JP2002040527A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002040527A
JP2002040527A JP2000222767A JP2000222767A JP2002040527A JP 2002040527 A JP2002040527 A JP 2002040527A JP 2000222767 A JP2000222767 A JP 2000222767A JP 2000222767 A JP2000222767 A JP 2000222767A JP 2002040527 A JP2002040527 A JP 2002040527A
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JP
Japan
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mode
pseudo
camera
photographing
switch
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Application number
JP2000222767A
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English (en)
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Namiko Yukitake
奈美子 雪竹
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】デモンストレーションレリーズに於いて連写モ
ードで且つ発光要求がある場合にも、発光時間を被写体
距離に関わらず一定とし、且つストロボ発光量を抑えて
無駄なエネルギーの消費を防止することのできるカメラ
を提供することである。 【解決手段】このカメラは、ストロボ発光部55と、連
写モード及び疑似撮影動作を実行するデモンストレーシ
ョンモードとを設定可能なシーケンスコントローラ10
を有している。そして、上記連写モードに於いて、上記
デモンストレーションモードが実行される場合には、該
デモンストレーションモードを実行する度にストロボ発
光部55が所定光量、若しくは所定時間発光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデモンストレーシ
ョンレリーズ時の発光量を抑えてエネルギーの消費を軽
減することのできるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、連写モードを有するカメラが
広く知られている。例えば、特開平5−188438号
公報には、ストロボの発光可能回数を予め演算しておい
て、連写回数が演算した結果による発光可能回数を越え
ている場合に、連写回数を発光可能回数に変更する技術
が開示されている。このように、連写回数を変更するこ
とにより、連写モード時に撮影ができなくなることがな
いようにしている。
【0003】一方で、カメラの機能や操作方法を説明す
るためのデモンストレーションレリーズを行うことので
きるカメラが知られている。このデモンストレーション
レリーズは、例えば、カメラにフィルムを装填しない状
態でレリーズ釦を操作して、動作確認や機能の確認を行
うためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平5−188438号公報による技術では、被写
体距離が遠距離の場合は、連写の回数が少なくなるとい
う課題を有しいる。
【0005】更に、上記デモンストレーションレリーズ
を実行中に、連写モードで発光可能回数を演算するよう
な場合、デモンストレーションを行うことができなくな
る虞れがある。
【0006】したがってこの発明は、デモンストレーシ
ョンレリーズに於いて連写モードで且つ発光要求がある
場合にも、発光時間を被写体距離に関わらず一定とし、
且つストロボ発光量を抑えて無駄なエネルギーの消費を
防止することのできるカメラを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、連
写モードを有するカメラに於いて、ストロボ発光手段
と、疑似撮影動作を実行する疑似撮影手段と、を具備
