JP2002037208A - 梱包機およびその異物除去方法 - Google Patents
梱包機およびその異物除去方法Info
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- JP2002037208A JP2002037208A JP2001128754A JP2001128754A JP2002037208A JP 2002037208 A JP2002037208 A JP 2002037208A JP 2001128754 A JP2001128754 A JP 2001128754A JP 2001128754 A JP2001128754 A JP 2001128754A JP 2002037208 A JP2002037208 A JP 2002037208A
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Abstract
確実に防止する。 【構成】 アーチユニット12の下部に位置するバンド
ウェー下部14Lを他の部分から分離可能に形成して、
駆動手段(エアシリンダ)35によって可動に支持す
る。そして、駆動手段35の駆動によって、このバンド
ウェー下部14Lをほぼ水平の初期位置と、この初期位
置から下方に傾斜した傾斜位置との間で往復動させてい
る。更に、このバンドウェー下部14Lを、梱包動作の
開始に伴うバンドウェー14からのバンド13の放出後
に初期位置から傾斜位置に移動させ、傾斜位置でのバン
ドウェー下部のガイド面14aに圧縮空気を所定時間吹
き付けた後、バンドウェー下部を傾斜位置から初期位置
に戻す異物除去動作を、たとえば梱包動作の1サイクル
毎に行う。
Description
るテーブルをボディユニットに有し、バンドウェーをそ
の内部に規定するアーチユニットを、そのテーブル表面
に跨設してなる梱包機、およびこの梱包機でのバンドウ
ェーからの異物除去方法に関する。
およびそのバンド端末の結着により被梱包物の梱包を行
う梱包機は、一般に、被梱包物を受けるテーブルを有し
たボディユニットと、バンド束を保持するリールユニッ
トと、ボディユニットのテーブル表面にアーチ状に跨設
され、その内部に、バンドの走路となるバンドウェーの
規定されたアーチユニットとを具備し、バンドの送り出
し、引き戻し、引き締め、および結着等を行うシーリン
グユニットが、ボディユニットに内蔵されている。そし
て、梱包機は、引き戻し時の牽引によりバンドウェーか
ら放出されたバンドを被梱包物の回りに掛け渡し、この
バンド端末を結着することによって被梱包物を梱包する
ように構成されている。
ーブルを備えた一般的な形態の、いわゆる標準型梱包機
では、この水平テーブルの表面、つまりはボディユニッ
トの上方位置にアーチユニットが跨設されていることか
ら、テーブル上の梱包位置に被梱包物を整列、配置する
と、ボディユニットが被梱包物の直下に位置することに
なる。これに対し、ボディユニットの側面、たとえば垂
直側面にテーブルを配置した、いわゆる横型梱包機にお
いては、この垂直テーブルの表面、つまりはボディユニ
ットの側方にアーチユニットが跨設されることから、被
梱包物の梱包位置は、この垂直テーブルの表面に沿った
位置、つまりはボディユニットの横位置となる。つま
り、標準型梱包機ではボディユニットが被梱包物の直下
に位置するのに対し、横型梱包機では、ボディユニット
が被梱包物の直下には位置しない。
のような、その梱包の際に土、草くず等の分離物、付着
物を落下させやすい被梱包物の梱包において、被梱包物
の直下にボディユニットの位置する標準型梱包機を使用
すると、ボディユニット、特にシーリングユニット内に
土、草くず等の異物が落下して侵入、堆積するため、こ
れに起因する機能低下を招く虞れがある。
では、ボディユニットの垂直面に被梱包物を受けるテー
ブルを設けており、ボディユニットは被梱包物の直下に
位置しない。そのため、横型梱包機を野菜、芝、干し草
等の梱包に使用すれば、野菜、芝、干し草等から土、草
くず等の異物が落下してもボディユニット内への異物の
侵入、堆積が防止され、梱包機としての機能低下が防止
できる。
ットをボディユニット側面の垂直テーブルに跨設した形
態の横型梱包機においても、被梱包物とアーチユニット
との整列位置でバンドが被梱包物に掛け渡されること、
および野菜、芝、干し草等の被梱包物から土、草くず等
の異物が落下しやすいことに変わりはなく、被梱包物か
ら落下した異物は、アーチユニット、特にアーチユニッ
トの下部に位置するバンドウェー下部の上面に侵入、堆
積する虞れがある。
ガイド面となるため、バンドウェー下部の上面での異物
の堆積は、バンドウェーに沿ったバンドの装填の妨げと
なり、梱包機としての機能が低下する。
ば、復元性のある可撓性カバー等を防塵カバー、あるい
は異物よけカバーとして設けることにより、被梱包物か
ら落下する異物の、バンドウェー下部への侵入を防止し
ている。しかし、可撓性カバーを配置しても、可撓性カ
バーの回りに隙間が生じることは避けられず、その隙間
からの異物の侵入、およびこの侵入した異物の堆積を十
分に防止できない。そのため、一般的には、定期的なメ
ンテナンスによって異物をバンドウェー下部の上面から
除去している。
