、
複合仕訳情報を検索することによって、複合仕訳情報の
効率の良い入力作業が実現できることが判明した。更
に、複合仕訳を十分理解していない人間であっても、複
合仕訳情報の効率の良い入力作業が実現できることが判
明した。
【0011】また、仕訳情報の訂正作業において、カー
ソル移動モードを切り換えることによって、即ち、所定
の取引内容の項目を入力情報の順序に従って訂正する、
または複数の取引内容の所定の項目のみを連続訂正する
ことによって、容易にかつ効率の良い仕訳情報の訂正作
業が実現できることが判明した。
【0012】上記研究結果に基づき、以下の発明を提供
する。
【0013】本発明の、仕訳処理システムの第1の態様
は、仕訳情報の入力および仕訳情報の訂正を実行する仕
訳入力手段と、呼出名称をキー情報とする取引内容が予
め登録されている仕訳辞書から、仕訳入力手段によって
入力された呼出名称に基づいて、取引内容を検索する呼
出名称検索手段と、仕訳入力手段によって入力された全
ての入力済みの仕訳情報に基づいて、予め仕訳辞書に登
録されている未入力の仕訳情報を検索する仕訳情報絞込
手段と、仕訳情報を元帳に格納する仕訳情報格納手段
と、を備えた仕訳処理システムである。
【0014】本発明の、仕訳処理システムの第2の態様
は、仕訳情報絞込手段において、入力済みの仕訳情報が
借方科目であり、未入力の仕訳情報が貸方科目および摘
要であることを特徴とする仕訳処理システムである。
【0015】本発明の、仕訳処理システムの第3の態様
は、仕訳情報絞込手段において、入力済みの仕訳情報が
借方科目および貸方科目であり、未入力の仕訳情報が摘
要であることを特徴とする仕訳処理システムである。
【0016】本発明の、仕訳処理システムの第4の態様
は、仕訳情報絞込手段において、入力済みの仕訳情報が
借方科目、貸方科目および摘要であり、未入力の仕訳情
報が複合仕訳情報であることを特徴とする仕訳処理シス
テムである。
【0017】本発明の、仕訳処理システムの第5の態様
は、複合仕訳情報が、借方科目、貸方科目および摘要で
あることを特徴とする仕訳処理システムである。
【0018】本発明の、仕訳処理システムの第6の態様
は、仕訳入力手段において、仕訳情報を訂正するための
入力情報を指定するカーソルの位置の移動を、移動する
位置の順序を規定した、複数のカーソル移動モードの中
から選択できることを特徴とする仕訳処理システムであ
る。
【0019】本発明の、仕訳処理システムの第7の態様
は、所定の操作キーによって、予め設定された順序に基
づいて、カーソル移動モードを変更できることを特徴と
する仕訳処理システムである。
【0020】本発明の、仕訳処理システムの第8の態様
は、カーソル移動モードが、同一の取引における仕訳情
報の複数の入力情報を、予め設定された順序に基づいて
カーソルの位置を移動できることを特徴とする仕訳処理
システムである。
【0021】本発明の、仕訳処理システムの第9の態様
は、カーソル移動モードが、所定の入力情報にカーソル
の位置を固定できることを特徴とする仕訳処理システム
である。
【0022】本発明の、仕訳処理システムの第10の態
様は、カーソル移動モードが、仕訳情報の所定の入力情
報を、伝票番号入力順または伝票番号順に基づいてカー
ソルの位置を移動できることを特徴とする仕訳処理シス
テムである。
【0023】本発明の、仕訳処理システムの第11の態
様は、呼出名称検索手段によって検索された取引内容を
表示する呼出名称検索結果表示手段と、仕訳情報絞込手
段によって検索された未入力の仕訳情報を表示する仕訳
情報絞込結果表示手段と、を更に備えた仕訳処理システ
ムである。
【0024】本発明の、会計処理システムの第1の態様
は、上述の仕訳処理システムを備えた会計処理システム
である。
【0025】本発明の、仕訳処理方法の第1の態様は、
仕訳情報の入力および仕訳情報の訂正を実行する仕訳入
力ステップと、呼出名称をキー情報とする取引内容が予
め登録されている仕訳辞書から、仕訳入力ステップによ
って入力された呼出名称に基づいて、取引内容を検索す
る呼出名称検索ステップと、仕訳入力ステップによって
入力された全ての入力済みの仕訳情報に基づいて、予め
仕訳辞書に登録されている未入力の仕訳情報を検索する
仕訳情報絞込ステップと、仕訳情報を元帳に格納する仕
訳情報格納ステップと、を備えた仕訳処理方法である。
【0026】本発明の、仕訳処理方法の第2の態様は、
仕訳情報絞込ステップにおいて、前記入力済みの仕訳情
報が借方科目であり、未入力の仕訳情報が貸方科目およ
び摘要であることを特徴とする仕訳処理方法である。
【0027】本発明の、仕訳処理方法の第3の態様は、
仕訳情報絞込ステップにおいて、入力済みの仕訳情報が
借方科目および貸方科目であり、未入力の仕訳情報が摘
要であることを特徴とする仕訳処理方法である。
【0028】本発明の、仕訳処理方法の第4の態様は、
仕訳情報絞込ステップにおいて、入力済みの仕訳情報が
借方科目、貸方科目および摘要であり、未入力の仕訳情
報が複合仕訳情報であることを特徴とする仕訳処理方法
である。
【0029】本発明の、仕訳処理方法の第5の態様は、
複合仕訳情報が、借方科目、貸方科目および摘要である
ことを特徴とする仕訳処理方法である。
【0030】本発明の、仕訳処理方法の第6の態様は、
仕訳入力ステップにおいて、仕訳情報を訂正するための
入力情報を指定するカーソルの位置の移動を、移動する
