JP2002036530A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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- JP2002036530A JP2002036530A JP2000223723A JP2000223723A JP2002036530A JP 2002036530 A JP2002036530 A JP 2002036530A JP 2000223723 A JP2000223723 A JP 2000223723A JP 2000223723 A JP2000223723 A JP 2000223723A JP 2002036530 A JP2002036530 A JP 2002036530A
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- ink jet
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/28—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing downwardly on flat surfaces, e.g. of books, drawings, boxes, envelopes, e.g. flat-bed ink-jet printers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/0009—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets control of the transport of the copy material
- B41J13/0045—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets control of the transport of the copy material concerning sheet refeed sections of automatic paper handling systems, e.g. intermediate stackers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/145—Arrangement thereof
Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙の搬送方向に直交する方向にノズルが並
んだヘッドを用いることで装置の小型化を実現するとと
もに、比較的高速で印字を行うことのできるインクジェ
ットプリンタを提供する。 【解決手段】 プリンタ２０は、用紙２６と所定の間隔
をあけて配置され、複数のインク吐出口２８が第１の方
向（ヘッド送り方向）に沿って並んだインクジェットヘ
ッド２２と、第１の方向に関して用紙両端近傍と接触
し、用紙２６を第１の方向と直交する第２の方向（紙往
復方向）に沿って移動させる一対の搬送ローラ３０、３
４とを有する。一対の搬送ローラ３０、３４により用紙
２６を第２の方向に沿って移動し、インクジェットヘッ
ド２２を第１の方向に移動する工程を繰り返すことによ
り画像を形成する。
んだヘッドを用いることで装置の小型化を実現するとと
もに、比較的高速で印字を行うことのできるインクジェ
ットプリンタを提供する。 【解決手段】 プリンタ２０は、用紙２６と所定の間隔
をあけて配置され、複数のインク吐出口２８が第１の方
向（ヘッド送り方向）に沿って並んだインクジェットヘ
ッド２２と、第１の方向に関して用紙両端近傍と接触
し、用紙２６を第１の方向と直交する第２の方向（紙往
復方向）に沿って移動させる一対の搬送ローラ３０、３
４とを有する。一対の搬送ローラ３０、３４により用紙
２６を第２の方向に沿って移動し、インクジェットヘッ
ド２２を第１の方向に移動する工程を繰り返すことによ
り画像を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対しイ
ンクを吐出することにより印字を行うインクジェットプ
リンタに関する。
ンクを吐出することにより印字を行うインクジェットプ
リンタに関する。
【０００２】
【発明の背景】従来、インクジェットプリンタとして、
複数のノズルを有したインクジェットヘッド（以下、ヘ
ッドという。）を、記録媒体（以下、用紙という。）に
対しノズルの配列方向と直交する方向に走査し、ノズル
の配列方向と平行な方向に用紙を所定のピッチだけ紙送
りしてさらにヘッドの走査を行うことを繰り返して画像
を形成するものが知られている。この構成を用いて高速
印字を行うためには、ノズル数を増やすことが考えられ
るが、その分ヘッドが長くなるので、ヘッドの移動に必
要なスペースが大きくなり、したがって装置が大型化す
るという問題が生じる。
複数のノズルを有したインクジェットヘッド（以下、ヘ
ッドという。）を、記録媒体（以下、用紙という。）に
対しノズルの配列方向と直交する方向に走査し、ノズル
の配列方向と平行な方向に用紙を所定のピッチだけ紙送
りしてさらにヘッドの走査を行うことを繰り返して画像
を形成するものが知られている。この構成を用いて高速
印字を行うためには、ノズル数を増やすことが考えられ
るが、その分ヘッドが長くなるので、ヘッドの移動に必
要なスペースが大きくなり、したがって装置が大型化す
るという問題が生じる。
【０００３】上記問題を回避するために、図１１に示す
ようなインクジェットプリンタが考えられる。このプリ
ンタ２は、ヘッド４と、ヘッド４のインク吐出面（下
面）と所定の間隔をあけて配置されたプラテン（支持部
材）６とを有する。また、用紙８の搬送方向に関してヘ
ッド４の上流側には、図示しない給紙トレイから搬送さ
れた用紙８をプラテン６上に送り込むための給紙ローラ
対１０が設けてある。さらに、用紙８の搬送方向に関し
てヘッド４の下流側には、図示しない排紙トレイに用紙
８を排紙するための排紙ローラ対１２が設けてある。こ
こで、用紙搬送方向とは、ヘッド４との対向領域への給
紙の方向あるいは該領域からの排紙の方向をいう。ヘッ
ド４の複数のノズル１４は、用紙８の搬送方向と直交す
る方向（図１１（ａ）の紙面垂直方向、図１１（ｂ）の
上下方向であり、以下、ヘッド送り方向という。）に所
定のピッチで並んでいる。
ようなインクジェットプリンタが考えられる。このプリ
ンタ２は、ヘッド４と、ヘッド４のインク吐出面（下
面）と所定の間隔をあけて配置されたプラテン（支持部
材）６とを有する。また、用紙８の搬送方向に関してヘ
ッド４の上流側には、図示しない給紙トレイから搬送さ
れた用紙８をプラテン６上に送り込むための給紙ローラ
対１０が設けてある。さらに、用紙８の搬送方向に関し
てヘッド４の下流側には、図示しない排紙トレイに用紙
８を排紙するための排紙ローラ対１２が設けてある。こ
こで、用紙搬送方向とは、ヘッド４との対向領域への給
