JP2002039517A - 廃棄物のガス化処理設備及びこれを利用したガス化発電設備 - Google Patents

廃棄物のガス化処理設備及びこれを利用したガス化発電設備

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 系内の熱効率が高い廃棄物のガス化処理設備
及びこれを利用したガス化発電設備を提供する。 【解決手段】 酸素1bと水蒸気1aとを混合したガス
化剤1を供給されて廃棄物2を部分酸化および熱分解し
てガス化ガス3を発生する流動床ガス化炉11と、ガス
化ガス3を高温加熱してガス化ガス3中の飛灰4bを溶
融して除去する旋回溶融炉12と、旋回溶融炉12から
のガス化ガス3を冷却してガス化ガス3中の水分を凝縮
除去する凝縮器18とを備えた廃棄物のガス化処理設備
において、凝縮器18内を貫通させた熱回収用パイプ1
9aの内部に原料水5cを流通させ、凝縮器18に送給
されたガス化ガス3の顕熱および凝縮潜熱を利用して原
料水5cから水蒸気1aを生成させて、吸引ポンプ19
dで流動床ガス化炉11および旋回溶融炉12に水蒸気
1aを送給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物のガス化処
理設備及びこれを利用したガス化発電設備に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ごみ、下水汚泥、産業用廃棄物など
の有機系廃棄物からエネルギー回収を図るために、廃棄
物を熱分解によりガス化して燃料用ガス(ガス化ガス)
を得るガス変換技術が、環境保全及び省資源の観点から
注目されている。
【0003】このガス変換技術のシステムとしては、廃
棄物に水蒸気を添加して400〜800℃でガス化し、
さらに1300〜1500℃でクラッキングして、煤を
含まないクリーンなCO、H2 リッチガスを得るシステ
ムが開発されている。このようにして得られたガス化ガ
ス(燃料用ガス)により発電装置による発電などが行わ
れる。
【0004】ここで、ガス化変換技術の一例のシステム
として、ガス化炉(流動床ガス化炉)と灰溶融炉(旋回
溶融炉)にて二段ガス化を行い、発生したガス化ガスを
発電装置に供給して発電を行う従来のガス化発電設備に
ついて、図14を参照しつつ説明する。
【0005】図14に示すように、内部に砂層211a
を有する流動床ガス化炉211の上部の送出口は、旋回
溶融炉212に受入口に連絡している。旋回溶融炉21
2のガス送出口は、ボイラ213のガス受入口に連絡し
ている。ボイラ213のガス送出口は、バグフィルタ2
17の受入口に連絡している。バグフィルタ217の送
出口は、凝縮器218のガス受入口に連絡している。凝
縮器218のガス送出口は、発電装置300のガス受入
側に連絡している。
【0006】前記ボイラ213の蒸気送出口は、スチー
ムタービン214の蒸気受入口に連絡している。スチー
ムタービン214の出力軸は、発電機215の入力軸に
連結されている。スチームタービン214の蒸気送出口
は、復水器216の蒸気受入口に連絡している。復水器
216の送水口は、ボイラ213の受水口に連絡してい
る。
【0007】このようなガス化発電設備において、酸素
(または空気)と水蒸気との混合ガスであるガス化剤1
を流動床ガス化炉211の内部に上記砂層211aの下
方から供給すると共に、流動床ガス化炉211の内部の
砂層211a上に廃棄物2を投入すると、廃棄物2は、
加熱(400〜800℃)されながら浮遊流動する上記
砂層211aにより、熱分解されてガス状物質になり、
ガス化剤1の酸素および水蒸気と接触すると共に、その
一部がフリーボード部211bで燃焼し(650〜80
0℃)、下記式(1)で示す燃焼反応および下記式
(2)で示す水性ガス化反応(改質反応)を起こし、一
酸化炭素、水素、メタン、エタン、二酸化炭素等を含む
ガス化ガス3と、タールや煤などの未燃炭素質物質4a
と、飛灰4bと、不燃物4cとを生じる。
【0008】 C+O2 →CO2 +熱・・・・・(1) C+H2 O→CO+H2 ・・・・(2)
【0009】前記不燃物4cは、流動床ガス化炉211
の下部から系外へ排出される。一方、ガス化ガス3と未
燃炭素質物質4aと飛灰4bとは、流動床ガス化炉21
1の上部から送出されて旋回溶融炉212内に送給され
る。
【0010】酸素(または空気)と水蒸気との混合ガス
であるガス化剤1を旋回溶融炉212の内部に供給する
と、ガス化ガス3および未燃炭素質物質4aの一部は、
燃焼して旋回溶融炉212内を加熱(1300〜150
0℃程度)する。ガス化ガス3と未燃炭素質物質4aと
飛灰4bとは、旋回溶融炉212の内部で旋回しながら
加熱される。このため、飛灰(無機物)4bは、溶融し
てスラグミスト化し、旋回流の遠心力で炉壁に捕捉さ
れ、スラグ4dとなって炉壁を流下して系外へ排出され
る。一方、ガス化ガス3および未燃炭素質物質4aは、
ガス化剤1の水蒸気により、上述した水性ガス化反応
(改質反応)がさらに進行する。
【0011】上記ガス化ガス3は、旋回溶融炉212か
ら送出されてボイラ213で熱回収される。ボイラ21
3は、ガス化ガス3から回収した熱で水を加熱して蒸気
を発生させる。この蒸気は、スチームタービン214を
回転させて、発電機15を駆動させることにより、発電
を行う。スチームタービン214から排出された蒸気
は、復水器16で水に戻されてボイラ213に再び供給
される。
【0012】ボイラ213から送出されたガス化ガス3
は、バグフィルタ217でダストや塩酸分が除去された
後、凝縮器218の冷却水5aで冷却され、凝縮水5b
が系外へ取り除かれて精製ガス6となる。
【0013】精製ガス6は、発電装置300に送られ、
発電作動に使用された後、排ガス7として系外へ排出さ
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
