JP2002041281A - 乱数発生方法 - Google Patents
乱数発生方法Info
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- G—PHYSICS
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- G06F7/58—Random or pseudo-random number generators
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1/f特性を有する雑音発生源から発生され
る雑音に基づいて、1/f特性による周期性を持たない
より完全な乱数を発生させる方法を提供する。 【解決手段】 1/f特性を有するダイオードから発生
される雑音を増幅し、ハイパスフィルタでハムを除去す
る第1および第2の雑音発生回路31および32から出
力される雑音の差動を差動回路33で取って周期性を持
たない雑音を取り出し、この雑音をA/D変換して得ら
れるディジタル信号をまとめて2進数を生成し、その大
きさとスレシュホールドレベルとの比較で「1」および
「0」を生成する。これら「1」および「0」の出現確
率が0.5に近づくようにスレシュホールドレベルを調
整する。このようにして得られる「1」、「0」を所定
の期間毎に区切って乱数を生成する。この期間を生成し
た乱数にしたがって変化させてもよい。
る雑音に基づいて、1/f特性による周期性を持たない
より完全な乱数を発生させる方法を提供する。 【解決手段】 1/f特性を有するダイオードから発生
される雑音を増幅し、ハイパスフィルタでハムを除去す
る第1および第2の雑音発生回路31および32から出
力される雑音の差動を差動回路33で取って周期性を持
たない雑音を取り出し、この雑音をA/D変換して得ら
れるディジタル信号をまとめて2進数を生成し、その大
きさとスレシュホールドレベルとの比較で「1」および
「0」を生成する。これら「1」および「0」の出現確
率が0.5に近づくようにスレシュホールドレベルを調
整する。このようにして得られる「1」、「0」を所定
の期間毎に区切って乱数を生成する。この期間を生成し
た乱数にしたがって変化させてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乱数発生方法、特
に周期性を実質的に持たない乱数を発生させる方法に関
するものである。
に周期性を実質的に持たない乱数を発生させる方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】完全に無秩序でかつ全体としては出現頻
度が等しくなる乱数は、社会現象や物理現象の数値シミ
ュレーションなどに広く利用されている。また、乱数を
用いて暗号化することも提案されている。例えば、電子
商取引や、電子カルテや遠隔医療に伴う個人情報の保護
など医療の分野においては暗号化に対する需要が高まっ
ている。
度が等しくなる乱数は、社会現象や物理現象の数値シミ
ュレーションなどに広く利用されている。また、乱数を
用いて暗号化することも提案されている。例えば、電子
商取引や、電子カルテや遠隔医療に伴う個人情報の保護
など医療の分野においては暗号化に対する需要が高まっ
ている。
【0003】従来、乱数を発生させる一般的な方法は、
コンピュータのソフトによって発生させるものである。
しかしながら、コンピュータによって乱数を発生させる
場合には、数式に基づいて乱数を発生させているので何
らかの周期性または規則性を有し、完全な乱数とはなら
ない欠点がある。したがって、このようにコンピュータ
から発生させた乱数を用いて秘密にしておきたいデータ
を暗号化した場合、簡単に解読されてしまい、個人情報
の十分な保護が図れないという問題がある。
コンピュータのソフトによって発生させるものである。
しかしながら、コンピュータによって乱数を発生させる
場合には、数式に基づいて乱数を発生させているので何
らかの周期性または規則性を有し、完全な乱数とはなら
ない欠点がある。したがって、このようにコンピュータ
から発生させた乱数を用いて秘密にしておきたいデータ
を暗号化した場合、簡単に解読されてしまい、個人情報
の十分な保護が図れないという問題がある。
【0004】このような欠点を解消しようとして、抵抗
やダイオードなどの電気素子が発生する雑音から乱数を
発生させることが提案されている。しかしながら、例え
ば抵抗が発生する雑音は、いわゆる1/f特性を有して
いる。すなわち、周波数の低い雑音の振幅は高く、周波
数の高い雑音の振幅は低くなるので、雑音の振幅に応じ
