JP2013015885A - 振替伝票入力装置、振替伝票入力方法および振替伝票入力プログラム - Google Patents

振替伝票入力装置、振替伝票入力方法および振替伝票入力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簿記の専門知識を有していないユーザであっても振替伝票に正しく取引データを入力可能な振替伝票入力装置を提供すること。
【解決手段】本願に記載された振替伝票入力装置においては、制御部1が、ユーザにより選択された位置が振替伝票の借方であるかまたは貸方であるかを示す入力貸借データ、およびユーザにより入力された勘定科目に基づいて、勘定科目において想定される取引毎に借方または貸方を示す貸借情報が関連付けられた取引種類テーブルから、該当する取引の取引名を読み出し、その取引名を画面上に表示することによって、取引名を自動的にユーザに認識させる仕組みを導入することとした。
【選択図】図2

Description

本発明は、振替伝票入力処理を行うための振替伝票入力装置に関する。
従来から、会計処理装置として動作するパソコン等を利用して、ユーザ操作による振替伝票入力処理が行われている。振替伝票は、取引日付,借方金額および借方科目にて構成される借方欄,摘要,貸方科目および貸方金額にて構成される貸方欄などの各項目を含む会計伝票の1つであり、会計処理装置を利用するユーザは、たとえば、キーボードやタッチパネル等の入力手段を操作して、上記振替伝票の各項目に取引データを入力する。
そして、振替伝票に取引データを入力する処理において、ユーザは、取引にかかる科目が、借方科目に記載すべき科目なのか、貸方科目に記載すべき科目なのか、を簿記の知識を用いて判断している(特許文献1および特許文献2参照)。
特開2004−5195号公報 特開2000−137560号公報
しかしながら、従来の振替伝票入力処理においては、取引にかかる科目(取引内容)がわかっている場合であっても、さらにその科目が借方科目なのか貸方科目なのかを判断する必要があるため、取引データを正しく入力するためには簿記の専門知識が必要となる。
具体的には、たとえば、取引にかかる科目が現金の場合には「現金の減少」→「貸方欄に記入」という簿記の知識が必要であり、一方で、取引にかかる科目が買掛金の場合には「買掛金の減少」→「借方欄に記入」という簿記の知識が必要である。このように、同じ「減少」という事象であっても科目により記入欄(貸借)が異なるため、取引データを正しく入力するためには簿記の専門知識が必要となる。さらに、たとえば、取引が「売上」,「返品」,「値引」等の事象の場合においても、これらを借方欄および貸方欄のいずれに記載すべきかを正しく判断する必要がある。
一方、現金出納帳では、現金という科目は決まっており、科目による区分(名)の変更がなく(入金,出金のどちらか)、貸借どちらにするかが単純に決まり、1対1の貸借の勘定科目の単一仕訳が生成される。また、振替伝票以外の売上伝票や仕入伝票などでの取引入力も同様となっている。しかしながら、振替伝票は、1つ以上の取引を1つの伝票として扱える(データ修正時などでも一括して表示修正対象となる)処理(多対多の貸借の勘定科目の入力を必要とする)、いわゆる複合仕訳(たとえば、車両を購入した場合の租税公課や手数料などが上下に多段で入力できる)が入力でき、処理できる伝票である。このように、振替伝票は、勘定科目の入力が必要で、さらに、複合仕訳が入力できる(すなわち、貸借を含めて自由に入力できる箇所が多い)ため、取引にかかる科目を借方欄および貸方欄のいずれに記載すべきかを正しく判断する必要がある。すなわち、従来の振替伝票入力処理においては、取引にかかる科目の貸借が判断できないと、取引データを正しく入力することができない、という問題があった。
また、従来の振替伝票入力処理においては、貸借の判断を誤って取引データを正しく入力できなかった場合には、振替伝票上で借方金額と貸方金額の不一致が発生するまで、誤りに気づくことができない、という問題があった。さらに、貸借の判断を誤って借方と貸方を逆に入力した場合には、振替伝票上で借方金額と貸方金額の不一致が発生しないため、簿記の専門知識がない簿記の初心者等は誤りに気づくことができない可能性がある、という問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簿記の専門知識を有していないユーザであっても、振替伝票に正しく取引データを入力可能な振替伝票入力装置、振替伝票入力方法および振替伝票入力プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力対象の勘定科目が借方に入力すべき科目であるか貸方に入力すべき科目であるかを一意に特定するために、各勘定科目において想定される取引毎に借方または貸方を示す貸借情報が関連付けられて構成されたテーブル、が記憶された第1の記憶部と、処理の過程で得られるデータが一時的に記憶される第2の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶されたテーブルおよび前記第2の記憶部に記憶されたデータに基づいて仕訳データを作成する制御部と、と備え、前記制御部が、画面上で選択された位置が振替伝票の借方であるかまたは貸方であるかを示す情報である入力貸借データを