JP2002041372A - 再生装置のデータ転送レート測定システムおよび方法ならびにデータ転送レート測定プログラム記録媒体 - Google Patents

再生装置のデータ転送レート測定システムおよび方法ならびにデータ転送レート測定プログラム記録媒体

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JP2002041372A
JP2002041372A JP2000231274A JP2000231274A JP2002041372A JP 2002041372 A JP2002041372 A JP 2002041372A JP 2000231274 A JP2000231274 A JP 2000231274A JP 2000231274 A JP2000231274 A JP 2000231274A JP 2002041372 A JP2002041372 A JP 2002041372A
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佳幸 徳本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのプログラムでCD,DVDの両方の性能測
定に対応可能の再生装置のデータ転送レート測定システ
ムを提供すること。 【解決手段】 ディスク1の再生装置2は、ホストコン
ピュータ3からデータ読み出し命令を受けてディスク1
に記録されたデータを読み出してホストコンピュータに
転送すると、ホストコンピュータ3内のCPU4は記憶手
段5に記憶されている「データ転送レート測定プログラ
ム」にしたがい、再生装置2のデータ転送レートを測定
するために時間計測手段6を起動し、時間計測を開始
し、再生装置2に読み出し命令発行後全データ転送を受
けてパラメータで指定した時間内の再生装置2からの全
データの読出終了時に時間計測手段6を停止し、経過時
間を計測し、データ転送レートと倍速換算転送レートを
計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ転送レー
ト測定対象のDVD−ROMドライブやCCD−ROM
ドライブなどに装填された複数種類の記録媒体を自動的
に判別して各記録媒体ごとの倍速換算値などを計算でき
るようにした再生装置のデータ転送レート測定システム
および方法ならびにデータ転送レート測定プログラム記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD−ROMやCD−ROMなどの記
録媒体を装填してデータの再生を行う再生装置の性能を
示す代表的なものとして、データ転送レートを標準転送
レートで割った倍速換算転送レートがある。一般的にベ
ンチマークテスト(性能測定プログラム)などで、DV
D−ROMドライブなどの倍速換算転送レートを測定す
る場合にはCDの読取性能に関しては、CD専用の、ま
たDVDの読取性能に関してはDVD専用ベンチマーク
テストをそれぞれ使用しなければならないか、あるい
は、一つのベンチマークテストで測定するディスクにし
たがって、CD/DVDの設定を切り替えて測定する必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、DVD−
ROMやCD−ROMの両方の性能測定を一つのプログ
ラムに対応することがでができず、またデータ転送レー
トを測定したい装置に測定に使用する媒体を装填して
も、自動的にCDディスクやDVDディスクのような各
記録媒体の種別ごとに倍速換算値が得られないという課
題がある。
【0004】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、一つのプログラムで複数種別の記
録媒体の性能測定に対応することができるとともに、再
生装置のデータ転送レートを測定した後に、ユーザがデ
ィスクに対応した標準転送レートを入力することなし
に、プログラムが自動的に記録媒体の種別を判別して標
準転送レートを設定して、倍速換算データ転送レートを
計算することができる再生装置のデータ転送レート測定
システムおよび方法ならびにデータ転送レート測定プロ
グラム記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の再生装置のデータ転送レート測定システ
ムは、転送レートを測定するために読み出すデータを記
録した記録媒体を着脱可能に装填し、ホストコンピュー
タからデータの読み出し命令を受けて上記記録媒体に記
録されているデータを読み出して上記ホストコンピュー
タに転送するデータ転送レート測定対象の再生装置と、
上記ホストコンピュータに設けられ、「データ転送レー
ト測定プログラム」が格納され、データ転送レート測定
実行に必要なパラメータを記憶し、かつデータの読み書
き可能な記憶手段と、上記ホストコンピュータに設けら
れ、上記データ転送レート測定の計測時間の開始から上
記パラメータで指定されたデータの読取終了までの計時
を行う時間計測手段と、上記ホストコンピュータに設け
られ、上記データ転送レート測定時に上記記憶手段から
上記「データ転送レート測定プログラム」を読み出し、
上記再生装置に装填された記録媒体のデータを読み出
し、測定実行に必要なパラメータを上記記憶手段から読
み出して測定実行開始するとともに上記時間計測手段を
起動して時間計測を開始し、上記パラメータで指定され
た全データの読み出し終了時に上記時間計測手段を停止
してデータ転送レートと倍速換算転送レートとを計算す
るCPUと、上記ホストコンピュータに設けられ、上記CPU
により計算されたデータ転送レートと倍速換算転送レー
トとを表示手段により表示する表示制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0006】そのため、本システムによれば、転送レー
トを測定するために読み出すデータを記録した記録媒体
を装填したデータ転送レート測定対象の再生装置のデー
タ転送レート測定時に、CPUがホストコンピュータの記
憶手段から「データ転送レート測定プログラム」を読み
出し、再生装置に装填された記録媒体のデータを読み出
し、測定実行に必要なパラメータを記憶手段から読み出
して測定実行開始するとともに時間計測手段を起動して
