JP2002037161A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JP2002037161A
JP2002037161A JP2001183953A JP2001183953A JP2002037161A JP 2002037161 A JP2002037161 A JP 2002037161A JP 2001183953 A JP2001183953 A JP 2001183953A JP 2001183953 A JP2001183953 A JP 2001183953A JP 2002037161 A JP2002037161 A JP 2002037161A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の一側面に沿って配設したリヤフォーク
に後輪を片持ち支持したスクータ型車両において,車体
側面のデッドスペースを有効に活用して,他の車体搭載
物と干渉しない大容積の収納部を形成できるようにす
る。 【解決手段】 後輪WrのリヤフォークPと反対側の側
面に近接して物品の収納部82が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,車体の一側面に沿
って配設したリヤフォークに後輪を片持ち支持したスク
ータ型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両において,車体後下部に
設けたパワーユニットとその上部に配設したシート間に
形成される空間を利用し,ヘルメットを収納するための
物入れを設けたものが,特開昭62−155180号公
報により公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,一般にヘル
メットは略球形の嵩張った形状を有するため,前記シー
ト下部に設けた物入れにヘルメットを収納すると,その
物入れに他の物品を収納することが困難になるのが実情
である。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で,前記シートの下部以外の空間を利用して物品の収納
部を形成したスクータ型車両を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,本発明は,車体の一側面に沿って配設したリヤフォ
ークに後輪を片持ち支持したスクータ型車両において,
前記後輪のリヤフォークと反対側の側面に近接して物品
のの収納部を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作 用】前述の特徴によれば,後輪をリヤフォークで
片持ち支持したことにより,その後輪のリヤフォークと
反対側の側面にデッドスペースが形成されるので,その
デッドスペースを利用して収納部が設けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0008】添付図面において,図1〜図8は本発明の
第1実施例を示すものであって,図1はスクータ型車両
の全体側面図,図2は図1の2−2線断面図,図3はモ
ータの制御系を示す回路図,図4はポテンショメータの
構造を示すアクセルグリップの縦断面図,図5は図4の
5−5線断面図,図6は図4の6−6線断面図,図7は
収納部を示す車体右側面図,図8は図7の8−8線断面
図である。また図9〜図10は本発明の第2実施例を示
すものであって,図9は収納部を示す車体右側面図,図
10は図9の10−10線断面図である。
【0009】先ず,第1実施例について説明する。図1
はスクータ型車両Vの全体側面図であって,その車体フ
レームFは鋼管よりなる前部フレームF1 ,中央フレー
ムF 2 ,および後部フレームF3 から構成され,その外
側はレッグシールドB1 ,ステップフロアB2 ,後部カ
バーB3 ,およびアンダーカバーB4 から構成される合
成樹脂製のボディBによって覆われる。前部フレームF
1 に固着したヘッドパイプ1には,上端に操向ハンドル
2を備えるとともに下端にフロントクッション3を介し
て前輪Wfを軸架したフロントフォーク4が枢支され
る。中央フレームF2 の後部には,後端に後輪Wrを片
持ち式に軸架するリヤフォークとしてのスイング式のパ
ワーユニットPの前端がピボット5で上下揺動自在に枢
支され,そのパワーユニットPの後部上面と後部フレー
ムF3 とはリヤクッション6を介して連結される。中央
フレームF2 に設けたスタンド7は,図示した格納位置
において前記パワーユニットPの前部下面を覆い,その
内部に収納した後述の駆動用モータの保護部材を兼ね
る。パワーユニットPの上部には,車体に上下揺動自在
に支持したシート8により開閉される収納部9が設けら
