JP2002032813A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JP2002032813A
JP2002032813A JP2000214642A JP2000214642A JP2002032813A JP 2002032813 A JP2002032813 A JP 2002032813A JP 2000214642 A JP2000214642 A JP 2000214642A JP 2000214642 A JP2000214642 A JP 2000214642A JP 2002032813 A JP2002032813 A JP 2002032813A
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JP
Japan
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bill
coil spring
opening
storage
storage part
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Application number
JP2000214642A
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English (en)
Inventor
Kiyonori Andou
清規 安藤
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NIPPON PARK KK
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NIPPON PARK KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折れ曲がったり古くなって変形した紙幣であ
っても適正に収納することができる。 【解決手段】 紙幣Aを挿入する受入口2と、この受入
口2から収納部5の開口8まで連通し紙幣Aを通過させ
る搬送路3と、この搬送路3に面して設けられ紙幣Aの
真偽を識別可能な識別部4と、収納部5の開口8に搬送
された紙幣Aを収納部8内に押し込む押圧部6と、コイ
ルばね13が内設され紙幣Aを密着状態で収納する収納
部5とを有する紙幣識別装置1において、収納部5の開
口8が収納部5の上面側に形成され、受入口2から収納
部5の開口8までが水平面上に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機や両替
機等に使用され、挿入された紙幣の真偽を識別する紙幣
識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙幣識別装置としては、図3に
示すようなものが公知である。この従来装置は、図示し
ない受入口から挿入された紙幣01を、2つのエンドレ
スベルト02a,02bを上下に圧接して設けた左右一
対の搬送部02を通過させながら、識別部03によって
紙幣01の真偽を識別した後、収納部04の開口部05
手前側に落下させる。この開口部05の開口縁は紙幣の
幅よりも狭く形成されていて、電動モータと減速機構を
介して連結されたリンク機構により前後に揺動する押圧
板06を用いて、落下した紙幣01を収納部04内へ押
し込む。収納部04内に押し込まれた紙幣01は、コイ
ルばね07の弾性力によってすでに収納されている紙幣
とともに密着状態で収納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の紙幣識別装置にあっては、受入口で水平方向に挿入
された紙幣01が搬送部02に引き込まれた直後に方向
転換し下方に搬送される構成となっているので、図4の
ように紙幣01に折れ目が付いていたり、あるいは古び
て皺がよったり変形が生じている場合、紙幣01先端を
左右の搬送部02で同時に引き込むことができず、その
結果落下位置がずれて収納部04内へ押し込めなかった
り、位置ずれした状態で収納されてしまうことが多い。
そして、紙幣01は収納部04内で長さ方向に立設した
状態で収納されるので、紙幣01が位置ずれした状態で
収納されると、嵩張って収納枚数に影響を及ぼしてしま
う。加えて、従来装置では収納量の増加を図るために収
納部04を長く形成すると、横方向に場所を取ってしま
うので、自動販売機や両替機に内蔵する場合大変不利で
ある。
【0004】また、押圧板06は減速機構を介した電動
モータの駆動によって紙幣01を収納部04内に押し込
む構成となっているので、電動モータが回転し始めてか
ら押圧板06が紙幣01を収納部04に押し込むまでの
タイムラグが大きく、連続的な紙幣01の受け入れに時
間を要するという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、折れ曲がった
り古くなって変形した紙幣であっても適正に収納するこ