時間計測を開始し、記憶手段に記憶されているパラメー
タで指定された全データの読み出し終了時に時間計測手
段を停止してデータ転送レートと倍速換算転送レートを
計算する。
【0007】また、この発明の再生装置のデータ転送レ
ート測定方法は、あらかじめホストコンピュータの記憶
手段に記憶された「データ転送レート測定プログラム」
を転送レートを測定するために読み出すデータを記録し
た記録媒体が装填されたデータ転送レート測定対象の再
生装置に対してCPUより読み出し可能記録媒体の種類の
情報を知る命令を発行して上記再生装置に対して上記記
録媒体の種別を判別させるステップと、上記再生装置に
装填された上記記録媒体が上記再生装置によりDVD系
ディスクあるいはCD系ディスクである旨判断すると、
上記CPUに対してディスク種別情報を返答するステップ
と、上記CPUが上記ディスク種別情報から上記記録媒体
がDVD系ディスクであると判断した場合には、所定の
標準転送レートに設定し、かつ上記記録媒体がCD系デ
ィスクであると判断した場合には、上記標準転送レート
より遅い標準転送レートに設定してデータ転送レート測
定処理を実行するステップと、上記データ転送レート測
定処理の結果の返り値から上記CPUがエラーと判断する
と表示手段に表示させ、かつ上記返り値から正常終了と
判断すると測定したデータ転送レート値から倍速換算デ
ータ転送レートを計算して上記表示手段に表示させる
か、あるいは上記記憶手段に記憶させるステップとを含
むことを特徴とする。
【0008】さらに、この発明のデータ転送レート測定
プログラムを記録した記憶媒体は、転送レートを測定す
るために読み出すデータを記録した記録媒体が装填され
たデータ転送レート測定対象の再生装置に対してCPUよ
り読み出し可能ディスクの種類の情報を知る命令を発行
して上記記録媒体の種別を判別させる手順と、上記再生
装置に装填された上記記録媒体が上記再生装置によりD
VD系ディスクあるいはCD系ディスクであると判断す
ると、上記CPUに対してディスク種別情報を返答する手
順と、上記CPUが上記ディスク種別情報から上記記録媒
体がDVD系ディスクであると判断した場合には、所定
の標準転送レートに設定し、かつ上記記録媒体がCD系
ディスクであると判断した場合には、上記標準転送レー
トより遅い標準転送レートに設定してデータ転送レート
測定処理を実行する手順と、上記データ転送レート測定
処理の結果の返り値を上記CPUがエラーと判断すると表
示手段に表示させ、かつ上記返り値が正常終了と判断す
ると測定したデータ転送レート値から倍速換算データ転
送レートを計算して上記表示手段に表示させるか、ある
いは上記記憶手段に記憶させる手順とをコンピュータに
実行させるデータ転送レート測定プログラムを記録した
ことを特徴とする。
【0009】そのため、本方法および記録媒体によれ
ば、転送レートを測定するために読み出すデータを記録
した記録媒体が装填されたデータ転送レート測定対象の
再生装置に対してCPUより読み出し可能ディスクの種類
の情報を知る命令を発行して記録媒体の種別を判別さ
せ、判別した記録媒体がDVD系ディスクの場合には、
所定の標準転送レートに設定し、CD系ディスクである
と判断した場合には、それよりも速い標準転送レートに
設定してデータ転送レート測定処理を実行し、データ転
送レート測定処理の結果正常終了と判断して測定したデ
ータ転送レート値から倍速換算データ転送レートを計算
する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明による再生装置の
データ転送レート測定システムおよび方法ならびにデー
タ転送レート測定プログラムを記録した記憶媒体の実施
の形態について図面に基づき説明する。図1は、この発
明による再生装置のデータ転送レート測定システムの第
1実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0011】この図1において、記録媒体としてのディ
スク1は再生装置2に着脱自在に装填される。このディ
スク1は、転送レートを測定するために読み出すデータ
が記録されているディスクであり、CD類(CD,CD
−ROM,CD−R,CD−RW)と、DVD類(DV
D−ROM,DVD−R,DVDRAM,DVD−R
W,DVD+RW)などがある。ディスク1の再生装置
2は、データ転送レートを測定する対象物であり、ホス
トコンピュータ3とSCSIやATAPIなどのインタ
フェース規格に則って接続され、同規格に則ったコマン
ドの授受を行うこができる。
【0012】再生装置2はホストコンピュータ3からデ
ータ読み出し命令を受けて、ディスク1に記録されたデ
ータを読み出して、ホストコンピュータ3へ読み出した
データを転送する。ホストコンピュータ3には、CPU4
が設けられており、CPU4はホストコンピュータ4内の
記録媒体としての記憶手段5に格納されている「データ
転送レート測定プログラム」を読み出して、この読み出
した「データ転送レート測定プログラム」にしたがっ
て、図2、図3(図2、図3の説明は後述する)に示す
プログラム処理を実行する。
【0013】CPU4は、データ転送レート測定実行に必
要なパラメータの初期値を記憶手段5から読み出した
り、ディスクの情報を使用して設定するが、測定の前に
ユーザがキーボードなどの入力手段8を操作してパラメ
ータを再設定することもできる。CPU4は、ディスク1
の再生装置2のデータ転送レートを測定するために、初
めにホストコンピュータ3内の時間計測手段6を起動し
て、時間計測を開始し、ディスク1の再生装置2に読み
出し命令を発行してデータ転送を受けて、記憶手段5に
記憶し、パラメータで指定されたデータをすべて読み出
し終えると、時間計測手段6を停止し、経過時間を記憶
手段5に記憶する。
【0014】CPU4は、データ転送レートと、倍速換算
転送レートを計算し、その測定結果をホストコンピュー
タ3内の表示制御手段7に出力するようにしている。表
示制御手段7が測定結果を入力することにより、表示手
段9に測定結果を表示する。また、CPU4は、測定結果
を記憶手段5に記憶することもできる。
【0015】次に、以上のように構成されたこの発明に
よる再生装置のデータ転送レート測定システムの第1実
施の形態の動作について図2、図3および図4、図5の