ガス化発電設備においては、ガス化ガス3を凝縮器21
8の冷却水5aで冷却して当該ガス化ガス3中から水分
を凝縮除去するため、当該冷却水5aに奪われたガス化
ガス3の熱が系外にそのまま放出されてしまい、系内の
熱効率に無駄があった。
【0015】このようなことから、本発明は、系内の熱
効率が高い廃棄物のガス化処理設備及びこれを利用した
ガス化発電設備を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、第一番目の発明によるガス化処理設備は、酸素
を含む気体と水蒸気とを供給されて廃棄物を部分酸化お
よび熱分解してガス化ガスを発生するガス化炉と、前記
ガス化炉で発生した前記ガス化ガスを高温加熱して当該
ガス化ガスに含まれている灰分を溶融して除去する溶融
炉と、前記溶融炉からの前記ガス化ガスを冷却して当該
ガス化ガス中の水分を凝縮除去する凝縮器とを備えた廃
棄物のガス化処理設備において、前記凝縮器に送給され
た前記ガス化ガスの顕熱および当該ガス化ガス中の水分
の凝縮潜熱を利用して水蒸気を生成させて、前記ガス化
炉および前記溶融炉のうちの少なくとも前記ガス化炉に
当該水蒸気を供給する水蒸気生成手段を備えたことを特
徴とする。
【0017】第二番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目の発明において、前記水蒸気生成手段が、前記
凝縮器内を貫通し、内部に水が流通する熱回収用パイプ
と、前記熱回収用パイプ内で生成した水蒸気を送出する
ポンプとを備えていることを特徴とする。
【0018】第三番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目の発明において、前記水蒸気生成手段が、前記
凝縮器内を貫通し、内部に熱媒が流通する熱回収用パイ
プと、前記熱回収用パイプ内を流通する前記熱媒と水と
の間で熱交換させる水加熱手段と、前記水加熱手段で生
成した水蒸気を送出するポンプとを備えていることを特
徴とする。
【0019】第四番目の発明によるガス化処理設備は、
第二番目または第三番目の発明において、前記水が、前
記凝縮器で前記ガス化ガスから生成した凝縮水であるこ
とを特徴とする。
【0020】第五番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記
ガス化ガスの使用済みの排ガスの熱を利用して、前記水
蒸気生成手段で生成した前記水蒸気をさらに加熱する水
蒸気加熱手段を備えたことを特徴とする。
【0021】第六番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記
ガス化炉が流動床ガス化炉であり、前記溶融炉が旋回溶
融炉であることを特徴とする。
【0022】また、第七番目の発明によるガス化発電設
備は、第一番目から第六番目の発明のいずれかの廃棄物
のガス化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発電
する発電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であっ
て、前記発電手段が、前記ガス化ガスを使用して作動す
るガスエンジンと、前記ガスエンジンの作動により発電
する発電機とを備えていることを特徴とする。
【0023】第八番目の発明によるガス化発電設備は、
第一番目から第六番目の発明のいずれかの廃棄物のガス
化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発電する発
電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であって、前記
発電手段が、前記ガス化ガスを使用して作動するガスタ
ービンと、前記ガスタービンの作動により発電する発電
機とを備えていることを特徴とする。
【0024】第九番目の発明によるガス化発電設備は、
第一番目から第六番目の発明のいずれかの廃棄物のガス
化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発電する発
電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であって、前記
発電手段が、前記ガス化ガスを使用して作動する燃料電
池と、前記燃料電池の作動により発電する発電機とを備
えていることを特徴とする。
【0025】第十番目の発明によるガス化発電設備は、
第九番目の発明において、前記発電手段が、前記燃料電
池で使用された前記ガス化ガスを使用して作動するガス
エンジンと、前記ガスエンジンの作動により発電する発
電機とを備えていることを特徴とする。
【0026】第十一番目の発明によるガス化発電設備
は、第九番目の発明において、前記発電手段が、前記燃
料電池で使用された前記ガス化ガスを使用して作動する
ガスタービンと、前記ガスタービンの作動により発電す
る発電機とを備えていることを特徴とする。
【0027】第十二番目の発明によるガス化発電設備
は、第七番目から第十一番目の発明のいずれかにおい
て、前記発電手段が、前記ガス化ガスの使用済みの排ガ
スにより加熱された蒸気を利用して作動するスチームタ
ービンと、前記スチームタービンの作動により発電する
発電機とを備えていることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明による廃棄物のガス化処理
設備及びこれを利用するガス化発電設備の実施の形態を
以下に説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定
されるものではない。
【0029】[第一番目の実施の形態]本発明による廃
棄物のガス化処理設備及びこれを利用するガス化発電設
備の第一番目の実施の形態を図1,2に基づいて説明す