前記第2の記憶部に記憶させ、前記選択された位置に勘定科目が入力された場合に、当該勘定科目を前記第2の記憶部に記憶させ、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目および入力貸借データに基づいて、前記テーブルから、該当する取引の取引名を読み出し、当該取引名を前記第2の記憶部に記憶させ、さらに、当該取引名を画面上に表示する制御を行い、前記表示に対する応答として得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と一致する場合には、記憶された取引名を維持し、一方、得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と異なる場合には、記憶された取引名を新たに得られた取引名に更新し、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目に基づいて、前記テーブルから、前記第2の記憶部に記憶された取引名に関連付けられた貸借情報を読み出し、当該貸借情報を前記第2の記憶部に記憶させ、前記第2の記憶部に記憶された貸借情報、勘定科目、取引名を含む仕訳データを作成する、ことを特徴とする。
本発明にかかる振替伝票入力装置は、簿記の専門知識を有していないユーザ、すなわち、取引にかかる科目の貸借が判断できないユーザであっても、振替伝票に正しく取引データを入力することが可能となる、という効果を奏する。
図1は、振替伝票入力装置として動作するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 図2は、振替伝票入力装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。 図3は、従来の振替伝票入力処理の概要を示す図である。 図4は、振替伝票入力装置による処理の概要を示す図である。 図5は、振替伝票入力装置による処理の概要を示す図である。 図6は、振替伝票入力装置による振替伝票入力処理を示すフローチャートである。 図7は、入力貸借データの一例を示す図である。 図8は、科目テーブルの一例を示す図である。 図9は、作業用仕訳データの一例を示す図である。 図10は、取引種類テーブルの一例を示す図である。 図11は、取引種類テーブルデータの一例を示す図である。 図12は、仕訳データテーブルの一例を示す図である。 図13は、表示画面の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる振替伝票入力装置、振替伝票入力方法および振替伝票入力プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例の振替伝票入力装置として動作するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図1において、本実施例のコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)およびFPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成される制御部1と、ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等の各種メモリを含む記憶部2と、キーボード8およびマウス9等のユーザインタフェースを含む入力部3と、印刷等の出力処理を行う出力部4と、振替伝票を表示するディスプレイである表示部5と、所定のネットワークを介して外部と通信を行う通信部6を備える。なお、図1では、パソコン等の一般的なコンピュータの構成例を示しているが、本実施例のコンピュータは、これに限らず、携帯電話機や、タブレット型の通信機器等であってもよい。また、図1では、キーボード8およびマウス9等のユーザインタフェースを含む入力部3を備えることとしたが、本実施例のコンピュータは、これに限らず、表示部にタッチパネルの機能を持たせることによって、入力部3を設けない構成としてもよい。
図1において、制御部1では、本実施例の振替伝票入力プログラムを実行する。記憶部2は、ROM,RAM等の内部メモリを含み、本実施例の振替伝票入力プログラムおよび各種テーブルや、処理の過程で得られたデータ等を記憶する。制御部1では、記憶部2に記憶されているプログラムを読み出すことにより振替伝票入力処理を実行する。なお、記憶部2は、内部メモリに限るものではなく、たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)やSDメモリ等の外部記憶媒体であってもよいし、また、内部メモリおよび外部記憶媒体(DVDやSDメモリ等)の両方で構成されていてもよい。
図2は、本実施例の振替伝票入力装置の機能ブロック構成の一例を示す図であり、詳細には、上記制御部1が記憶部2から振替伝票入力プログラムを読み出して実行することで実現される機能ブロックを示している。図2において、制御部1は、本実施例の振替伝票入力処理を実行するための機能ブロックとして、入力制御部11とテーブル管理部12を有する。
図2において、入力制御部11は、ユーザ操作により入力される情報に基づいてテーブル管理部12および表示部5等を制御することにより、振替伝票入力処理を制御する。また、テーブル管理部12は、入力制御部11の指示に従い、記憶部2に対する読み出し処理および書き込み処理を行う。
