JP2002032820A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JP2002032820A
JP2002032820A JP2000215676A JP2000215676A JP2002032820A JP 2002032820 A JP2002032820 A JP 2002032820A JP 2000215676 A JP2000215676 A JP 2000215676A JP 2000215676 A JP2000215676 A JP 2000215676A JP 2002032820 A JP2002032820 A JP 2002032820A
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Takashi Ono
隆司 小野
Mitsugi Mikami
貢 三上
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Nippon Conlux Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成の往復動機構を具える紙幣処理装
置を提供すること。 【解決手段】 往復動機構10の一対のリンク機構13
を所定位置で連結部16を介して連結し、前記連結部1
6に作動子14を結合し、前記作動子14を所定方向に
直線往復移動させて前記一対のリンク機構13を伸縮す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣を紙幣収納部
に往復動機構を用いて収納する紙幣処理装置に関し、特
に、往復動機構として、一対のリンクを交差状に連結し
た伸縮自在なパンタグラフ式リンク機構を具える紙幣処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙幣を紙幣収納部に往復動機構を用いて
収納する紙幣処理装置は従来より知られている。その例
として、例えば、特許第2609155号公報がある。
この紙幣収納装置に示される往復動機構は、一対のリン
クを交差状に連結した伸縮自在な左右一対のパンタグラ
フ式リンク機構を伸縮させ、紙幣押圧用プレートを往復
動させることによって紙幣を紙幣収納部に収納するよう
にしている。左右一対のパンタグラフ式リンク機構とし
ては、一対のリンクを交差状に連結したリンク機構の一
方の端部を基板および紙幣押圧用プレートに回動自在に
取り付け、他方の端部を該基板および紙幣押圧用プレー
トに摺動自在に取り付け、その他方の端部を摺動してリ
ンク機構を伸縮させることよって紙幣押圧用プレートを
往復動させるものが示されている。この左右一対のパン
タグラフ式リンク機構を伸縮するため、他方の端部にス
ライド式作動板を連結し、そのスライド式作動板に回転
式偏心カムの回転運動を直接作用させて該スライド式作
動板を紙幣の紙幣面とほぼ平行な方向に進退移動させる
ことにより、左右一対のパンタグラフ式リンク機構を伸
縮させている。一方、左右一対のパンタグラフ式リンク
機構にそれぞれ回転式偏心カムを取り付け、これらの2
つの回転式偏心カムの回転運動を該左右一対のパンタグ
ラフ式リンク機構に直接作用させて直線運動に変換し、
当該左右一対のパンタグラフ式リンク機構を紙幣の紙幣
面とほぼ垂直な方向に伸縮させるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】左右一対のパンタグラ
フ式リンク機構をモータを用いて伸縮させようとした場
合、モータの配置態様として2通り考えられる。一つ
は、モータの回転軸線がリンク機構の長さ方向に直角を
なすようモータを横向きに配置する態様であり、他の一
つは、モータの回転軸線がリンク機構の長さ方向と平行
になるようモータを縦向きに配置する態様である。前者
の場合、例えば、モータは回転軸線が各リンク機構を伸
縮させる偏心カムのカム軸線と平行になるよう両リンク
機構の内側あるいは外側に配置される。この場合、モー
タを両リンク機構の内側に配置しようとすると、両リン
ク機構の間が狭いため、モータの配置が問題になる。ま
た、モータを両リンク機構の外側に配置しようとする
と、モータがリンク機構の外側に出っ張ってしまうた
め、機構が大型化してしまう。後者の場合は、モータは
回転軸線が偏心カムのカム軸線と直角をなす位置関係を
