JP2002038610A - 引寄せ金物 - Google Patents

引寄せ金物

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JP2002038610A
JP2002038610A JP2000221714A JP2000221714A JP2002038610A JP 2002038610 A JP2002038610 A JP 2002038610A JP 2000221714 A JP2000221714 A JP 2000221714A JP 2000221714 A JP2000221714 A JP 2000221714A JP 2002038610 A JP2002038610 A JP 2002038610A
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bolt
pulling
mounting
cylindrical portion
long material
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JP2000221714A
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Kunio Kanai
邦夫 金井
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Kanai Co Ltd
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Kanai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 緊結状態での安定が良く、また、破断や変形
を生じることが少ない引寄せ金物の提供。 【解決手段】 引寄せ金物1を筒部13と取り付け部1
4で構成し、取り付け部14を筒部13の背面側ヘ直接
に固定する。筒部の挿通孔に一方の長尺材3a側に固定
した引寄せボルトの先端部を通し、これにねじ込んだ引
寄せナットを筒部13に掛け止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】一方の長尺材に他方の長尺材端部を突き
当てて組み付ける構造は、木造軸組み構造の住宅に多
い。木造軸組構造の住宅では、基礎と土台との緊結の他
に、土台と柱の緊結、柱と梁あるいは筋交いとの緊結な
ど各部材相互間の緊結が重要であり、多くの接合金物が
用いられている。このうち、土台と柱の緊結には、図1
(イ〜ハ)に示すような引寄せ金物1が用いられて来
た。符号2は布基礎、符号3は土台、符号4は柱である。
【0002】引寄せ金物1はボルト挿通部5とその背面
側を延長した長方形の背板6及び背板6に取り付けナッ
ト7で止められる取り付けボルト8とからなる。この図
で、取り付けボルト8は座金付きボルトであり、3本を
用いている。また、土台3は、アンカーボルト9を利用
して布基礎2の上面に固定してある。
【0003】引寄せ金物1を用いた柱4と土台3の緊結
には2種あり、図1(イ、ロ)のように、座金付きの引寄
せボルト10を利用する離結タイプと図1(ハ)のよう
に、布基礎2中に下端を固定した引寄せボルト(アンカー
ボルト)11の突出部を利用する直結タイプとがある。離
結タイプの場合は、土台3を布基礎2へ固定する前に、下
面側から座金付きの引寄せボルト10を差し込んで土台
3の上面からボルト部分を突出させておく。
【0004】引寄せ金物1は次のように用いられる。 柱4に横断孔を予め見当をつけて貫通し、その柱4を土
台3の上面に直立させる。ついで、引寄せ金物1を、そ
のボルト挿通部5に座金付きの引寄せボルト10(ある
いは、引寄せボルト11)の突出部を挿通すると共に、
背板6を柱4の正面に当て付け、柱4の背面から座金付
きの取り付けボルト8を差し込んで背板6を貫通させ、
その正面側に取り付けナット7をねじ込む。3本の取り
付けボルト8について同様に取り付け、各取り付けナッ
ト7を強く締め込んで柱4に引寄せ金物1を確実に固定
する。そして、座金付きの引寄せボルト10又は引寄せ
ボルト11に引寄せナット12を取り付け、これをねじ
込む。引寄せナット12を締め込むにしたがって、柱4
は土台3に対して強く(1〜2トン前後)引き寄せられ、
柱4と土台3が緊結される。
【0005】柱4と土台3が接合している角部に筋交い
を入れる場合には、引寄せ金物1において前方へ張り出
しているボルト挿通部5が、筋交いを配置する際の邪魔
になるので、ボルト挿通部5が筋交いよりも上方となる
位置に取り付けることになる。ボルト挿通部5が前方へ
張り出しているのは、引寄せナット12にねじ込み用の
工具を掛けるための工具掛けスペースを確保するためで
もある。