また、図2において、記憶部2は、テーブル格納部21とデータ格納部22とプログラム格納部23と一時データ格納部24を有する。テーブル格納部21には、後述する科目テーブル,取引種類テーブル,仕訳データテーブル等の各種テーブルが格納される。データ格納部22には、振替伝票を表示するために必要な各種データが格納される。プログラム格納部23には、振替伝票入力プログラムが格納される。一時データ格納部24には、後述する入力貸借データ,作業用仕訳データ,取引種類テーブルデータ等の各種データが一時的に格納される。
なお、上記本実施例の振替伝票入力装置のハードウェア構成および機能ブロック構成は、説明の便宜上、本実施例の処理にかかわる構成を列挙したものであり、振替伝票入力装置のすべての機能を表現したものではない。
また、本実施例の振替伝票入力プログラムは、通信部6およびインターネットなどのネットワークを介して配布可能である。また、このプログラムは、ハードディスク,フレキシブルディスク(FD),CD−ROM,MO,DVDなどの、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよく、この場合は、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。
つづいて、従来の振替伝票入力処理と本実施例の振替伝票入力装置による処理との差異を、図面を用いて具体的に説明する。図3は、従来の振替伝票入力処理の概要を示す図であり、図4は、本実施例の振替伝票入力装置による処理の概要を示す図である。ここでは、取引内容の一例として、「現金で売上10,000円」の場合における振替伝票入力処理について説明する。
図3(a)に示すように、白紙の振替伝票には、借方科目欄,借方金額欄,摘要欄,貸方科目欄,貸方金額欄が設けられているものとする。このような白紙の振替伝票がディスプレイ上に表示されている場合、ユーザは、タッチパネル等の入力手段を用いて上記の取引内容を振替伝票に記入する。具体的には、まず、ユーザは、科目(勘定科目)として「現金」を、金額として「10,000」を、それぞれ振替伝票に記入し、つぎに、科目として「売上高」を、金額として「10,000」を、それぞれ振替伝票に記入する。
この際、ユーザは、上記の取引にかかる科目を、借方科目なのか貸方科目なのかを判断してから記入する必要があり、貸借を正しく判断するためには簿記の専門知識が必要となる。また、従来の振替伝票入力処理においては、たとえば、貸借の判断に誤りがあり、振替伝票に取引データが正しく入力されていない場合であっても、振替伝票上で借方金額と貸方金額の不一致が発生していることを認識するまで、その誤りに気づくことができない。図3(b)では、借方合計が20,000円となり、貸方合計が0円となっており、この時点で、貸借の判断の誤りに気づくことになる。
一方、本実施例の振替伝票入力装置においては、ユーザがタッチパネル等の入力手段を用いて振替伝票に科目を入力した時点で、取引名を自動的にユーザに認識させる仕組みを導入する。ここでは、一例として、振替伝票に取引名欄を設ける場合を想定し(図4(a)参照)、振替伝票入力装置は、科目が入力された時点で、取引名欄への取引名の表示制御を行う。これにより、上記の取引内容(売上)がわかっているユーザは、振替伝票に科目を入力した時点で振替伝票上に表示される取引名を確認することによって、貸借の判断に誤りがあるかどうかを知ることができる。すなわち、ユーザは、振替伝票上で借方金額と貸方金額の不一致を確認することなく、貸借の判断に誤りがあれば、振替伝票に科目を入力した時点で、その誤りを認識することができる。
たとえば、図4(b)に示すように、ユーザがタッチパネル等の入力手段を用いて借方科目欄に「売上高」を、借方金額欄に「10,000」を、そして、摘要欄に「10,000円売上」を入力する場合を想定する。この場合、本実施例の振替伝票入力装置は、借方科目欄に「売上高」が入力された時点で、借方の取引名欄に「返品」を表示する。なお、摘要欄への入力は任意とする。ここでは、「現金で売上10,000円」の場合の取引を振替伝票に入力しているため、ユーザは、借方の取引名欄に「返品」が表示されたことをもって、貸借の判断の誤りを認識することになる。
そのため、誤りを認識したユーザは、たとえば、図4(c)に示すように、貸方科目欄に「売上高」を入力し、貸方金額欄に「10,000」を入力することによって、振替伝票を修正する。そして、貸方科目欄に「売上高」が入力された時点で、本実施例の振替伝票入力装置は、貸方の取引名欄に「売上」を表示する。これにより、ユーザは、貸方の取引名欄に表示された「売上」を確認することによって、貸借の判断に誤りがないことを認識することができる。
その後、ユーザは、図4(d)に示すように、借方科目欄に「現金」を、借方金額欄に「10,000」を、そして、摘要欄に「10,000円入金」を、それぞれ入力し、振替伝票を完成させる。この際、本実施例の振替伝票入力装置は、貸方科目欄に「現金」が入力された時点で、借方の取引名欄に「入金」を表示する。なお、摘要欄への入力は任意とする。すなわち、本実施例の振替伝票入力装置では、図4(a)の白紙の振替伝票に対して、図4(b)〜(d)の処理を実施することによって、借方合計と貸方合計が「10,000」で一致した、誤りのない振替伝票を生成することが可能となる。
