JP2002036238A - 使用済みプラスティックの造粒設備及びその運転方法 - Google Patents

使用済みプラスティックの造粒設備及びその運転方法

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JP2002036238A
JP2002036238A JP2000225120A JP2000225120A JP2002036238A JP 2002036238 A JP2002036238 A JP 2002036238A JP 2000225120 A JP2000225120 A JP 2000225120A JP 2000225120 A JP2000225120 A JP 2000225120A JP 2002036238 A JP2002036238 A JP 2002036238A
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granulation
granulator
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JP2000225120A
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Kenichiro Tadokoro
謙一郎 田所
Genji Kanetani
弦治 金谷
Hiroshi Nakatani
寛 中谷
Hoshiyo Koyanagi
保章 小柳
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/20Roller-and-ring machines, i.e. with roller disposed within a ring and co-operating with the inner surface of the ring
    • B30B11/201Roller-and-ring machines, i.e. with roller disposed within a ring and co-operating with the inner surface of the ring for extruding material
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    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/005Control arrangements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リングダイ造粒機で粒状プラスティック成形
物を効率よく製造し、実用高炉の操業に対応可能な高生
産性造粒設備とその運転方法を開発する。 【解決手段】 リングダイ造粒機を備えた造粒装置5’
のライン上流側に、前処理を施された使用済みプラステ
ィック4の貯留装置8を設け、造粒装置5’のライン下
流側に粒状プラスティック成形物6の冷却装置7を設け
る。更に、造粒装置5’、5”を並列に複数基配設した
造粒設備1とする。そして、設備の運転起動は各装置内
においてライン下流側から、運転停止は各装置内におい
てライン下流側から、所定の起動条件及び停止条件が満
たされていることを検知した後に、自動起動及び自動停
止による操業運転を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般廃棄物や産
業廃棄物から回収された使用済みプラスティックを、高
炉操業において還元材として使用するために、高炉の炉
内へ気体搬送にて吹き込むのに適した粒状のプラスティ
ック成形物に造粒する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物や一般廃棄物の中には、近
年、使用済みプラスティックが急増しており、その処理
が大きな問題となっている。中でも、高分子系の炭化水
素化合物であるプラスチックは、燃焼時の発熱量が大き
いので焼却炉を損傷しやすく、そのため、その大量処理
は困難であり、その多くがごみ埋立地等に廃棄処分され
ている。しかし、使用済みプラスティックを埋立て等の
廃棄処分にすることに対しては、環境上及び資源活用上
大きな問題がある。最近ではごみ埋立用地不足や、焼却
処分に伴なう有害ガス発生が重大な社会問題となってい
る。
【0003】これに対して、使用済みプラスティックを
高炉等における鉱石の還元材として、あるいは補助燃料
として活用することにより、上記問題を解決しようとす
る方法が提案されている。即ち、含塩素プラスティック
の燃焼によりダイオキシン発生問題解決に対して多数の
提案がなされており、更に、高炉等の高温炉内への効率
的な吹込み技術に関する多数の技術が提案されている。
例えば、特開平9−137926号公報には、産業廃棄
物や一般廃棄物として発生する使用済みプラスティック
を、上述した目的で高炉等の工業用炉内に吹き込み供給
するに際し、使用済みプラスティックをフィルム状のも
のと、それ以外のものとに分別し、それぞれの形態の使
用済みプラスティックに対してそれぞれに適した異なる
工程で前処理及び所定の加工を施し、こうすることによ
り、炉内に吹き込むまでの貯留、搬送工程及び炉内吹込
み時における使用済みプラスティックの性状特性の改善
を図っている。
【0004】ここで、特に、高炉の炉内へ使用済みプラ
スティックを鉱石還元材として吹き込むための重要な技
術の一つとして、その使用済みプラスティックを、高炉
の炉内へ吹き込むのに適した形態及び強度のプラスティ
ックに加工する技術の開発が要請される。
【0005】従来、廃棄物から回収された使用済みプラ
スティックの高炉炉内への吹込みに適した粒・塊状化加
工方法としては、使用済みプラスティックに対して、
適切な破砕・粉砕処理を施して粒・塊状化する方法、
破砕・粉砕等の適切な前処理を施した後、これに溶融な
いし半溶融処理を施して造粒化する方法、破砕・粉砕
等の適切な前処理を施した後、これに圧縮成形処理を施
して造粒化する方法、及び破砕・粉砕等の適切な前処
理を施した後、これに半溶融処理を施すと共に、圧縮成
形処理を施して造粒化する方法(例えば、特開平11−
156855号公報、以下先行技術1という)が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】廃棄物から回収された
使用済みプラスティックを高炉の炉内に吹き込んで、鉱
石還元材として活用するには、先行技術1に開示された
半溶融−押出し成形方法、即ち、全周壁に蜂の巣状に多
