JP2002033108A - 絶縁性を考慮した燃料電池の冷却 - Google Patents

絶縁性を考慮した燃料電池の冷却

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    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池システムの絶縁性を比較的容易に高
めることのできる技術を提供する。 【解決手段】 燃料電池20を冷却するための冷却装置
は、燃料電池20を直接冷却する第1の強制循環冷却系
30と、第1の強制循環冷却系30とは独立した第2の
強制循環冷却系50と、第1および第2の強制循環冷却
系とそれぞれ熱交換を行う中間冷却系40とを備えてい
る。中間冷却系40は、容器42中に冷却材としての電
気絶縁性液体ICLが収容されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料電池の冷却
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】水素と酸素の電気化学反応を利用して発
電を行う燃料電池は、次世代のエネルギ源として期待さ
れている。燃料電池の運転時(発電時)には、電気化学
反応に伴ってかなりの熱が発生する。そこで、通常の燃
料電池システムは、燃料電池を冷却するための冷却装置
を備えている。
【0003】燃料電池システムの冷却装置としては、例
えば本出願人により開示された特開平8−184877
号公報に記載されたものが知られている。この装置で
は、水とエチレングリコールとを含む不凍液を含む冷却
材を用いて燃料電池を冷却している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水とエチレン
グリコールとを含む不凍液は、電気の良導体なので、上
述した従来の技術では燃料電池システムの絶縁性を十分
なレベルに保つことが困難な場合があった。
【0005】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためになされたものであり、燃料電池システムの絶縁性
を比較的容易に高めることのできる技術を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために、本発明の燃料電池システム
は、燃料電池と、前記燃料電池を冷却するための冷却装
置と、を備えている。前記冷却装置は、前記燃料電池内
を通る循環路に冷却材を強制循環させることによって前
記燃料電池を冷却する第1の強制循環冷却系を少なくと
も備えているとともに、前記冷却装置内で使用されてい
る少なくとも1種類の冷却材として電気絶縁性液体が用
いられている。
【0007】この燃料電池システムでは、燃料電池の冷
却装置において電気絶縁性の冷却材を用いているので、
燃料電池を外部と電気的に絶縁することが容易である。
従って、燃料電池システムの絶縁性を比較的容易に高め
ることが可能である。
【0008】前記冷却装置は、さらに、前記第1の強制
循環冷却系とは独立した第2の強制循環冷却系と、前記
第1および第2の強制循環冷却系とそれぞれ熱交換を行
う中間冷却系と、を有していてもよい。このとき、前記
中間冷却系の冷却材として、前記電気絶縁性液体を使用
してもよい。
【0009】この構成では、中間冷却系の冷却材として
電気絶縁性液体を使用するので、第1と第2の強制循環
冷却系に関しては、電気的な絶縁性を考慮する必要がな
い。従って、燃料電池システムの絶縁性を比較的容易に
高めることが可能である。
【0010】前記中間冷却系は、前記電気絶縁性液体を
収容する容器を有しており、前記電気絶縁性液体は、前
記容器の中で自然循環しつつ前記第1および第2の強制
循環冷却系とそれぞれ熱交換を行うようにしてもよい。
【0011】この構成では、中間冷却系の構成が単純に
なるという効果がある。
【0012】前記電気絶縁性液体は、前記容器の中で前
記第1の強制循環冷却系から与えられる熱によって沸騰
することが許容されているようにしてもよい。
【0013】沸騰熱伝達を利用すると、電気絶縁性液体
への熱伝達率が高くなるので、冷却効率を高めることが
可能である。
【0014】前記第1および第2の強制循環冷却系は、
前記中間冷却系の中において前記電気絶縁性液体との熱
交換を促進するための熱交換促進部をそれぞれ備えてい
るようにしてもよい。
【0015】この構成では、中間冷却系における冷却効
率をさらに高めることが可能である。
【0016】前記第2の強制循環冷却系は、外気に熱を
放出するための放熱部を備えているようにしてもよい。
【0017】この構成では、第2の強制循環冷却系にお
ける冷却効率を高めることが可能である。
【0018】前記電気絶縁性液体は不凍性を有すること
が好ましい。
【0019】この構成では、燃料電池システムの運転可
能な温度範囲を広げることが可能である。
【0020】前記電気絶縁性液体は、フッ素系不活性液
体または絶縁油を含むものとすることができる。