て2値化された信号から乱数を生成する場合には、1/
f特性によって乱数が周期性を持ってしまうという問題
があり、規則性を持たない乱数を発生させることができ
ない欠点がある。抵抗以外の雑音発生源、例えばダイオ
ードから発生される雑音も1/f特性を有しているの
で、それから発生される乱数も周期性を持つことにな
る。
やダイオードなどの電気素子が発生する雑音から乱数を
発生させることが提案されている。しかしながら、例え
ば抵抗が発生する雑音は、いわゆる1/f特性を有して
いる。すなわち、周波数の低い雑音の振幅は高く、周波
数の高い雑音の振幅は低くなるので、雑音の振幅に応じ
て2値化された信号から乱数を生成する場合には、1/
f特性によって乱数が周期性を持ってしまうという問題
があり、規則性を持たない乱数を発生させることができ
ない欠点がある。抵抗以外の雑音発生源、例えばダイオ
ードから発生される雑音も1/f特性を有しているの
で、それから発生される乱数も周期性を持つことにな
る。
【0005】したがって本発明の目的は、上述した従来
の欠点を除去し、1/f特性を有する雑音から周期性や
規則性を持たないほぼ完全な乱数を発生させる方法を提
供しようとするものである。
の欠点を除去し、1/f特性を有する雑音から周期性や
規則性を持たないほぼ完全な乱数を発生させる方法を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による乱数発生方
法は、第1および第2の雑音発生回路出力される1/f
特性を有する雑音の差動を差動回路で取り、この差動回
路から出力される信号から1/f特性に基づく周期性を
持たない乱数を発生することを特徴とするものである。
法は、第1および第2の雑音発生回路出力される1/f
特性を有する雑音の差動を差動回路で取り、この差動回
路から出力される信号から1/f特性に基づく周期性を
持たない乱数を発生することを特徴とするものである。
【0007】このような本発明による乱数発生方法によ
れば、第1および第2の雑音発生回路からそれぞれ出力
される雑音は1/f特性を有していても、これらの雑音
の差動を差動回路で取ると、発生頻度の高い周波数の高
い雑音が相殺される可能性は、発生頻度の低い雑音が相
殺される可能性よりも高くなり、どの周波数でもほぼ一
定の出現確率となるので、差動回路から出力される信号
からは1/f特性が除去され、したがってこのような信
号から生成される乱数は周期性を持たないものとなる。
れば、第1および第2の雑音発生回路からそれぞれ出力
される雑音は1/f特性を有していても、これらの雑音
の差動を差動回路で取ると、発生頻度の高い周波数の高
い雑音が相殺される可能性は、発生頻度の低い雑音が相
殺される可能性よりも高くなり、どの周波数でもほぼ一
定の出現確率となるので、差動回路から出力される信号
からは1/f特性が除去され、したがってこのような信
号から生成される乱数は周期性を持たないものとなる。
【0008】本発明による乱数発生方法の好適な実施例
においては、前記差動回路から出力される信号を、アナ
ログ−ディジタル変換回路でディジタル信号に変換し、
このアナログ−ディジタル変換回路から出力されるディ
ジタル信号をそのまま数値として乱数を生成する。この
場合、前記アナログ−ディジタル変換回路から出力され
るディジタル信号の区切りを変化させることによって種
々の乱数を発生させることができる。
においては、前記差動回路から出力される信号を、アナ
ログ−ディジタル変換回路でディジタル信号に変換し、
このアナログ−ディジタル変換回路から出力されるディ
ジタル信号をそのまま数値として乱数を生成する。この
場合、前記アナログ−ディジタル変換回路から出力され
るディジタル信号の区切りを変化させることによって種
々の乱数を発生させることができる。
【0009】本発明による乱数発生方法の他の好適な実
施例においては、前記アナログ−ディジタル変換回路か
ら出力されるディジタル信号の1ビットまたは複数ビッ
トをまとめて1個の数値とし、この数値を予め設定され
たスレシュホールドレベルと比較し、数値がこのスレシ
ュホールドレベルを越えるか否かに応じて2進数の
「0」および「1」の一方および他方を割り当てて乱数
を発生させる。この場合、前記数値がスレシュホールド
レベルを越えるか否かに応じて割り当てられる2進数の
「0」および「1」の出現確率を検出し、これらの出現
確率が所定の値、例えばそれぞれ0.5となるように前
記スレシュホールドレベルを調整するのが好適である。
或いは、2進数の「0」および「1」の出現確率を検出
する期間を調整することもできる。
施例においては、前記アナログ−ディジタル変換回路か