れる。この収納部9は前記モータが発生する磁気により
フロッピー(登録商標)ディスク等の収容物が影響を受
けないように,導電性樹脂等の磁気をシールドする材料
で形成される。中央フレームF 2 には前記モータの駆動
用電源としてのバッテリを収納するバッテリボックス1
0が設けられる。また,前記ヘッドパイプ1の前方には
モータの駆動を制御するコントローラ11と前記バッテ
リを充電するための充電器12が設けられる。なお,前
記コントローラは車体後部に鎖線で示した111 の位
置,あるいは112の位置に設けることが可能であり,
充電器も車体後部の121 の位置,あるいは車体中央部
の122 の位置に設けることが可能である。
【0010】次に,図2に基づいて前記パワーユニット
Pの構造を詳述する。パワーユニットPは前端に前記ピ
ボット5が左右に貫通する伝動ケース13を備えてお
り,その前部に設けたモータMと後部に設けた減速機1
4がベルト式無段変速機15を介して接続される。
【0011】モータMは伝動ケース13の前部に一体に
形成したモータハウジング16の内部に収納され,その
右側面の開口はボルト17で固定した蓋部材18により
閉塞される。モータMの回転軸19は前記蓋部材18に
設けたボールベアリング20とモータハウジング16左
端の壁部161 に設けたボールベアリング21によって
支持される。蓋部材18から突出する回転軸19の右端
には冷却ファン22が設けられ,その外周は空気取り入
れ口231 を有するファンカバー23で覆われる。そし
て,前記冷却ファン22により空気取り入れ口231
ら導入された空気は,蓋部材18の通孔181 を介して
モータハウジング16の内部に流入し,モータMを冷却
した後に壁部161 の通孔162 から伝動ケース13内
に供給される。この空気は更に伝動ケース13内を後方
に流れてベルト式無段変速機15を冷却した後,該伝動
ケース13の後端に形成した排風口131 から外部に排
出される。一方,前記モータハウジング16の壁部16
1 を貫通して伝動ケース13の内部に延びる回転軸19
の左端は,直接前記ベルト式無段変速機15の入力軸と
して使用される。
【0012】モータMは直流ブラシレスモータであっ
て,回転軸19に固着した鉄心31の外周に永久磁石3
2を配設した回転子33と,モータハウジング16の内
部にボルト34で固着した鉄心35の回りに巻回したコ
イル36とよりなる固定子37を備えるとともに,回転
軸19に固着したマグネット38とその外周に対向して
配設した3個のホール素子39よりなる回転子位置セン
サ40を備える。
【0013】図3はモータMの制御系を示す回路図で,
モータMの回転速度を制御すべく,操向ハンドル2のア
クセルグリップ41に接続されたポテンショメータ42
の電位と,回転子位置センサ40により検出された回転
子33の位相信号とがコントローラ11に入力される。
前記コントローラ11とモータMの間に介装されるドラ
イバー43は,6個の電界効果トランジスタ(以下,F
ETと略記する)44と,回転子位置センサ40からの
信号に基づいて前記FET44群を制御し,モータMの
固定子電流を順次切り換えてゆくスイッチング回路45
とを備える。
【0014】図4〜図6に示すように,操向ハンドル2
のハンドルパイプ46の中間に固着したリング状の固定
ブラケット47と,ハンドルパイプ46の先端に回転自
在に嵌合し,その外周にアクセルグリップ41が一体に
圧入された筒状の回転ブラケット48との間には,前記
アクセルグリップ41をアイドリング位置に向けて付勢
する捩じりバネ49が装着される。アクセルグリップ4
1の回転操作により作動するポテンショメータ42は,
固定ブラケット47の底面に固着した円弧状のプリント
基板50の表面に平行にプリントした導電体501 と抵
抗体502 とを備え,その導電体501 と抵抗体502
には,それぞれ0ボルトと5ボルトの電位が与えられ
る。前記固定ブラケット47の内部には,円弧状のガイ
ド溝511を有するガイド板51がプリント基板50と
平行に固着されており,前記プリント基板50とガイド
板51の間に配設された摺動部材52の背面に形成した
突起521 は,前記ガイド板51のガイド溝511 を貫
通して前記回転ブラケット48に支持される。そして,
摺動部材52の正面には,前記コントローラ11に電気
的に接続する金属板53が,プリント基板50の導電体
501 と抵抗体502に同時に接触するように固着され
る。而して,アクセルグリップ41が図示のアイドリン
グ位置にあるとき,その金属板53の電位は約0.5ボ
ルトになり,アクセルグリップ41をフルロード位置に
向けて矢印方向に回転させると,その電位は約4.5ボ
ルトまで次第に増加する。
【0015】次に,再び図2を参照して伝動ケース13
の内部に収納されるベルト式無段変速機15の構造を説