このように、本実施例の振替伝票入力装置では、以下に記載の図5のように、取引にかかる科目を借方欄および貸方欄のどちらに記載すべきかを正しく判断できないユーザが、振替伝票の借方欄および貸方欄のどちらかを選択および指示する(図5(a))。そして、ユーザが振替伝票に科目を入力した時点(図5(c))で、取引名を自動的にユーザに認識させる仕組み(図5(b)の区分欄の取引名が図5(c)の区分欄の取引名に変更されている)を導入した。これにより、簿記の専門知識を有していないユーザ、すなわち、取引にかかる科目の貸借が判断できないユーザであっても、取引(区分)を選択(図5(d))するだけで貸借が決定され、振替伝票に正しく取引データを入力することが可能となる。また、上記仕組みの導入により、ユーザが科目入力直後に自身の入力誤りを認識できるため、簿記の専門知識を有していないユーザに対して、取引にかかる科目の貸借について取引データの入力を通して覚えることができるので、教育的な効果が見込める。
なお、図4では、上記「振替伝票に科目と金額を入力した時点で取引名を自動的にユーザに認識させる仕組み」の一例として、振替伝票に取引名欄を設ける場合について記載したが、これに限らず、取引名を自動的にユーザに認識させることができれば、他の方法を用いてもよい。図5は、図4以外の方法で取引名を自動的にユーザに認識させる場合の、本実施例の振替伝票入力装置による処理の概要を示す図である。ここでは、取引内容の一例として、「現金100万円で自動車を購入」する場合の振替伝票入力処理について説明する。
本実施例の振替伝票入力装置は、たとえば、取引にかかる科目を借方欄および貸方欄のいずれに記載すべきかを正しく判断できないユーザの操作によって、任意に、貸方欄を構成する貸方科目欄または貸方金額欄が指定される(図5(a)に示す振替伝票上の貸方欄を示す網掛け部分に触れる)と、図5(b)に示す取引入力画面を表示する。貸方欄が指定されているため、図5(b)では、区分(取引名)として「減少」が選択された取引入力画面が表示される。なお、図示はしていないが、たとえば、ユーザにより借方欄(借方科目,借方金額)が指定された場合には、区分として「増加」が選択された取引入力画面が表示される。また、簿記の知識が殆ど無く、貸方欄や借方欄を選択することさえも躊躇するようなユーザの場合には、「貸方欄か借方欄か」を考慮することも避けて、追加ボタンを選択指示することが考えられるが、この場合には、デフォルト状態として、区分として「増加」が選択された取引入力画面が表示されるようにしてもよい。
つぎに、本実施例の振替伝票入力装置においては、ユーザがタッチパネル等の入力手段を用いて取引入力画面に科目を入力することによって、取引名(区分)を自動的にユーザに認識させるための処理を行う。ここでは、一例として、取引入力画面の科目欄に「車両運搬具」が入力された時点で、図5(c)に示すように、区分欄への取引名の表示制御が行われる。図5(c)では、区分(取引名)として、「購入」および「売却」が表示され、さらに、上記で貸方欄が指定されているため、「売却」がデフォルトの取引名として選択された状態で表示されている(黒丸で表示)。これにより、取引内容(購入)がわかっているユーザは、取引入力画面に科目を入力した時点で取引入力画面上に表示される区分(取引名)を確認することによって、貸借の判断に誤りがあるかどうかを知ることができる。すなわち、振替伝票上で借方金額と貸方金額の不一致を確認することなく、貸借の判断に誤りがあれば、取引入力画面に科目を入力した時点で、その誤りを認識することができる。
たとえば、図5(c)に示すように、ユーザが取引入力画面の科目欄(貸方)に「車両運搬具」を、金額欄(貸方)に「1,000,000」を、そして、摘要欄に「車両を購入」を入力した場合を想定する。この場合、本実施例の振替伝票入力装置は、取引入力画面の科目欄(貸方)に「車両運搬具」が入力された時点で、取引入力画面における区分欄(貸方)に「売却」を選択表示する。なお、摘要欄への入力は任意とする。ここでは、「現金100万円で自動車を購入」する場合の振替伝票入力処理を実行しているため、ユーザは、取引入力画面の区分欄に「売却」が選択表示されたことをもって、貸借の判断の誤りを認識することになる。
そのため、誤りを認識したユーザは、タッチパネル等の入力手段を用いて、たとえば、図5(d)に示すように、取引入力画面における区分欄を「売却」から「購入」に選択変更する。その後、ユーザが「確定」を選択すると、本実施例の振替伝票入力装置は、図5(e)に示すように、借方金額欄に「1,000,000」,借方科目欄に「車両運搬具」,摘要欄に「車両を購入」が入力された振替伝票を表示する。以上、本実施例の振替伝票入力装置では、図5(a)〜(e)に示すような処理の流れを、入力する科目毎に実行することにより、振替伝票に取引名欄を設ける場合(図4参照)と同様の効果を得ることができる。
