JPH10157705A - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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JPH10157705A
JPH10157705A JP33144196A JP33144196A JPH10157705A JP H10157705 A JPH10157705 A JP H10157705A JP 33144196 A JP33144196 A JP 33144196A JP 33144196 A JP33144196 A JP 33144196A JP H10157705 A JPH10157705 A JP H10157705A
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band
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band groove
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真志 浜野
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清人 小金井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンド構内への異物の侵入を防止し、良好な
梱包作業を行うことができる梱包装置を提供する。 【解決手段】 結束用バンドを収納し、上部に開口する
バンド溝を有する保護カバーを備え、保護カバーから引
き出された結束用バンドにより被梱包物を結束する梱包
装置において、前記保護カバーの上部に設けられ、前記
バンド溝を遮蔽する弾性部材からなる蓋部を備え、該蓋
部が、弾性力によりバンド溝を開閉することができるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、結束用バンドによ
り廃棄物などの被梱包物を結束する梱包装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ペットボトル等の廃棄物をまとめて廃棄
処理するため、複数の廃棄物の塊をまとめて結束する梱
包装置が一般的に知られている。
【0003】図4は、従来の梱包装置の概略構成図であ
る。この梱包装置は、本体部41と、本体部にアーチ形
状に取り付けられた保護カバー43と、保護カバー43
に囲まれて設けられて結束台(図示せず)が設けられてい
る。図5は、図4においてB−B方向から見た保護カバ
ー43の断面図である。アーチ形状の保護カバー43の
上面には上部に開口するバンド溝51が設けられてお
り、結束用バンド49が、本体部41から保護カバー4
3内の通路部53を通過するようになっている。通路部
53上部には、開閉可能なフラッパ47が取り付けられ
ており、平常時には、閉状態となっており、被梱包物の
結束時には、開状態となって、通路部53の結束用バン
ド49が保護カバー43外部へ引き出されるようになっ
ている。
【0004】このような梱包装置を使用した廃棄物の梱
包は、次のように行れる。まず、圧縮減容した複数のペ
ットボトル等の廃棄物を保護カバー43で囲まれている
結束台上に載置する。そして、図示しない操作部を操作
することにより、梱包装置が作動し、フラッパ47が開
状態となる。これにより、通路部53内の結束用バンド
49が、保護カバー43から引き出されて、結束台上の
廃棄物が結束される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の梱包装置には、次のような問題点がある。結
束用バンド49が通過する保護カバー43には、結束用
バンドを引き出すための上部に開口するバンド溝51が
設けられている。このため、廃棄物が結束台に設置され
るまでの間、あるいは梱包作業中に、廃棄物に付着した
粒状の異物がバンド溝上に落下し、バンド構内に侵入す
る場合がある。特に、外殻の柔軟なペットボトル等の廃
棄物を圧縮減容して結束する場合には、廃棄物の細かい
破片が生じやすいため、かかる異物が廃棄物から落下
し、バンド構内に侵入する場合が多い。
