JPH11254439A - 廃棄物処理システム - Google Patents

廃棄物処理システム

Info

Publication number
JPH11254439A
JPH11254439A JP6152598A JP6152598A JPH11254439A JP H11254439 A JPH11254439 A JP H11254439A JP 6152598 A JP6152598 A JP 6152598A JP 6152598 A JP6152598 A JP 6152598A JP H11254439 A JPH11254439 A JP H11254439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crusher
wood
waste
resin
kneader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6152598A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Maruyama
隆之 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMASHO KK
Original Assignee
YAMASHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMASHO KK filed Critical YAMASHO KK
Priority to JP6152598A priority Critical patent/JPH11254439A/ja
Publication of JPH11254439A publication Critical patent/JPH11254439A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/52Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/78Recycling of wood or furniture waste

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属と樹脂とを含む混合廃棄物、及び、木質
廃棄物から、有用な混練製品を形成する。 【解決手段】 廃棄物処理システム10は、金属、樹脂
を含む混合廃棄物を中破砕機26により破砕した後、第
1の金属選別機16によって金属類を選別し、微粉砕機
28によって樹脂分を微粉砕する。木質廃棄物は、木質
類微粉砕機32の手前で第2の金属選別機18により金
属類を選別した後、微粉砕して木質細片とし、これと微
粉砕された樹脂とを加圧混練機20で加圧混練して溶融
状態とし、圧縮成形機22で所定の形の型の混練製品と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄物処理シス
テムに係り、特に、金属、樹脂を含む混合廃棄物及び建
築廃材等の木質廃棄物等を処理して、有用な木質細片・
樹脂混練製品とすることができる廃棄物処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、廃家電品の処理が問題とされ、種
々の試みがなされているが、家電品は樹脂と金属類が一
体となって成形されている部分が多く、これらから樹脂
と金属類を分離することが困難であった。
【0003】又、樹脂のみの場合でも、例えば熱可塑性
樹脂と非熱可塑性樹脂とはともに溶融して成型品とする
ことが困難であり、廃棄プラスチックは予め分別しなけ
ればリサイクルができない。
【0004】更に、木造住宅を解体した場合、発生する
廃棄物の半分以上が木材であり、これは、寸法が一定で
なく、且つ多量の釘が打ち込まれているのでリサイクル
が困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、金属、
樹脂を含む混合廃棄物はそのほとんどが金属と樹脂を分
離することができず、埋立て処理をせざるを得ず、又、
廃棄プラスチックは、コストをかけて分別しない限り焼
却処分され、更に、廃木材については、これを焼却処理
せざるを得ないという問題点があった。
【0006】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、金属、樹脂を含む混合廃棄物ある
いは分別できない樹脂廃棄物と木質廃棄物を処理して、
金属類を選別すると共に、最終的に、有用な、木質細片
・樹脂混練製品とすることができる廃棄物処理システム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
ように、粗破砕機、中破砕機及び微粉砕機を含んでな
り、金属、樹脂を含む混合廃棄物を、順次一次破砕、二
次破砕し、且つ、樹脂を微粉砕する混合廃棄物破砕装置
と、前記中破砕機と微粉砕機との間に配置され、二次破
砕された混合廃棄物からアルミニウム、鉄等の金属を選