【0021】フッ素系不活性液体や絶縁油は、電気絶縁
性で不凍性なので、電気絶縁性の冷却材として好まし
い。
【0022】なお、本発明は、種々の態様で実現するこ
とが可能であり、例えば、燃料電池システムや、燃料電
池の冷却システム、冷却方法等の態様で実現することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.第1実施例: B.第2実施例: C.第3実施例: D.変形例
【0024】A.第1実施例:図1は、本発明の第1実
施例としての燃料電池システム100の構成を示す説明
図である。この燃料電池システム100は、燃料電池2
0と、燃料電池20を冷却するための冷却装置(冷却シ
ステム)とを備えている。冷却装置は、燃料電池20を
直接冷却する第1の強制循環冷却系30と、第1の強制
循環冷却系と熱交換を行う中間冷却系40と、中間冷却
系と熱交換を行う第2の強制循環冷却系50と、燃料電
池システムの全体を制御するためのコントローラ60
と、を有している。燃料電池20と第1の強制循環冷却
系30と中間冷却系40は、燃料電池ケース22内に収
納されている。
【0025】第1の強制循環冷却系30は、燃料電池2
0と中間冷却系40の熱交換容器42との間を循環する
循環路31を有している。この循環路31には、ポンプ
32と、温度センサ33とが設けられている。コントロ
ーラ60は、温度センサ33で測定された冷却材温度に
応じてポンプ32の回転を制御する。循環路31は金属
製のパイプであり、中間冷却系40の容器と循環路31
との間は絶縁材34で電気的に絶縁されている。但し、
容器40の外側では、循環路31を絶縁材料で形成する
ことも可能であり、この場合には絶縁材34は不要であ
る。循環路31のうちで、容器40の内部を通過する配
管には、熱交換を促進する熱交換促進部としての複数の
フィン35が設けられている。第1の強制循環冷却系3
0を循環する第1の冷却材CL1としては、例えば水と
エチレングリコールとを含む不凍液が使用される。
【0026】第2の強制循環冷却系50は、外気に熱を
放出するための放熱部としてのラジエータ58を有して
いる。また、ラジエータ58と中間冷却系40の熱交換
容器42との間を循環する循環路51を有している。こ
の循環路51にも、ポンプ52と、温度センサ53とが
設けられている。循環路51は金属製のパイプであり、
中間冷却系40の容器と循環路51との間は絶縁材54
で電気的に絶縁されている。但し、容器40の外側で
は、循環路51を絶縁材料で形成することも可能であ
り、この場合には絶縁材54は不要である。循環路51
のうちで、容器40の内部を通過する配管には、複数の
フィン55が設けられている。第2の強制循環冷却系5
0を循環する第2の冷却材CL2としても、例えば水と
エチレングリコールとを含む不凍液が使用される。
【0027】なお、第2の強制循環冷却系50は、第1
の強制循環冷却系30とは独立している。ここで、「独
立している」という意味は、互いの循環路が直接的には
接触していないことを意味する。第1と第2の強制循環
冷却系30,50を互いに独立した構成としたのは、以
下で説明する電気的な絶縁性向上のためである。
【0028】中間冷却系40は、密封された熱交換容器
42の中に冷却材ICLが収容されたものであり、熱交
換容器42には冷却材ICLの温度を測定するための温
度センサ44が設けられている。第1の強制循環冷却系
30の第1の冷却材CL1は、燃料電池20内の図示し
ない冷却通路を通って燃料電池20を冷却し、中間冷却
系40の熱交換容器42内において冷却材ICLに熱を
伝達する。冷却材ICLは、熱交換容器42中で自然循
環(対流)している。この冷却材ICLの熱は、第2の
強制循環冷却系50の第2の冷却材CL2に伝達され、
ラジエータ58から外部に放出される。
【0029】中間冷却系40の冷却材ICLは、電気絶
縁性液体である。ここで、「電気絶縁性液体」とは、体
積抵抗率が室温で約1012Ω・m以上の液体を意味す
る。但し、体積抵抗率は高い方が好ましく、特に約10
16Ω・m以上であることが好ましい。第1と第2の強制
循環冷却系の循環路31,51同士は、電気絶縁性の冷
却材ICLによって絶縁されている。すなわち、第2の
強制循環冷却系50は、燃料電池20から電気的に絶縁
されている。従って、第1と第2の強制循環冷却系3
0,50の冷却材CL1,CL2として電気伝導性の不
凍液を用いても、燃料電池システム100の電気絶縁性
が損なわれることが無い。なお、以下では、中間冷却系
40の冷却材ICLを単に「絶縁性冷却材ICL」と呼
ぶ。
【0030】絶縁性冷却材ICLは、さらに、不凍性で
あることが好ましい。ここで、「不凍性」とは、0℃で
凍結しない性質を意味する。図1の燃料電池システム1
00では、3種類の冷却材CL1,ICL,CL2とし
ていずれも不凍性の液体を用いているので、寒冷地にお
いても冷却材が凍結する心配が無いという利点がある。
【0031】なお、絶縁性冷却材ICLとしては、例え
