JP2002034945A - 磁気シールドルーム用光学装置 - Google Patents
磁気シールドルーム用光学装置Info
- Publication number
- JP2002034945A JP2002034945A JP2000230224A JP2000230224A JP2002034945A JP 2002034945 A JP2002034945 A JP 2002034945A JP 2000230224 A JP2000230224 A JP 2000230224A JP 2000230224 A JP2000230224 A JP 2000230224A JP 2002034945 A JP2002034945 A JP 2002034945A
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- Japan
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- magnetically shielded
- shielded room
- magnetic shield
- room
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- Pending
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気シールドルームの外部からレンズ
系を用いて画像を磁気シールドルーム内のスクリーンに
投影し、簡単かつ安価な構成で、鮮明な画像をより効果
的に提供する。 【構成】 プロジェクタの映像を入射させる入射
レンズ１２と、入射されたプロジェクタ１３の映像を磁
気シールドルームの壁を通して上記磁気シールドルーム
内に導入するための磁気シールドルームの壁を貫通する
筒４と、磁気シールドルーム内に導入された映像を中継
し投影するための筒２、３、ミラー６、９、１１又はプ
リズム、リレーレンズ１５、１６、及び投影レンズ１８
を備えている。
系を用いて画像を磁気シールドルーム内のスクリーンに
投影し、簡単かつ安価な構成で、鮮明な画像をより効果
的に提供する。 【構成】 プロジェクタの映像を入射させる入射
レンズ１２と、入射されたプロジェクタ１３の映像を磁
気シールドルームの壁を通して上記磁気シールドルーム
内に導入するための磁気シールドルームの壁を貫通する
筒４と、磁気シールドルーム内に導入された映像を中継
し投影するための筒２、３、ミラー６、９、１１又はプ
リズム、リレーレンズ１５、１６、及び投影レンズ１８
を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気シールドルー
ム内にいる被験者に画像を提示し、被験者に視覚刺激を
付与して誘発する脳磁波を計測する視覚脳磁波計測装置
における磁気シールドルーム用光学装置に関する。
ム内にいる被験者に画像を提示し、被験者に視覚刺激を
付与して誘発する脳磁波を計測する視覚脳磁波計測装置
における磁気シールドルーム用光学装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】人の目に視覚刺激を与えて脳磁波を計測
するには、非磁性環境の磁気シールドルーム内に被検者
が入り、磁気シールドルームの外部から、画像装置（フ
ィルム映写機、ビデオプロジェクタ、コンピュータによ
るデジタル画像投影機）によって画像を投影することが
行われている。この場合、画像を投影する手段は磁気シ
ールドルーム内では、全て非磁性材料を用いなくてはな
らない。
するには、非磁性環境の磁気シールドルーム内に被検者
が入り、磁気シールドルームの外部から、画像装置（フ
ィルム映写機、ビデオプロジェクタ、コンピュータによ
るデジタル画像投影機）によって画像を投影することが
行われている。この場合、画像を投影する手段は磁気シ
ールドルーム内では、全て非磁性材料を用いなくてはな
らない。
【０００３】非磁性材料として、ガラス繊維の光ファイ
バを束を利用してもよいが、画質が悪くなり、これを改
善するためにはコストがかかる。そこで、レンズ系を用
いたプロジェクタを用いて、外部から画像を導入する方
法がすでに知られている（特開平９−５００号公報参
照）。
バを束を利用してもよいが、画質が悪くなり、これを改
善するためにはコストがかかる。そこで、レンズ系を用
いたプロジェクタを用いて、外部から画像を導入する方
法がすでに知られている（特開平９−５００号公報参
照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】磁気シールドルームの
外部からレンズ系を用いて画像を投影する場合に、単に
画像を投影するのではなく、画像を高速で切り替えた
り、左右の目に別々の画像を与え、刺激をより効果的に
挙げる必要がある。本発明は、このように磁気シールド
ルームの外部からレンズ系を用いて画像を投影する場合
に、簡単かつ安価な構成で、鮮明な画像を効果的与える