紙の方向あるいは該領域からの排紙の方向をいう。ヘッ
ド４の複数のノズル１４は、用紙８の搬送方向と直交す
る方向（図１１（ａ）の紙面垂直方向、図１１（ｂ）の
上下方向であり、以下、ヘッド送り方向という。）に所
定のピッチで並んでいる。
【０００４】こうした構成によれば、まずヘッドを所定
の位置に配置した状態で、用紙をヘッド送り方向と直交
する紙往復方向に沿って移動し、その後ヘッドをヘッド
送り方向に所定のピッチだけ送り用紙を紙往復方向に沿
って移動する工程を繰り返して画像を形成する。このプ
リンタ２では、ノズル１４を増やしヘッド４を長くして
も、ヘッド４の移動範囲は変わらない。しかしながら、
他方で、用紙８を紙往復方向に移動させながらインクを
用紙８上に吐出させているので、インクが乾燥する前
に、用紙８を搬送する搬送ローラ（図では、給紙ローラ
対１０及び排紙ローラ１２の、用紙搬送路に関しヘッド
４と同じ側にあるローラ）がインクと接触して画像が乱
れる恐れがある。したがって、用紙８を移動するのにあ
る程度時間を置く必要があり、印字速度を上げることは
難しい。
の位置に配置した状態で、用紙をヘッド送り方向と直交
する紙往復方向に沿って移動し、その後ヘッドをヘッド
送り方向に所定のピッチだけ送り用紙を紙往復方向に沿
って移動する工程を繰り返して画像を形成する。このプ
リンタ２では、ノズル１４を増やしヘッド４を長くして
も、ヘッド４の移動範囲は変わらない。しかしながら、
他方で、用紙８を紙往復方向に移動させながらインクを
用紙８上に吐出させているので、インクが乾燥する前
に、用紙８を搬送する搬送ローラ（図では、給紙ローラ
対１０及び排紙ローラ１２の、用紙搬送路に関しヘッド
４と同じ側にあるローラ）がインクと接触して画像が乱
れる恐れがある。したがって、用紙８を移動するのにあ
る程度時間を置く必要があり、印字速度を上げることは
難しい。
【０００５】そこで、本発明は、用紙の搬送方向に直交
する方向にノズルが並んだヘッドを用いることで装置の
小型化を実現するとともに、比較的高速で印字を行うこ
とのできるインクジェットプリンタを提供することを目
的とする。
する方向にノズルが並んだヘッドを用いることで装置の
小型化を実現するとともに、比較的高速で印字を行うこ
とのできるインクジェットプリンタを提供することを目
的とする。
【０００６】
【発明の概要】上記目的を達成するために、請求項１に
係るインクジェットプリンタは、記録媒体と所定の間隔
をあけて配置され、複数のインク吐出口が第１の方向に
沿って並んだインクジェットヘッドと、第１の方向に関
して記録媒体両端近傍と接触し、記録媒体を第１の方向
と直交する第２の方向に沿って移動させる一対の搬送部
材とを有し、一対の搬送部材により記録媒体を第２の方
向に沿って移動し、インクジェットヘッドを第１の方向
に移動する工程を繰り返すことにより画像を形成するこ
とを特徴とするものである。
係るインクジェットプリンタは、記録媒体と所定の間隔
をあけて配置され、複数のインク吐出口が第１の方向に
沿って並んだインクジェットヘッドと、第１の方向に関
して記録媒体両端近傍と接触し、記録媒体を第１の方向
と直交する第２の方向に沿って移動させる一対の搬送部
材とを有し、一対の搬送部材により記録媒体を第２の方
向に沿って移動し、インクジェットヘッドを第１の方向
に移動する工程を繰り返すことにより画像を形成するこ
とを特徴とするものである。
【０００７】請求項２に係るインクジェットプリンタ
は、請求項１のインクジェットプリンタにおいて、イン
クジェットヘッドは、第１の方向に沿って並んだ吐出口
の列を複数有することを特徴とするものである。
は、請求項１のインクジェットプリンタにおいて、イン
クジェットヘッドは、第１の方向に沿って並んだ吐出口
の列を複数有することを特徴とするものである。
【０００８】請求項３に係るインクジェットプリンタ
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、上記一対の搬送部材の少なくとも一方は、ニップ部
を介して記録媒体を搬送する一対のローラであることを
特徴とするものである。
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、上記一対の搬送部材の少なくとも一方は、ニップ部
を介して記録媒体を搬送する一対のローラであることを
特徴とするものである。
【０００９】請求項４に係るインクジェットプリンタ
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、上記一対の搬送部材の少なくとも一方は、第２の方
向に関しインクジェットヘッドの両側近傍に配置され
た、ニップ部を介して記録媒体を搬送する第１及び第２
のローラ対からなり、第１及び第２のローラ対は、同一
の記録媒体搬送速度を有するように駆動連結されること
を特徴とするものである。
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、上記一対の搬送部材の少なくとも一方は、第２の方
向に関しインクジェットヘッドの両側近傍に配置され
た、ニップ部を介して記録媒体を搬送する第１及び第２
のローラ対からなり、第１及び第２のローラ対は、同一
の記録媒体搬送速度を有するように駆動連結されること
を特徴とするものである。
【００１０】請求項５に係るインクジェットプリンタ
は、請求項４のインクジェットプリンタにおいて、上記
第１及び第２のローラ対は、記録媒体の搬送路に関して
同一側に位置する第１のローラ対のローラ及び第２のロ
ーラ対のローラの外周面に巻回されたベルトを介して駆
動連結されることを特徴とするものである。
は、請求項４のインクジェットプリンタにおいて、上記
第１及び第２のローラ対は、記録媒体の搬送路に関して
同一側に位置する第１のローラ対のローラ及び第２のロ
ーラ対のローラの外周面に巻回されたベルトを介して駆
動連結されることを特徴とするものである。
【００１１】請求項６に係るインクジェットプリンタ
は、請求項４のインクジェットプリンタにおいて、上記
第１及び第２のローラは、記録媒体の搬送路に関して同
一側に位置する第１のローラ対のローラ及び第２のロー
ラ対のローラの外周面に接触する一つ又はそれ以上の中
間ローラを介して駆動連結されることを特徴とするもの
である。
は、請求項４のインクジェットプリンタにおいて、上記
第１及び第２のローラは、記録媒体の搬送路に関して同
一側に位置する第１のローラ対のローラ及び第２のロー
ラ対のローラの外周面に接触する一つ又はそれ以上の中
間ローラを介して駆動連結されることを特徴とするもの
である。
【００１２】請求項７に係るインクジェットプリンタ
は、請求項４のインクジェットプリンタにおいて、イン
クジェットヘッドと所定の間隔をあけて、第２の方向に
関して少なくとも上記第１及び第２のローラ対の間に配
置され、インクジェットヘッドに対向する記録媒体部分
を支持する支持部材をさらに有し、第１及び第２のロー
ラ対は、記録媒体の搬送路に関してインクジェットヘッ
ドと同じ側に位置する第１のローラ対のローラ及び第２