ば、フッ素系不活性液体である住友スリーエム社製のフ
ロリナート(Fluorinert,商標)や、絶縁油を用いるこ
とが可能である。特に、フッ素系不活性液体は、化学的
に極めて安定であり、また、熱伝達特性にも優れている
という利点がある。
【0032】図1の例では絶縁性冷却材ICLが熱交換
容器42中で自然循環しているが、熱交換容器42内で
絶縁性冷却材ICLを沸騰させるようにしてもよい。絶
縁性冷却材ICLを熱交換容器42中で沸騰させると、
絶縁性冷却材ICLへの熱伝達率が高くなるので、熱交
換容器42中における冷却効率を高めることが可能であ
る。この結果、第1と第2の強制循環冷却系30,50
の熱交換容器42内における配管長やフィン35,55
の表面積を低減することができ、熱交換容器42のサイ
ズを縮小することが可能である。また、熱交換容器42
のサイズが小さくなるので、絶縁性冷却材ICLの使用
量を低減することができる。特にフッ素系不活性液体は
高価なので、この効果が顕著である。
【0033】このような沸騰熱伝達を利用する場合に
は、熱交換容器42内部の上方に空間が設けられて、絶
縁性冷却材ICLの液面が確保される。また、ポンプ3
2,52は、温度センサ33,44,53で測定された
温度に基づいて、絶縁性冷却材ICLが沸騰状態になる
ように制御される。絶縁性冷却材ICLとしては、その
沸点が、第1の冷却材CL1の最高許容温度よりも低い
ものが選択される。なお、第1の冷却材CL1の最高許
容温度は、通常は燃料電池20の最高許容温度から決定
される。例えば、第1の冷却材CL1の最高許容温度が
約100℃の場合には、絶縁性冷却材ICLの沸点も約
100℃未満に設定される。また、室温においては、絶
縁性冷却材ICLは液体であることが好ましい。従っ
て、沸騰熱伝達を利用する場合には、絶縁性冷却材IC
Lの沸点は、室温よりも高く、かつ、約100℃未満で
あることが好ましい。
【0034】なお、上述のような特定の範囲の沸点を有
する絶縁性冷却材ICLを用いた場合には、温度に基づ
くポンプ32,52の制御を行わずに、ポンプ32,5
2を定常運転することも可能である。このときには、温
度センサ32,44,53のうちの少なくとも一部を省
略することができる。
【0035】以上のように、第1実施例の燃料電池シス
テム100では、2つの強制循環冷却系30,50を独
立させ、また、その間に絶縁性冷却材ICLを用いた中
間冷却系40を設けたので、高い絶縁性を得ることが可
能である。
【0036】B.第2実施例:図2は、第2実施例の燃
料電池システム110の構成を示す説明図である。この
燃料電池システム110は、中間冷却系が図1に示した
第1実施例と異なるだけであり、他の構成は第1実施例
と同じである。第2実施例の中間冷却系40aの容器4
2aは、第1の強制循環冷却系30の循環路31が通過
する第1の熱交換室45aと、第2の強制循環冷却系5
0の循環路51が通過する第2の熱交換室45bとを有
しており、それらの間が配管部46a,46bで接続さ
れている。また、一方の配管部46aには、ポンプ48
が設けられている。このポンプ48が運転されると、絶
縁性冷却材ICLが容器42a内を強制循環する。
【0037】第2実施例の燃料電池システム110も、
第1実施例と同様に高い絶縁性を得ることが可能であ
る。また、第2実施例では、絶縁性冷却材ICLが強制
循環するので、第1実施例のように自然循環する場合に
比べて絶縁性冷却材への熱伝達率が高くなる。この結
果、燃料電池20の冷却効率を高めることが可能であ
る。但し、強制循環のためのポンプ48の動力が必要と
なるので、エネルギの節約という観点からは、第2実施
例よりも第1実施例の方が好ましい。また、燃料電池シ
ステムのサイズの点からも第1実施例の方が好ましい。
【0038】C.第3実施例:図3は、第3実施例の燃
料電池システム120の構成を示す説明図である。この
燃料電池システム120は、第1および第2実施例と異
なり、中間冷却系や第2の強制循環冷却系を有しておら
ず、第1の強制循環冷却系のみを備えている。
【0039】この第1の強制循環冷却系30aは、ラジ
エータ38を有しており、また、ラジエータ38と燃料
電池20との間を循環する循環路31aを有している。
この循環路31aには、ポンプ32と、温度センサ33
とが設けられている。循環路31は金属製のパイプであ
り、燃料電池20と循環路31aとの間には、絶縁材で
形成された継ぎ手80が設けられている。また、冷却材
としては第1実施例で説明した絶縁性冷却材ICLが使
用されている。なお、循環路31aを絶縁材料で形成し
た場合には、絶縁性の継ぎ手80は不要である。
【0040】第3実施例では、燃料電池20と循環路3
1aの配管との間が絶縁されており、また、絶縁性冷却
材ICLが使用されているので、ラジエータ38は燃料
電池20から電気的に絶縁されている。従って、第1お
よび第2実施例と同様に、燃料電池システムに関して高
い絶縁性を得ることが可能である。また、第1および第
2実施例に比べてシステムの構成が単純であるという利
