JP2002036404A - 内壁材及び押し入れ用天井材の取り付け構造 - Google Patents
内壁材及び押し入れ用天井材の取り付け構造Info
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- JP2002036404A JP2002036404A JP2000221777A JP2000221777A JP2002036404A JP 2002036404 A JP2002036404 A JP 2002036404A JP 2000221777 A JP2000221777 A JP 2000221777A JP 2000221777 A JP2000221777 A JP 2000221777A JP 2002036404 A JP2002036404 A JP 2002036404A
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- Japan
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- closet
- ceiling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】炭の利点を生かした炭粒を含むシートを密閉度
の大きな押し入れ等の空間にも使用できるようにした内
壁材及び同内壁材を使用した押し入れ構造を提供するこ
と。 【解決手段】押し入れの天井部分に炭粒を混入した繊維
質シート12を多数の透孔を形成した板体13に貼着し
た内壁材11を構成し、同内壁材11を繊維質シート1
2が内部側に向くように天井に配設する。このようにす
ると押し入れ内部の湿気が繊維質シート12に吸収さ
れ、透孔から排出される。
の大きな押し入れ等の空間にも使用できるようにした内
壁材及び同内壁材を使用した押し入れ構造を提供するこ
と。 【解決手段】押し入れの天井部分に炭粒を混入した繊維
質シート12を多数の透孔を形成した板体13に貼着し
た内壁材11を構成し、同内壁材11を繊維質シート1
2が内部側に向くように天井に配設する。このようにす
ると押し入れ内部の湿気が繊維質シート12に吸収さ
れ、透孔から排出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えば押し入れ
の天井や壁面に使用される内壁材及び同内壁材を使用し
た押し入れ用天井材の取り付け構造に関するものであ
る。
の天井や壁面に使用される内壁材及び同内壁材を使用し
た押し入れ用天井材の取り付け構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 従来より炭の吸湿性、吸臭性等の利点
に着目した技術が数多く存する。この点に関して例え
ば、本件出願に先立ち出願人らによりなされた特開平2
000−96408号公報に開示されるように炭粒を含
むシートが開発されている。このシートは炭の利点を有
するのみではなく通気性もよいため、内装材にも積極的
に利用されている。
に着目した技術が数多く存する。この点に関して例え
ば、本件出願に先立ち出願人らによりなされた特開平2
000−96408号公報に開示されるように炭粒を含
むシートが開発されている。このシートは炭の利点を有
するのみではなく通気性もよいため、内装材にも積極的
に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 内装材を利用する場
合にこれを湿気や臭いがこもりがちな押し入れ内面に貼
りたいという要望がある。しかし、押し入れはほぼ密閉
空間であり吸湿した湿度は炭が保持したままで、逆に排
出するという作用の生じる余地がない。そのため、押し
入れの天井や壁面にこのシートを貼った場合に当初は吸
湿性を発揮するものの経年使用では湿気が逃げないこと
から吸湿性能が低下してしまうことが考えられる。ま
た、直接シートを壁面や天井の構成材として使用すれば
通気性がよいため湿気を排出することは可能であるが、
シートのみで天井や壁面を構成するにはあまりに強度が
低すぎる。本発明は、このような従来の技術が含有する
問題点を解決するためになされたものである。その目的
は、炭の利点を生かした炭粒を含むシートを密閉度の大