明する。ベルト式無段変速機15は,モータハウジング
16側から伝動ケース13内部に突出する回転軸19に
設けた駆動プーリ61と,伝動ケース13の後部に支持
した減速機入力軸62に設けた従動プーリ63とを備
え,両プーリ61,63には無端ベルト64が巻き掛け
られる。駆動プーリ61は回転軸19に固着された固定
側プーリ半体611 と,この回転軸19に軸方向摺動自
在に支持された可動側プーリ半体612 からなり,この
可動側プーリ半体612 と回転軸19に固着したランプ
プレート65との間には遠心ウエイト66が半径方向に
移動自在に配設される。一方,従動プーリ63は減速機
入力軸62にニードルベアリング67を介して相対回転
自在に嵌合するカラー68に支持した固定側プーリ半体
631 と可動側プーリ半体632 とよりなり,この従動
プーリ63に伝達された駆動力は自動遠心クラッチ69
を介して前記減速機入力軸62に伝達される。そして,
前記ベルト式無段変速機15および自動自動遠心クラッ
チ69を収納した伝動ケース13の側面は,着脱自在な
サイドカバー132 によって閉塞される。
【0016】減速機入力軸62は,伝動ケース13に設
けたボールベアリング70と減速機カバー71に設けた
ボールベアリング72とによって支持され,同じく伝動
ケース13と減速機カバー71に設けた一対のボールベ
アリング73,74によって支持した後輪Wrの車軸7
5との間には中間軸76が支持される。そして,減速機
入力軸62の入力ギヤ77の回転は中間軸76の2個の
中間ギヤ78,79を介して車軸75の出力ギヤ80に
伝達される。
【0017】図7及び図8に示すように,後部フレーム
3 の右側面にはパイプ材をL字状に屈曲した取付ステ
ー81の両端が固定され,この取付ステー81に上面が
開口した収納部82の下縁と後縁が支持される。図8か
ら明らかなように,収納部82は後輪Wrを挟んで前記
パワーユニットPの反対側に設けられ,これにより車体
右側面のデッドスペースの有効利用が図られる。収納部
82は,シート8下部に設けた前記収納部9と同様に,
モータMの発する磁気をシールドすべく導電性樹脂等の
材料が形成されており,その右側面にヒンジ83で枢支
した開閉自在な蓋84の上部には開閉操作およびロック
操作を行うためのレバー85が設けられる。
【0018】次に,前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0019】アクセルグリップ41がアイドリング位置
にあってモータMの回転速度が小さいとき,自動遠心ク
ラッチ69は切断された状態にあり,前記モータMの駆
動力は後輪Wrに伝達されない。この状態からアクセル
グリップ41を回転させてモータMの回転速度を増加さ
せると,その回転軸19に固着したランププレート65
に沿って遠心ウエイト66が半径方向外側に移動し,駆
動プーリ61の可動側プーリ半体612 を固定側プーリ
半体611 に接近する方向に移動させる。これにより,
駆動プーリ61の有効半径が増加するとともに,無端ベ
ルト64を介して従動プーリ63の可動側プーリ半体6
2 が固定側プーリ半体631 から離間する方向に駆動
され,その有効半径が減少する。その結果,ベルト式無
段変速機15の減速比が減少して前記従動プーリ63と
共に回転するカラー68の回転速度が増加し,やがて自
動遠心クラッチ69が接続してモータMの駆動力が減速
機入力軸62に伝達されると,減速機14を介して後輪
Wrが駆動される。
【0020】モータMの回転軸19に設けた冷却ファン
22によりファンカバー23の空気取り入れ口231
ら導入された空気は,モータハウジング16の内部を通
過してモータMを冷却した後,伝動ケース13の内部を
通過してベルト式無段変速機15と自動遠心クラッチ6
9を冷却し,排風口131 から外部に排出される。
【0021】シート8の下部に設けた収納部9は主とし
てヘルメット等の大型の物品の収納に使用され,車体右
側面に設けた収納部82は主として薄型の物品あるいは
細長い物品の収納に適している。そして,いずれの収納
部9,82にも磁気シールドが施されているため,パワ
ーユニットPのモータMから発生する磁気によりフロッ
ピーディスクや磁気カード等の収納物が損傷することが
防止される。
【0022】図9及び図10は本発明の第2実施例を示
すもので,この実施例は車体右側面の収納部82とシー
ト8下部の収納部9を一体に連設した点に特徴を有して
いる。そして,両収納部9,82の上部開口は,前端を
ピン86で上下揺動自在に枢支したシート8と,そのシ
ート8と一体に揺動する上部カバーB5 によって開閉さ
れる。
【0023】而して,この実施例においても,後輪Wr
を片持ち支持するパワーユニットPの反対側の車体右側
面のデッドスペースを,物品の収納部82として有効利