別する第1の金属選別装置と、少なくとも木質類中破砕
機及び木質類微粉砕機を含んでなり、木質廃棄物を木質
細片に破砕する木質類破砕装置と、前記木質類微粉砕機
の入側に配置去り、中破砕された木質片から鉄等の金属
を選別する第2の金属選別機と、前記混合廃棄物破砕装
置により微粉砕され形成された樹脂細片と木質類破砕装
置により形成された木質細片とを加熱しつつ、混練、且
つ、高度に圧縮すると共に脱水蒸気して溶融物とする加
圧混練機と、この加圧混練機から供給される前記溶融物
を所望の型中に打ち込んで混練製品とする圧縮成形機
と、を備えてなる廃棄物処理システムを構成することに
より、上記目的を達成するものである。
【0008】又、前記第1の金属選別機により選別され
た金属類と一体の有機物を、該金属類とともに、酸素遮
断状態で加熱して炭化する炭化炉と、この炭化炉により
形成された炭化物と前記金属類とを分別する選別機と、
この選別機により選別された炭化物の少なくとも一部を
溶融する溶融炉と、この溶融炉で発生した溶融スラグを
粉砕して前記加圧混練機に供給するスラグ粉砕機と、を
設けるようにしてもよい。
【0009】更に、前記微粉砕機は、二次破砕され、且
つ、金属類が選別除去された混合廃棄物を、相互に、又
前記木質類微粉砕機は、中破砕された木質類廃棄物を、
相互に、それぞれ空気流により加速、衝突させて、微細
片状の混合廃棄物及び木質細片とするようにしてもよ
い。
【0010】更に又、前記加圧混練機への、前記樹脂粉
末に投入の際に、これに比較的結合強度が高い熱可塑性
樹脂を加える結合材投入装置を配置するようにしてもよ
い。
【0011】又、前記微粉砕機は、前記木質類微粉砕機
を兼ねるようにしてもよい。
【0012】又、、前記加圧混練機は、非加圧状態で、
前記樹脂細片と木質細片の混合物を加熱・混練する第1
段混練機と、この第1段混練機において流動状態とされ
た前記混合物を、加熱しつつ加圧混練する第2段混練機
と、を備えて構成され、前記混合物を第1段混練機から
第2段混練機に移動する過程で、脱水蒸気するようにし
てもよい。
【0013】又、前記微粉砕機は、樹脂を直径3mmま
で破砕するように構成するようにしてもよい。
【0014】この発明においては、金属、樹脂を含む混
合廃棄物を二次破砕した後に金属を選別し、樹脂のみを
微粉砕機によって微粉砕し、又木質類についても、木質
類微粉砕機の入側で中破砕された木質廃棄物から鉄等の
金属を選別した後に、木質細片を微粉砕し、これと微粉
砕された樹脂とを加圧混練機において加圧しつつ混練且
つ高度に圧縮することによって、木質類に含まれる水分
を蒸散させ、、且つ、複数種の樹脂が含まれる廃棄プラ
スチックをも利用して強度の高い混練製品を得ることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1に示されるように、本発明の実施の形
態の例に係る廃棄物処理システム10は、金属、樹脂を
含む混合廃棄物を順次一次破砕、二次破砕及び微粉砕す
る混合廃棄物破砕装置12と、木質廃棄物を木質細片に
粉砕する木質類破砕装置14と、混合廃棄物破砕装置1
2の途中に設けられ、混合廃棄物からアルミニウム、鉄
等の金属を選別する第1の金属選別装置16と、木質類
破砕装置14の途中に設けられ、木質廃棄物から鉄等の
金属を選別する第2の金属選別機18と、加圧混練機2
0と、圧縮成形機22とを備えて構成されている。
【0017】前記混合廃棄物破砕装置12は、金属、樹
脂を含む混合廃棄物を一次破砕する粗破砕機24と、二
次破砕する中破砕機26と、微粉砕する微粉砕機28と
を、この順で備え、混合廃棄物を順次小さく破砕してい
くようにされている。
【0018】前記第1の金属選別機16は、前記中破砕
機26と微粉砕機28との間に配置され、中破砕機26
によって二次破砕された混合廃棄物から、アルミニウ
ム、鉄等の金属を選別するようにされている。
【0019】前記木質類破砕装置14は、木質廃棄物を
中程度にまで破砕する木質類破砕機30と、この木質類
破砕機30によって破砕された木質類廃棄物を微粉砕す
る木質類微粉砕機32と、を備えて構成されている。
【0020】前記第2の金属選別機18は、前記木質類
破砕機30と木質類微粉砕機32との間に配置され、木
質類破砕機30において中程度に破砕された木質廃棄物
から金属を選別するようにされている。
【0021】前記微粉砕機28及び木質類微粉砕機32
は同様の構成であって、図2には、微粉砕機28のみを
示し、木質類微粉砕機32の説明に代える。
【0022】微粉砕機28は、二次破砕された混合廃棄
物を空気流によって加速し、相互に衝突させることによ
って、その衝撃によりこれを微粉砕するものであり、ブ
ロア28Aから供給される圧縮空気をノズル28Bから
噴出させ、その噴出気流によって二次破砕された混合廃
棄物を加速して、相互に衝突させるように構成されてい
る。
【0023】前記微粉砕機28及び木質類微粉砕機32
において、微粉砕された混合廃棄物及び木質廃棄物は、
前記ノズル28から噴出された空気の一部を用いてスク