装置を実現しようとするものである。
外部からレンズ系を用いて画像を投影する場合に、単に
画像を投影するのではなく、画像を高速で切り替えた
り、左右の目に別々の画像を与え、刺激をより効果的に
挙げる必要がある。本発明は、このように磁気シールド
ルームの外部からレンズ系を用いて画像を投影する場合
に、簡単かつ安価な構成で、鮮明な画像を効果的与える
装置を実現しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、磁気シールドルームの外部のプロジェクタ
ーによる画像を、上記磁気シールドルームの壁を通して
磁気シールドルーム内のスクリーンに投影する磁気シー
ルドルーム用光学装置であって、プロジェクタの映像を
入射させる入射レンズと、上記入射されたプロジェクタ
の映像を上記磁気シールドルームの壁を通して上記磁気
シールドルーム内に導入するための上記磁気シールドル
ームの壁を貫通する筒と、磁気シールドルーム内に設け
られた、磁気シールドルーム内に導入された映像を中継
し投影するための筒、ミラー又はプリズム、リレーレン
ズ、及び投影レンズから成ることを特徴とする磁気シー
ルドルーム用光学装置を提供する。
するために、磁気シールドルームの外部のプロジェクタ
ーによる画像を、上記磁気シールドルームの壁を通して
磁気シールドルーム内のスクリーンに投影する磁気シー
ルドルーム用光学装置であって、プロジェクタの映像を
入射させる入射レンズと、上記入射されたプロジェクタ
の映像を上記磁気シールドルームの壁を通して上記磁気
シールドルーム内に導入するための上記磁気シールドル
ームの壁を貫通する筒と、磁気シールドルーム内に設け
られた、磁気シールドルーム内に導入された映像を中継
し投影するための筒、ミラー又はプリズム、リレーレン
ズ、及び投影レンズから成ることを特徴とする磁気シー
ルドルーム用光学装置を提供する。
【０００６】上記入射レンズの前方に上記映像を断続的
に遮断するシャッターを配設した構成としてもよい。
に遮断するシャッターを配設した構成としてもよい。
【０００７】上記投影スクリーンを、接眼レンズを介し
て観察する構成としてもよい。
て観察する構成としてもよい。
【０００８】上記スクリーンに投影される映像は左右異
なる映像であり、投影スクリーンは可視面が仕切により
区切られており、左右二つの接眼レンズを介して観察す
る構成としてもよい。
なる映像であり、投影スクリーンは可視面が仕切により
区切られており、左右二つの接眼レンズを介して観察す
る構成としてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に係る磁気シールドルーム
用光学装置の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照
して説明する。図１は、本発明に係る磁気シールドルー
ム用光学装置の実施例を示す図である。磁気シールドル
ームの壁は、磁気シールド材料で形成されており、完全
に室内を磁気遮蔽状態としている。
用光学装置の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照
して説明する。図１は、本発明に係る磁気シールドルー
ム用光学装置の実施例を示す図である。磁気シールドル
ームの壁は、磁気シールド材料で形成されており、完全
に室内を磁気遮蔽状態としている。
【０００９】この磁気シールドの壁を貫通するように純
アルミの非磁性材で形成された第１のアルミ筒１が水平
に配設されている。磁気シールドルーム内において、磁
気シールドルームの壁に沿って第２のアルミ筒２が垂直
に配設されている。さらに、磁気シールドルームの壁近
辺から磁気シールドルームの内方に向かって第３のアル
ミ筒３が水平に配設されている。
アルミの非磁性材で形成された第１のアルミ筒１が水平
に配設されている。磁気シールドルーム内において、磁
気シールドルームの壁に沿って第２のアルミ筒２が垂直
に配設されている。さらに、磁気シールドルームの壁近
辺から磁気シールドルームの内方に向かって第３のアル
ミ筒３が水平に配設されている。
【００１０】第１のアルミ筒１の磁気シールドルーム側
に位置する出射端４と第２のアルミ筒の上端の入射端５
とは第１のミラー６を介して光学的に接続されている。
又、第２のアルミ筒２の下端の出射端７と第３のアルミ
筒３の磁気シールドルームの壁側の入射端８とは第２の
ミラー９を介して光学的に接続されている。
に位置する出射端４と第２のアルミ筒の上端の入射端５
とは第１のミラー６を介して光学的に接続されている。
又、第２のアルミ筒２の下端の出射端７と第３のアルミ
筒３の磁気シールドルームの壁側の入射端８とは第２の
ミラー９を介して光学的に接続されている。
【００１１】さらに、第３のアルミ筒３の出射端１０に
は、第３のミラー１１が配設されている。 第１のアル
ミ筒１の磁気シールドルームの壁の外側に位置する入射
端１には、入射レンズ１２が配設されている。この入射