用することができる。
【0024】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は前記実施例に限定されず,特許請求の範囲に記載し
た本発明を逸脱することなく,種々の小設計変更を行う
ことが可能である。
【0025】例えば,実施例ではパワーユニットPの駆
動源として電気モータMを用いているが,通常の内燃機
関を用いることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明よれば,後輪をリヤ
フォークで片持ち支持し,その後輪のリヤフォークと反
対側の側面に物品の収納部を設けたので,車体側面のデ
ッドスペースを有効に活用して他の車体搭載物と干渉し
ない大容積の収納部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるスクータ型車両の全
体側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】モータの制御系を示す回路図
【図4】ポテンショメータの構造を示すアクセルグリッ
プの縦断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】収納部を示す車体右側面図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明の第2実施例の収納部を示す車体右側面
【図10】図9の10−10線断面図
【符号の説明】
P………パワーユニット(リヤフォーク) Wr……後輪 82……収納部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月17日(2001.7.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 スクータ型車両
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,クータ型の車両
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,内燃機関の機関本体一側に連設し
た伝動ケース内に該機関の出力を後輪に伝達する伝動機
構を収容して,該後輪を後端部に片持ち支持するスイン
グ式のパワーユニットを備え,前輪及び後輪間には乗員
足載用のステップフロアを,また該パワーユニットの上
方には乗員着座用のシートをそれぞれ配設したスクータ
型車両は,例えば特開昭62−155180号公報によ
り公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記従来の
車両では,パワーユニットの上方で且つシート下方の空
間をシートカウルで覆い,このシートカウル内に比較的
大形の物品収納部を配設しているので,該シートカウル
内の空間を,車体に搭載される各種機能部品の設置空間
として利用する上で制約が多く,それら機能部品の配置
に苦慮しがちであった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で,前記問題を解消できるスクータ型車両を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,請求項1の発明は,前輪を操向可能に支持したヘッ
ドパイプが前端部に固着される車体フレームに,駆動源
の一側に連設した伝動ケース内に該駆動源の出力を後輪
に伝達する伝動機構を収容して該後輪を後端部に支持す
るスイング式のパワーユニットの前端部を上下揺動可能
に軸支し, そのパワーユニットの上方には乗員着座用の
シートを配設し,前記パワーユニットの上方で且つシー
ト下方の空間をシートカウルで覆い,このシートカウル
内に物品収納部を配設したスクータ型車両において,
輪を間に挟んで前記パワーユニットの伝動ケースとは反
対側の,該パワーユニットの揺動と干渉しない位置に,
前記シートカウル内の車体フレームに取付けられると共
に箱形をなす車載部品を配備したことを特徴とする。
【0006】また請求項2の発明は,請求項1の発明の
前記特徴に加えて,前記箱形をなす車載部品が,前記シ
ートカウル内の車体フレームに支持したステーに取付け
られることを特徴とする。
【0007】また請求項3の発明は,請求項1又は2の
発明の前記特徴に加えて,前記車両が,前記駆動源を電
動モータとした電動車両であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0009】添付図面において,図1〜図8は本発明の
第1実施例を示すものであって,図1はスクータ型車両
の全体側面図,図2は図1の2−2線断面図,図3はモ
ータの制御系を示す回路図,図4はポテンショメータの
構造を示すアクセルグリップの縦断面図,図5は図4の