積した異物の除去を目的としたメンテナンスのために
は、梱包機の梱包作業を中断する必要がある。しかも、
このメンテナンスの必要頻度は高く、梱包作業の効率を
大きく低下させている。
包機に対する、異物除去のメンテナンスは、自動梱包ラ
インから梱包機を取り外さないと行えない。そのため
に、メンテナンスは、自動梱包ラインからの梱包機の取
り外し、異物の除去、自動梱包ラインへの梱包機の取り
付けを必要とし、メンテナンスの間、自動梱包ラインは
停止され、自動梱包ラインの作業効率を低下させてい
る。更に、自動梱包ラインからの梱包機の取り外し、お
よび自動梱包ラインへの梱包機の取り付けは煩雑な作業
を必要とし、その簡略化が望まれている。
空気の吹き付けのもとでバンドウェーからの異物を除去
する構成が、実開平05ー092104号公報に開示さ
れている。しかし、この公知の構成では、圧縮空気によ
って吹き飛ぶ程度の、草くず等の比較的軽量な異物には
有効であるものの、比較的重量のある土、小石等の異物
を確実に除去することは難しい。
を防止して異物を除去する梱包機およびその異物除去方
法の提供を目的としている。
に、この発明の梱包機によれば、アーチユニットの下部
に位置するバンドウェー下部を他の部分から分離可能に
形成し、この分離可能なバンドウェー下部を駆動手段に
よって可動に支持するとともに、この駆動手段の駆動に
よって、バンドウェー下部を、ほぼ水平の初期位置と下
方に傾斜した傾斜位置との間で移動可能としている。
ーチユニットの長手方向(バンドの走行方向)でなく、
長手方向と直交する方向で下方に傾斜されることが好ま
しい。
よれば、下方に傾斜可能に支持された、分離可能なバン
ドウェー下部を、一連の梱包動作の開始に伴うバンドウ
ェーからのバンドの放出後に、ほぼ水平の初期位置から
その下方に傾斜した傾斜位置に移動させる工程と、傾斜
位置から初期位置に復帰させる工程とを具備している。
明の実施の形態について詳細に説明する。
梱包機10においては、アーチユニット12の内部に、
梱包用のバンド13の走路となるバンドウェー14が配
設されている。
るテーブル18をボディユニット20の垂直面に配し
た、いわゆる横型梱包機を、梱包機10として具体化し
て、以下、説明する。
10は、被梱包物17の受けとなるテーブル18をその
垂直面に有したボディユニット20と、ボディユニット
のテーブル表面(図中左側面)にアーチ状に跨設された
略コ字形状のアーチユニット12と、バンド束を保持す
るリールユニット24とを具備して、概略、構成されて
いる。そして、このうちのボディユニット20には、た
とえば、モータの駆動のもとでバンド13の送り出し、
引き戻し、および引き締めを行うバンド供給装置、ある
いはバンドの保持、切断、および結着を行うシーリング
装置等を備えたシーリングユニット23が収容されてお
り、ボディユニットに収容された自動制御回路25内の
プログラムに基づいてバンド供給装置、およびシーリン
グ装置の動作を制御することにより、被梱包物17に対
する梱包作業は自動的に行われる。
から引き出したバンド13の先端をボディユニット20
内に適当長挿入し、この挿入を検出することによる、自
動制御回路25のプログラムに従ったシーリングユニッ
ト23の作動のもとで、バンドは、アーチユニット12
内のバンドウェー14の全長に渡って送り込まれ、装填
される。そして、アーチユニット12の前後に分離配置
されたベルトコンベヤ、あるいはローラコンベヤ等のコ
ンベヤユニットによる搬送により、被梱包物17がテー
ブル18に沿って配置された後、バンド13の引き戻し
に伴う、バンドウェー14からのバンドの引き離し(放
出)によってバンドが被梱包物の回りに掛け渡され、バ
ンドの引き締め後でのバンドの切断、および溶着によ
る、いわゆる結着のもとで被梱包物を梱包するように、
横型梱包機10は、概略構成されている。
の梱包動作は公知事項であり、この一連の梱包動作自体
はこの発明の趣旨でないため、上記以外の動作、あるい
はそれに関連する構造等の詳細な説明は、ここでは省略
する。
るアーチユニット12の基本構成としては、たとえば、
特許第2905346号公報に開示のものが例示でき
る。以下、この公知の構成をもとにした、この発明の実
施の形態におけるアーチユニット12の概略を、図1、
および図3を参照しながら説明する。
れるバンドウェー14は、アーチユニットの骨格をなす
アーチフレーム26に沿って配設されている。そして、
たとえば、弾性変形、および復元の可能なばね付きボル
ト28によって支持された横断面略L形状のフラップ3
0が、バンド13の走行、装填の可能な隙間を残して、
アーチユニット内方側(図中上方側)のバンドウェー1
4の上面14aを被装している。なお、バンドウェー1
4の上面14aは、バンド装填時のガイド面となる。
の上面(ガイド面)14aが、可動のフラップ30によ
って離間被装されているにすぎず、バンド13がシーリ
ングユニットの梱包動作のもとで引き戻されると、この
フラップが、ばね付きボルト28の弾性変形のもとで、
ガイド面に対する被装位置から跳ね上げられるため、バ
ンドウェー14からのバンドの放出は円滑に行われる。
ウェー14の全体は、たとえば、下部サポートプレート
31から上方に延出したアーチカバー32によって保護