数の貫通ダイス孔が形成され、駆動回転するリング状ダ
イの内周面に、外周面が当該リング状ダイ内周面と接触
しつつそのの摩擦力で自転する押出しロールが設けられ
た、リング状ダイ−押出しロール型の成形機を用いて使
用済みプラスティックを粒状に成形する方法によれば、
目標とする寸法の円柱状を有し、高炉羽口から吹き込ま
れた場合にレースウェイ内で所定の強度を確保し得る、
粒状の望ましいプラスティック成形物を造粒する方法が
開示されている。
【0007】このように、先行技術1によれば、当該リ
ング状ダイ−押出しロール型の成形機(本明細書で「リ
ングダイ造粒機」という)を用いて、使用済みプラステ
ィックを原料として、高炉羽口からの炉内吹込みに適し
た粒状プラスティック成形物を造粒する方法が開示され
ている。そして、先行技術1によれば、そのプラスティ
ック成形加工法によれば、圧縮成形装置のダイス孔を通
過するときに、プラスティックの表面摩擦により部分的
に溶融するため、全体の温度が融点より上昇しないの
で、造粒物を冷却する必要がなく、その結果、連続的に
加工処理することが可能であり、処理量を増やすことが
できるとしている。
【0008】しかしながら、当該粒状プラスティック成
形物の造粒方法により調製された粒状プラスティック成
形物を、実用高炉の操業において鉱石還元材として活用
し、その効果を十分に発揮させるためには、上記リング
ダイ造粒機を含む造粒設備全体として、当該実用高炉か
らの高度な需要に対応することが可能であるような、生
産性の高い設備とその運転方法を必要とする。
【0009】そこで、本発明者等は、リングダイ造粒機
の生産性向上技術を開発することとし、リングダイ造粒
機で造粒された粒状プラスティック成形物を効率よく、
しかも当該粒状プラスティック成形物の成品品質を保持
することができる冷却方法を付加することにより、実用
高炉の操業に対応可能な造粒設備の開発を課題とした。
そして、これを解決することにより、廃棄物から回収さ
れた使用済みプラスティックに予め適切な前処理を施さ
れたプラスティックを装入原料とし、高炉の炉内に吹き
込んで鉱石の還元材として適切な性状を備えた粒状プラ
スティック成形物の高生産性を確保し得る、使用済みプ
ラスティックの造粒設備及びその運転方法を提供するこ
とを本発明の目的とした。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述した
観点から鋭意試験を重ねた。その結果、下記知見を得
た。即ち、高炉の炉内に吹き込んで鉱石の還元材として
使用するのに適切な性状を備えた粒状プラスティック成
形物を造粒する方法としては、リングダイ造粒機を使用
することにより、高炉羽口から吹き込まれた粒状プラス
ティック成形物のレースウェイ内における燃焼特性が優
れたものが調製されること、及び、リングダイ造粒機で
造粒された粒状プラスティック成形物の温度は、当該粒
状プラスティック成形物の溶融温度に比較的近い温度を
有する状態で当該リングダイ造粒機から排出されるの
で、こうして排出された粒状プラスティック成形物を適
切な温度以下まで早期に冷却することにより、粒子同士
の融着による粗大粒化ないし粗大塊状化を防止し、更に
は、当該排出された粒状プラスティック成形物の熱蓄積
による付帯設備の過熱損傷や火災発生等の設備損傷を防
止することが、当該リングダイ造粒機の連続操業運転に
より、粒状プラスティック成形物の生産性を向上させる
ためには重要であることを知見した。
【0011】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
であり、その要旨は下記の通りである。請求項1に係る
発明の使用済みプラスティックの造粒設備は、廃棄物か
ら回収された使用済みプラスティックを、造粒可能に前
処理する前処理装置と、その前処理を施された使用済み
プラスティックを装入原料として、高炉の炉内へ気送吹
込み可能な粒状形態に造粒するための造粒装置であっ
て、複数のダイス孔が貫設された、駆動回転するリング
状ダイと、そのリング状ダイの内周面に外周面が接しつ
つ回転又は転動する押出しロールとを備え、上記装入原
料として供給された前処理を施された使用済みプラステ
ィックを、上記ダイス孔から押し出して、粒状のプラス
ティック成形物を押出し成形する造粒装置と、この造粒
装置で造粒された上記粒状のプラスティック成形物を所
定温度以下まで冷却するための冷却装置とを備えている
ことに特徴を有するものである。
【0012】請求項2に係る発明の使用済みプラスティ
ックの造粒設備は、請求項1記載の発明において、上記
造粒装置が複数基、並列に配設されていることに特徴を
有するものである。
【0013】請求項3に係る発明の使用済みプラスティ
ックの造粒設備は、請求項1又は2に係る発明におい
て、上記造粒設備に、更に、上記造粒装置への上記装入
原料の装入機構の上流側に、その装入原料を貯留すると
共にそれをその造粒装置へ装入する操作を調整するため
の貯留装置が付加されて設けられていることに特徴を有
するものである。
【0014】請求項4に係る発明の使用済みプラスティ
ックの造粒設備の運転方法は、廃棄物から回収された使
用済みプラスティックを、高炉の炉内へ気送吹込み可能
な粒状のプラスティック成形物に造粒するための造粒装
置、及び、その造粒装置で造粒された上記粒状のプラス
ティック成形物を冷却するための冷却装置を備えた、使
用済みプラスティックの造粒設備の運転方法であって、
その造粒設備の運転開始を、下記(a)及び(b)の操
作をこの順番で、それぞれの所定起動条件が満たされて
いることを検知した後に、自動起動させることにより行
ない、そして、操業運転中のその造粒設備の運転停止
を、下記(c)及び(d)の操作をこの順番で、それぞ
れの所定停止条件が満たされていることを検知した後
に、自動停止させることにより行なうことに特徴を有す
るものである。
【0015】上記運転開始操作の(a)及び(b)と
は、 (a):上記冷却装置の冷却機構を起動させ、次いで、
その冷却装置のライン下流側に付設された上記粒状のプ
ラスティック成形物の搬出機構を起動させ、次いで、そ
の冷却装置の出口に設けられたその粒状のプラスティッ
ク成形物の排出機構を起動させる。こうしてこの冷却装
置の運転を開始する。 (b):上記造粒装置のライン下流側に付設された上記
粒状のプラスティック成形物の搬出機構を起動させ、次
いで、その造粒装置の出口に設けられたその粒状のプラ
スティック成形物の排出機構を起動させ、次いで、造粒
機本体を起動させた後、その造粒機本体に、予め前処理
を施された使用済みプラスティックを装入する、という