【0006】そして、バンド構内に侵入した粒状の異物
あるいは細かい破片等の異物によって、通路部上部のフ
ラッパの開閉動作を円滑に行うことができず、結束用バ
ンドを保護カバーの通路部から引き出すことができなく
なる場合がある。また、被梱包物を結束するときには、
結束用バンドを引き出すため、通路部のフラッパが開状
態になっており、粒状の異物あるいは細かい破片等の異
物が通路部に侵入する場合もある。このため、次の被梱
包物を結束する際に、異物が原因となって通路部内を結
束用バンドが通過することができない場合がある。この
ように、バンド構内に侵入した異物が原因となって、梱
包作業を良好に行うことができないという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、バンド構内への異物の侵入を防止する
ことによって、良好な梱包作業を行うことができる梱包
装置を提供することを主目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本願の請求項1に係る発明は、結束用バンドを収納
し、上部に開口するバンド溝を有する保護カバーを備
え、保護カバーから引き出された結束用バンドにより被
梱包物を結束する梱包装置において、前記保護カバーの
上部に設けられ、前記バンド溝を遮蔽する弾性部材から
なる蓋部を備え、該蓋部が、弾性力によりバンド溝を開
閉することができることを特徴とする梱包装置を提供す
る。
【0009】本発明は、バンド溝を遮蔽する蓋部を備え
ているので、梱包作業中に異物がバンド構内に侵入する
ことを防止することができる。すなわち、結束用バンド
が、バンド溝内を通過しているときには、バンド溝の開
口は、蓋部によって遮蔽されているため、被梱包物に付
着した異物が落下してきても、該蓋部によって異物のバ
ンド構内への侵入を防止することができる。
【0010】また、「弾性力によってバンド溝を開閉す
る」とは、弾性部材からなる蓋部に加わる外力によって
生じた弾性力により、蓋部が変形してバンド溝を開状態
とし、変形した蓋部が弾性力で元に戻ることにより、バ
ンド溝を閉状態にすることをいい、例えば、バンド溝を
遮蔽する蓋部の一端を保護カバー上部に固定することに
より達成することができる。
【0011】すなわち、結束用バンドがバンド溝から保
護カバー外部に引き出されるとき、結束用バンドが蓋部
を上方へ押し上げるため、蓋部には上方向の外力が加わ
る。このため、蓋部が変形し、遮蔽されたバンド溝に結
束用バンドが通過できる程度の間隙を生じてバンド溝を
瞬間的に開状態とする。従って、結束時にバンド構内に
異物の侵入を防止することができると共に、蓋部が障害
とならずに、結束用バンドを保護カバーから引き出すこ
とができる。
【0012】更に、結束用バンドが保護カバー外部に引
き出された後は、結束用バンドからの外力はなくなる
が、変形した蓋部に元の状態へ戻ろうとする弾性力が生
じているため、バンド溝は直ちに、元の状態すなわち閉
状態となる。このため、結束用バンドの引き出し後も、
バンド溝内に異物が侵入することはない。
【0013】すなわち、本発明は、蓋部によって、結束
用バンドの引き出し時に瞬間的に、バンド溝が結束用バ
ンドが通過できる程度に開状態となり、引き出し後は直
ちに閉状態となるため、バンド構内部に廃棄物に付着し
た粒状の異物あるいは細かい破片等の異物が落下して
も、かかる異物がバンド溝内部に侵入することを防止す
ることができる。
【0014】ここで、蓋部の材質としては、弾性部材で
あれば特に限定されるものではなく、例えば、ゴム、合
成樹脂,金属等を用いることができる。また、蓋部の数
及び形状もバンド溝を遮蔽することができ、弾性力で開
閉可能なものであれば、特に限定されるものではない。
例えば、蓋部を複数の平板形状の弾性シートで構成し、
各シートの一端を保護カバー上部に固定し、シート全体
によりバンド溝を遮蔽するように構成することができ
る。また、蓋部を一つの弾性シートによりバンド溝を遮
蔽し、シートの一端を保護カバー上部に固定して構成し
ても良い。
【0015】本願の請求項2に係る発明は、前記蓋部
が、2個一対の弾性シートを備え、各弾性シートは、前
記保護カバーの上部に保護カバー上面に対して所定角度
だけ傾斜して互いに対面して設けられ、前記各弾性シー