5−5線断面図,図6は図4の6−6線断面図,図7は
収納部を示す車体右側面図,図8は図7の8−8線断面
図である。また図9〜図10は本発明の第2実施例を示
すものであって,図9は収納部を示す車体右側面図,図
10は図9の10−10線断面図である。
【0010】先ず,第1実施例について説明する。図1
はスクータ型車両Vの全体側面図であって,その車体フ
レームFは鋼管よりなる前部フレームF1 ,中央フレー
ムF 2 ,および後部フレームF3 から構成され,その外
側はレッグシールドB1 ,ステップフロアB2 ,後部カ
バーB3 ,およびアンダーカバーB4 から構成される合
成樹脂製のボディBによって覆われる。前部フレームF
1 に固着したヘッドパイプ1には,上端に操向ハンドル
2を備えるとともに下端にフロントクッション3を介し
て前輪Wfを軸架したフロントフォーク4が枢支され
る。中央フレームF2 の後部には,後端に後輪Wrを片
持ち式に軸架するリヤフォークとしてのスイング式のパ
ワーユニットPの前端がピボット5で上下揺動自在に枢
支され,そのパワーユニットPの後部上面と後部フレー
ムF3 とはリヤクッション6を介して連結される。中央
フレームF2 に設けたスタンド7は,図示した格納位置
において前記パワーユニットPの前部下面を覆い,その
内部に収納した後述の駆動用モータの保護部材を兼ね
る。パワーユニットPの上部には,車体に上下揺動自在
に支持したシート8により開閉される物品収納部として
収納部9が設けられる。この収納部9は前記モータが
発生する磁気によりフロッピーディスク等の収容物が影
響を受けないように,導電性樹脂等の磁気をシールドす
る材料で形成される。中央フレームF2 には前記モータ
の駆動用電源としてのバッテリを収納するバッテリボッ
クス10が設けられる。また,前記ヘッドパイプ1の前
方にはモータの駆動を制御するコントローラ11と前記
バッテリを充電するための充電器12が設けられる。な
お,前記コントローラは車体後部に鎖線で示した111
の位置,あるいは112 の位置に設けることが可能であ
り,充電器も車体後部の12 1 の位置,あるいは車体中
央部の122 の位置に設けることが可能である。
【0011】次に,図2に基づいて前記パワーユニット
Pの構造を詳述する。パワーユニットPは前端に前記ピ
ボット5が左右に貫通する伝動ケース13を備えてお
り,その前部に設けたモータMと後部に設けた減速機1
4がベルト式無段変速機15を介して接続される。
【0012】モータMは伝動ケース13の前部に一体に
形成したモータハウジング16の内部に収納され,その
右側面の開口はボルト17で固定した蓋部材18により
閉塞される。モータMの回転軸19は前記蓋部材18に
設けたボールベアリング20とモータハウジング16左
端の壁部161 に設けたボールベアリング21によって
支持される。蓋部材18から突出する回転軸19の右端
には冷却ファン22が設けられ,その外周は空気取り入
れ口231 を有するファンカバー23で覆われる。そし
て,前記冷却ファン22により空気取り入れ口231
ら導入された空気は,蓋部材18の通孔181 を介して
モータハウジング16の内部に流入し,モータMを冷却
した後に壁部161 の通孔162 から伝動ケース13内
に供給される。この空気は更に伝動ケース13内を後方
に流れてベルト式無段変速機15を冷却した後,該伝動
ケース13の後端に形成した排風口131 から外部に排
出される。一方,前記モータハウジング16の壁部16
1 を貫通して伝動ケース13の内部に延びる回転軸19
の左端は,直接前記ベルト式無段変速機15の入力軸と
して使用される。
【0013】モータMは直流ブラシレスモータであっ
て,回転軸19に固着した鉄心31の外周に永久磁石3
2を配設した回転子33と,モータハウジング16の内
部にボルト34で固着した鉄心35の回りに巻回したコ
イル36とよりなる固定子37を備えるとともに,回転
軸19に固着したマグネット38とその外周に対向して
配設した3個のホール素子39よりなる回転子位置セン
サ40を備える。
【0014】図3はモータMの制御系を示す回路図で,
モータMの回転速度を制御すべく,操向ハンドル2のア
クセルグリップ41に接続されたポテンショメータ42
の電位と,回転子位置センサ40により検出された回転
子33の位相信号とがコントローラ11に入力される。
前記コントローラ11とモータMの間に介装されるドラ
イバー43は,6個の電界効果トランジスタ(以下,F
ETと略記する)44と,回転子位置センサ40からの
信号に基づいて前記FET44群を制御し,モータMの
固定子電流を順次切り換えてゆくスイッチング回路45
とを備える。
【0015】図4〜図6に示すように,操向ハンドル2
のハンドルパイプ46の中間に固着したリング状の固定