ものである。こうしてこの造粒装置の運転を開始する。
【0016】請求項5に係る発明の使用済みプラスティ
ックの造粒設備の運転方法は、請求項4に係る発明にお
いて、上記造粒装置が複数基、並列に配設されている場
合に、上記運転開始操作(b)におけるその複数基の造
粒装置の起動を、その造粒装置に供給される得る装入原
料の供給量と当該造粒装置の造粒能力とのバランスを勘
案して、この場合における起動対象造粒装置の基数を決
定し、そして、上記運転停止操作(c)における上記複
数基の造粒装置の運転停止について、その造粒装置に供
給される得る装入原料の供給量とその造粒装置の造粒能
力とのバランスを勘案して、その造粒装置の一部基数の
運転を停止するか、又はその造粒装置の全基数の運転を
停止するかを決定するに特徴を有するものである。。
【0017】請求項6に係る発明の使用済みプラスティ
ックの造粒設備の運転方法は、請求項4又は5に係る発
明において、上記造粒装置への上記装入原料のライン入
側に、更に、その装入原料を貯留すると共にその造粒装
置への装入操作を調整するための貯留装置が付加されて
設けられている場合に、下記(aの前)、(bの後)及
び(cの前)の運転操作を付加することに特徴を有する
ものである。
【0018】上記運転操作の(aの前)、(bの後)及
び(cの前)とは、 (aの前):上記操作(a)の上記冷却装置の運転開始
前に、上記貯留装置に貯えられた上記装入原料の性状均
一化のための撹拌処理を施す。 (bの後):上記操作(b)の上記造粒装置の運転開始
後に、上記貯留装置下流側に付設された上記装入原料の
搬出機構を起動させ、次いで、その貯留装置出口に付設
された上記装入原料の切出し機構を起動させる。 (cの前):上記操作(c)の上記造粒装置の運転停止
前に、上記貯留装置下流側に付設された上記装入原料の
搬出機構の運転を停止させ、次いで、その貯留装置出口
に付設された上記装入原料の切出し機構の運転を停止さ
せる、というものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明を、図面を参照し
ながら説明する。 (1)造粒設備の実施形態 図1に、本発明に係る使用済みプラスティックの造粒設
備についての第1の実施形態例を説明する概略構成図を
示す。このプラスティックの造粒設備1は、廃棄物から
回収された使用済みプラスティック2を、造粒可能に前
処理するための前処理装置3と、その前処理を施された
使用済みプラスティック4を装入原料4’として、目標
とする性状を備えた粒状プラスティック成形物6を造粒
するための造粒装置5と、当該粒状のプラスティック成
形物6を所定温度以下まで冷却するための冷却装置7と
を備えている。このプラスティックの造粒設備1で造粒
された粒状プラスティック成形物成品6’は、気体搬送
等により高炉へ運ばれ、羽口から高炉炉内に吹き込まれ
る。
【0020】図2に、上記第1の実施形態の一層望まし
い例を説明する概略構成図を示す。図2は、図1の設備
構成において、造粒装置5’、5”を並列に2基(2系
列)配設したものであり、こうすることにより、粒状プ
ラスティック成形物の生産性を一層高め得る。
【0021】図3は、本発明に係る使用済みプラスティ
ックの造粒設備についての第2の実施形態例を説明する
概略構成図である。これは、図2の設備構成に対して更
に、造粒装置5’、5”への入側に貯留装置8を設けた
ものである。これにより、前処理された使用済みプラス
ティック4を一旦貯留して、前処理工程における処理変
動量を吸収すると共に、造粒装置5’、5”に対して装
入原料4’の装入量調整を容易にすることにより、造粒
装置5’、5”の操業運転状態を効率化して、粒状プラ
スティック成形物6の生産性を、なお一層高めようとす
るものである。なお、図3においては、造粒装置を2基
(5’、5”)配設したが、これを1基のみの配設とし
た場合でも、本発明の設備による使用済みプラスティッ
クの扱い量と高炉の生産率との関係如何等により、図3
に示した設備構成例に対する次善の設備構成となる。
【0022】以下、図1〜図3に示した使用済みプラス
ティックの造粒設備の各構成装置について説明する。
【0023】図4に、造粒装置の中核となる造粒機本体
としての、リングダイ造粒機の縦断面概要図を示す。リ
ングダイ造粒機9は、固定軸を中心として駆動回転する
リング状ダイ10、リング状ダイ10の内周面に外周面
が接触しつつ回転又は転動する押出しロール11、及
び、リング状ダイ10の外周面上に近接して取り付けら
れたカッター12で構成されている。リング状ダイ10
には、リングの肉厚を貫通して、放射状に多数のダイス
孔13が設けられている。リング状ダイ10を図4中、
矢印K方向に回転させ、装入原料4’をリング状ダイ1
0の内部側に装入し、押出しロール11により装入原料
4’を圧潰してダイス孔13内に押し込む。装入原料
4’は、リング状ダイ10と押出しロール11とにより
圧縮され、リング状ダイ10の外周面側に押し出され、
円柱状のプラスティック圧縮成形物14が成形される。
こうしてリング状ダイ10から押し出された圧縮成形物
14は所定の長さにカッター12で切断される。
【0024】ダイス孔の孔径(直径)d、及びその有効
肉厚Tは、高炉炉内へ羽口から吹き込むのに適した粒状
プラスティック成形物6のサイズを考慮すると共に、カ
ッター12先端とリング状ダイ10外周面との設定隙間
aを考慮して決める。その際、高炉炉内に羽口から吹き
込むのに適した粒状プラスティック成形物6の粒度及び
強度を満たすようにする。こうした観点から、例えば、
ダイス孔の孔径(直径)d:3〜10mmの範囲内、ダ
イス孔の有効肉厚T:50〜80mmの範囲内であるこ
とが望ましい。そして、粒状プラスティック成形物6の
望ましいサイズの1例として、6mmφ×10mm長さ
があげられる。
【0025】造粒装置5、5’、5”の底部出口には、
粒状プラスティック成形物6の排出機構としての排出バ
ルブ15、15’、15”が設けられ、これに連続して
その搬出機構としての搬出コンベア16、16’、1
6”が付設されており、この搬出機構により粒状プラス
ティック成形物6は冷却装置7に装入される。ここで、
排出機構としての排出バルブ15、15’、15”とし
ては、例えば開閉式バルブやロータリバルブ等の機械的
装置等、粒状プラスティック成形物6の排出温度である
100〜150℃程度に絶え得るものであれば、常用さ
れる排出機構でよく、そして、搬出機構としての搬出コ
ンベア16、16’、16”としては、常用される耐熱
型のコンベアベルトあるいは搬送スクリュウー等であれ
ばよい。