のローラ対のローラの中心間の距離が、記録媒体の搬送
路に関して支持部材と同じ側に位置する第１のローラ対
のローラ及び第２のローラ対のローラの中心間の距離よ
り小さくなるように配置されることを特徴とするもので
ある。
は、請求項４のインクジェットプリンタにおいて、イン
クジェットヘッドと所定の間隔をあけて、第２の方向に
関して少なくとも上記第１及び第２のローラ対の間に配
置され、インクジェットヘッドに対向する記録媒体部分
を支持する支持部材をさらに有し、第１及び第２のロー
ラ対は、記録媒体の搬送路に関してインクジェットヘッ
ドと同じ側に位置する第１のローラ対のローラ及び第２
のローラ対のローラの中心間の距離が、記録媒体の搬送
路に関して支持部材と同じ側に位置する第１のローラ対
のローラ及び第２のローラ対のローラの中心間の距離よ
り小さくなるように配置されることを特徴とするもので
ある。
【００１３】請求項８に係るインクジェットプリンタ
は、請求項７のインクジェットプリンタにおいて、上記
支持部材は、インクジェットヘッドから離れる方向に凸
状をなす所定の曲率半径を有する部材であることを特徴
とするものである。
は、請求項７のインクジェットプリンタにおいて、上記
支持部材は、インクジェットヘッドから離れる方向に凸
状をなす所定の曲率半径を有する部材であることを特徴
とするものである。
【００１４】請求項９に係るインクジェットプリンタ
は、請求項８のインクジェットプリンタにおいて、イン
クジェットヘッドの複数のインク吐出口は、該吐出口に
対向する支持部材の表面との間隔が略一様になるように
形成されることを特徴とするものである。
は、請求項８のインクジェットプリンタにおいて、イン
クジェットヘッドの複数のインク吐出口は、該吐出口に
対向する支持部材の表面との間隔が略一様になるように
形成されることを特徴とするものである。
【００１５】請求項１０に係るインクジェットプリンタ
は、請求項７のインクジェットプリンタにおいて、上記
支持部材は、第２の方向に関して上記第１及び第２のロ
ーラ対の間に配置された部分が、インクジェットヘッド
の複数のインク吐出口と略一様の間隔を有する水平面を
有するように構成されることを特徴とするものである。
は、請求項７のインクジェットプリンタにおいて、上記
支持部材は、第２の方向に関して上記第１及び第２のロ
ーラ対の間に配置された部分が、インクジェットヘッド
の複数のインク吐出口と略一様の間隔を有する水平面を
有するように構成されることを特徴とするものである。
【００１６】請求項１１に係るインクジェットプリンタ
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、インクジェットヘッドは、記録媒体の第１の方向に
関する記録領域の全幅より小さい幅にわたって、複数の
インク吐出口を備えたシリアル型インクジェットヘッド
であることを特徴とするものである。
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、インクジェットヘッドは、記録媒体の第１の方向に
関する記録領域の全幅より小さい幅にわたって、複数の
インク吐出口を備えたシリアル型インクジェットヘッド
であることを特徴とするものである。
【００１７】請求項１２に係るインクジェットプリンタ
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、上記インクジェットヘッドは、記録媒体の第１の方
向に関する記録領域の全幅にわたって、複数のインク吐
出口を備えるライン型インクジェットヘッドであること
を特徴とするものである。
は、請求項１又は２のインクジェットプリンタにおい
て、上記インクジェットヘッドは、記録媒体の第１の方
向に関する記録領域の全幅にわたって、複数のインク吐
出口を備えるライン型インクジェットヘッドであること
を特徴とするものである。
【００１８】請求項１３に係るインクジェットプリンタ
は、請求項１１又は１２のインクジェットプリンタにお
いて、複数のインク吐出口の配置密度が、記録媒体の第
１の方向に関する画像解像度より小さいことを特徴とす
るものである。
は、請求項１１又は１２のインクジェットプリンタにお
いて、複数のインク吐出口の配置密度が、記録媒体の第
１の方向に関する画像解像度より小さいことを特徴とす
るものである。
【００１９】請求項１４に係るインクジェットプリンタ
は、記録媒体と所定の間隔をあけて配置されたインクジ
ェットヘッドと、第１の方向に関して記録媒体両端近傍
と接触し、インクジェットヘッドと対向する記録媒体を
第１の方向と直交する第２の方向に沿って移動させる一
対の搬送部材とを有することを特徴とする。
は、記録媒体と所定の間隔をあけて配置されたインクジ
ェットヘッドと、第１の方向に関して記録媒体両端近傍
と接触し、インクジェットヘッドと対向する記録媒体を
第１の方向と直交する第２の方向に沿って移動させる一
対の搬送部材とを有することを特徴とする。
【００２０】請求項１５に係るインクジェットプリンタ
は、記録媒体と所定の間隔をあけて配置され、複数のイ
ンク吐出口が第２の方向に沿って並んだインクジェット
ヘッドと、第２の方向と直交する第１の方向に関して記
録媒体両端近傍と接触し、記録媒体を第２の方向に沿っ
て移動させる一対の搬送部材とを有し、インクジェット
ヘッドを記録媒体に対し第１の方向に走査し、一対の搬
送部材により第２の方向に記録媒体を紙送りする工程を
繰り返すことにより画像を形成することを特徴とするも
のである。
は、記録媒体と所定の間隔をあけて配置され、複数のイ
ンク吐出口が第２の方向に沿って並んだインクジェット
ヘッドと、第２の方向と直交する第１の方向に関して記
録媒体両端近傍と接触し、記録媒体を第２の方向に沿っ
て移動させる一対の搬送部材とを有し、インクジェット
ヘッドを記録媒体に対し第１の方向に走査し、一対の搬
送部材により第２の方向に記録媒体を紙送りする工程を
繰り返すことにより画像を形成することを特徴とするも
のである。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態を説明する。以下の説明では、イエロ
ー（Ｙ）、シアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、ブラック
（Ｋ）の４つのノズル列を、用紙のヘッド送り方向に関
する記録領域の全幅にわたって備えるライン型のインク
ジェットヘッドが用いられているが、少なくとも１つの
ノズル列を有するインクジェットヘッド、あるいは、用
紙のヘッド送り方向に関する記録領域の全幅より小さい
幅にわたってノズルを備えるシリアル型のインクジェッ
トヘッドを組み込んだインクジェットプリンタも、本発
明の範囲に含まれる。
の好適な実施形態を説明する。以下の説明では、イエロ
ー（Ｙ）、シアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、ブラック
（Ｋ）の４つのノズル列を、用紙のヘッド送り方向に関
する記録領域の全幅にわたって備えるライン型のインク
