JP2002033360A - 半導体ウェハ - Google Patents
半導体ウェハInfo
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- JP2002033360A JP2002033360A JP2000215568A JP2000215568A JP2002033360A JP 2002033360 A JP2002033360 A JP 2002033360A JP 2000215568 A JP2000215568 A JP 2000215568A JP 2000215568 A JP2000215568 A JP 2000215568A JP 2002033360 A JP2002033360 A JP 2002033360A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テスト時間の短縮化を図ることが可能な半導
体ウェハを提供する。 【解決手段】 被試験半導体ウェハは、各チップ2の列
に対応してダイシングライン3に形成されたテスト配線
4,5と、それぞれテスト配線4,5に接続されたテス
ト端子6,7とを備える。ウェハレベルバーンインテス
ト時は、テスト端子6,7にそれぞれストレス電源電位
SVCCおよび接地電位GNDを与えて全チップ2に同
時に電圧ストレスを与える。したがって、テスト時間が
短くて済む。
体ウェハを提供する。 【解決手段】 被試験半導体ウェハは、各チップ2の列
に対応してダイシングライン3に形成されたテスト配線
4,5と、それぞれテスト配線4,5に接続されたテス
ト端子6,7とを備える。ウェハレベルバーンインテス
ト時は、テスト端子6,7にそれぞれストレス電源電位
SVCCおよび接地電位GNDを与えて全チップ2に同
時に電圧ストレスを与える。したがって、テスト時間が
短くて済む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体ウェハに関
し、特に、それぞれに半導体装置が形成され、互いにダ
イシングラインで分離された複数のチップを含む半導体
ウェハに関する。
し、特に、それぞれに半導体装置が形成され、互いにダ
イシングラインで分離された複数のチップを含む半導体
ウェハに関する。
【0002】
【従来の技術】図26は、従来の被試験半導体ウェハの
構成を示す図である。図26において、この被試験半導
体ウェハは、半導体ウェハ71を備え、各半導体ウェハ
71は複数のチップ72を含む。各チップ72上には、
テスト対象となる半導体集積回路装置(ここではDRA
Mとする)が形成されている。
構成を示す図である。図26において、この被試験半導
体ウェハは、半導体ウェハ71を備え、各半導体ウェハ
71は複数のチップ72を含む。各チップ72上には、
テスト対象となる半導体集積回路装置(ここではDRA
Mとする)が形成されている。
【0003】図27は、この被試験半導体ウェハのテス
ト方法を示すフローチャートである。まずステップS3
1でn個(ただしnは2以上の整数である)のチップ7
2を選択し、選択した各チップ72の各パッド(図示せ
ず)にプローブをセットする。次いでステップS32で
各チップ72上のDRAMの通常の動作テストを行な
う。たとえばDRAMの各メモリセルのデータの書込/
読出を行ない、各メモリセルが正常か否かをテストす
る。
ト方法を示すフローチャートである。まずステップS3
1でn個(ただしnは2以上の整数である)のチップ7
2を選択し、選択した各チップ72の各パッド(図示せ
ず)にプローブをセットする。次いでステップS32で
各チップ72上のDRAMの通常の動作テストを行な
う。たとえばDRAMの各メモリセルのデータの書込/
読出を行ない、各メモリセルが正常か否かをテストす
る。
【0004】次にステップS33で通常の電源電圧より
も高いストレス電源電圧をn個のチップ72に同時に印
加する。これにより、各チップ72上のDRAMに電圧
ストレスが印加され、初期不良の発生が加速される。
も高いストレス電源電圧をn個のチップ72に同時に印
加する。これにより、各チップ72上のDRAMに電圧
ストレスが印加され、初期不良の発生が加速される。
【0005】次いでステップS34で再度各チップ72
上のDRAMの通常の動作テストを行ない、不良なDR
AMを検出する。以上のステップS31〜S34を繰返
してウェハ71上の全チップ72のテストを行なう。
上のDRAMの通常の動作テストを行ない、不良なDR
AMを検出する。以上のステップS31〜S34を繰返
してウェハ71上の全チップ72のテストを行なう。
【0006】半導体ウェハ71は、テスト終了後にダイ
シングライン73に沿って切断されて複数のチップ72
に分割される。救済不能の不良なチップ72は廃棄さ
れ、他のチップ72はパッケージに組込まれて製品とな
る。
シングライン73に沿って切断されて複数のチップ72
に分割される。救済不能の不良なチップ72は廃棄さ
れ、他のチップ72はパッケージに組込まれて製品とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなテスト方法
では、ウェハ71に含まれるチップ72の数をm個(た
だし、mは2以上の整数である)とすると、ウェハ1枚
についてステップS31〜S34をm/n回繰返す必要
がある。ここで、動作テストの時間と同時測定数nを一
定とすると、ウェハ1枚当たりのテスト時間はチップ数
mおよび電圧ストレス印加時間に比例して増加する。チ
ップ数mはプロセスの微細化やウェハ径の増大により増
加する傾向にあるので、テスト時間も長くなる傾向にあ
る。
では、ウェハ71に含まれるチップ72の数をm個(た
だし、mは2以上の整数である)とすると、ウェハ1枚
についてステップS31〜S34をm/n回繰返す必要
がある。ここで、動作テストの時間と同時測定数nを一
定とすると、ウェハ1枚当たりのテスト時間はチップ数
mおよび電圧ストレス印加時間に比例して増加する。チ
ップ数mはプロセスの微細化やウェハ径の増大により増
加する傾向にあるので、テスト時間も長くなる傾向にあ
る。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、テ
スト時間の短縮化を図ることが可能な半導体ウェハを提
供することである。
スト時間の短縮化を図ることが可能な半導体ウェハを提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体ウ
ェハは、それぞれに半導体装置が形成され、互いにダイ
シングラインで分離された複数のチップを含む半導体ウ
ェハであって、ダイシングライン上に形成されて複数の
チップのうちの少なくとも2つのチップに接続され、半
導体装置をテストするためのテスト信号を伝達するため
のテスト配線を備えたものである。
ェハは、それぞれに半導体装置が形成され、互いにダイ
シングラインで分離された複数のチップを含む半導体ウ
ェハであって、ダイシングライン上に形成されて複数の
チップのうちの少なくとも2つのチップに接続され、半
導体装置をテストするためのテスト信号を伝達するため
のテスト配線を備えたものである。
【0010】好ましくは、テスト配線は、複数のチップ
の全部に接続されている。また好ましくは、複数のチッ
プは、それぞれが少なくとも2つのチップを含む複数の
グループに分割される。テスト配線は、各グループに対
応して設けられ、対応のグループに属する少なくとも2
つのチップに接続されている。
の全部に接続されている。また好ましくは、複数のチッ
プは、それぞれが少なくとも2つのチップを含む複数の
グループに分割される。テスト配線は、各グループに対
応して設けられ、対応のグループに属する少なくとも2
つのチップに接続されている。
【0011】また好ましくは、さらに、テスト配線にテ
スト信号を与えるためのテスト端子が設けられる。
スト信号を与えるためのテスト端子が設けられる。
【0012】また好ましくは、さらに、各チップ上に形
成され、そのチップ上の半導体装置にテスト信号を与え
るとともに、テスト配線にテスト信号を与えるためのテ
ストパッドが設けられる。
成され、そのチップ上の半導体装置にテスト信号を与え
るとともに、テスト配線にテスト信号を与えるためのテ
ストパッドが設けられる。
【0013】また好ましくは、テスト配線は2組設けら
れ、2組のテスト配線間には、テスト信号として半導体
装置に電圧ストレスを与えるためのストレス電源電圧が
与えられる。
れ、2組のテスト配線間には、テスト信号として半導体
装置に電圧ストレスを与えるためのストレス電源電圧が
与えられる。
【0014】また好ましくは、半導体ウェハの裏面は各
半導体装置の電源ラインと結合され、テスト配線と半導
体ウェハの裏面との間には、テスト信号として半導体装
置に電圧ストレスを与えるためのストレス電源電圧が与
えられる。
半導体装置の電源ラインと結合され、テスト配線と半導
体ウェハの裏面との間には、テスト信号として半導体装
置に電圧ストレスを与えるためのストレス電源電圧が与
えられる。
【0015】また好ましくは、半導体装置は、それぞれ
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセ
ル、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、予め定められた周波数のクロック信号を生成する
オシレータと、オシレータで生成されたクロック信号の
パルス数をカウントし、そのカウント値によって複数の
メモリセルのアドレスを順次指定し、各メモリセルに電
圧ストレスを与えるためのアドレスカウンタを含む半導
体記憶装置である。
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセ
ル、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、予め定められた周波数のクロック信号を生成する
オシレータと、オシレータで生成されたクロック信号の
パルス数をカウントし、そのカウント値によって複数の
メモリセルのアドレスを順次指定し、各メモリセルに電
圧ストレスを与えるためのアドレスカウンタを含む半導
体記憶装置である。
【0016】また好ましくは、半導体ウェハの裏面は各
半導体装置の電源ラインと結合され、テスト配線は2組
設けられる。2組のテスト配線のうちの一方の組のテス
ト配線と半導体ウェハの裏面との間には、テスト信号と
して半導体装置に電圧ストレスを与えるためのストレス
電源電圧が与えられる。2組のテスト配線のうちの他方
の組のテスト配線には、テスト信号として半導体装置を
駆動させるためのクロック信号が与えられる。
半導体装置の電源ラインと結合され、テスト配線は2組
設けられる。2組のテスト配線のうちの一方の組のテス
ト配線と半導体ウェハの裏面との間には、テスト信号と
して半導体装置に電圧ストレスを与えるためのストレス
電源電圧が与えられる。2組のテスト配線のうちの他方
の組のテスト配線には、テスト信号として半導体装置を
駆動させるためのクロック信号が与えられる。
【0017】また好ましくは、半導体装置は、それぞれ
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセル
と、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、テスト配線から与えられたクロック信号のパルス
数をカウントし、そのカウント値によって複数のメモリ
セルのアドレスを順次指定し、各メモリセルに電圧スト
レスを与えるためのアドレスカウンタを含む半導体記憶
装置である。
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセル
と、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、テスト配線から与えられたクロック信号のパルス
数をカウントし、そのカウント値によって複数のメモリ
セルのアドレスを順次指定し、各メモリセルに電圧スト
レスを与えるためのアドレスカウンタを含む半導体記憶
装置である。
【0018】また好ましくは、さらに、各チップ上に形
成され、そのチップ上の半導体装置に電源電位を与える
ための電源パッドと、電源パッドからテスト配線に電流
が流れるのを防止するためのダイオード素子とが設けら
れる。
成され、そのチップ上の半導体装置に電源電位を与える
ための電源パッドと、電源パッドからテスト配線に電流
が流れるのを防止するためのダイオード素子とが設けら
れる。
【0019】また好ましくは、さらに、各チップ上に形
成され、切断されることによってテスト配線からのテス
ト信号がそのチップ上の半導体装置に伝達されるのを防
止するためのヒューズが設けられる。
成され、切断されることによってテスト配線からのテス
ト信号がそのチップ上の半導体装置に伝達されるのを防
止するためのヒューズが設けられる。
【0020】また好ましくは、ヒューズは、テスト配線
と半導体装置の間に接続される。また好ましくは、さら
に、各チップ上に形成され、ヒューズに電流を流して切
断するためのヒューズ切断用パッドと、各チップ上に形
成されてテスト配線と半導体装置の間に接続され、ヒュ
ーズが切断されたことに応じて非導通になるスイッチン
グ素子とが設けられる。
と半導体装置の間に接続される。また好ましくは、さら
に、各チップ上に形成され、ヒューズに電流を流して切
断するためのヒューズ切断用パッドと、各チップ上に形
成されてテスト配線と半導体装置の間に接続され、ヒュ
ーズが切断されたことに応じて非導通になるスイッチン
グ素子とが設けられる。
【0021】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1による被試験半導体ウェハの構成を示
す図である。図1において、この被試験半導体ウェハは
半導体ウェハ1を備え、半導体ウェハ1は複数行複数列
に配列された複数のチップ2を含む。各チップ2上に
は、テスト対象である半導体集積回路装置(ここではD
ARMとする)が形成されている。複数のチップ2の間
には、ダイシングライン3が縦横に設けられている。
明の実施の形態1による被試験半導体ウェハの構成を示
す図である。図1において、この被試験半導体ウェハは
半導体ウェハ1を備え、半導体ウェハ1は複数行複数列
に配列された複数のチップ2を含む。各チップ2上に
は、テスト対象である半導体集積回路装置(ここではD
ARMとする)が形成されている。複数のチップ2の間
には、ダイシングライン3が縦横に設けられている。
【0022】また、半導体ウェハ1の表面には、各チッ
プ2の列に対応して設けられたテスト配線4,5と、複
数のチップ2に共通に設けられたテスト端子6,7とが
形成されている。テスト配線4,5は、対応するチップ
2の列を挟むようにして、そのチップ2の列の両側のダ
イシングライン3,3にそれぞれ配置される。テスト端
子6,7は、半導体ウェハ1の表面周辺部に配置され
る。各テスト配線4は、対応する各チップ2に接続され
るとともに、テスト端子6に接続される。各テスト端子
5は、対応する各チップ2に接続されるとともに、テス
ト端子7に接続される。
プ2の列に対応して設けられたテスト配線4,5と、複
数のチップ2に共通に設けられたテスト端子6,7とが
形成されている。テスト配線4,5は、対応するチップ
2の列を挟むようにして、そのチップ2の列の両側のダ
イシングライン3,3にそれぞれ配置される。テスト端
子6,7は、半導体ウェハ1の表面周辺部に配置され
る。各テスト配線4は、対応する各チップ2に接続され
るとともに、テスト端子6に接続される。各テスト端子
5は、対応する各チップ2に接続されるとともに、テス
ト端子7に接続される。
【0023】図2は、チップ2のウェハレベルテストに
関連する部分を示す回路ブロック図である。図2におい
て、このチップ2は、端子T1,T2、パッドP1〜P
3、ダイオード11,12、抵抗素子13およびアドレ
ス発生回路14を含む。
関連する部分を示す回路ブロック図である。図2におい
て、このチップ2は、端子T1,T2、パッドP1〜P
3、ダイオード11,12、抵抗素子13およびアドレ
ス発生回路14を含む。
【0024】端子T1,T2は、それぞれ対応のテスト
配線4,5に接続されている。パッドP1は、チップ2
内に電源電位VCCを供給するための電源パッドであ
る。パッドP2は、チップ内に接地電位GNDを供給す
るための接地パッドであり、端子T2に接続される。パ
ッドP3は、ノードN13の電位V13を制御するため
の制御パッドである。
配線4,5に接続されている。パッドP1は、チップ2
内に電源電位VCCを供給するための電源パッドであ
る。パッドP2は、チップ内に接地電位GNDを供給す
るための接地パッドであり、端子T2に接続される。パ
ッドP3は、ノードN13の電位V13を制御するため
の制御パッドである。
【0025】ダイオード11は、端子T1とノードN1
3の間に接続され、制御パッドP3に「H」レベルの信
号を与えたときに、ノードN13から端子T1およびテ
スト配線4を介して電源パッドP1が接地されているよ
うな不良な他のチップ2に電流が流れるのを防止するも
のである。
3の間に接続され、制御パッドP3に「H」レベルの信
号を与えたときに、ノードN13から端子T1およびテ
スト配線4を介して電源パッドP1が接地されているよ
うな不良な他のチップ2に電流が流れるのを防止するも
のである。
【0026】ダイオード12は、端子T1とパッドP1
の間に接続され、電源パッドP1に電源電位VCCを与
えたときに、パッドP1から端子T1およびテスト配線
4を介して電源パッドP1が接地されているような不良
な他のチップ2に電流が流れるのを防止するものであ
る。
の間に接続され、電源パッドP1に電源電位VCCを与
えたときに、パッドP1から端子T1およびテスト配線
4を介して電源パッドP1が接地されているような不良
な他のチップ2に電流が流れるのを防止するものであ
る。
【0027】抵抗素子13は、ノードN13と接地電位
GNDのラインとの間に接続され、テスト期間以外の期
間にノードN13の電位V13を「L」レベルにするた
めに設けられている。
GNDのラインとの間に接続され、テスト期間以外の期
間にノードN13の電位V13を「L」レベルにするた
めに設けられている。
【0028】アドレス発生回路14は、ノードN13の
電位V13が「H」レベルの場合に活性化され、行アド
レス信号RA0〜RAi(ただし、iは0以上の整数で
ある)を所定周期でインクリメントしてDRAMのアド
レスを順次指定する。
電位V13が「H」レベルの場合に活性化され、行アド
レス信号RA0〜RAi(ただし、iは0以上の整数で
ある)を所定周期でインクリメントしてDRAMのアド
レスを順次指定する。
【0029】詳しく説明すると、アドレス発生回路14
は、図3に示すように、リングオシレータ15およびア
ドレスカウンタ16を含む。リングオシレータ15は、
図4に示すように、直列接続された偶数段のインバータ
20を含む遅延回路21と、NANDゲート22とを含
む。遅延回路21は、NANDゲート22の出力ノード
と一方入力ノードとの間に接続される。NANDゲート
22の他方入力ノードには、ノードN13の電位V13
が与えられる。V13が「H」レベルになるとNAND
ゲート22はインバータとして動作し、NANDゲート
22の出力信号は、図5に示すように、遅延回路20の
遅延時間ごとに反転するクロック信号CLKとなる。
は、図3に示すように、リングオシレータ15およびア
ドレスカウンタ16を含む。リングオシレータ15は、
図4に示すように、直列接続された偶数段のインバータ
20を含む遅延回路21と、NANDゲート22とを含
む。遅延回路21は、NANDゲート22の出力ノード
と一方入力ノードとの間に接続される。NANDゲート
22の他方入力ノードには、ノードN13の電位V13
が与えられる。V13が「H」レベルになるとNAND
ゲート22はインバータとして動作し、NANDゲート
22の出力信号は、図5に示すように、遅延回路20の
遅延時間ごとに反転するクロック信号CLKとなる。
【0030】アドレスカウンタ16は、図6に示すよう
に、NANDゲート23、インバータ24,25.0〜
25.iおよびフリップフロップ26.0〜26.iを
含む。リングオシレータ15で生成されたクロック信号
CLKは、NANDゲート23の一方入力ノードに入力
される。ノードN13の電位V13は、NANDゲート
23の他方入力ノードおよびフリップフロップ26.0
〜26.iのセット端子/Sに入力される。NANDゲ
ート23の出力信号は、インバータ24を介して初段フ
リップフロップ26.0の入力端子Tに入力されるとと
もに、その反転入力端子/Tに直接入力される。
に、NANDゲート23、インバータ24,25.0〜
25.iおよびフリップフロップ26.0〜26.iを
含む。リングオシレータ15で生成されたクロック信号
CLKは、NANDゲート23の一方入力ノードに入力
される。ノードN13の電位V13は、NANDゲート
23の他方入力ノードおよびフリップフロップ26.0
〜26.iのセット端子/Sに入力される。NANDゲ
ート23の出力信号は、インバータ24を介して初段フ
リップフロップ26.0の入力端子Tに入力されるとと
もに、その反転入力端子/Tに直接入力される。
【0031】フリップフロップ26.0〜26.i−1
の出力端子Qおよび反転出力端子/Qは、それぞれ後段
のフリップフロップ26.1〜26.iの入力端子Tお
よび反転入力端子/Tに接続される。フリップフロップ
26.0〜26.iの反転出力信号は、それぞれインバ
ータ25.0〜25.iで反転されて行アドレス信号R
A0〜RAiとなる。
の出力端子Qおよび反転出力端子/Qは、それぞれ後段
のフリップフロップ26.1〜26.iの入力端子Tお
よび反転入力端子/Tに接続される。フリップフロップ
26.0〜26.iの反転出力信号は、それぞれインバ
ータ25.0〜25.iで反転されて行アドレス信号R
A0〜RAiとなる。
【0032】図7は、図6に示したアドレスカウンタ1
6の動作を示すタイムチャートである。ノードN13の
電位V13が「H」レベルになると、フリップフロップ
26.0〜26.iの出力信号が「H」レベルにリセッ
トされるとともに、NANDゲート23がインバータと
して動作し、クロック信号CLKがNANDゲート23
およびインバータ24を介してフリップフロップ26.