【0026】図5及び図6に、粒状プラスティック成形
物の冷却装置例の概略縦断面図を示す。冷却装置7は、
100〜150℃程度以下の粒状プラスティック成形物
6を効率よく冷却し得る乾式型の装置であることが望ま
しい。直接水冷法だと粒状プラスティック成形物6の局
所的に奥深く進入した水分が閉じ込められて、その乾燥
が困難になる等の問題が発生する。竪型冷却塔17の内
部を、配管を介して吸引ブロアー18で吸引して大気雰
囲気空気を導入し、通風冷却床19上の粒状プラスティ
ック成形物6を冷却する。また、他の例として、無端移
動式通風冷却床19’にフードカバー20を設け、これ
に配管を介して吸引ブロアー18を設ける。吸引ブロア
ー18で大気雰囲気空気を吸引して、当該無端移動式通
風冷却床19’の上に装入された粒状プラスティック成
形物6を冷却する。このようにして、粒状プラスティッ
ク成形物6の温度を望ましくは40℃以下まで急速冷却
する。こうすることにより、粒状プラスティック成形物
6の成品形状が安定化される。冷却装置7の出口には排
出機構としての切出しローラ21を設け、その下流側に
は搬出機構としての搬出スクリュー22を設けて、粒状
プラスティック成形物成品6’を貯留サイロ(図示せ
ず)へ搬送する。なお、冷却装置7からの排出機構とし
ては、開閉式ロータリーバルブや切出しロール等、また
搬送機構としては、搬送スクリューやコンベアベルト
等、粒状プラスティック成形物成品6’の温度が低下し
ているので、上記造粒装置5の排出機構としての排出バ
ルブ15、15’、15”及び搬送機構としての搬出コ
ンベア16、16’、16”に準じたものであれば十分
である。
【0027】図7に、造粒装置へ装入原料を供給するた
めの貯留装置の望ましい例について概略縦断面図を示
す。貯留装置8には、上部に受入口23が設けられた竪
型の貯留槽24内部に、縦に2系列の撹拌スクリュー2
5、26が備えられており、前処理済みの使用済みプラ
スティック4が撹拌スクリュー25、26により撹拌・
混合され、均質化される。容器底部に移動したプラステ
ィック4は、底部出口2箇所に通じる集合スクリュー2
7に導かれて排出機構としての切出しスクリュー28、
29に入る。切出しスクリュー28、29は、次の造粒
装置5’、5”(図2参照)の運転状態に合わせて、プ
ラスティック4を所定の速度で切り出し、その下流側に
設けられた搬出機構30、31により造粒装置5’、
5”へ装入する。
【0028】次に、この発明において、廃棄物から回収
された使用済みプラスティックとは、産業廃棄物及び一
般廃棄物の両方から回収された使用済みプラスティック
を指す。一般に、廃棄物から回収される使用済みプラス
ティックは、出処で分類して産業廃棄物と一般家庭や小
規模事業所等から発生する一般廃棄物とに分けられ、こ
れらは更にそれぞれを形態で分類して、固形状とフィル
ム状とに分けられる。これらを、高炉の炉内吹込みに適
した粒状プラスティック成形物に大量に造粒するための
前処理の優位性、利便性からみると、産業廃棄物から回
収される大型形状の固形状のものには、前処理工程にお
ける破砕・粉砕の処理に関してイレギュラー品的性格が
あり、不便であるが、一方、産業廃棄物系回収プラステ
ィックは、出処が明らかであることが多いので、含塩素
系プラスティックの混入状態を把握し易い。従って、前
処理工程における脱塩素処理操作に対して有利である。
【0029】これに対して、一般廃棄物系回収プラステ
ィックの中には、生ごみ、紙、繊維、金属類等の異物が
混入している。この内、金属類は磁選等により容易に選
別除去できるが、特に紙及び繊維の選別除去はしにく
く、これが造粒工程で問題となる。即ち、紙及び繊維
は、プラスティックの溶融温度程度あるいはそれ以上の
温度においても溶融することが不可能であるため、通常
の溶融造粒法ではこれらが混入したプラスティックで成
品強度の高い造粒品を成形することができない。また、
通常の圧縮成形造粒法では、紙及び繊維はプラスティッ
クとの凝集性が悪く造粒品のフラフ化が起こりやすく、
その強度も劣る。特に、フィルム状の使用済みプラステ
ィックに紙及び繊維等の溶融しない物質が、例えば10
mass%以上混入した場合には、残部原料の性状と構
成の如何により、そのようなフラフ化により粒状プラス
ティック成形物は、高炉炉内への吹込み時に、気体搬送
工程におけるバルブ詰まりや、高炉炉内への吹込みノズ
ル詰まりを引き起こす。更に、粒状プラスティック成形
物は、かかるノズル詰まり等を発生させないだけでな
く、その粒径及び強度として、高炉炉内に吹き込まれた
後、レースウェイ内における燃焼等挙動特性が所定条件
を満たす水準を備えていることが望まれる。このよう
に、特に一般廃棄物から回収された使用済みプラスティ
ックを、高炉吹込み用の造粒品に加工するためには問題
があり、また、フィルム状の使用済みプラスティックの
造粒技術において内在する問題があるにもかかわらず、
本発明で採用するリングダイ造粒機を適切に設計し、適
切な条件下で用いれば、このような問題点を解消するこ
とが可能となるという利点がある。
【0030】廃棄物から回収された使用済みプラスティ
ックの前処理装置の構成としては、当該使用済みプラス
ティックの受入れ時荷姿がベール状のものをほぐすため
の解砕装置、破砕・粉砕するための破砕装置及び粉砕装
置、金属等の異物を除去するための磁選選別機、並び
に、含塩素系プラスティックを選別するための含塩素系
プラスティック選別機及び被選別プラスティックから塩
素を除去するための脱塩装置が設けられているものが望
ましい。この前処理装置のレイアウトとしては、固形状
の使用済みプラスティックとフィルム状の使用済みプラ
スティックとを選別し、両者を別系統ラインで前処理を
しても、あるいは、両者に選別することなく、同一系統
ラインで前処理をしてもよい。
【0031】(2)造粒設備運転方法の実施形態 (2−1)図8及び図9に、本発明に係る使用済みプラ
スティック造粒設備の運転方法について、第1の実施形
態例を説明するフロー図を示す。図8は造粒設備の運転
起動方法を、そして図9はその停止方法を説明するもの
である。即ち、図8及び図9は、図1に示した造粒設備
1のフロー並びに図4〜図6に例示したリングダイ造粒
機9及び冷却装置7を自動起動及び自動停止させる場合
の運転方法を説明するものである。造粒設備1の自動起
動及び自動停止を次の順番で行なう。
【0032】 先ず、図8に示すように、造粒設備1
運転の主電源を投入して、冷却装置7の冷却機構として
の冷却空気吸引ブロアー18の運転を起動させ(A
1)、次いで、冷却装置7の搬出機構としての搬出スク
リュー22の運転を起動させ(A2)、次いで、冷却装