フローチャートに沿って説明する。この動作を説明する
ことにより、この発明による再生装置のデータ転送レー
ト測定方法、データ転送レート測定プログラム記録媒体
の各第1実施の形態の説明を兼ねることにする。図2
は、全体の動作の流れのうち、前段の部分の動作の流れ
を示し、図3はその後段の部分の動作の流れを示してお
り、また図4はデータ転送レート測定方法の処理手順の
前段の部分を示し、図5はその後段の部分を示してい
る。
【0016】まず、図2、図3のフローチャートを参照
すると、図2において、太線で示す部分はこの発明によ
る効果に寄与する部分の処理を示している。ユーザは、
データ転送レートを測定する際は、再生装置2にあらか
じめ測定に使用するディスク1を再生装置2に装填して
おき、次いで入力手段8を操作することにより、「デー
タ転送レート測定プログラム」を起動する。「データ転
送レート測定プログラム」が起動されると、CPU4はデ
ィスク1の再生装置2にテスト単位を準備する命令とし
て「Test Unit Readyコマンド」を発行する(ステッ
プS1)。
【0017】再生装置2は、ディスク1が装填されて、
そのデータが読み出し可能な状態であれば、「ノーエラ
ー」(No Error)をCPU4に返し、また、ディスク1が
再生装置2に装填されていない場合のように、データの
読み出しができない状態であれば、検査の状態、すなわ
ち、ディスクの読み出し不能状態を表す「check condi
tion:チェックコンデション」をCPU4に返す。CPU4
は、この返り値をチェックし(ステップS2)、「chec
k condition」であれば、測定不能としてエラー表示を
行うために表示制御手段7に出力する。これにより、表
示制御手段7は表示手段9に対してエラーの表示を図3
のフローチャートにおけるステップS14で行い、デー
タ転送レート測定プログラムの処理を終了する。
【0018】また、図2のフローチャートにおいて、ス
テップS2の処理でCPU4による「check condition」
でない場合には、CPU4は再生装置2に装填されたディ
スク1の種別を判別するために、読み出し可能ディスク
の種類の情報を知る命令として、「Get Configuration
コマンド」を発行する(ステップS3)。ここで、「Ge
t Configurationコマンド」について説明する。DVD
−ROMドライブをはじめ、DVD系のディスクを読み
出すドライブは、マウント富士規格のコマンドセットを
サポートしている。「Get Configurationコマンド」は
マウント富士規格で定義されたコマンドである。
【0019】この「Get Configurationコマンド」によ
ってホストコンピュータ3は、ドライブがどのディスク
を読み出し可能かという潜在的な機能の情報と、ディス
クが再生装置2に装填されていれば、どの種類のディス
クかと言う情報(profile)を知ることができる。「Get
Configurationコマンド」でドライブからCPU4に返る
データのうちFeature=0000hの部分をチェックすれ
ば、再生可能なメディアの種類と挿入されたディスクの
種類が判別できる。
【0020】たとえば、再生装置2のDVD−ROMド
ライブにて、DVD−ROMディスクを装填し場合に、
CPU4に返るデータは、ディスクなしの場合、 profile Number:0016 CurrentP:0 DVD−ROM profile Number:0008 CurrentP:0 CD−ROM DVD−ROMディスクを装填した後の状態 profile Number:0016 CurrentP:1 DVD−ROM profile Number:0008 CurrentP:0 CD−ROM である。
【0021】この1行目の「Current P」ビットに
「1」が書かれたディスクが、再生装置2に装填されて
いるディスクとなる。ドライブによっては、CD−Rや
CD−WDが読み出し可能であるものであっても、CD
−ROMの「profile」しか返さず、CD−RやCD−
RWの「profile」を返さない場合があるが、その場合
はCD系のディスクは読み出しだけであるから、すべて
のCD−ROM profileとして扱っている。CD系の
ディスクかDVD系ディスクかの判断ができれば良いか
ら、問題ではない。
【0022】たとえば、10GBの記憶容量を有するデ
ィスクをDVDドライバなどに装填しても、ドライブは
ディスクを認識できないので、図2における上記ステッ
プS2の判断で、必ず「Check Condition」となり、測
定不能となる。10GBディスクドライブで10GBデ
ィスクを挿入した場合は、図2のフローチャートにおけ
るステップS7で不明ディスクとしてマニュアル設定の
処理に移行する。
【0023】ここで、再び説明を図2のフローチャート
に沿った動作説明に戻すことにする。この図2におい
て、上記ステップS3での「Get Configurationコマン
ド」を発行すると、CPU4はこの「Get Configuration
コマンド」の返り値をチェックする(ステップS4)。
再生装置2は装填されたディスクがDVD系ディスク
(DVD−ROM,DVD−R、DVD−RAM,DV
D−RW、DVD+RW)あるいはCD系ディスク(C
D,CD−ROM,CD−R,CD−RW)ならば「ノ
ーエラー」を返し、装填されたディスクに応じた情報、
すなわち、ディスク種別情報をホストコンピュータ3の
CPU4に返す。
【0024】CPU4は、このディスク種別情報をチェッ
クし、DVD系ディスクであると判断した場合には(ス
テップS5)、標準転送レートを1380キロバイト/
秒に設定する(ステップS6)。また、CPU4はCD系
ディスクであると判断した場合には(ステップS7)、
標準転送レートを150キロバイト/秒に設定する(ス
テップS8)。それ以外のディスクあるいは、「Get C
onfigurationコマンド」の返り値が「Check Conditio
n」の場合には、ユーザからの入力待ちとなり、入力さ
れた値を標準転送レートに設定する(ステップS9)。
【0025】次に、実際にデータ転送レート測定処理を
実行する(ステップS10)。この処理の内容は後述す
る。データ転送レート測定処理が終了すると、CPU4は