る。図1は、ガス化発電設備の概略構成図、図2は、図
1の凝縮器部分の抽出拡大内部構造図である。
【0030】図1に示すように、内部に砂層11aを有
する流動床ガス化炉11の上部の送出口は、旋回溶融炉
12に受入口に連絡している。旋回溶融炉12のガス送
出口は、ボイラ13のガス受入口に連絡している。ボイ
ラ13のガス送出口は、バグフィルタ17の受入口に連
絡している。バグフィルタ17の送出口は、凝縮器18
のガス受入口に連絡している。凝縮器18のガス送出口
は、発電手段である発電装置100のガス受入側に連絡
している。
【0031】前記ボイラ13の蒸気送出口は、スチーム
タービン14の蒸気受入口に連絡している。スチームタ
ービン14の出力軸は、発電機15の入力軸に連結され
ている。スチームタービン14の蒸気送出口は、復水器
16の蒸気受入口に連絡している。復水器16の送水口
は、ボイラ13の受水口に連絡している。
【0032】また、図2に示すように、前記凝縮器18
内のガス化ガス3の流通方向上流側には、熱回収用パイ
プ19aが貫通している。熱回収用パイプ19aの一端
は、圧損要素であるバルブ19bを介して水タンク19
cに連結している。熱回収用パイプ19aの他端は、図
1に示すように、熱交換器19eの被加熱体受入口に連
結されている。熱交換器19eの被加熱体送出口は、前
記流動床ガス化炉11および前記旋回溶融炉12に吸引
ポンプ19dを介して連絡している。熱交換器19eの
加熱体受入口は、前記発電装置100のガス送出口に連
結されている。
【0033】このような熱回収用パイプ19a、バルブ
19b、水タンク19c、吸引ポンプ19dなどによ
り、本実施の形態では水蒸気生成手段を構成し、熱交換
器19eなどにより水蒸気加熱手段を構成している。な
お、図1中、10は圧力スイング式吸着(PSA)シス
テム等のような酸素発生器である。
【0034】このようなガス化発電設備においては、酸
素1bと水蒸気1aとの混合ガスであるガス化剤1を流
動床ガス化炉11の内部に上記砂層11aの下方から供
給すると共に、流動床ガス化炉11の内部の砂層11a
上に廃棄物2を投入すると、廃棄物2は、加熱(400
〜800℃)されながら浮遊流動する上記砂層11aに
より、熱分解されてガス状物質になり、ガス化剤1の酸
素1bおよび水蒸気1aと接触すると共に、その一部が
フリーボード部11bで燃焼し(650〜800℃)、
下記式(1)で示す燃焼反応および下記式(2)で示す
水性ガス化反応(改質反応)を起こし、一酸化炭素、水
素、メタン、エタン、二酸化炭素等を含むガス化ガス3
と、タールや煤などの未燃炭素質物質4aと、飛灰4b
と、不燃物4cとを生じる。
【0035】 C+O2 →CO2 +熱・・・・・(1) C+H2 O→CO+H2 ・・・・(2)
【0036】前記不燃物4cは、流動床ガス化炉11の
下部から系外へ排出される。一方、ガス化ガス3と未燃
炭素質物質4aと飛灰4bとは、流動床ガス化炉11の
上部から送出されて旋回溶融炉12内に送給される。
【0037】酸素1bと水蒸気1aとの混合ガスである
ガス化剤1を旋回溶融炉12の内部に供給すると、ガス
化ガス3および未燃炭素質物質4aの一部は、燃焼して
旋回溶融炉12内を加熱(1300〜1500℃程度)
する。ガス化ガス3と未燃炭素質物質4aと飛灰4bと
は、旋回溶融炉12の内部で旋回しながら加熱される。
このため、飛灰(無機物)4bは、溶融してスラグミス
ト化し、旋回流の遠心力で炉壁に捕捉され、スラグ4d
となって炉壁を流下して系外へ排出される。一方、ガス
化ガス3および未燃炭素質物質4aは、ガス化剤1の水
蒸気1aにより、上述した水性ガス化反応(改質反応)
がさらに進行する。
【0038】上記ガス化ガス3は、旋回溶融炉12から
送出されてボイラ13で熱回収される。ボイラ13は、
ガス化ガス3から回収した熱で水を加熱して蒸気を発生
させる。この蒸気は、スチームタービン14を回転させ
て、発電機15を駆動させることにより、発電を行う。
スチームタービン14から排出された蒸気は、復水器1
6で水に戻されてボイラ13に再び供給される。
【0039】ボイラ13から送出されたガス化ガス3
は、バグフィルタ17でダストや塩酸分が除去された
後、凝縮器18の内部に送給され、熱回収用パイプ19
aと接触する。この熱回収用パイプ19a内には、水タ
ンク19c内に貯溜された原料水5cがバルブ19bを
介して減圧された状態で流通する。このため、原料水5
cは、熱回収用パイプ19aを介してガス化ガス3から
熱を奪って温度上昇する。つまり、ガス化ガス3の顕熱
およびガス化ガス3中の水分の凝縮潜熱により、原料水
5cが加熱(約80℃程度)されるのである。
【0040】バルブ19bを介して減圧されて加熱され
た原料水5cは、吸引ポンプ19dで吸引されると、蒸
発圧力が低下するるため、沸点まで加熱されなくても水
蒸気1aを発生させる。この水蒸気1aは、熱交換器1
9eに送給される。
【0041】一方、原料水5cに熱を回収されたガス化
ガス3は、凝縮器18の冷却水5aでさらに冷却され、
水分が凝縮されて凝縮水5bとなって系外へ取り除かれ
て精製ガス6となる。
【0042】前記精製ガス6は、発電装置10に送ら
れ、発電作動に使用された後、排ガス7として前記熱交
換器19eに送給される。熱交換器19eは、上記排ガ
ス7の熱を利用して、前記水蒸気1aを加熱する。この
ように加熱された水蒸気1aは、酸素発生器22からの
酸素1bと混合されてガス化剤1となって、流動床ガス
化炉11および旋回溶融炉12内に供給される。
【0043】つまり、本実施の形態では、凝縮器18で
凝縮される直前のガス化ガス3の熱および発電装置10
0からの排ガス7の熱を利用して、流動床ガス化炉11
および旋回溶融炉12内に供給するガス化剤1の水蒸気
1aを生成させるようにしたのである。
【0044】したがって、系内の熱を有効に利用するこ
とができるので、系内の熱効率を大幅に向上させること