位置の順序を規定した、複数のカーソル移動モードの中
から選択できることを特徴とする仕訳処理方法である。
【0031】本発明の、仕訳処理方法の第7の態様は、
所定の操作キーによって、予め設定された順序に基づい
て、カーソル移動モードを変更できることを特徴とする
仕訳処理方法である。
【0032】本発明の、仕訳処理方法の第8の態様は、
カーソル移動モードが、同一の取引における仕訳情報の
複数の入力情報を、予め設定された順序に基づいてカー
ソルの位置を移動できることを特徴とする仕訳処理方法
である。
【0033】本発明の、仕訳処理方法の第9の態様は、
カーソル移動モードが、所定の入力情報にカーソルの位
置を固定できることを特徴とする仕訳処理方法である。
【0034】本発明の、仕訳処理方法の第10の態様
は、カーソル移動モードが、仕訳情報の所定の入力情報
を、伝票番号入力順または伝票番号順に基づいてカーソ
ルの位置を移動できることを特徴とする仕訳処理方法で
ある。
【0035】本発明の、仕訳処理方法の第11の態様
は、呼出名称検索ステップによって検索された取引内容
を表示する呼出名称検索結果表示ステップと、仕訳情報
絞込ステップによって検索された未入力の仕訳情報を表
示する仕訳情報絞込結果表示ステップと、を更に備えた
仕訳処理方法である。
【0036】本発明の、情報記録媒体の第1の態様は、
上述の仕訳処理方法のプログラムを記録した情報記録媒
体である。
【0037】本発明の、情報記録媒体の第2の態様は、
コンパクト・ディスク、フロッピー・ディスク、ハード
・ディスク、光磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディ
スク、もしくは磁気テープであることを特徴とするプロ
グラムを記録した情報記録媒体である。
【0038】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図面を
参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態
は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するも
のではない。従って、当業者であればこれらの各要素も
しくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施
形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態
も本発明の範囲に含まれる。
【0039】図1は、会計処理を実行するコンピュータ
・システムの外観図の一例である。コンピュータ100
と、周辺機器としてディスプレイ104およびプリンタ
105を備えている。コンピュータ100は、コンピュ
ータ本体101、キーボード102、マウス103を備
えている。
【0040】図2は、会計処理システムの制御回路を示
すブロック図である。
【0041】図2に示すように、CPU(中央処理装
置)201に、バスライン210を介して、相互に接続
された、プログラムデータ等が格納されたROM20
2、データ処理に使用される各種記憶部が記憶されたR
AM203、マウス103からデータ等のやり取りを実
行するマウスコントローラ204、キーボード102か
ら入力キーに対応するキー信号を取り込むキーボードコ
ントローラ205、可搬型の情報記録媒体であるフロッ
ピー・ディスク(FD)を制御するフロッピー・ディス
ク・コントローラ(FDC)206、ディスプレイ10
4を駆動制御して表示データに対応する文字等を表示さ
せるディスプレイ・コントローラ207、プリンタ10
5にプリントデータ等を送信する通信インタフェース2
08、モデムやターミナル・アダプタ(TA)を介し
て、外部のネットワークに接続するためのI/Oポート
209が搭載されている。
【0042】図3は、会計処理におけるコンピュータと
人間の作業分担を示す図である。
【0043】図3に示すように、まず、コンピュータ、
即ち、会計処理を行うシステム(以下、「会計処理シス
テム」という)が、データ通信によって会社データを受
け取る。ここで、データ通信は、電話回線を利用してデ
ータの送受信を行ったり、インターネットを利用して暗
号化されたデータの送受信を行ったり、または、フロッ
ピー・ディスクや光磁気ディスク等の情報記録媒体にデ
ータを記録し、データを記録した情報記録媒体を受け渡
したり、または受け取ったりすることである。
【0044】受け取った会社データに基づいて、人間が
手作業によって、今年度の会社データとして必要な情報
を会計処理システムに入力する。
【0045】取引が発生する毎に、仕訳情報を手作業に
よって会計処理システムに入力する。以下、この作業を
仕訳入力作業という。一方、会計処理システムは、入力
された仕訳情報を元帳に格納し、元帳に格納した情報に
基づいて試算表を作成する。
【0046】決算時に、作成した試算表に基づいて決算
整理仕訳を人間が手作業によって会計処理システムに入
力する。一方、会計処理システムは、入力された決算整
理仕訳情報に基づいて決算書を作成し、消費税計算書を
作成し、各種資料を作成し、翌期の更新時に、更新処理
を実行して今年度の会計処理を終了する。
【0047】上述した会計処理における手作業の仕訳入
力作業の効率化を計るための仕訳処理システムについて
以下に説明する。
【0048】図4は、仕訳処理システムの機能ブロック