その返り値をチェックし(ステップS11)、返り値が
「1」であれば、CPU4はエラーと判断して表示制御手
段7を制御し、それによって表示制御手段7は表示手段
9に対してエラー表示を行い、図3に示すように、ステ
ップS14で処理を終了する。
【0026】また、返り値が「0」の場合には、CPU4
は正常終了と判断して、測定したデータ転送レート値か
ら倍速換算データ転送レートを計算し(ステップS1
2)、CPU4は計算結果を表示制御手段7に出力して、
表示制御手段7により表示手段9に対して表示させる
か、あるいはCPU4は記憶手段5に記憶して(ステップ
S13)、終了する。
【0027】以上を簡単にまとめると、ディスク1のデ
ータが読み出せる状態の判断処理(ステップS1〜ステ
ップS2)、倍速換算の計算をするための標準転送レー
トを設定する処理(ステップS3〜ステップS9)、デ
ータ転送レート測定および結果表示処理(ステップS1
0〜S14)で構成される。
【0028】次に、図4および図5を参照して、上記ス
テップS12のデータ転送レート測定処理について説明
する。まず、図4において、CPU4は、ディスク1の再
生装置2にディスクの容量を読み取る命令として、「Re
ad Capacityコマンド」を発行し(ステップS15)、
ディスク1に記録されたデータの容量をチェックする
(ステップS16)。再生装置2は、装填されているデ
ィスク1に記録されたデータの容量をCPU2に返し、デ
ータ容量が「0」の場合には、測定ができないので、返
り値に「1」を設定し、測定処理を終了する(図5のス
テップS32)。
【0029】データ容量が「0」でない場合には、次に
測定する最大データ範囲が、たとえば、任意の自然数の
「10000」以上であるかをチェックする(ステップ
S17)。データ容量が「10000」以上の場合に
は、Start Address(スタートアドレス:測定を行うデ
ータの範囲の先頭)を「capacity−10000」に設定
し(ステップS18)、データ容量が「10000」未
満の場合には、Start Addressを「0」に設定する(ス
テップS19)。
【0030】End Address(エンドアドレス:データ読
み出しを行う範囲の最後のデータのアドレス)は、「ca
pacity−1」の値に、またRead Length(リードレンジ
ス:データ読み出しを行う単位のデータ長さ)は「1」
に設定する(ステップS20)。CPU4は入力手段8を
チェックして、測定開始のトリガとなる入力を待つ(ス
テップS21)。待っている間に、ユーザが入力手段8
からStart Address、End Address、Read Lengthを入
力した場合には、その値をチェックして問題がなければ
更新する(ステップS22)。
【0031】この場合のチェックの内容は次の通りであ
る。 0≦Start Address≦ capacity−1−Read Length Read Length≦ End Address≦ capacity−1。 1≦Read Length≦(32とcapacity−1のいずれか小
さい値)。
【0032】次に、図5に示すフローチャートに沿って
説明する。各パラメータがこの範囲を越えていた場合
は、パラメータの更新はしない。CPU4はNにStart Ad
dressを設定する(図5のステップS23)。
【0033】次に、時間計測手段6を起動し、時間計測
を開始する(ステップS24)。CPU4はディスク1の
再生装置2に「Address NからRead Lengthで指定さ
れたデータ数を読み出すReadコマンド」を発行し、終了
を待つ(ステップS25)。Readコマンド終了待ち中に
再生装置2からCPU4にデータが転送されてきたら、CPU
4は記憶手段5にそのデータを保存する。
【0034】Readコマンドが終了したら、CPU4は次のR
eadコマンドのデータがEnd Addressを越えていないか
を判断する(ステップS26)。この判断の結果、次の
ReadコマンドのデータがEnd Addressを越えていなけれ
ば、CPU4はNに「N+Read Length」を設定し(ステッ
プS27)、ステップS25に戻る。また、次のReadコ
マンドのデータがEnd Addressを越えていた場合には、
測定終了として、CPU4は時間計測手段6を停止し、時
間計測を終了する(ステップS28)。
【0035】時間計測の測定が終了したら、CPU4は次
に経過時間を計算する(ステップS29)。次に、CPU
4はデータ転送レートを計算する(ステップS30)。
データ転送レートは、転送したデータ数(バイト単位)
÷経過時間(秒)で計算される。次に、返り値に0を設
定し(ステップS31)、測定処理を終了する。
【0036】以上の処理を簡単にまとめると、パラメー
タ(Start/End Address,Read Length)の初期設定
処理(ステップS15〜ステップS20)、実行待ち・
ユーザ設定処理(ステップS21〜ステップS22)、
データ転送レート測定処理(ステップS23〜ステップ
S28)、転送レート計算処理(ステップS29〜ステ
ップS30)、返り値設定処理(ステップS31〜ステ
ップS32)で構成される。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明の再生装置のデ
ータ転送レート測定システムによれば、転送レートを測
定するために読み出すデータを記録した記録媒体を装填
したデータ転送レート測定対象の再生装置のデータ転送
レート測定時に、CPUがホストコンピュータの記憶手段
から「データ転送レート測定プログラム」を読み出し、
再生装置に装填された記録媒体のデータを読み出し、測
定実行に必要なパラメータを記憶手段から読み出して測
定実行開始するとともに時間計測手段を起動して時間計
測を開始し、記憶手段に記憶されているパラメータで指
定された全データの読み出し終了時に時間計測手段を停
止してデータ転送レートと倍速換算転送レートを計算す
るようにしたので、再生装置に装填される記録媒体がC
DとDVDの両方の性能測定に対応することができ、再
生装置のデータ転送レートを測定した後に、ユーザがデ
ィスクに対応した標準転送レートを入力することなく、
自動的にディスクの種別を判別して標準転送レートを設
定し、倍速換算データ転送レートを計算することがで