ジェットヘッドが用いられているが、少なくとも１つの
ノズル列を有するインクジェットヘッド、あるいは、用
紙のヘッド送り方向に関する記録領域の全幅より小さい
幅にわたってノズルを備えるシリアル型のインクジェッ
トヘッドを組み込んだインクジェットプリンタも、本発
明の範囲に含まれる。
【００２２】（第１の実施形態）図１は、本発明に係る
インクジェットプリンタの第１の実施形態を概略的に示
したものである。このプリンタ２０は、インクジェット
ヘッド２２と、該ヘッド２２の下側に配置された板状の
支持部材２４とを有し、この支持部材２４は、用紙２６
とインク吐出面との距離が略一定になるように用紙２６
を支持する。また、ヘッド２２は、４つのノズル列を有
するライン型のヘッドであり、各ノズル列は、用紙２６
の搬送方向と直交する方向（ヘッド送り方向）に沿って
所定のピッチ（例えば印字密度（ノズル密度）が１２０
ｄｐｉ）で並んだノズル２８（２８Ｋ，２８Ｍ，２８
Ｃ，２８Ｙ）を有する。図に示す例では、ノズル列は、
用紙搬送方向に沿って、ブラック、マゼンタ、シアン、
イエローの順に配置されている。
インクジェットプリンタの第１の実施形態を概略的に示
したものである。このプリンタ２０は、インクジェット
ヘッド２２と、該ヘッド２２の下側に配置された板状の
支持部材２４とを有し、この支持部材２４は、用紙２６
とインク吐出面との距離が略一定になるように用紙２６
を支持する。また、ヘッド２２は、４つのノズル列を有
するライン型のヘッドであり、各ノズル列は、用紙２６
の搬送方向と直交する方向（ヘッド送り方向）に沿って
所定のピッチ（例えば印字密度（ノズル密度）が１２０
ｄｐｉ）で並んだノズル２８（２８Ｋ，２８Ｍ，２８
Ｃ，２８Ｙ）を有する。図に示す例では、ノズル列は、
用紙搬送方向に沿って、ブラック、マゼンタ、シアン、
イエローの順に配置されている。
【００２３】ヘッド２２は、図示しない走査機構により
ヘッド送り方向に沿って所定のピッチで移動できるよう
になっている。
ヘッド送り方向に沿って所定のピッチで移動できるよう
になっている。
【００２４】支持部材２４は、ヘッド２２の長手方向
（ヘッド送り方向）に関する一端側において、用紙搬送
方向に伸びた垂直壁２４ａを有し、用紙２６は、この壁
２４ａに当接してヘッド送り方向に関して位置決めされ
た状態で支持部材２４上を移動するようにしてある。支
持部材２４は、ヘッド送り方向に関して垂直壁２４ａと
ヘッド２２との間に貫通孔２４ｂを有する。この貫通孔
２４ｂを挟んで支持部材２４の上側及び下側にそれぞ
れ、搬送ローラ３０、３２が互いに当接して配置されて
いる。更に詳しくは、搬送ローラ３０、３２のニップ部
（接触部）が支持部材２４の上面と同一平面上に位置し
ている。また、下側の搬送ローラ３２は、正逆回転可能
なモータ（図示しない）に駆動連結されており、上側の
搬送ローラ３０は、下側の搬送ローラ３２の回転に従動
して回転するようになっている。ヘッド２２の長手方向
（ヘッド送り方向、第１の方向）に関する他端側には、
別の搬送ローラ３４が、支持部材２４の上面と接触して
設けてあり、このローラ３４は、支持部材２４と搬送ロ
ーラ３４との接触部に挟まれた用紙２６の移動とともに
回転するようにしてある。搬送ローラ３４はまた、支持
部材２４と搬送ローラ３４の接触部と、搬送ローラ３
０、３２の接触部とを結ぶ線がヘッド送り方向に平行と
なるように配置されている。
（ヘッド送り方向）に関する一端側において、用紙搬送
方向に伸びた垂直壁２４ａを有し、用紙２６は、この壁
２４ａに当接してヘッド送り方向に関して位置決めされ
た状態で支持部材２４上を移動するようにしてある。支
持部材２４は、ヘッド送り方向に関して垂直壁２４ａと
ヘッド２２との間に貫通孔２４ｂを有する。この貫通孔
２４ｂを挟んで支持部材２４の上側及び下側にそれぞ
れ、搬送ローラ３０、３２が互いに当接して配置されて
いる。更に詳しくは、搬送ローラ３０、３２のニップ部
（接触部）が支持部材２４の上面と同一平面上に位置し
ている。また、下側の搬送ローラ３２は、正逆回転可能
なモータ（図示しない）に駆動連結されており、上側の
搬送ローラ３０は、下側の搬送ローラ３２の回転に従動
して回転するようになっている。ヘッド２２の長手方向
（ヘッド送り方向、第１の方向）に関する他端側には、
別の搬送ローラ３４が、支持部材２４の上面と接触して
設けてあり、このローラ３４は、支持部材２４と搬送ロ
ーラ３４との接触部に挟まれた用紙２６の移動とともに
回転するようにしてある。搬送ローラ３４はまた、支持
部材２４と搬送ローラ３４の接触部と、搬送ローラ３
０、３２の接触部とを結ぶ線がヘッド送り方向に平行と
なるように配置されている。
【００２５】これらの構成によれば、用紙２６は、その
両端部がそれぞれ搬送ローラ３０、３２の接触部と、搬
送ローラ３４と支持部材２４との接触部とに挟まれた状
態で、搬送ローラ３２に駆動連結したモータの正逆回転
により、ヘッド送り方向に直交する紙往復方向（第２の
方向）に沿って往復移動できる。
両端部がそれぞれ搬送ローラ３０、３２の接触部と、搬
送ローラ３４と支持部材２４との接触部とに挟まれた状
態で、搬送ローラ３２に駆動連結したモータの正逆回転
により、ヘッド送り方向に直交する紙往復方向（第２の
方向）に沿って往復移動できる。
【００２６】図２は、１２０ｄｐｉのピッチで並んだノ
ズル（この図では、簡略的に４つのノズル２８からなる
一つのノズル列とし、小円は、用紙４上に形成されたイ
ンクドットを示す。）を有するヘッド２２を用いて、解
像度７２０ｄｐｉのべた画像を印字する方法を示したも
のである。まず、図１（ｃ）に示すように、用紙４の先
端を搬送ローラ３０、３２の接触部及び搬送ローラ３４
と支持部材２４の接触部に当接させた後、用紙２６を紙
往復方向に沿って図面上側に移動し、各ノズル２８によ
り一列分を印字する［図２（ａ）］。続いて、ヘッド２
２を図１（ｃ）のヘッド送り方向に１画素分（約３５μ
m）移動させる。そこで、用紙２６を紙往復方向に沿っ
て下側に移動し、各ノズル２８により二列目を印字する
［図２（ｂ）］。このようにヘッド送り方向にヘッド２
２を１画素分ずらし用紙２６を移動する工程をさらに繰
り返すことにより、べた画像を作成する［図２
（ｃ）］。
ズル（この図では、簡略的に４つのノズル２８からなる
一つのノズル列とし、小円は、用紙４上に形成されたイ
ンクドットを示す。）を有するヘッド２２を用いて、解
像度７２０ｄｐｉのべた画像を印字する方法を示したも
のである。まず、図１（ｃ）に示すように、用紙４の先
端を搬送ローラ３０、３２の接触部及び搬送ローラ３４
と支持部材２４の接触部に当接させた後、用紙２６を紙
往復方向に沿って図面上側に移動し、各ノズル２８によ
り一列分を印字する［図２（ａ）］。続いて、ヘッド２
２を図１（ｃ）のヘッド送り方向に１画素分（約３５μ
m）移動させる。そこで、用紙２６を紙往復方向に沿っ
て下側に移動し、各ノズル２８により二列目を印字する
［図２（ｂ）］。このようにヘッド送り方向にヘッド２
２を１画素分ずらし用紙２６を移動する工程をさらに繰