ら出力されるディジタル信号の1ビットまたは複数ビッ
トをまとめて1個の数値とし、この数値を予め設定され
たスレシュホールドレベルと比較し、数値がこのスレシ
ュホールドレベルを越えるか否かに応じて2進数の
「0」および「1」の一方および他方を割り当てて乱数
を発生させる。この場合、前記数値がスレシュホールド
レベルを越えるか否かに応じて割り当てられる2進数の
「0」および「1」の出現確率を検出し、これらの出現
確率が所定の値、例えばそれぞれ0.5となるように前
記スレシュホールドレベルを調整するのが好適である。
或いは、2進数の「0」および「1」の出現確率を検出
する期間を調整することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明による乱数発生方法
を実施するための雑音発生回路の一例を示す回路図であ
る。本例では、雑音源としてダイオードを用いるもので
あるが、その雑音は小さいので増幅して使用すると共に
直流電源に混入している恐れのある周期性のハムを除去
している。12ボルトの直流電圧が印加される入力端子
11を、抵抗12、13および電解コンデンサ14、1
5を経て増幅器16の正入力端子へ接続する。抵抗13
と電解コンデンサ14との接続点を、雑音発生用ダイオ
ード17のアノードに接続し、このダイオードのカソー
ドを接地する。また、抵抗12と13との接続点と大地
との間には、コンデンサ18および19を並列に接続す
る。
を実施するための雑音発生回路の一例を示す回路図であ
る。本例では、雑音源としてダイオードを用いるもので
あるが、その雑音は小さいので増幅して使用すると共に
直流電源に混入している恐れのある周期性のハムを除去
している。12ボルトの直流電圧が印加される入力端子
11を、抵抗12、13および電解コンデンサ14、1
5を経て増幅器16の正入力端子へ接続する。抵抗13
と電解コンデンサ14との接続点を、雑音発生用ダイオ
ード17のアノードに接続し、このダイオードのカソー
ドを接地する。また、抵抗12と13との接続点と大地
との間には、コンデンサ18および19を並列に接続す
る。
【0011】増幅器16の出力端子を帰還抵抗21およ
び22を経て接地し、これらの抵抗の接続点を増幅器の
負入力端子へ接続する。また、増幅器16の出力端子を
結合コンデンサ23を経てハイパスフィルタ24へ接続
する。結合コンデンサ23とハイパスフィルタ24の入
力端子との間の接続点を抵抗25を経て接地する。この
ようにハイパスフィルタ24に通すことにより、雑音に
混入されたハムなどの周期性成分を除去する。したがっ
て、ハイパスフィルタ24に接続された出力端子26に
は、ダイオードで生成され、増幅器で増幅された雑音が
出力されることになるが、この雑音は1/f特性を有す
るものである。上述した抵抗、コンデンサの具体的な値
を図面に示したが、本発明はこのような数値に限定され
るものでないことは勿論である。
び22を経て接地し、これらの抵抗の接続点を増幅器の
負入力端子へ接続する。また、増幅器16の出力端子を
結合コンデンサ23を経てハイパスフィルタ24へ接続
する。結合コンデンサ23とハイパスフィルタ24の入
力端子との間の接続点を抵抗25を経て接地する。この
ようにハイパスフィルタ24に通すことにより、雑音に
混入されたハムなどの周期性成分を除去する。したがっ
て、ハイパスフィルタ24に接続された出力端子26に
は、ダイオードで生成され、増幅器で増幅された雑音が
出力されることになるが、この雑音は1/f特性を有す
るものである。上述した抵抗、コンデンサの具体的な値
を図面に示したが、本発明はこのような数値に限定され
るものでないことは勿論である。
【0012】図2は本発明による乱数発生方法を実施す
る乱数発生回路の全体の構成を示すフロック図である。
各々が図1に示した構成を有する第1および第2の雑音
発生回路31および32から出力される1/f特性を有
する雑音を、差動回路33へ供給してこれらの雑音の差
動を取る。第1および第2の雑音発生回路31および3
2から出力される雑音は1/f特性を有しており、周波
数の低い雑音の振幅は大きく、周波数の高い雑音の振幅
は小さい。したがって、このような1/f特性を有する
雑音をアナログ−ディジタル変換する場合、小さいディ
ジタル信号は大きなディジタル信号よりも出現確率が高
くなり、周期性を持つことになる。したがって、このよ
うなディジタル信号から乱数を生成すると、その乱数も
周期性を持つことになり、完全な乱数を生成することが
できない。
る乱数発生回路の全体の構成を示すフロック図である。
各々が図1に示した構成を有する第1および第2の雑音