つづいて、本実施例の振替伝票入力装置による振替伝票入力処理を、フローチャートに従い詳細に説明する。図6は、本実施例の振替伝票入力装置による振替伝票入力処理を示すフローチャートである。ここでは、取引内容の一例として、「現金で売上10,000円」の場合における振替伝票入力処理について説明する。また、本実施例では、貸借の判断に誤りがない場合と、貸借の判断に誤りがある場合の両方について説明する。なお、この処理は、図4および図5のどちらの処理についても対応可能である。また、追加ボタンが指定された場合には、前述のようにデフォルト状態として、区分として「増加」が選択されたものとして取扱うことができるので、入力位置が「借方」の側を選択したものとして取扱ったうえで、以下の処理フローの内のS2およびS3は、パスすることができる。
まず、貸借の判断に誤りがない場合の振替伝票入力処理について説明する。ユーザ操作により、振替伝票入力装置内の振替伝票入力プログラムが起動されると、入力制御部11は、データ格納部22から白紙の振替伝票に関するデータを読み出し、読み出したデータに基づいて生成した振替伝票入力画面を表示部5に表示するための制御を行う(S1)。
つぎに、ユーザ操作により、表示部5に表示された振替伝票入力画面における科目欄または金額欄の位置(図6に示す振替伝票入力画面の太線枠に相当)が選択された場合(S2)、入力制御部11は、テーブル管理部12を制御して、選択された位置が借方欄であるかまたは貸方欄であるかを示す情報である入力貸借データを、一時データ格納部24に記憶する(S3)。たとえば、ユーザにより借方欄(借方科目または借方金額)が選択されていれば、テーブル管理部12は、入力貸借データとして、「借」を一時データ格納部24に記憶する。一方、ユーザにより貸方欄(貸方科目または貸方金額)が選択されていれば、テーブル管理部12は、入力貸借データとして、「貸」を一時データ格納部24に記憶する。本実施例では、入力貸借データとして「貸」が記憶された場合について説明する。図7は、入力貸借データの一例を示す図であり、入力貸借データとして「貸」が記憶された状態が示されている。
つぎに、ユーザ操作により、科目「売上高」,金額「10,000」,摘要「現金で売上」が入力された場合(S4)、入力制御部11は、入力された科目,金額,摘要をテーブル管理部12に通知する。そして、テーブル管理部12は、受け取った科目「売上高」をキーとして、テーブル格納部21内の科目テーブルから科目コードを検索する(S5)。図8は、科目テーブルの一例を示す図である。この科目テーブルには、勘定科目として「分類」,「科目コード」,「科目」が予め関連付けられた状態で記憶されている。本実施例では、テーブル管理部12は、「売上高」をキーとした検索結果として、科目テーブルから科目コード「3100」を読み出す。
つぎに、テーブル管理部12は、上記で読み出した科目コード「3100」を、一時データ格納部24内の作業用仕訳データの科目コード領域に記憶する(S5)。図9は、作業用仕訳データの一例を示す図である。この作業用仕訳データは、貸借領域,科目コード領域,取引名領域,金額領域,摘要領域を含むデータである。
さらに、テーブル管理部12は、作業用仕訳データの科目コード領域に記憶された科目コード「3100」をキーとして、テーブル格納部21内の取引種類テーブルから該当する取引種類テーブルデータを読み出し、その取引種類テーブルデータを一時データ格納部24に記憶する(S6)。図10は、取引種類テーブルの一例を示す図である。この取引種類テーブルには、科目コードと取引の種類(取引名,貸借)が関連付けられた状態で記憶されている。たとえば、科目コード「3100」(売上高)には、増加表現の取引として「売上(貸)」が、減少表現の取引として「返品(借)」が、その他#1の取引として「値引き(借)」が、その他#2の取引として「値引きの返品(貸)」が、それぞれ関連付けられている。また、図11は、取引種類テーブルデータの一例を示す図である。一時データ格納部24には、取引種類テーブルから読み出された行データが、そのまま取引種類テーブルデータとして記憶される。
つぎに、テーブル管理部12は、一時データ格納部24に記憶された入力貸借データ「貸」(図7参照)と取引種類テーブルデータ内の科目コード「3100」(図11参照)をキーとして、テーブル格納部21内の取引種類テーブル(図10参照)から該当する取引名「売上」を読み出し、その取引名を一時データ格納部24内の作業用仕訳データ(図9参照)の取引名領域に記憶する(S7)。なお、ここでは、科目コード「3100」および入力貸借データ「貸」に該当する取引名として「売上」と「値引きの返品」の2つが存在しているが、本実施例では、左側の領域に記憶されている取引を優先的に選択して読み出すものとする。
つぎに、テーブル管理部12は、入力制御部11から受け取った金額「10,000」および摘要「現金で売上」を、一時データ格納部24内の作業用仕訳データ(図9参照)の金額領域および摘要領域にそれぞれ記憶する(S8)。
つぎに、テーブル管理部12は、一時データ格納部24に記憶された取引種類テーブルデータ(図11参照)内の取引名(「売上」,「返品」,「値引き」,「値引きの返品」)を読み出し、入力制御部11に通知する。この際、テーブル管理部12は、S7にて作業用仕訳データ(図9参照)として保存した取引名である「売上」を選択表示する旨もあわせて通知する。そして、入力制御部11は、取引名:「売上」,「返品」,「値引き」,「値引きの返品」を表示部5に表示し、さらに、S7の取引名領域に記憶された取引名を選択表示する(S9)。ここでは「売上」を選択表示する。なお、図4に示すように振替伝票に「取引名欄」を設ける場合には、取引名「返品」,「値引き」,「値引きの返品」を表示せず、取引名「売上」のみを表示することになる。また、この場合には、取引名「返品」,「値引き」,「値引きの返品」をユーザ操作により別途表示可能とする。S9の処理により、ユーザは、入力した科目の貸借の判断に誤りがあるかどうかを知ることができる。