置7の排出機構としての切出しローラ21の運転を起動
させる(A3)。こうして、先ず、冷却装置7の運転を
起動させる。
【0033】 次に、造粒装置5の搬出機構としての
搬出コンベア16の運転を起動させ(A4)、次いで、
造粒装置5の排出機構としての排出バルブ15を開にし
(A5)、次いで、造粒機本体としてのリングダイ造粒
機9の運転を起動させ(A6)、次いで、造粒装置5の
原料装入口に連設する原料装入コンベア32の運転を起
動させる(A7)。こうして、造粒装置5の運転を起動
させる。このようにして、所定の装置及び機構をライン
下流側から上流側に向かって起動させる。以上の操作に
より、前処理を施された使用済みプラスティック4を原
料として、目標の粒径及び強度を備えた粒状プラスティ
ック成形物6を造粒する(A8)。以上のようにして、
使用済みプラスティックの造粒設備の連続操業運転を所
定時間継続し、予定の運転時間操業後、又は予定生産量
に到達後、あるいは、造粒装置5への装入原料の供給不
足判定基準に達した時、ないし所定の異常発生時に、造
粒設備1の操業運転を完了する。
【0034】次いで、この設備運転を次の順番で停止さ
せる。 図9に示すように、造粒設備1の運転停止の指令を
出して、造粒装置5の原料装入口に連設する原料装入コ
ンベア32の運転を停止させ(A9)て、造粒機本体の
リングダイ造粒機9への原料供給を停止し、次いで、リ
ングダイ造粒機9の運転を停止させ(A10)、次い
で、造粒装置5の排出機構としての排出バルブ15を閉
にし(A11)、次いで、造粒装置5の搬出機構として
の搬出コンベア16の運転を停止させる(A12)。こ
うして、造粒装置5の運転を停止させる。 冷却装置7の排出機構としての切出しローラ21の
運転を停止させ(A13)、次いで、冷却装置7の搬出
機構としての搬出スクリュー22の運転を停止させ(A
14)、次いで、冷却装置7の冷却機構としての冷却空
気吸引ブロアー18の運転を停止させる(A15)。こ
うして、冷却装置7の運転を停止させる。このようにし
て、運転停止に当たっては、所定の装置及び機構をライ
ンの上流側から下流側に向かって停止させる。
【0035】(2−2)図10及び図11、並びに、図
12に、本発明に係る使用済みプラスティック造粒設備
の運転方法について、第2の実施形態例を説明するフロ
ー図を示す。図10及び図11は造粒設備の運転起動方
法を、そして図12はその停止方法を説明するものであ
る。即ち、図10〜図12は、図2に示した造粒設備1
のフロー並びに図4〜図6に例示したリングダイ造粒機
9’(造粒装置5’のリングダイ造粒機の符号を
「9’」、造粒装置5”のリングダイ造粒機の符号を
「9”」と付す)、及び冷却装置7を自動起動及び自動
停止させる場合の運転方法を説明するものである。ここ
で、図2に示した造粒設備1の構成は、図1に示した造
粒設備1の構成に対して、造粒装置を並列に複数基(複
数系列)配設する場合において、2基(2系列)の造粒
装置5’、5”を配設した場合に相当する。このよう
に、この第2の実施形態例における造粒設備の構成は、
第1の実施形態例における造粒設備の構成に対して、造
粒装置を並列に1基(1系列)付加したものであるか
ら、この第2実施形態例における造粒設備1の運転起動
及び運転停止方法としては、図10の下部に連続する図
11中の鎖線内部Uの工程を、図8の運転フロー図中の
「冷却装置運転起動」の次に付加し、そして、図12中
の鎖線内部Vの工程を、図9の運転フローの(A9)〜
(A12)に並列させて付加する方法が望ましい。造粒
設備1の自動起動及び自動停止を次の順番で行なう。
【0036】 先ず、図10に示すように、造粒設備
1運転の主電源を投入して、造粒装置を2系列運転起動
させるか、1系列運転起動させるかを、生産計画や工程
計画等に基づきいずれかの「造粒装置の運転系列選択」
を設定する。このとき、1系列運転を選択する場合は
5’と5”のいずれの造粒装置系列を起動させるかを指
定する。次いで順番に、冷却装置7の冷却空気吸引ブロ
アー18、搬出スクリュー22、切出しローラ21の運
転を起動させる(A1、A2、A3)。こうして、先
ず、冷却装置7の運転を起動させる。
【0037】 次に、「造粒装置の運転系列選択」が
実行される。即ち、造粒装置を2系列共運転起動させる
か、1系列のみを運転起動させるかの選択が実行され
る。 (イ) 2系列の造粒装置運転が選択された場合には、
始めに一方系列の造粒装置の運転を起動させ(図11で
は、造粒装置5’を、B4〜B8の順番で起動させ
る)、次いで、他方系列の造粒装置の運転を起動させる
(図11では、造粒装置5”を、D4〜D8の順番で起
動させる)。こうして、2系列の造粒装置5’及び5”
の運転を順次起動させる。 (ロ) 1系列のみの造粒装置運転が選択された場合、
例えば造粒装置5’の運転起動が選択された場合には、
図11中のA4’〜A8’の順番でこれを起動させる。
また、造粒装置5”の運転起動が選択された場合には、
図11中のD4〜D8の順番でこれを起動させる。 上記造粒装置の運転起動工程:B4〜B8、D4〜D
8、及びA4’〜A8’の工程はいずれも、図8中のA
4〜A8工程に準じて行なうものとする。即ち、共通の
工程として、造粒装置の搬出コンベア、排出バルブの
開、リングダイ造粒機、及び原料装入コンベアの運転起
動をさせる。このようにして、所定の装置及び機構をラ
イン下流側から上流側に向かって起動させて、前処理を
施された使用済みプラスティック4を原料として、目標
の粒径及び強度を備えた粒状プラスティック成形物6を
造粒する(B8+C8、A8又はD8)。
【0038】以上のようにして、使用済みプラスティッ
クの造粒設備の連続運転を所定時間継続し、予定の運転
時間操業後、又は予定生産量に到達後、あるいは、造粒
装置5’あるいは造粒装置5”への装入原料の供給不足
判定基準に達した時、ないし所定の異常発生時に、造粒
設備1の操業運転を完了する。
【0039】次いで、この設備運転を次の順番で停止さ
せる。 図12に示すように、造粒装置を2系列共に運転停
止させるのか、あるいは、2系列運転中の造粒装置の
内、1系列のみ運転停止させるのかを、生産計画や工程
計画等に基づき、「造粒装置の停止系列の選択」を設定
する。このとき、1系列のみの運転停止を選択する場合
は5’と5”のいずれの造粒装置系列を停止させるかを
指定し、実行される。 (イ) 2系列共に造粒装置の運転を停止する場合に
は、造粒装置5’及び造粒装置5”のそれぞれの、原料
装入コンベア32’、32”、リングダイ造粒機9’、
9”、排出バルブ15’、15”、及び搬出コンベア1