り返すことにより、べた画像を作成する［図２
（ｃ）］。
【００２７】本実施形態において、用紙４の往復移動さ
せる搬送部材を、記録領域（画像形成可能領域）外であ
る用紙４の両端近傍に設けることにより、高速印字を行
ってもインクが搬送部材に接触することがなく、良好な
画像を得ることができる。
せる搬送部材を、記録領域（画像形成可能領域）外であ
る用紙４の両端近傍に設けることにより、高速印字を行
ってもインクが搬送部材に接触することがなく、良好な
画像を得ることができる。
【００２８】（第２の実施形態）図３は、本発明に係る
インクジェットプリンタの第２の実施形態を示す。この
プリンタ３８では、ヘッド２２のヘッド送り方向に関す
る両側に配置される、用紙２６を往復移動するための搬
送機構は、用紙２６の搬送方向に関してヘッド２２の下
流側及び上流側にそれぞれ配置された、搬送ローラ群３
０Ａ，３２Ａ，３４Ａ及び搬送ローラ群３０Ｂ，３２
Ｂ，３４Ｂを有する。下側の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂ
のいずれかは、正逆回転可能なモータ（図示しない）に
駆動連結されている。下側の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂ
にはベルト４０が巻回されており、搬送ローラ３０Ａと
３０Ｂは、支持部材２４’に設けた貫通孔２４ｂ’を介
してベルト４０と当接し、これにより、ヘッド２２の上
流側と下流側とで用紙搬送速度が同一となるようにして
ある。
インクジェットプリンタの第２の実施形態を示す。この
プリンタ３８では、ヘッド２２のヘッド送り方向に関す
る両側に配置される、用紙２６を往復移動するための搬
送機構は、用紙２６の搬送方向に関してヘッド２２の下
流側及び上流側にそれぞれ配置された、搬送ローラ群３
０Ａ，３２Ａ，３４Ａ及び搬送ローラ群３０Ｂ，３２
Ｂ，３４Ｂを有する。下側の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂ
のいずれかは、正逆回転可能なモータ（図示しない）に
駆動連結されている。下側の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂ
にはベルト４０が巻回されており、搬送ローラ３０Ａと
３０Ｂは、支持部材２４’に設けた貫通孔２４ｂ’を介
してベルト４０と当接し、これにより、ヘッド２２の上
流側と下流側とで用紙搬送速度が同一となるようにして
ある。
【００２９】これらの構成によれば、用紙２６は、その
両端部がそれぞれ搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂとベルト４
０との接触部と、搬送ローラ３４Ａ，３４Ｂと支持部材
２４’との接触部とに挟まれた状態で、搬送ローラ３２
Ａ，３２Ｂのいずれかに駆動連結したモータの正逆回転
により、紙往復方向に沿って往復移動できる。
両端部がそれぞれ搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂとベルト４
０との接触部と、搬送ローラ３４Ａ，３４Ｂと支持部材
２４’との接触部とに挟まれた状態で、搬送ローラ３２
Ａ，３２Ｂのいずれかに駆動連結したモータの正逆回転
により、紙往復方向に沿って往復移動できる。
【００３０】ところで、図１に示すプリンタ２０では、
印字は、用紙２６の先端が、搬送ローラ３０、３２の接
触部と、搬送ローラ３４と支持部材２４の接触部とに当
接してから行われる。したがって、図４（ａ）に示すよ
うに、用紙２６の先端に余白を設ける必要が生じる（同
様に、用紙２６の後端も余白を設ける必要がある。）。
これに対し、本実施形態では、用紙２６の先端がヘッド
２２上流側の搬送ローラ３０Ｂ、３２Ｂの接触部と、搬
送ローラ３４Ｂと支持部材２４’との接触部とに当接し
てから印字が行われる。したがって、図４（ｂ）に示す
ように、用紙２６の先端が上記接触部に当接した状態
で、まだ、ノズル２８の下側に用紙２６が位置しないよ
うにすることができる。この場合、用紙２６の先端に余
白を設ける必要がない（同様に、用紙２６の後端も余白
を設ける必要がない。）。
印字は、用紙２６の先端が、搬送ローラ３０、３２の接
触部と、搬送ローラ３４と支持部材２４の接触部とに当
接してから行われる。したがって、図４（ａ）に示すよ
うに、用紙２６の先端に余白を設ける必要が生じる（同
様に、用紙２６の後端も余白を設ける必要がある。）。
これに対し、本実施形態では、用紙２６の先端がヘッド
２２上流側の搬送ローラ３０Ｂ、３２Ｂの接触部と、搬
送ローラ３４Ｂと支持部材２４’との接触部とに当接し
てから印字が行われる。したがって、図４（ｂ）に示す
ように、用紙２６の先端が上記接触部に当接した状態
で、まだ、ノズル２８の下側に用紙２６が位置しないよ
うにすることができる。この場合、用紙２６の先端に余
白を設ける必要がない（同様に、用紙２６の後端も余白
を設ける必要がない。）。
【００３１】（第３の実施形態）図５は、本発明に係る
インクジェットプリンタの第３の実施形態を示す。この
プリンタ４２では、下側の搬送ローラ３２Ａと３２Ｂ
を、搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂの外周面と当接する一つ
又はそれ以上の中間ローラ４４を介して駆動連結し（す
なわち、中間ローラ４４と搬送ローラ３２Ａとの接触
部、及び、中間ローラ４４と搬送ローラ３２Ｂとの接触
部での摩擦力を介して動力が伝達する。）、これによ
り、ヘッド２２の上流側と下流側とで用紙搬送速度が同
一となるようにしてある。
インクジェットプリンタの第３の実施形態を示す。この
プリンタ４２では、下側の搬送ローラ３２Ａと３２Ｂ
を、搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂの外周面と当接する一つ
又はそれ以上の中間ローラ４４を介して駆動連結し（す
なわち、中間ローラ４４と搬送ローラ３２Ａとの接触
部、及び、中間ローラ４４と搬送ローラ３２Ｂとの接触
部での摩擦力を介して動力が伝達する。）、これによ
り、ヘッド２２の上流側と下流側とで用紙搬送速度が同
一となるようにしてある。
【００３２】（第４の実施形態）図６は、本発明に係る
インクジェットプリンタの第４の実施形態を示す。この
プリンタ４６では、用紙搬送方向に関してヘッド２２の
下流側及び上流側にそれぞれ設けられる搬送ローラ群３
０Ａ，３２Ａ，３４Ａ及び搬送ローラ群３０Ｂ，３２
Ｂ，３４Ｂは、ヘッド２２がヘッド送り方向に関する移
動の際に搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂ，３４Ａ，３４Ｂと
干渉しないように配置されている。更に詳しくは、下側
の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂにはベルト４８が巻回され
ており、このベルト４８は、下側の搬送ローラ３２Ａ，