されている。そして、被梱包物から落下する異物等の、
アーチユニット12内への侵入を防止する防塵カバー、
たとえば復元性のある可撓性カバー33が、アーチカバ
ー32の上端からアーチフレーム26の上端に配設され
ている。
チフレーム26に対して固定的に配設されている。しか
しながら、この発明においては、アーチユニット12の
下部体12Lに配設されたバンドウェー14、たとえ
ば、長尺フラップ30Lとの整列位置にある直線状のバ
ンドウェー下部14Lが、他のバンドウェー14から分
離して形成されている。そして、このバンドウェー下部
14Lは、アーチフレーム26に対して可動に連結、支
持されている。
の形態においては、ヒンジ34の一片をアーチフレーム
26に固定し、また、このヒンジの他片をバンドウェー
下部14Lの下面に固定することにより、このバンドウ
ェー下部は、アーチユニット外方側に回動、傾斜自在と
されている。バンドウェー下部14Lの傾斜は、たとえ
ば、本体35aに対してピストン35bの伸縮動作する
駆動手段35によって規制、制御されている。
縮空気の給気、排気によってその伸長、収縮の切り換え
られるエアシリンダが採用できる。
(駆動手段)35は、アーチフレーム26の、バンドウ
ェー14の配置側に対する裏面側に配設され、その本体
35aが、ヒンジ36を介してアーチフレームに連結さ
れている。そして、略L形状のブラケット38の一端
が、エアシリンダのピストン35bに枢支ピン40で枢
着され、更に、このブラケットの他端は、バンドウェー
下部14Lに固定されている。
5bが収縮(後退)すれば、ブラケット38は枢支ピン
40の回りで時計方向に回動する。そして、ブラケット
38の回動に伴って、バンドウェー下部14Lはヒンジ
34の軸心34aの回りで時計方向に回動して、図1の
ほぼ水平の水平位置から、図4に示す、下方に傾斜した
傾斜位置に移動する。
ウェー下部14Lの移動軌跡とのずれは、エアシリンダ
35がヒンジ36の軸心36aの回りで回動することに
より吸収される。
レートの下部42とアーチフレーム26の上端との間に
配置されることにより、エアシリンダ35の露出は防止
される。
期位置(図1参照)からその下方に傾斜した傾斜位置
(図4参照)にバンドウェー下部14を移動させること
により、バンドウェー下部のガイド面14a上に堆積し
た異物が、その傾斜のもとで積極的に落下し除去され
る。そのため、自重の小さい草くず等から、比較的自重
のある土、小石等まで、その種類を問わず確実に除去で
きる。
動によるそのガイド面14aからの異物の除去後、エア
シリンダ35を伸長させてバンドウェー下部を軸心34
aの回りで反時計方向に回動させることにより、バンド
ウェー下部を、図4の傾斜位置から図1のほぼ水平の初
期位置に復帰させることができる。つまり、このバンド
ウェー下部14Lを初期位置に戻した後、バンド13を
バンドウェー14に沿って送り込めば、異物に邪魔され
ることなく、バンドウェーへのバンドの装填が、従来と
同様に容易に行える。
包機)10においては、梱包作業の際に被梱包物の下方
に位置するバンドウェー下部14Lを他の部分から分離
して形成し、かつ可動とし、それをほぼ水平の初期位置
からその下方に傾斜した傾斜位置に移動させることによ
って、バンドウェー下部のガイド面14aから異物を自
然に落下して積極的に除去するため、バンドウェー下部
のガイド面上への土、草くず等の異物の堆積が確実に防
止できる。従って、異物を排除するためのバンドウェー
14のメンテナンスが不要になる。
は、エアシリンダ35をヒンジ36によって回動可能に
支持しているが、ブラケット38の回動軌跡とバンドウ
ェー下部14Lの移動軌跡とのずれを吸収、保障可能と
すれば足りるため、これに限定されず、たとえば、エア
シリンダの本体35aを固定的に支持し、枢支ピン40
を、長孔状のガイド孔内で移動させることによって、そ
の回動規制と移動軌跡とのずれを吸収、保障可能とする
構成としてもよい。
リンダ35をヒンジ36によって回動自在に連結、支持
する構成では、ブラケット38の回動軌跡とバンドウェ
ー下部14Lの移動軌跡とのずれの吸収が円滑、容易に
行えるため、構成の複雑化を招くことなく、初期位置と
傾斜位置との間でバンドウェー下部14Lを円滑に往復
動できる。
バンドウェー下部14Lが、その側方位置にある軸心3
4aを中心として下方に傾斜、移動する構成を具体化し
ているが、バンドウェー下部が、バンド13の走路とな
るほぼ水平の初期位置から、その下方の傾斜位置に傾斜
されれば足りるため、これに限定されず、たとえば、バ
ンドウェー下部の下面位置に回動軸(図示しない)を設
け、この回動軸を中心としてバンドウェー下部をバンド
の走行方向に対する直交方向に回動、傾斜させる構成と
してもよい。
その側方位置にある軸心34aを中心として、バンドウ
ェー下部14Lを下方に傾斜、移動させれば、バンドウ
ェー下部がその傾斜によっても、バンド13の走路とな
るほぼ水平の初期位置より上方に突出することがないた
め、その上方に位置するフラップ30に妨げられること
のない傾斜が容易に確保可能となる。
バンドウェー下部体14Lをバンド13の走行方向に対
する直交方向に傾斜可能としているが、これに限定され
ず、たとえば、バンドの走行方向に沿った方向に、バン