きな押し入れ等の空間にも使用できるようにした内壁材
及び同内壁材を使用した押し入れ構造を提供するもので
ある。
合にこれを湿気や臭いがこもりがちな押し入れ内面に貼
りたいという要望がある。しかし、押し入れはほぼ密閉
空間であり吸湿した湿度は炭が保持したままで、逆に排
出するという作用の生じる余地がない。そのため、押し
入れの天井や壁面にこのシートを貼った場合に当初は吸
湿性を発揮するものの経年使用では湿気が逃げないこと
から吸湿性能が低下してしまうことが考えられる。ま
た、直接シートを壁面や天井の構成材として使用すれば
通気性がよいため湿気を排出することは可能であるが、
シートのみで天井や壁面を構成するにはあまりに強度が
低すぎる。本発明は、このような従来の技術が含有する
問題点を解決するためになされたものである。その目的
は、炭の利点を生かした炭粒を含むシートを密閉度の大
きな押し入れ等の空間にも使用できるようにした内壁材
及び同内壁材を使用した押し入れ構造を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに請求項1の発明では、炭粒を混入した繊維質シート
を多数の透孔を形成した板体に貼着したことをその要旨
とする。このような構成の内壁材では透孔から湿気を排
出することができるとともに、一旦繊維質シートの炭粒
が吸着した湿気を湿度の低下や天井上部の負圧度に応じ
て透孔を通じて外部に排出することができるとともに、
板体によって内壁材としての剛性が保持される。請求項
2の発明では、上下及び四方を包囲する包囲面によって
ほぼ密閉状態とされる押し入れの天井部分を構成する押
し入れ用天井材であって、炭粒を混入した繊維質シート
を多数の透孔を形成した板体に貼着して内壁材を構成
し、同内壁材を繊維質シートが内部側に向くように天井
に配設したことをその要旨とする。このような構成で
は、透孔から湿気を排出することができるとともに、一
旦繊維質シートの炭粒が吸着した湿気を湿度の低下や天
井上部の負圧度に応じて透孔を通じて外部に排出するこ
とができる。透孔は押し入れ内部から目視されることは
ない。また、板体によって剛性が保持されるとともに押
し入れの天井面積に応じて内壁材を自由に切断して使用
することができる。
めに請求項1の発明では、炭粒を混入した繊維質シート
を多数の透孔を形成した板体に貼着したことをその要旨
とする。このような構成の内壁材では透孔から湿気を排
出することができるとともに、一旦繊維質シートの炭粒
が吸着した湿気を湿度の低下や天井上部の負圧度に応じ
て透孔を通じて外部に排出することができるとともに、
板体によって内壁材としての剛性が保持される。請求項
2の発明では、上下及び四方を包囲する包囲面によって
ほぼ密閉状態とされる押し入れの天井部分を構成する押
し入れ用天井材であって、炭粒を混入した繊維質シート
を多数の透孔を形成した板体に貼着して内壁材を構成
し、同内壁材を繊維質シートが内部側に向くように天井
に配設したことをその要旨とする。このような構成で
は、透孔から湿気を排出することができるとともに、一
旦繊維質シートの炭粒が吸着した湿気を湿度の低下や天
井上部の負圧度に応じて透孔を通じて外部に排出するこ
とができる。透孔は押し入れ内部から目視されることは
ない。また、板体によって剛性が保持されるとともに押
し入れの天井面積に応じて内壁材を自由に切断して使用
することができる。
【0005】
【発明の効果】 請求項1の発明では、透孔から湿気を
排出することができるとともに、一旦炭粒が吸着した湿
気を湿度の低下や天井上部の負圧度に応じて透孔を通じ
て外部に排出することができるとともに、板体によって
剛性が保持されるため、内壁材として使用することが可
能となる。請求項2の発明では、透孔から湿気を排出す
ることができるとともに、一旦吸着した湿気を湿度の低
下や天井上部の負圧度に応じて透孔を通じて外部に排出
することができるとともに、板体によって剛性が保持さ
れる。また、内壁材を押し入れの天井面積に合わせて自
在に切断することが可能である。
排出することができるとともに、一旦炭粒が吸着した湿
気を湿度の低下や天井上部の負圧度に応じて透孔を通じ
て外部に排出することができるとともに、板体によって