き、データ転送レートを測定したい装置に測定に使用す
るCDを入れれば、自動的にCDの倍速換算値を計算す
ることができ、DVDを入れれば、DVDの倍速換算値
を自動的に計算することができる。
【0038】また、この発明の再生装置のデータ転送レ
ート測定方法によれば、転送レートを測定するために読
み出すデータを記録した記録媒体が装填されたデータ転
送レート測定対象の再生装置に対してCPUより読み出し
可能ディスクの種類の情報を知る命令を発行して記録媒
体の種別を判別させ、判別した記録媒体がDVD系ディ
スクの場合には、所定の標準転送レートに設定し、CD
系ディスクであると判断した場合には、それよりも速い
標準転送レートに設定してデータ転送レート測定処理を
実行し、データ転送レート測定処理の結果正常終了と判
断して測定したデータ転送レート値から倍速換算データ
転送レートを計算するようにしたので、再生装置に装填
されるCDとDVDの両方の性能測定に対応でき、再生
装置のデータ転送レートを測定した後に、ユーザがディ
スクに対応した標準転送レートを入力することなく、自
動的にディスクの種別を判別して標準転送レートを設定
し、倍速換算データ転送レートを計算することができ
る。したがって、データ転送レートを測定したい装置に
測定に使用するCDを入れれば、自動的にCDの倍速換
算値を計算することができ、DVDを入れればDVDの
倍速換算値を自動的に計算することができる。
【0039】さらに、この発明のデータ転送レート測定
プログラムを記録した記憶媒体によれば、転送レートを
測定するために読み出すデータを記録した記録媒体が装
填されたデータ転送レート測定対象の再生装置に対して
CPUより読み出し可能ディスクの情報を知る命令を発行
して再生装置に対して記録媒体の種別を判別させ、判別
した記録媒体がDVD系ディスクであると判断した場合
には、所定の標準転送レートに設定し、CD系ディスク
であると判断した場合には、それよりも速い標準転送レ
ートに設定してデータ転送レート測定処理を実行し、デ
ータ転送レート測定処理の結果正常終了と判断して測定
したデータ転送レート値から倍速換算データ転送レート
を計算するプログラムを格納するようにしたので、再生
装置に装填されるCDとDVDの両方の性能測定に対応
でき、再生装置のデータ転送レートを測定した後に、ユ
ーザがディスクに対応した標準転送レート入力すること
なく、自動的にディスクの種別を判別して標準転送レー
トを設定し、倍速換算データ転送レートを計算すること
ができる。したがって、データ転送レートを測定したい
装置に測定に使用するCDを入れれば、自動的にCDの
倍速換算値を計算することができ、DVDを入れればD
VDの倍速換算値を自動的に計算することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による再生装置のデータ転送レート測
定システムの第1実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明による再生装置のデータ転送レート測
定システムの第1実施の形態の動作を説明するための前
段の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】この発明による再生装置のデータ転送レート測
定システムの第1実施の形態の動作を説明するための後
段の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明による再生装置のデータ転送レート測
定システムの第1実施の形態の動作を説明するためのデ
ータ転送レート測定処理の前段の処理手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】この発明による再生装置のデータ転送レート測
定システムの第1実施の形態の動作を説明するためのデ
ータ転送レート測定処理の後段の処理手順を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1……ディスク、2……再生装置、3……ホストコンピ
ュータ、4……CPU、5……記憶手段、6……時間計測
手段、7……表示制御手段、8……入力手段、9……表
示手段。

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送レートを測定するために読み出すデ
    ータを記録した記録媒体を着脱可能に装填し、ホストコ
    ンピュータからデータの読み出し命令を受けて上記記録
    媒体に記録されているデータを読み出して上記ホストコ
    ンピュータに転送するデータ転送レート測定対象の再生
    装置と、 上記ホストコンピュータに設けられ、「データ転送レー
    ト測定プログラム」が格納され、データ転送レート測定
    実行に必要なパラメータを記憶し、かつデータの読み書
    き可能な記憶手段と、 上記ホストコンピュータに設けられ、上記データ転送レ
    ート測定の計測時間の開始から上記パラメータで指定さ
    れたデータの読取終了までの計時を行う時間計測手段
    と、 上記ホストコンピュータに設けられ、上記データ転送レ
    ート測定時に上記記憶手段から上記「データ転送レート
    測定プログラム」を読み出し、上記再生装置に装填され
    た記録媒体のデータを読み出し、測定実行に必要なパラ
    メータを上記記憶手段から読み出して測定実行開始する
    とともに上記時間計測手段を起動して時間計測を開始
    し、上記パラメータで指定された全データの読み出し終
    了時に上記時間計測手段を停止してデータ転送レートと
    倍速換算転送レートとを計算するCPUと、 上記ホストコンピュータに設けられ、上記CPUにより計
    算されたデータ転送レートと倍速換算転送レートとを表
    示手段により表示する表示制御手段と、 を備えることを特徴とする再生装置のデータ転送レート
    測定システム。
  2. 【請求項2】 上記パラメータは、ユーザにより入力手
    段を操作してデータ転送レート測定前に再設定すること
    を特徴とする請求項1記載の再生装置のデータ転送レー
    ト測定システム。
  3. 【請求項3】 上記CPUは、上記再生装置が上記記録媒
