JP2002034115A - ケーブルラックの支持構造 - Google Patents

ケーブルラックの支持構造

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JP2002034115A
JP2002034115A JP2000215170A JP2000215170A JP2002034115A JP 2002034115 A JP2002034115 A JP 2002034115A JP 2000215170 A JP2000215170 A JP 2000215170A JP 2000215170 A JP2000215170 A JP 2000215170A JP 2002034115 A JP2002034115 A JP 2002034115A
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JP
Japan
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fixing
cable rack
connecting portion
bracket
support structure
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Withdrawn
Application number
JP2000215170A
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English (en)
Inventor
Riyouji Enosono
良二 榎薗
Kaoru Tsuda
馨 津田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い空間でも取り付け易くしたケーブルラッ
ク支持構造において、更に、側面方向から簡単にねじ止
めができるようする。 【解決手段】 固定金具4から下方向に延設した固定部
6に長孔12を設け、ブラケット1の上方に形成した積
載部2の端部より垂直下方に延設した連結部3にはねじ
孔11を設ける。上記固定部6と連結部3が当接し、且
つ、長孔12の下端部とねじ孔11の下端部が略一致す
るように形成し、更に、長孔12は板厚方向において途
中より外側開口部12aにかけて広がる様にテーパさせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手狭な空間でも容
易に取り付けることのできるケーブルラックの支持構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】家屋等の狭い空間にてケーブルラックを
取り付ける際、その支持構造が大きな突出部を有した構
成であれば、作業者は取り付け作業に要する作業空間を
狭めざるを得ない。従って作業空間の確保を困難とする
ばかりでなく、作業者の安全をも脅かすこととなる。更
に外観上の点からも上記の様な突出部を有することは好
ましくない。
【0003】これに対して、作業の邪魔となる突出部を
設けることなく高い支持強度を確保したケーブルラック
の支持構造は従来から提案されており、代表的なものと
して図6にその実施例を示した特許第2961416号
が挙げられる。以下、図6に基づいて従来例について説
明する。但し上下関係については図中の積載部2が略水
平にある場合を基準とする。
【0004】ブラケット1は上方にケーブルラック10
を積載する為の積載部2を有し、該積載部2のやや下方
には帯板状の連結部3を延設している。固定金具4の上
方に設けた係止部5は屈曲して形成されており、親縦1
0aを係止してケーブルラック10を積載部2上に保持
する為のものである。更に固定金具4の下方には固定部
6が斜め下方向に延設されている。該固定部6とブラケ
ット1の連結部3は僅かな隙間を有して略平行に形成さ
れており、両者6,3を斜め下方より連結ねじ7を用い
てねじ止めすれば、上記の隙間の分だけ係止部5は連結
部3側、つまり斜め下方側に引き寄せられた状態で固定
される。これにより親桁10aは強固に係止されるの
で、ケーブルラック1のより確実な保持が得られる。
【0005】しかし上記の様な構成のケーブルラックの
支持構造では、斜め下方向からねじ止めを行なう構造と
なっているので、作業中にねじが誤って落下する恐れが
ある。また隙間を有する二つの部材を連結ねじを用いて
当接させ、固定する必要があるので作業が困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、狭い空間にもねじ止めにより
簡単に取り付けることのできるケーブルラックの支持構
造を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明を、ケーブルラックの親桁上端部
に係止する為の係止部と該係止部を固定する為の固定部
を有する固定金具と、ケーブルラックを積載する為の積
載部と上記固定部と連結させる為の連結部を有するブラ
ケットと、固定部と連結部をねじ止めする為のねじ止め
手段を具備したケーブルラックの支持構造において、ブ
ラケットの固定部を積載部と直交するように設け、固定
部の連結部は上記固定部と当接するよう設けたことを特
徴とするケーブルラックの支持構造とすることで、当接
した連結部と固定部に対して側面方向からねじ止めを行
なうことができる。
【0008】さらに請求項2記載の発明を、ねじ止め手
段として連結部にはねじ孔を設け、固定部には上下方向
に伸びた長孔を設け、該長孔は板厚方向において途中か
ら外側開口部にかけて広がるようにテーパを有し、且
つ、ねじ孔の下端部と長孔の内側開口部の下端部が略一
致することを特徴とする請求項1記載のケーブルラック
の支持構造とすることによって、ねじ止めをする際に、
ねじの頭部によって上記長孔のテーパ部に下方向ヘの負
荷が加わり、固定金具が引き下げられる。
【0009】また請求項3記載の発明を、ねじ止め手段
として連結部には固定部側の開口縁に凹部を有するねじ
孔を設け、固定部には上下方向に伸びた長孔を設け、該
長孔は内側開口部から外側開口部にかけて広がるように
テーパを有し、且つ、上記の凹部を除くねじ孔の下端部
と長孔の内側開口部の下端部が略一致することを特徴と
する請求項1記載のケーブルラックの支持構造とすれ
ば、上記の請求項2記載の発明と同様に、ねじ止めの際
にねじの頭部によって長孔のテーパ部に下方向への負荷