0に入力される。行アドレス信号RA0〜RAiは、そ
れぞれ信号CLK,RA0〜RAi−1が「H」レベル
から「L」レベルに立下がるごとに反転する。したがっ
て、行アドレス信号RA0〜RAiは、クロック信号C
LKの立下がりエッジに同期してインクリメントされ
る。
6の動作を示すタイムチャートである。ノードN13の
電位V13が「H」レベルになると、フリップフロップ
26.0〜26.iの出力信号が「H」レベルにリセッ
トされるとともに、NANDゲート23がインバータと
して動作し、クロック信号CLKがNANDゲート23
およびインバータ24を介してフリップフロップ26.
0に入力される。行アドレス信号RA0〜RAiは、そ
れぞれ信号CLK,RA0〜RAi−1が「H」レベル
から「L」レベルに立下がるごとに反転する。したがっ
て、行アドレス信号RA0〜RAiは、クロック信号C
LKの立下がりエッジに同期してインクリメントされ
る。
【0033】図8は、各チップ2上に形成されているD
RAMの要部を示す回路ブロック図である。図8におい
て、このDRAMは、メモリアレイ30、センスアンプ
+入出力制御回路31、行デコーダ35および列デコー
ダ36を備える。
RAMの要部を示す回路ブロック図である。図8におい
て、このDRAMは、メモリアレイ30、センスアンプ
+入出力制御回路31、行デコーダ35および列デコー
ダ36を備える。
【0034】メモリアレイ30は、行列状に配列された
複数のメモリセルMCと、各行に対して設けられたワー
ド線WLと、各列に対応して設けられたビット線対B
L,/BLとを含む。メモリセルMCは、アクセス用の
NチャネルMOSトランジスタと情報記憶用のキャパシ
タとを含む周知のものである。
複数のメモリセルMCと、各行に対して設けられたワー
ド線WLと、各列に対応して設けられたビット線対B
L,/BLとを含む。メモリセルMCは、アクセス用の
NチャネルMOSトランジスタと情報記憶用のキャパシ
タとを含む周知のものである。
【0035】センスアンプ+入出力制御回路31は、デ
ータ入出力線対IO,/IOと、各列に対応して設けら
れた列選択線CSL、列選択ゲート32、センスアンプ
33およびイコライザ34とを含む。列選択ゲート32
は、1対のNチャネルMOSトランジスタを含む。1対
のNチャネルMOSトランジスタは、データ入出力線対
IO,/IOと対応のビット線対BL,/BLとの間に
接続され、各々のゲートはともに対応の列選択線CSL
を介して列デコーダ36に接続される。
ータ入出力線対IO,/IOと、各列に対応して設けら
れた列選択線CSL、列選択ゲート32、センスアンプ
33およびイコライザ34とを含む。列選択ゲート32
は、1対のNチャネルMOSトランジスタを含む。1対
のNチャネルMOSトランジスタは、データ入出力線対
IO,/IOと対応のビット線対BL,/BLとの間に
接続され、各々のゲートはともに対応の列選択線CSL
を介して列デコーダ36に接続される。
【0036】センスアンプ33は、センスアンプ活性化
信号SON,ZSOPがそれぞれ「H」レベルおよび
「L」レベルになったことに応じて活性化され、対応の
ビット線対BL,/BL間に生じた微小電位差を電源電
圧VCCに増幅する。イコライザ34は、ビット線イコ
ライズ信号BLEQが「H」レベルになったことに応じ
て活性化され、対応のビット線対BL,/BLをビット
線電位VBL=VCC/2にイコライズする。
信号SON,ZSOPがそれぞれ「H」レベルおよび
「L」レベルになったことに応じて活性化され、対応の
ビット線対BL,/BL間に生じた微小電位差を電源電
圧VCCに増幅する。イコライザ34は、ビット線イコ
ライズ信号BLEQが「H」レベルになったことに応じ
て活性化され、対応のビット線対BL,/BLをビット
線電位VBL=VCC/2にイコライズする。
【0037】行デコーダ35は、行アドレス信号RA0
〜RAiに従って、複数のワード線WLのうちのいずれ
かのワード線WLを選択し、そのワード線WLを選択レ
ベルの「H」レベルにする。これにより、そのワード線
WLに対応する各メモリセルMCが活性化され、そのメ
モリセルMCのデータの書込/読出が可能になる。
〜RAiに従って、複数のワード線WLのうちのいずれ
かのワード線WLを選択し、そのワード線WLを選択レ
ベルの「H」レベルにする。これにより、そのワード線
WLに対応する各メモリセルMCが活性化され、そのメ
モリセルMCのデータの書込/読出が可能になる。
【0038】列デコーダ36は、列アドレス信号CA0
〜CAiに従って、複数の列選択線CSLのうちのいず
れかの列選択線CSLを選択し、その列選択線CSLを
選択レベルの「H」レベルにする。これにより、その列
選択線CSLに対応する列選択ゲート32が導通し、対
応のビット線対BL,/BLとデータ入出力線対IO,
/IOとが結合され、外部とメモリセルMCとのデータ
の授受が可能となる。
〜CAiに従って、複数の列選択線CSLのうちのいず
れかの列選択線CSLを選択し、その列選択線CSLを
選択レベルの「H」レベルにする。これにより、その列
選択線CSLに対応する列選択ゲート32が導通し、対
応のビット線対BL,/BLとデータ入出力線対IO,
/IOとが結合され、外部とメモリセルMCとのデータ
の授受が可能となる。
【0039】書込動作時は、列デコーダ36によって列
アドレス信号CA0〜CAiに応じた列の列選択線CS
Lが選択されて「H」レベルにされ、その列の列選択ゲ
ート32が導通してデータ入出力線対IO,/IOとビ
ット線対BL,/BLとが結合される。次いで、書込デ
ータに従ってデータ入出力線IO,/IOを介してビッ
ト線BL,/BLのうちの一方が「H」レベルにされ他
方が「L」レベルにされる。次いで、行デコーダ35に
よって行アドレス信号RA0〜RAiに応じた行のワー
ド線WLが選択されて「H」レベルにされ、その行のメ
モリセルMCにビット線BL,/BLの電位が書込まれ
る。ワード線WLが「L」レベルにされてデータの書込
が終了する。
アドレス信号CA0〜CAiに応じた列の列選択線CS
Lが選択されて「H」レベルにされ、その列の列選択ゲ
ート32が導通してデータ入出力線対IO,/IOとビ
ット線対BL,/BLとが結合される。次いで、書込デ
ータに従ってデータ入出力線IO,/IOを介してビッ
ト線BL,/BLのうちの一方が「H」レベルにされ他
方が「L」レベルにされる。次いで、行デコーダ35に
よって行アドレス信号RA0〜RAiに応じた行のワー
ド線WLが選択されて「H」レベルにされ、その行のメ
モリセルMCにビット線BL,/BLの電位が書込まれ
る。ワード線WLが「L」レベルにされてデータの書込
が終了する。
【0040】リフレッシュ動作時は、イコライザ34に
よって各ビット線対BL,/BLがビット線電位VBL
=VCC/2にイコライズされた後、行デコーダ35に
よって行アドレス信号RA0〜RAiに応じた行のワー
ド線WLが選択されて「H」レベルにされる。これによ
り、その行の各メモリセルMCが活性化され、そのメモ
リセルMCの記憶データに応じて対応のビット線対B
L,/BLに微小電位差が生じる。次いで、センスアン
プ33によって各ビット線対BL,/BL間に電位差が
電源電圧VCCに増幅され、各メモリセルMCにデータ
の再書込が行なわれる。ワード線WLが「L」レベルに
されて1行分のデータのリフレッシュが終了する。
よって各ビット線対BL,/BLがビット線電位VBL
=VCC/2にイコライズされた後、行デコーダ35に
よって行アドレス信号RA0〜RAiに応じた行のワー
ド線WLが選択されて「H」レベルにされる。これによ
り、その行の各メモリセルMCが活性化され、そのメモ
リセルMCの記憶データに応じて対応のビット線対B
L,/BLに微小電位差が生じる。次いで、センスアン
プ33によって各ビット線対BL,/BL間に電位差が
電源電圧VCCに増幅され、各メモリセルMCにデータ
の再書込が行なわれる。ワード線WLが「L」レベルに
されて1行分のデータのリフレッシュが終了する。
【0041】読出動作時は、センスアンプ33によって
各ビット線対BL,/BL間の電位差が電源電圧VCC
に増幅されるまでは、リフレッシュ動作と同じである。
次いで、列デコーダ36によって列アドレス信号CA0
〜CAiに応じた列の列選択線CSLが選択されて
「H」レベルにされ、その列の列選択ゲート32が導通
してその列のビット線対BL,/BLの電位差すなわち
読出データがデータ入出力線対IO,/IOを介して外
部に出力される。
各ビット線対BL,/BL間の電位差が電源電圧VCC
に増幅されるまでは、リフレッシュ動作と同じである。
次いで、列デコーダ36によって列アドレス信号CA0
〜CAiに応じた列の列選択線CSLが選択されて
「H」レベルにされ、その列の列選択ゲート32が導通
してその列のビット線対BL,/BLの電位差すなわち
読出データがデータ入出力線対IO,/IOを介して外
部に出力される。
【0042】ウェハレベルバーンインテスト時は、アド
レス発生回路14によって行アドレス信号RA0〜RA
iが所定周期でインクリメントされ、全ワード線WLが
順次選択され、全行のデータのリフレッシュが行なわれ
る。このとき、電源電圧VCCの代わりに電源電圧VC
Cよりも高いストレス電源電圧SVCCが与えられるの
で、各メモリセルMCに電圧ストレスが与えられ、初期
不良が加速される。
レス発生回路14によって行アドレス信号RA0〜RA
iが所定周期でインクリメントされ、全ワード線WLが
順次選択され、全行のデータのリフレッシュが行なわれ
る。このとき、電源電圧VCCの代わりに電源電圧VC
Cよりも高いストレス電源電圧SVCCが与えられるの
で、各メモリセルMCに電圧ストレスが与えられ、初期
不良が加速される。
【0043】図9は、この被試験半導体ウェハのテスト
方法を示すフローチャートである。図9において、ステ
ップS1でnチップずつプロービングして通常の動作テ
ストを行なう。このときは、各チップ2のパッドP1〜
P3の各々にプローブを接触させてテストする。パッド
P1,P2には、それぞれ電源電圧VCCおよび接地電
位GNDが与えられる。パッドP3には、「H」レベル
または「L」レベルの信号が与えられる。たとえば各メ
モリセルMCのデータの書込/読出を行なって各メモリ
セルMCが正常か否かをテストする。ウェハ1上のチッ
プ2の数をmとすると、m/n回テストして全チップ2
のテストを行なう。
方法を示すフローチャートである。図9において、ステ