し、上記連写モードに於いて、上記疑似撮影手段による
疑似撮影動作を実行する場合には、該疑似撮影動作の度
に上記ストロボ発光手段を所定光量、若しくは所定時間
発光させるようにしたことを特徴とする。
【0008】またこの発明は、カメラの動作状態を疑似
撮影モードに設定する設定手段と、ストロボ発光手段
と、上記疑似撮影モードに於いて、レリーズ釦が操作さ
れている間、疑似撮影動作を連続的に実行する疑似撮影
手段と、上記疑似撮影手段による疑似撮影動作の実行
中、該動作に同期して上記ストロボ発光手段を所定光
量、若しくは所定時間発光させる発光制御手段と、を具
備することを特徴とする。
【0009】この発明のカメラにあっては、ストロボ発
光手段と、疑似撮影動作を実行する疑似撮影手段とを具
備して、連写モードを有している。そして、上記連写モ
ードに於いて、上記疑似撮影手段による疑似撮影動作が
実行される場合には、該疑似撮影動作の度に上記ストロ
ボ発光手段が所定光量、若しくは所定時間発光される。
【0010】またこの発明のカメラにあっては、カメラ
の動作状態が設定手段によって疑似撮影モードに設定さ
れる。上記疑似撮影モードに於いて、レリーズ釦が操作
されている間、技術撮影手段によって疑似撮影動作が連
続的に実行される。そして、上記疑似撮影手段による疑
似撮影動作の実行中、発光制御手段によって、該動作に
同期してストロボ発光手段が所定光量、若しくは所定時
間発光される。
【0011】この発明のカメラによるデモンストレーシ
ョンレリーズ時は、被写体に対する適正の発光量は必要
ではなく、発光していることがユーザにわかればよいの
で、発光可能回数の演算等は不要であり、所定光量若し
くは所定時間の発光が得られるようになっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
【0013】図1は、この発明の第1の実施の形態によ
るカメラの概略構成を示すブロック図である。
【0014】図1に於いて、シーケンスコントローラ
(CPU)は、このカメラ全体のシーケンス制御を行う
ための制御手段である。このシーケンスコントローラ1
0には、データバスを介して、ピント合わせ駆動機構1
1、絞り駆動機構12、ズーム駆動機構13、フィルム
駆動機構14、測光処理回路15、測距部16、動作モ
ード表示部17、ストロボ発光制御回路20、ストロボ
充電回路21、ストロボポップアップ機構22、DXコ
ード読取り部24、ファーストレリーズスイッチ(1R
SW)25、セカンドレリーズスイッチ(2RSW)2
6、連写モードスイッチ(SW)27、パワースイッチ
(PWSW)28、ストロボモードスイッチ(SW)2
9、テレスイッチ(TELESW)30、ワイドスイッ
チ(WIDESW)31が接続されている。
【0015】上記ピント合わせ駆動機構11、絞り駆動
機構12、ズーム駆動機構13、及びフィルム駆動機構
14は、撮影光学系35内のピント合わせ用レンズ群3
6、絞り兼用シャッタ(セクタシャッタ)37、ズーミ
ング用レンズ群38と、カメラ内に装填されたフィルム
39を、それぞれ駆動制御するためのものである。尚、
ズーム駆動機構13は、ズーミングのためにズーミング
用レンズ群38を駆動制御すると共に、撮影光学系のセ
ットアップ(沈胴位置からワイド位置への駆動)及び沈
胴(ワイド位置から沈胴位置への駆動)の駆動制御も併
せて行う。本実施の形態のカメラは、焦点距離の可変範
囲が、38mm〜120mmまで変化可能である。
【0016】ファインダ光学系42は、対物レンズ4
3、ハーフミラー44、接眼レンズ45を有して構成さ
れるもので、該ファインダ光学系42を通過した光は、
撮影者の眼46に導かれる。
【0017】また、ファインダ光学系42内のハーフミ
ラー44に入射された光は、ここで2分され、約半分が
接眼レンズ側に、残りの半分が下部の測光レンズ47で
集光されて測光センサ48に導かれる。
【0018】この測光センサ48は2分割の測光センサ
であり、中央部を測光するためのスポット測光部(測光
出力BVSを出力)51と、周辺部を測光するための周
辺測光部(測光出力BVAを出力)52とを有して構成
される。この測光センサ48からの光電流出力が、上記
測光処理回路15にて処理される。
【0019】上記測距部16は、被写体までの距離を測
定するための測距手段である。また、動作モード表示部