ラバ36A、36Bに搬送され、ここで空気及び微粉末
と微粉砕された混合廃棄物中の樹脂(樹脂細片)及び木
質廃棄物(木質細片)とに分離され、計量ホッパ38
A、38Bにそれぞれ一時的に貯留されるようになって
いる。
【0024】計量ホッパ38A、38Bからは、それぞ
れ微粉砕された樹脂及び細砕木質片とが所定量ずつ切り
出されて、前記加圧混練機20に供給されるようになっ
ている。
【0025】次に、混練機20の詳細について、図3〜
図5を参照して説明する。
【0026】この混練機20は、第1段混練機20A及
び第2段混練機20Bとこれらの間の蒸気除去手段とか
ら構成されている。
【0027】前記第1段混練機20Aは、水平に配置さ
れ、基端(図3において右端)上側に投入口54A、反
対側の先端に押し出し口54Bを備えた一対の水平の円
筒状の混練筒54と、この混練筒54内に軸線方向に配
置され、前記投入口54Aから投入された木質細片及び
樹脂ペレットからなる混合物を混練しつつ、前記押し出
し口54Bに向けて移送するスクリュー56と、を備え
て構成されている。
【0028】図3、図4の符号58は、前記スクリュー
56を駆動するためのモータを示す。
【0029】前記混練筒54、スクリュー56、モータ
58は、図3に示されるように、各々一対設けられ、そ
れぞれの押し出し口54Bから流動状態の混合物を交互
に押し出すことができるようにされている。
【0030】前記一対の押し出し口54Bは、前記蒸気
除去手段を構成する鉛直方向の供給パイプ60に連通さ
れ、ここに流動状態の混合物を供給できるようにされて
いる。
【0031】前記混練筒54の外周には、電熱装置(図
示省略)が設けられ、スクリュー56によって混練筒5
4内を移動する混合物を樹脂の溶融温度まで加熱できる
ようにされている。
【0032】混練筒54内で加熱、混練された混合物中
の木質細片からは、加熱により水蒸気が発生する。この
水蒸気は、流動状態の混合物が供給パイプ60に押し出
されたとき、その上端の開口60Aから放出されるよう
になっている。
【0033】前記供給パイプ60の下端には、水平に配
置された第2混練機17Bが設けられている。この第2
混練機17Bは、供給パイプ60の下端に連通する流入
口60Bを備えた水平の加圧混練筒62Aと、この加圧
混練筒62A内で軸線方向に配置され、前記供給パイプ
60の下端から供給される流動状態の混合物を回転によ
り先端方向に押し出す加圧スクリュー62Bと、この加
圧スクリュー62Bを回転駆動するための油圧モータ6
2Cと、この油圧モータ62Cと共に前記加圧スクリュ
ー62Bを加圧混練筒62A内で軸線方向に往復動自在
とする射出シリンダ62Dとを備えて構成され、加圧ス
クリュー62Bにより流動状態の混合物を加圧混練して
先端方向に送り出しつつ、射出シリンダ62Dによって
加圧スクリュー62Bを所定位置まで後退させ、加圧ス
クリュー62Bの先端側に所定量の混合物が送り込まれ
たとき、射出シリンダ62Dによって加圧スクリュー6
2Bを前方に駆動し、前記工程で計量された混合物を加
圧混練筒62A先端の射出孔62Eから前記圧縮成形機
18における雌型64A内に供給するようにされてい
る。前記加圧混練筒62Aには、内部の混合物を加熱す
るための加熱装置(図示省略)が設けられている。
【0034】前記加圧混練筒62Aの先端には、前記射
出孔62Eを開閉して、この射出孔62Eから雌型64
Aに供給される流動状態の混合物の終端をカットするカ
ッティング装置62Fが設けられている。
【0035】なお、前記混練機20全体は、図4に示さ
れるように、供給ユニット昇降装置66上に設けられ、
前記射出孔62Eを、雌型64Aに対する上下方向位置
を調整できるようにされている。
【0036】図3の符号62Gは油圧モータ62Cを、
加圧混練筒62Aの軸方向摺動自在に支持するリニアガ
イド、68は、前記供給パイプ60の開口60A上方を
覆い、ここから排出される水蒸気等を補足するための排
煙ダクトを示す。
【0037】又、図5の符号64Bは、前記圧縮成型機
22における雌型64Aに対応する雄型であり、雌型6
4Aが供給ステーション70上のテーブルスライド装置
72によって雄型64Bの直下に搬送されてきたとき、
雌型64A内の混合物を加圧成形するようにされてい
る。
【0038】又、図の符号74は、雌型64Aがテーブ
ルスライド装置72によって成形品取出ステーション7
6上に運ばれたとき、成形された混練製品(ウッドプラ
スチック)を取り出すための成形品取出装置を示す。
【0039】更に、木質細片と混練される樹脂は、微粉
砕機28により直径が約3mm又は3mm以下とするこ
とにより非熱可塑性樹脂が含まれていても容易に溶融し
て木質細片とともに混練製品とされ得る。従って複数種
類の樹脂が含まれる廃棄プラスチックも容易に処理され
得る。
【0040】前述の如く、木質類微粉砕機32において
木質細片が形成される際に水分あるいは水蒸気の多くが
予め飛ばされているので、加圧混練機20において樹脂
ペレットと共に混練加圧する際に、水蒸気の発生量が少