ップS1でnチップずつプロービングして通常の動作テ
ストを行なう。このときは、各チップ2のパッドP1〜
P3の各々にプローブを接触させてテストする。パッド
P1,P2には、それぞれ電源電圧VCCおよび接地電
位GNDが与えられる。パッドP3には、「H」レベル
または「L」レベルの信号が与えられる。たとえば各メ
モリセルMCのデータの書込/読出を行なって各メモリ
セルMCが正常か否かをテストする。ウェハ1上のチッ
プ2の数をmとすると、m/n回テストして全チップ2
のテストを行なう。
【0044】次いでステップS2でウェハ1上の全チッ
プ2に電圧ストレスを与える。このときは、プロービン
グは行なわず、テスト端子6に電源電位VCCよりも高
いストレス電源電位SVCCを与え、テスト端子7に接
地電極にGNDを与える。これにより、各チップ上に形
成されたDRAMにストレス電源電位SVCCおよび接
地電位GNDが与えられるとともに、アドレス発生回路
14が活性化され、ウェハレベルバーンインテストが行
なわれる。このとき、ウェハ1上の全チップ2を同時に
テストするので、nチップずつプロービングしてテスト
していた従来に比べ、ウェハレベルバーンインテストの
時間が大幅に短縮される。
プ2に電圧ストレスを与える。このときは、プロービン
グは行なわず、テスト端子6に電源電位VCCよりも高
いストレス電源電位SVCCを与え、テスト端子7に接
地電極にGNDを与える。これにより、各チップ上に形
成されたDRAMにストレス電源電位SVCCおよび接
地電位GNDが与えられるとともに、アドレス発生回路
14が活性化され、ウェハレベルバーンインテストが行
なわれる。このとき、ウェハ1上の全チップ2を同時に
テストするので、nチップずつプロービングしてテスト
していた従来に比べ、ウェハレベルバーンインテストの
時間が大幅に短縮される。
【0045】次いでステップS3でステップS1と同じ
テストを行なって被試験ウェハのテストが終了する。テ
スト終了後は、ダイシングライン3に沿ってダイシング
が行なわれ、テスト配線4,5およびテスト端子6,7
が切断され、各チップ2と他のチップ2が分離される。
テストを行なって被試験ウェハのテストが終了する。テ
スト終了後は、ダイシングライン3に沿ってダイシング
が行なわれ、テスト配線4,5およびテスト端子6,7
が切断され、各チップ2と他のチップ2が分離される。
【0046】[実施の形態2]図10は、この発明の実
施の形態2による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図10において、この被試験半導体ウェハが図1
の被試験半導体ウェハと異なる点は、半導体ウェハ1の
裏面全体が接地端子として使用されて各チップ2の接地
電位GNDのラインが半導体ウェハ1の裏面に導通して
いる点と、テスト配線5およびテスト端子7が除去され
ている点である。また、図2で示した端子T2およびパ
ッドP2も不要となる。ただし、半導体ウェハ1はP型
に限定される。テスト時は、テスト端子7またはパッド
P2に接地電位GNDを印加する代わりに、半導体ウェ
ハ1の裏面に接地電位GNDを印加する。
施の形態2による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図10において、この被試験半導体ウェハが図1
の被試験半導体ウェハと異なる点は、半導体ウェハ1の
裏面全体が接地端子として使用されて各チップ2の接地
電位GNDのラインが半導体ウェハ1の裏面に導通して
いる点と、テスト配線5およびテスト端子7が除去され
ている点である。また、図2で示した端子T2およびパ
ッドP2も不要となる。ただし、半導体ウェハ1はP型
に限定される。テスト時は、テスト端子7またはパッド
P2に接地電位GNDを印加する代わりに、半導体ウェ
ハ1の裏面に接地電位GNDを印加する。
【0047】この実施の形態2では、実施の形態1と同
じ効果が得られるほか、テスト配線およびテスト端子の
数が少なくて済む。
じ効果が得られるほか、テスト配線およびテスト端子の
数が少なくて済む。
【0048】図11は、この実施の形態2の変更例を示
す図である。図11において、この被試験半導体ウェハ
が図1の被試験半導体ウェハと異なる点は、半導体ウェ
ハ1の裏面全体が電源端子として使用されて各チップ2
の電源電位VCCのラインが半導体ウェハ1の裏面に導
通している点と、テスト配線4およびテスト端子6が除
去されている点である。また、図2で示した端子T1お
よびパッドP1も不要となる。ただし、半導体ウェハは
N型に限定される。テスト時は、テスト端子6またはパ
ッドP1に電源電位VCCまたはSVCCを印加する代
わりに、半導体ウェハ1の裏面に電源電位VCCまたは
SVCCを印加する。
す図である。図11において、この被試験半導体ウェハ
が図1の被試験半導体ウェハと異なる点は、半導体ウェ
ハ1の裏面全体が電源端子として使用されて各チップ2
の電源電位VCCのラインが半導体ウェハ1の裏面に導
通している点と、テスト配線4およびテスト端子6が除
去されている点である。また、図2で示した端子T1お
よびパッドP1も不要となる。ただし、半導体ウェハは
N型に限定される。テスト時は、テスト端子6またはパ
ッドP1に電源電位VCCまたはSVCCを印加する代
わりに、半導体ウェハ1の裏面に電源電位VCCまたは
SVCCを印加する。
【0049】この変更例でも、実施の形態2と同じ効果
が得られる。 [実施の形態3]図12は、この発明の実施の形態3に
よる被試験半導体ウェハの構成を示す図である。図12
において、この被試験半導体ウェハが図1の被試験半導
体ウェハと異なる点は、各チップ2がチップ40で置換
されている点と、半導体ウェハ1の裏面全体が接地端子
として使用されて各チップ40の接地電位GNDのライ
ンが半導体ウェハ11の裏面に導通している点である。
ただし、半導体ウェハ11はP型に限定される。
が得られる。 [実施の形態3]図12は、この発明の実施の形態3に
よる被試験半導体ウェハの構成を示す図である。図12
において、この被試験半導体ウェハが図1の被試験半導
体ウェハと異なる点は、各チップ2がチップ40で置換
されている点と、半導体ウェハ1の裏面全体が接地端子
として使用されて各チップ40の接地電位GNDのライ
ンが半導体ウェハ11の裏面に導通している点である。
ただし、半導体ウェハ11はP型に限定される。
【0050】図13は、チップ40のウェハレベルテス
トに関連する部分を示す回路ブロック図である。図13
において、このチップ40が図2のチップ2と異なる点
は、、端子T2およびパッドP2が除去され、アドレス
発生回路14がアドレスカウンタ16で置換され、端子
T3が追加されている点である。端子T3は、アドレス
カウンタ16およびテスト配線5に接続される。
トに関連する部分を示す回路ブロック図である。図13
において、このチップ40が図2のチップ2と異なる点
は、、端子T2およびパッドP2が除去され、アドレス
発生回路14がアドレスカウンタ16で置換され、端子
T3が追加されている点である。端子T3は、アドレス
カウンタ16およびテスト配線5に接続される。
【0051】ウェハレベルバーンインテスト時は、半導
体ウェハ1の裏面に接地電位GNDが印加され、テスト
端子6にストレス電源電位SVCCが印加され、テスト
端子7にはクロック信号CLKが与えられる。アドレス
カウンタ16は、ノードN13の電位V13が「H」レ
ベルになったことに応じて活性化され、クロック信号C
LKの立下がりエッジに応答して行アドレスRA0〜R
Aiをインクリメントする。
体ウェハ1の裏面に接地電位GNDが印加され、テスト
端子6にストレス電源電位SVCCが印加され、テスト
端子7にはクロック信号CLKが与えられる。アドレス
カウンタ16は、ノードN13の電位V13が「H」レ
ベルになったことに応じて活性化され、クロック信号C
LKの立下がりエッジに応答して行アドレスRA0〜R
Aiをインクリメントする。
【0052】この実施の形態3では、各チップ40にリ
ングオシレータ15を設ける必要はないので、各チップ
40の回路構成の簡単化を図ることができる。また、ク
ロック信号CLKの周期を自由に設定できる。
ングオシレータ15を設ける必要はないので、各チップ
40の回路構成の簡単化を図ることができる。また、ク
ロック信号CLKの周期を自由に設定できる。
【0053】[実施の形態4]図14は、この発明の実
施の形態4による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図14において、この被試験半導体ウェハは半導
体ウェハ1を備え、半導体ウェハ1は複数行複数列に配
列された複数のチップ2′を含む。隣接する2つのチッ
プ2′間には、ダイシングライン3が設けられている。
施の形態4による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図14において、この被試験半導体ウェハは半導
体ウェハ1を備え、半導体ウェハ1は複数行複数列に配
列された複数のチップ2′を含む。隣接する2つのチッ
プ2′間には、ダイシングライン3が設けられている。
【0054】また、半導体ウェハ1の表面には、各チッ
プ2′の列に対応して設けられたテスト配線41,42
が形成されている。テスト配線41,42は互いに異な
る配線層で形成されており、たとえばテスト配線41は
テスト配線42よりも上層の形成されている。テスト配
線41,42は、対応するチップ2′の列を挟むように
して、そのチップ2′の列の両側のダイシングライン
3,3にそれぞれ配置される。各テスト配線41,42
は、対応するチップ2′に接続される。複数のテスト配
線41は、同じ層の配線41′によって互いに接続され
る。複数のテスト配線42は、同じ層の配線42′によ
って互いに接続される。配線41′、42′は、テスト
配線41,42と直交してダイシングライン3に配置さ
れる。
プ2′の列に対応して設けられたテスト配線41,42
が形成されている。テスト配線41,42は互いに異な
る配線層で形成されており、たとえばテスト配線41は
テスト配線42よりも上層の形成されている。テスト配
線41,42は、対応するチップ2′の列を挟むように
して、そのチップ2′の列の両側のダイシングライン
3,3にそれぞれ配置される。各テスト配線41,42
は、対応するチップ2′に接続される。複数のテスト配
線41は、同じ層の配線41′によって互いに接続され