もって両リンク機構の間に配置されるので、前者のよう
なモータの出っ張りを回避できるが、モータの回転運動
を偏心カムに伝達させるためにモータの回転運動を傘歯
車等によって90度折り曲げカム軸に伝達する工夫が必
要である。そのため、新たに、モータの回転運動を各リ
ンク機構の回転式偏心カムに分配する複雑な機構が必要
になる他、各リンク機構の伸縮の同期を採るための機構
も必要になり、往復動機構の構成が複雑なものとなって
しまう。つまり、傘歯車を使用するため、1個のモータ
を用いて両側のリンク機構に対して同一方向の回転運動
として伝達する機構が必要になる。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、簡素な構成の往復動機構を具える紙幣処理装置を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る紙幣処理装
置は、紙幣を押圧する押圧板と、前記押圧板の両側に設
けられた一対のリンク機構とを有し、前記各リンク機構
が一対のリンクを交差状に連結してなるものであって、
前記一対のリンクの少なくとも一方の端部が前記押圧板
に摺動自在に取り付けてあり、前記各リンク機構を伸縮
させることにより前記押圧板が往復動する往復動機構を
具える紙幣処理装置において、前記一対のリンク機構を
所定位置で相互に連結する連結部と、前記連結部に結合
する作動子と、前記作動子を直線変位させる駆動部とを
具え、該作動子の往復直線運動に応じて前記連結部を介
して前記一対のリンク機構が一体的に伸縮することを特
徴とする。これによれば、一対のリンク機構の伸縮を1
つの作動子で行うことができるので、モータの回転運動
を一対のリンク機構に分配し、さらに同一方向の回転運
動として伝達するような複雑な機構を用いることなく、
極めて簡単な構成で一対のリンク機構を伸縮することが
でき、よって、往復動機構の構成を簡素化できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る紙幣処理装置の一実施例を説明する。図1におい
て、紙幣処理装置1の本体は上下および左右の長さがほ
ぼ等しい筐体2から成る。紙幣挿入口3は筐体2の前面
(図の左側の面)の上方位置に設けてあり、この紙幣挿
入口3には紙幣挿入ガイド4を通じて紙幣Pが該紙幣P
の長手方向から挿入される。筐体2の内部には、紙幣挿
入口3に連通し紙幣Pを長手方向に搬送する紙幣搬送路
5が設けてある。紙幣搬送路5は、紙幣Pを直線搬送す
る直線搬送部5aと、この直線搬送部5aから搬送され
てくる搬送紙幣Pを180°反転搬送する反転搬送部5
bとを有する。直線搬送部5aには、紙幣Pの正偽を識
別するための磁気ヘッドH1,H2が設けてある。磁気
ヘッドH1,H2は、紙幣搬送路5の幅方向の中央線を
挟んで左右に一対設けられており、紙幣印刷インキに含
まれる磁気成分を検出する。紙幣挿入口3付近には紙幣
Pが挿入されたことを検知するための紙幣センサS1が
設けてある。
【0007】紙幣搬送路5には、一対の紙幣搬送ベルト
6と、この紙幣搬送ベルト6を駆動する図示しない搬送
用モータと、この搬送用モータの回転を紙幣搬送ベルト
6に伝達する径の異なる2つのプーリ7,8が設けられ
る。径小のプーリ7は直線搬送部5aに設けてあり、径
大のプーリ8は反転搬送部5bに設けてある。これらの
両プーリ7,8には直線搬送部5aおよび反転搬送部5
bに沿って搬送ベルト6が緊張状態に巻き掛けられ、こ
の搬送ベルト6の範囲で紙幣Pに対し駆動力が及ぼされ
る。なお、R1,R2,R3,R4,R5は従動ローラ
であって、搬送ベルト6に沿って所定の間隔で配置され
る。
【0008】紙幣搬送路5の直線搬送部5aの下方に
は、反転搬送部5bから送られてくる紙幣Pを紙幣収納
部20に積層状に集積するスタック機構10が設けられ
ている。スタック機構10は、図1および図2に示すよ
うに、筐体2に固定された基板11と、紙幣Pを紙幣面
(紙幣の表面および裏面)とほぼ垂直な方向に押圧する
押圧板12と、この押圧板12を紙幣Pの紙幣面とほぼ
垂直な方向に往復動させる伸縮自在な一対のパンタグラ
フ式リンク機構13と、この一対のパンタグラフ式リン
ク機構13を基板11の表面に搭載したギアケース付き
モータ(以下、単に「モータ」と記す)Mの回転に応じ
て伸縮させる作動レバー14と、モータMの回転運動を