剛性が保持されるため、内壁材として使用することが可
能となる。請求項2の発明では、透孔から湿気を排出す
ることができるとともに、一旦吸着した湿気を湿度の低
下や天井上部の負圧度に応じて透孔を通じて外部に排出
することができるとともに、板体によって剛性が保持さ
れる。また、内壁材を押し入れの天井面積に合わせて自
在に切断することが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の一実施の形態に
ついて図1〜図4に基づいて説明する。図1及び図2に
示すように、内壁材11は硬質フェルトシート12とベ
ース板13とより構成されている。硬質フェルトシート
12はベース板13に接着剤にて貼着されている。本実
施の形態では硬質フェルトシート12の厚みは約2mm
とされ、ベース板13の厚みは約4mmとされている。
図4に示すように、硬質フェルトシート12はフェルト
繊維18と竹毛19と小粒子状の竹炭粒20が混入され
熱可塑性樹脂21によって板状に固められて構成されて
いる。硬質フェルトシート12は熱可塑性樹脂21及び
竹毛19によって剛性を有するとともに、可撓性をも有
する。更に、硬質フェルトシート12はフェルト繊維1
8、竹毛19及び竹炭粒20が混入することでそれ自体
良好な通気性を有することとなる。
ついて図1〜図4に基づいて説明する。図1及び図2に
示すように、内壁材11は硬質フェルトシート12とベ
ース板13とより構成されている。硬質フェルトシート
12はベース板13に接着剤にて貼着されている。本実
施の形態では硬質フェルトシート12の厚みは約2mm
とされ、ベース板13の厚みは約4mmとされている。
図4に示すように、硬質フェルトシート12はフェルト
繊維18と竹毛19と小粒子状の竹炭粒20が混入され
熱可塑性樹脂21によって板状に固められて構成されて
いる。硬質フェルトシート12は熱可塑性樹脂21及び
竹毛19によって剛性を有するとともに、可撓性をも有
する。更に、硬質フェルトシート12はフェルト繊維1
8、竹毛19及び竹炭粒20が混入することでそれ自体
良好な通気性を有することとなる。
【0007】ここに、フェルト繊維18は綿状の繊維で
あって、原材料としては天然、合成、半合成を問わな
い。また、再生反毛綿であってもよい。竹毛19は一般
的な竹(マダケ、モウソウチク等)を長さ10〜100
mm程度、直径0.1〜0.8mm程度に加工した繊維
とされる。このような竹毛19は剛性に関与するととも
に吸臭効果を有する。竹炭粒20は竹を炭化させ細粒状
に砕いたものが使用される。このような竹炭粒20は吸
湿、吸臭効果を有する。竹炭粒20には前もって木酢液
が噴霧されており、防虫、防かび効果を有する。熱可塑
性樹脂21は一般的に100度Cから170度C程度の
範囲で溶融する各種合成樹脂であって、ポリプロピレン
系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリスチレン
系、ポリアミド系、ポリオレフィン系等を広く言う。熱
可塑性樹脂21は図4に示すように綿状の熱可塑性樹脂
繊維22が溶融したのち、固化して形成された樹脂層で
ある。ベース板13はウッドチップボードよりなる合成
板材であり、縦横に多数の円孔24が穿設されている。
本実施の形態では円孔24の径5mmとされ、縦横に隣
接する円孔24の距離は25mmとされている。
あって、原材料としては天然、合成、半合成を問わな
い。また、再生反毛綿であってもよい。竹毛19は一般
的な竹(マダケ、モウソウチク等)を長さ10〜100
mm程度、直径0.1〜0.8mm程度に加工した繊維
とされる。このような竹毛19は剛性に関与するととも
に吸臭効果を有する。竹炭粒20は竹を炭化させ細粒状
に砕いたものが使用される。このような竹炭粒20は吸
湿、吸臭効果を有する。竹炭粒20には前もって木酢液
が噴霧されており、防虫、防かび効果を有する。熱可塑
性樹脂21は一般的に100度Cから170度C程度の
範囲で溶融する各種合成樹脂であって、ポリプロピレン
系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリスチレン
系、ポリアミド系、ポリオレフィン系等を広く言う。熱
可塑性樹脂21は図4に示すように綿状の熱可塑性樹脂