る。複数のテスト配線42は、同じ層の配線42′によ
って互いに接続される。配線41′、42′は、テスト
配線41,42と直交してダイシングライン3に配置さ
れる。
【0055】図15は、チップ2′のウェハレベルテス
トに関連する部分を示す回路ブロック図である。図15
において、このチップ2′が図2のチップ2と異なる点
は、パッドP4が追加されている点である。パッドP4
は、端子T1に接続され、ウェハレベルバーンインテス
ト時にストレス電源電位SVCCを印加するために用い
られる。
トに関連する部分を示す回路ブロック図である。図15
において、このチップ2′が図2のチップ2と異なる点
は、パッドP4が追加されている点である。パッドP4
は、端子T1に接続され、ウェハレベルバーンインテス
ト時にストレス電源電位SVCCを印加するために用い
られる。
【0056】ウェハレベルバーンインテスト時は、プロ
ーブによって全チップ2′のうちの選択されたチップ
2′のパッドP2,P4にそれぞれ接地電位GNDおよ
びストレス電源電位SVCCが印加される。パッドP2
に印加された接地電位GNDは、端子T2および配線4
2,42′を介して他のチップ2′に供給される。パッ
ドP4に印加されたストレス電源電位SVCCは、端子
T1および配線41,41′を介して他のチップ2′に
供給される。したがって、この実施の形態4では、実施
の形態1と同じ効果が得られるほか、テスト端子6,7
が不要となる。
ーブによって全チップ2′のうちの選択されたチップ
2′のパッドP2,P4にそれぞれ接地電位GNDおよ
びストレス電源電位SVCCが印加される。パッドP2
に印加された接地電位GNDは、端子T2および配線4
2,42′を介して他のチップ2′に供給される。パッ
ドP4に印加されたストレス電源電位SVCCは、端子
T1および配線41,41′を介して他のチップ2′に
供給される。したがって、この実施の形態4では、実施
の形態1と同じ効果が得られるほか、テスト端子6,7
が不要となる。
【0057】なお、実施の形態2と同様に半導体ウェハ
1の裏面を接地端子とすれば、配線42,42′は不要
となる。
1の裏面を接地端子とすれば、配線42,42′は不要
となる。
【0058】[実施の形態5]図16は、この発明の実
施の形態5による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図16において、この被試験半導体ウェハが図1
4の被試験半導体ウェハと異なる点は、半導体ウェハ1
の裏面全体が接地端子として使用される点と、各チップ
2′がチップ40′で置換される点である。
施の形態5による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図16において、この被試験半導体ウェハが図1
4の被試験半導体ウェハと異なる点は、半導体ウェハ1
の裏面全体が接地端子として使用される点と、各チップ
2′がチップ40′で置換される点である。
【0059】図17は、チップ40′のウェハレベルテ
ストに関連する部分を示す回路ブロック図である。図1
7において、このチップ40′が図13のチップ40と
異なる点は、パッドP4,P5が追加されている点であ
る。
ストに関連する部分を示す回路ブロック図である。図1
7において、このチップ40′が図13のチップ40と
異なる点は、パッドP4,P5が追加されている点であ
る。
【0060】パッドP4は、端子T1に接続され、ウェ
ハレベルバーンインテスト時にストレス電源電位SVC
Cを印加するために用いられる。パッドP5は、端子T
3に接続され、ウェハレベルバーンインテスト時にクロ
ック信号CLKを与えるために用いられる。
ハレベルバーンインテスト時にストレス電源電位SVC
Cを印加するために用いられる。パッドP5は、端子T
3に接続され、ウェハレベルバーンインテスト時にクロ
ック信号CLKを与えるために用いられる。
【0061】ウェハレベルバーンインテスト時は、プロ
ーブによって全チップ40′のうちの選択されたチップ
40′のパッドP4,P5にそれぞれストレス電源電位
SVCCおよびクロック信号CLKが与えられる。パッ
ドP4に印加されたストレス電源電位SVCCは、端子
T1および配線41,41′を介して他のチップ40′
に供給される。パッドP5に与えられたクロック信号C
LKは、配線42,42′を介して他のチップに供給さ
れる。パッドP5に与えられたクロック信号CLKは、
配線42,42′を介して他のチップ40′に供給され
る。半導体ウェハ1の裏面には接地電位GNDが与えら
れる。
ーブによって全チップ40′のうちの選択されたチップ
40′のパッドP4,P5にそれぞれストレス電源電位
SVCCおよびクロック信号CLKが与えられる。パッ
ドP4に印加されたストレス電源電位SVCCは、端子
T1および配線41,41′を介して他のチップ40′
に供給される。パッドP5に与えられたクロック信号C
LKは、配線42,42′を介して他のチップに供給さ
れる。パッドP5に与えられたクロック信号CLKは、
配線42,42′を介して他のチップ40′に供給され
る。半導体ウェハ1の裏面には接地電位GNDが与えら
れる。
【0062】したがって、この実施の形態5では、実施
の形態3と同じ効果が得られるほか、テスト端子6,7
が不要となる。
の形態3と同じ効果が得られるほか、テスト端子6,7
が不要となる。
【0063】[実施の形態6]図18は、この発明の実
施の形態6による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図18において、この被試験半導体ウェハが図1
の被試験半導体ウェハと異なる点は、各チップ2がチッ
プ2′で置換されている点と、テスト端子6,7が除去
されている点である。テスト端子6,7が除去されてい
るので、各テスト配線4は他のテスト配線4と絶縁さ
れ、各テスト配線5は他のテスト配線5と絶縁されてい
る。
施の形態6による被試験半導体ウェハの構成を示す図で
ある。図18において、この被試験半導体ウェハが図1
の被試験半導体ウェハと異なる点は、各チップ2がチッ
プ2′で置換されている点と、テスト端子6,7が除去
されている点である。テスト端子6,7が除去されてい
るので、各テスト配線4は他のテスト配線4と絶縁さ
れ、各テスト配線5は他のテスト配線5と絶縁されてい
る。
【0064】ウェハレベルバーンインテスト時は、各列
において複数のチップ2′のうちの選択されたチップ
2′のパッドP2にプローブによって接地電位GNGが
与えられるとともにパッドP4にプローブによってスト
レス電源電位SVCCが与えられる。
において複数のチップ2′のうちの選択されたチップ
2′のパッドP2にプローブによって接地電位GNGが
与えられるとともにパッドP4にプローブによってスト
レス電源電位SVCCが与えられる。
【0065】この実施の形態6では、各列ごとに1対の
プローブからその列のチップ2′に電流を供給するの
で、ウェハ1上の全チップ2′に1対のプローブから電
流を供給する場合に比べ、プローブ1つあたりの電流供
給量を低減化することができる。
プローブからその列のチップ2′に電流を供給するの
で、ウェハ1上の全チップ2′に1対のプローブから電
流を供給する場合に比べ、プローブ1つあたりの電流供
給量を低減化することができる。
【0066】なお、図19に示すように、2列ごとにテ
スト配線4と4,5と5を接続してもよい。また、図2
0に示すように、ウェハプロセスで使用するマスクの各
1ショット領域Aに存在する複数(図では3行3列)の
チップ2′に共通にテスト配線4,5を設けてもよい。
スト配線4と4,5と5を接続してもよい。また、図2
0に示すように、ウェハプロセスで使用するマスクの各
1ショット領域Aに存在する複数(図では3行3列)の
チップ2′に共通にテスト配線4,5を設けてもよい。
【0067】[実施の形態7]図21は、この発明の実
施の形態7による被試験半導体ウェハに含まれるチップ
のウェハレベルテストに関連する部分の構成を示す回路
ブロック図である。図21において、このチップが図2
のチップ2と異なる点は、ヒューズ43が追加されてい
る点である。ヒューズ43は、端子T1とダイオード1
1,12のアノードとの間に接続されている。他の構成
は、実施の形態1の被試験半導体ウェハと同じである。
施の形態7による被試験半導体ウェハに含まれるチップ
のウェハレベルテストに関連する部分の構成を示す回路
ブロック図である。図21において、このチップが図2
のチップ2と異なる点は、ヒューズ43が追加されてい
る点である。ヒューズ43は、端子T1とダイオード1
1,12のアノードとの間に接続されている。他の構成
は、実施の形態1の被試験半導体ウェハと同じである。
【0068】図22は、この被試験半導体ウェハのテス
ト方法を示すフローチャートである。ステップS1で
は、図9を用いて説明した実施の形態1と同じ動作が行
なわれる。このとき電源電位VCCのラインと接地電位
GNDのラインとの間に過大電流が流れるような不良チ
ップを検出し、ステップS11でそのチップのヒューズ
42をレーザトリミングによって切断する。
ト方法を示すフローチャートである。ステップS1で
は、図9を用いて説明した実施の形態1と同じ動作が行
なわれる。このとき電源電位VCCのラインと接地電位
GNDのラインとの間に過大電流が流れるような不良チ
ップを検出し、ステップS11でそのチップのヒューズ
42をレーザトリミングによって切断する。
【0069】次いでステップS2でテスト端子6,7に
それぞれストレス電源電位SVCCおよび接地電位GN
Dを印加して不良チップ以外の各チップに電圧ストレス
を与える。ステップS3では、ステップS1と同じ動作
が行なわれる。
それぞれストレス電源電位SVCCおよび接地電位GN
Dを印加して不良チップ以外の各チップに電圧ストレス
を与える。ステップS3では、ステップS1と同じ動作
が行なわれる。
【0070】この実施の形態7では、不良チップのヒュ
ーズ42を切断するので、不良チップに過大電流が流れ
てストレス電源電位SVCCが低下するのを防止するこ
とができ、不良チップの数に関係なく正常なストレス印
加を行なうことができる。ただし、不良チップのヒュー
ズ42を切断する工程が1つ増えるので、テスト時間が
長くなる。
ーズ42を切断するので、不良チップに過大電流が流れ
てストレス電源電位SVCCが低下するのを防止するこ