ドウェー下部を傾斜させる構成としてもよい。
ったバンドウェー下部14Lの長さに比較して、バンド
の走行方向に対する直交方向におけるバンドウェー下部
の長さ(幅)は確実、かつ格段に短いため、バンドの走
行方向に対する直交方向にバンドウェー下部を傾斜させ
れば、その傾斜を保障するに必要なスペースの小型化が
確実にはかられる。
13の走行方向に対する直交方向に傾斜させることによ
って、アーチユニット12の大型化が確実に防止され
る。
エアシリンダ35のピストン35bを、バンドウェー下
部14Lに一端の固定された略L形状のブラケット38
に、枢支ピン40により枢着することによって、バンド
ウェー下部の支持角度を、エアシリンダの伸縮動作のも
とで変動可能としているが、エアシリンダの伸縮動作の
もとで、バンドウェー下部が、バンド13の走路となる
ほぼ水平の初期位置と、この初期位置から傾斜した傾斜
位置との間で移動されれな足りるため、これに限定され
ず、他の構成によって、バンドウェー下部を可動に支持
してもよい。
うに、バンドウェー下部14Lに一端の固定された略L
形状のブラケット38を介して、バンドウェー下部をエ
アシリンダ35で支持すれば、簡単な構成でバンドウェ
ー下部を可動に支持できる。
ウェー下部14Lの駆動手段としてエアシリンダ35を
例示している。しかし、本体35aに対するピストン3
5bの伸縮動作を行なう、いわゆる伸縮部材であり、な
おかつ、バンドウェー下部14Lの移動を制御可能であ
れば足りるため、エアシリンダに限定されず、たとえ
ば、伸縮動作の可能なソレノイド等を、この駆動手段と
して利用してもよい。
物が集中的に落下、堆積する場合には、バンドウェー下
部の全体ではなくその更に一部を、バンドウェー下部の
他部分を含む他のバンドウェー14から分離して形成
し、この分離されたバンドウェー下部の一部のみを、ア
ーチフレーム26に対して可動に連結してもよい。
される工場には、エアコンプレッサから高圧の圧縮空気
を供給する圧縮空気供給システムが、通常、配管されて
いる。そのため、エアコンプレッサからの圧縮空気供給
システムの配管系にエアシリンダ(駆動手段)35を接
続することにより、エアシリンダに圧縮空気を容易に供
給できる。なお、エアシリンダ35と圧縮空気供給シス
テムの配管系との接続の詳細は後述する。
は、バンドウェー下部14Lの傾斜による自然落下によ
って異物を排除して異物の堆積を防止する構成について
説明した。しかし、自然落下による異物の除去に加え
て、たとえば、送風手段を利用し、圧縮空気を、傾斜位
置のバンドウェー下部のガイド面14aに吹き付けるこ
とによって、バンドウェー下部のガイド面上の異物を更
に積極的に除去することが好ましい。
えば、横型梱包機10の配置される工場に常設のエアコ
ンプレッサ60が利用でき、このエアコンプレッサから
の圧縮空気供給システムのエアホース(配管)62の送
出端62aを、梱包機内に配設されたエアホース45に
連続する接続端63に接続することにより、エアコンプ
レッサ(送風手段)からの圧縮空気は横型梱包機10に
供給される。そして、図4に示すように、傾斜位置のバ
ンドウェー下部のガイド面14aに、バンド13の送り
出し方向(図3の矢示方向)で圧縮空気を吹き出すよう
に、エアホース45の吹き出し口46が配置されてい
る。
の吹き出しは、初期位置から傾斜位置へのバンドウェー
下部14Lの移動(傾斜動作)に連動して自動的に行わ
れる。図5に示すように、この発明の実施の形態におい
ては、エアコンプレッサ60とエアホース吹き出し口4
6との間に、たとえば、ソレノイドバルブ等からなる開
閉制御弁64が介在され、この開閉制御弁のON,OF
Fをバンドウェー下部14Lの、初期位置から傾斜位置
への傾斜動作、および傾斜位置から初期位置への復帰動
作に同期して制御している。たとえば、バンドウェー下
部14Lが傾斜位置に達したら、開閉制御弁64をON
として圧縮空気をエアホース吹き出し口46から吹き出
し、傾斜位置から初期位置方向に移動しはじめたら開閉
制御弁をOFFとして圧縮空気の吹き出しを中断させ
る。
物、または静電気等によってバンドウェー下部のガイド
面14aに付着した異物が、初期位置から傾斜位置への
バンドウェー下部14Lの傾斜動作で自然落下しないで
ガイド面に残存しても、圧縮空気の吹き付けによってバ
ンドウェー下部のガイド面から強制的に分離、除去され
るため、バンドウェー下部のガイド面への異物の堆積が
確実に防止できる。
ガイド面14aに対する圧縮空気の吹き付けについて説
明したが、これに限定されず、図5に示すように、たと
えば分配器66によってエアホース45を分岐し、異物
の堆積しやすい他の箇所、たとえばバンドウェー下部の
前後に位置するバンドウェー14に、同様の吹き出し口
を配設することにより、バンドウェー下部のガイド面に
加えてこれらの箇所に圧縮空気を吹き付けてもよい。
切換制御弁69、および分配ホース70を介してその圧
縮空気を上述したエアシリンダ(駆動手段)35に適宜
供給することにより、この常設のエアコンプレッサ60
(送風手段)からの圧縮空気をエアシリンダに供給して
エアシリンダを駆動させれば、構成が簡単化でき、好ま
しい。
傾斜位置へのバンドウェー下部14Lの移動(傾斜動
作)、およびバンドウェー下部のガイド面14a等への