ない。従って、加圧混練機20における処理時間を低減
させることができる。
【0041】混練機20は、2段構成であり、第1段混
練機20Aにおいて、混合物が加圧されることなく混練
されるので、水蒸気が溶融混合物中に閉じ込められるこ
とがない。
【0042】更に水蒸気は、前記供給パイプ60の上端
開口60Aから発散されるので、第2段混練機20Bで
加圧しても水蒸気が混合物中に入り込んで製品の強度を
低下することがない。
【0043】更に、細砕機24で形成される木質細片の
水分を大幅に蒸散させるとともに、第1段混練機で水蒸
気を流動状の混合物中に残すことなく発散させることが
できるので、樹脂と混練させる際の木質細片の形状、大
きさを、混練圧縮中の水分蒸散効果を考慮して調整する
必要がなく、従って大きさ及び形状を自由に設定するこ
とができる。
【0044】前記射出孔62Eから押し出された溶融状
態の混合物は、前記圧縮成形機22において所定の型
(図示省略)に打ち込まれ、成型品(ウッドプラスチッ
ク)となる。
【0045】なお、前記第1の金属選別機16において
選別された金属類には、樹脂が付着していることが多
い。
【0046】この場合、図1に示されるように、第1の
金属選別機16から選別された金属類に付着している樹
脂を炭化炉39で金属類とともに、酸素遮断状態で加熱
することにより炭化させ、生成した炭化物から選別機3
9Aで金属類を選別回収してから残った炭化物を溶融炉
40において溶融して溶融スラグとし、スラグはスラグ
粉砕機42に送り、前記微粉砕機28におけると同程度
に粉砕し、次にスラグ選別機44において、利用できる
か否かでスラグを選別し、選別されたスラグは前記計量
ホッパ38Bに送って、加圧混練機20に供給する樹脂
への添加物として用いるようにする。
【0047】なお、混合廃棄物における樹脂成分が溶融
固化した状態での強度が不十分な場合は、前記計量ホッ
パ38Bに結合剤投入装置46から例えばHDPE(ハ
イデンシティポリエチレン)等の結合剤を添加するよう
にしてもよい。
【0048】又、上記実施の形態の例では、樹脂は微粉
砕機により、又、木質片は木質類微粉砕機により、それ
ぞれ微粉砕するようにしているが、これは1台の微粉砕
機を用いて、樹脂及び木質片を交互にあるいは同時に微
粉砕するようにしてもよい。
【0049】又、加圧混練機は、木質類が充分乾燥して
いるような場合は、単段式の、例えば特公平7−584
2号公報に開示されているようなものでもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、従
来埋立て以外に処分方法のなかった金属と樹脂との混合
廃棄物から金属を回収できると共に、焼却以外の処分方
法のなかった木質廃棄物と、複数種類の樹脂を含む廃棄
プラスチック、混合廃棄物からの樹脂とから、例えば建
築用形枠等に利用できる混練製品を得ることができると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る廃棄物処理シス
テムを示すブロック図
【図2】同廃棄物処理システムにおける微粉砕機を示す
略示断面図
【図3】同廃棄物処理システムにおける加圧混練機を示
す平面図
【図4】同加圧混練機を示す側面図、
【図5】同廃棄物処理システムにおける圧縮成型機を示
す側面図
【符号の説明】
10…廃棄物処理システム 12…混合廃棄物破砕装置 14…木質類破砕装置 16…第1の金属選別機 18…第2の金属選別機 20…加圧混練機 20A…第1段混練機 20B…第2段混練機 22…圧縮成形機 24…粗破砕機 26…中破砕機 28…微粉砕機 30…木質類破砕機 32…木質類微粉砕機 36A、36B…スクラバ 38A、38B…計量ホッパ 39…炭化炉 39A…選別機 40…溶融炉 42…スラグ粉砕機 44…スラグ選別機 46…結合剤投入装置 62E…射出孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図1】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粗破砕機、中破砕機及び微粉砕機を含んで
    なり、金属、樹脂を含む混合廃棄物を、順次一次破砕、
    二次破砕し、且つ、樹脂を微粉砕する混合廃棄物破砕装
    置と、前記中破砕機と微粉砕機との間に配置され、二次
    破砕された混合廃棄物からアルミニウム、鉄等の金属を
    選別する第1の金属選別装置と、少なくとも木質類中破
    砕機及び木質類微粉砕機を含んでなり、木質廃棄物を木
    質細片に破砕する木質類破砕装置と、前記木質類微粉砕
    機の入側に配置去り、中破砕された木質片から鉄等の金
    属を選別する第2の金属選別機と、前記混合廃棄物破砕
    装置により微粉砕され形成された樹脂細片と木質類破砕
    装置により形成された木質細片とを加熱しつつ、混練、
    且つ、高度に圧縮すると共に脱水蒸気して溶融物とする
    加圧混練機と、この加圧混練機から供給される前記溶融