とができ、不良チップの数に関係なく正常なストレス印
加を行なうことができる。ただし、不良チップのヒュー
ズ42を切断する工程が1つ増えるので、テスト時間が
長くなる。
【0071】[実施の形態8]図23は、この発明の実
施の形態8による被試験半導体ウェハに含まれるチップ
51のウェハレベルテストに関連する部分の構成を示す
回路ブロック図である。
施の形態8による被試験半導体ウェハに含まれるチップ
51のウェハレベルテストに関連する部分の構成を示す
回路ブロック図である。
【0072】図23において、このチップ51が図2の
チップ2と異なる点は、ヒューズ回路52およびパッド
P6が追加されている点である。ヒューズ回路52の入
力ノード52aは端子T1に接続され、その出力ノード
52bはダイオード11,12のアノードに接続され、
その制御ノード52cはパッドP6に接続される。
チップ2と異なる点は、ヒューズ回路52およびパッド
P6が追加されている点である。ヒューズ回路52の入
力ノード52aは端子T1に接続され、その出力ノード
52bはダイオード11,12のアノードに接続され、
その制御ノード52cはパッドP6に接続される。
【0073】ヒューズ回路52は、図24に示すよう
に、ノード52a,52c間に直列接続されたダイオー
ド53および抵抗素子54と、ノード52cと接地電位
GNDのラインとの間に接続されたヒューズ55と、ノ
ード52a,52b間に接続されたPチャネルMOSト
ランジスタ56とを含む。PチャネルMOSトランジス
タ56のゲートは、ノード52cに接続される。
に、ノード52a,52c間に直列接続されたダイオー
ド53および抵抗素子54と、ノード52cと接地電位
GNDのラインとの間に接続されたヒューズ55と、ノ
ード52a,52b間に接続されたPチャネルMOSト
ランジスタ56とを含む。PチャネルMOSトランジス
タ56のゲートは、ノード52cに接続される。
【0074】チップ51が正常な場合は、パッドP6が
フローティング状態にされ、ヒューズ55は切断されな
い。端子T1にストレス電源電位SVCCが印加される
と、ノード52cが「L」レベルになってPチャネルM
OSトランジスタ56が導通する。この場合は、チップ
51はチップ2と同じ構成になる。
フローティング状態にされ、ヒューズ55は切断されな
い。端子T1にストレス電源電位SVCCが印加される
と、ノード52cが「L」レベルになってPチャネルM
OSトランジスタ56が導通する。この場合は、チップ
51はチップ2と同じ構成になる。
【0075】チップ51が不良な場合は、パッドP6に
電圧が印加され、パッドP6から接地電位GNDのライ
ンに流れる電流によってヒューズ55が切断される。端
子T1にストレス電源電位SVCCが印加されると、ノ
ード52cが「H」レベルになってPチャネルMOSト
ランジスタ56が非導通になる。他の構成は、実施の形
態1の被試験半導体ウェハと同じである。
電圧が印加され、パッドP6から接地電位GNDのライ
ンに流れる電流によってヒューズ55が切断される。端
子T1にストレス電源電位SVCCが印加されると、ノ
ード52cが「H」レベルになってPチャネルMOSト
ランジスタ56が非導通になる。他の構成は、実施の形
態1の被試験半導体ウェハと同じである。
【0076】図25は、この被試験半導体ウェハのテス
ト方法を示すフローチャートである。図25において、
ステップS1でnチップずつプロービングして通常の動
作テストを行なう。このときは、各チップ51のパッド
P1〜P3,P6の各々にプローブを接触させてテスト
する。パッドP1,P2には、それぞれ電源電位VCC
および接地電位GNDが与えられる。パッドP3には、
「H」レベルまたは「L」レベルの信号が与えられる。
たとえば各メモリセルMCのデータの書込/読出を行な
って各メモリセルMCが正常か否かをテストする。電源
電位VCCのラインと接地電位GNDのラインとの間に
過大電流が流れる不良チップ51が検出された場合は、
その不良チップ51のパッドP6に電圧を印加してヒュ
ーズ55を切断する。ウェハ1上のチップ51の数をm
とすると、m/n回テストして全チップ51のテストを
行なう。
ト方法を示すフローチャートである。図25において、
ステップS1でnチップずつプロービングして通常の動
作テストを行なう。このときは、各チップ51のパッド
P1〜P3,P6の各々にプローブを接触させてテスト
する。パッドP1,P2には、それぞれ電源電位VCC
および接地電位GNDが与えられる。パッドP3には、
「H」レベルまたは「L」レベルの信号が与えられる。
たとえば各メモリセルMCのデータの書込/読出を行な
って各メモリセルMCが正常か否かをテストする。電源
電位VCCのラインと接地電位GNDのラインとの間に
過大電流が流れる不良チップ51が検出された場合は、
その不良チップ51のパッドP6に電圧を印加してヒュ
ーズ55を切断する。ウェハ1上のチップ51の数をm
とすると、m/n回テストして全チップ51のテストを
行なう。
【0077】次いでステップS2でウェハ1の全チップ
51に電圧ストレスを与える。このときは、プロービン
グは行なわず、テスト端子6,7にそれぞれストレス電
源電位SVCCおよび接地電位GNDを与える。これに
より、各チップ51上に形成されたDRAMにストレス
電源電位SVCCおよび接地電位GNDが与えられると
ともに、アドレス発生回路14が活性化され、ウェハレ
ベルバーンインテストが行なわれる。このとき、不良な
チップ51のヒューズ55が切断されてPチャネルMO
Sトランジスタ56が非導通になっているので、不良チ
ップ51に過大電流が流れてストレス電源電位SVCC
が低下するのを防止することができ、不良チップ51の
数に関係なく正常なストレス印加を行なうことができ
る。
51に電圧ストレスを与える。このときは、プロービン
グは行なわず、テスト端子6,7にそれぞれストレス電
源電位SVCCおよび接地電位GNDを与える。これに
より、各チップ51上に形成されたDRAMにストレス
電源電位SVCCおよび接地電位GNDが与えられると
ともに、アドレス発生回路14が活性化され、ウェハレ
ベルバーンインテストが行なわれる。このとき、不良な
チップ51のヒューズ55が切断されてPチャネルMO
Sトランジスタ56が非導通になっているので、不良チ
ップ51に過大電流が流れてストレス電源電位SVCC
が低下するのを防止することができ、不良チップ51の
数に関係なく正常なストレス印加を行なうことができ
る。
【0078】次いでステップS3でnチップずつプロー
ビングして通常の動作テストを行ない、被試験半導体ウ
ェハのテストを終了する。
ビングして通常の動作テストを行ない、被試験半導体ウ
ェハのテストを終了する。
【0079】この実施の形態8では、実施の形態7と同
じ効果が得られるほか、被試験半導体ウェハをテスタに
セットした状態でパッドP6に電圧が印加することによ
ってヒューズ55を切断できるので、被試験半導体ウェ
ハをレーザ装置にセットしてヒューズ42を切断する必
要がある実施の形態7に比べ、テスト工程の簡単化およ
びテスト時間の短縮化を図ることができる。
じ効果が得られるほか、被試験半導体ウェハをテスタに
セットした状態でパッドP6に電圧が印加することによ
ってヒューズ55を切断できるので、被試験半導体ウェ
ハをレーザ装置にセットしてヒューズ42を切断する必
要がある実施の形態7に比べ、テスト工程の簡単化およ
びテスト時間の短縮化を図ることができる。
【0080】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0081】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体ウ
ェハでは、ダイシングライン上に形成されて複数のチッ
プのうちの少なくとも2つのチップに接続され、半導体
装置をテストするためのテスト信号を伝達するためのテ
スト配線が設けられる。したがって、テスト配線で接続
された少なくとも2つのチップを同時にテストできるの
で、テスト時間の短縮化を図ることができる。
ェハでは、ダイシングライン上に形成されて複数のチッ
プのうちの少なくとも2つのチップに接続され、半導体
装置をテストするためのテスト信号を伝達するためのテ
スト配線が設けられる。したがって、テスト配線で接続
された少なくとも2つのチップを同時にテストできるの
で、テスト時間の短縮化を図ることができる。
【0082】好ましくは、テスト配線は複数のチップの
全部に接続される。この場合は、半導体ウェハに含まれ
る全チップを同時にテストすることができる。
全部に接続される。この場合は、半導体ウェハに含まれ
る全チップを同時にテストすることができる。
【0083】また好ましくは、複数のチップはそれぞれ
少なくとも2つのチップを含む複数のグループに分割さ
れ、テスト配線は各グループに対応して設けられて対応
のグループに属する少なくとも2つのチップに接続され
る。この場合は、各グループに含まれる少なくとも2つ
のチップを同時にテストできる。
少なくとも2つのチップを含む複数のグループに分割さ
れ、テスト配線は各グループに対応して設けられて対応
のグループに属する少なくとも2つのチップに接続され
る。この場合は、各グループに含まれる少なくとも2つ
のチップを同時にテストできる。
【0084】また好ましくは、テスト配線にテスト信号
を与えるためのテスト端子がさらに設けられる。この場
合は、テスト配線にテスト信号を容易に与えることがで
きる。
を与えるためのテスト端子がさらに設けられる。この場
合は、テスト配線にテスト信号を容易に与えることがで
きる。
【0085】また好ましくは、各チップ上に形成され、
そのチップ上の半導体装置にテスト信号を与えるととも
に、テスト配線にテスト信号を与えるためのテストパッ
ドがさらに設けられる。この場合は、テスト端子を別途
設ける必要がないので、半導体ウェハの表面を有効に活
用できる。
そのチップ上の半導体装置にテスト信号を与えるととも
に、テスト配線にテスト信号を与えるためのテストパッ
ドがさらに設けられる。この場合は、テスト端子を別途
設ける必要がないので、半導体ウェハの表面を有効に活
用できる。
【0086】また好ましくは、テスト配線は2組設けら
れ、2組のテスト配線間には、テスト信号として半導体
装置に電圧ストレスを与えるためのストレス電源電圧が
与えられる。この場合は、各半導体装置に電圧ストレス
を容易に与えることができる。
れ、2組のテスト配線間には、テスト信号として半導体