6’、16”の運転を停止させる(B9及びC9、B1
0及びC10、B11及びC11、B12及びC1
2)。こうして、造粒装置5’及び造粒装置5”の運転
を停止させる。 (ロ) 1系列のみの造粒装置の運転を停止する場合に
は、図9で説明した造粒装置の運転停止方法に準じて、
所定の一方の造粒装置5’又は造粒装置5”を運転停止
させる(B9〜12、又はC9〜12)。
【0040】 次いで、冷却装置の運転停止を行なう
が、これは、上記「造粒装置の停止系列の選択」におい
て、(イ)の2系列共に造粒装置の運転を停止する場合
にのみ行ない、その停止方法は、図9で説明した冷却装
置の運転停止方法に準じて行なう(D13〜D15)。
なお、上記図2に示した造粒設備1のフロー例において
は、冷却装置は1系列しか配設されていないので、上記
図12中「造粒装置の停止系列の選択」において、
(ロ)の1系列のみの造粒装置の運転を停止する場合に
は、図12において、冷却装置の運転停止を行なっては
ならない。こうして、冷却装置7の運転を停止させる。
【0041】以上のようにして、造粒装置の運転系列の
選択、及び冷却装置の停止系列の選択に応じて、造粒設
備の自動運転の起動及び停止操作が行なわれる。
【0042】(2−3)次に、本発明に係る使用済みプ
ラスティック造粒設備の運転方法の第3の実施形態につ
いて説明する。これは、第1の実施形態又は第2の実施
形態の運転方法に対して、更に、造粒設備1の構成装置
として前処理を施された使用済みプラスティックの貯留
装置8が配設された場合に、当該貯留装置8の運転方法
を有機的に組み込んだものである。図13及び図14、
並びに図15に、図3に示した第3の実施形態例を説明
するフロー図を示す。図13及び図14は造粒設備の運
転起動方法を、そして図15はその停止方法を説明する
ものである。即ち、図13及び図14は、図3に示した
造粒設備1のフロー並びに図4〜図7に例示したリング
ダイ造粒機9、冷却装置7及び貯留装置8を自動起動及
び自動停止させる場合の運転方法を説明するものであ
る。ここで、図3に示した造粒設備1の構成は、図2に
示した第2の実施形態例を説明したフロー図中、造粒装
置5’及び5”のライン上流側に、貯留装置8が配設さ
れたものである。
【0043】上述した造粒設備1の自動起動及び自動停
止を次の順番で行なう。 先ず、図13に示すように、造粒設備1運転の主電
源を投入して、造粒装置を2系列運転起動させるか、1
系列運転起動させるかを、生産計画や工程計画等に基づ
きいずれかの「造粒装置の運転系列選択」を設定する。
このとき、1系列運転を選択する場合は5’と5”のい
ずれの造粒装置系列を起動させるかを指定する。
【0044】次に、貯留装置8の貯留槽24内部に設け
られた撹拌スクリュー25、26の運転を起動させ(A
16)、次いで、貯留槽24内部の底部出口に通じる位
置に設けられた集合スクリュー27の運転を起動させる
(A17)。こうして、貯留槽24内部に前処理を施さ
れた使用済みプラスティック4が残留している場合に
は、その撹拌、均一化が更に促進され、また当該残留プ
ラスティック4がない場合には、プラスティック4の受
入れ準備となる。
【0045】 次に、順番に、冷却装置7の冷却空気
吸引ブロアー18の運転起動(A1)、搬出スクリュー
22の運転起動(A2)、切出しローラ21の運転起動
(A3)を行なう。こうして、冷却装置7の運転を起動
させる。
【0046】 ここで、貯留装置8の貯留槽24内に
ある、前処理を施された使用済みプラスティック4のス
トック量を表示するホッパーレベルが所定高さ(L)以
上である(YES)か、否(NO)かを判定する。否
(NO)の場合は、ホッパーレベルが所定高さ(L)以
上に到達するまで、上部の受入口23から前処理を施さ
れた使用済みプラスティック4を貯留しつつ待機する。
【0047】 ホッパーレベルがYESとなった後
に、「造粒装置の運転系列選択」が実行される。即ち、
造粒装置を2系列共運転起動させるか、1系列のみを運
転起動させるかの選択が実行される。当該運転起動の選
択実行に応じて、造粒装置5’、5”は、運転起動準備
がなされる(図14)。
【0048】(イ) 2系列の造粒装置運転が選択され
た場合には、始めに一方系列の造粒装置の運転を起動さ
せ(図14では、造粒装置5’を、B4〜B7の順番で
起動させ)て、造粒装置5’の運転起動準備を行なう。
次に、他方系列の造粒装置のリングダイ造粒機9”を運
転起動可能な条件が成立しているか(YES)、否(N
O)かを判定する。その条件が成立していない(NO)
の場合は、その条件が成立するに至る(YES)まで待
機する。その条件が成立したら(YES)、他方系列の
造粒装置の運転を起動させ(図14では、造粒装置5”
を、C4〜C7の順番で起動させ)て、造粒装置5”の
運転起動準備を行なう。
【0049】次いで、貯留装置8の搬出スクリュー30
の起動(B13)、更に貯留装置8の切出しスクリュー
28の起動(B14)により、一方系列の造粒装置5’
の運転を開始し、これにより粒状プラスティック成形物
6の造粒(B15)が開始される。他方、貯留装置8の
搬出スクリュー31の起動(C13)、更に貯留装置8
の切出しスクリュー29の起動(C14)により、他方
系列の造粒装置5”の運転を開始し、これにより粒状プ
ラスティック成形物6の造粒(C15)が開始される。
【0050】(ロ) これに対して、1系列のみの造粒
装置運転が選択された場合、例えば造粒装置5’の運転
起動が選択された場合には、図14中のA4〜A7の順
番でこれを起動させて、造粒装置5’の運転起動準備を
する。次いで、貯留装置8の搬出スクリュー30の起動
(A18)、更に貯留装置8の切出しスクリュー28の
起動(A19)により、粒状プラスティック成形物6の
造粒(A20)が開始される。
【0051】また、造粒装置5”の運転起動が選択され
た場合には、図14中のD4〜D7の順番でこれを起動
させて、造粒装置5”の運転起動準備をする。次いで、
貯留装置8の搬出スクリュー31の起動(D18)、更
に貯留装置8の切出しスクリュー29の起動(D19)
により、粒状プラスティック成形物6の造粒(D20)
が開始される。
【0052】このようにして、前処理を施された使用済
みプラスティック4を原料として、目標の粒径及び強度
を備えた粒状プラスティック成形物6を造粒する。
【0053】 造粒設備の連続運転を所定時間継続
し、予定の運転時間操業後、又は予定生産量に到達後、
あるいは、造粒装置5’若しくは造粒装置5”への装入
原料の供給不足判定基準に達した時(例えば、貯留装置
8の貯留槽24内にある、前処理を施された使用済みプ