図である。以下に各機能についての説明をする。
【0049】図4に示すように、CPU201は、制御
手段401、仕訳入力手段402、呼出名称検索手段4
03、呼出名称検出結果表示手段404、仕訳情報絞込
手段405、仕訳情報絞込結果表示手段406および仕
訳情報格納手段407を備えている。
【0050】CPU201の仕訳入力手段402は、R
OM202の画面フォーマット記憶部420に記憶され
ている、画面上の入力エリアを設定してある画面フォー
マットに基づいて、図示されていないキーボードやマウ
ス等の入力装置を介して、仕訳情報である日付、伝票番
号、部門、勘定科目である借方科目および貸方科目、金
額、消費税区分、税率、摘要、期日、および手形番号を
入力する。
【0051】CPU201の呼出名称検索手段403
は、予め、呼出名称をキー情報とする取引内容が登録さ
れている仕訳辞書が記憶されているRAM203の仕訳
辞書記憶部410から、仕訳入力手段402によって入
力された呼出名称に基づいて取引内容を検索する。
【0052】CPU201の呼出名称検索結果表示手段
404は、呼出名称検索手段403によって検索された
結果である取引内容の一覧を、図示されていないディス
プレイに表示する。
【0053】CPU201の仕訳情報絞込手段405
は、予め、借方科目と貸方科目、借方科目、または貸方
科目をキー情報とする摘要が登録されている仕訳辞書が
記憶されているRAM203の仕訳辞書記憶部410か
ら、仕訳入力手段402によって入力された借方科目に
基づいて貸方科目を検索し、更に、入力した借方科目、
検索した貸方科目、または、借方科目および貸方科目に
基づいて、摘要を検索する。
【0054】CPU201の仕訳情報絞込結果表示手段
406は、仕訳情報絞込手段405によって検索された
結果である貸方科目または摘要の一覧を、図示されてい
ないディスプレイに表示する。
【0055】CPU201の仕訳情報格納手段407
は、仕訳入力手段402によって入力された仕訳情報、
または仕訳情報絞込手段405によって検索された仕訳
情報を登録する元帳が記憶されているRAM203の元
帳記憶部411に格納する。
【0056】CPU201の制御手段401は、仕訳入
力手段402、呼出名称検索手段403、呼出名称検出
結果表示手段404、仕訳情報絞込手段405、仕訳情
報絞込結果表示手段406および仕訳情報格納手段40
7のそれぞれの手段を相互に関連付けて制御する。
【0057】本発明の仕訳処理システムは、仕訳情報の
入力および仕訳情報の訂正を実行する仕訳入力手段と、
呼出名称をキー情報とする取引内容が予め登録されてい
る仕訳辞書から、仕訳入力手段によって入力された呼出
名称に基づいて、取引内容を検索する呼出名称検索手段
と、仕訳入力手段によって入力された全ての入力済みの
仕訳情報に基づいて、予め仕訳辞書に登録されている未
入力の仕訳情報を検索する仕訳情報絞込手段と、仕訳情
報を元帳に格納する仕訳情報格納手段と、を備えてい
る。
【0058】また、本発明の仕訳処理システムは、呼出
名称検索手段によって検索された取引内容を表示する呼
出名称検索結果表示手段と、仕訳情報絞込手段によって
検索された未入力の仕訳情報を表示する仕訳情報絞込結
果表示手段と、を更に備えている。
【0059】図5、図8、図9、図11、図12および
図13を参照して、上述した仕訳処理システムについて
説明する。
【0060】図5は、仕訳処理のフローチャートを示す
図である。
【0061】まず、日付および伝票番号を入力する(ス
テップS501)。伝票番号は、日付の入力によって、
自動的に昇順に番号を割り振られる。従って、伝票番号
を変更する場合は、改めて伝票番号を入力する。
【0062】図8は、日付および伝票番号の入力画面を
示す図である。図8(a)は、日付入力前の画面を示す
図であり、図8(b)は、日付入力後の画面を示す図で
ある。
【0063】次に、借方科目を入力する(ステップS5
02)。借方科目の入力方法には、コード番号による入
力方法、科目名称による入力方法、および、予め呼出名
称をキー情報とする科目が登録されている仕訳辞書によ
って、呼出名称に基づいて検索した科目の一覧からの選
択による入力方法がある。
【0064】図9は、借方科目を入力した画面を示す図
である。
【0065】図9に示すように、予め借方科目をキー情
報とする貸方科目が登録されている仕訳辞書によって、
入力した借方科目に基づいて検索した貸方科目の一覧が
画面下部に表示される。ここで、借方科目および貸方科
目をキー情報とする摘要が登録されている仕訳辞書によ
って、貸方科目と共に、貸方科目の右側に摘要も表示さ
れる。
【0066】次に、貸方科目を入力する(ステップS5
03)。貸方科目の入力方法には、コード番号による入
力方法、科目名称による入力方法、予め呼出名称をキー
情報とする科目が登録されている仕訳辞書によって、呼
出名称に基づいて検索した科目の一覧からの選択による
入力方法、および、予め借方科目をキー情報とする貸方
科目が登録されている仕訳辞書によって、ステップS5
02において入力した借方科目に基づいて検索した貸方
科目の一覧から選択による入力方法がある。
【0067】次に、金額、消費税区分および税率を入力
する(ステップS504)。消費税区分および税率は、
金額の入力によって自動的に入力される。従って、消費
税区分および税率を変更する場合は、改めて消費税区分