装置に電圧ストレスを与えるためのストレス電源電圧が
与えられる。この場合は、各半導体装置に電圧ストレス
を容易に与えることができる。
【0087】また好ましくは、半導体ウェハの裏面は各
半導体装置の電源ラインに結合され、テスト配線と半導
体裏面との間には、テスト信号として半導体装置に電圧
ストレスを与えるためのストレス電源電圧が与えられ
る。この場合は、1組のテスト配線で各半導体装置に電
圧ストレスを印加することができる。
半導体装置の電源ラインに結合され、テスト配線と半導
体裏面との間には、テスト信号として半導体装置に電圧
ストレスを与えるためのストレス電源電圧が与えられ
る。この場合は、1組のテスト配線で各半導体装置に電
圧ストレスを印加することができる。
【0088】また好ましくは、半導体装置は、それぞれ
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセル
と、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、所定周波数のクロック信号を生成するオシレータ
と、オシレータで生成されたクロック信号のパルス数を
カウントし、そのカウント値によって複数のメモリセル
のアドレスを順次指定し、各メモリセルに電圧ストレス
を与えるためのアドレスカウンタとを含む半導体記憶装
置である。この場合は、テスト配線にストレス電源電圧
を与えることで、各メモリセルに電圧ストレスを与える
ことができる。
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセル
と、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、所定周波数のクロック信号を生成するオシレータ
と、オシレータで生成されたクロック信号のパルス数を
カウントし、そのカウント値によって複数のメモリセル
のアドレスを順次指定し、各メモリセルに電圧ストレス
を与えるためのアドレスカウンタとを含む半導体記憶装
置である。この場合は、テスト配線にストレス電源電圧
を与えることで、各メモリセルに電圧ストレスを与える
ことができる。
【0089】また好ましくは、半導体ウェハの裏面は各
半導体装置の電源ラインと結合され、テスト配線は2組
設けられ、2組のテスト配線のうち一方の組のテスト配
線と半導体ウェハの裏面との間には、テスト信号として
ストレス電源電圧が与えられ、他方の組のテスト配線に
はテスト信号として半導体装置を駆動させるためのクロ
ック信号が与えられる。この場合は、2組のテスト配線
で各半導体装置にストレス電源電圧およびクロック信号
を与えることができる。
半導体装置の電源ラインと結合され、テスト配線は2組
設けられ、2組のテスト配線のうち一方の組のテスト配
線と半導体ウェハの裏面との間には、テスト信号として
ストレス電源電圧が与えられ、他方の組のテスト配線に
はテスト信号として半導体装置を駆動させるためのクロ
ック信号が与えられる。この場合は、2組のテスト配線
で各半導体装置にストレス電源電圧およびクロック信号
を与えることができる。
【0090】また好ましくは、半導体装置は、それぞれ
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセル
と、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、テスト配線から与えられたクロック信号のパルス
数をカウントし、そのカウント値によって複数のメモリ
セルのアドレスを順次指定し、各メモリセルに電圧スト
レスを与えるためのアドレスカウンタを含む半導体記憶
装置である。この場合は、各半導体記憶装置にオシレー
タを設ける必要がなく、かつクロック信号の周波数を自
由に設定することができる。
に固有のアドレスが予め割当てられた複数のメモリセル
と、ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、テスト配線から与えられたクロック信号のパルス
数をカウントし、そのカウント値によって複数のメモリ
セルのアドレスを順次指定し、各メモリセルに電圧スト
レスを与えるためのアドレスカウンタを含む半導体記憶
装置である。この場合は、各半導体記憶装置にオシレー
タを設ける必要がなく、かつクロック信号の周波数を自
由に設定することができる。
【0091】また、好ましくは、各チップ上に形成さ
れ、そのチップ上の半導体装置に電源電位を与えるため
の電源パッドと、電源パッドからテスト配線に電流が流
れるのを防止するためのダイオード素子とがさらに設け
られる。この場合は、各半導体装置に個別に電源電圧を
与えることができ、また、電源パッドからテスト配線を
介して他の不良半導体装置に過大電流が流れるのを防止
することができる。
れ、そのチップ上の半導体装置に電源電位を与えるため
の電源パッドと、電源パッドからテスト配線に電流が流
れるのを防止するためのダイオード素子とがさらに設け
られる。この場合は、各半導体装置に個別に電源電圧を
与えることができ、また、電源パッドからテスト配線を
介して他の不良半導体装置に過大電流が流れるのを防止
することができる。
【0092】また好ましくは、各チップ上に形成され、
切断されることによってテスト配線からのテスト信号が
そのチップ上の半導体装置に伝達されるのを防止するた
めのヒューズがさらに設けられる。この場合は、テスト
配線から不良半導体装置に過大電流が流れるのを防止す
ることができる。
切断されることによってテスト配線からのテスト信号が
そのチップ上の半導体装置に伝達されるのを防止するた
めのヒューズがさらに設けられる。この場合は、テスト
配線から不良半導体装置に過大電流が流れるのを防止す
ることができる。
【0093】また好ましくは、ヒューズは、テスト配線
と半導体装置の間に接続される。この場合は、簡単な構
成でテスト配線から不良半導体装置に過大電流が流れる
のを防止することができる。
と半導体装置の間に接続される。この場合は、簡単な構
成でテスト配線から不良半導体装置に過大電流が流れる
のを防止することができる。
【0094】また好ましくは、各チップに形成され、ヒ
ューズに電流を流して切断するためのヒューズ切断用パ
ッドと、各チップ上に形成されてテスト配線と半導体装
置の間に接続され、ヒューズが切断されたことに応じて
非導通になるスイッチング素子とがさらに設けられる。
この場合は、半導体ウェハをレーザ装置まで移送せずに
ヒューズを切断できるので、ヒューズを切断するための
時間が短くて済む。
ューズに電流を流して切断するためのヒューズ切断用パ
ッドと、各チップ上に形成されてテスト配線と半導体装
置の間に接続され、ヒューズが切断されたことに応じて
非導通になるスイッチング素子とがさらに設けられる。
この場合は、半導体ウェハをレーザ装置まで移送せずに
ヒューズを切断できるので、ヒューズを切断するための
時間が短くて済む。
【図1】 この発明の実施の形態1による被試験半導体
ウェハの構成を示す図である。
ウェハの構成を示す図である。
【図2】 図1に示したチップのウェハレベルテストに
関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
【図3】 図2に示したアドレス発生回路の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】 図3に示したリングオシレータの構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図5】 図4に示したリングオシレータの動作を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図6】 図3に示したアドレスカウンタの構成を示す
回路ブロック図である。
回路ブロック図である。
【図7】 図6に示したアドレスカウンタの動作を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図8】 図1に示したチップ上に形成されたDRAM
の要部を示す回路ブロック図である。
の要部を示す回路ブロック図である。
【図9】 図1に示した被試験半導体ウェハのテスト方
法を示すフローチャートである。
法を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態2による被試験半導
体ウェハの構成を示す図である。
体ウェハの構成を示す図である。
【図11】 実施の形態2の変更例を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態3による被試験半導
体ウェハの構成を示す図である。
体ウェハの構成を示す図である。
【図13】 図12に示したチップのウェハレベルテス
トに関連する部分を示す回路ブロック図である。
トに関連する部分を示す回路ブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態4による被試験半導
体ウェハの構成を示す図である。
体ウェハの構成を示す図である。
【図15】 図14に示したチップのウェハレベルテス
トに関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
トに関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態5による被試験半導
体ウェハの構成を示す図である。
体ウェハの構成を示す図である。
【図17】 図16に示したチップのウェハレベルテス
トに関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
トに関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
【図18】 この発明の実施の形態6による被試験半導
体ウェハの構成を示す図である。
体ウェハの構成を示す図である。
【図19】 実施の形態6の変更例を示す図である。
【図20】 実施の形態6の他の変更例を示す図であ
る。
る。
【図21】 この発明の実施の形態7による被試験半導
体ウェハに含まれるチップのウェハレベルテストに関連
する部分の構成を示す回路ブロック図である。
体ウェハに含まれるチップのウェハレベルテストに関連
する部分の構成を示す回路ブロック図である。
【図22】 図21で説明した被試験半導体ウェハのテ