ラスティック4のストック量を表示するホッパーレベル
が所定高さ(L)以下に低くなった時)、又は所定の異
常発生時に、造粒設備の操業運転を完了ないし停止す
る。
【0054】図15に、上記所定の理由により、造粒設
備の操業運転を停止する方法の望ましい例のフロー図を
示す。図15中の鎖線内部Wの工程は、図12中に示し
た鎖線内部の工程Wを指し、その詳細を省略したもので
ある。
【0055】 図13に示すように、ここにおける造
粒設備の操業運転の停止方法は、前記(2−2)項の第
2の実施形態例における、図12を参照しながら説明し
た運転停止方法に対して、下記操作を付加するものであ
る。
【0056】即ち、先ず、造粒装置を2系列共に運転停
止させるのか、あるいは、2系列運転中の造粒装置の
内、1系列のみ運転停止させるのかを、生産計画や工程
計画等に基づき決定する、「造粒装置の停止系列の選
択」を設定する。このとき、1系列のみの運転停止を選
択する場合は5’と5”のいずれの造粒装置系列を停止
させるかを指定する。なお、ここでは、冷却装置は1系
列しか配設されていないので、「造粒装置の停止系列の
選択」において、1系列みの造粒装置の運転を停止する
場合には、図15の鎖線内部の工程W(図12中を参
照)において、冷却装置の運転停止を行なってはならな
いことは、前述した第2の実施形態例における場合に準
じる。
【0057】図15に示すように、「造粒装置の停止系
列の選択」を設定した後、貯留装置8の貯留槽24内の
前処理を施された使用済みプラスティック4のホッパー
レベルが所定高さ(L)以下に低くなった(YES)後
に(E1)、貯留装置8の切出しスクリュー28、29
を運転停止させ(E2、E4)、次いで、貯留装置8の
搬出スクリュー30、31を運転停止させる(E3、E
5)。次いで、鎖線内部Wの工程の実施により、造粒装
置5’及び5”の2系列を共に運転停止させるか、又は
いずれか1系列のみを運転停止させる。次いで、造粒設
備を2系列共停止させる場合のみ、冷却装置8の運転を
停止させて、造粒設備の運転を停止させ、いずれか1系
列の造粒装置のみを停止させる場合は、前述したよう
に、冷却装置8の運転を継続させる。なお、貯留槽24
内のホッパーレベルが所定高さ(L)以下になっていな
い(NO)ときは、(YES)になるまで待機する。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
産業廃棄物及び一般廃棄物から回収された使用済みプラ
スティックを、高炉の操業において鉱石還元材として羽
口からの気送吹込みより使用するのに適した粒状プラス
ティック成形物として、その粒度及び強度に優れた性状
のものに加工することができ、リングダイ造粒機を中心
とした造粒装置、及び粒状プラスティック成形物を適切
に冷却し得る冷却装置、更には、造粒装置への原料装入
操作を適切にし得る貯留装置を装備して有機的に配設
し、これら装置からなる造粒設備を適切に自動運転起動
及び自動運転停止を行なうことが可能となった。
【0059】その結果、上述した品質に優れた粒状プラ
スティック成形物の成品を、原料となる上記使用済みプ
ラスティックの供給状態に応じて、高生産性及び高効率
を維持しつつ製造し、安定した造粒操業を行なうことが
可能となった。この発明により、上述した通りの使用済
みプラスティックの造粒設備及びその運転方法を提供す
ることができ、工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使用済みプラスティックの造粒設
備についての第1の実施形態例を説明する概略構成図で
ある。
【図2】本発明に係る使用済みプラスティックの造粒設
備についての第2の実施形態例を説明する概略構成図で
ある。
【図3】本発明に係る使用済みプラスティックの造粒設
備についての第3の実施形態例を説明する概略構成図で
ある。
【図4】本発明に係る使用済みプラスティックの造粒設
備の造粒装置の中核となるリングダイ造粒機の縦断面概
要図である。
【図5】本発明における粒状プラスティック成形物の冷
却装置の1例を示す縦断面模式図である。
【図6】本発明における粒状プラスティック成形物の冷
却装置の他の例を示す縦断面模式図である。
【図7】本発明において造粒装置へ装入原料を供給する
ための貯留装置の1例を示す縦断面模式図である。
【図8】本発明に係る使用済みプラスティック造粒設備
の運転方法についての第1の実施形態例における、造粒
設備の運転起動方法を説明するフロー図である。
【図9】図8の造粒設備の運転起動方法に対応する運転
停止方法を説明するフロー図である。
【図10】本発明に係る使用済みプラスティック造粒設
備の運転方法についての第2の実施形態例における、造
粒設備の運転起動方法を説明するフロー図の一部であ
る。
【図11】図10の下部に連続する残部フロー図であ
る。
【図12】図10及び図11の運転起動方法に対応する
運転停止方法を説明するフロー図である。
【図13】本発明に係る使用済みプラスティック造粒設
備の運転方法についての第3の実施形態例における、造
粒設備の運転起動方法を説明するフロー図である。
【図14】図13の下部に連続する残部フロー図であ
る。
【図15】図13及び図14の運転起動方法に対応する
運転停止方法を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 造粒設備 2 回収された使用済みプラスティック 3 前処理装置 4 前処理を施された使用済みプラスティック 4’ 装入原料 5、5’、5”造粒装置 6 粒状プラスティック成形物 6’ 粒状プラスティック成形物成品 7 冷却装置 8 貯留装置 9、9’、9” リングダイ造粒機 10 リング状ダイ 11 押出しロール 12 カッター 13 ダイス孔 14 円柱状のプラスティック圧縮成形物 15、15’、15” 排出バルブ(造粒装置の出口) 16、16’、16” 搬出コンベア(造粒装置に付
設) 17 竪型冷却塔 18 吸引ブロアー 19 通風冷却床 19’ 無端移動式通風冷却床 20 フードカバー 21 切出しローラ(冷却装置の出口) 22 搬出スクリュー(冷却装置に付設) 23 受入口 24 貯留槽 25、26 撹拌スクリュー 27 集合スクリュー 28、29 切出しスクリュー(貯留装置の出口) 30、31 搬出スクリュー(貯留装置に付設) 32、32’、32” 原料装入コンベア(リングダイ