点もある。但し、絶縁性冷却材ICLとして、上述した
フロリナートのような高価な液体を使用する場合には、
図1に示した第1実施例の方が絶縁性冷却材ICLの量
が少なくて済むので、第3実施例よりも好ましい。
【0041】D.変形例:なお、この発明は上記の実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0042】D1.変形例1:上述した各種の実施例か
ら理解できるように、燃料電池20の冷却装置(冷却シ
ステム)の構成としては、複数の冷却系を有するもの
や、1つの冷却系のみを有するものなどの種々の構成を
採用することが可能である。一般には、燃料電池の冷却
装置は、燃料電池を冷却する第1の強制循環冷却系を少
なくとも備えていればよく、また、冷却装置内で使用さ
れている少なくとも1種類の冷却材として、電気絶縁性
液体が用いられていればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての燃料電池システム
の構成を示す説明図。
【図2】第2実施例の燃料電池システムの構成を示す説
明図。
【図3】第3実施例の燃料電池システムの構成を示す説
明図。
【符号の説明】
20…燃料電池 22…燃料電池ケース 30,30a…第1の強制循環冷却系 31…循環路 32…温度センサ 32…ポンプ 33…温度センサ 34…絶縁材 35…フィン 38…ラジエータ 40,40a…中間冷却系 42,42a…熱交換容器 44…温度センサ 45a…第1の熱交換室 45b…第2の熱交換室 46a,46b…配管部 48…ポンプ 50…第2の強制循環冷却系 51…循環路 52…ポンプ 53…温度センサ 54…絶縁材 55…フィン 58…ラジエータ 60…コントローラ 80…継ぎ手 100…燃料電池システム 110…燃料電池システム 120…燃料電池システム CL1…第1の冷却材 CL2…第2の冷却材 ICL…絶縁性冷却材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池システムであって、 燃料電池と、 前記燃料電池を冷却するための冷却装置と、を備えてお
    り、 前記冷却装置は、前記燃料電池内を通る循環路に冷却材
    を強制循環させることによって前記燃料電池を冷却する
    第1の強制循環冷却系を少なくとも備えているととも
    に、前記冷却装置内で使用されている少なくとも1種類
    の冷却材として電気絶縁性液体が用いられていることを
    特徴とする燃料電池システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池システムであっ
    て、 前記冷却装置は、さらに、 前記第1の強制循環冷却系とは独立した第2の強制循環
    冷却系と、 前記第1および第2の強制循環冷却系とそれぞれ熱交換
    を行う中間冷却系と、を有しており、 前記中間冷却系の冷却材として、前記電気絶縁性液体が
    使用されている、燃料電池システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の燃料電池システムであっ
    て、 前記中間冷却系は、前記電気絶縁性液体を収容する容器
    を有しており、 前記電気絶縁性液体は、前記容器の中で自然循環しつつ
    前記第1および第2の強制循環冷却系とそれぞれ熱交換
    を行う、燃料電池システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の燃料電池システムであっ
    て、 前記電気絶縁性液体は、前記容器の中で前記第1の強制
    循環冷却系から与えられる熱によって沸騰することが許
    容されている、燃料電池システム。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の燃
    料電池システムであって、 前記第1および第2の強制循環冷却系は、前記中間冷却
    系の中において前記電気絶縁性液体との熱交換を促進す
    るための熱交換促進部をそれぞれ備えている、燃料電池
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の燃
    料電池システムであって、 前記第2の強制循環冷却系は、外気に熱を放出するため
    の放熱部を備えている、燃料電池システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の燃
    料電池システムであって、 前記電気絶縁性液体は不凍性を有する、燃料電池システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の燃料電池システムであっ
    て、 前記電気絶縁性液体は、フッ素系不活性液体または絶縁
    油を含む、燃料電池システム。
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