発生回路31および32から出力される1/f特性を有
する雑音を、差動回路33へ供給してこれらの雑音の差
動を取る。第1および第2の雑音発生回路31および3
2から出力される雑音は1/f特性を有しており、周波
数の低い雑音の振幅は大きく、周波数の高い雑音の振幅
は小さい。したがって、このような1/f特性を有する
雑音をアナログ−ディジタル変換する場合、小さいディ
ジタル信号は大きなディジタル信号よりも出現確率が高
くなり、周期性を持つことになる。したがって、このよ
うなディジタル信号から乱数を生成すると、その乱数も
周期性を持つことになり、完全な乱数を生成することが
できない。
【0013】本発明においては、このような周期性を抑
圧するために、第1および第2の雑音発生回路31およ
び32から出力される雑音を差動回路33へ供給してこ
れらの雑音の差動を取る。このようにそれぞれが1/f
特性を有する雑音の差動を取ると、周波数が高い雑音が
相殺除去される確率は、周波数が低い雑音が相殺除去さ
れる確率よりも高くなるので、周波数の高い雑音の出現
確率は、周波数の低い雑音の出現確率よりも高い割合で
低減することになり、どの周波数においてもほぼ一定の
出現確率となる。したがって、差動回路33から出力さ
れる雑音に基づいて乱数を生成することによって1/f
特性の影響を除去し、周期性のない乱数を発生させるこ
とができる。
圧するために、第1および第2の雑音発生回路31およ
び32から出力される雑音を差動回路33へ供給してこ
れらの雑音の差動を取る。このようにそれぞれが1/f
特性を有する雑音の差動を取ると、周波数が高い雑音が
相殺除去される確率は、周波数が低い雑音が相殺除去さ
れる確率よりも高くなるので、周波数の高い雑音の出現
確率は、周波数の低い雑音の出現確率よりも高い割合で
低減することになり、どの周波数においてもほぼ一定の
出現確率となる。したがって、差動回路33から出力さ
れる雑音に基づいて乱数を生成することによって1/f
特性の影響を除去し、周期性のない乱数を発生させるこ
とができる。
【0014】本例においては、差動回路33から出力さ
れる雑音を、アナログ−ディジタル変換回路34へ供給
してディジタル信号に変換し、このディジタル信号を演
算回路35へ供給する。演算回路35においては、アナ
ログ−ディジタル変換回路33から出力されるディジタ
ル信号をそのまま出力することによってディジタル乱数
を生成することができ、ディジタル変換された数値の区
切りを変えることによって別の乱数を発生させることが
できるが、本例では演算回路35において、1ビットま
たは複数ビットをまとめて1個の数値とし、その値を予
め決めたスレシュホールドレベルと比較して2進数の
「0」および「1」ビットより成る乱数を生成する。
れる雑音を、アナログ−ディジタル変換回路34へ供給
してディジタル信号に変換し、このディジタル信号を演
算回路35へ供給する。演算回路35においては、アナ
ログ−ディジタル変換回路33から出力されるディジタ
ル信号をそのまま出力することによってディジタル乱数
を生成することができ、ディジタル変換された数値の区
切りを変えることによって別の乱数を発生させることが
できるが、本例では演算回路35において、1ビットま
たは複数ビットをまとめて1個の数値とし、その値を予
め決めたスレシュホールドレベルと比較して2進数の
「0」および「1」ビットより成る乱数を生成する。
【0015】上述したように演算回路35においてスレ
シュホールドレベルと比較して生成される「0」および
「1」ビットをそのまま乱数とすると、これらのビット
の出現確率は制御されていないので、完全な乱数とはな
らない場合もある。そこで、本例では、演算回路35に
おいて、「0」ビットと「1」ビットの出現確率を計算
し、これらの出現確率が0.5となるようにスレシュホ
ールドレベルを調整するようにしている。
シュホールドレベルと比較して生成される「0」および
「1」ビットをそのまま乱数とすると、これらのビット
の出現確率は制御されていないので、完全な乱数とはな
らない場合もある。そこで、本例では、演算回路35に
おいて、「0」ビットと「1」ビットの出現確率を計算
し、これらの出現確率が0.5となるようにスレシュホ
ールドレベルを調整するようにしている。
【0016】図3は、上述したように、「0」ビットと
「1」ビットの出現確率を計算し、これらの出現確率が
0.5となるようにスレシュホールドレベルを調整する
ようにして乱数を発生させるプロセスを示すフローチャ
ートである。ステップS1において、アナログ−ディジ
タル変換回路33から出力されるディジタル信号の大き
さを所定のスレシュホールドレベルと比較し、スレシュ