圧縮空気の吹き付けは、操作ボタン等による手動制御の
もとで任意に行ってもよい。しかし、これを一連の梱包
動作の1サイクル毎に自動的に行えば、異物の堆積を確
実、かつ容易に防止できる。
Lの動作、およびエアホース吹き出し口46からの圧縮
空気の吹き付け動作を、図1ないし図5を参照しなが
ら、以下説明する。
路25に組み込まれたプログラムによって、切換制御弁
69、開閉制御弁64の動作が制御される。そして、初
期位置から傾斜位置への傾斜、および傾斜位置から初期
位置への復帰というバンドウェー下部14Lの往復動作
と、エアホース吹き出し口46からの圧縮空気の吹き付
け動作とは、切換制御弁69、開閉制御弁64によって
制御される。
整列する梱包位置に置かれると(図2参照)、梱包動作
の開始に伴うバンド13の引き戻しによって、バンドが
バンドウェー14から被梱包物の回りに放出されるとと
もに、切換制御弁69の切り換えによるエアシリンダ3
5のピストン35bの収縮により、バンドウェー下部1
4Lは、図1に示す初期位置から図4に示す傾斜位置に
移動する。そして、たとえば、収縮限度位置へのエアシ
リンダ35のピストン35bの移動の検出により、傾斜
位置へのバンドウェー下部14Lの移動が検出される
と、開閉制御弁64の開放のもとでエアホース吹き出し
口46から圧縮空気が吹き出され、(傾斜位置にある)
バンドウェー下部のガイド面14aに対するこの圧縮空
気の吹き付けのもとで、ガイド面から異物が強制的に分
離、除去される(図4参照)。
空気の吹き付け時間は、たとえば、ボディユニット20
内の自動制御回路25に組み込まれたタイマーにおいて
設定でき、タイマーの設定時間の経過による開閉制御弁
64の閉鎖によって、エアホース吹き出し口46からの
圧縮空気の吹き付けが終了する。
5のプログラムに基づくシーリングユニット23の作動
によって、被梱包物17に対する梱包作業、つまり被梱
包物回りへのバンド13の掛け渡し、引き締め、および
バンド端末の結着が、従来通りに行われる。そして、バ
ンド13の端末の結着、およびエアホース吹き出し口4
6からの圧縮空気の吹き付けの双方が終了したことを検
出したとき、切換制御弁69の作動のもとでエアシリン
ダ35のピストン35bを伸長させ、これにより、バン
ドウェー下部を図1に示すほぼ水平の初期位置に戻すと
ともに、次の梱包サイクルに使用するバンドをバンドウ
ェー14の全長に送り出し、バンドをバンドウェーに装
填することによって、梱包動作の1サイクルが終了する
(図2参照)。
ンドウェー下部14Lの傾斜動作、エアホース吹き出し
口46からの圧縮空気の吹き付け、傾斜位置から初期位
置へのバンドウェー下部の復帰動作を、自動制御回路2
5のプログラムに基づいて梱包動作の1サイクル毎に自
動的に行えば、バンドウェー下部14Lからの異物除去
に対する操作が不要となる。そのため、異物除去のメン
テナンスのために梱包作業を中断する必要がなく、梱包
作業が連続して行え、梱包作業の作業性を改善できる。
イミングにおいて、初期位置から傾斜位置へのバンドウ
ェー下部14Lの傾斜動作、圧縮空気の吹き付け、およ
び傾斜位置から初期位置へのバンドウェー下部の復帰動
作を自動的に連続して行う構成であれば足りるため、そ
のタイミングは、上記の限りではない。
位置から傾斜位置へのバンドウェー下部14Lの傾斜動
作をバンドウェー14からのバンド13の放出後に、ま
た、傾斜位置から初期位置へのバンドウェー下部の復帰
動作をバンド端末の結着、およびエアホース吹き出し口
46からの圧縮空気の吹き付けの終了後に、それぞれ行
っているが、バンドの送り出しによるバンドの装填に支
障のないタイミングで、初期位置から傾斜位置へのバン
ドウェー下部の傾斜動作、および傾斜位置から初期位置
へのバンドウェー下部の復帰動作を行えば足りるため、
これらの動作を行なうタイミングは上述したタイミング
に限定されず、一連の梱包動作内の他のタイミングで行
ってもよい。
形態におけるタイミング、つまり、初期位置から傾斜位
置へのバンドウェー下部14Lの傾斜動作をバンドウェ
ー14からのバンド13の放出後に、また、傾斜位置か
ら初期位置へのバンドウェー下部の復帰動作をバンド端
末の結着、およびエアホース吹き出し口46からの圧縮
空気の吹き付けの終了後に、それぞれ行えば、バンドウ
ェーに沿ったバンドの走行、装填に支障を生じることな
く、バンドウェー下部からの異物除去が確実に行える。
作の1サイクル毎に異物除去を行っているが、これに限
定されず、たとえば、梱包動作の2サイクル毎、あるい
は3サイクル毎に、この異物除去を行う構成としてもよ
い。
うに、梱包動作の1サイクル毎に異物除去を行えば、バ
ンドウェー下部14Lのガイド面14a上への、異物の
堆積を確実に防止できる。
的なメンテナンスが要求され、メンテナンスは、自動梱
包ラインから梱包機を分離して行われる。しかし、自動
梱包ラインの一部として組み付けられた横型梱包機10
の、自動梱包ラインからの分離は、煩雑な作業を伴い、
容易に行えない。これは、自動梱包ラインでは、ベルト
コンベアやローラコンベヤ等のコンベヤユニットの間に
横型梱包機10のアーチユニット12を介在させて、自
動梱包ラインを構成しているためであり、特にアーチユ
ニットの垂直部分12Sがコンベヤユニットを介在して
