JP2002036692A - 識別記号捺印器 - Google Patents

識別記号捺印器

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JP2002036692A
JP2002036692A JP2000227505A JP2000227505A JP2002036692A JP 2002036692 A JP2002036692 A JP 2002036692A JP 2000227505 A JP2000227505 A JP 2000227505A JP 2000227505 A JP2000227505 A JP 2000227505A JP 2002036692 A JP2002036692 A JP 2002036692A
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Japan
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line
stamp
character
stamping
stamps
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Pending
Application number
JP2000227505A
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English (en)
Inventor
Bungo Yokoo
文吾 横尾
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0061Accessories, details or auxiliary operations not otherwise provided for
    • B29D2030/0066Tyre quality control during manufacturing

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い識別効果を維持しながら、より多くの種
類の識別を行うことができる。 【解決手段】 円板状の回転基体2と、その外周面に交
換自在に取り付く複数の捺印スタンプ3とを具え、該複
数の捺印スタンプ3は、文字K1を捺印する文字捺印ス
タンプ13と、長さ方向にのびるラインK2を捺印する
ライン捺印スタンプ14とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状のゴム部材の
表面上を転動することにより、このゴム部材の表面に識
別記号を捺印する識別記号捺印器に関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤでは、トレッド部、サイ
ドウォール部、ビード部などタイヤの部位に応じた種々
の品種のゴム部材が使用されており、又同一部位のゴム
部材においても、タイヤサイズ等によって種類が異なる
場合が多い。特にトレッドゴムでは、タイヤのカテゴ
リ、サイズ、トレッドパターン、仕向け地等によって
も、ゴム組成、断面形状、サイズ等が相違するなどその
種類は多岐に亘っている。
【0003】従って、トレッドゴムGtでは、図6に示
すように、ゴム押出機等によって押出し成形された後、
その表面に、タイヤコード番号や押出しロット番号等の
情報を、スタンプ捺印手段aによって捺印される数字、
漢字、アルファベットなどの文字列bにより付与してい
る。又このような文字列は、加硫後にはトレッドパター
ンによって判読できなくなってしまい、加硫後の完成タ
イヤをデリバリーする際の、特に類似タイヤの誤入庫や
誤出荷の恐れを招く。従って、これを防止するため、ト
レッドパターンの形成によっても判読できるように、イ
ンクスプレー手段cによって色分したカラーラインdを
さらに形成し、識別性を高めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な従来
のものでは、スタンプ捺印手段a以外にインクスプレー
手段cが別途必要であるため、装置が大型化するととも
に構造の複雑化を招く。又インクスプレー手段cにおけ
るインクの色替えに手間を要するとともに、色の種類に
限度があるため、多くの種類を識別させることができな
いという問題がある。
【0005】そこで本発明は、前記スタンプ捺印手段自
体にライン形成機能を付加することを基本として、この
ラインの形成位置、線の種類、および形状などを違える
ことにより、高い識別効果を維持しながら、より多くの
種類の識別を行うことができ、しかもインクスプレー手
段を不要とすることにより、装置の小型化、構造の簡易
化、及び作業能率の向上を達成しうる識別記号捺印器の
提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、帯状のゴム部材の表面上を
長さ方向に転動することにより、このゴム部材の表面に
識別記号を捺印する識別記号捺印器であって、転動自在
に枢支される円板状の回転基体と、その外周面に交換自
在に取り付く複数の捺印スタンプとを具えるとともに、
該複数の捺印スタンプは、文字を捺印する文字捺印部を
