JP2002039905A - 配管の耐漏洩性試験装置および配管の耐漏洩性試験方法 - Google Patents

配管の耐漏洩性試験装置および配管の耐漏洩性試験方法

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JP2002039905A
JP2002039905A JP2000221649A JP2000221649A JP2002039905A JP 2002039905 A JP2002039905 A JP 2002039905A JP 2000221649 A JP2000221649 A JP 2000221649A JP 2000221649 A JP2000221649 A JP 2000221649A JP 2002039905 A JP2002039905 A JP 2002039905A
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Kiyoshi Goto
▲清▼ 後藤
Yasuo Nakakoshi
康夫 中越
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Ito Yogyo Co Ltd
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PENTAFU KK
Ito Yogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最小限の試験時間によって配管の耐
漏洩性試験を行うことができると共に、正確かつ公正な
判断を行うことができる配管の耐漏洩性試験装置および
配管の耐漏洩性試験方法を提供する。 【解決手段】 配管2の試験区間Aを締め切る密閉手段
3と、この試験区間A内に試験媒体を充填する媒体充填
手段5と、試験区間内の圧力を測定する圧力測定手段6
と、この圧力測定手段6の測定値の監視を行なう演算処
理部7とを有し、前記媒体充填手段5によって充填され
た試験媒体の圧力を圧力測定手段6の測定値によって監
視し、均圧保持時間T1 の判定、試験開始および試験結
果の判定、試験終了の判定を行なう試験プログラムPを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体7mを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道管などの
配管のリークテストに用いられる配管の耐漏洩性試験装
置および配管の耐漏洩性試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、不明水問題や漏水がもたらす環境
汚染問題の根本的な改善をはかるための取り組みの一貫
として、上下水道などの配管の水密性の確保が重要視さ
れ始めている。そこで、現在ヨーロッパおよびアメリカ
などの各国で配管の耐漏洩性試験装置が行われており、
例えば、ヨーロッパでは配管の耐漏洩性試験の一例とし
て圧気試験(欧州統一規格:EN1610)が行われ、
この規格には後述する4つの基準が定められている。
【0003】図4は従来の配管の耐漏洩性試験装置10
の一例である圧気試験の実施状態を示す図である。図4
において、11は試験対象となる配管、12はこの配管
11の試験区間Aを締め切るための密閉手段(以下、プ
ラグという)、13は前記試験区間Aに試験媒体を充填
する媒体充填手段(試験媒体としての空気を圧入するポ
ンプであり、以下、コンプレッサという)である。
【0004】14はプラグ12とコンプレッサ13とを
連通連結する可撓管(例えば、耐圧ホース)であり、こ
の可撓管14によってコンプレッサ13からの空気を試
験区間A内の配管11内に圧入する。15は可撓管14
の適所に取り付けられて、配管11内の圧力を測定する
圧力測定手段、16はこの圧力測定手段15に接続され
た演算処理部である。
【0005】以下の表1は配管の耐漏洩性試験の一例と
しての欧州統一規格:EN1610に規定されたテスト
圧力と許容減圧量とテスト時間を示す表である。なお、
表1および以下の説明における圧力の値は、大気圧(約
98kPa)を基準とした相対圧力を示している。
【0006】
【表1】
【0007】表1が示すように、欧州統一規格:EN1
610では管径の太さや配管の状態に対応して判定時
間、検査圧、許容減圧量が定められている。例えば、基
準LAで吸水した直径1mのコンクリートの試験を行な
う場合には、判定時間として24分を必要としており、
検査圧が1kPaであり、許容減圧量が0.25kPa
までとして定められている。
【0008】以下、従来の配管の耐漏洩性試験装置10
を用いて前記欧州統一規格:EN1610に完全に準拠