および税率を入力する。図11は、金額を入力した画面
を示す図である。
【0068】次に、摘要を入力する(ステップS50
5)。摘要は、ステップS503において、既に入力さ
れている。従って、本ステップにおいては、追加または
削除すべき摘要を入力する。予め、借方科目、貸方科
目、または、借方科目および貸方科目をキー情報とする
摘要が登録されている仕訳辞書によって、入力した借方
科目、貸方科目、または、借方科目および貸方科目に基
づいて検索した摘要の一覧が画面下部に表示され、表示
された摘要の一覧から追加すべき摘要を選択入力する。
図12は、借方科目に基づいて検索した摘要の一覧から
追加すべき摘要の選択入力する画面を示す図である。こ
こで、直接、摘要を入力することもできる。また、予め
摘要を登録した仕訳辞書に基づいて、摘要の一覧を画面
下部に表示し、選択することもできる。
【0069】次に、期日および手形番号を入力する(ス
テップS506)。
【0070】最後に、1個の取引内容における仕訳情報
の入力を終了し、入力した仕訳情報を登録する元帳が記
憶されているRAM203の元帳記憶部411に格納し
(ステップS507)、次の取引内容の仕訳情報を入力
するためのステップS501に戻る。図13は、1個の
取引内容における仕訳情報の入力を終了した画面を示す
図である。
【0071】更に、本発明の仕訳処理システムは、仕訳
情報絞込手段において、入力済みの仕訳情報が借方科目
であり、未入力の仕訳情報が貸方科目および摘要であ
る。
【0072】また、本発明の仕訳処理システムは、仕訳
情報絞込手段において、入力済みの仕訳情報が借方科目
および貸方科目であり、未入力の仕訳情報が摘要であ
る。
【0073】また、本発明の仕訳処理システムは、仕訳
情報絞込手段において、入力済みの仕訳情報が借方科
目、貸方科目および摘要であり、未入力の仕訳情報が複
合仕訳情報である。
【0074】また、本発明の仕訳処理システムは、複合
仕訳情報が、借方科目、貸方科目および摘要である。
【0075】図6、図10および図14を参照して、上
述した仕訳処理システムの貸方科目入力処理について説
明する。
【0076】図6は、仕訳処理における貸方科目入力処
理のフローチャートを示す図である。
【0077】まず、予め借方科目をキー情報とする貸方
科目が登録されている仕訳辞書によって、図5のステッ
プS502において入力した借方科目に基づいて、貸方
科目を検索する(ステップS601)。ここで、更に借
方科目および借方科目によって検索された貸方科目をキ
ー情報とする摘要も検索する。
【0078】次に、検索した貸方科目および摘要の結果
を表示する(ステップS602)。
【0079】次に、表示した貸方科目の一覧から入力す
べき貸方科目を選択し、入力する(ステップS60
3)。ここで、選択すべき貸方科目が無い場合は、コー
ド番号による入力、科目名称による入力、予め呼出名称
をキー情報とする科目が登録されている仕訳辞書によっ
て、呼出名称に基づいて科目を検索し、検索した科目の
一覧からの選択による入力によって、貸方科目を入力す
ることもできる。
【0080】図10は、貸方科目の入力画面を示す図で
ある。図10(a)は、貸方科目入力前の画面を示す図
であり、図10(b)は、貸方科目入力後の画面を示す
図である。図10に示すように、入力した借方科目に基
づいて検索した貸方科目の一覧から入力すべき貸方科目
を選択することによって、選択した貸方科目が入力され
る。更に、借方科目および貸方科目をキー情報とする摘
要も入力される。
【0081】次に、入力された借方科目、貸方科目およ
び摘要に基づいて、複合仕訳の対象となる取引であるか
否かを判定する(ステップS604)。複合仕訳の対象
となる取引である場合(ステップS604;Yes)
は、予め借方科目、貸方科目および摘要をキー情報とす
る複合仕訳の情報が登録されている仕訳辞書によって、
入力した借方科目、貸方科目および摘要をキー情報とす
る複合仕訳の情報を検索する(ステップS605)。
【0082】次に、検索した複合仕訳の情報を表示し、
更に自動的に入力し(ステップS606)、貸方科目の
入力処理を終了する。また、自動的に入力された複合仕
訳の情報を訂正するために、直接、訂正すべき項目を入
力することもできる。
【0083】図14は、複合仕訳の入力画面を示す図で
ある。図14(a)は、複合仕訳の情報の入力前の画面
を示す図であり、図14(b)は、複合仕訳の情報の入
力後の画面を示す図である。
【0084】図14に示すように、入力した借方科目お
よび貸方科目に基づいて検索した摘要の一覧が表示され
ている画面下部から入力すべき摘要を選択することによ
って、借方科目、貸方科目および摘要に関係付けられた
複合仕訳の情報が、自動的に入力される。
【0085】一方、複合仕訳の対象となる取引でない場
合(ステップS604;No)は、貸方科目の入力処理
を終了する。
【0086】更に、本発明の仕訳処理システムは、仕訳
入力手段において、仕訳情報を訂正するための入力情報
を指定するカーソルの位置の移動を、移動する位置の順
序を規定した、複数のカーソル移動モードの中から選択
できる。
【0087】また、本発明の仕訳処理システムは、所定
の操作キーによって、予め設定された順序に基づいて、
カーソル移動モードを変更できる。
【0088】また、本発明の仕訳処理システムは、カー
ソル移動モードが、同一の取引における仕訳情報の複数