ブラケット47と,ハンドルパイプ46の先端に回転自
在に嵌合し,その外周にアクセルグリップ41が一体に
圧入された筒状の回転ブラケット48との間には,前記
アクセルグリップ41をアイドリング位置に向けて付勢
する捩じりバネ49が装着される。アクセルグリップ4
1の回転操作により作動するポテンショメータ42は,
固定ブラケット47の底面に固着した円弧状のプリント
基板50の表面に平行にプリントした導電体501 と抵
抗体502 とを備え,その導電体501 と抵抗体502
には,それぞれ0ボルトと5ボルトの電位が与えられ
る。前記固定ブラケット47の内部には,円弧状のガイ
ド溝511を有するガイド板51がプリント基板50と
平行に固着されており,前記プリント基板50とガイド
板51の間に配設された摺動部材52の背面に形成した
突起521 は,前記ガイド板51のガイド溝511 を貫
通して前記回転ブラケット48に支持される。そして,
摺動部材52の正面には,前記コントローラ11に電気
的に接続する金属板53が,プリント基板50の導電体
501 と抵抗体502に同時に接触するように固着され
る。而して,アクセルグリップ41が図示のアイドリン
グ位置にあるとき,その金属板53の電位は約0.5ボ
ルトになり,アクセルグリップ41をフルロード位置に
向けて矢印方向に回転させると,その電位は約4.5ボ
ルトまで次第に増加する。
【0016】次に,再び図2を参照して伝動ケース13
の内部に収納されるベルト式無段変速機15の構造を説
明する。ベルト式無段変速機15は,モータハウジング
16側から伝動ケース13内部に突出する回転軸19に
設けた駆動プーリ61と,伝動ケース13の後部に支持
した減速機入力軸62に設けた従動プーリ63とを備
え,両プーリ61,63には無端ベルト64が巻き掛け
られる。駆動プーリ61は回転軸19に固着された固定
側プーリ半体611 と,この回転軸19に軸方向摺動自
在に支持された可動側プーリ半体612 からなり,この
可動側プーリ半体612 と回転軸19に固着したランプ
プレート65との間には遠心ウエイト66が半径方向に
移動自在に配設される。一方,従動プーリ63は減速機
入力軸62にニードルベアリング67を介して相対回転
自在に嵌合するカラー68に支持した固定側プーリ半体
631 と可動側プーリ半体632 とよりなり,この従動
プーリ63に伝達された駆動力は自動遠心クラッチ69
を介して前記減速機入力軸62に伝達される。そして,
前記ベルト式無段変速機15および自動自動遠心クラッ
チ69を収納した伝動ケース13の側面は,着脱自在な
サイドカバー132 によって閉塞される。
【0017】減速機入力軸62は,伝動ケース13に設
けたボールベアリング70と減速機カバー71に設けた
ボールベアリング72とによって支持され,同じく伝動
ケース13と減速機カバー71に設けた一対のボールベ
アリング73,74によって支持した後輪Wrの車軸7
5との間には中間軸76が支持される。そして,減速機
入力軸62の入力ギヤ77の回転は中間軸76の2個の
中間ギヤ78,79を介して車軸75の出力ギヤ80に
伝達される。
【0018】図7及び図8に示すように,後部フレーム
3 の右側面にはパイプ材をL字状に屈曲した取付ステ
ー81の両端が固定され,この取付ステー81に上面が
開口した収納部82の下縁と後縁が支持される。図8か
ら明らかなように,収納部82は,本発明の箱形をなす
車載部品を構成するものであって,後輪Wrを挟んで前
記パワーユニットPの伝動ケース13とは反対側(特に
該パワーユニットPの揺動と干渉しない位置)に,側面
視で後車軸の前後に亘って配設され,これにより車体右
側面のデッドスペースの有効利用が図られる。収納部8
2は,シート8下部に設けた前記収納部9と同様に,モ
ータMの発する磁気をシールドすべく導電性樹脂等の材
料が形成されており,その右側面にヒンジ83で枢支し
た開閉自在な蓋84の上部には開閉操作およびロック操
作を行うためのレバー85が設けられる。
【0019】次に,前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0020】アクセルグリップ41がアイドリング位置
にあってモータMの回転速度が小さいとき,自動遠心ク
ラッチ69は切断された状態にあり,前記モータMの駆
動力は後輪Wrに伝達されない。この状態からアクセル
グリップ41を回転させてモータMの回転速度を増加さ
せると,その回転軸19に固着したランププレート65
に沿って遠心ウエイト66が半径方向外側に移動し,駆
動プーリ61の可動側プーリ半体612 を固定側プーリ
半体611 に接近する方向に移動させる。これにより,
駆動プーリ61の有効半径が増加するとともに,無端ベ
ルト64を介して従動プーリ63の可動側プーリ半体6