なお、上記S9では、取引と貸借を関連付けて表示することも可能である。たとえば、テーブル管理部12は、一時データ格納部24に記憶された取引種類テーブルデータ(図11参照)内の取引名(「売上」,「返品」,「値引き」,「値引きの返品」)およびそれぞれの貸借を読み出し、入力制御部11に通知する。この際、テーブル管理部12は、S7にて作業用仕訳データ(図9参照)として保存した取引名である「売上」を選択表示する旨もあわせて通知する。そして、入力制御部11は、取引名(貸借):「売上(貸)」,「返品(借)」,「値引き(借)」,「値引きの返品(貸)」を表示部5に表示し、さらに、「売上(貸)」を選択表示する(S9)。
つぎに、ユーザ操作により取引が選択されると、入力制御部11は、選択された取引をテーブル管理部12に通知する(S10)。ここでは、入力した科目の貸借に誤りがないことが表示画面から確認できるので、選択されている取引名「売上」がそのまま選択され通知される。そして、テーブル管理部12は、受け取った取引名「売上」が一時データ格納部24内の作業用仕訳データ(図9参照)の取引名領域に記憶されている取引名と同一なので、取引名領域に記憶されている取引名「売上」を維持する(S11)。
つぎに、テーブル管理部12は、一時データ格納部24内の作業用仕訳データ(図9参照)の科目コード「3100」および取引名「売上」をキーとして、テーブル格納部21内の取引種類テーブル(図10参照)から貸借データ「貸」を読み出し、この貸借データを一時データ格納部24内の作業用仕訳データの貸借領域に記憶する(S12)。これにより、作業用仕訳データは、図9に示す状態となる。
そして、テーブル管理部12は、図9に示す作業用仕訳データを仕訳データテーブルに記憶する(S13)。図12は、仕訳データテーブルの一例を示す図である。この仕訳データテーブルには、伝票番号ごとに、日付と作業用仕訳データの情報が関連付けられた状態で記憶される。本実施例では、S1〜S13までの処理で、図12に示す仕訳データテーブルにおける伝票番号「001」,日付「2011/2/9」の貸方欄および摘要欄が入力されたことになる。これにより、振替伝票入力装置の表示部5には、伝票番号「001」,日付「2011/2/9」の振替伝票として、貸方欄および摘要欄が記入された振替伝票入力画面が表示可能となる。
なお、以降の処理において、さらにS1〜S13までの処理を繰り返し実行することによって、伝票番号「001」,日付「2011/2/9」の借方欄や、伝票番号「002」の取引内容,伝票番号「003」の取引内容等を、仕訳データテーブルに記憶することができる。
つづいて、貸借の判断に誤りがある場合の振替伝票入力処理について説明する。まず、図6において、上記と同様の手順でS1〜S3が実行され、入力貸借データが一時データ格納部24に記憶される。ここでは、入力貸借データとして「借」が記憶されたものとする。
つぎに、上記と同様の手順で、S4〜S6の処理が実行されると、作業用仕訳データの科目コード領域には科目コード「3100」が記憶され、さらに、科目コード「3100」をキーとして読み出された取引種類テーブルデータが一時データ格納部24に記憶される。
つぎに、テーブル管理部12は、一時データ格納部24に記憶された入力貸借データ「借」と取引種類テーブルデータ内の科目コード「3100」(図11参照)をキーとして、テーブル格納部21内の取引種類テーブル(図10参照)から該当する取引名「返品」を読み出し、その取引名を一時データ格納部24内の作業用仕訳データの取引名領域に記憶する(S7)。なお、ここでは、科目コード「3100」および入力貸借データ「借」に該当する取引名として「返品」と「値引き」の2つが存在しているが、本実施例では、左側の領域に記憶されている取引を優先的に選択して読み出すものとする。
つぎに、テーブル管理部12は、S4で入力制御部11から受け取った金額「10,000」および摘要「現金で売上」を、一時データ格納部24内の作業用仕訳データの金額領域および摘要領域にそれぞれ記憶する(S8)。
つぎに、テーブル管理部12は、一時データ格納部24に記憶された取引種類テーブルデータ(図11参照)内の取引名(「売上」,「返品」,「値引き」,「値引きの返品」)を読み出し、入力制御部11に通知する。この際、テーブル管理部12は、S7にて作業用仕訳データとして保存した取引名である「返品」を選択表示する旨もあわせて通知する。そして、入力制御部11は、取引名:「売上」,「返品」,「値引き」,「値引きの返品」を表示部5に表示し、さらに、「返品」をデフォルトの取引名として選択表示する(S9)。図13は、表示画面の一例を示す図である。図13では、「返品」が選択表示されていることを黒丸で示している。なお、図4に示すように振替伝票に「取引名欄」を設ける場合には、取引名「売上」,「値引き」,「値引きの返品」を表示せず、取引名「返品」のみを表示することになる。S9の処理により、ユーザは、入力した科目の貸借の判断に誤りがあるかどうかを知ることができる。すなわち、簿記の専門知識を有していないユーザ、すなわち、取引にかかる科目の貸借が判断できないユーザは、図13に示す表示画面(取引名が表示された画面)を確認すること(図5(c))によって、貸借の判断に誤りがあることを認識することができ、さらに、正しい取引名を選択すること(図5(d))によって、振替伝票上の正しい欄(借方欄または貸方欄)にデータを入力することができる(図5(e))。