    物を所望の型中に打ち込んで混練製品とする圧縮成形機
    と、を有してなる廃棄物処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第1の金属選別機
    により選別された金属類と一体の有機物を、該金属類と
    ともに、酸素遮断状態で加熱して炭化する炭化炉と、こ
    の炭化炉により形成された炭化物と前記金属類とを分別
    する選別機と、この選別機により選別された炭化物の少
    なくとも一部を溶融する溶融炉と、この溶融炉で発生し
    た溶融スラグを粉砕して前記加圧混練機に供給するスラ
    グ粉砕機と、を設けたことを特徴とする廃棄物処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記微粉砕機
    は、二次破砕され、且つ、金属類が選別除去された混合
    廃棄物を、相互に、又前記木質類微粉砕機は、中破砕さ
    れた木質類廃棄物を、相互に、それぞれ空気流により加
    速、衝突させて、微細片状の混合廃棄物及び木質細片と
    することを特徴とする廃棄物処理システム。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、前記加圧混
    練機への、前記樹脂片を投入する際に、これに比較的結
    合強度が高い熱可塑性樹脂を加える結合材投入装置を配
    置したことを特徴とする廃棄物処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記
    微粉砕機は、前記木質類微粉砕機を兼ねたことを特徴と
    する廃棄物処理システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記
    加圧混練機は、非加圧状態で、前記樹脂細片と木質細片
    の混合物を加熱・混練する第1段混練機と、この第1段
    混練機において流動状態とされた前記混合物を、加熱し
    つつ加圧混練する第2段混練機と、を備えて構成され、
    前記混合物を第1段混練機から第2段混練機に移動する
    過程で、脱水蒸気するようにされたことを特徴とする廃
    棄物処理システム。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかにおいて、前記
    微粉砕機は、樹脂を直径3mmまで破砕するように構成
    されたことを特徴とする廃棄物処理システム。
JP6152598A 1998-03-12 1998-03-12 廃棄物処理システム Pending JPH11254439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6152598A JPH11254439A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 廃棄物処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6152598A JPH11254439A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 廃棄物処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11254439A true JPH11254439A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13173614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6152598A Pending JPH11254439A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 廃棄物処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11254439A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307044A (ja) * 2001-04-16 2002-10-22 Kobayashi Kagaku Kizai Kk 木質系成形体の製造方法
JP2003080520A (ja) * 2001-06-25 2003-03-19 Misawa Homes Co Ltd 廃棄物処理システム
US7128858B2 (en) 2001-05-10 2006-10-31 Misawa Homes Co., Ltd. Method for producing woody moldings and apparatus for producing woody moldings
JP2011177114A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Toshio Eda 通気性・保水性・吸着性を有する木炭混練粒状資材の製造方法とその使用方法