17は、このカメラの各種動作モードを表示するための
表示手段であり、LCD表示がなされる。この動作モー
ド表示部17上には、後述するストロボモードの表示が
あり、ストロボモードスイッチ29をオンする毎にモー
ドがスクロールするようになっている。
【0020】上記ストロボ発光制御回路20は、ストロ
ボ発光部55の発光制御を行うための回路である。ま
た、ストロボ充電回路21は、ストロボ発光エネルギー
を発生し蓄積するための回路である。
【0021】上記ストロボ発光部55は、キセノン管5
6、反射傘57を有して構成されるもので、本実施の形
態のカメラにあっては、この発光部を使用して発光でき
る最大ガイドナンバ(MAX GNo.)は18であ
る。そして、このストロボ発光部55は、ストロボポッ
プアップ機構22の駆動により、ポップアップ、ダウン
がなされる。
【0022】上記DXコード読取り部24は、カメラに
装填されるフィルムカートリッジ23上に設けられたD
Xコードを読取るためのものである。
【0023】上記ファーストレリーズスイッチ25及び
セカンドレリーズスイッチ26は、図示されないレリー
ズ釦の押し込みに状態応じてオン、オフするスイッチで
ある。ファーストレリーズスイッチ25は上記レリーズ
釦の第1ストロークでオン状態となり、セカンドレリー
ズスイッチ26はレリーズ釦の第2ストロークでオン状
態となるスイッチである。
【0024】また、連写モードスイッチ27は、連写モ
ードを設定するためのスイッチである。このカメラは、
レリーズ釦の操作に応じて1回の撮影動作を行う単写モ
ードと、上記レリーズ釦の操作継続中には連続的に撮影
動作を実行する連写モードとが設定可能である。
【0025】つまり、単写モードでは1回のレリーズ釦
のオンで1駒の撮影が行われる。但し、この単写モード
で、再度レリーズする場合は、一旦レリーズ釦から指を
離してから再度レリーズ釦をオンしなければならい。一
方、連写モードは、レリーズ釦をオンしている間は連続
的に撮影が可能である。連写モードスイッチ27をオン
する毎に、上述した単写モードと連写モードが交互に切
替わるようになっている。
【0026】パワースイッチ28は、カメラ外部に設け
られたレンズバリアの開閉に連動してオン、オフするス
イッチである。つまり、パワースイッチ28は、バリア
開でオン状態となり、バリア閉でオフ状態となる。
【0027】ストロボモードスイッチ29は、ストロボ
発光部55の発光モードを切換選択するためのスイッチ
である。ストロボモードには、AUTOモード(低輝度
自動発光モード)、AUTO−Sモード(赤目防止発光
による低輝度自動発光モード)、FILL−INモード
(ストロボ強制発光モード)、OFFモード(ストロボ
発光禁止モード)、及び夜景モード(夜景を夜景らしく
撮影するモード)の5種類がある。これらのモードは、
ストロボモードスイッチ29をオンにする毎に順番にス
クロール(モード変更)する。
【0028】また、テレスイッチ30はテレ(望遠)側
にズーミングするためのスイッチであり、ワイドスイッ
チ31はワイド(広角)側にズーミングするためのスイ
ッチである。
【0029】次に、図2のフローチャートを参照して、
本実施の形態に於けるカメラの動作について説明する。
【0030】先ず、ステップS1に於いて、パワースイ
ッチ28の状態が検出される。ここで、パワースイッチ
28がオン状態の場合はステップS2へ移行し、オフ状
態であればステップS21へ移行する。
【0031】ステップS2では、ズーム駆動機構13を
介して、撮影光学系35がワイドの位置に設定される。
次いで、ステップS3にて、ストロボポップアップ機構
22を介して、ストロボ発光部55がポップアップされ
る。
【0032】ステップS4では、DXコード読取り部2
4を介して、カメラ内に装填されたフィルムカートリッ
ジ23よりDXコードの情報が読取られる。ここでは、
上記DXコードより、フィルムのISO感度及びフィル
ムの種別(ネガフィルム、リバーサルフィルム等)が読
取られる。
【0033】そして、ステップS5に於いて、フィルム
の有無が検出される。ここで、フィルムカートリッジ2
3が装填されている場合は、ステップS6に移行して、
通常の撮影が可能である状態として、撮影モードがシー
ケンスコントローラ10により設定される。
【0034】一方、フィルムカートリッジ23が装填さ