    体のデータの読み出しができない場合に上記再生装置に
    対して発行したテスト単位を準備する命令に対して検査
    状態の結果が返送されると、測定不能として上記表示手
    段にエラー表示を行うように上記表示制御手段を制御し
    た後にデータ転送レート測定プログラムの実行を終了す
    ることを特徴とする請求項1記載の再生装置のデータ転
    送レート測定システム。
  4. 【請求項4】 上記CPUは、上記再生装置に装填されて
    いるディスクがDVD系ディスクまたはCD系ディスク
    の場合にその装填されたディスクの種類に応じて出力す
    るディスク種別情報から上記DVD系ディスクと判断し
    た場合に所定の標準転送レートに設定し、かつ上記ディ
    スク種別情報から上記CD系ディスクと判断した場合に
    は上記所定の標準転送レートより遅い標準転送レートに
    設定することを特徴とする請求項1記載の再生装置のデ
    ータ転送レート測定システム。
  5. 【請求項5】 上記所定の標準転送レートは、1380
    キロバイト/secであることを特徴とする請求項4記載
    の再生装置のデータ転送レート測定システム。
  6. 【請求項6】 上記遅い標準転送レートは、150キロ
    バイト/secであることを特徴とする請求項4記載の再
    生装置のデータ転送レート測定システム。
  7. 【請求項7】 上記CPUは、上記再生装置に装填されて
    いるディスクがDVD系ディスク、上記CD系ディスク
    以外のディスクの場合において、読み出し可能ディスク
    の情報を知る命令に対する上記再生装置からの返り値が
    検査状態の場合にはユーザから入力された値を標準転送
    レートに設定することを特徴とする請求項1記載の再生
    装置のデータ転送レート測定システム。
  8. 【請求項8】 上記CPUは、データ転送レートの測定が
    終了時に返り値が「1」の場合にエラーと判断してエラ
    ーの表示を上記表示手段に行うように上記表示制御手段
    を制御し、かつ返り値が「0」の場合には正常終了と判
    断して測定したデータ転送レート値から倍速換算データ
    転送レートを計算して上記表示手段に表示または上記記
    憶手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の再生
    装置のデータ転送レート測定システム。
  9. 【請求項9】 上記CPUは、上記再生装置に装填された
    ディスクに記憶されたデータの容量を読み取る命令を発
    行することにより、上記再生装置による上記ディスクに
    記憶されているデータの容量の読取結果が「0」の場合
    に返り値に「1」を設定してデータ転送レート測定処理
    を終了し、かつ上記容量の読取結果が「0」でない場合
    には、次に測定する最大データ範囲が所定の数値以上の
    場合には測定を行うデータ範囲の先頭のStart Address
    を容量から所定の数値を減算して設定し、データ容量が
    上記所定値未満の場合には、上記測定を行うデータ範囲
    の先頭のStart Addressを「0」に設定し、データ読み
    出しを行う範囲の最後のデータのEnd Addressを容量か
    ら所定の数値を減算して設定するとともに、データの読
    み出しを行う単位のデータの長さであるRead Lengthを
    所定の数値に設定することを特徴とする請求項1記載の
    再生装置のデータ転送レート測定システム。
  10. 【請求項10】 上記所定値は、自然数「10000」
    であることを特徴とする請求項9記載の再生装置のデー
    タ転送レート測定システム。
  11. 【請求項11】 上記CPUは、ユーザが入力手段から上
    記Start Address、上記Start Address、上記Read Le
    ngthを入力した場合、 0≦Start Address≦ capacity−1−Read Length Read Length≦ End Address≦ capacity−1。 1≦Read Length≦(32とcapacity−1のいずれか小
    さい値) をチェックして、各パラメータがこの範囲を越えていた
    場合にはパラメータの更新をしないが、各パラメータが
    この範囲を越えていない場合にはパラメータを更新する
    ことを特徴とする請求項9記載の再生装置のデータ転送
    レート測定システム。
  12. 【請求項12】上記CPUは、上記再生装置に所定のAddre
    ssから上記Read Lengthで指定されたデータ数を読み出
    すReadコマンド終了待ち中に再生装置からデータ転送さ
    れると上記記憶装置にそのデータを保存することを特徴
    とする請求項9記載の再生装置のデータ転送レート測定
    システム。
  13. 【請求項13】 上記データ転送レートは、伝送したデ
    ータ数(バイト単位)÷経過時間(秒)で計算されるこ
    とを特徴とする請求項9記載の再生装置のデータ転送レ
    ート測定システム。
  14. 【請求項14】 あらかじめホストコンピュータの記憶
    手段に記憶された「データ転送レート測定プログラム」
    を転送レートを測定するために読み出すデータを記録し
    た記録媒体が装填されたデータ転送レート測定対象の再
    生装置に対してCPUより読み出し可能記録媒体の種類の
    情報を知る命令を発行して上記再生装置に対して上記記
    録媒体の種別を判別させるステップと、 上記再生装置に装填された上記記録媒体が上記再生装置
    によりDVD系ディスクあるいはCD系ディスクである
    旨判断すると、上記CPUに対してディスク種別情報を返
    答するステップと、 上記CPUが上記ディスク種別情報から上記記録媒体がD
    VD系ディスクであると判断した場合には、所定の標準
    転送レートに設定し、かつ上記記録媒体がCD系ディス
    クであると判断した場合には、上記標準転送レートより
    遅い標準転送レートに設定してデータ転送レート測定処