作動レバー14に直接作用させて紙幣Pの紙幣面とほぼ
垂直な方向の直線運動に変換する回転式偏心カム15と
を含んでいる。
【0009】押圧板12は、基板11の裏面側におい
て、紙幣の幅方向に対向して配置された一対のパンタグ
ラフ式リンク機構13を介して基板11に取り付けられ
ている(図2(a)参照)。各パンタグラフ式リンク機
構13は、一対のリンクとして、外側リンク13aと内
側リンク13bとを有し、該両リンク13a,13bの
長手方向の中間部が共通の連結軸16により交差状に連
結されている。外側リンク13aは、その両端部13a
1,13a2が段部を介して外側に屈曲されており、一
方の端部13a1が基板11の裏面に設けられた軸受片
11aに回動自在に軸支され、他方の端部13a2が押
圧板12の表面に設けられた支持部材12aの横長孔1
2a1に摺動自在に軸支される。内側リンク13bは、
一方の端部13b1が押圧板12の表面に設けられた軸
受片11bに回動自在に軸支され、他方の端部13b2
が基板11の裏面に設けられた支持部材12bの横長孔
12b1に摺動自在に軸支される。各横長孔12a1,
12b1は、紙幣の長手方向すなわち押し板12の長手
方向に延びており、外側リンク13aおよび内側リンク
13bの他方の端部13a2,13b2が該各横長孔1
2a1,12b1内を押圧板12の長手方向に摺動し
て、外側リンク13aと内側リンク13bが連結軸16
を支点に回動して開閉されることにより、パンタグラフ
式リンク機構13が伸縮する。この際、連結軸16は、
両リンク13a,13bの端部13a2,13b2の摺
動と連動して僅かに移動する。
【0010】作動レバー14は、図2(b)および
(c)に示すように、偏心カム15に連結される平板部
14aと、一対のパンタグラフ式リンク機構13の連結
軸16に結合される略楕円形状の結合部14bとからな
り、平板部14aが基板11の長手方向略中央に設けら
れた貫通穴部11cに貫入されて紙幣の紙幣面とほぼ垂
直な方向へ移動可能である。基板11の裏面側に位置す
る結合部14bには、その略中央に押圧板12の長手方
向に延びる横長の貫通孔14b1が該押し板12の幅方
向に貫通して形成されており、その貫通孔14b1に連
結軸16が横長方向に移動自在に緩く結合されている。
このように、連結軸16を貫通孔14b1に横長方向に
移動自在に緩く結合させることで、各リンク13a,1
3bの他端の端部13a2,13b2の摺動に伴って連
結軸16が貫通孔14b1内を移動できるようになり、
これによって、一対のパンタグラフ式リンク機構13の
伸縮をスムースに行えるようになる。基板11の表面側
に位置する平板部14aの上部には、押圧板12の幅方
向に延びる横長の長孔14a1が形成されており、この
長孔14a1に偏心カム15が偏心ピン15aを介して
連結されている。偏心ピン15aは、偏心カム15の回
転中心となるモータMの回転軸M1から所定距離離れた
位置に押圧板12の長手方向に突出して設けられ、偏心
カム15の回転に応じて長孔14a1内を横長方向に移
動する。このように、偏心ピン15aが長孔14a1内
を横長方向に移動することにより、作動レバー14に紙
幣の紙幣面とほぼ垂直な方向に直線移動させるような力
を及ぼす。偏心ピン15aの先端には、偏心ピン15a
が平板部14aの長孔14a1から抜け出るのを防止す
るため、例えば、ビスなどの抜け出し防止手段17が適
宜設けられる。基板11の表面には、作動レバー14の
平板部14aを紙幣の長手方向に傾かないようにガイド
するための一対のガイド11cが設けられ、さらに基板
11の裏面には、一対のパンタグラフ式リンク機構13
の収縮状態で作動レバー14の結合部14bを紙幣の長
手方向に揺動しないようにガイドするための一対のガイ
ド11dが設けられる。
【0011】スタッカ機構10の下方には、図1に示す
ように、スタッカ機構10の押圧板11によって押圧さ
れた紙幣Pを積層状に集積して収納する紙幣収納部20
が設けてある。紙幣収納部20は、紙幣Pの横幅よりも
幾分狭い所定の間隔を空けて該紙幣Pの幅方向に並設さ
れた2本の横長の紙幣受止め用のチャンネル部材21
a,21bによって紙幣収納用入口を形成しており、紙
幣Pの表面サイズに対応した広さの紙幣圧縮板22がチ
ャンネル部材21a,21bおよび押圧板11に平行に
設けられている。チャンネル部材21a,21bは筐体