【0006】なお、引寄せ金物1は、予め柱4側に仮止め
程度で取り付けておき、柱4を土台3上に位置決めする
際に引寄せ金物1のボルト挿通部5に引寄せ10、11
の先端部を通し、ついで、引寄せ金物1を柱4へ確実に固
定してから引寄せナット7をねじ込む手順を採用するこ
とも可能であるが、重い柱4を操作しながらボルト挿通
部5ヘ引寄せボルト10、11の先端部を挿通する作業
には困難が伴う。
【0007】いずれにしても、この引寄せ金物1は、背
板6を柱4に固定して取り付けるので、柱4と土台3の
角部に筋交いを配置するときには取り付けボルト8によ
る固定位置が柱4の下端から遠く離れて高くなり、固定
位置が低い場合に比べて緊結状態が不安定になる。ま
た、緊結状態にあるときに柱4を土台3から引き離そう
とする力が作用すると、引寄せ金物1において、引寄せナ
ット12による力の作用点と取り付けボルトによる力の
作用点の間に距離があるために、また、背板6が平らな単
なる板材であるために、引寄せ金物1は下部が外側ヘ引
き出されるような変形状態となり、ついにはボルト挿通
部5に近い取り付けボルト8の個所で背板6の破断が生
じる。
【0008】木造3階建の場合、土台3と柱4の緊結を
含めた一階基礎部における引き抜き耐力は大きなものを
要求されるので、柱4と土台3の緊結は安定で丈夫なも
のとする必要がある。引寄せ金物1のボルト挿通部5ヘ
引寄せボルトを挿通する作業に余裕を持たせるために、
背板6に取り付けボルトを通すための貫通孔を、ボルト
の径に対して大きくしたり、長孔にすることがあるが、
この構造はガタを残したまま固定することになるので、
長期間で見ると引寄せ状態が不安定になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、木造軸組
住宅における柱と土台の緊結のように、一方の長尺材に
他方の長尺材を突き当てて組み付ける個所に用いる引寄
せ金物であって、他方の長尺材に固定する引寄せ金物の
取り付け部材による固定個所を長尺材の端部へ出来るだ
け近づけて緊結の安定性を向上し、また、引寄せ金物の
取り付け部材による固定個所と引寄せボルトによる引寄
せ金物への作用点を出来るだけ近接させて、引寄せ金物
が破断したり変形するなどの事故を解消すること、を課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】筒部と取り付け部を備え
た引寄せ金物とする。従来の背板は有しない。筒部は頑
丈な鋼製とし、貫通した中空部を引寄せボルトを挿通す
る挿通孔とする。引寄せボルトは、一方の長尺材に抜け
止めして固定してあるか、一方の長尺材を貫通して別部
材に固定してあり、いずれにしても一方の長尺材側に固
定されている。引寄せボルトには引寄せナットをねじ込
むがこのナットは筒部の端面に衝突して掛け止め状態と
なる。
【0011】取り付け部はボルト又は長ナットであっ
て、一端を筒部の背面に固定し他端を他方の長尺材ヘ横
断方向に差し込める配置とする。他方の長尺材に差し込
んだ取り付け部材は、反対側からナットあるいはボルト
をねじ込んで固定する。このナットは座金を一体に備え
た座金付きナットのことがあり、また、ボルトは座金付き
ボルトのことがある。
【0012】筒部は市販の鋼管を切断して成形すること
もあれば、切り取った板金の左右を曲げて筒形に成形し、
突き合せた左右端面を電気溶接にて縫合しても良い。筒
部の筒形形状は軸方向の圧迫、前後方向の圧迫に強くま
た、成形しやすい。なお、説明の都合上、前後方向とは、引
寄せ金物の取り付け部を他方の長尺材に差し込む方向で
あり、この方向と直交する面を正面とする。
【0013】筒部は、挿通孔が引寄せボルトの直径より
も前後方向に長い形態とすることがある。これにより、
引寄せボルトの位置が多少ずれていても引寄せボルトを
挿通孔に差し込みやすい。また、挿通孔の形態を他方の
部材側が平らな形態とし、他方の部材と広い範囲で当接
させ、取り付けボルトによる固定を確実にすると共に、
引寄せボルトから受ける荷重を分散して耐力を大きくす
ることができる。
【0014】筒部や挿通孔の断面形状は引き寄せボルト
を挿通でき、引寄せナットを掛止めることができればよ
い。取り付け部はボルト又は長ナットであるが、一つの
筒部に対してその背面に一個又は必要とする耐力に応じ
て複数本を設けておくことがある。複数本とするとき筒
部の軸方向長さは大きくなる。
【0015】
【発明の実施形態】図2〜図5は、この発明による引寄
せ金物1の第1の実施形態を示し、木造軸組み住宅の土
台3(一方の長尺材)と柱4(他方の長尺材)の接合部分に
使用している。この実施形態の引寄せ金物1は、筒部1
3と取り付け部14を有し、筒部13に対して取り付け
部14が1個の例である。
【0016】筒部13は、長方形に切り取った厚さ3.