レンズ１２に向けてプロジェクタ１３からの映像が入射
される。
は、第３のミラー１１が配設されている。 第１のアル
ミ筒１の磁気シールドルームの壁の外側に位置する入射
端１には、入射レンズ１２が配設されている。この入射
レンズ１２に向けてプロジェクタ１３からの映像が入射
される。
【００１２】この入射レンズ１２の前方に、図２（ａ）
に示すように、シャッタ１４を設けてもよい。このシャ
ッタ１４は、３０ミリ秒の高速で映像の開閉切り替えが
可能な構成とし、機械式シャッタ、液晶シャッタ等いず
れのシャッタでもよい。
に示すように、シャッタ１４を設けてもよい。このシャ
ッタ１４は、３０ミリ秒の高速で映像の開閉切り替えが
可能な構成とし、機械式シャッタ、液晶シャッタ等いず
れのシャッタでもよい。
【００１３】第１のミラー６からの反射光をリレーする
ために、第２のアルミ筒２内に第１のリレーレンズ１５
が配設されている。さらに、第２のミラー９からの反射
光をリレーするために第３のアルミ筒３内に第２のレー
レンズ１６が配設されている。
ために、第２のアルミ筒２内に第１のリレーレンズ１５
が配設されている。さらに、第２のミラー９からの反射
光をリレーするために第３のアルミ筒３内に第２のレー
レンズ１６が配設されている。
【００１４】第３のミラー１１の出射側には鏡筒１７を
介して投影レンズ１８が配設されている。この投影レン
ズ１８は、プロジェクタ１３から入射された映像をスク
リーン１９へ投影する。
介して投影レンズ１８が配設されている。この投影レン
ズ１８は、プロジェクタ１３から入射された映像をスク
リーン１９へ投影する。
【００１５】以上の構成から成る本発明の磁気シールド
ルーム用光学装置によると、プロジェクタ１３から映像
を入射レンズ１２から入射させて、この投影画像を磁気
シールドルーム用光学装置を介してスクリーン１９上に
投影させ、その投影画像を磁気シールドルーム内の被験
者は観察し、視覚的な刺激を受けることができる。この
視覚的な刺激により誘発される被験者の脳磁波が計測さ
れ、その視覚的刺激による脳の応答性についてのデータ
に供せられる。
ルーム用光学装置によると、プロジェクタ１３から映像
を入射レンズ１２から入射させて、この投影画像を磁気
シールドルーム用光学装置を介してスクリーン１９上に
投影させ、その投影画像を磁気シールドルーム内の被験
者は観察し、視覚的な刺激を受けることができる。この
視覚的な刺激により誘発される被験者の脳磁波が計測さ
れ、その視覚的刺激による脳の応答性についてのデータ
に供せられる。
【００１６】ところで、本発明の実施例の変形として、
図２（ｂ）に示すように、投影レンズ１８からの出射光
を、スクリーンミラー２０を介してスクリーン２１に投
影し、これを接眼レンズ２２を介して被験者が観察でき
るような構成としてもよい。
図２（ｂ）に示すように、投影レンズ１８からの出射光
を、スクリーンミラー２０を介してスクリーン２１に投
影し、これを接眼レンズ２２を介して被験者が観察でき
るような構成としてもよい。
【００１７】図２（ｃ）は、投影レンズ１８からの出射
光をスクリーンミラー２０を介してスクリーン２１に投
影するものであるが、スクリーン２１の外面（可視面）
の左右中央部に仕切２３を立設し、この仕切２３により
左右仕切られた空間に左右の接眼レンズ２４を夫々配設
する構成としてもよい。
光をスクリーンミラー２０を介してスクリーン２１に投
影するものであるが、スクリーン２１の外面（可視面）
の左右中央部に仕切２３を立設し、この仕切２３により
左右仕切られた空間に左右の接眼レンズ２４を夫々配設
する構成としてもよい。
【００１８】この構成において、図２（ｄ）に示すよう
に、プロジェクタ１３の入射映像の一つのフレーム内で
左右異なる画像として、左右異なる投影映像を被験者の
左右の眼に夫々与えることができる。
に、プロジェクタ１３の入射映像の一つのフレーム内で
左右異なる画像として、左右異なる投影映像を被験者の
左右の眼に夫々与えることができる。
【００１９】以上、本発明に係る実施の形態を実施例に
基づいて説明したが、本発明は、特にこのような実施例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲記載の技術
的事項の範囲内でその他いろいろな実施例があることは
言うまでもない。例えば、本発明は、光学系の構成例と
して、筒内３枚の鏡と２組のリレーレンズを使用する構
成を図示している。しかし、光学系は、スクリーンまで
の距離や、投影経路などによって、鏡、レンズ、プリズ
ムなどの組み合わせは変化するものであり、実施例に限
定されるものではない。
基づいて説明したが、本発明は、特にこのような実施例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲記載の技術
的事項の範囲内でその他いろいろな実施例があることは
言うまでもない。例えば、本発明は、光学系の構成例と
して、筒内３枚の鏡と２組のリレーレンズを使用する構