ができる。
【0045】なお、本実施の形態では、水タンク19c
内の原料水5cを熱回収用パイプ19aに流通させるよ
うにしたが、当該原料水5cとして、図3に示すよう
に、凝縮器18内でガス化ガス3から生じた凝縮水5b
を利用して熱回収用パイプ19a内に流通させることに
より、当該凝縮水5bからガス化剤1の水蒸気1aを生
成させるようにすれば、処理にかかる原材料コストを低
減させることができる。
【0046】[第二番目の実施の形態]本発明による廃
棄物のガス化処理設備及びこれを利用するガス化発電設
備の第二番目の実施の形態を図4に基づいて説明する。
図4は、ガス化発電設備の概略構成図である。ただし、
前述した第一番目の実施の形態の場合と同様な部分につ
いては、前述した第一番目の実施の形態の説明で用いた
符号と同一の符号を用いることにより、重複した説明を
省略する。
【0047】図4に示すように、凝縮器18の内部を貫
通する熱回収用パイプ19aの他端は、熱交換器29f
の熱媒受入口に連絡している。熱交換器29fの熱媒送
出口は、上記熱回収用パイプ19aの一端に連結してい
る。熱交換器29fの被加熱体受入口は、バルブ19b
を介して水タンク19cに連絡している。熱交換器29
fの被加熱体送出口は、熱交換器19eの被加熱体受入
口に連絡している。なお、本実施の形態では、バルブ1
9b、水タンク19c、熱交換器29fなどにより水加
熱手段を構成し、当該水加熱手段、熱回収用パイプ19
a、吸引ポンプ19dなどにより水蒸気生成手段を構成
し、熱交換器19eなどにより水蒸気加熱手段を構成し
ている。
【0048】このような本実施の形態においては、熱回
収用パイプ19a内に熱媒9を流通させると共に、水タ
ンク19c内の原料水5cを熱交換器29f内に送給す
ると、凝縮器18内に流入したガス化ガス3から上記熱
媒9が熱回収用パイプ19aを介して熱を奪って温度上
昇して熱交換器29f内に流入し、上記原料水5cと熱
交換した後、熱回収用パイプ19a内を再び流通する。
上記熱媒9と熱交換して加熱された原料水5cは、前述
した第一番目の実施の形態の場合と同様に、吸引ポンプ
19dで吸引され、水蒸気1aが熱交換器19eに送給
される。
【0049】つまり、前述した第一番目の実施の形態で
は、ガス化ガス3の熱から水蒸気1aを直接生成させる
ようにしたが、本実施の形態では、熱媒9を介してガス
化ガス3の熱を原料水5cに与えて水蒸気1aを生成さ
せるようにしたのである。
【0050】したがって、本実施の形態によれば、前述
した第一番目の実施の形態の場合と同様に、系内の熱を
有効に利用することができるので、系内の熱効率を大幅
に向上させることができる。
【0051】なお、本実施の形態では、水タンク19c
内の原料水5cを熱交換器29fに送給するようにした
が、前述した第一番目の実施の形態でも説明したよう
に、当該原料水5cとして、図5に示すように、凝縮器
18内でガス化ガス3から生じた凝縮水5bを利用して
熱交換器29f内に送給することにより、当該凝縮水5
bからガス化剤1の水蒸気1aを生成させるようにすれ
ば、処理にかかる原材料コストを低減させることができ
る。
【0052】なお、前述した各実施の形態では、酸素1
bと水蒸気1aとを混合したガス化剤1を流動床ガス化
炉11および旋回溶融炉12に供給するようにしたが、
酸素(または空気)1bと水蒸気1aとをそれぞれ個別
に供給するようにしてもよい。さらに、流動床ガス化炉
11において改質反応が十分行われる場合には、流動床
ガス化炉11のみに水蒸気1aを供給するようにしても
よい。
【0053】また、前述した各実施の形態では、水蒸気
1aと酸素1bとを混合したガス化剤1を流動床ガス化
炉11および旋回溶融炉12にそのまま供給するように
したが、例えば、精製ガス6の一部を抜き取って燃焼さ
せて、この燃焼熱によりガス化剤1をさらに加熱して流
動床ガス化炉11および旋回溶融炉12内に供給するよ
うにしてもよい。
【0054】[発電装置の実施の形態]ここで、前述し
た発電装置100の実施の形態を図6〜13を用いて説
明する。図6は、発電装置の第一番目の実施の形態の概
略構成図、図7は、発電装置の第二番目の実施の形態の
概略構成図、図8は、発電装置の第三番目の実施の形態
の概略構成図、図9は、発電装置の第四番目の実施の形
態の概略構成図、図10は、発電装置の第五番目の実施
の形態の概略構成図、図11は、発電装置の第六番目の
実施の形態の概略構成図、図12は、発電装置の第七番
目の実施の形態の概略構成図、図13は、発電装置の第
八番目の実施の形態の概略構成図である。
【0055】[第一番目の実施の形態]図6に示すよう
に、前記凝縮器18からの精製ガス6(ガス化ガス3を
精製したもの)は、発電手段であるガスエンジン発電装
置110のコンプレッサ111のガス受入口に供給され
る。コンプレッサ111のガス送出口は、ガスホルダ1
12のガス受入口に連結している。ガスホルダ112の
ガス送出口は、ガスエンジン113の精製ガス受入口に
連結している。ガスエンジン113には、空気8が供給
されるようになっている。このガスエンジン113の出
力部は、発電機115に連結している。
【0056】このようなガスエンジン発電装置110に
おいては、コンプレッサ111が精製ガス6を高圧に圧
縮してガスホルダ112に送給し、ガスホルダ112が
ガスエンジン113内に精製ガス6を規定の圧力で供給
すると共に、ガスエンジン113内に空気8が供給さ
れ、ガスエンジン113内での精製ガス6と空気8との
燃焼爆発力による出力軸の駆動により発電機115が駆
動され、発電することができる。
【0057】[第二番目の実施の形態]図7に示すよう
に、前記凝縮器18からの精製ガス6(ガス化ガス3を
精製したもの)は、発電手段であるガスタービン発電装
置120のコンプレッサ111のガス受入口に供給され
る。コンプレッサ111のガス送出口は、ガスホルダ1