繊維22が溶融したのち、固化して形成された樹脂層で
ある。ベース板13はウッドチップボードよりなる合成
板材であり、縦横に多数の円孔24が穿設されている。
本実施の形態では円孔24の径5mmとされ、縦横に隣
接する円孔24の距離は25mmとされている。
【0008】次に、図6に基づいてこのような硬質フェ
ルトシート12の製造方法について簡単に説明する。ダ
クト25からフェルト繊維18、竹毛19、竹炭粒20
及び熱可塑性樹脂繊維22を所定の配合で混合機26に
導入する。ダクト25を通過する間に各材料は攪拌され
る。尚、各材料の配合割合は使用目的によって異なる。
混合機26に投入された材料は更にコンベア27によっ
て定量ホッパ装置28に送られ定量ずつ多針型カード機
30に送られる。針型カード機30によって所定の幅、
及び厚さで送り出された材料はニードル装置31による
ニードルパンチ加工によって圧縮される。この段階の中
間製品が図5に示すものである。次いで、熱乾燥炉32
に導入された材料は加熱され熱可塑性樹脂繊維22が溶
融する。熱可塑性樹脂繊維22が溶融した熱可塑性樹脂
21はフェルト繊維18、竹毛19及び竹炭粒20間を
結着する。熱乾燥炉32から送り出された中間製品はま
だ熱可塑性樹脂21が十分柔らかいうちに冷却ローラプ
レス33で押圧して熱可塑性樹脂21をあたかも接着剤
のようにしてフェルト繊維18、竹毛19及び竹炭粒2
0をより密着させる。この段階で図1及び図2に示す硬
質フェルトシート12ができあがる。冷却ファン34で
冷却した後、カッター装置35でカットして製品として
の硬質フェルトシート12を得る。
ルトシート12の製造方法について簡単に説明する。ダ
クト25からフェルト繊維18、竹毛19、竹炭粒20
及び熱可塑性樹脂繊維22を所定の配合で混合機26に
導入する。ダクト25を通過する間に各材料は攪拌され
る。尚、各材料の配合割合は使用目的によって異なる。
混合機26に投入された材料は更にコンベア27によっ
て定量ホッパ装置28に送られ定量ずつ多針型カード機
30に送られる。針型カード機30によって所定の幅、
及び厚さで送り出された材料はニードル装置31による
ニードルパンチ加工によって圧縮される。この段階の中
間製品が図5に示すものである。次いで、熱乾燥炉32
に導入された材料は加熱され熱可塑性樹脂繊維22が溶
融する。熱可塑性樹脂繊維22が溶融した熱可塑性樹脂
21はフェルト繊維18、竹毛19及び竹炭粒20間を
結着する。熱乾燥炉32から送り出された中間製品はま
だ熱可塑性樹脂21が十分柔らかいうちに冷却ローラプ
レス33で押圧して熱可塑性樹脂21をあたかも接着剤
のようにしてフェルト繊維18、竹毛19及び竹炭粒2
0をより密着させる。この段階で図1及び図2に示す硬
質フェルトシート12ができあがる。冷却ファン34で
冷却した後、カッター装置35でカットして製品として
の硬質フェルトシート12を得る。
【0009】このような、内壁材11を押し入れの天井
に使用した場合の作用について説明する。図3(a)及
び(b)に示すように、内壁材11を押し入れの天井面
積に併せてカットし、図示しない釘等で硬質フェルトシ
ート12が内側を向くように固定する。天井以外の床面
及び壁面は板張りあるいは石膏ボード等で構成される。
前面はふすま37が配置される。このような構成とする
と、図3(a)に示すように、押し入れ内の臭気は硬質
フェルトシート12の竹炭粒20に吸着され、更に押し
入れ内の湿気も竹炭粒20に吸着される。また図3
(b)に示すように、湿気は通気口の役割をなす円孔2
4から押し入れ外部に排出されもし、また押し入れの天
井上部の湿度が下がったり押し入れ内部に比べて天井上
面が負圧状態(屋根裏の換気のために換気扇などを配設
していると負圧状態となりやすい)となると一旦竹炭粒
20に吸着された湿気は円孔24から放出される。
に使用した場合の作用について説明する。図3(a)及
び(b)に示すように、内壁材11を押し入れの天井面
積に併せてカットし、図示しない釘等で硬質フェルトシ
ート12が内側を向くように固定する。天井以外の床面
及び壁面は板張りあるいは石膏ボード等で構成される。
前面はふすま37が配置される。このような構成とする
と、図3(a)に示すように、押し入れ内の臭気は硬質