トの上部は互いに圧接していること、を特徴とする請求
項1に記載の梱包装置を提供する。
【0016】本発明は、蓋部を構成する2個一対の弾性
シートが、上部で互いに圧接しているため、バンド溝が
各弾性シートによって遮蔽される。このため、梱包作業
中に異物がバンド構内に侵入することを防止することが
できる。すなわち、結束用バンドが、バンド溝内を通過
しているときには、バンド溝の開口は、各弾性シートに
よって遮蔽されているため、被梱包物に付着した粒状の
異物や細かい破片等の異物が落下してきても、該弾性シ
ートによってかかる異物のバンド構内への侵入を防止す
ることができる。
【0017】また、結束用バンドがバンド溝から保護カ
バー外部に引き出されるとき、結束用バンドは弾性シー
トを通過しようとするため、弾性シートに外力が加わ
り、各弾性シートが変形する。そして、弾性シートの変
形によって、圧接状態が解除され、各弾性シート間に結
束用バンドが通過しうる程度の間隙を生じ、バンド溝を
瞬間的に開状態とする。従って、結束時にバンド構内に
異物の侵入を防止することができると共に、弾性シート
が障害とならずに、結束用バンドを保護カバーから引き
出すことができる。
【0018】一方、結束用バンドが保護カバー外部に引
き出された後、結束用バンドからの外力はなくなるが、
変形した各弾性シートに元の状態へ戻ろうとする弾性力
が生じているため、弾性シートは直ちに元の状態、即ち
圧接状態に戻り、バンド溝は閉状態となる。従って、結
束用バンドの引き出し後も、バンド溝内に異物が侵入す
ることはない。
【0019】すなわち、本発明は、弾性シートによっ
て、結束用バンドの引き出し時に瞬間的にバンド溝が開
状態となり、引き出し後は直ちに閉状態となるため、梱
包作業中において、バンド構内部に被梱包物に付着した
粒状の異物や細かい破片等の異物が落下しても、バンド
溝内部にかかる異物が侵入することを防止することがで
きる。
【0020】更に、各弾性シートは、保護カバー上面に
対して所定角度だけ傾斜して互いに対面して設けられて
いる。このため、被梱包物に付着した異物がバンド溝上
に落下してきても、異物は弾性シートの傾斜した外面に
沿って落下する。従って、廃棄物から落下した異物は、
弾性シート上に残留することはないため、弾性シートの
開閉動作中に、バンド溝内に侵入する可能性を低減する
ことができる。
【0021】ここで、弾性シートの材質としては、弾性
部材であれば特に限定されるものではなく、例えば、ゴ
ム、合成樹脂、金属等を用いることができる。また、弾
性シートの形状もバンド溝を遮蔽することができるもの
であれば、特に限定されるものではない。例えば、弾性
シートを平板形状のシートで構成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図示例とともに本発明の好
ましい実施形態についてに説明する。本実施形態に係る
梱包装置は、図3に示すペットボトルの廃棄物減容機の
梱包部に設置される。廃棄物減容機は、図3に示すよう
に、廃棄物としてのペットボトルが投入されるホッパ部
15、ペットボトルを圧縮減容する圧縮室17、圧縮減
容されたペットボトルを結束する梱包装置を有する梱包
部19から概略構成される。
【0023】ホッパ部15の上部は開口しており、上部
から処理対象となるペットボトルを投入することができ
る。ホッパ部15の下部には、圧縮部17に開口する排
出口29が設けられており、この排出口29によりホッ
パ部15と圧縮室17は連通している。
【0024】圧縮室17の上部には、上昇及び下降可能
なメインシリンダ23が設けられており、メインシリン
ダ23が下降することにより、圧縮室17内に導入され
たペットボトルが圧縮されるようになっている。また、
圧縮室17下部には、梱包部19に開口する取出し口2
5が設けられており、この取出し口25によって圧縮室
17と梱包部19は連通している。また、圧縮室17の
取出し口25と対向する位置に押出しシリンダ21が横
方向に移動可能に設けられており、押出しシリンダ21
を右方向に移動することにより、圧縮室17内で圧縮さ
れたペットボトルのブロックを取出し口25から梱包部
19に排出するように構成されている。
【0025】図1は、本発明の実施形態に係る廃棄物減