12の精製ガス受入口に連結している。ガスホルダ11
2には、空気が供給されるようになっている。ガスホル
ダ112のガス送出口は、ガスタービン123のガス受
入口に連結している。このガスタービン123の出力部
は、発電機115に連結している。
【0058】このようなガスタービン発電装置120に
おいては、コンプレッサ111が精製ガス6を高圧に圧
縮してガスホルダ112に送給し、ガスホルダ112が
空気8と共に精製ガス6をガスタービン123内に規定
の圧力で供給し、ガスタービン123内での精製ガス6
と空気8との燃焼爆発力による出力軸の駆動により発電
機115が駆動され、発電することができる。
【0059】[第三番目の実施の形態]図8に示すよう
に、前記凝縮器18からの精製ガス6(ガス化ガス3を
精製したもの)は、燃料電池発電装置130の燃料電池
133の燃料ガス受入口に供給される。燃料電池133
には、空気8が供給されるようになっている。燃料電池
133には、インバータ134を介して発電機135が
接続されている。
【0060】このような燃料電池発電装置130におい
ては、燃料電池133に精製ガス6および空気8が供給
されると、燃料電池133内で電気化学反応を生じて発
電され、インバータ134を介して発電機135を作動
させるようになっている。
【0061】[第四番目の実施の形態]図9に示すよう
に、上述の第一番目の実施の形態と同様な構成をなすガ
スエンジン発電装置110のガスエンジン113のガス
送出口は、スチームタービン発電装置140のボイラ1
41のガス受入口に連絡している。ボイラ141の蒸気
送出口は、スチームタービン143の蒸気受入口に連絡
している。スチームタービン143の出力部は、発電機
145の入力部に連結されている。スチームタービン1
43の蒸気送出口は、復水器142の蒸気受入口に連絡
している。復水器142の送水口は、ボイラ141の受
水口に連絡している。
【0062】このような発電手段であるガスエンジン−
スチームタービン発電装置150においては、上述の第
一番目の実施の形態のガスエンジン発電装置110と同
様にして発電に使用された排ガス7がスチームタービン
発電装置140のボイラ141に送給され、ボイラ14
1で熱回収され、ボイラ141が排ガス7から回収した
熱で水を加熱して蒸気を発生させ、当該蒸気がスチーム
タービン143を回転させて、発電機145を駆動させ
ることにより発電され、スチームタービン143から排
出されて復水器16で冷却されて水に戻され、当該水が
ボイラ141に再び供給される。
【0063】[第五番目の実施の形態]図10に示すよ
うに、上述の第二番目の実施の形態と同様な構成をなす
ガスタービン発電装置120のガスタービン123のガ
ス送出口は、上述の第四番目の実施の形態と同様な構成
をなすスチームタービン発電装置140のボイラ141
のガス受入口に連絡している。
【0064】このような発電手段であるガスタービン−
スチームタービン発電装置160においては、上述の第
二番目の実施の形態のガスタービン発電装置120と同
様にして発電に使用された排ガス7がスチームタービン
発電装置140のボイラ141に送給され、上述の第四
番目の実施の形態のスチームタービン発電装置140と
同様にして発電に使用される。
【0065】[第六番目の実施の形態]図11に示すよ
うに、上述の第三番目の実施の形態と同様な構成をなす
燃料電池発電装置130の燃料電池133のガス送出口
は、上述の第四番目の実施の形態と同様な構成をなすス
チームタービン発電装置140のボイラ141のガス受
入口に連絡している。なお、燃料電池発電装置130の
燃料電池133に供給する空気8は、スチームタービン
発電装置140のボイラ141で加熱されるようになっ
ている。
【0066】このような発電手段である燃料電池−スチ
ームタービン発電装置170においては、上述の第三番
目の実施の形態の燃料電池発電装置130と同様にして
発電に使用された精製ガス6の排ガス7と空気8の排ガ
ス7とがスチームタービン発電装置140のボイラ14
1にそれぞれ送給され、上述の第四番目の実施の形態の
スチームタービン発電装置140と同様にして発電に使
用される。
【0067】[第七番目の実施の形態]図12(a)に
示すように、上述の第三番目の実施の形態と同様な構成
をなす燃料電池発電装置130の燃料電池133の空気
受入口は、ガスホルダ137を介してコンプレッサ13
6に連結している。燃料電池133のガス送出口は、上
述の第二番目の実施の形態と同様な構成をなすガスター
ビン発電装置120のガスタービン123のガス受入口
に連絡している。
【0068】このような発電手段である燃料電池−ガス
タービン発電装置180においては、燃料電池発電装置
130のコンプレッサ136で圧縮された空気8がガス
ホルダ137を介して燃料電池133に供給されると共
に、前記凝縮器18からの精製ガス6が燃料電池133
に供給され、上述の第三番目の実施の形態の燃料電池発
電装置130と同様にして発電し、発電に使用された精
製ガス6の排ガス7と空気8の排ガス7とがガスタービ
ン発電装置120のガスタービン123にそれぞれ送給
され、上述の第二番目の実施の形態のガスタービン発電
装置120と同様にして発電に使用される。
【0069】なお、図12(b)に示すように、燃料電
池発電装置130の燃料電池133の精製ガス受入口に
もガスホルダ132を介してコンプレッサ131を連結
するようにしてもよい。
【0070】また、ガスタービン発電装置120に代え
て、上述の第一番目の実施の形態のガスエンジン発電装
置110を適用した発電手段である燃料電池−ガスエン
ジン発電装置とすることも可能である。
【0071】[第八番目の実施の形態]図13(a)に
示すように、上述の第三番目の実施の形態と同様な構成
をなす燃料電池発電装置130の燃料電池133の空気