造粒機の入側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 寛 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 小柳 保章 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4F301 AC17 AC20 BA01 BA02 BA17 BA21 BD09 BD23 BD34 BD38 BD42 BD47 BE01 BE12 BE15 BE31 BF12 BF15 BF26 BF31 BG16 BG22 BG34 4K001 AA10 BA24 CA49 DA01 GA02 HA12 4K012 BE01 BE05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物から回収された使用済みプラステ
    ィックを、造粒可能に前処理する前処理装置と、 前記前処理を施された使用済みプラスティックを装入原
    料として、高炉の炉内へ気送吹込み可能な粒状形態に造
    粒するための造粒装置であって、複数のダイス孔が貫設
    された、駆動回転するリング状ダイと、当該リング状ダ
    イの内周面に外周面が接しつつ回転又は転動する押出し
    ロールとを備え、前記装入原料として供給された前記前
    処理を施された使用済みプラスティックを、前記ダイス
    孔から押し出して、粒状のプラスティック成形物を押出
    し成形する造粒装置と、 前記造粒装置で造粒された前記粒状のプラスティック成
    形物を所定温度以下まで冷却するための冷却装置とを備
    えていることを特徴とする、使用済みプラスティックの
    造粒設備。
  2. 【請求項2】 前記造粒装置が複数基、並列に配設され
    ていることを特徴とする、請求項1記載の使用済みプラ
    スティックの造粒設備。
  3. 【請求項3】 前記造粒設備には、更に、前記造粒装置
    への前記装入原料の装入機構の上流側に、当該装入原料
    を貯留すると共にそれを当該造粒装置へ装入する操作を
    調整するための貯留装置が付加されて設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の使用済み
    プラスティックの造粒設備。
  4. 【請求項4】 廃棄物から回収された使用済みプラステ
    ィックを、高炉の炉内へ気送吹込み可能な粒状のプラス
    ティック成形物に造粒するための、造粒装置、及び当該
    造粒装置で造粒された当該粒状のプラスティック成形物
    を冷却するための冷却装置を備えた、使用済みプラステ
    ィックの造粒設備の運転方法であって、 当該造粒設備の運転開始を、下記(a)及び(b)の操
    作をこの順番で、それぞれの所定起動条件が満たされて
    いることを検知した後に、自動起動させることにより行
    ない、そして、操業運転中の当該造粒設備の運転停止
    を、下記(c)及び(d)の操作をこの順番で、それぞ
    れの所定停止条件が満たされていることを検知した後
    に、自動停止させることにより行なうことを特徴とす
    る、使用済みプラスティックの造粒設備の運転方法。 運転開始操作: (a):前記冷却装置の冷却機構を起動させ、次いで、
    当該冷却装置のライン下流側に付設された前記粒状のプ
    ラスティック成形物の搬出機構を起動させ、次いで、当
    該冷却装置の出口に設けられた当該粒状のプラスティッ
    ク成形物の排出機構を起動させ、こうして当該冷却装置
    の運転を開始する。 (b):前記造粒装置のライン下流側に付設された前記
    粒状のプラスティック成形物の搬出機構を起動させ、次
    いで、当該造粒装置の出口に設けられた当該粒状のプラ
    スティック成形物の排出機構を起動させ、次いで、造粒
    機本体を起動させた後、当該造粒機本体に、予め前処理
    を施された使用済みプラスティックを装入し、こうして
    当該造粒装置の運転を開始する。 運転停止操作: (c):前記造粒装置の造粒機本体の運転を停止させ、
    次いで、当該造粒装置のライン下流側に付設された前記
    搬出機構の運転を停止させ、次いで、当該造粒装置の出
    口に設けられた前記排出機構の運転を停止させ、こうし
    て前記造粒装置の運転を停止させる。 (d):前記冷却装置の出側に設けられた前記排出機構
    の運転を停止させ、次いで、当該冷却装置のライン下流
    側に付設された前記搬出機構の運転を停止させ、こうし
    て当該冷却装置の運転を停止させる。
  5. 【請求項5】 前記造粒装置が複数基、並列に配設され
    ている場合に、前記運転開始操作(b)における当該複
    数基の造粒装置の起動を、当該造粒装置に供給される得
    る装入原料の供給量と当該造粒装置の造粒能力とのバラ
    ンスを勘案して、この場合における当該起動対象造粒装
    置の基数を決定し、そして、前記運転停止操作(c)に
    おける当該複数基の造粒装置の運転停止について、当該
    造粒装置に供給される得る装入原料の供給量と当該造粒
    装置の造粒能力とバランスを勘案して、当該造粒装置の
    一部基数の運転を停止するか、又は当該造粒装置の全基
    数の運転を停止するかを決定することを特徴とする、請
    求項4記載の使用済みプラスティックの造粒設備の運転
    方法。
  6. 【請求項6】 前記造粒装置への前記装入原料のライン
    入側に、更に、当該装入原料を貯留すると共に当該造粒
    装置への装入量を調整するための貯留装置が付加されて
    設けられている場合に、下記(aの前)、(bの後)及
    び(cの前)の運転操作を付加することを特徴とする、
    請求項4又は請求項5記載の使用済みプラスティックの
    造粒設備の運転方法。 (aの前):前記操作(a)の前記冷却装置の運転開始
    前に、前記貯留装置に貯えられた前記装入原料の性状均
    一化のための撹拌処理を施す。 (bの後):前記操作(b)の前記造粒装置の運転開始
    後に、前記貯留装置下流側に付設された前記装入原料の
    搬出機構を起動させ、次いで、当該貯留装置出口に付設
    された当該装入原料の切出し機構を起動させる。 (cの前):前記操作(c)の前記造粒装置の運転停止
    前に、前記貯留装置下流側に付設された前記装入原料の
    搬出機構の運転を停止させ、次いで、当該貯留装置出口
    に付設された当該装入原料の切出し機構の運転を停止さ
    せる。
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