つぎに、ユーザ操作により、正しい取引名として「売上」が選択されると(「返品」から「売上」へ変更されると)、入力制御部11は、選択された取引をテーブル管理部12に通知する(S10)。そして、テーブル管理部12は、受け取った取引名「売上」が一時データ格納部24内の作業用仕訳データの取引名領域に記憶されている取引名(「返品」が記憶されている)と異なっているので、この取引名「売上」を作業用仕訳データの取引名領域に上書きする(S11)。
以降、上記と同様の手順で、S12およびS13が実行され、図9に示す作業用仕訳データが仕訳データテーブルに記憶される。
このように、本実施例においては、ユーザが振替伝票入力処理として科目を入力した時点で、取引名を自動的にユーザに認識させる仕組みを導入することとした。これにより、簿記の専門知識を有していないユーザ、すなわち、取引にかかる科目の貸借が判断できないユーザであっても、振替伝票に正しく取引データを入力することが可能となる。また、上記仕組みの導入により、ユーザが科目入力直後に自身の入力誤りを認識できるため、簿記の専門知識を有していないユーザに対する教育的な効果も見込める。
また、従来の技術によれば、貸借の判断を誤って借方と貸方の両方を逆に入力した結果、振替伝票上で借方金額と貸方金額の不一致が発生しなかった場合(金額が一致してしまった場合)には、その誤りに気づくことができない可能性があったが、本実施例の仕組みを導入することにより、科目入力後に実際の取引(取引名)が表示された画面を確認することができるので、ユーザは、借方金額と貸方金額の一致/不一致を確認することなく、貸借の判断に誤りがあることを認識することができる。すなわち、本実施例によれば、科目入力後に容易に自身の入力誤りを認識でき、入力誤りを認識した時点での修正が可能であるため、借方と貸方の両方をそれぞれ逆に入力してしまうケース自体を回避することが可能である。
1 制御部
2 記憶部
3 入力部
4 出力部
5 表示部
6 通信部
8 キーボード
9 マウス
11 入力制御部
12 テーブル管理部
21 テーブル格納部
22 データ格納部
23 プログラム格納部
24 一時データ格納部

Claims (6)

  1. 入力対象の勘定科目が借方に入力すべき科目であるか貸方に入力すべき科目であるかを一意に特定するために、各勘定科目において想定される取引毎に借方または貸方を示す貸借情報が関連付けられて構成されたテーブル、が記憶された第1の記憶部と、
    処理の過程で得られるデータが一時的に記憶される第2の記憶部と、
    前記第1の記憶部に記憶されたテーブルおよび前記第2の記憶部に記憶されたデータに基づいて仕訳データを作成する制御部と、
    と備え、
    前記制御部が、
    画面上で選択された位置が振替伝票の借方であるかまたは貸方であるかを示す情報である入力貸借データを前記第2の記憶部に記憶させ、
    前記選択された位置に勘定科目が入力された場合に、当該勘定科目を前記第2の記憶部に記憶させ、
    前記第2の記憶部に記憶された勘定科目および入力貸借データに基づいて、前記テーブルから、該当する取引の取引名を読み出し、当該取引名を前記第2の記憶部に記憶させ、さらに、当該取引名を画面上に表示する制御を行い、
    前記表示に対する応答として得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と一致する場合には、記憶された取引名を維持し、一方、得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と異なる場合には、記憶された取引名を新たに得られた取引名に更新し、
    前記第2の記憶部に記憶された勘定科目に基づいて、前記テーブルから、前記第2の記憶部に記憶された取引名に関連付けられた貸借情報を読み出し、当該貸借情報を前記第2の記憶部に記憶させ、
    前記第2の記憶部に記憶された貸借情報、勘定科目、取引名を含む仕訳データを作成する、
    ことを特徴とする振替伝票入力装置。
  2. さらに、前記制御部は、
    前記テーブルから、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目において想定される複数の取引の取引名を読み出し、当該読み出した取引名を更新候補取引名として表示可能とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の振替伝票入力装置。
  3. さらに、前記制御部は、