受入口は、ガスホルダ137を介してコンプレッサ13
6に連結している。燃料電池133のガス送出口は、上
述の第二番目の実施の形態と同様な構成をなすガスター
ビン発電装置120のガスタービン123のガス受入口
に連絡している。ガスタービン123のガス送出口は、
上述の第四番目の実施の形態と同様な構成をなすスチー
ムタービン発電装置140のボイラ141のガス受入口
に連絡している。
【0072】このような燃料電池−ガスタービン−スチ
ームタービン発電装置190においては、精製ガス6お
よび空気8が上述の第七番目の実施の形態の燃料電池−
ガスタービン発電装置180の場合の燃料電池発電装置
130と同様にして発電に使用され、精製ガス6の排ガ
ス7と空気8の排ガス7とがガスタービン発電装置12
0のガスタービン123にそれぞれ送給され、上述の第
七番目の実施の形態の燃料電池−ガスタービン発電装置
180の場合のガスタービン発電装置120と同様にし
て発電に使用された後、上述の第四番目の実施の形態の
スチームタービン発電装置140の場合と同様にして発
電に使用される。
【0073】なお、図13(b)に示すように、燃料電
池発電装置130の燃料電池133の精製ガス受入口に
もガスホルダ132を介してコンプレッサ131を連結
するようにしてもよい。
【0074】また、ガスタービン発電装置120に代え
て、上述の第一番目の実施の形態のガスエンジン発電装
置110を適用した発電手段である燃料電池−ガスエン
ジン−スチームタービン発電装置とすることも可能であ
る。
【0075】
【発明の効果】第一番目の発明によるガス化処理設備
は、酸素を含む気体と水蒸気とを供給されて廃棄物を部
分酸化および熱分解してガス化ガスを発生するガス化炉
と、前記ガス化炉で発生した前記ガス化ガスを高温加熱
して当該ガス化ガスに含まれている灰分を溶融して除去
する溶融炉と、前記溶融炉からの前記ガス化ガスを冷却
して当該ガス化ガス中の水分を凝縮除去する凝縮器とを
備えた廃棄物のガス化処理設備において、前記凝縮器に
送給された前記ガス化ガスの顕熱および当該ガス化ガス
中の水分の凝縮潜熱を利用して水蒸気を生成させて、前
記ガス化炉および前記溶融炉のうちの少なくとも前記ガ
ス化炉に当該水蒸気を供給する水蒸気生成手段を備えた
ことから、ガス化ガスの顕熱およびガス化ガス中の水分
の凝縮潜熱を利用して、流動床ガス化炉や旋回溶融炉内
に供給する水蒸気を生成させることができるので、系内
の熱を有効に利用することができ、系内の熱効率を大幅
に向上させることができる。
【0076】第二番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目の発明において、前記水蒸気生成手段が、前記
凝縮器内を貫通し、内部に水が流通する熱回収用パイプ
と、前記熱回収用パイプ内で生成した水蒸気を送出する
ポンプとを備えているので、前述した第一番目の発明に
よる効果を確実に得ることができる。
【0077】第三番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目の発明において、前記水蒸気生成手段が、前記
凝縮器内を貫通し、内部に熱媒が流通する熱回収用パイ
プと、前記熱回収用パイプ内を流通する前記熱媒と水と
の間で熱交換させる水加熱手段と、前記水加熱手段で生
成した水蒸気を送出するポンプとを備えているので、前
述した第一番目の発明による効果を確実に得ることがで
きる。
【0078】第四番目の発明によるガス化処理設備は、
第二番目または第三番目の発明において、前記水が、前
記凝縮器で前記ガス化ガスから生成した凝縮水であるの
で、処理にかかる原材料コストを低減させることができ
る。
【0079】第五番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目から第四番目の発明のいずれかにおいて、前記
ガス化ガスの使用済みの排ガスの熱を利用して、前記水
蒸気生成手段で生成した前記水蒸気をさらに加熱する水
蒸気加熱手段を備えたので、系内の熱をさらに有効に利
用することができ、系内の熱効率をさらに向上させるこ
とができる。
【0080】第六番目の発明によるガス化処理設備は、
第一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記
ガス化炉が流動床ガス化炉であり、前記溶融炉が旋回溶
融炉であるので、ガス化や飛灰の回収を効率的に行うこ
とができると共に、全体の熱効率を向上させることがで
きる。
【0081】また、第七番目の発明による廃棄物のガス
化発電設備は、第一番目から第六番目のいずれかの廃棄
物のガス化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発
電する発電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であっ
て、前記発電手段が、前記ガス化ガスを使用して作動す
るガスエンジンと、前記ガスエンジンの作動により発電
する発電機とを備えているので、ガス化ガスを有効に使
用して発電を行うことができる。
【0082】第八番目の発明による廃棄物のガス化発電
設備は、第一番目から第六番目のいずれかの廃棄物のガ
ス化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発電する
発電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であって、前
記発電手段が、前記ガス化ガスを使用して作動するガス
タービンと、前記ガスタービンの作動により発電する発
電機とを備えているので、ガス化ガスを有効に使用して
発電を行うことができる。
【0083】第九番目の発明による廃棄物のガス化発電
設備は、第一番目から第六番目の発明のいずれかの廃棄
物のガス化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発