外面に突設した文字捺印スタンプと、前記長さ方向にの
びるラインを捺印するライン捺印部を外面に突設したラ
イン捺印スタンプとからなることを特徴としている。
【0007】また請求項2の発明では、前記ラインは、
ライン全長に亘って連続してのびる実線、または途切れ
部を有してのびる途切れ線であることを特徴としてい
る。
【0008】また請求項3の発明では、前記回転基体
は、その軸芯方向に横移動しうることを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1(A)は、本発明の識別
記号捺印器1の側面図、図1(B)はそれによって識別
記号が捺印されたゴム部材の平面図である。
【0010】図1において、識別記号捺印器1は、転動
自在に枢支される円板状の回転基体2と、その外周面に
交換自在に取り付く複数の捺印スタンプ3とを具え、帯
状のゴム部材Gの表面上を長さ方向に転動することによ
り、このゴム部材Gの表面に、数字、漢字、アルファベ
ットなどの文字K1と、前記長さ方向にのびるラインK
2とからなる識別記号Kを捺印する。
【0011】なお同図には、前記帯状のゴム部材Gがタ
イヤのトレッドゴムGtである場合を例示しており、こ
のトレッドゴムGtは、ゴム押出機等によって押出し成
形された後、ベルトコンベヤなどの搬送コンベヤ4(図
3に示す)での搬送途上で捺印される。
【0012】又前記回転基体2は、図2に示すように、
支軸5に転動自在に枢支される円板状の基体本体6を有
し、その外周面には、前記捺印スタンプ3を交換自在
(着脱自在)に保持する保持溝7が周方向に連続して凹
設される。
【0013】又回転基体2には、略J字状に折曲がる係
止ピン9と、コイルバネ状のバネ体10とからなり、前
記保持した捺印スタンプ3を、夫々、取外し自在に係止
する係止具11が付設される。なお、前記基体本体6に
は、本例では、この基体本体6を貫通して軸心方向にの
びるとともに半径方向内外で一対をなす内外のピン受け
孔12i、12oを設けている。なお外のピン受け孔1
2oは、前記保持溝7を横切ってのびるのに対して、内
のピン受け孔12iは前記保持溝7の底面より半径方向
内方に配される。
【0014】前記係止ピン9は、前記内のピン受け孔1
2iに摺動自在に保持される主軸部9Aと、この主軸部
9Aに折返し部を介して連なるとともに前記対をなす前
記外のピン受け孔12oに摺動自在に挿通されるフック
部9Bとを具える。又バネ体10は、前記主軸部9Aの
頭部と基体本体6との間に介在し、前記フック部9Bを
保持溝7から抜け止めする向きFに付勢する。従って、
例えばバネ体10に対向してフック部9Bを保持溝7か
ら引き出すことにより、前記捺印スタンプ3の取付け取
外しを行いうる。
【0015】次に、前記捺印スタンプ3は、前記文字K
1を捺印する文字捺印部13Aを外面に突設した文字捺
印スタンプ13と、前記ラインK2を捺印するライン捺
印部14Aを外面に突設したライン捺印スタンプ14と
から構成される。
【0016】前記文字捺印スタンプ13は、前記基体本
体6の外周面に着座するスタンプ主部15を具え、その
内面に、前記保持溝7に嵌入保持される嵌入片16を突
出している。なお該嵌入片16には、前記係止ピン9の
フック部9Bが挿通する係止孔16Aを穿設する。
【0017】またスタンプ主部15の外面に設ける前記
文字捺印部13Aには、本例では、文字K1の一字分が
形成される場合が例示されており、選択された複数個
(本例では5個)の文字捺印スタンプ13を組合わせる
ことにより、タイヤコード番号や押出しロット番号等の
情報をなす種々の文字列を形成することができる。な
お、当然ではあるが、一つの文字捺印スタンプ13に、
二文字以上の文字列の文字捺印部13Aを形成しても良
い。
【0018】又前記ライン捺印スタンプ14は、前記文
字捺印スタンプ13と略同構成であり、スタンプ主部1
9の内面に、係止孔20Aを有する嵌入片20を突設す
るとともに、その外面にはライン捺印部14Aを形成し
ている。
【0019】ここで、前記文字捺印スタンプ13と相違
する点は、前記ライン捺印スタンプ14によってなるラ
インK2が、前記文字K1より明らかに長寸であること
であり、好ましくは、トレッドパターンの形成によって
も識別しうるように、ラインK2の長さL2が文字K1
の長さL1の2倍以上、さらには3倍以上とするのが良
い。特に、従来のカラーラインd(図6に示す)と同程
度の優れた識別効果を確保するために、本例の如く、ラ
インK2の前記長さL2を、文字列の長さL3以上とす
るのが望ましい。又このラインK2の長さL2に応じ
て、前記ライン捺印スタンプ14のサイズも周方向に長
寸化する。
【0020】そして、このような構造を採用することに
より、従来のカラーラインdの色替えに代わり、前記ラ
インK2の形成位置、線の種類、及び形状などの相違に
よる多種類のトレッドゴムGtの識別が可能となる。
【0021】ここで、ラインK2の形成位置を違える場
合として、例えば図4(A)〜(D)に示す如く、ライ
ンK2が識別記号Kの中央側、上縁側、下縁側、および
上下縁側に配される如く、ライン捺印部14Aの形成位
置を違えた4種類のライン捺印スタンプ14を準備す
る。これによって、同図の如く4種類のトレッドゴムG