した耐漏洩性試験方法の一例について、図5を図4と参
照しながら説明する。すなわち、図5は欧州統一規格:
EN1610の基準LAによる直径1mの吸水したコン
クリート配管11の耐漏洩性試験を行った場合の配管1
1内の圧力と、試験時間との関係を示す図である。
【0009】作業者はまず配管11の試験区間Aをプラ
グ12によって密閉した後に、前記コンプレッサ13を
作動させて可撓管14を介して配管11内に空気を圧入
し、その空気圧をコンプレッサ13内の圧力計(図外)
によって監視する。規格では試験圧P1 が1kPaであ
るから、作業者は前記コンプレッサ13内の圧力計が試
験圧P1 の10%増しである1.1kPa程度の圧力P
0 を示すまで、コンプレッサ13による加圧を行なっ
て、コンプレッサ13を止める。
【0010】そして、作業者はこの状態で、欧州統一規
格:EN1610の均圧保持時間として定められた5分
の時間を待つことにより、配管11内に圧入された空気
の温度変化による減圧や、コンクリートの気泡に入り込
む空気による減圧など、不安定要素となるものが無くな
るのを待つ。
【0011】作業者は、5分の均圧保持時間が終了する
と、配管11内の圧力が試験圧P1である1kPaにな
るように、配管11内の圧力を調整した後に、24分間
の判定時間の圧力変化を圧力測定手段15によって測定
し、この測定値を作業者または演算処理部16が記録す
る。そして、判定時間が終了した時点で、許容減圧量P
eである0.25kPaの減圧以内であるかこれ以上で
あるか(すなわち、終了時点で0.75kPa以上の圧
力を保っているか、これよりも下がっているか)によっ
て耐漏洩性試験に合格しているか不合格であるかを判断
する。
【0012】したがって、従来の耐漏洩性試験装置では
上述したヨーロッパ規格:EN1610の基準LAによ
る直径1mの吸水したコンクリート配管11の耐漏洩性
試験を行った場合に、全試験時間として少なくとも29
分以上の時間をかけていた。同様に、その他の試験で
も、耐漏洩性試験のために実施する試験の規格に定めら
れた均圧保持時間と判定時間を加えた時間をかける必要
があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一つの
試験区間Aを検査するために30分前後の時間をかけて
いるのでは、1日に行える試験の数に限りがあり、それ
だけ耐漏洩性試験にかかるコストが高くなることは避け
られなかった。
【0014】そこで、作業者によっては均圧保持時間と
して定められた5分間を妥当な範囲内で短くしていた。
また、定められた判定時間が終了していなくても明らか
に試験に合格する程度の減圧しか生じていない場合や、
明らかに試験に合格しないであろう減圧が生じている場
合には、その時点で作業者の判断によって試験を中断し
て合格または不合格の判断をすることにより、試験時間
を短くする場合もあった。ところが、この判断は全て作
業者の経験に頼って行われるものであるから、個人差が
生じることは必至であり、試験の公正さという点で問題
があった。
【0015】また、均圧保持時間を経験によって短くす
る場合も、不安定要素による影響を受けないようにする
ためには、心持ち長い間、均圧保持を継続する必要があ
り、幾らか余分に均圧保持時間を取る必要があった。同
様に、明らかに合格または不合格であるとの判断を行え
る程度の減圧であることを作業者が判断するためには必
要最小限の時間よりも十分に長く試験を継続する必要が
あり、この点も試験時間を長くせざるを得ない原因とな
っていた。
【0016】本発明は、前述の問題点に留意してなされ
たものであり、その目的は、必要最小限の試験時間によ
って配管の耐漏洩性試験を行うことができると共に、正
確かつ公正な判断を行うことができる配管の耐漏洩性試
験装置および配管の耐漏洩性試験方法を提供することで
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の配管の耐漏洩性試験装置は、配管の試験区
間を締め切る密閉手段と、この試験区間内に試験媒体を
充填する媒体充填手段と、試験区間内の圧力を測定する
圧力測定手段と、この圧力測定手段の測定値の監視を行
なう演算処理部とを有し、前記媒体充填手段によって充
填された試験媒体の圧力を圧力測定手段の測定値によっ
て監視し、均圧保持時間の判定、試験開始および試験結
果の判定、試験終了の判定を行なう試験プログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体を有することを
特徴としている。
【0018】すなわち、前記試験プログラムを実行する
ことによって、圧力測定手段の測定値の監視を行って演
算処理部が均圧保持時間を適宜判定し、試験結果の判定