電する発電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であっ
て、前記発電手段が、前記ガス化ガスを使用して作動す
る燃料電池と、前記燃料電池の作動により発電する発電
機とを備えているので、ガス化ガスを有効に使用して発
電を行うことができる。
【0084】第十番目の発明による廃棄物のガス化発電
設備は、第九番目の発明において、前記発電手段が、前
記燃料電池で使用された前記ガス化ガスを使用して作動
するガスエンジンと、前記ガスエンジンの作動により発
電する発電機とを備えているので、ガス化ガスをより有
効に使用して発電を行うことができる。
【0085】第十一番目の発明による廃棄物のガス化発
電設備は、第九番目の発明において、前記発電手段が、
前記燃料電池で使用された前記ガス化ガスを使用して作
動するガスタービンと、前記ガスタービンの作動により
発電する発電機とを備えているので、ガス化ガスをより
有効に使用して発電を行うことができる。
【0086】第十二番目の発明による廃棄物のガス化発
電設備は、第七番目から第十一番目の発明のいずれかに
おいて、前記発電手段が、前記ガス化ガスの使用済みの
排ガスにより加熱された蒸気を利用して作動するスチー
ムタービンと、前記スチームタービンの作動により発電
する発電機とを備えているので、ガス化ガスをさらに有
効に使用して発電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄物のガス化発電設備の第一番
目の実施の形態の概略構成図である。
【図2】図1の凝縮器部分の抽出拡大内部構造図であ
る。
【図3】本発明による廃棄物のガス化発電設備の第一番
目の実施の形態の他の例の概略構成図である。
【図4】本発明による廃棄物のガス化発電設備の第二番
目の実施の形態の概略構成図である。
【図5】本発明による廃棄物のガス化発電設備の第二番
目の実施の形態の他の例の概略構成図である。
【図6】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電装
置の第一番目の実施の形態の概略構成図である。
【図7】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電装
置の第二番目の実施の形態の概略構成図である。
【図8】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電装
置の第三番目の実施の形態の概略構成図である。
【図9】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電装
置の第四番目の実施の形態の概略構成図である。
【図10】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電
装置の第五番目の実施の形態の概略構成図である。
【図11】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電
装置の第六番目の実施の形態の概略構成図である。
【図12】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電
装置の第七番目の実施の形態の概略構成図である。
【図13】本発明による廃棄物のガス化発電設備の発電
装置の第八番目の実施の形態の概略構成図である。
【図14】廃棄物の従来のガス化発電設備の一例の概略
構成図である。
【符号の説明】
1 ガス化剤 1a 水蒸気 1b 酸素 2 廃棄物 3 ガス化ガス 4a 未燃炭素質物質 4b 飛灰 4c 不燃物 4d スラグ 5a 冷却水 5b 凝縮水 5c 原料水 6 精製ガス 7 排ガス 8 空気 9 熱媒 10 酸素発生器 11 流動床ガス化炉 11a 砂層 11b フリーボード部 12 旋回溶融炉 13 ボイラ 14 スチームタービン 15 発電機 16 復水器 17 バグフィルタ 18 凝縮器 19a 熱回収用パイプ 19b バルブ 19c 水タンク 19d 吸引ポンプ 19e,29f 熱交換器 100 発電装置 110 ガスエンジン発電装置 111 コンプレッサ 112 ガスホルダ 113 ガスエンジン 115 発電機 120 ガスタービン発電装置 123 ガスタービン 130 燃料電池発電装置 133 燃料電池 134 インバータ 136 コンプレッサ 137 ガスホルダ 140 スチームタービン発電装置 141 ボイラ 142 復水器 143 スチームタービン 145 発電機 150 ガスエンジン−スチームタービン発電装置 160 ガスタービン−スチームタービン発電装置 170 燃料電池−スチームタービン発電装置 180 燃料電池−ガスタービン発電装置 190 燃料電池−ガスタービン−スチームタービン発
電装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01K 25/10 F01K 25/10 G 4D059 27/02 27/02 C 5H027 F02C 6/00 F02C 6/00 E F23G 5/00 ZAB F23G 5/00 ZABE 5/16 ZAB 5/16 ZABE 5/30 ZAB 5/30 ZABH 5/46 ZAB 5/46 ZABA F23J 1/00 F23J 1/00 B H01M 8/00 H01M 8/00 Z 8/06 8/06 R (72)発明者 堀添 浩俊 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 貝原 裕二 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 3G081 BA02 BA11 BB00 BC05 BC07 BD00 DA03 3K061 AA11 AB02 AC01 AC02 BA05 FA10 FA21 FA26 NB01 3K065 AA11 AB02 AC01 AC02 BA05 JA05 JA18 3K078 AA05 BA08 BA22 BA23 CA02 CA11 CA21 CA24 4D004 AA02 AA46 AB01 AC05 BA03 CA27 CA29 CA32 CB31 4D059 AA03 BB03 BB13 BC03 CA10 CA11 CA12 CC03 DA47 5H027 DD02 DD09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素を含む気体と水蒸気とを供給されて