スト方法を示すフローチャートである。
スト方法を示すフローチャートである。
【図23】 この発明の実施の形態8による被試験半導
体ウェハに含まれるチップのウェハレベルテストに関連
する部分の構成を示す回路ブロック図である。
体ウェハに含まれるチップのウェハレベルテストに関連
する部分の構成を示す回路ブロック図である。
【図24】 図23に示したヒューズ回路の構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図25】 図23で説明した被試験半導体ウェハのテ
スト方法を示すフローチャートである。
スト方法を示すフローチャートである。
【図26】 従来の被試験半導体ウェハの構成を示す図
である。
である。
【図27】 図26に示した被試験半導体ウェハのテス
ト方法を示すフローチャートである。
ト方法を示すフローチャートである。
1,71 半導体ウェハ、2,2′,40,40′,5
1,72 チップ、3ダイシングライン、4,5,4
1,41′,42,42′ テスト配線、6,7 テス
ト端子、T1〜T3 端子、P1〜P6 パッド、1
1,12,53ダイオード、13,54 抵抗素子、1
4 アドレス発生回路、15 リングオシレータ、16
アドレスカウンタ、20,24,25.0〜25.i
インバータ、21 遅延回路、22,23 NAND
ゲート、26.0〜26.i フリップフロップ、30
メモリアレイ、31 センスアンプ+入出力制御回
路、32 列選択ゲート、33 センスアンプ、34
イコライザ、35 行デコーダ、36 列デコーダ、M
C メモリセル、WL ワード線、BL,/BL ビッ
ト線対、43,55 ヒューズ、52 ヒューズ回路、
56 PチャネルMOSトランジスタ。
1,72 チップ、3ダイシングライン、4,5,4
1,41′,42,42′ テスト配線、6,7 テス
ト端子、T1〜T3 端子、P1〜P6 パッド、1
1,12,53ダイオード、13,54 抵抗素子、1
4 アドレス発生回路、15 リングオシレータ、16
アドレスカウンタ、20,24,25.0〜25.i
インバータ、21 遅延回路、22,23 NAND
ゲート、26.0〜26.i フリップフロップ、30
メモリアレイ、31 センスアンプ+入出力制御回
路、32 列選択ゲート、33 センスアンプ、34
イコライザ、35 行デコーダ、36 列デコーダ、M
C メモリセル、WL ワード線、BL,/BL ビッ
ト線対、43,55 ヒューズ、52 ヒューズ回路、
56 PチャネルMOSトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G032 AA07 AB02 AD01 AD07 AG07 AK04 AK15 4M106 AA01 AA08 AB07 AC01 AD02 AD13 AD22 AD23 BA14 BA20 CA01 CA56 5F038 CA13 CD02 DF05 DT18 EZ20
Claims (14)
- 【請求項1】 それぞれに半導体装置が形成され、互い
にダイシングラインで分離された複数のチップを含む半
導体ウェハであって、 前記ダイシングライン上に形成されて前記複数のチップ
のうちの少なくとも2つのチップに接続され、前記半導
体装置をテストするためのテスト信号を伝達するための
テスト配線を備える、半導体ウェハ。 - 【請求項2】 前記テスト配線は、前記複数のチップの
全部に接続されている、請求項1に記載の半導体ウェ
ハ。 - 【請求項3】 前記複数のチップは、それぞれが少なく
とも2つのチップを含む複数のグループに分割され、 前記テスト配線は、各グループに対応して設けられ、対
応のグループに属する少なくとも2つのチップに接続さ
れている、請求項1に記載の半導体ウェハ。 - 【請求項4】 さらに、前記テスト配線に前記テスト信
号を与えるためのテスト端子を備える、請求項1から請
求項3のいずれかに記載の半導体ウェハ。 - 【請求項5】 さらに、各チップ上に形成され、そのチ
ップ上の半導体装置に前記テスト信号を与えるととも
に、前記テスト配線に前記テスト信号を与えるためのテ
ストパッドを備える、請求項1から請求項3のいずれか
に記載の半導体ウェハ。 - 【請求項6】 前記テスト配線は2組設けられ、前記2
組のテスト配線間には、テスト信号として前記半導体装
置に電圧ストレスを与えるためのストレス電源電圧が与
えられる、請求項1から請求項5のいずれかに記載の半
導体ウェハ。 - 【請求項7】 前記半導体ウェハの裏面は各半導体装置
の電源ラインと結合され、 前記テスト配線と前記半導体ウェハの裏面との間には、
テスト信号として前記半導体装置に電圧ストレスを与え
るためのストレス電源電圧が与えられる、請求項1から
請求項5のいずれかに記載の半導体ウェハ。 - 【請求項8】 前記半導体装置は、 それぞれに固有のアドレスが予め割当てられた複数のメ
モリセル、 前記ストレス電源電圧が与えられたことに応じて活性化
され、予め定められた周波数のクロック信号を生成する
オシレータ、および前記オシレータで生成されたクロッ
ク信号のパルス数をカウントし、そのカウント値によっ
て前記複数のメモリセルのアドレスを順次指定し、各メ
モリセルに電圧ストレスを与えるためのアドレスカウン
タを含む半導体記憶装置である、請求項6または請求項
7に記載の半導体ウェハ。 - 【請求項9】 前記半導体ウェハの裏面は各半導体装置
の電源ラインと結合され、 前記テスト配線は2組設けられ、 前記2組のテスト配線のうちの一方の組のテスト配線と
前記半導体ウェハの裏面との間には、テスト信号として
前記半導体装置に電圧ストレスを与えるためのストレス
電源電圧が与えられ、 前記2組のテスト配線のうちの他方の組のテスト配線に
は、テスト信号として前記半導体装置を駆動させるため
のクロック信号が与えられる、請求項1から請求項5の
いずれかに記載の半導体ウェハ。 - 【請求項10】 前記半導体装置は、 それぞれに固有のアドレスが予め割当てられた複数のメ
モリセル、および前記ストレス電源電圧が与えられたこ
とに応じて活性化され、前記テスト配線から与えられた
クロック信号のパルス数をカウントし、そのカウント値
によって前記複数のメモリセルのアドレスを順次指定
し、各メモリセルに電圧ストレスを与えるためのアドレ
スカウンタを含む半導体記憶装置である、請求項9に記
載の半導体ウェハ。 - 【請求項11】 さらに、各チップ上に形成され、その
チップ上の半導体装置に電源電位を与えるための電源パ
ッド、および前記電源パッドから前記テスト配線に電流
が流れるのを防止するためのダイオード素子を備える、
請求項1から請求項10のいずれかに記載の半導体ウェ
ハ。 - 【請求項12】 さらに、各チップ上に形成され、切断
されることによって前記テスト配線からのテスト信号が
そのチップ上の半導体装置に伝達されるのを防止するた
めのヒューズを備える、請求項1から請求項11のいず
れかに記載の半導体ウェハ。 - 【請求項13】 前記ヒューズは、前記テスト配線と前
記半導体装置の間に接続される、請求項12に記載の半
導体ウェハ。 - 【請求項14】 さらに、各チップ上に形成され、前記
ヒューズに電流を流して切断するためのヒューズ切断用
パッド、および各チップ上に形成されて前記テスト配線
と前記半導体装置の間に接続され、前記ヒューズが切断
されたことに応じて非導通になるスイッチング素子を備
える、請求項12に記載の半導体ウェハ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000215568A JP2002033360A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 半導体ウェハ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000215568A JP2002033360A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 半導体ウェハ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002033360A true JP2002033360A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18710972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000215568A Withdrawn JP2002033360A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | 半導体ウェハ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002033360A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011204708A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体ウェハ |
US8074144B2 (en) | 2006-09-01 | 2011-12-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor storage device |
US10522430B2 (en) | 2016-07-05 | 2019-12-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
-
2000
- 2000-07-17 JP JP2000215568A patent/JP2002033360A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8074144B2 (en) | 2006-09-01 | 2011-12-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor storage device |
JP2011204708A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体ウェハ |
US10522430B2 (en) | 2016-07-05 | 2019-12-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071002 |