の入力情報を、予め設定された順序に基づいてカーソル
の位置を移動できる。
【0089】また、本発明の仕訳処理システムは、カー
ソル移動モードが、所定の入力情報にカーソルの位置を
固定できる。
【0090】また、本発明の仕訳処理システムは、カー
ソル移動モードが、仕訳情報の所定の入力情報を、伝票
番号入力順または伝票番号順に基づいてカーソルの位置
を移動できる。
【0091】図7、図15、図16、図17および図1
8を参照して、上述した仕訳処理システムの仕訳訂正処
理について説明する。
【0092】図7は、カーソル移動モードによる仕訳訂
正処理のフローチャートを示す図である。
【0093】まず、既に入力された仕訳情報において、
訂正すべき項目にカーソルを移動し、訂正項目を指定す
る(ステップS701)。
【0094】次に、指定した項目の訂正を実行するため
に、正しい情報を入力する(ステップ702)。
【0095】次に、次の訂正すべき項目にカーソルを移
動させるためのカーソル移動モードを判定する(ステッ
プS703)。
【0096】カーソル移動モードが「 」である場合
(ステップS703;「 」)は、予め設定してある仕
訳情報の入力項目の順序に基づいて、ステップS702
において訂正した項目と同一の取引における、予め設定
された次の入力項目にカーソルを移動し(ステップS7
04)、ステップS702の仕訳情報の訂正入力に戻
る。
【0097】カーソル移動モードが「止」である場合
(ステップS703;「止」)は、入力項目を移動しな
い、即ち、ステップS702において訂正した項目と同
一の取引における同一の項目にカーソルを移動する(ス
テップS705)。
【0098】次に、次の入力項目に移動するためのカー
ソル移動指令が入力された否かを判定する(ステップS
706)。カーソル移動指令が入力された場合(ステッ
プS706;Yes)は、ステップS702において訂
正した項目と同一の取引における、予め設定された次の
入力項目にカーソルを移動し(ステップS707)、ス
テップS702の仕訳情報の訂正入力に戻る。一方、カ
ーソル移動指令が入力されない場合(ステップS70
6;No)は、ステップS702の仕訳情報の訂正入力
に戻る。
【0099】カーソル移動モードが「↓」である場合
(ステップS703;「↓」)は、入力項目を移動しな
い、即ち、ステップS702において訂正した項目と同
一の取引における同一の項目にカーソルを移動する(ス
テップS708)。
【0100】次に、次の入力項目に移動するためのカー
ソル移動指令が入力された否かを判定する(ステップS
709)。カーソル移動指令が入力された場合(ステッ
プS709;Yes)は、訂正または確認のため表示し
た取引の昇順に基づいて、即ち、伝票番号の昇順に基づ
いて、ステップS702において訂正した項目の次の取
引における、ステップS702において訂正した項目と
同一の項目にカーソルを移動し(ステップS710)、
ステップS702の仕訳情報の訂正入力に戻る。従っ
て、仕訳情報の訂正処理において、特定の項目のみを訂
正する場合は、連続して訂正を実行できる。一方、カー
ソル移動指令が入力されない場合(ステップS709;
No)は、ステップS702の仕訳情報の訂正入力に戻
る。
【0101】図15、図16、図17および図18は、
上述したカーソル移動モードの違いによるカーソル移動
を示す図である。ここで、操作キー、例えば、「/」キ
ーを押下することによって、「 」から「止」、「止」
から「↓」、「↓」から「」の順に、カーソル移動モー
ドを変更することができる。
【0102】図15は、訂正項目を指定した画面を示す
図である。図15に示すように、伝票番号が3である取
引の日付を訂正する。
【0103】図16は、カーソル移動モードが「 」で
ある場合における、日付の訂正入力の画面を示す図であ
る。図16に示すように、伝票番号が3である取引の日
付を1から5に訂正する。日付の訂正入力を実行した後
のカーソルの位置は、自動的に次の入力項目である伝票
番号に移動し、次の訂正入力のために待機する。
【0104】図17は、カーソル移動モードが「止」で
ある場合における、日付の訂正入力の画面を示す図であ
る。図17(a)は、訂正入力後のカーソルの位置を示
す図であり、図17(b)は、次の入力項目に移動する
ためのカーソル移動指令が入力された場合のカーソルの
位置を示す図である。
【0105】図17(a)に示すように、伝票番号が3
である取引の日付を1から6に訂正する。日付の訂正入
力を実行した後のカーソルの位置は、移動せずに再度、
日付の訂正入力のために待機する。
【0106】図17(b)に示すように、次の入力項目
に移動するためのカーソル移動指令が入力された場合、
例えば、「Enter」キーが押下された場合、次の入
力項目である伝票番号に移動し、次の訂正入力のために
待機する。
【0107】図18は、カーソル移動モードが「↓」で
ある場合における、日付の訂正入力の画面を示す図であ
る。図18(a)は、訂正入力後のカーソルの位置を示
す図であり、図18(b)は、次の入力項目に移動する
ためのカーソル移動指令が入力された場合のカーソルの
位置を示す図である。
【0108】図18(a)に示すように、伝票番号が3
である取引の日付を1から7に訂正する。日付の訂正入
力を実行した後のカーソルの位置は、移動せずに再度、
日付の訂正入力のために待機する。