    理を実行するステップと、 上記データ転送レート測定処理の結果の返り値から上記
    CPUがエラーと判断すると表示手段に表示させ、かつ上
    記返り値から正常終了と判断すると測定したデータ転送
    レート値から倍速換算データ転送レートを計算して上記
    表示手段に表示させるか、あるいは上記記憶手段に記憶
    させるステップと、 を含むことを特徴とする再生装置のデータ転送レート測
    定方法。
  15. 【請求項15】 上記所定の標準転送レートは、138
    0キロバイト/秒であることを特徴とする請求項14記
    載の再生装置のデータ転送レート測定方法。
  16. 【請求項16】 上記遅い標準転送レートは、150キ
    ロバイト/秒であることを特徴とする請求項14記載の
    再生装置のデータ転送レート測定方法。
  17. 【請求項17】 上記データ転送レート測定処理の結果
    の返り値は、「1」の場合には上記CPUによりエラーと
    判断されることを特徴とする請求項14記載の再生装置
    のデータ転送レート測定方法。
  18. 【請求項18】 上記データ転送レート測定処理の結果
    の返り値は、「0」の場合には上記CPUにより正常終了
    と判断されることを特徴とする請求項14記載の再生装
    置のデータ転送レート測定方法。
  19. 【請求項19】 上記CPUは、上記再生装置が上記記録
    媒体のデータの読み出しができな場合に上記再生装置に
    対して発行したテスト単位を準備する命令に対して検査
    状態を返送されると、測定不能として上記表示手段にエ
    ラー表示を行うように上記表示制御手段を制御した後に
    データ転送レート測定プログラムの実行を終了すること
    を特徴とする請求項14記載の再生装置のデータ転送レ
    ート測定方法。
  20. 【請求項20】 上記CPUは、上記読み出し可能のディ
    スクの種類の情報を知る命令の返り値が検査状態の場合
    にユーザからの入力待ちとなってユーザから入力された
    値を標準転送レートに設定することを特徴とする請求項
    14記載の再生装置のデータ転送レート測定方法。
  21. 【請求項21】 上記データ転送レート測定処理は、ホ
    ストコンピュータのCPUより上記記録媒体が装填された
    再生装置に対してディスクに記憶されたデータの容量を
    読み取る命令を発行して上記記録媒体に記録されたデー
    タの容量チェックの結果が測定する所定の最大データ範
    囲以上と判断すると、測定を行うデータ範囲のStart A
    ddressを容量から上記最大データ範囲を減算して設定
    し、かつ上記データ容量が上記所定の最大データ範囲未
    満と判断する、上記Start Addressを「0」に設定する
    とともに、データ読み出しを行う範囲の最後のデータの
    End Addressを容量から所定値を減算した値に設定し、
    データの読み出しを行う単位のデータのRead Lengthを
    「1」に設定するステップと、 ユーザが上記Start Address、上記End Address、上記
    Read Lengthを入力した場合に上記CPUにより上記Start
    Address、上記End Address、上記Read Lengthをチ
    ェックして問題がない場合にはパラメータを更新するこ
    となく、StartAddressを所定値に設定して上記ホストコ
    ンピュータの時間計測手段を起動して時間計測を開始
    し、上記再生装置に上記所定値のStart AddressからRe
    ad Lengthで指定されたデータ数を読み出すReadコマン
    ドを発行して終了を待機するステップと、 上記Readコマンド終了後、次のReadコマンドのデータが
    End Addressを越えていない場合に上記所定値にRead
    Lengthを加えて設定し、かつ上記次のReadコマンドのデ
    ータがEnd Addressを超えている場合には上記時間計測
    手段を停止して時間計測を終了するステップと、 上記時間計測終了後、経過時間を計測して、データ転送
    レートを計算し、返り値に「0」を設定するステップ
    と、 を含むことを特徴とする請求項14記載の再生装置のデ
    ータ転送レート測定方法。
  22. 【請求項22】 上記CPUによる上記Start Address、
    上記End Address、上記Read Lengthのチェックの内容
    は、 0≦Start Address≦ capacity−1−Read Length Read Length≦ End Address≦ capacity−1。 1≦Read Length≦(32とcapacity−1のいずれか小
    さい値) であることを特徴とする請求項21記載の再生装置のデ
    ータ転送レート測定方法。
  23. 【請求項23】 上記CPUは、上記Readコマンド終了待
    ち中に上記再生装置からデータが転送されると、上記記
    憶手段にそのデータを保存することを特徴とする請求項
    21記載の再生装置のデータ転送レート測定方法。
  24. 【請求項24】 上記データ転送レートは、転送したデ
    ータ数(バイト単位)÷経過時間(秒)で計算されるこ
    とを特徴とする請求項21記載の再生装置のデータ転送
    レート測定方法。
  25. 【請求項25】 転送レートを測定するために読み出す
    データを記録した記録媒体が装填されたデータ転送レー
    ト測定対象の再生装置に対してCPUより読み出し可能デ
    ィスクの種類の情報を知る命令を発行して上記記録媒体
    の種別を判別させる手順と、 上記再生装置に装填された上記記録媒体が上記再生装置
    によりDVD系ディスクあるいはCD系ディスクである
    と判断すると、上記CPUに対してディスク種別情報を返
    答する手順と、 上記CPUが上記ディスク種別情報から上記記録媒体がD
    VD系ディスクであると判断した場合には、所定の標準
    転送レートに設定し、かつ上記記録媒体がCD系ディス
    クであると判断した場合には、上記標準転送レートより