を自動的に行って、試験開始から試験終了までの試験時
間を調節するので、必要最小限の試験時間において配管
の耐漏洩性試験を行うことができる。とりわけ、前記判
定が全て試験プログラムによって定められたアルゴリズ
ムによって行われるので、判定基準が一定であるから再
現性がよく、どの配管の耐漏洩性試験においても公正な
判定を行うことができる。
【0019】前記試験プログラムが、圧力測定手段によ
る測定値の変化率が安定するまでの時間を、前記均圧保
持時間として判定するものである場合には、均圧保持時
間を的確に判別することができ、必要最小限の均圧保持
時間を確保することができる。なお、圧力の測定値の変
化率が安定しているかどうかは、圧力の測定値を時間で
微分したときに、一定値に収束することや、時間で2回
微分した値が0に近づくことによって判断することがで
きる。
【0020】例えば、試験プログラムが、圧力の測定値
の変化率を所定時間の長さで移動平均し、この変化率の
移動平均値の変化が、圧力測定手段の許容誤差を基に定
められた許容変化率以内になった時点で、圧力の測定値
の変化率が安定しているとするアルゴリズムを実行する
ものとすることにより、圧力測定手段による測定値の変
化率が安定する時点をより正確に判別することができ
る。とりわけ、演算処理部にとって微分の計算や、移動
平均の計算は比較的容易に行うことができるので、上記
判断は速やかに行うことができる。
【0021】前記試験プログラムが、試験開始後の圧力
測定手段による測定値の変化率と、実施する耐漏洩性試
験の規格で定められた許容減圧量を判定時間によって除
算した許容減圧率との比較によって、試験結果の判定を
行なうものである場合には、試験結果の判定を早期にお
いて正確に行うことができる。とりわけ、演算処理部に
とって除算処理は容易に行うことができる演算であるの
で、極めて正確かつ的確に合否判断を行うことができ
る。
【0022】前記記録媒体が前記許容減圧率を算出する
ための関係式を記録しており、前記試験プログラムがこ
の関係式を用いて許容減圧率を算出するものである場合
には、配管の耐漏洩性試験の規格に許容減圧率を算出す
るための計算式が規定されていなくても、記録媒体に記
録された関係式を用いることにより、他の規格と同様の
演算処理によって、合否判断を行うことができる。すな
わち、配管の耐漏洩性試験を種々の規格で定められた判
断基準によって行うことができる。
【0023】本発明の配管の耐漏洩性試験方法は、配管
の試験区間を締め切った状態で、この試験区間内に試験
媒体を充填し、演算処理部に接続された圧力測定手段に
よって試験区間内の圧力の経時変化を監視することによ
り、演算処理部が均圧保持時間の判定、試験開始および
試験結果の判定、試験終了の判定を行なうことを特徴と
している。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の配管の耐漏洩性
試験装置1の一例を示す図である。図1において、2は
試験対象となる配管の一例であって、図4に示した従来
例と同じ吸水コンクリート、3はこの配管2の試験区間
Aを区画するために締め切る密閉手段の一例のプラグで
ある。なお、本発明は試験対象となる配管2の種類を限
定するものではなく、あらゆる材質および状態の配管に
合わせて実施されるものであり、配管2が新設管であっ
ても既設管であっても実施可能である。
【0025】また、試験区間Aは図1に一例を示すよう
に一つの配管2を単体で試験できるように区画されるも
のであっても、図4に示したように本官と取付管を含め
た試験区間Aを定めるものであっても、配管と配管の接
続部のみを試験区間Aとするものであってもよい。
【0026】4は加圧空気を搬送するための可撓管の一
例である耐圧ホース、5は媒体充填手段の一例であって
試験媒体として空気を圧縮して耐圧ホース4内に供給す
るコンプレッサである。また、前記プラグ3の何れか一
つに前記耐圧ホース4を接続して試験区間A内に加圧空
気を流入するための貫通穴3aを形成している。なお、
本例では配管の耐漏洩性試験の一例として圧気試験を例
示するので、媒体充填手段5は空気を圧入するコンプレ
ッサとしているが、試験媒体として水などの液体を用い
る場合には、媒体充填手段5は試験区間A内に充填され
るように水を汲み上げるポンプ5であることは言うまで
もない。
【0027】6は前記耐圧ホース4によって試験区間A
内に充填された空気の圧力を測定するための圧力測定手
段であって、本例では耐圧ホース4の途中に設けられた
接続金具6aに取り付けられる。本発明は圧力測定手段
6の取付け場所を耐圧ホース4の途中に設けることによ
り、試験区間Aから離れたところで試験区間A内の圧力
を測定することができるが、本発明はこの点を限定する