ボディユニット20のある側の反対側に位置することに
起因する(図2参照)。
明においては、アーチユニット12を、たとえば、予め
分割形成された下部体12L、上部体12U、および垂
直部体12Sの組み合わせとして形成し、下部体、上部
体がボディユニット20に固定的に設けられるのに対し
て、垂直部体は下部体、上部体に、たとえば連結部材4
8によって脱着可能に連結されている。
に係合可能なフック50、51のうちの一方を回動操作
の可能なレバー52に連動可能に設けた、レバー式の係
止具が例示できる。
止具(連結部材)48が、たとえば、単体のフック50
と、レバー52、およびフック51を有するレバー体5
3との組み合わせとして構成され、そのうちの一方、た
とえば単体のフック50が垂直部体12Sに、またその
他方、つまりレバー体53が下部体12L、および上部
体12Uに、それぞれ固定的に配設されている。図6で
は、垂直部体12S、下部体12L間に設けたレバー式
の係止具(連結部材)48のみを示し、垂直部体12
S、上部体12U間のレバー式の係止具は省略してい
る。
ー体53のフック51を、フック50との係合方向に、
スプリングの偏倚力のもとで偏倚している点にあり、こ
の偏倚力のもとでの係合により、連結が迅速、確実に得
られる。つまり、レバー52をその軸心52aの回りで
図6の矢示方向に回動することによってフック50、5
1の係合が解除され、矢示と逆方向に回動することによ
ってフック50、51が図6のように係合される。この
ように、レバー52の回動によりフック50、51が迅
速、確実に係合、または解除できる。
公知のレバー式の係止具48を連結部材として利用した
にすぎない。そして、ここで示すレバー式の係止具48
の構造、および作用自体は公知であり、それ自体はこの
発明の趣旨でないため、詳細な説明は省略する。
2の垂直部体12Sと下部体12L、および垂直部体1
2Sと上部体12Uをそれぞれ着脱可能に連結する機能
を有していれば足り、ここで例示したレバー式の係止具
48以外の部材も、連結部材として利用できることはい
うまでもない。
垂直部体12Sと下部体12L、および垂直部体12S
と上部体12Uを着脱可能に連結した構成によれば、ア
ーチユニット12の下部体12L、上部体12Uから、
垂直部体12Sが分離できるため、アーチユニット12
の前後に位置するコンベヤユニットに妨げられることな
く、自動梱包ラインからの横型梱包機10の分離、およ
び自動梱包ラインへの組込み(連結)が行える。従っ
て、横型梱包機10の定期的なメンテナンスが容易に行
える。
ユニット12の垂直部体12Sの分離作業、および連結
作業を容易に行うとともに、下部体12L、上部体12
Uに対する垂直部体の横ずれを防止するように、可動の
垂直部体のための位置決め手段54を設けることが好ま
しい。
手段54としては、たとえば、ピン56と、このピンの
挿入可能な挿入凹部58aを有する受部材58との組み
合わせが例示でき、L字型のブラケット57がアーチユ
ニットの下部体12Lに固定されるとともに、受部材5
8が垂直部体12Sに固定され、ピン56は取付け部材
57に固定されている。そして、ピン56の先端が挿入
凹部58aに挿入されるように、下部体12Lに対して
垂直部体12Sが位置決めされる。
おける横型梱包機10は、テーブル18をボディユニッ
ト20の垂直面に配した形態として具体化しているが、
ボディユニットの側方位置(横位置)を被梱包物17の
梱包位置とするものであれば、横型梱包機ということが
できるため、傾斜した状態にテーブルを有するものも、
ここでいう横型梱包機に含まれるものとする。
においては、梱包機を横型梱包機10として具体化して
いる。しかし、この発明は、梱包位置にある被梱包物の
下方にアーチユニット下部体の位置する形態の梱包機で
あれば適応可能であるため、横型梱包機に限定されず、
たとえば、図7に示すような、被梱包物を受けるテーブ
ル118をボディユニット120の水平下面に持ち、こ
の水平のテーブル表面からの垂下形態で、アーチユニッ
トを正面略U形状に跨設させた形態の、いわゆる倒立型
梱包機110に、この発明を応用してもよい。
ては、被梱包物17の受けとなるテーブル118が、ボ
ディユニット120の下面に水平に設けられ、その内部
にバンドウェー14の設けられたアーチユニット112
が、このテーブル表面(図中下面)に、ボディユニット
の下方に延びた形態、つまり垂下した形態で跨設されて
いる。そして、この倒立型梱包機110では、アーチユ
ニット112が、予め分割形成された左右一対の垂直部
体112Sと下部体112Lとの組み合わせとして形成
され、垂直部体がボディユニット120に固定的に設け
られるのに対して、下部体112Lは、この垂直部体
に、連結部材48によって脱着可能に連結されている。
チユニットの下部体112Lが、前記実施の形態、つま
り図1、図2等におけるアーチユニットの下部体12L
に該当し、このアーチユニットの下部体112Lの内部
で、分離形成された可動のバンドウェー下部14Lが、
駆動手段(エアシリンダ)35によってほぼ平行の初期
位置と、この初期位置から下方の傾斜位置との間を移動
可能に支持されている。
びこれを初期位置、傾斜位置間で移動させる構成、更に
は傾斜したバンドウェー下部の上面に圧縮空気を吹き付