容機の梱包部に設置される梱包装置の概略構成図であ
る。本実施形態の梱包装置は、圧縮室17で圧縮減容さ
れたペットボトルを結束するものであり、本体部1、本
体部1にアーチ形状に取り付けられた結束用バンドの保
護カバー3、アーチ形状の保護カバー3に囲まれて配置
され、被梱包物としての圧縮減容されたペットボトルを
載置する結束台(図示せず)から概略構成される。
【0026】図2は、図1においてA−A方向から見た
保護カバー3の断面図である。保護カバー3の内部に
は、通路部13が設けられ、この通路部13を本体部1
から送出されてきた結束用バンド9が通過する。通路部
13の上部には、開閉可能なフラッパ7が設けられてお
り、結束用バンド9の通過時は閉状態、廃棄物の結束
時、即ち結束用バンド9の引き出し時には開状態とな
る。保護カバー3の上部は開口したバンド溝11が設け
られており、廃棄物の結束時にバンド溝11から結束用
バンド9が保護カバー3外部に引き出される。保護カバ
ー3の上部には、蓋部として、2個一対の平板形状のゴ
ムシート5が互いに対面し、かつ保護カバー3上面に対
して一定角度で傾斜するように固定されている。各ゴム
シート5の上端は、弾性力により互いに圧接しており、
このため、バンド溝11を遮蔽するようになっている。
結束用バンド9が保護カバー3から引き出される際に
は、結束用バンド9が各シート5間を通過し、圧接状態
が解除されて開状態になるように構成されている。尚、
本実施形態では、蓋部として2個一対のゴムシートを用
いているが、弾性を有するものであれば、これに限定さ
れるものではなく、合成樹脂、金属等で構成しても良
い。
【0027】このように構成された廃棄物減容機におい
て、ペットボトルの圧縮処理及び梱包処理は次のように
行われる。
【0028】ホッパ部15上部に設けられた開口から処
理対象の複数のペットボトルを投入する。ホッパ部15
に投入されたペットボトルは、自重により落下し、ホッ
パ部15内の排出口29を通って、圧縮部17に導入さ
れる。ホッパ部15から一定量のペットボトルが圧縮室
17に導入されると、メインシリンダ23が下降してペ
ットボトルを取出し口25の高さを通過しうる厚さに押
し潰し、圧縮されたペットボトルのブロックを生成す
る。その後、圧縮されたペットボトルは、押出シリンダ
21によって、取出し口25から梱包部19に排出され
る。圧縮された状態のペットボトルのブロックは、梱包
装置の結束位置27まで運搬される。
【0029】梱包装置の保護カバー3の通路部13に
は、梱包装置の本体部1に収納された結束用バンド9が
導入されている。この状態では、保護カバー3上部に固
定された2個一対のゴムシート5が上部でゴムシート5
の弾性力により圧接されており、バンド溝11が遮蔽さ
れている。このため、結束台上のペットボトルに付着し
た粒状の異物や、ペットボトルを圧縮する時に生じた細
かい破片等がペットボトルのブロックから保護カバー3
上に落下しても、傾斜したゴムシート5の外面に沿って
落下するため、バンド溝11内部に侵入することを防止
することができる。
【0030】結束台上のペットボトルのブロックを結束
するためには、梱包装置に設けられた図示しない操作ス
イッチを操作する。このとき、保護カバー3内の通路部
13のフラッパ7が開状態となり、結束用バンド9が通
路部13から上方に引き出される。このとき、保護カバ
ー3上部には、2個一対のゴムシート5が互いに圧接し
ているが、上方に移動した結束用バンド9が、2個のゴ
ムシート5の圧接部分を通過する。ゴムシート5は、結
束バンドの通過により、外力が作用されるため、各ゴム
シート5は弾性力によって変形する。このため、各ゴム
シート5には、瞬間的に結束バンドが通過しうる程度の
開口が生じる。結束用バンド9は、この開口を通過し
て、保護カバー3外部に引き出され、結束台上のペット
ボトルのブロックを結束する。従って、ゴムシート5に
よって、バンド構内に異物の侵入を防止することができ
ると共に、ゴムシート5が障害とならずに結束用バンド
9を保護カバー3から引き出すことができる。
【0031】結束用バンド9が、保護カバー3外部に引
き出されると、結束用バンド9からゴムシート5への外
力はなくなるが、変形した各ゴムシート5には、元の状
態へ戻ろうとする弾性力が生じている。このため、各ゴ