ものではない。
【0028】すなわち、圧力測定手段6をプラグ3に埋
設したり、試験区間A内に投入した状態で圧力測定する
ものとしてもよい。とりわけ、試験媒体として水を用い
る場合には、圧力測定手段6を充填した水の底部に位置
させた状態でその圧力を測定することが必要となる。
【0029】7は前記圧力測定手段6に信号線C1 を介
して電気的に接続された演算処理部であって、本例の演
算処理部7は前記コンプレッサ5にも信号線C2 を介し
て接続されて、その動作開始および停止を制御可能とし
ている。つまり、通常コンプレッサ5には圧力計が内蔵
されているが、この圧力計は多くの場合圧力の測定値を
電気的に出力する機能を有していないので、本例では別
途の圧力測定手段6を用いている。
【0030】しかしながら、コンプレッサ5内に設けら
れた圧力計(圧力測定手段)に測定値の出力機能がある
場合には、演算処理部7とコンプレッサ5とを一本の信
号ケーブルで接続し、この信号ケーブルを介してコンプ
レッサ5の動作開始および停止の制御と圧力測定手段に
よる圧力の測定値の入力を行なう構成にすることも可能
である。逆に、コンプレッサ5の動作開始および停止を
演算処理部7が制御しない場合には、演算処理部7は圧
力測定手段6にだけ信号線C1 を介して接続されていて
もよい。
【0031】演算処理部7は例えば演算の中心的な処理
を行なうCPU7cと、CPU7cに接続されたバス7
bと、バス7bを介してこのCPU7cによって実行さ
れる試験プログラムPやデータDを記録する記憶部(メ
モリ)7mと、演算結果や状態を表示する表示部7d
と、印刷部(プリンタ)7pと、作業者からの設定や数
値などの入力に用いられるキーボード7kと、前記圧力
測定手段6やコンプレッサ5などと信号の授受を行なう
ためのインターフェイス7iとを有している。
【0032】なお、演算処理部7の構成は、図1に示す
構成に限定するものではない。例えば、本例ではプリン
タ7pを設けることにより、検査結果を記録紙に残して
おくことが可能であるが、このプリンタ7pを省略して
検査結果を作業者が記録するようにしてもよい。また、
CPU7c,バス7b,メモリ7m,インターフェイス
7iなどの構成も本発明を理解しやすいように開示して
いるが、本発明はこれらの基本構成を限定するものでは
なく、種々に変形可能であることは言うまでもない。
【0033】上述した本発明の配管の耐漏洩性試験装置
1の特徴的な構成は試験プログラムPにある。すなわ
ち、前記試験プログラムPはコンプレッサ5によって充
填された空気の圧力を圧力測定手段6の測定値によって
監視し、後述する均圧保持時間T1 の判定、試験開始お
よび試験結果の判定、試験終了の判定を行なうアルゴリ
ズムを備えている。
【0034】したがって、本発明の配管の耐漏洩性試験
装置1を用いることにより、試験プログラムPのアルゴ
リズムで定められた一定の基準に従って、試験時間の短
縮を図り、かつ再現性のよい正確な合否判断を下すこと
ができる。
【0035】図2は本発明の配管の耐漏洩性試験装置1
を用いて欧州統一規格:EN1610の基準LAによる
直径1mの吸水したコンクリート配管2の耐漏洩性試験
を行った場合の配管2内の圧力と、試験時間との関係を
示す図である。以下、図2を図1と共に参照しながら、
前記配管の耐漏洩性試験装置1を用いた配管の耐漏洩性
試験方法の例を説明する。
【0036】すなわち、作業者はまず配管2の試験区間
Aをプラグ3によって密閉すると共に演算処理部7のキ
ーボード7kを操作して、行なう耐漏洩性試験の条件を
設定し、演算処理部7に試験を開始させる。演算処理部
7は試験プログラムPは作業者が設定した条件に合わせ
て、データDの中から指定された検査基準(欧州統一規
格:EN1610の基準LA)の耐漏洩性試験を行うた
めのアルゴリズムが記録されたシーケンス処理データD
LAを引き出して、これを実行する。
【0037】前記シーケンス処理データDLAでは、検査
基準に定められた試験圧P1 、判定時間Tを算出するた
めの関係式、許容減圧量Pe、前記関係式に用いるため
の定数の計算式等が定められている。そして、作業者が
キーボード7kを介して入力した管径や、配管2の状態
などにしたがって、判定時間Tが計算される。
【0038】例えば、前記検査基準(欧州統一規格:E
N1610の基準LA)で耐漏洩性試験を行う場合、シ
ーケンス処理データDLAの中で、試験圧P1 ,許容減圧
量Pe,配管2の直径Dとを用いて、以下の式(1),
式(2)に示す関係式が計算される。 T=1/K×Ln〔P1 /(P1 −Pe)〕 … 式(1) K=P/D … 式(2) 但し、湿潤管のときP=12,乾燥管のときP=16
で、Kの最大値は0.58、Tは5分以下の場合は0.