ける構成等は、この倒立型梱包機110においても、上
述した実施の形態、つまり横型梱包機10のものと何等
変わらないため、これらに対する説明は、横型梱包機に
おける説明をそのまま援用するものとし、ここでの詳細
な説明は省略する。
も、アーチユニット112は予め分割形成された左右一
対の垂直部体112Sと、下部体112Lとの組み合わ
せとして形成されたもの、なおかつ、垂直部体がボディ
ユニット120に固定的に設けられるのに対して、下部
体がこの垂直部体に脱着可能に連結されたものであるた
め、アーチユニットの垂直部体からの下部体の分離が容
易に得られる。従って、アーチユニット112の前後に
位置するコンベヤユニットに妨げられることなく、自動
梱包ラインからの梱包機の分離、および自動梱包ライン
への組込み(連結)が行え、これによって梱包機の定期
的なメンテナンスが容易に行えるという効果は、この倒
立型梱包機110においても同様に得られる。
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
よれば、バンドウェー下部が、ほぼ水平の初期位置か
ら、その下方の傾斜位置に移動、傾斜されるため、バン
ドウェー下部から異物が落下し、除去される。従って、
バンドウェー下部での異物の堆積が防止できる。
向(バンドの走行方向)でなく、長手方向に直交する横
方向で下方に傾斜させれば、大きな傾斜角度が得られる
ため、バンドウェー下部から異物を確実に落下、除去で
きる。
下部に吹き付けることにより、バンドウェー下部の傾斜
動作だけでは除去しきれない異物も、圧縮空気の吹き付
けによって強制的に除去でき、異物の堆積が確実に防止
できる。
への傾斜動作、傾斜位置から初期位置への復帰動作、お
よびエアホース吹き出し口からの圧縮空気の吹き付けを
梱包動作に連動して自動的に行えば、異物除去のための
手動動作が不要となるため、その作業性が向上する。特
に、梱包動作の1サイクル毎に実行すれば、バンドウェ
ー下部での異物の堆積が確実に防止でき、バンドの装填
が円滑に行える。
された下部体、上部体、および垂直部体の組み合わせと
して、垂直部体を下部体、上部体に対して脱着可能に連
結し、また、倒立型梱包機であれば、予め分割形成され
た左右一対の垂直部体、および下部体の組み合わせとし
て、下部体を垂直部体に対して脱着可能に連結すれば、
アーチユニットの一部の分離がいずれも行えるため、そ
の前後に位置するコンベヤユニットに妨げられることな
く、梱包機を自動梱包ライン上から移動させることが可
能となる。従って、梱包機の定期的なメンテナンス作業
が容易に行える。
れば、バンドウェー下部が初期位置から下方に傾斜した
傾斜位置に移動されるため、バンドウェー下部から異物
が落下し、除去され、バンドウェー下部での異物の堆積
が防止できる。加えて、圧縮空気を傾斜位置のバンドウ
ェー下部に吹き付ければ、バンドウェー下部の傾斜動作
だけでは除去しきれない異物も、圧縮空気の吹き付けに
よって強制的に除去でき、異物の堆積が確実に防止でき
る。
に係る梱包機の概略縦断面図である。
明に係る梱包機の概略正面図である。
概略内部正面図である。
に係る梱包機の概略縦断面図である。
示す概略配管図である。
部破断の拡大部分正面図である。
発明に係る梱包機の概略正面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 被梱包物を受けるテーブルを有したボデ
ィユニットと;バンド束を保持するリールユニットと;
テーブル表面にアーチ状に跨設されたアーチユニット
と;リールユニットのバンド束から引き出されたバンド
の走路を規定可能に、アーチユニットの内部に配設され
たバンドウェーと;を具備し、テーブルに沿って配置さ
れた被梱包物の回りに、バンドウェーから放出されたバ
ンドを掛け渡し、更にはこのバンド端末を結着する一連
の梱包動作によって、この被梱包物を梱包する梱包機で
あり、 アーチユニットが、分離可能なバンドウェー下部を可動
に支持する駆動手段を備え、この駆動手段の駆動によ
り、バンドウェー下部を、ほぼ水平の初期位置とこの初
期位置から下方に傾斜した傾斜位置との間で移動可能と
した梱包機。 - 【請求項2】 被梱包物を受けるテーブルを有したボデ
ィユニットと;バンド束を保持するリールユニットと;
テーブル表面にアーチ状に跨設されたアーチユニット
と;リールユニットのバンド束から引き出されたバンド
の走路を規定可能に、アーチユニットの内部に配設され
たバンドウェーと;を具備し、テーブルに沿って配置さ
れた被梱包物の回りに、バンドウェーから放出されたバ
ンドを掛け渡し、更にはこのバンド端末を結着する一連
の梱包動作によって、この被梱包物を梱包する梱包機で
あり、 アーチユニットが、分離可能なバンドウェー下部を可動
に支持する駆動手段を備え、この駆動手段の駆動によ
り、バンドウェー下部を、ほぼ水平の初期位置とこの初
期位置から下方に傾斜した傾斜位置との間で移動可能と
するとともに、 ボディユニットが、初期位置から傾斜位置へのバンドウ
ェー下部の傾斜動作、および傾斜位置から初期位置への
その復帰動作を一連の梱包動作に連動した任意のタイミ
ングで自動的に行うプログラムの自動制御回路を備えた
梱包機。 - 【請求項3】 駆動手段が、分離可能なバンドウェー下