れていない場合は、ステップS7に移行して、カメラの
機能や操作方法を説明するための疑似撮影動作を実行す
るための疑似撮影モード、すなわちデモンストレーショ
ンモード(デモモード)が、シーケンスコントローラ1
0によって設定される。
【0035】次に、ステップS8にて、動作モード表示
部17がオン状態にされる。或いは、既に動作モード表
示部17がオン状態であった場合には、表示内容が更新
される。そして、ステップS9にて、ストロボ充電回路
21により、ストロボ発光部55の充電が行われる。
尚、ストロボ発光部55がフル充電状態であれば、ここ
での充電は行われないようになっている。
【0036】次いで、各種スイッチの状態が検出され
る。先ず、ステップS10に於いては、ファーストレリ
ーズスイッチ25の状態が検出される。ここで、ファー
ストレリーズスイッチ25がオンの場合は、ステップS
11に移行して、後述するレリーズシーケンスが実行さ
れる。
【0037】一方、上記ステップS10にてファースト
レリーズスイッチ25がオンされていなければ、続くス
テップS12及びS13にて、テレスイッチ30及びワ
イドスイッチ31の状態が検出される。
【0038】上記ステップS12にて、テレスイッチ3
0がオン状態であれば、ステップS14へ移行してズー
ム駆動機構13が駆動され、ズーミング用レンズ群38
がテレ端へ移動される。また、上記ステップS13に
て、ワイドスイッチ31がオン状態であれば、ステップ
S15へ移行してズーム駆動機構13が駆動され、ズー
ミング用レンズ群38がワイド端へ移動される。尚、上
記ステップS12及びS13にて、何れのスイッチもオ
ンされていなければ、そのままステップS16へ移行す
る。
【0039】ステップS16では、ストロボモードスイ
ッチ29の状態が検出される。ここで、ストロボモード
スイッチ29がオフであったならばステップS18へ移
行する。一方、ストロボモードスイッチ29がオンされ
ていれば、ステップS17へ移行して、動作モード表示
部17に於けるストロボモードの表示がスクロールされ
て切換られる。
【0040】次に、ステップS18では、連写モードス
イッチ27の状態が検出される。ここで、連写モードス
イッチ27がオフであれば、ステップS20へ移行す
る。一方、連写モードスイッチ27がオンされていれ
ば、ステップS19へ移行して、連写モードがスクロー
ル、すなわち、単写モードと連写モードとが切換えられ
る。
【0041】そして、ステップS20に於いて、再度パ
ワースイッチ28の状態が検出される。ここで、パワー
スイッチ28がオン状態のままであれば上記ステップS
8へ移行し、オフ状態になったならばステップS21へ
移行して、カメラの撮影動作終了のステップに入る。
【0042】ステップS21では、ズーム駆動機構13
を介して撮影光学系35の沈胴が行われる。次いで、ス
テップS22にてストロボポップアップ機構22を介し
て、ストロボ発光部55がダウンされる。
【0043】更に、ステップS23では、動作モード表
示部17に於ける表示がオフされる。そして、ステップ
S24にて、スタンバイ処理が行われる。
【0044】図3は、図2のフローチャートに於けるス
テップS11の“レリーズシーケンス”の動作を説明す
るサブルーチンである。
【0045】このレリーズシーケンスに入ると、先ず、
ステップS31にて測距部16により測距が行われ、続
くステップS32にてシーケンスコントローラ10によ
り測距演算が行われる。
【0046】次いで、ステップS33で測光処理回路1
5を介して測光が行われる。また、ステップS34で
は、ストロボ充電回路21を介してストロボ発光部55
の充電電圧が確認される。これにより、ステップS35
にて、シーケンスコントローラ10で露出演算が行われ
る。更に、ステップS36では、サブルーチン“ストロ
ボ発光時間演算”により、ストロボ発光部55のストロ
ボ発光時間が演算される。
【0047】そして、ステップS37に於いて、セカン
ドレリーズスイッチ26の状態が検出される。ここで、
セカンドレリーズスイッチ26がオフ状態であれば、ス
テップS38へ移行してファーストレリーズスイッチの
状態が検出される。ここで、ファーストレリーズスイッ
チ25がオンされていれば、再度上記ステップS37へ
移行する。一方、ファーストレリーズスイッチ25もオ