フェルトシート12の竹炭粒20に吸着され、更に押し
入れ内の湿気も竹炭粒20に吸着される。また図3
(b)に示すように、湿気は通気口の役割をなす円孔2
4から押し入れ外部に排出されもし、また押し入れの天
井上部の湿度が下がったり押し入れ内部に比べて天井上
面が負圧状態(屋根裏の換気のために換気扇などを配設
していると負圧状態となりやすい)となると一旦竹炭粒
20に吸着された湿気は円孔24から放出される。
【0010】このように構成することによって本実施の
形態では次のような効果が奏される。 (1)吸湿効果があっても密閉された押し入れ内ではい
ずれ吸湿性能が低下してしまうところ、このように押し
入れ内部から見えないように通気孔としての円孔24が
形成されており、押し入れ内部の換気と湿気の停滞が防
止される。 (2)竹炭粒20には前もって木酢液が噴霧されてお
り、防虫、防かび効果を有する。そのため、天井部にこ
のような換気構造が形成されていても、天井部からダニ
やかび胞子などが円孔24を通って押し入れ内部に侵入
する可能性が極めて低い。 (3)内壁材11は押し入れの天井形状に併せて所望の
形状に切断することができ、作業が容易である。
形態では次のような効果が奏される。 (1)吸湿効果があっても密閉された押し入れ内ではい
ずれ吸湿性能が低下してしまうところ、このように押し
入れ内部から見えないように通気孔としての円孔24が
形成されており、押し入れ内部の換気と湿気の停滞が防
止される。 (2)竹炭粒20には前もって木酢液が噴霧されてお
り、防虫、防かび効果を有する。そのため、天井部にこ
のような換気構造が形成されていても、天井部からダニ
やかび胞子などが円孔24を通って押し入れ内部に侵入
する可能性が極めて低い。 (3)内壁材11は押し入れの天井形状に併せて所望の
形状に切断することができ、作業が容易である。
【0011】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・押し入れの天井以外に押し入れの壁面や押し入れ以外
の天井、壁面に使用することも可能である。 ・ベース板13は上記の他にベニヤ板、パーティクルボ
ード、むく板等の木質系板体等に変更することも可能で
ある。また木質系以外にも石膏ボードを使用してもよ
い。 ・円孔24の形状や大きさは特に限定されることはな
い。 ・上記実施の形態の硬質フェルトシート12以外でも炭
粒を混入した繊維質シートであればその組成や製造方法
は問わない。 ・上記実施の形態では竹炭粒20には前もって木酢液を
噴霧していたが、噴霧でなく浸漬して竹炭粒20に含浸
させてもよい。 ・竹炭粒20以外の他の炭でも構わない。例えば、木材
等の植物或いは有機汚泥を使用することが考えられる。 ・竹毛19は上記以外のサイズでも構わない。また竹以
外に椰子の実繊維や棕櫚の繊維、木材を細かくしたもの
でもよい。 ・竹炭粒20の大きさは極めて小さな粉末状でもよい。 ・木酢液の概念には竹酢液も含む。木酢液と竹酢液を同
時に使用しても構わない。 その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施すること
は自由である。
化することも可能である。 ・押し入れの天井以外に押し入れの壁面や押し入れ以外
の天井、壁面に使用することも可能である。 ・ベース板13は上記の他にベニヤ板、パーティクルボ
ード、むく板等の木質系板体等に変更することも可能で
ある。また木質系以外にも石膏ボードを使用してもよ
い。 ・円孔24の形状や大きさは特に限定されることはな
い。 ・上記実施の形態の硬質フェルトシート12以外でも炭
粒を混入した繊維質シートであればその組成や製造方法
は問わない。 ・上記実施の形態では竹炭粒20には前もって木酢液を
噴霧していたが、噴霧でなく浸漬して竹炭粒20に含浸
させてもよい。 ・竹炭粒20以外の他の炭でも構わない。例えば、木材
等の植物或いは有機汚泥を使用することが考えられる。 ・竹毛19は上記以外のサイズでも構わない。また竹以
外に椰子の実繊維や棕櫚の繊維、木材を細かくしたもの
でもよい。 ・竹炭粒20の大きさは極めて小さな粉末状でもよい。 ・木酢液の概念には竹酢液も含む。木酢液と竹酢液を同