5分単位、5分以上の場合は1分単位で丸める。
【0039】また、前記演算処理部7が上記式(1),
式(2)を用いて判定時間Tを計算すると、以下の式
(3)に示すように許容減圧量Peを判定時間Tによっ
て除算して、許容減圧率Seを求める。 Se=Pe/T … 式(3)
【0040】今、配管2の直径が1000mmの吸水し
たコンクリート配管2を測定する場合とすると前記記K
の値は0.012、判定時間Tの値は24〔min〕と
なり、許容減圧率Seの値は0.0104〔kPa/m
in〕である。なお、演算処理部7は後述する計算にお
いて、一例として秒単位の計算を行うので、許容減圧率
Seの値を0.174〔Pa/sec〕として記憶す
る。
【0041】一方、演算処理部7は信号線C2 を介して
前記コンプレッサ5に制御信号を送り、前記コンプレッ
サ5を作動させて可撓管4を介して配管2内に空気を圧
入し、その空気圧を圧力測定手段6の測定値によって監
視する。規格では試験圧P1が1kPaであるから、圧
力の測定値が試験圧P1 の10%増しである1.1kP
a程度の圧力P0 を示す測定開始時点t0 まで、コンプ
レッサ5による加圧を行なって、その後信号線C2 を介
して制御信号を送ることによりコンプレッサ5を止め
る。
【0042】次いで、演算処理部7は圧力測定手段6の
測定値の変化を監視することにより、配管2内の圧力の
変化(初期減圧)を監視する。すなわち、配管2内に圧
入された空気の温度変化による減圧や、コンクリートの
気泡に入り込む空気による減圧など、不安定要素となる
ものが無くなるのを待つ。つまり、配管2内の圧力に一
定の勾配で直線的な変化が見られるようになるまで待
つ。この判断は、圧力測定手段6による圧力測定値の変
化率が安定するかどうかを判定することによって行え
る。
【0043】例えば、前記圧力測定手段6の測定値を毎
秒を監視し、1秒間に低下する配管2内の圧力変化を圧
力変化率S〔Pa/sec〕として測定し、この圧力変
化率Sの変動が所定の大きさ以内に納まった時点t
1 で、これが安定したことを判断する。このとき演算処
理部7は、圧力測定手段6の測定値に許される測定許容
誤差を考慮に入れて所定回数の平均値を計算し、この平
均値を用いて判断することが望ましい。
【0044】図3は圧力測定値の変化率が安定するかど
うかを判定するためのアルゴリズムの一例を説明する図
である。図3において、演算処理部7は測定開始時点t
0 から1分間は、下記のステップSt1〜St5の処理を繰
り返し行う。
【0045】まず、演算処理部7は1秒毎に圧力測定手
段6によって測定された圧力測定値を計測してメモリ7
mに記録する。(ステップSt1
【0046】次に、演算処理部7は前記メモリ7mに記
録されている1秒前の圧力測定値との差分S(圧力変化
率)を計算し、この圧力変化率Sをメモリ7mに記録す
る。(ステップSt2
【0047】そして、演算処理部7は前記メモリ7mに
記録されている所定回数前から(例えば10秒前から1
0回)の圧力変化率Sの平均値を計算してメモリ7mに
記録する。(ステップSt3
【0048】さらに、演算処理部7は前記メモリ7mに
記録されている1秒前の圧力変化率Sの平均値と、今回
の圧力変化率Sの平均値との差分(すなわち圧力変動
率)を計算する。(ステップSt4
【0049】演算処理部7が前記一連のステップSt1
T4に定められた処理を実行すると、測定開始時点t0
から1分間が経過しているかどうかを判断し、これが1
分以内であるときは、前記ステップSt1に処理を戻す。
また、1分が経過した後であれば次のステップに処理を
進める(ステップSt5)すなわち、本例では測定開始時
点t0 から1分間は無条件に均圧保持時間T1 として確
保している。
【0050】続いて、演算処理部7はステップSt4にお
いて計算した圧力変動率を許容変動率範囲内かどうかを
判断し、許容変動率の範囲外である場合には、前記ステ
ップSt1に処理を戻す。一方、許容変動率の範囲である
場合には、その時点t1 で圧力変化率Sが安定したとし
て、圧力変化率Sの合否判定を行なう判定モード処理に
移行する。(ステップSt6)すなわち、均圧保持を終え