３２Ｂの略中間に設けた一対の中間ローラ５０、５２に
より下に向けて湾曲し、これによりベルト４８が支持部
材２４”に接触しないようにしてある。また、ベルト４
８は、支持部材２４”に設けた貫通孔２４ｂ”、２４
ｂ'''を介して、上側の搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂとそ
れぞれ当接している。
インクジェットプリンタの第４の実施形態を示す。この
プリンタ４６では、用紙搬送方向に関してヘッド２２の
下流側及び上流側にそれぞれ設けられる搬送ローラ群３
０Ａ，３２Ａ，３４Ａ及び搬送ローラ群３０Ｂ，３２
Ｂ，３４Ｂは、ヘッド２２がヘッド送り方向に関する移
動の際に搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂ，３４Ａ，３４Ｂと
干渉しないように配置されている。更に詳しくは、下側
の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂにはベルト４８が巻回され
ており、このベルト４８は、下側の搬送ローラ３２Ａ，
３２Ｂの略中間に設けた一対の中間ローラ５０、５２に
より下に向けて湾曲し、これによりベルト４８が支持部
材２４”に接触しないようにしてある。また、ベルト４
８は、支持部材２４”に設けた貫通孔２４ｂ”、２４
ｂ'''を介して、上側の搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂとそ
れぞれ当接している。
【００３３】本実施形態では、搬送ローラ３０Ａ，３０
Ｂ，３４Ａ，３４Ｂは、ヘッド２２のヘッド送り方向へ
の移動の妨げにならないように配置しているので、、図
７に示すように、用紙２６の横余白（ヘッド送り方向に
関する両端部の余白）を、図４（ａ）に示す第１の実施
形態における横余白、及び、図４（ｂ）に示す第２の実
施形態における横余白より小さくできる。
Ｂ，３４Ａ，３４Ｂは、ヘッド２２のヘッド送り方向へ
の移動の妨げにならないように配置しているので、、図
７に示すように、用紙２６の横余白（ヘッド送り方向に
関する両端部の余白）を、図４（ａ）に示す第１の実施
形態における横余白、及び、図４（ｂ）に示す第２の実
施形態における横余白より小さくできる。
【００３４】また、本実施形態では、プリンタ４６が紙
幅の小さな用紙にも対応できるように、紙押えローラで
ある搬送ローラ３４Ａ，３４Ｂを、図６（ｃ）に示すよ
うに横方向（ヘッド送り方向と平行な方向）に移動可能
にするのが好適である。
幅の小さな用紙にも対応できるように、紙押えローラで
ある搬送ローラ３４Ａ，３４Ｂを、図６（ｃ）に示すよ
うに横方向（ヘッド送り方向と平行な方向）に移動可能
にするのが好適である。
【００３５】（第５の実施形態）図８は、本発明に係る
インクジェットプリンタの第５の実施形態を示す。この
プリンタ５４では、支持部材２４'''として、ヘッド２
２から離れる方向に凸状をなす所定の曲率半径を有する
部材を用い、上側の搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂの中心間
の距離を、下側の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂの中心間の
距離より小さくなるように配置したものである（すなわ
ち、図に示すように、上側の搬送ローラ３０Ｂと下側の
搬送ローラ３２Ｂの中心を結ぶ線と、該線と支持部材２
４'''の交点での支持部材２４'''の接線とのなす角θを
９０°より小さく設定する。）。
インクジェットプリンタの第５の実施形態を示す。この
プリンタ５４では、支持部材２４'''として、ヘッド２
２から離れる方向に凸状をなす所定の曲率半径を有する
部材を用い、上側の搬送ローラ３０Ａ，３０Ｂの中心間
の距離を、下側の搬送ローラ３２Ａ，３２Ｂの中心間の
距離より小さくなるように配置したものである（すなわ
ち、図に示すように、上側の搬送ローラ３０Ｂと下側の
搬送ローラ３２Ｂの中心を結ぶ線と、該線と支持部材２
４'''の交点での支持部材２４'''の接線とのなす角θを
９０°より小さく設定する。）。
【００３６】この構成によれば、上記実施形態に比べ
て、ヘッド２２に対向する用紙部分の支持部材２４'''
への密着性を上げることができ、その結果、ヘッド２２
のインク吐出面と用紙２６とのギャップを適正な値に保
つことができる。
て、ヘッド２２に対向する用紙部分の支持部材２４'''
への密着性を上げることができ、その結果、ヘッド２２
のインク吐出面と用紙２６とのギャップを適正な値に保
つことができる。
【００３７】図９（ａ），（ｂ）は、図８のプリンタの
変形例を示す。図９（ａ）のプリンタ５４’では、各色
のノズルの高さを、紙往復方向に沿って変えることによ
り、ノズルと用紙２６とのギャップが全ての色に関して
略同一となるようにしてある。また、図９（ｂ）のプリ
ンタ５４”では、ヘッド２２に対向する支持部材２
４''''の部分を平面とすることで、ノズルと用紙２６と
のギャップが全ての色に関して略同一となるようにして
ある。
変形例を示す。図９（ａ）のプリンタ５４’では、各色
のノズルの高さを、紙往復方向に沿って変えることによ
り、ノズルと用紙２６とのギャップが全ての色に関して
略同一となるようにしてある。また、図９（ｂ）のプリ
ンタ５４”では、ヘッド２２に対向する支持部材２
４''''の部分を平面とすることで、ノズルと用紙２６と
のギャップが全ての色に関して略同一となるようにして
ある。
【００３８】このように、支持部材と各色のノズルとの
ギャップを同じにすることで、各色間のインクの着弾位
置ばらつきを同程度にすることができる。
ギャップを同じにすることで、各色間のインクの着弾位
置ばらつきを同程度にすることができる。
【００３９】以上の説明は本発明の一実施形態に関する
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
用紙搬送方向（ヘッド２２との対向領域への給紙の方向
あるいは該領域からの排紙の方向）は、紙往復方向と平
行である必要はなく、これらの方向は、例えば互いに直
交してもよい。
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
用紙搬送方向（ヘッド２２との対向領域への給紙の方向
あるいは該領域からの排紙の方向）は、紙往復方向と平
行である必要はなく、これらの方向は、例えば互いに直
交してもよい。
【００４０】また、ノズル２８は、図１（ｃ）に示すよ
うに、ヘッド送り方向と同じ方向に一直線に並んでいる
必要はない。例えば、図１０（ａ）に示すように、ノズ
ル２８がヘッド送り方向と所定の角度をなす方向に一直
線に配列されてもよいし、あるいは、図１０（ｂ）に示
すように、複数のブロックに分割され、各ブロック毎
に、ノズル２８がヘッド送り方向と所定の角度をなす方
向に一直線に配列されるようにしてもよい。
うに、ヘッド送り方向と同じ方向に一直線に並んでいる
必要はない。例えば、図１０（ａ）に示すように、ノズ