が加わり、固定金具が引き下げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明するが、図6に示す従来例と同様
の構成については省略する。図1〜4は本発明の実施の
形態における一例を示しており、図1はねじ止め前の側
面図、図2は同上の斜視図、図3はねじ止め後の側面
図、図4は同上の斜視図である。
【0011】図1において、ブラケット1の連結部3は
積載部2の端部を垂直下方向に延設して形成しており、
該連結部3にはねじ孔11を設けている。固定金具4の
固定部6は上記連結部3と当接するように下方向に延設
しており、更に該固定部6には上下方向に長く開口した
長孔12を設けている。該長孔12はその内側開口部1
2aの下端部においてねじ孔11の下端部と略一致して
おり、更に、孔の途中から外側開口部12bにかけてテ
ーパ面13を有し、その孔径が広がるようにしている。
【0012】皿ねじ7を外側開口部12aから長孔12
に挿入し、連通したねじ孔11と螺合させれば、固定金
具4をブラケット1に固定することができる。この時、
皿ねじ7の頭部に設けたテーパ面14の下端部と、長孔
12のテーパ面13の下端部は当接した状態となる。皿
ねじ7を更にねじ孔11にねじ込むと、テーパ面13は
テーパ面14上を滑りながら押し下げられ、図3に示す
ように固定金具4自身が下方向に僅かに移動した状態と
なる。従って固定金具4の上方に設けた係止部5は更に
強固に親桁10aを係止するので、ケーブルラック10
を確実に保持することができる。
【0013】このときテーパ面13の長さを、テーパ面
14の長さより若干短い程度の適当な長さにしておけ
ば、取り付け終了時に固定金具4の側面には皿ねじ7に
よる凹凸が生じず、フラットな面を得る。
【0014】図5は本発明の実施の形態における他例の
ねじ止め前の状態であり、ねじ止め手段周辺の側面図を
示している。連結部3に設けたねじ孔11は、固定部6
側の開口縁において凹部15を有しており、上記連結部
3と当接した固定部6に設けた上下方向に伸びた長孔1
2は、内側開口部12bから外側開口部12aにかけて
広がるようにテーパを有している。更にねじ孔11の凹
部15を除いた下端部と長孔12の内側開口部12bの
下端部とが略一致することで、ねじ孔11と長孔12は
連通している。
【0015】一例の場合と同様に、皿ねじ7を固定金具
4の側面から外側開口部12aに挿入してねじ孔11と
螺合させれば、皿ねじ7の頭部と長孔12は互いの下端
部にて当接した状態となる。皿ねじ7をさらにねじ込め
ば、凹部15を施すことで得られた空間の分だけ皿ねじ
7は深く孔11,12内に侵入する。このとき皿ねじ7
はその頭部にて長孔12の下端部をスライドしながら下
方向に押し込むので、固定金具4の引き下げが生じ、ケ
ーブルラック10保持が強化される。
【0016】このとき皿ねじ7の頭部の高さを長孔12
の深さよりも大きな、適当な値に設定しておけば、取り
付け終了時に固定金具4の側面には皿ねじ7による凹凸
が生じず、フラットな面を得る。
【0017】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明にあっ
ては、当接した固定部と連結部を側面方向からねじ止め
することで、誤ってねじを落下させる危険性が低くなる
ので、ねじ止め時の作業が容易となる。
【0018】また請求項2記載の発明、及び請求項3記
載の発明にあっては、ねじ止めをする際に固定金具が引
き下げられることで、該固定金具上部に設けた係止部に
て親桁をより強く係止し、ケーブルラックの保持強度を
向上させることができる。また本発明によればケーブル
ラックの保持強度を上げる為に従来例に示したナット等
の部品を必要とせず、ねじ一本で行なうことができるの
で、取付作業の省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例のねじ止め前
の側面図を示している。
【図2】同上の斜視図を示している。
【図3】本発明の実施の形態における一例のねじ止め後
の側面図を示している。
【図4】同上の斜視図を示している。
【図5】本発明の実施の形態における他例のねじ止め前
の状態であり、ねじ止め手段周辺の側面図を示してい
る。
【図6】従来例の側面図を示している。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 積載部 3 連結部 4 固定金具 5 係止部 6 テーパ面 7 皿ねじ 10 ケーブルラック 10a 親桁 11 ねじ孔 12 長孔 13 テーパ面 15 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルラックの親桁上端部に係止する
    為の係止部と該係止部を固定する為の固定部を有する固
    定金具と、ケーブルラックを積載する為の積載部と上記
    固定部と連結させる為の連結部を有するブラケットと、
    固定部と連結部をねじ止めする為のねじ止め手段を具備
    したケーブルラックの支持構造において、ブラケットの
    連結部を積載部と直交するように設け、固定金具の固定
    部は上記連結部と当接するよう設けたことを特徴とする
    ケーブルラックの支持構造。
  2. 【請求項2】 ねじ止め手段として、連結部にはねじ孔
    を設け、固定部には上下方向に伸びた長孔を設け、該長
    孔は板厚方向において途中から外側開口部にかけて広が
    るようにテーパを有し、且つ、ねじ孔の下端部と長孔の
    内側開口部の下端部が略一致することを特徴とする請求
    項1記載のケーブルラックの支持構造。
  3. 【請求項3】 ねじ止め手段として、連結部には固定部
    側の開口縁に凹部を有するねじ孔を設け、固定部には上
    下方向に伸びた長孔を設け、該長孔は内側開口部から外
    側開口部にかけて広がるようにテーパを有し、且つ、上
    記の凹部を除くねじ孔の下端部と長孔の内側開口部の下
    端部が略一致することを特徴とする請求項1記載のケー
    ブルラックの支持構造。
JP2000215170A 2000-07-14 2000-07-14 ケーブルラックの支持構造 Withdrawn JP2002034115A (ja)

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