て試験開始時点t1 を判断する。
【0051】なお、図3を用いて説明した方法は圧力変
化率Sが安定したことを判別するために有用なアルゴリ
ズムであるが、本発明はこの方法を限定するものではな
い。すなわち、図3において説明した例では圧力変化率
Sの10回(10秒)平均値を求めることによって圧力
測定手段6の測定誤差を10分の1に小さくする方法を
示しているが、本発明はこの平均値を求めることや、平
均する値の数を限定するものではない。
【0052】同様に、上述の例では1分間は均圧保持時
間T1 として確保する例を開示しているが、本発明は均
圧保持時間T1 の最低の長さを1分に限定するものでは
なく、30秒などの短い時間を均圧保持時間T1 の最低
の長さとすることも、1分以上の妥当な時間を均圧保持
時間T1 の最低の長さとして確保することも可能であ
る。すなわち、均圧保持時間T1 の最低の長さを30秒
程度に短くすることにより、早期において初期変動が安
定する場合には均圧保持時間T1 の長さをより短くする
ことができる。
【0053】さらに、ステップSt2における差分計算は
事実上圧力測定値の変化率Sを求める微分演算をするこ
とであり、ステップSt4における差分計算は圧力測定値
の二回微分をすることに相当する。したがって、図3に
示したアルゴリズムは平均値計算と微分演算と二回微分
演算の組み合わせによって適宜行うことができるもので
ある。
【0054】何れにしても、演算処理部7は所定のアル
ゴリズムによって定められた基準にしたがって、均圧保
持時間T1 の終了を判断し、試験開始時点t1 を定め
て、圧力変化率Sの合否判定を行なう判定モード処理に
移行する。
【0055】また、本例においては、試験開始時点t1
における配管2内の圧力は試験圧P 1 よりも高い圧力と
なっているが、前記演算処理部7は配管2内の圧力を試
験圧P1 に調整することなく、そのまま耐漏洩性試験を
開始することにより、圧力を試験圧P1 に調整するとき
に生じる時間的な無駄を省くようにしている。しかしな
がら、試験開始にあたって、演算処理部7がコンプレッ
サ5に制御信号を送って、配管2内の圧力が試験圧P1
になるように調節することも可能である。
【0056】次いで、判定モード処理において、例えば
試験開始時点t1 から1分間を試験時間T2 として取り
分ける。そして、この1分間の平均的な圧力変化率Sを
求めてこれを前記許容減圧率Seの値である0.174
〔Pa/sec〕と比較することによって、これが耐漏
洩性試験に合格するかどうかを判断する。
【0057】今、前記1分間の平均的な圧力変化率Sが
0.2〔kPa/sec〕であったとすると、前記許容
減圧率Seの値である0.174〔Pa/sec〕と比
較して大きいことが分かる。すなわち、この配管2はこ
のまま測定を続けると、図2において二点鎖線に示すよ
うに、許容減圧量を大きく外れて、耐漏洩性試験に不合
格であることが明確に分かる。
【0058】したがって、演算処理部7は、圧力変化率
Sと許容減圧率Seの値の差が大きく、圧力変化率Sが
許容減圧率Seに比べて大きいことが判明した場合に、
その時点t2 で試験を終了し、耐漏洩性試験に不合格で
あることを作業者に通達する。
【0059】一方、演算処理部7が、圧力変化率Sと許
容減圧率Seの比較を行って、その差が大きく、圧力変
化率Sが許容減圧率Seに比べて小さいことが判明した
場合には、その時点t2 で試験を終了し、耐漏洩性試験
に合格であることを作業者に通達する。
【0060】さらに、演算処理部7が、圧力変化率Sと
許容減圧率Seの比較を行って、その差が所定の範囲内
である場合には、平均圧力変化率Sが許容減圧率Seを
下回るか上回るかが明確になるまで試験時間T2 を延長
する。なお、圧力変化率Sと許容減圧率Seの差が、耐
漏洩性試験の合否判断に十分であるかどうかを判断する
範囲は、圧力測定手段の測定許容誤差から求めることが
できる。
【0061】配管2の耐漏洩性試験が終了すると、演算
処理部7はコンプレッサ5に信号を送って配管2内の圧
入空気を脱気し、演算処理部7の表示部7dへの表示
や、プリンタ7pによる印刷によって耐漏洩性試験の結