2mmの鋼板を左右から屈曲して断面において前側を半
円形に、後側を四角形に屈曲形成し、突き合せた左右の
端面を電気溶接で縫合してある。このように縫合した個
所の強度は縫合部分を内面側から前方へ引きちぎろうと
する8〜10トンの力に対向することができ、溶接強度
として充分である。筒部13は、軸方向に引寄せボルト挿
通孔15を有している。挿通孔15は外形と同じ形態で
鋼板の肉厚分だけ一回り小さい。挿通孔15の前部半円
形の内半径は6.5mm、前端から後端までの寸法は2
5.3mm、筒部13の高さ寸法は70mmである。
【0017】取り付け部14は頭のない単純な形態をし
た取り付けボルト16(φ10.6,M12ねじ)とこれ
にねじ込む座金付きの取り付けナット17で構成してあ
り(図2・イ)、取り付けボルト16はねじ部を先端側と
して基部を筒部13の後面中央ヘアーク溶接により確実
に固定してある。この引寄せ金物1は、柱4の下端部に
取り付け部14で予め仮固定しておく。使用の態様が直
結タイプの時(図4・イ)は、土台3に、布基礎2に基部
を固定した引寄せボルト(アンカーボルト)11の先端部
を突出してある。
【0018】引寄せ金物1を取り付けた柱4を土台3と
の接合個所に運んで、引寄せ金物1の筒部13に引寄せ
ボルト11を貫通させて配置する。ついで、座金付きナ
ット17を締め込んで柱4に対して引寄せ金物1を本固
定としてから、引寄せ金物1の筒部13から突出してい
る引寄せボルト11に引寄せナット12をねじ込み、柱
4を土台3に引き寄せる。この実施形態の引寄せ金物1
では約0.5トンの引寄せを行うことができる。
【0019】柱4に対して引寄せ金物1を本固定とする
とき、既に筒部13に挿通してある引寄せボルト11が
座金付きナット17の締め込みによって柱4側ヘ引き寄
せられて傾斜することがあるが、わずかであり、むし
ろ、引寄せボルト11と筒部13との間にガタをなくす
のに良い構造であり、常時緊張した引寄せ状態とするこ
とができる。実際には、このような取り付け状態とする
ことが好ましい。使用の態様が離結タイプの時は、従来
例と同様に、土台3の下面側からボルト部分を貫通させ
た座金付きボルト10を利用する。
【0020】この引寄せ金物1は、筒部13のボルト挿
通孔15が前後に長く、引寄せボルトの位置に多少のず
れがあっても筒部13に挿通することが容易なので、引
寄せ金物1を柱4ヘ予め取り付けてから土台3へ接合す
る手順としても作業の困難が少ない。引寄せ金物1を現
場以外で取り付けておくことが出来るので、現場での組
み立て作業が軽減されて能率が良い。筒部13の背面に
取り付け部14としての取り付けボルト16を配置して
いるので、引寄せナット12を掛け止めて引寄せ力を受
ける筒部13上端面との距離が近く、距離があることに
よるモーメントの発生で引寄せ状態が不安定になった
り、筒部の屈曲や破断が生じるなどのことがない。
【0021】筋交いなどを配置するため、これとの干渉
を避けて筒部13を上方へ移動しても、取り付けボルト
16の位置が柱4の下端から大きく離れてしまうことが
ないので、引寄せ状態が安定している。筒部13そのも
のが柱4への取り付け部分と引寄せボルト11(あるい
は10)の掛け止め部を兼ねるので、背板がなく小型で
取り扱いやすい。筒形の構造は軸方向の荷重(引寄せ力)
や筒形を潰そうとする前後方向の力に対して耐力が大き
い、また、筒部13は市販の材料を利用することも出来る
ので、頑丈で、安価な引寄せ金物を提供することができ
る。
【0022】なお、取り付け部14は図2(ロ)のように、
取り付けナット17の基部を筒部13の背面に固定し、
これに対する取り付けボルトを座金付きとすることもあ
る(図2・ロ、第2の実施形態)。さらに、座金部の裏面側
に半径方向の座繰り刃を設けて、座金付きボルトを工具
で回転して取り付けるとき、座付きボルト自体に座繰り
を行わせることもできる。
【0023】また、引寄せ金物1と引寄せボルト11と
の結合は、図4(ロ・使用態様2)のように、引寄せボルト
11の先端に装着した長ナット18と引寄せ金物1の筒
部13に頭部を掛け止めたボルト19を利用して行うこ
ともある。この実施形態は引寄せボルト11の突出量が
少なかったり、土台3上に床パネル20を取り付けるた
めに引き寄せボルト11の先端部が隠れてしまうような
場合に便利である。図5は、第1の実施形態の使用態様
3であり、二層床組における上下の管柱4aどうしを、
結合ボルト21を用いて緊結している。
【0024】図6、7は第3の実施形態を示し、取り付
け部14が2組の取り付けボルト16と座金付きの取り
付けナット17とで構成され、これにともなって筒部1
3の軸方向寸法が大きくなっている。筒部13に関し
て、板厚4.5mm、挿通部15の前後寸法26mm、軸
方向寸法100mm、前方半円部の径8.5mm、取り
付けボルト16の間隔60mmであり、取り付けボルト
16はφ10.6、M12のねじ付きである。この実施
形態の引寄せ金物1は1〜1.5トンの引き寄せ力を付
与することができる。
【0025】図8、9は第5の実施形態を示し、取り付
け部14が3組の取り付けボルト16と座金付きの取り