ホールドレベル以上の場合には「1」ビットを出力し、
スレシュホールドレベルに達しない場合には「0」ビッ
トを出力する。次に、ステップS2において、所定の期
間に亘って、「1」ビットおよび「0」ビットの出現確
率を計算する。
「1」ビットの出現確率を計算し、これらの出現確率が
0.5となるようにスレシュホールドレベルを調整する
ようにして乱数を発生させるプロセスを示すフローチャ
ートである。ステップS1において、アナログ−ディジ
タル変換回路33から出力されるディジタル信号の大き
さを所定のスレシュホールドレベルと比較し、スレシュ
ホールドレベル以上の場合には「1」ビットを出力し、
スレシュホールドレベルに達しない場合には「0」ビッ
トを出力する。次に、ステップS2において、所定の期
間に亘って、「1」ビットおよび「0」ビットの出現確
率を計算する。
【0017】さらにステップS3において、計算された
「1」ビットおよび「0」ビットの出現確率が0.5に
近づいたか否かを判定する。ここで、出現確率が0.5
に近づかないと判断される場合には、ステップS4にお
いて、スレシュホールドレベルを変更する。この場合、
「1」ビットの出現確率が「0」ビットの出現確率より
も高い場合には、スレシュホールドレベルを上げ、反対
に「1」ビットの出現確率が「0」ビットの出現確率よ
りも低い場合には、スレシュホールドレベルを下げるよ
うに変更する。
「1」ビットおよび「0」ビットの出現確率が0.5に
近づいたか否かを判定する。ここで、出現確率が0.5
に近づかないと判断される場合には、ステップS4にお
いて、スレシュホールドレベルを変更する。この場合、
「1」ビットの出現確率が「0」ビットの出現確率より
も高い場合には、スレシュホールドレベルを上げ、反対
に「1」ビットの出現確率が「0」ビットの出現確率よ
りも低い場合には、スレシュホールドレベルを下げるよ
うに変更する。
【0018】このような操作を繰り返すことによって、
「1」ビットの出現確率と「0」ビットの出現確率が共
に0.5に近づいたことが判定された場合には、ステッ
プS5において、これらのビットより成る乱数データを
記録し、ステップS6において必要な個数の乱数データ
を取り終わったことが確認されたら、ステップS7にお
いて乱数データの記録を終了する。
「1」ビットの出現確率と「0」ビットの出現確率が共
に0.5に近づいたことが判定された場合には、ステッ
プS5において、これらのビットより成る乱数データを
記録し、ステップS6において必要な個数の乱数データ
を取り終わったことが確認されたら、ステップS7にお
いて乱数データの記録を終了する。
【0019】図4は本発明による方法によって発生させ
た乱数の分散状態の実験結果を示すものである。本例で
は、生成した2進数を16ビット毎に区切り、最初の8
ビットの数値を縦軸の座標とし、残りの8ビットの数値
を横軸の座標として座標位置を求めた3000点をプロ
ットしたものである。図5は雑音発生回路を1組しか用
いていない従来の乱数発生方法で発生させた乱数を同様
にプロットしたものである。本発明によれば、図4に示
すように3000点は全体に均一に分散し、したがって
発生させた乱数は雑音発生源の1/f特性による周期性
を持たないことがわかる。これに対し、図5に示す従来
の方法では、或る領域に点が集中し、絣状の模様が現
れ、乱数は周期性を有することがわかる。
た乱数の分散状態の実験結果を示すものである。本例で
は、生成した2進数を16ビット毎に区切り、最初の8
ビットの数値を縦軸の座標とし、残りの8ビットの数値
を横軸の座標として座標位置を求めた3000点をプロ
ットしたものである。図5は雑音発生回路を1組しか用
いていない従来の乱数発生方法で発生させた乱数を同様
にプロットしたものである。本発明によれば、図4に示
すように3000点は全体に均一に分散し、したがって
発生させた乱数は雑音発生源の1/f特性による周期性
を持たないことがわかる。これに対し、図5に示す従来
の方法では、或る領域に点が集中し、絣状の模様が現
れ、乱数は周期性を有することがわかる。
【0020】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変更や変形が可能である。例え
ば、上述した実施例においては1/f特性を有する雑音
を発生する雑音発生源をダイオードとしたが、1/f特
性を有する抵抗のような他の電気素子とすることもでき
る。
ものではなく、幾多の変更や変形が可能である。例え
ば、上述した実施例においては1/f特性を有する雑音
を発生する雑音発生源をダイオードとしたが、1/f特
性を有する抵抗のような他の電気素子とすることもでき