成を図示している。しかし、光学系は、スクリーンまで
の距離や、投影経路などによって、鏡、レンズ、プリズ
ムなどの組み合わせは変化するものであり、実施例に限
定されるものではない。
【００２０】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるから、
磁気シールドルームの外部からレンズ系を用いて画像を
高速で切り替えたり、左右の目に別々の画像を与え、し
かも、簡単かつ安価な構成で、鮮明な画像をより効果的
に挙げることができる。
磁気シールドルームの外部からレンズ系を用いて画像を
高速で切り替えたり、左右の目に別々の画像を与え、し
かも、簡単かつ安価な構成で、鮮明な画像をより効果的
に挙げることができる。
【図１】本発明に係る磁気シールドルーム用光学装置の
実施例の全体構成を説明する図である。
実施例の全体構成を説明する図である。
【図２】本発明に係る磁気シールドルーム用光学装置の
実施例及びその変形例を説明する図である。
実施例及びその変形例を説明する図である。
１ 第１のアルミ筒 ２ 第２のアルミ筒 ３ 第３のアルミ筒 １２ 入射レンズ １３ プロジェクタ １４ シャッタ １８ 投影レンズ １９ スクリーン ２２、２４ 接眼レンズ
Claims (4)
- 【請求項１】 磁気シールドルームの外部のプロジェ
クターによる画像を、上記磁気シールドルームの壁を通
して磁気シールドルーム内のスクリーンに投影する磁気
シールドルーム用光学装置であって、 プロジェクタの映像を入射させる入射レンズと、 上記入射されたプロジェクタの映像を上記磁気シールド
ルームの壁を通して上記磁気シールドルーム内に導入す
るための上記磁気シールドルームの壁を貫通する筒と、 磁気シールドルーム内に設けられた、磁気シールドルー
ム内に導入された映像を中継し投影するための筒、ミラ
ー又はプリズム、リレーレンズ、及び投影レンズから成
ることを特徴とする磁気シールドルーム用光学装置。 - 【請求項２】 上記入射レンズの前方に上記映像を断
続的に遮断するシャッターを配設したことを特徴とする
請求項１記載の磁気シールドルーム用光学装置。 - 【請求項３】 上記投影スクリーンを、接眼レンズを
介して観察する構成としたことを特徴とする請求項１又
は２記載の磁気シールドルーム用光学装置 - 【請求項４】 上記スクリーンに投影される映像は左
右異なる映像であり、投影スクリーンは可視面が仕切に
より区切られており、左右二つの接眼レンズを介して観
察する構成としたことを特徴とする請求項１又は２記載
の磁気シールドルーム用光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000230224A JP2002034945A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 磁気シールドルーム用光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000230224A JP2002034945A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 磁気シールドルーム用光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002034945A true JP2002034945A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18723213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000230224A Pending JP2002034945A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 磁気シールドルーム用光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002034945A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11409192B2 (en) | 2017-06-07 | 2022-08-09 | Tdk Corporation | Magnetically shielded room |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000230224A patent/JP2002034945A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11409192B2 (en) | 2017-06-07 | 2022-08-09 | Tdk Corporation | Magnetically shielded room |
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