2に固定されているが、紙幣圧縮板22は、スプリング
23によって常に押圧板11側に付勢されており、押圧
板11の板面に対して紙幣Pの紙幣面とほぼ垂直な方向
に平行移動可能である。
【0012】スタック機構10は、待機状態では、図
1、図3(a)および(b)に示すような状態であり、
押圧板11は紙幣収納部20から最も離れた位置にあ
る。この待機状態において、図1に示すように、スタッ
ク機構10の押圧板11とチャンネル部材21a,21
bとの間の空間部が紙幣Pの通路となっている。紙幣P
が紙幣挿入口3に挿入されたことをセンサS1が検知す
ると、搬送用モータが正回転し、挿入紙幣Pを搬送路5
に沿って正方向に搬送する。その過程で磁気ヘッドH
1,H2の出力に基づき正偽を判定し、偽紙幣の場合に
は搬送用モータを逆転して直ちに返却する。最終的に正
紙幣と判定され、搬送用モータの正転が所定時間経過後
にストップされ、挿入紙幣Pは押圧板11に対応する位
置で停止する。次いでモータMを正転し、挿入紙幣Pを
紙幣収納部20内に取り込む集積動作を行う。基板11
にはキャリスイッチS2(図2参照)が設けられてお
り、集積動作時にモータMを回転させる制御を行う。こ
のモータMの回転に応じて偏心カム15が1回転し、押
圧板12を1往復動作させる。
【0013】スタック機構10の待機状態において、モ
ータMの正転により偏心カム15が矢印A方向に1/4
回転すると、偏心ピン15aは作動レバー14を押し下
げながら長孔14a1内を長手中央から右端まで移動す
る。図3(c)には、偏心ピン15aが丁度1/4回転
したときの状態が示されている。また、図3(d)に
は、偏心ピン15aが丁度1/4回転したときに押圧板
12が押し下げられる状態を示している。この状態にお
いて、作動レバー14は、図3(a)および(b)に示
す位置からパンタグラフ式リンク機構13の連結軸16
を押し下げ、これに連動して両リンク13a,13bの
他端13a1,13b1が基板11および押圧板12の
各横長孔12a1,12b1内を右端側から左端側に摺
動する。これに伴い両リンク13a,13bが連結軸1
6を支点に回動して開き、一対のパンタググラフ式リン
ク機構13が伸張し始める。このとき、連結軸16も作
動レバー14の結合部14bの貫通孔14b1内を右端
側から左端側に移動する。このように、一対のパンタグ
グラフ式リンク機構13が伸張することにより、押圧板
12が図1に示す紙幣圧縮板22の方に近づき、紙幣P
を紙幣圧縮板22に押圧する。
【0014】図3(c)に示す状態からモータMの更な
る正転により偏心カム15が矢印A方向に1/2回転す
ると、偏心カム15aは作動レバー14を押し下げなが
ら長孔14a1内を右端から長手中央に戻る。図3
(e)には、偏心ピン15aが丁度1/2回転したとき
の状態が示されている。また、図3(f)には、偏心ピ
ン15aが丁度1/2回転したときに押圧板12が最大
に押し下げられる状態を示している。この状態におい
て、作動レバー14は、図3(d)に示す状態からパン
タグラフ式リンク機構13の連結軸16を更に押し下
げ、これに連動して両リンク13a,13bの他端13
a1,13b1が基板11および押圧板12の各横長孔
12a1,12b1内を図3(b)に示す位置から更に
左端側に摺動する。これに伴い両リンク13a,13b
が連結軸16を支点に更に回動して開き、一対のパンタ
ググラフ式リンク機構13が更に伸張する。このとき、
連結軸16も作動レバー14の結合部14bの貫通孔1
4b1内を図3(d)に示す位置から左端側に更に移動
する。このように、一対のパンタググラフ式リンク機構
13が更に伸張することにより、押圧板12は図1に示
す紙幣圧縮板22の方に更に近づき、紙幣Pを押しなが
らチャンネル部材21a,21bの間を通り抜け(この
とき紙幣Pは撓みながらチャンネル部材21a,21b
の間を通り抜ける)、紙幣Pを紙幣圧縮板22に押しつ
けながらスプリング23の力に抗して紙幣圧縮板22を
矢印B方向に動かす。チャンネル部材21a,21bと
紙幣圧縮板22の間には空間が生じ、押された紙幣Pは
その空間に入る。
【0015】モータMの更なる正転により矢印A方向に
偏心カム15が残りの1/2回転すると、偏心ピン15
aは作動レバー14を押し上げながら長孔14a1内を
長手中央から左端まで移動し、その後、該長孔14a1