る。
【0021】上述したように本発明による乱数発生方法
によれば、それぞれが1/f特性を有する2つの雑音発
生回路から出力される雑音の差動を差動回路で取ること
によって1/f特性を抑圧した信号を得ることができる
ので、周期性のない乱数を発生させることができる。こ
のような乱数を用いて暗号を生成すれば、規則性がない
ので最も解読されにくくなり、情報化社会のセキュリテ
ィの向上に大きく貢献することができ、その社会的な意
義は非常に大きなものである。さらに、2進数「0」と
「1」の出現確率を調整することによって生成される乱
数の性質を調整することもできるので、それにより作ら
れる暗号はさらに解読され難いものとなる。
によれば、それぞれが1/f特性を有する2つの雑音発
生回路から出力される雑音の差動を差動回路で取ること
によって1/f特性を抑圧した信号を得ることができる
ので、周期性のない乱数を発生させることができる。こ
のような乱数を用いて暗号を生成すれば、規則性がない
ので最も解読されにくくなり、情報化社会のセキュリテ
ィの向上に大きく貢献することができ、その社会的な意
義は非常に大きなものである。さらに、2進数「0」と
「1」の出現確率を調整することによって生成される乱
数の性質を調整することもできるので、それにより作ら
れる暗号はさらに解読され難いものとなる。
【図1】 本発明による乱数発生方法に用いる雑音発生
回路の一例の構成を示す回路図である。
回路の一例の構成を示す回路図である。
【図2】 図1に示した雑音発生回路を2つ用いて本発
明による乱数発生方法を実施する回路の一例の構成を示
すブロック図である。
明による乱数発生方法を実施する回路の一例の構成を示
すブロック図である。
【図3】 図2に示す乱数発生回路の動作を説明するた
めのフローチャ−トである。
めのフローチャ−トである。
【図4】 本発明による乱数発生方法によって発生させ
た乱数の分布状態を示すグラフである。
た乱数の分布状態を示すグラフである。
【図5】 従来の乱数発生方法によって発生させた乱数
の分布状態を示すグラフである。
の分布状態を示すグラフである。
16 増幅器、 17 ダイオード、 24 ハイパス
フィルタ、 31、32第1および第2の雑音発生回
路、 33 差動回路、 34 アナログ−ディジタル
変換回路、 35 演算回路
フィルタ、 31、32第1および第2の雑音発生回
路、 33 差動回路、 34 アナログ−ディジタル
変換回路、 35 演算回路
Claims (8)
- 【請求項1】 第1および第2の雑音発生回路出力され
る雑音の差動を差動回路で取り、この差動回路から出力
される信号から周期性を持たない乱数を発生することを
特徴とする乱数発生方法。 - 【請求項2】 前記差動回路から出力される信号を、ア
ナログ−ディジタル変換回路でディジタル信号に変換
し、このアナログ−ディジタル変換回路から出力される
ディジタル信号をそのまま数値として乱数を生成するこ
とを特徴とする請求項1に記載の乱数発生方法。 - 【請求項3】 前記アナログ−ディジタル変換回路から
出力されるディジタル信号の区切りを変化させることを
特徴とする請求項2に記載の乱数発生方法。 - 【請求項4】 前記アナログ−ディジタル変換回路から
出力されるディジタル信号の1ビットまたは複数ビット
をまとめて1個の数値とし、この数値を予め設定された
スレシュホールドレベルと比較し、数値がこのスレシュ
ホールドレベルを越えるか否かに応じて2進数の「0」
および「1」の一方および他方を割り当てて乱数を発生
させることを特徴とする請求項2に記載の乱数発生方
法。 - 【請求項5】 前記数値がスレシュホールドレベルを越
えるか否かに応じて割り当てられる2進数の「0」およ
び「1」の出現確率を検出し、これらの出現確率が所定
の値となるように前記スレシュホールドレベルを調整す
ることを特徴とする請求項4に記載の乱数発生方法。 - 【請求項6】 前記2進数の「0」および「1」の出現
確率がそれぞれ0.5に近づくように前記スレッシュホ
ールドレベルを調整することを特徴とする請求項5に記
載の乱数発生方法。 - 【請求項7】 前記2進数の「0」および「1」の出現
確率がそれぞれ0.5に近づくように2進数の「0」お
よび「1」の出現確率を検出する期間を調整することを
特徴とする請求項5に記載の乱数発生方法。 - 【請求項8】 前記2進数の「0」および「1」の出現
確率を検出する期間を、発生させた乱数に基づいて設定
することを特徴とする請求項5または6に記載の乱数発
生方法。
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