KR20180073993A (ko) * 2016-12-23 2018-07-03 주식회사 포스코 슬래그 분석용 시료 제조장치
JP2021100757A (ja) * 2017-08-25 2021-07-08 Jx金属株式会社 プリント基板屑からの有価金属の回収方法
JP2021102286A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社Tbm 無機物質粉末配合樹脂廃材成形体の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307044A (ja) * 2001-04-16 2002-10-22 Kobayashi Kagaku Kizai Kk 木質系成形体の製造方法
US7128858B2 (en) 2001-05-10 2006-10-31 Misawa Homes Co., Ltd. Method for producing woody moldings and apparatus for producing woody moldings
JP2003080520A (ja) * 2001-06-25 2003-03-19 Misawa Homes Co Ltd 廃棄物処理システム
JP2011177114A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Toshio Eda 通気性・保水性・吸着性を有する木炭混練粒状資材の製造方法とその使用方法
KR20180073993A (ko) * 2016-12-23 2018-07-03 주식회사 포스코 슬래그 분석용 시료 제조장치
JP2021100757A (ja) * 2017-08-25 2021-07-08 Jx金属株式会社 プリント基板屑からの有価金属の回収方法
JP2021102286A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社Tbm 無機物質粉末配合樹脂廃材成形体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100278395B1 (ko) 플라스틱 혼합물의 재처리 방법 및 장치
EP0692356A2 (en) Method for preparing automobile shredder residue - synthetic plastic material composite
FI79040B (fi) Foerfarande och anordning foer behandling av hushaolls-, industri- och andra liknande avfall.
EP1572429B1 (en) Pulverization process of a vulcanized rubber material
HUT76072A (en) Method of treating solid waste and device for extrusion for mixed waste
HU210451B (en) Method and apparatus recycling of wastes
KR100435218B1 (ko) 가연성 폐기물을 이용한 고형연료 제조장치
JPH11254439A (ja) 廃棄物処理システム
KR101583305B1 (ko) 폐합성수지 재생방법
KR101921857B1 (ko) 폐고무 분말 제조 장치
KR101981193B1 (ko) 자동차 폐카페트 재생 장치
KR102267692B1 (ko) 유기물과 무기물의 혼합 가공물 제조장치 및 이를 이용한 제조방법
JP2002067029A (ja) 使用済みプラスティックの再資源化処理方法及びその再資源化成型物
CN101591152A (zh) 城市垃圾处理和制备建材的连续生产系统
JP3278384B2 (ja) 廃棄物の無公害化再生処理プラント
JPH11254408A (ja) 木質片と樹脂との混練製品の製造方法及びシステム
JPH11147973A (ja) 熱硬化性樹脂粉体の廃材の処理方法及びその廃材を炉へ 供給する方法
EP3411153B1 (en) Process for preparing automotive shredder fibre residue pellets
JP2003080520A (ja) 廃棄物処理システム
JP3101907B2 (ja) 廃棄物固形燃料化設備
JP2001113231A (ja) シュレッダーダストの選別方法
JPS6356598A (ja) 廃棄物を利用した特殊燃料の製造法
CN109311067B (zh) 用于处理起始材料的方法和设备
KR100442051B1 (ko) 쓰레기 고형연료 제조장치 및 그 방법
KR20030014929A (ko) 생활폐기물을 이용한 건축자재의 제조방법 및 이에 의한건축자재