フ状態であれば、本ルーチンを抜ける。
【0048】上記ステップS38でセカンドレリーズス
イッチ26がオンであった場合は、ステップS39へ移
行して、光学撮影系35のレンズ繰り出しが行われる。
次いで、ステップS40にて、絞り駆動機構12を介し
て露出制御が行われると共に、ストロボ発光制御回路2
0を介してストロボ発光部55の発光制御が行われる。
【0049】次に、ステップS41で、フィルム駆動機
構14によってフィルム39が巻上げられる。そして、
ステップS42にて、連写モードスイッチ27の状態が
検出されて、連写モードであるか否かが判定される。
【0050】ここで、連写モードでない場合はステップ
S45へ移行し、連写モードの場合は、続くステップS
43にて、ストロボ充電回路21により、ストロボ発光
部55の充電が行われる。次いで、ステップS44に於
いて、再度セカンドレリーズスイッチ26の状態が検出
される。ここで、セカンドレリーズスイッチ26がオン
であれば、上記ステップS40に移行して連写モードが
続けられる。一方、上記ステップS44にてセカンドレ
リーズスイッチ26がオフであれば、連写モード終了と
して、ステップS45へ移行する。
【0051】ステップS45では、ズーム駆動機構13
を介して撮影光学系35のレンズ繰り込みが行われる。
その後、本ルーチンを抜ける。
【0052】尚、上記ステップS43に於ける充電動作
は、フル充電でなくてもよい。
【0053】次に、図4乃至図7のフローチャートを参
照して、図3のフローチャートのステップS36に於け
るサブルーチン“ストロボ発光時間演算”の動作を説明
する。
【0054】図4は、上記サブルーチン“ストロボ発光
時間演算”の第1の動作例を説明するもので、ステップ
S51及びS52にて、デモンストレーションモード及
び連写モードの判定が行われる。
【0055】そして、デモンストレーションモードで、
且つ連写モードの場合のみ、ステップS53に移行し
て、充電電圧値よりガイドナンバ(GNo.)が“3”
の場合の発光時間が演算される。それ以外のモードであ
る場合は、ステップS54に移行して、通常の発光時間
が演算される。すなわち、距離(DV)、絞り値(A
V)及びISO感度(SV)に応じてガイドナンバが決
定され、以下の式により発光時間(GV)が求められ
る。 GV=DV+AV−SV 図5は、上記サブルーチン“ストロボ発光時間演算”の
第2の動作例を説明するもので、ステップS61及びS
62にて、デモンストレーションモード及び連写モード
の判定が行われる。
【0056】そして、デモンストレーションモードで、
且つ連写モードの場合のみ、ステップS63に移行し
て、充電電圧値より最低発光ガイドナンバの発光時間が
演算される。それ以外のモードである場合は、ステップ
S64に移行して、上記ステップS54と同様に通常の
発光時間が演算される。
【0057】図6は、上記サブルーチン“ストロボ発光
時間演算”の第3の動作例を説明するもので、ステップ
S71及びS72にて、デモンストレーションモード及
び連写モードの判定が行われる。
【0058】そして、デモンストレーションモードで、
且つ連写モードの場合のみ、ステップS73に移行し
て、発光時間が60μSとして求められる。ここでは、
ガイドナンバではなく発光時間により決定されようにし
ている。発光時間を求めることは、安定した発光は得ら
れないものの発光が確保されればよい場合に有効であ
る。それ以外のモードである場合は、ステップS74に
移行して、上記ステップS54と同様に通常の発光時間
が演算される。
【0059】図7は、上記サブルーチン“ストロボ発光
時間演算”の第4の動作例を説明するものである。ステ
ップS81及びS82にて、デモンストレーションモー
ド及び連写モードの判定が行われる。
【0060】そして、デモンストレーションモードで、
且つ連写モードの場合のみ、ステップS83に移行し
て、発光時間が発光最低時間として求められる。ここで
は、ガイドナンバではなく発光時間により決定されよう
にしている。上記以外のモードである場合は、ステップ
S84に移行して、上記ステップS54と同様に通常の
発光時間が演算される。
【0061】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0062】この第2の実施の形態では、連写回数が設