【0109】図18(b)に示すように、次の入力項目
に移動するためのカーソル移動指令が入力された場合、
訂正または確認のため表示した取引の昇順に基づいて、
即ち、伝票番号の昇順に基づいて、次の取引である伝票
番号4の同一の項目である日付に移動し、次の訂正入力
のために待機する。
【0110】更に、本発明の会計処理システムは、上述
の仕訳処理システムを備えている。
【0111】また、本発明の仕訳処理方法は、仕訳情報
の入力および仕訳情報の訂正を入力する仕訳入力ステッ
プと、呼出名称をキー情報とする取引内容が予め登録さ
れている仕訳辞書から、仕訳入力ステップによって入力
された呼出名称に基づいて、取引内容を検索する呼出名
称検索ステップと、仕訳入力ステップによって入力され
た全ての入力済みの仕訳情報に基づいて、予め仕訳辞書
に登録されている未入力の仕訳情報を検索する仕訳情報
絞込ステップと、仕訳情報を元帳に格納する仕訳情報格
納ステップと、を備えている。
【0112】また、本発明の仕訳処理方法は、仕訳情報
絞込ステップにおいて、入力済みの仕訳情報が借方科目
であり、未入力の仕訳情報が貸方科目および摘要であ
る。即ち、借方科目をキー情報として仕訳辞書に予め登
録されている貸方科目および摘要を、入力された借方科
目に基づいて検索することができる。
【0113】また、本発明の仕訳処理方法は、仕訳情報
絞込ステップにおいて、入力済みの仕訳情報が借方科目
および貸方科目であり、未入力の仕訳情報が摘要であ
る。即ち、借方科目および貸方科目をキー情報として仕
訳辞書に予め登録されている摘要を、入力された借方科
目および貸方科目に基づいて検索することができる。
【0114】また、本発明の仕訳処理方法は、仕訳情報
絞込ステップにおいて、入力済みの仕訳情報が借方科
目、貸方科目および摘要であり、未入力の仕訳情報が複
合仕訳情報である。また、上述の複合仕訳情報が、借方
科目、貸方科目および摘要である。即ち、借方科目、貸
方科目および摘要をキー情報として仕訳辞書に予め登録
されている複合仕訳情報を、入力された借方科目、貸方
科目および摘要に基づいて検索することができる。
【0115】また、本発明の仕訳処理方法は、仕訳入力
ステップにおいて、仕訳情報を訂正するための入力情報
を指定するカーソルの位置の移動を、移動する位置の順
序を規定した複数のカーソル移動モードの中から選択で
きる。
【0116】また、本発明の仕訳処理方法は、所定の操
作キーによって、予め設定された順序に基づいて、カー
ソル移動モードを変更できる。
【0117】また、上述のカーソル移動モードは、同一
の取引における仕訳情報の複数の入力情報を、予め設定
された順序に基づいてカーソルの位置を移動できるモー
ドと、所定の入力情報にカーソルの位置を固定できるモ
ード、および、仕訳情報の所定の入力情報を、伝票番号
入力順または伝票番号順に基づいてカーソルの位置を移
動できるモードを備えている。
【0118】また、本発明の仕訳処理方法は、呼出名称
検索ステップによって検索された取引内容を表示する呼
出名称検索結果表示ステップと、仕訳情報絞込ステップ
によって検索された未入力の仕訳情報を表示する仕訳情
報絞込結果表示ステップと、を更に備えている。
【0119】本発明の情報記録媒体は、上述の仕訳処理
方法のステップを有するプログラムを記録することもで
きる。
【0120】また、本発明の情報記録媒体は、コンパク
ト・ディスク、フロッピー・ディスク、ハード・ディス
ク、光磁気ディスク、ディジタル・ビデオ・ディスク、
もしくは磁気テープであっても良い。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。
【0122】仕訳処理システムおいて、予め、呼出名称
をキー情報とする取引内容が登録されている仕訳辞書か
ら、呼出名称に基づいて取引内容を検索し、更に、全て
の入力済みの仕訳情報に基づいて、予め仕訳辞書に登録
されている未入力の仕訳情報を検索することによって、
仕訳情報の効率の良い入力作業が実現できる。また、コ
ード番号または科目名称を十分理解していない人間であ
っても、仕訳情報の効率の良い入力作業が実現できる。
【0123】また、予め、借方科目、貸方科目および摘
要をキー情報とする複合仕訳の情報が登録れている仕訳
辞書から、借方科目、貸方科目および摘要に基づいて、
複合仕訳情報を検索することによって、複合仕訳情報の
効率の良い入力作業が実現できる。また、複合仕訳を十
分理解していない人間であっても、複合仕訳情報の効率
の良い入力作業が実現できる。
【0124】また、仕訳情報の訂正作業において、カー
ソル移動モードを切り換えることによって、即ち、所定
の取引内容を訂正できたり、または所定の項目のみを連
続訂正できたりすることによって、容易にかつ効率のよ
い仕訳情報の訂正作業が実現できる。
【0125】更に、上述の仕訳処理システムを備えた会
計処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】会計処理を実行するコンピュータ・システムの
外観図である。
【図2】会計処理システムの制御回路を示すブロック図
である。
【図3】会計処理におけるコンピュータと人間の作業分
担を示す図である。
【図4】仕訳処理システムの機能ブロック図である。
【図5】仕訳処理のフローチャートを示す図である。