    廃棄物を部分酸化および熱分解してガス化ガスを発生す
    るガス化炉と、 前記ガス化炉で発生した前記ガス化ガスを高温加熱して
    当該ガス化ガスに含まれている灰分を溶融して除去する
    溶融炉と、 前記溶融炉からの前記ガス化ガスを冷却して当該ガス化
    ガス中の水分を凝縮除去する凝縮器とを備えた廃棄物の
    ガス化処理設備において、 前記凝縮器に送給された前記ガス化ガスの顕熱および当
    該ガス化ガス中の水分の凝縮潜熱を利用して水蒸気を生
    成させて、前記ガス化炉および前記溶融炉のうちの少な
    くとも前記ガス化炉に当該水蒸気を供給する水蒸気生成
    手段を備えたことを特徴とする廃棄物のガス化処理設
    備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記水蒸気生成手段が、 前記凝縮器内を貫通し、内部に水が流通する熱回収用パ
    イプと、 前記熱回収用パイプ内で生成した水蒸気を送出するポン
    プとを備えていることを特徴とする廃棄物のガス化処理
    設備。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記水蒸気生成手段が、 前記凝縮器内を貫通し、内部に熱媒が流通する熱回収用
    パイプと、 前記熱回収用パイプ内を流通する前記熱媒と水との間で
    熱交換させる水加熱手段と、 前記水加熱手段で生成した水蒸気を送出するポンプとを
    備えていることを特徴とする廃棄物のガス化処理設備。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記水が、前記凝縮器で前記ガス化ガスから生成した凝
    縮水であることを特徴とする廃棄物のガス化処理設備。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかにおいて、 前記ガス化ガスの使用済みの排ガスの熱を利用して、前
    記水蒸気生成手段で生成した前記水蒸気をさらに加熱す
    る水蒸気加熱手段を備えたことを特徴とする廃棄物のガ
    ス化処理設備。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかにおいて、 前記ガス化炉が流動床ガス化炉であり、 前記溶融炉が旋回溶融炉であることを特徴とする廃棄物
    のガス化処理設備。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかの廃棄物のガ
    ス化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発電する
    発電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であって、 前記発電手段が、 前記ガス化ガスを使用して作動するガスエンジンと、 前記ガスエンジンの作動により発電する発電機とを備え
    ていることを特徴とする廃棄物のガス化発電設備。
  8. 【請求項8】 請求項1から6のいずれかの廃棄物のガ
    ス化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発電する
    発電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であって、 前記発電手段が、 前記ガス化ガスを使用して作動するガスタービンと、 前記ガスタービンの作動により発電する発電機とを備え
    ていることを特徴とする廃棄物のガス化発電設備。
  9. 【請求項9】 請求項1から6のいずれかの廃棄物のガ
    ス化処理設備からの前記ガス化ガスを使用して発電する
    発電手段を備えた廃棄物のガス化発電設備であって、 前記発電手段が、 前記ガス化ガスを使用して作動する燃料電池と、 前記燃料電池の作動により発電する発電機とを備えてい
    ることを特徴とする廃棄物のガス化発電設備。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記発電手段が、 前記燃料電池で使用された前記ガス化ガスを使用して作
    動するガスエンジンと、 前記ガスエンジンの作動により発電する発電機とを備え
    ていることを特徴とする廃棄物のガス化発電設備。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 前記発電手段が、 前記燃料電池で使用された前記ガス化ガスを使用して作
    動するガスタービンと、 前記ガスタービンの作動により発電する発電機とを備え
    ていることを特徴とする廃棄物のガス化発電設備。
  12. 【請求項12】 請求項7から11のいずれかにおい
    て、 前記発電手段が、 前記ガス化ガスの使用済みの排ガスにより加熱された蒸
    気を利用して作動するスチームタービンと、 前記スチームタービンの作動により発電する発電機とを
    備えていることを特徴とする廃棄物のガス化発電設備。
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