定可能なカメラに於いて、予め連写回数が設定されてい
るものとする。
【0063】図8は、図2のフローチャートに於けるス
テップS11の“レリーズシーケンス”の別の動作例を
説明するサブルーチンである。
【0064】尚、この図8のフローチャートに於いて、
ステップS91〜S103及びステップS106〜S1
07の動作は、上述した図3のフローチャートに於ける
ステップS31〜S43及びステップS44〜S45と
同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0065】ステップS103にて、ストロボ充電回路
21により、ストロボ発光部55の充電が行われると、
続くステップS104にて、シーケンスコントローラ内
の図示されないカウンタによって連写回数がカウントさ
れる。次いで、ステップS105に於いて、カウントさ
れた連写回数が、そのカメラの最大連写回数に達したか
否かが判定される。
【0066】ここで、最大連写回数に達していなけれ
ば、ステップS106に移行して、再度セカンドレリー
ズスイッチ26の状態が検出される。そして、セカンド
レリーズスイッチ26がオフになるまで、上記ステップ
S100に移行して連写モードが繰り返される。
【0067】一方、上記ステップS105にて、連写回
数が最大連写回数に達したならば、連写モード終了とし
て、ステップS107へ移行する。そして、このステッ
プS107にて、ズーム駆動機構13を介して撮影光学
系35のレンズ繰り込みが行われるた後、本ルーチンを
抜ける。
【0068】図9は、第2の実施の形態に於けるサブル
ーチン“ストロボ発光時間演算”の動作例を説明するも
のである。
【0069】ステップS111及びS112にて、デモ
ンストレーションモード及び連写モードの判定が行われ
る。そして、デモンストレーションモードで、且つ連写
モードの場合のみ、ステップS113に移行して、充電
電圧と発光可能最低電圧より充電電圧差が求められる。
次いで、ステップS114にて、上記ステップS113
で求められた充電電圧差と最大連写回数とから、発光時
間が求められる。
【0070】一方、上記ステップS112及びS113
にて、デモンストレーションモードでない、或いは連写
モードでない場合は、ステップS115に移行して、上
記ステップS54と同様に通常の発光時間が演算され
る。
【0071】このように、第2の実施の形態に於いて
は、連写の回数に応じて発光時間が決定されるようにな
っている。
【0072】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。
【0073】すなわち、(1) レリーズ釦と、ストロ
ボ発光手段と、フィルムに被写体像を露光する通常撮影
モードと、フィルム未装填状態で擬似的な撮影動作を実
行するデモンストレーションモードとを設定可能な第1
の設定手段と、上記レリーズ釦の操作に応じて1回の撮
影動作を行う単写モードと、上記レリーズ釦の操作継続
中には連続的に撮影動作を実行する連写モードとを設定
可能な第2の設定手段と、被写体条件に応じて上記スト
ロボ発光手段の発光量を決定する決定手段と、上記第1
の設定手段によって通常撮影モードが設定された場合に
は、上記決定手段で決定された発光量で上記ストロボ発
光手段を発光させ、上記第1の設定手段によって通常撮
影モードが設定されて、且つ上記第2の設定手段によっ
てデモンストレーションモードが設定された場合には、
所定光量で、若しくは所定時間だけ上記ストロボ発光手
段を発光させる発光制御手段と、を具備することを特徴
とするカメラ。
【0074】(2) ストロボ発光手段と、フィルムに
被写体像を露光する通常撮影モードと、フィルム未装填
状態で擬似的な撮影動作を実行するデモンストレーショ
ンモードとを設定可能な設定手段と、上記設定手段で設
定されたモードに於いて、フィルム露光動作、若しくは
疑似撮影動作を実行する動作手段と、上記通常撮影モー
ドに於いては被写体条件に応じて上記ストロボ発光手段
の発光量を決定し、上記デモンストレーションモードに
於いては上記被写体条件とは無関係に発光量を決定する
決定手段と、上記動作手段の動作に同期して、上記決定
手段で決定された発光量に従って上記ストロボ発光手段
を制御する発光制御手段と、を具備することを特徴とす
るカメラ。
【0075】(3) 上記被写体条件は、被写体距離で