【図6】仕訳処理における貸方科目入力処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図7】カーソル移動モードによる仕訳訂正処理のフロ
ーチャートを示す図である。
【図8】(a)日付入力前の日付および伝票番号の入力
画面を示す図、(b)日付入力後の日付および伝票番号
の入力画面を示す図である。
【図9】借方科目を入力した画面を示す図である。
【図10】(a)貸方科目入力前の貸方科目の入力画面
を示す図、(b)貸方科目入力後の貸方科目の入力画面
を示す図である。
【図11】金額を入力した画面を示す図である。
【図12】借方科目に基づいて検索した摘要の一覧から
追加すべき摘要の選択入力する画面を示す図である。
【図13】1個の取引内容における仕訳情報の入力を終
了した画面を示す図である。
【図14】(a)複合仕訳の情報の入力前の画面を示す
図、(b)複合仕訳の情報の入力後の画面を示す図であ
る。
【図15】訂正項目を指定した画面を示す図である。
【図16】カーソル移動モードが「 」である場合にお
ける、日付の訂正入力の画面を示す図である。
【図17】(a)カーソル移動モードが「止」である場
合における、訂正入力後のカーソルの位置を示す図、
(b)カーソル移動モードが「止」である場合におけ
る、次の入力項目に移動するためのカーソル移動指令が
入力された場合のカーソルの位置を示す図である。
【図18】(a)カーソル移動モードが「↓」である場
合における、訂正入力後のカーソルの位置を示す図、
(b)カーソル移動モードが「↓」である場合におけ
る、次の入力項目に移動するためのカーソル移動指令が
入力された場合のカーソルの位置を示す図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ・システム 101 コンピュータ本体 102 キーボード 103 マウス 104 ディスプレイ 105 プリンタ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕訳情報の入力および仕訳情報の訂正を
    実行する仕訳入力手段と、呼出名称をキー情報とする取
    引内容が予め登録されている仕訳辞書から、前記仕訳入
    力手段によって入力された呼出名称に基づいて、取引内
    容を検索する呼出名称検索手段と、前記仕訳入力手段に
    よって入力された全ての入力済みの仕訳情報に基づい
    て、予め前記仕訳辞書に登録されている未入力の前記仕
    訳情報を検索する仕訳情報絞込手段と、前記仕訳情報を
    元帳に格納する仕訳情報格納手段と、を備えた仕訳処理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記仕訳情報絞込手段において、前記入
    力済みの仕訳情報が借方科目であり、前記未入力の仕訳
    情報が貸方科目および摘要であることを特徴とする請求
    項1に記載の仕訳処理システム。
  3. 【請求項3】 前記仕訳情報絞込手段において、前記入
    力済みの仕訳情報が借方科目および貸方科目であり、前
    記未入力の仕訳情報が摘要であることを特徴とする請求
    項1に記載の仕訳処理システム。
  4. 【請求項4】 前記仕訳情報絞込手段において、前記入
    力済みの仕訳情報が借方科目、貸方科目および摘要であ
    り、前記未入力の仕訳情報が複合仕訳情報であることを
    特徴とする請求項1に記載の仕訳処理システム。
  5. 【請求項5】 前記複合仕訳情報が、借方科目、貸方科
    目および摘要であることを特徴とする請求項4に記載の
    仕訳処理システム。
  6. 【請求項6】 前記仕訳入力手段において、仕訳情報を
    訂正するための入力情報を指定するカーソルの位置の移
    動を、移動する位置の順序を規定した、複数のカーソル
    移動モードの中から選択できることを特徴とする請求項
    1に記載の仕訳処理システム。
  7. 【請求項7】 所定の操作キーによって、予め設定され
    た順序に基づいて、前記カーソル移動モードを変更でき
    ることを特徴とする請求項6に記載の仕訳処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記カーソル移動モードが、同一の取引
    における仕訳情報の複数の前記入力情報を、予め設定さ
    れた順序に基づいて前記カーソルの位置を移動できるこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載の仕訳処理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記カーソル移動モードが、所定の前記
    入力情報に前記カーソルの位置を固定できることを特徴
    とする請求項6または7に記載の仕訳処理システム。
  10. 【請求項10】 前記カーソル移動モードが、仕訳情報
    の所定の前記入力情報を、伝票番号入力順または伝票番
    号順に基づいて前記カーソルの位置を移動できることを
    特徴とする請求項6または7に記載の仕訳処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記呼出名称検索手段によって検索さ
    れた前記取引内容を表示する呼出名称検索結果表示手段
    と、前記仕訳情報絞込手段によって検索された前記未入