時に使用しても構わない。 その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施すること
は自由である。
【0012】
【図1】本発明の実施の形態の内壁材の分解斜視図。
【図2】同じ実施の形態の内壁材の一部断面図。
【図3】同じ実施の形態の内壁材を押し入れに使用した
概略断面図であって、(a)は湿気を吸収している状態
(b)は湿気を排出している状態。
概略断面図であって、(a)は湿気を吸収している状態
(b)は湿気を排出している状態。
【図4】同じ実施形態の硬質フェルトシートの拡大概念
図。
図。
【図5】同じ実施形態の硬質フェルトシートの加熱前の
拡大概念図。
拡大概念図。
【図6】同じ実施形態の硬質フェルトシートの製造工程
を説明する工程図。
を説明する工程図。
11…内壁材、12…繊維質シートとしての硬質フェル
トシート、13…ベース板、20…竹炭粒。
トシート、13…ベース板、20…竹炭粒。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 義郎 岐阜県岐阜市西鶉5丁目70番地の2 鈴木 木材産業 株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AA37A AR00A AR00B BA02 DC11B DE01A DG01A GB08 JD15 JK01 JL01
Claims (2)
- 【請求項1】 炭粒を混入した繊維質シートを多数の透
孔を形成した板体に貼着してなることを特徴とする内壁
材。 - 【請求項2】 上下及び四方を包囲する包囲面によって
ほぼ密閉状態とされる押し入れの天井部分を構成する押
し入れ用天井材であって、 炭粒を混入した繊維質シートを多数の透孔を形成した板
体に貼着して内壁材を構成し、同内壁材を繊維質シート
が内部側に向くように天井に配設したことを特徴とする
押し入れ用天井材の取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000221777A JP2002036404A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 内壁材及び押し入れ用天井材の取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000221777A JP2002036404A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 内壁材及び押し入れ用天井材の取り付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002036404A true JP2002036404A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18716123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000221777A Pending JP2002036404A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 内壁材及び押し入れ用天井材の取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002036404A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5486115B1 (ja) * | 2013-04-11 | 2014-05-07 | 田山 ▲吉▼基 | 竹炭、竹酢液、竹紙と竹繊維を融合した寝具用敷パッドと壁クロス |
-
2000
- 2000-07-24 JP JP2000221777A patent/JP2002036404A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5486115B1 (ja) * | 2013-04-11 | 2014-05-07 | 田山 ▲吉▼基 | 竹炭、竹酢液、竹紙と竹繊維を融合した寝具用敷パッドと壁クロス |
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