付けナット17とで構成されている。筒部13に関し
て、板厚4.5mm、挿通部15の前後寸法26mm、軸
方向寸法160mm、前方半円部の径8.5mm、取り
付けボルト16の間隔60mmであり、取り付けボルト
16はφ10.6、M12のねじ付きである。この実施
形態の引寄せ金物1は2〜2.5トンの引き寄せ力を付
与することができる。以上、いくつかの実施形態につい
て説明したが、これらは例にすぎない。また、繁雑を避け
るため説明を省略したが、これらはいずれも同様な使用
態様で利用できるものである。
【0026】
【発明の効果】筒部のボルト挿通孔が前後に長く、引寄
せボルトの位置に多少のずれがあっても筒部に挿通する
ことが容易なので、引寄せ構造とする一方の長尺材と他
方の長尺材を組み立て易い。引寄せ金物を他方の長尺材
に取り付けている固定個所と引寄せ金物に対する引寄せ
力の作用個所が近接しているので、距離があることによ
るモーメントの発生で引寄せ状態が不安定になることが
少ない。
【0027】筋交いなどとの干渉を避けて引寄せ金物の
位置を上方へ移動しても、取り付け部の位置が他方の長
尺材の下端から大きく離れてしまうことがないので、引
寄せ状態が安定している。筒部そのものが他方の長尺材
への取り付け部分と引寄せボルトの掛け止め部を兼ねる
ので、背板がなく小型で取り扱いやすい。筒形の構造は
頑丈であり、引寄せに関して耐力が大きい、また、筒部は
市販の材料を利用することも出来るので安価な引寄せ金
物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)、(ロ)、(ハ)は従来例について説明する
ための斜視図
【図2】(イ)は第1の実施形態を示すための斜視図、
(ロ)は第1の実施形態を示すための斜視図
【図3】(イ)は正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は側面図
【図4】(イ)は第1実施形態の使用状態を示す斜視図、
(ロ)は第1実施形態の使用態様2を示す要部の斜視図
【図5】第1実施形態の使用態様3を示す要部の斜視図
【図6】第3の実施形態を示す斜視図
【図7】第3の実施形態の使用状態を示す斜視図
【図8】第4の実施形態を示す斜視図
【図9】第4の実施形態の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 引寄せ金物 2 布基礎 3 土台 3a 横架材 4 柱 4a 管柱 5 ボルト挿通部 6 背板 7 取り付けナット 8 取り付けボルト 9 アンカーボルト 10 座金付きの引寄せボルト 11 引寄せボルト 12 引寄せナット 13 筒部 14 取り付け部 15 ボルト挿通孔 16 取り付けボルト 17 座金付きの取り付けナット 18 長ナット 19 ボルト 20 床パネル 21 結合ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 37/00 F16B 37/00 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の長尺材に他方の長尺材端部を突き
    当てて組み付ける個所に用いる金物であって、筒部と取
    り付け部を備え、筒部は一方の長尺材側に固定した引寄
    せボルトを挿通する挿通孔を有すると共に、引寄せボル
    トの挿通側先端部にねじ込むナットを掛け止める部分で
    あり、取り付け部は筒部の背面に一端を固定し他方の長
    尺材ヘ横断方向に差し込んで他方の長尺材ヘ固定する部
    分であることを特徴とした引寄せ金物。
  2. 【請求項2】 筒部の挿通孔は、他方の長尺材に対する
    取り付け部差込方向を前後方向としたときに、引寄せボ
    ルトの直径よりも前後方向に長く、挿通孔において引寄
    せボルトを前後に配置できる形態であることを特徴とし
    た請求項1に記載の引寄せ金物。
  3. 【請求項3】 筒部は他方の長尺材ヘ当接する部分を平
    らに形成してあることを特徴とした請求項1又は2に記
    載の引寄せ金物。
  4. 【請求項4】 筒部は切り抜いた板金の左右両側を向か
    い合うように巻き込んで挿通孔を形成し、付き合わせた
    左右の端面を溶接してあることを特徴とした請求項1〜
    3のいずれか一つに記載の引寄せ金物。
  5. 【請求項5】 筒部の背面に固定する取り付け部が複数
    個であることを特徴とした請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の引寄せ金物。
  6. 【請求項6】 取り付け部が基部を筒部に固定したボル
    トとそのねじ部にねじ込む座金付きナットからなること
    を特徴とした請求項1〜5のいずれか一つに記載の引寄
    せ金物。
  7. 【請求項7】 取り付け部が基部を筒部に固定した長ナ
    ットとその雌ねじにねじ込む座金付きボルトからなるこ
    とを特徴とした請求項1〜5のいずれか一つに記載の引
    寄せ金物。
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