内を左端から長手中央に戻る。この過程において、作動
レバー14は、パンタグラフ式リンク機構13の連結軸
16を押し上げ、これに連動して両リンク13a,13
bの他端13a1,13b1が基板11および押圧板1
2の各横長孔12a1,12b1内を左端側から右端側
に摺動する。これに伴い両リンク13a,13bが連結
軸16を支点に回動して閉じ、一対のパンタググラフ式
リンク機構13が収縮する。この際、連結軸16も作動
レバー14の結合部14bの貫通孔14b1内を左端側
から右端側に移動する。このように、一対のパンタググ
ラフ式リンク機構13が収縮することにより、押圧板1
2が図3(a)および(b)示す元の位置に戻り、紙幣
圧縮板22はスプリング23の力によってチャンネル部
材21a,21bの方に押される。これにより、紙幣P
の両側がチャンネル部材21a,21bに当接して紙幣
圧縮板22の動きが止まり、チャンネル部材21a,2
1bと紙幣圧縮板22との間で紙幣Pを圧縮して保持す
る。こうして、紙幣収納部20内に多数枚の紙幣Pが積
層状に集積される。
【0016】本実施例に示す紙幣処理装置1は、スタッ
ク機構10において、モータMの回転運動を偏心カム1
5により直線運動に変換して作動レバー14を往復直線
運動するが、モータMおよび偏心カム15に代えてリニ
アモータを設け、このリニアモータにより作動レバー1
4を往復直線運動させる構成としてもよい。また、一対
のパンタグラフ式リンク機構13として、一対のリンク
13a,13bの両端部を基板11および押圧板12に
摺動自在に取り付けたものを用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明に係る紙
幣処理装置によれば、一対のリンク機構の伸縮を1つの
作動子で行うことができるので、往復動機構の構成を簡
素化できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る紙幣処理装置の内部構造を概
略図、
【図2】 スタック機構の概要構成図であって、(a)
はスタック機構の一部切欠き平面図、(b)はスタック
機構の一部切欠き正面図、(c)はスタック機構の一部
切欠き左側面図、
【図3】 スタック機構の動作説明図であって、(a)
および(b)はスタック機構の待機状態を示す動作説明
図、(c)および(d)はスタック機構の押し板が押し
下げられる状態を示す動作説明図、(e)および(f)
はスタック機構の押し板が最大に押し下げられた状態を
示す動作説明図。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置、10…スタック機構、11…基板、
12…押圧板、13…パンタグラフ式リンク機構、13
a…外側リンク、13b…内側リンク、14…作動レバ
ー、15…偏心カム、16…連結軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣を押圧する押圧板と、前記押圧板の
    両側に設けられた一対のリンク機構とを有し、前記各リ
    ンク機構が一対のリンクを交差状に連結してなるもので
    あって、前記一対のリンクの少なくとも一方の端部が前
    記押圧板に摺動自在に取り付けてあり、前記各リンク機
    構を伸縮させることにより前記押圧板が往復動する往復
    動機構を具える紙幣処理装置において、 前記一対のリンク機構を所定位置で相互に連結する連結
    部と、 前記連結部に結合する作動子と、 前記作動子を直線変位させる駆動部とを具え、該作動子
    の往復直線運動に応じて前記連結部を介して前記一対の
    リンク機構が一体的に伸縮することを特徴とする紙幣処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記各リンク機構は、一対のリンクの交
    差部において前記連結部により連結されている請求項1
    に記載の紙幣処理装置。
  3. 【請求項3】 前記作動子の一端側が前記駆動部に連結
    され、前記作動子の他端側が前記連結部に緩く結合され
    ており、前記駆動部は前記作動子を前記紙幣の紙幣面と
    ほぼ垂直な方向に直線変位させる請求項1または2に記
    載の紙幣処理装置。
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