    前記読み出した複数の取引のうち、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目および入力貸借データに基づいて前記テーブルから読み出した取引名を、デフォルト表示の取引名として決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の振替伝票入力装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第2の記憶部に記憶された勘定科目において想定される複数の取引の取引名を読み出すとともに、さらにそれぞれの取引に関連付けられた貸借情報を読み出し、当該貸借情報と取引名を関連付けた状態で表示可能とする、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の振替伝票入力装置。
  5. 仕訳データを生成する振替伝票入力装置における振替伝票入力方法であって、
    前記振替伝票入力装置が、
    入力対象の勘定科目が借方に入力すべき科目であるか貸方に入力すべき科目であるかを一意に特定するために、各勘定科目において想定される取引毎に借方または貸方を示す貸借情報が関連付けられて構成されたテーブル、が記憶された第1の記憶部と、
    処理の過程で得られるデータが一時的に記憶される第2の記憶部と、
    を有する場合において、
    制御部が、画面上で選択された位置が振替伝票の借方であるかまたは貸方であるかを示す情報である入力貸借データを前記第2の記憶部に記憶させる入力貸借記憶ステップと、
    前記制御部が、前記選択された位置に勘定科目が入力された場合に、当該勘定科目を前記第2の記憶部に記憶させる勘定科目記憶ステップと、
    前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目および入力貸借データに基づいて、前記第1の記憶部に記憶されたテーブルから、該当する取引の取引名を読み出し、当該取引名を前記第2の記憶部に記憶させ、さらに、当該取引名を画面上に表示する取引名表示ステップと、
    前記制御部が、前記表示に対する応答として得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と一致する場合には、記憶された取引名を維持し、一方、得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と異なる場合には、記憶された取引名を新たに得られた取引名に更新する一致判定ステップと、
    前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目に基づいて、前記テーブルから、前記第2の記憶部に記憶された取引名に関連付けられた貸借情報を読み出し、当該貸借情報を前記第2の記憶部に記憶させる貸借情報抽出ステップと、
    前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された貸借情報、勘定科目、取引名を含む仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、
    を含むことを特徴とする振替伝票入力方法。
  6. 仕訳データを生成する振替伝票入力装置として動作するコンピュータにより実行される振替伝票入力プログラムであって、
    前記振替伝票入力装置が、
    入力対象の勘定科目が借方に入力すべき科目であるか貸方に入力すべき科目であるかを一意に特定するために、各勘定科目において想定される取引毎に借方または貸方を示す貸借情報が関連付けられて構成されたテーブルが記憶された第1の記憶部と、
    処理の過程で得られるデータが一時的に記憶される第2の記憶部と、
    を有する場合において、
    制御部が、画面上で選択された位置が振替伝票の借方であるかまたは貸方であるかを示す情報である入力貸借データを前記第2の記憶部に記憶させる入力貸借記憶手順と、
    前記制御部が、前記選択された位置に勘定科目が入力された場合に、当該勘定科目を前記第2の記憶部に記憶させる勘定科目記憶手順と、
    前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目および入力貸借データに基づいて、前記第1の記憶部に記憶されたテーブルから、該当する取引の取引名を読み出し、当該取引名を前記第2の記憶部に記憶させ、さらに、当該取引名を画面上に表示する取引名表示手順と、
    前記制御部が、前記表示に対する応答として得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と一致する場合には、記憶された取引名を維持し、一方、得られた取引名が前記第2の記憶部に記憶された取引名と異なる場合には、記憶された取引名を新たに得られた取引名に更新する一致判定手順と、
    前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された勘定科目に基づいて、前記テーブルから、前記第2の記憶部に記憶された取引名に関連付けられた貸借情報を読み出し、当該貸借情報を前記第2の記憶部に記憶させる貸借情報抽出手順と、
    前記制御部が、前記第2の記憶部に記憶された貸借情報、勘定科目、取引名を含む仕訳データを作成する仕訳データ作成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする振替伝票入力プログラム。
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