果を出力する。すなわち、演算処理部7はその処理プロ
グラムPによって実行されるアルゴリズムによって定ま
った判定基準に従って、耐漏洩性試験の試験結果の判定
および試験終了の判定を行うので、再現性がよく、公正
な判断によって耐漏洩性試験の合否判定を行うことがで
きる。
【0062】さらに、均圧保持や耐漏洩性試験のそれぞ
れが前記アルゴリズムによって定められた基準に従って
必要最小限の短い時間内で終了するので、ほとんどの場
合、全試験時間を3分以内に抑えることができる。とり
わけ、演算処理部7にとって、平均処理や除算処理、微
分演算などは比較的容易に行うことができる演算処理で
あるから、作業者が経験や勘などに頼って判断するより
も、より短時間でかつ正確に耐漏洩性試験の合否判断を
下すことができる。
【0063】また、前記耐漏洩性試験の合否判断を下す
ために必要とされる許容減圧率Seを算出するための関
係式〔式(1)〜式(3)〕は、前記配管の耐漏洩性試
験装置1を用いて実施されるであろう各試験規格に合わ
せてそれぞれメモリ7mに記録している。そして、前記
試験プログラムPがこれらの関係式のうち判定時間T
〔式(1),式(2)〕と、この判定時間Tから許容減
圧率Seを算出する式(3)を用いて許容減圧率Seを
算出するようにプログラムされているので、どの試験規
格を用いても画一的な処理を行うことができる利点があ
る。
【0064】すなわち、米国規格:ASTMの基準F1
417に定められている判断基準では、配管2の直径、
長さに合わせた判定時間Tを算出する関係式が定められ
ていないが、本発明の配管の耐漏洩性試験装置1はこの
判定時間Tを算出するための独自の関係式をメモリ7m
に記録している。したがって、本発明の配管の耐漏洩性
試験装置1を用いれば、米国規格:ASTMの基準F1
417に定められている判断基準で、日本において使用
される配管2の直径、長さに合わせた耐漏洩性試験装置
を容易に行うことが可能となる。
【0065】なお、上述した各試験規格に合わせた関係
式が記録されている記録媒体7mは半導体メモリに限ら
れるものではなく、ハードディスク,光ディスクなどの
外部記憶媒体であってもよい。また、フロッピーディス
クやメモリカードやCD−ROMなどの記録媒体を用い
て、配管の耐漏洩性試験装置1のアプリケーションの一
部として順次供給されるものとしてもよい。この場合、
新しい試験規格に柔軟に対応することができる。
【0066】一方、前記演算処理部7の処理プログラム
Pは、作業者が望む場合には、均圧保持時間T1 として
規定された時間を確保したり、試験時間T2 として規格
に規定された判定時間をかけて耐漏洩性試験を行なう動
作モードを設けてもよい。この場合には、短縮した耐漏
洩性試験による判断の正しさを確証するために、正味の
時間をかけた耐漏洩性試験を行うことができ、試験結果
に対する信頼性を増し加えることができる。
【0067】上述した例では、演算処理部7が信号線C
2 を用いてコンプレッサ5の動作開始および停止を制御
するので、演算処理部7の制御によって耐漏洩性試験の
全ての工程を全自動的に測定することが可能であるが、
本発明はこの点を限定するものではない。すなわち、演
算処理部7とコンプレッサ5との間を接続する信号線C
2 を省略し、作業者が耐漏洩性試験を始める前の前準備
として、手動でコンプレッサ5を操作し、初期圧力P0
になった時点t0 でコンプレッサ5を止めるようにして
もよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配管の耐
漏洩性試験装置および配管の耐漏洩性試験方法は、圧力
測定手段の測定値の監視を行って演算処理部が均圧保持
時間を適宜判定し、試験結果の判定を自動的に行って、
試験開始から試験終了までの試験時間を調節するので、
必要最小限の試験時間において配管の耐漏洩性試験を行
うことができる。とりわけ、前記判定が全て試験プログ
ラムによって定められたアルゴリズムによって行われる
ので、判定基準が一定であるから再現性がよく、どの配