ル２８がヘッド送り方向と所定の角度をなす方向に一直
線に配列されてもよいし、あるいは、図１０（ｂ）に示
すように、複数のブロックに分割され、各ブロック毎
に、ノズル２８がヘッド送り方向と所定の角度をなす方
向に一直線に配列されるようにしてもよい。
【００４１】なお、記録媒体の両端近傍に一対の搬送部
材を設ける本発明の構成は、記録媒体と所定の間隔をあ
けて配置され、複数のインク吐出口が紙送り方向に沿っ
て並んだインクジェットヘッドと、紙送り方向と直交す
るヘッド送り方向に関して記録媒体両端近傍と接触し、
記録媒体を紙送り方向に沿って移動させる一対の搬送部
材とを有し、インクジェットヘッドを記録媒体に対しヘ
ッド送り方向に走査し、一対の搬送部材により紙送り方
向に記録媒体を紙送りする工程を繰り返すことにより画
像を形成するインクジェットプリンタにも適用すること
ができる。
材を設ける本発明の構成は、記録媒体と所定の間隔をあ
けて配置され、複数のインク吐出口が紙送り方向に沿っ
て並んだインクジェットヘッドと、紙送り方向と直交す
るヘッド送り方向に関して記録媒体両端近傍と接触し、
記録媒体を紙送り方向に沿って移動させる一対の搬送部
材とを有し、インクジェットヘッドを記録媒体に対しヘ
ッド送り方向に走査し、一対の搬送部材により紙送り方
向に記録媒体を紙送りする工程を繰り返すことにより画
像を形成するインクジェットプリンタにも適用すること
ができる。
【００４２】
【発明の効果】本発明に係るインクジェットプリンタに
よれば、記録媒体を紙往復方向（第２の方向）に往復移
動する搬送部材を、紙往復方向と直交する方向（第１の
方向）に関する両端部近傍（記録領域外）のみに設けて
ある。その結果、記録媒体上のインクが乾燥する前に搬
送部材と接触する問題が生じることがなく、したがって
印字速度を上げることができる。
よれば、記録媒体を紙往復方向（第２の方向）に往復移
動する搬送部材を、紙往復方向と直交する方向（第１の
方向）に関する両端部近傍（記録領域外）のみに設けて
ある。その結果、記録媒体上のインクが乾燥する前に搬
送部材と接触する問題が生じることがなく、したがって
印字速度を上げることができる。
【図１】 （ａ）本発明に係るインクジェットプリンタ
の第１の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図１（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図１（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
の第１の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図１（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図１（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
【図２】 図１に示すインクジェットプリンタを用いた
画像作成の工程を示す簡略図。
画像作成の工程を示す簡略図。
【図３】 （ａ）本発明に係るインクジェットプリンタ
の第２の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図３（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図３（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
の第２の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図３（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図３（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
【図４】 （ａ）図１に示すインクジェットプリンタを
用いた場合の記録領域（画像形成可能領域）を示す図。
（ｂ）図３に示すインクジェットプリンタを用いた場合
の記録領域を示す図。
用いた場合の記録領域（画像形成可能領域）を示す図。
（ｂ）図３に示すインクジェットプリンタを用いた場合
の記録領域を示す図。
【図５】 （ａ）本発明に係るインクジェットプリンタ
の第３の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図５（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図５（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
の第３の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図５（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図５（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
【図６】 （ａ）本発明に係るインクジェットプリンタ
の第４の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図６（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図６（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
の第４の実施形態を示す側面図。（ｂ）給紙側から見た
図６（ａ）のインクジェットプリンタの側面図。（ｃ）
図６（ａ）のインクジェットプリンタの上面図。
【図７】 図６に示すインクジェットプリンタを用いた
場合の記録領域を示す図。
場合の記録領域を示す図。
【図８】 本発明に係るインクジェットプリンタの第５
の実施形態を示す側面図。
の実施形態を示す側面図。
【図９】 図８に示すインクジェットプリンタの変形例
を示す側面図。
を示す側面図。
【図１０】 インクジェットヘッドのノズル配列の別の
例を示す図。
例を示す図。
【図１１】 （ａ）用紙を紙往復方向に沿って移動しヘ
ッドをヘッド送り方向に所定のピッチだけ送る工程を繰
り返して画像を形成するインクジェットプリンタの一例
を示す側面図。（ｂ）図１１（ａ）のインクジェットプ
リンタの上面図。
ッドをヘッド送り方向に所定のピッチだけ送る工程を繰
り返して画像を形成するインクジェットプリンタの一例
を示す側面図。（ｂ）図１１（ａ）のインクジェットプ
リンタの上面図。
２０、３８、４２、４６、５４・・・インクジェットプ
リンタ ２２・・・インクジェットヘッド ２４・・・支持部材 ２６・・・用紙 ２８・・・ノズル（インク吐出口） ３０、３２、３４・・・搬送ローラ ４０・・・ベルト ４４・・・中間ローラ ４８・・・ベルト ５０、５２・・・中間ローラ