    遅い標準転送レートに設定してデータ転送レート測定処
    理を実行する手順と、 上記データ転送レート測定処理の結果の返り値を上記CP
    Uがエラーと判断すると表示手段に表示させ、かつ上記
    返り値が正常終了と判断すると測定したデータ転送レー
    ト値から倍速換算データ転送レートを計算して上記表示
    手段に表示させるか、あるいは上記記憶手段に記憶させ
    る手順と、 をコンピュータに実行させるデータ転送レート測定プロ
    グラムを記録した記憶媒体。
  26. 【請求項26】 上記所定の標準転送レートは、138
    0キロバイト/秒であることを特徴とする請求項25記
    載のデータ転送レート測定プログラムを記録した記憶媒
    体。
  27. 【請求項27】 上記遅い標準転送レートは、150キ
    ロバイト/秒であることを特徴とする請求項25記載の
    データ転送レート測定プログラムを記録した記憶媒体。
  28. 【請求項28】 上記データ転送レート測定処理の結果
    の返り値は、「1」の場合には上記CPUによりエラーと
    判断されることを特徴とする請求項25記載のデータ転
    送レート測定プログラムを記録した記憶媒体。
  29. 【請求項29】 上記データ転送レート測定処理の結果
    の返り値は、「0」の場合には上記CPUにより正常終了
    と判断されることを特徴とする請求項25記載のデータ
    転送レート測定プログラムを記録した記憶媒体。
  30. 【請求項30】 上記CPUは、上記再生装置が上記記録
    媒体のデータの読み出しができな場合に上記再生装置に
    対して発行したテスト単位を準備する命令に対して検査
    状態を返送されると、測定不能として上記表示手段にエ
    ラー表示を行うように上記表示制御手段を制御した後に
    データ転送レート測定プログラムの実行を終了すること
    を特徴とする請求項25記載のデータ転送レート測定プ
    ログラムを記録した記憶媒体。
  31. 【請求項31】 上記CPUは、上記読み出し可能のディ
    スクの種類の情報を知る命令の返り値が検査状態の場合
    にユーザからの入力待ちとなってユーザから入力された
    値を標準転送レートに設定することを特徴とする請求項
    25記載のデータ転送レート測定プログラムを記録した
    記憶媒体。
  32. 【請求項32】 上記データ転送レート測定処理は、ホ
    ストコンピュータのCPUより上記記録媒体が装填された
    再生装置に対してディスクに記憶されたデータの容量を
    読み取る命令を発行して上記記録媒体に記録されたデー
    タの容量チェックの結果が測定する所定の最大データ範
    囲以上と判断すると、測定を行うデータ範囲のStart A
    ddressを容量から上記最大データ範囲を減算して設定
    し、かつ上記データ容量が上記所定の最大データ範囲未
    満と判断する、上記Start Addressを「0」に設定する
    とともに、データ読み出しを行う範囲の最後のデータの
    End Addressを容量から所定値を減算した値に設定し、
    データの読み出しを行う単位のデータのRead Lengthを
    「1」に設定する手順と、ユーザが上記Start Addres
    s、上記End Address、上記Read Lengthを入力した場
    合に上記CPUにより上記Start Address、上記End Addr
    ess、上記Read Lengthをチェックして問題がない場合
    にはパラメータを更新することなく、Start Addressを
    所定値に設定して上記ホストコンピュータの時間計測手
    段を起動して時間計測を開始し、上記再生装置に上記所
    定値のStart AddressからRead Lengthで指定されたデ
    ータ数を読み出すReadコマンドを発行して終了を待機す
    る手順と、上記Readコマンド終了後、次のReadコマンド
    のデータがEnd Addressを越えていない場合に上記所定
    値にRead Lengthを加えて設定し、かつ上記次のReadコ
    マンドのデータがEnd Addressを超えている場合には上
    記時間計測手段を停止して時間計測を終了する手順と、
    上記時間計測終了後、経過時間を計測して、データ転送
    レートを計算し、返り値に「0」を設定する手順とを含
    むことを特徴とする請求項25記載のデータ転送レート
    測定プログラムを記録した記憶媒体。
  33. 【請求項33】 上記CPUによる上記Start Address、
    上記End Address、上記Read Lengthのをチェックの内
    容は、 0≦Start Address≦ capacity−1−Read Length Read Length≦ End Address≦ capacity−1。 1≦Read Length≦(32とcapacity−1のいずれか小
    さい値) であることを特徴とする請求項25記載のデータ転送レ
    ート測定プログラムを記録した記憶媒体。
  34. 【請求項34】 上記CPUは、上記Readコマンド終了待
    ち中に上記再生装置からデータが転送されると、上記記
    憶手段にそのデータを保存することを特徴とする請求項
    25記載のデータ転送レート測定プログラムを記録した
    記憶媒体。
  35. 【請求項35】 上記データ転送レートは、転送したデ
    ータ数(バイト単位)÷経過時間(秒)で計算されるこ
    とを特徴とする請求項25記載のデータ転送レート測定
    プログラムを記録した記憶媒体。
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JP2000003233A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Toshiba Corp コンピュータシステムおよびそのウェイクアップ制御方法
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