あることを特徴とする上記(1)若しくは(2)に記載
のカメラ。
【0076】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、デモン
ストレーションレリーズに於いて連写モードで且つ発光
要求がある場合にも、発光時間を被写体距離に関わらず
一定とし、且つストロボ発光量を抑えて無駄なエネルギ
ーの消費を防止することのできるカメラを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるカメラの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に於けるカメラの動作につい
て説明するフローチャートである。
【図3】図2のフローチャートに於けるステップS11
の“レリーズシーケンス”の動作を説明するサブルーチ
ンである。
【図4】図3のフローチャートのステップS36に於け
るサブルーチン“ストロボ発光時間演算”の第1の動作
例を説明するサブルーチンである。
【図5】図3のフローチャートのステップS36に於け
るサブルーチン“ストロボ発光時間演算”の第2の動作
例を説明するサブルーチンである。
【図6】図3のフローチャートのステップS36に於け
るサブルーチン“ストロボ発光時間演算”の第3の動作
例を説明するサブルーチンである。
【図7】図3のフローチャートのステップS36に於け
るサブルーチン“ストロボ発光時間演算”の第4の動作
例を説明するサブルーチンである。
【図8】図2のフローチャートに於けるステップS11
の“レリーズシーケンス”の別の動作例を説明するサブ
ルーチンである。
【図9】図8のフローチャートのステップS96に於け
るサブルーチン“ストロボ発光時間演算”の動作例を説
明するサブルーチンである。
【符号の説明】
10 シーケンスコントローラ(CPU)、 11 ピント合わせ駆動機構、 12 絞り駆動機構、 13 ズーム駆動機構、 14 フィルム駆動機構、 15 測光処理回路、 16 測距部、 17 動作モード表示部、 20 ストロボ発光制御回路、 21 ストロボ充電回路、 22 ストロボポップアップ機構、 24 DXコード読取り部、 25 ファーストレリーズスイッチ(1RSW)、 26 セカンドレリーズスイッチ(2RSW)、 27 連写モードスイッチ(SW)、 28 パワースイッチ(PWSW)、 29 ストロボモードスイッチ(SW)、 30 テレスイッチ(TELESW)、 31 ワイドスイッチ(WIDESW)、 35 撮影光学系、 36 ピント合わせ用レンズ群、 37 絞り兼用シャッタ(セクタシャッタ)、 38 ズーミング用レンズ群、 39 フィルム、 42 ファインダ光学系、 43 対物レンズ、 44 ハーフミラー、 45 接眼レンズ、 47 測光レンズ、 48 測光センサ、 51 スポット測光部、 52 周辺測光部、 55 ストロボ発光部、 56 キセノン管、 57 反射傘。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連写モードを有するカメラに於いて、 ストロボ発光手段と、 疑似撮影動作を実行する疑似撮影手段と、 を具備し、 上記連写モードに於いて、上記疑似撮影手段による疑似
    撮影動作を実行する場合には、該疑似撮影動作の度に上
    記ストロボ発光手段を所定光量、若しくは所定時間発光
    させるようにしたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラの動作状態を疑似撮影モードに設
    定する設定手段と、 ストロボ発光手段と、 上記疑似撮影モードに於いて、レリーズ釦が操作されて
    いる間、疑似撮影動作を連続的に実行する疑似撮影手段
    と、 上記疑似撮影手段による疑似撮影動作の実行中、該動作
    に同期して上記ストロボ発光手段を所定光量、若しくは
    所定時間発光させる発光制御手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 上記設定手段は、フィルムが装填されて
    いない場合に上記疑似撮影モードに設定することを特徴
    とする請求項2に記載のカメラ。
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