tを識別できる。なお上縁側および下縁側のラインK2
( 図4( B) 、(C))は、一つのライン捺印スタンプ1
4を用い、その取付けの向きを違えることにより、区別
しても良い。
【0022】又前記ラインK2の線の種類を違える場合
として、ライン全長に亘って連続してのびる実線(図4
に示す)、及び、図5(A)、(B)に示す如く、ライ
ン全長に亘って途切れ部を有してのびる途切れ線が好適
に採用できる。なお、途切れ線としては、破線(点線を
含む)、および各種鎖線(一点鎖線や二点差線などを含
む)が採用できる。
【0023】又前記ラインK2の形状を違える場合とし
て、直線、波線、或いはジグザグ線などが好適に採用し
うる。
【0024】このように、ラインK2の形成位置、線の
種類、及び形状を違えることにより、色替えに比してよ
り多くの種類の識別を明確に行うことができる。又ライ
ン捺印スタンプ14の交換も、前記文字捺印スタンプ1
3と同様、ワンタッチで行い得るため、切替え作業の効
率を高めることができ、又装置全体の小型化、構造の簡
易化に貢献できる。
【0025】なお、識別する手段として他に、図5
(C)、(D)に例示するように、識別記号Kの全体
を、トレッドゴムGtの巾方向に、例えば上縁側、中
央、下縁側へとシフトさせて捺印することもできる。そ
のために、本例では、図3に示すように、前記回転基体
2を、その軸芯方向に横移動可能に移動手段30を介し
て保持している。この移動手段30は、本例では、前記
支軸5を摺動自在に支持するフレーム31に、前記支軸
5と平行にのびかつ一端に操作用のハンドル32Aを設
けたネジ軸32を枢着している。又支軸5には、このネ
ジ軸32に螺合するナット部33を膨設している。従っ
て、ハンドル32Aによるネジ軸32の回転操作により
前記回転基体2を、巾方向の自在な位置に移動しうる。
【0026】なお本例では、識別記号捺印器1は、前記
トレッドゴムGtの搬送に伴って従属的に転動するが、
トレッドゴムGtの搬送速度と同期させて、モータ駆動
することもできる。
【0027】又識別記号捺印器1には、図1(A)に示
すように、捺印スタンプ3に塗料を供給する塗料塗布ロ
ーラ35を有する塗料供給具36が付設される。このと
き、本例では、塗料の色を違えた2つ塗料供給具36
A、36Bを用い、回転基体2の位相に同調させて各塗
料塗布ローラ35A、35Bを、捺印スタンプ3に離接
手段(図示しない)によって離接移動させている。これ
により、前記ラインK2の色を、文字K1の色と相違さ
せている。
【0028】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0029】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
ラインの形成位置、線の種類、および形状などを違える
ことにより、高い識別効果を維持しながら、より多くの
種類の識別を行うことができる。しかも従来のインクス
プレー手段を不要とするため、装置の小型化、構造の簡
易化、及び作業能率の向上を達成しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の識別記号捺印器の一実施例
の側面図、(B)はそれによって識別記号が捺印された
ゴム部材の平面図である。
【図2】識別記号捺印器の主部を示す斜視図である。
【図3】移動手段の一例を示す線図である。
【図4】(A)〜(D)はラインの形成位置の違いを例
示する線図。
【図5】(A)、(B)はラインの線の種類、(C)、
(D)は識別記号全体の形成位置の違いを例示する線図
である。
【図6】従来技術を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 識別記号捺印器 2 回転基体 3 捺印スタンプ 13 文字捺印スタンプ 13A 文字捺印部 14 ライン捺印スタンプ 14A ライン捺印部 G ゴム部材 K 識別記号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状のゴム部材の表面上を長さ方向に転動
    することにより、このゴム部材の表面に識別記号を捺印
    する識別記号捺印器であって、 転動自在に枢支される円板状の回転基体と、その外周面
    に交換自在に取り付く複数の捺印スタンプとを具えると
    ともに、 該複数の捺印スタンプは、文字を捺印する文字捺印部を
    外面に突設した文字捺印スタンプと、前記長さ方向にの
    びるラインを捺印するライン捺印部を外面に突設したラ
    イン捺印スタンプとからなることを特徴とする識別記号
    捺印器。
  2. 【請求項2】前記ラインは、ライン全長に亘って連続し
    てのびる実線、または途切れ部を有してのびる途切れ線
    であることを特徴とする請求項1記載の識別記号捺印
    器。
  3. 【請求項3】前記回転基体は、その軸芯方向に横移動し
    うることを特徴とする請求項1または2記載の識別記号
    捺印器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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