部を、バンドの走行方向に対する直交方向で下方に傾
斜、移動させる請求項1または2記載の梱包機。 - 【請求項4】 圧縮空気の流れるエアホースの吹き出し
口が、傾斜位置にあるバンドウェー下部への圧縮空気の
吹き付けを可能に配設された請求項1ないし3のいずれ
か記載の梱包機。 - 【請求項5】 自動制御回路のプログラムが、バンドウ
ェー下部への圧縮空気の吹き付けを、一連の梱包動作に
連動した任意のタイミングで自動的に行うものである請
求項4記載の梱包機。 - 【請求項6】 自動制御回路のプログラムが、バンドウ
ェー下部をその初期位置から傾斜位置に移動させる動
作、傾斜位置から初期位置に復帰させる動作、およびバ
ンドウェー下部に圧縮空気を吹き付ける動作を、一連の
梱包動作の1サイクル毎に実行するものである請求項5
記載の梱包機。 - 【請求項7】 被梱包物を受けるテーブルがボディユニ
ットの垂直側面に配置され、アーチユニットがこのテー
ブル表面で正面略コ字形状に跨設された横型梱包機とし
てなる請求項1ないし6のいずれか記載の梱包機。 - 【請求項8】 アーチユニットは、分割形成された下部
体、上部体、および垂直部体を組み合わせて構成され、
下部体、上部体はボディユニットに対して固定的に設け
られるとともに、垂直部体は下部体、上部体に対して脱
着可能に連結されている請求項7記載の梱包機。 - 【請求項9】 被梱包物を受けるテーブルがボディユニ
ットの水平下面に配置され、アーチユニットが、このテ
ーブル表面からの垂下形態で正面略U形状に跨設された
倒立型梱包機としてなる請求項1ないし6のいずれか記
載の梱包機。 - 【請求項10】 アーチユニットは、分割形成された左
右一対の垂直部体、および下部体を組み合わせて構成さ
れ、垂直部体はボディユニットに対して固定的に設けら
れるとともに、下部体は垂直部体に対して脱着可能に連
結されている請求項9記載の梱包機。 - 【請求項11】 アーチユニット内部のバンドウェーか
ら放出されたバンドを、ボディユニットのテーブルに沿
って配置された被梱包物の回りに掛け渡し、更にはこの
バンド端末を結着する一連の梱包動作によってこの被梱
包物を梱包する梱包機の、被梱包物からバンドウェー上
に分離、落下した異物をこのバンドウェーから除去する
異物除去方法であり、 下方に傾斜可能に支持された、分離可能なバンドウェー
下部を、一連の梱包動作の開始に伴うバンドウェーから
のバンドの放出後に、ほぼ水平の初期位置から、その下
方に傾斜した傾斜位置に移動させる工程と;この傾斜位
置にあるバンドウェー下部を、傾斜位置から初期位置に
復帰させる工程と;を具備する梱包機の異物除去方法。 - 【請求項12】 バンドウェーから放出されたバンド
を、ボディユニットのテーブルに沿って配置された被梱
包物の回りに掛け渡し、更にはこのバンド端末を結着す
る一連の梱包動作によってこの被梱包物を梱包する梱包
機の、バンドウェー上に被梱包物から分離、落下した異
物をこのバンドウェーから除去する梱包機の異物除去方
法であり、 下方に傾斜可能に支持された、分離可能なバンドウェー
下部を、梱包動作の開始に伴うバンドウェーからのバン
ドの放出後に、ほぼ水平の初期位置から、その下方に傾
斜した傾斜位置に移動させる工程と;傾斜位置にあるバ
ンドウェー下部の上面に、圧縮空気の吹き付ける工程
と、 この傾斜位置にあるバンドウェー下部を、傾斜位置から
初期位置に復帰させる工程と;を具備する梱包機の異物
除去方法。 - 【請求項13】 分離可能なバンドウェー下部をその初
期位置から傾斜位置に移動させる動作、傾斜位置から初
期位置に復帰させる動作、および傾斜位置にあるバンド
ウェー下部に圧縮空気を吹き付ける動作が、一連の梱包
動作の1サイクル毎に実行される請求項12記載の梱包
機の異物除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128754A JP4596674B2 (ja) | 2000-05-18 | 2001-04-26 | 梱包機およびその異物除去方法 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2000-145873 | 2000-05-18 | ||
JP2000145873 | 2000-05-18 | ||
JP2001128754A JP4596674B2 (ja) | 2000-05-18 | 2001-04-26 | 梱包機およびその異物除去方法 |
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KR100461219B1 (ko) * | 2000-05-18 | 2004-12-10 | 스트라팩 가부시키가이샤 | 횡형 곤포기의 아치유닛 구조 및 그 이물 제거방법 |
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2001
- 2001-04-26 JP JP2001128754A patent/JP4596674B2/ja not_active Expired - Fee Related
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