ムシート5は直ちに圧接状態となり、バンド溝11は閉
状態となる。従って、結束用バンド9の引き出し後、す
なわちペットボトルのブロックの結束作業中は、バンド
溝11内に異物が侵入することはない。
【0032】すなわち、本実施形態の廃棄物減容機にお
ける梱包装置では、ゴムシート5によって、結束用バン
ド9の引き出し時に瞬間的に、バンド溝11が開状態と
なり、引き出し後は直ちに閉状態となる。このため、梱
包作業中において、バンド構内部に廃棄物に付着した粒
状の異物や細かい破片等の異物が落下しても、かかる異
物がバンド溝11内部に侵入することを防止することが
できる。そして、バンド構内に侵入した異物によって、
結束用バンド9のフラッパ7の開閉動作が妨害された
り、保護カバー3から結束用バンド9を引き出すことが
できなくなることを回避することができる。また、バン
ド構内に侵入した異物によって、保護カバー3内の結束
用バンド9の通過が妨害されることはない。
【0033】尚、本実施形態においては、梱包装置はペ
ットボトルを結束しているが、他の廃棄物あるいは被梱
包物を結束するように構成することができるのは、言う
までもない。また、本実施形態においては、梱包装置を
廃棄物減容機の梱包部として使用しているが、梱包装置
単独で使用してもよく、また他の装置、例えば、書籍、
古新聞等を結束する装置に応用することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明では、バン
ド溝を遮蔽する弾性部材からなる蓋部を備え、該蓋部
が、弾性力によりバンド溝を開閉することができるよう
に構成しているため、被梱包物に付着した粒状の異物や
被梱包物の細かい破片等のバンド構内への侵入を防止す
ることができ、良好な梱包作業を行うことができるとい
う効果がある。
【0035】また、本発明では、蓋部が、2個一対の弾
性シートを備え、各弾性シートは、保護カバーの上部に
保護カバー上面に対して所定角度だけ傾斜して互いに対
面して設けられ、前記各弾性シートの上部は互いに圧接
しているため、廃棄物に付着した粒状の異物や被梱包物
の細かい破片等がバンド溝上に落下してきても、異物は
弾性シートの傾斜した外面に沿って落下し、廃棄物から
落下した異物は、弾性シート上に残留することはなく、
梱包作業中に、バンド溝内に侵入する可能を低減するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる梱包装置の概略構成図であ
る。
【図2】本実施形態にかかる梱包装置における保護カバ
ーのA−A断面図である。
【図3】本実施形態にかかる梱包装置を使用した廃棄物
減容機の概略構成図である。
【図4】従来例としての梱包装置の概略構成図である。
【図5】従来例としての梱包装置における保護カバーの
B−B断面図である。
【符号の説明】
1、41:本体部 3、43:保護カバー 5:ゴムシート 7、47:フラッパ 9、49:結束用バンド 11、51:バンド溝 12:ゴムシート固定具 13、53:通路部 15:ホッパ部 17:圧縮室 19:梱包部 21:押出しシリンダ 23:メインシリンダ 25:取出し口 27:結束位置 29:排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束用バンドを収納し、上部に開口する
    バンド溝を有する保護カバーを備え、保護カバーから引
    き出された結束用バンドにより被梱包物を結束する梱包
    装置において、 前記保護カバーの上部に設けられ、前記バンド溝を遮蔽
    する弾性部材からなる蓋部を備え、 該蓋部が、弾性力によりバンド溝を開閉することができ
    ることを特徴とする梱包装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋部が、2個一対の弾性シートを備
    え、 各弾性シートは、前記保護カバーの上部に保護カバー上
    面に対して所定角度だけ傾斜して互いに対面して設けら
    れ、前記各弾性シートの上部は互いに圧接しているこ
    と、を特徴とする請求項1に記載の梱包装置。
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