管の耐漏洩性試験においても公正な判定を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管の耐漏洩性試験装置の一例の全体
構成を示す図である。
【図2】本発明の配管の耐漏洩性試験方法を説明する図
である。
【図3】前記耐漏洩性試験方法を実施する試験プログラ
ムの一部のアルゴリズムの例を示す図である。
【図4】配管の耐漏洩性試験装置の一例を示す図であ
る。
【図5】従来の配管の耐漏洩性試験方法の例を説明する
図である。
【符号の説明】
1…配管の耐漏洩性試験装置、2…配管、3…密閉手
段、5…媒体充填手段、6…圧力測定手段、7…演算処
理部、7m…記録媒体、T1 …均圧保持時間、T 2 …耐
漏洩性試験時間、Ta…総試験時間、t1 …試験開始時
点、t2 …試験終了時点、A…試験区間、P…試験プロ
グラム、S…圧力変化率、Se…許容減圧率。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中越 康夫 兵庫県神戸市灘区友田町2丁目5番25号 株式会社イトーヨーギョー内 Fターム(参考) 2G067 AA11 CC02 DD02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の試験区間を締め切る密閉手段と、
    この試験区間内に試験媒体を充填する媒体充填手段と、
    試験区間内の圧力を測定する圧力測定手段と、この圧力
    測定手段の測定値の監視を行なう演算処理部とを有し、
    前記媒体充填手段によって充填された試験媒体の圧力を
    圧力測定手段の測定値によって監視し、均圧保持時間の
    判定、試験開始および試験結果の判定、試験終了の判定
    を行なう試験プログラムを記録したコンピュータ読取可
    能な記録媒体を有することを特徴とする配管の耐漏洩性
    試験装置。
  2. 【請求項2】 前記試験プログラムが、圧力測定手段に
    よる測定値の変化率が安定するまでの時間を、前記均圧
    保持時間として判定するものである請求項1に記載の配
    管の耐漏洩性試験装置。
  3. 【請求項3】 前記試験プログラムが、試験開始後の圧
    力測定手段による測定値の変化率と、実施する耐漏洩性
    試験の規格で定められた許容減圧量を判定時間によって
    除算した許容減圧率との比較によって、試験結果の判定
    を行なうものである請求項1または2に記載の配管の耐
    漏洩性試験装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体が前記許容減圧率を算出す
    るための関係式を記録しており、前記試験プログラムが
    この関係式を用いて許容減圧率を算出するものである請
    求項3に記載の配管の耐漏洩性試験装置。
  5. 【請求項5】 配管の試験区間を締め切った状態で、こ
    の試験区間内に試験媒体を充填し、演算処理部に接続さ
    れた圧力測定手段によって試験区間内の圧力の経時変化
    を監視することにより、演算処理部が均圧保持時間の判
    定、試験開始および試験結果の判定、試験終了の判定を
    行なうことを特徴とする配管の耐漏洩性試験方法。
  6. 【請求項6】 前記演算処理部が、圧力測定手段による
    測定値の変化率が安定するまでの時間を、前記均圧保持
    時間として判定する請求項5に記載の配管の耐漏洩性試
    験方法。
  7. 【請求項7】 前記演算処理部が、試験開始後の圧力測
    定手段による測定値の変化率と、実施する耐漏洩性試験
    の規格で定められた許容減圧量を判定時間によって除算
    した許容減圧率との比較によって、試験結果の判定を行
    なう請求項5または6に記載の配管の耐漏洩性試験方
    法。
  8. 【請求項8】 前記演算処理部が、前記許容減圧率を算
    出するための関係式を記録しており、前記試験プログラ
    ムがこの関係式を用いて許容減圧率を算出する請求項5
    〜7の何れかに記載の配管の耐漏洩性試験方法。
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