2 が固定側プーリ半体631 から離間する方向に駆動
され,その有効半径が減少する。その結果,ベルト式無
段変速機15の減速比が減少して前記従動プーリ63と
共に回転するカラー68の回転速度が増加し,やがて自
動遠心クラッチ69が接続してモータMの駆動力が減速
機入力軸62に伝達されると,減速機14を介して後輪
Wrが駆動される。
【0021】モータMの回転軸19に設けた冷却ファン
22によりファンカバー23の空気取り入れ口231
ら導入された空気は,モータハウジング16の内部を通
過してモータMを冷却した後,伝動ケース13の内部を
通過してベルト式無段変速機15と自動遠心クラッチ6
9を冷却し,排風口131 から外部に排出される。
【0022】シート8の下部に設けた収納部9は主とし
てヘルメット等の大型の物品の収納に使用され,車体右
側面に設けた収納部82は主として薄型の物品あるいは
細長い物品の収納に適している。そして,いずれの収納
部9,82にも磁気シールドが施されているため,パワ
ーユニットPのモータMから発生する磁気によりフロッ
ピーディスクや磁気カード等の収納物が損傷することが
防止される。
【0023】図9及び図10は本発明の第2実施例を示
すもので,この実施例は車体右側面の収納部82とシー
ト8下部の収納部9を一体に連設した点に特徴を有して
いる。そして,両収納部9,82の上部開口は,前端を
ピン86で上下揺動自在に枢支したシート8と,そのシ
ート8と一体に揺動する上部カバーB5 によって開閉さ
れる。
【0024】而して,この実施例においても,後輪Wr
を片持ち支持するパワーユニットPの反対側の車体右側
面のデッドスペースを,物品の収納部82として有効利
用することができる。
【0025】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は前記実施例に限定されず,特許請求の範囲に記載し
た本発明を逸脱することなく,種々の小設計変更を行う
ことが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば,
スクータ型車両において,後輪を間に挟んでパワーユニ
ットの伝動ケースとは反対側の,該パワーユニットの揺
動と干渉しない位置に,シートカウル内の車体フレーム
に取付けられると共に箱形をなす車載部品を配備したの
で,シートカウル内の物品収納部によりシート下方に十
分な収納スペースを確保しながら,パワーユニットの伝
動ケースとは反対側の車体空間を利用して,箱形をなす
車載部品を無理なく配設することができる。
【0027】また特に請求項2の発明によれば,前記箱
形をなす車載部品が,シートカウル内の車体フレームに
支持したステーに取付けられるので,該車載部品をシー
トカウル内の車体フレームにより強固に且つ体裁良く支
持することができる。
【0028】また特に請求項3の発明によれば,駆動源
が電動モータであるので,排気マフラ省略に伴う発生す
るデッドスペースを,箱形をなす車載部品の取付スペー
スとして有効に活用できて,該車載部品の配設が一層容
易となり,また排気マフラの省略にも拘わらず後輪左右
の重量バランスを極力良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるスクータ型車両の全
体側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】モータの制御系を示す回路図
【図4】ポテンショメータの構造を示すアクセルグリッ
プの縦断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】収納部を示す車体右側面図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明の第2実施例の収納部を示す車体右側面
【図10】図9の10−10線断面図
【符号の説明】3 ……後部カバー(シートカウル) F………車体フレーム M………電動モータ(駆動源) P………パワーユニット(リヤフォーク) Wr……後輪1………ヘッドパイプ 8………シート 9………物品収納部 13……伝動ケース 15……ベルト式無段変速機(伝動機構) 81……ステー 82……収納部(箱型をなす車載部品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の一側面に沿って配設したリヤフォ
    ーク(P)に後輪(Wr)を片持ち支持したスクータ型
    車両において,前記後輪(Wr)のリヤフォーク(P)
    と反対側の側面に近接して物品の収納部(82)を設け
    たことを特徴とする,スクータ型車両。
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