    力の仕訳情報を表示する仕訳情報絞込結果表示手段と、
    を更に備えた、請求項1に記載の仕訳処理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1から11に記載の仕訳処理
    システムを備えた会計処理システム。
  13. 【請求項13】 仕訳情報の入力および仕訳情報の訂正
    を実行する仕訳入力ステップと、呼出名称をキー情報と
    する取引内容が予め登録されている仕訳辞書から、前記
    仕訳入力ステップによって入力された呼出名称に基づい
    て、取引内容を検索する呼出名称検索ステップと、前記
    仕訳入力ステップによって入力された全ての入力済みの
    仕訳情報に基づいて、予め前記仕訳辞書に登録されてい
    る未入力の前記仕訳情報を検索する仕訳情報絞込ステッ
    プと、前記仕訳情報を元帳に格納する仕訳情報格納ステ
    ップと、を備えた仕訳処理方法。
  14. 【請求項14】 前記仕訳情報絞込ステップにおいて、
    前記入力済みの仕訳情報が借方科目であり、前記未入力
    の仕訳情報が貸方科目および摘要であることを特徴とす
    る請求項13に記載の仕訳処理方法。
  15. 【請求項15】 前記仕訳情報絞込ステップにおいて、
    前記入力済みの仕訳情報が借方科目および貸方科目であ
    り、前記未入力の仕訳情報が摘要であることを特徴とす
    る請求項13に記載の仕訳処理方法。
  16. 【請求項16】 前記仕訳情報絞込ステップにおいて、
    前記入力済みの仕訳情報が借方科目、貸方科目および摘
    要であり、前記未入力の仕訳情報が複合仕訳情報である
    ことを特徴とする請求項13に記載の仕訳処理方法。
  17. 【請求項17】 前記複合仕訳情報が、借方科目、貸方
    科目および摘要であることを特徴とする請求項16に記
    載の仕訳処理方法。
  18. 【請求項18】 前記仕訳入力ステップにおいて、仕訳
    情報を訂正するための入力情報を指定するカーソルの位
    置の移動を、移動する位置の順序を規定した、複数のカ
    ーソル移動モードの中から選択できることを特徴とする
    請求項13に記載の仕訳処理方法。
  19. 【請求項19】 所定の操作キーによって、予め設定さ
    れた順序に基づいて、前記カーソル移動モードを変更で
    きることを特徴とする請求項18に記載の仕訳処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記カーソル移動モードが、同一の取
    引における仕訳情報の複数の前記入力情報を、予め設定
    された順序に基づいて前記カーソルの位置を移動できる
    ことを特徴とする請求項18または19に記載の仕訳処
    理方法。
  21. 【請求項21】 前記カーソル移動モードが、所定の前
    記入力情報に前記カーソルの位置を固定できることを特
    徴とする請求項18または19に記載の仕訳処理方法。
  22. 【請求項22】 前記カーソル移動モードが、仕訳情報
    の所定の前記入力情報を、伝票番号入力順または伝票番
    号順に基づいて前記カーソルの位置を移動できることを
    特徴とする請求項18または19に記載の仕訳処理方
    法。
  23. 【請求項23】 前記呼出名称検索ステップによって検
    索された前記取引内容を表示する呼出名称検索結果表示
    ステップと、前記仕訳情報絞込ステップによって検索さ
    れた前記未入力の仕訳情報を表示する仕訳情報絞込結果
    表示ステップと、を更に備えた、請求項13に記載の仕
    訳処理方法。
  24. 【請求項24】 請求項13から23のいずれか1項に
    記載の仕訳処理方法のプログラムを記録した情報記録媒
    体。
  25. 【請求項25】 前記情報記録媒体は、コンパクト・デ
    ィスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、ハード・
    ディスク、光磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディス
    ク、もしくは磁気テープであることを特徴とする、請求
    項23に記載のプログラムを記録した情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015885A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Japan Digital Laboratory Co Ltd 振替伝票入力装置、振替伝票入力方法および振替伝票入力プログラム
JP2020030517A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 株式会社日本デジタル研究所 会計処理装置、会計処理方法、会計処理プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1125187A (ja) * 1997-07-09 1999-01-29 Mitsubishi Electric Corp 仕訳伝票入力方法

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