リンタ ２２・・・インクジェットヘッド ２４・・・支持部材 ２６・・・用紙 ２８・・・ノズル（インク吐出口） ３０、３２、３４・・・搬送ローラ ４０・・・ベルト ４４・・・中間ローラ ４８・・・ベルト ５０、５２・・・中間ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿川 訓弘 大阪府大阪市中央区安土町二丁目３番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Ｆターム(参考） 2C056 EA01 EC12 EC74 EC78 FA10 FA13 HA29 HA33 2C059 BB05 BB06 BB07 BB10 BB12 BB13 BB21 3F049 AA10 DA12 LA07 LB03
Claims (15)
- 【請求項１】 記録媒体と所定の間隔をあけて配置さ
れ、複数のインク吐出口が第１の方向に沿って並んだイ
ンクジェットヘッドと、 第１の方向に関して記録媒体両端近傍と接触し、記録媒
体を第１の方向と直交する第２の方向に沿って移動させ
る一対の搬送部材とを有し、 一対の搬送部材により記録媒体を第２の方向に沿って移
動し、インクジェットヘッドを第１の方向に移動する工
程を繰り返すことにより画像を形成するインクジェット
プリンタ。 - 【請求項２】 上記インクジェットヘッドは、第１の方
向に沿って並んだ吐出口の列を複数有することを特徴と
する請求項１のインクジェットプリンタ。 - 【請求項３】 上記一対の搬送部材の少なくとも一方
は、ニップ部を介して記録媒体を搬送する一対のローラ
であることを特徴とする請求項１又は２のインクジェッ
トプリンタ。 - 【請求項４】 上記一対の搬送部材の少なくとも一方
は、第２の方向に関しインクジェットヘッドの両側近傍
に配置された、ニップ部を介して記録媒体を搬送する第
１及び第２のローラ対からなり、 第１及び第２のローラ対は、同一の記録媒体搬送速度を
有するように駆動連結されることを特徴とする請求項１
又は２のインクジェットプリンタ。 - 【請求項５】 上記第１及び第２のローラ対は、記録媒
体の搬送路に関して同一側に位置する第１のローラ対の
ローラ及び第２のローラ対のローラの外周面に巻回され
たベルトを介して駆動連結されることを特徴とする請求
項４のインクジェットプリンタ。 - 【請求項６】 上記第１及び第２のローラは、記録媒体
の搬送路に関して同一側に位置する第１のローラ対のロ
ーラ及び第２のローラ対のローラの外周面に接触する一
つ又はそれ以上の中間ローラを介して駆動連結されるこ
とを特徴とする請求項４のインクジェットプリンタ。 - 【請求項７】 インクジェットヘッドと所定の間隔をあ
けて、第２の方向に関して少なくとも上記第１及び第２
のローラ対の間に配置され、インクジェットヘッドに対
向する記録媒体部分を支持する支持部材をさらに有し、 第１及び第２のローラ対は、記録媒体の搬送路に関して
インクジェットヘッドと同じ側に位置する第１のローラ
対のローラ及び第２のローラ対のローラの中心間の距離
が、記録媒体の搬送路に関して支持部材と同じ側に位置
する第１のローラ対のローラ及び第２のローラ対のロー
ラの中心間の距離より小さくなるように配置されること
を特徴とする請求項４のインクジェットプリンタ。 - 【請求項８】 上記支持部材は、インクジェットヘッド
から離れる方向に凸状をなす所定の曲率半径を有する部
材であることを特徴とする請求項７のインクジェットプ
リンタ。 - 【請求項９】 インクジェットヘッドの複数のインク吐
出口は、該吐出口に対向する支持部材の表面との間隔が
略一様になるように形成されることを特徴とする請求項
８のインクジェットプリンタ。 - 【請求項１０】 上記支持部材は、第２の方向に関して
上記第１及び第２のローラ対の間に配置された部分が、
インクジェットヘッドの複数のインク吐出口と略一様の
間隔を有する水平面を有するように構成されることを特
徴とする請求項７のインクジェットプリンタ。 - 【請求項１１】 上記インクジェットヘッドは、記録媒
体の第１の方向に関する記録領域の全幅より小さい幅に
わたって、複数のインク吐出口を備えたシリアル型イン
クジェットヘッドであることを特徴とする請求項１又は
２のインクジェットプリンタ。 - 【請求項１２】 上記インクジェットヘッドは、記録媒
体の第１の方向に関する記録領域の全幅にわたって、複
数のインク吐出口を備えるライン型インクジェットヘッ
ドであることを特徴とする請求項１又は２のインクジェ
ットプリンタ。 - 【請求項１３】 複数のインク吐出口の配置密度が、記
録媒体の第１の方向に関する画像解像度より小さいこと
を特徴とする請求項１１又は１２のインクジェットプリ
ンタ。 - 【請求項１４】 記録媒体と所定の間隔をあけて配置さ
れたインクジェットヘッドと、 第１の方向に関して記録媒体両端近傍と接触し、インク
ジェットヘッドと対向する記録媒体を第１の方向と直交
する第２の方向に沿って移動させる一対の搬送部材とを
有するインクジェットプリンタ。 - 【請求項１５】 記録媒体と所定の間隔をあけて配置さ
れ、複数のインク吐出口が第２の方向に沿って並んだイ
ンクジェットヘッドと、 第２の方向と直交する第１の方向に関して記録媒体両端
近傍と接触し、記録媒体を第２の方向に沿って移動させ
る一対の搬送部材とを有し、 インクジェットヘッドを記録媒体に対し第１の方向に走
査し、一対の搬送部材により第２の方向に記録媒体を紙
送りする工程を繰り返すことにより画像を形成するイン
クジェットプリンタ。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP2000223723A JP2002036530A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | インクジェットプリンタ |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000223723A JP2002036530A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2002036530A true JP2002036530A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18717778
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000223723A Pending JP2002036530A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | インクジェットプリンタ |
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|---|---|
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| JP (1) | JP2002036530A (ja) |
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