とができる紙幣識別装置を提供しようとするものであ
る。さらに本発明は、収納枚数の増加および収納時間の
短縮を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明請求項1記載の紙幣識別装置は、紙幣を挿入
する受入口と、この受入口から収納部開口まで連通し紙
幣を通過させる搬送路と、この搬送路に面して設けられ
紙幣の真偽を識別する識別部と、収納部開口に搬送され
た紙幣を収納部内に押し込む押圧部と、コイルばねが内
設され紙幣を開口側へ付勢した状態で収納する収納部と
を有する紙幣識別装置において、前記収納部開口が収納
部の上面側に形成され、前記受入口から収納部開口まで
が水平面上に設けられていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
紙幣識別装置において、押圧部としてエアシリンダが用
いられていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の紙幣識別装置において、コイルばねに、コイル
ばねと一体となって収納部内を上下し、コイルばねに横
方向の力が加わったとき収納部内壁に当接してコイルば
ねの屈曲を阻止するガイド部材が設けられていることを
特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の紙幣識別装置は、受入口に挿入された
紙幣が挿入された方向のまま収納部開口まで水平に搬送
されるので、折れ曲がったり古くなって変形した紙幣で
あっても適正な収納位置まで確実、かつスムーズに搬送
することができる。また、収納部では紙幣が上下に積み
重ねられた状態で収納されるので、紙幣の密着状態が保
持され、コンパクトに収納しておくことができる。
【0010】また、押圧部としてエアシリンダを用いる
ことで、紙幣の収納部への押し込み工程を素早く行うこ
とができる。さらに、コイルばねに屈曲を阻止するガイ
ド部材を設けることで、中折れの発生が阻止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は実施の形態の紙幣識別装置の構成図であ
る。本実施の形態の紙幣識別装置1は、2の受入口と、
3の搬送路と、4の識別部と、5の収納部と、6の押圧
部とを主要な構成としている。前記受入口2は、紙幣A
を水平に寝かせた状態で挿入可能な大きさに形成され、
その内部上下面には、図示しない光センサの発光素子と
受光素子がそれぞれ設けられている。
【0012】前記搬送路3は、受入口2から挿入された
紙幣Aが前記収納部5まで搬送される際に通過する通路
であって、図で明らかなように、受入口2と平行に設け
られている。この搬送路3には、図示しない電動モータ
により正逆回転する3つの駆動ローラ7a,7a,7a
と、これら駆動ローラ7a,7a,7aと搬送路3の高
さ方向略中央でそれぞれ当接する3つの従動ローラ7
b,7b,7bとからなる3組のガイドローラ7,7,
7が設けられている。これらガイドローラ7,7,7の
回転は、上記受入口2に設けられた光センサおよび後述
する識別部4から送信される信号に基づいて制御されて
いる。
【0013】前記識別部4は、挿入された紙幣Aの真偽
を識別するためのものであって、光センサと磁気センサ
とを有し、両センサからの出力信号に基づいて紙幣Aの
真偽を識別する。光センサは、搬送路3の上下にそれぞ
れ配置された複数の発光素子と受光素子とから構成さ
れ、磁気センサは、搬送路3の上下にそれぞれ配置され
た磁気ヘッドとプレッシャローラとから構成されてい
る。
【0014】前記収納部5は、上面に開口8を有し、そ
の内部に紙幣Aを収納可能な高さ40cm程度の箱形に
形成されている。この収納部5は、紙幣識別装置1本体
とは別体に形成され、その背面中央には把持部9が付設
されていて、紙幣識別装置1の背面に設けられた施錠可
能な取り出し口10から着脱自在に形成されている。前
記開口8の長さ方向には、フランジ部8a,8aが形成
されている(図2参照)。両フランジ部8a,8aの上
面は、搬送路3から送り出された紙幣Aを載置可能に形
成され、かつ、前記搬送路3と同一の高さに設けられて
いる。
【0015】前記収納部5の下面中央には、紙幣Aが載
置されるリフトテーブル11が上端部分に、ガイド部材
12が中央部分に取り付けられたコイルばね13が立設
されている。このコイルばね13は圧縮ばねであって、
収納部5内に積層された紙幣Aを常時上方に付勢し、リ
フトテーブル11上面と両フランジ部8a,8a下面と
の間で挟設しておくことで、積層された紙幣同士の密着
状態を保持し、形崩れによる嵩張りを防止するためのも
のである。前記ガイド部材12は、コイルばね13が圧
縮力を受けた際に中折れして屈曲してしまうのを阻止す
るためのものであって、コイルばね13に内設された円
筒部12aと、収納部5の開口面積と同程度の大きさを
有するガイド板12bとから構成され、ガイド板12b
が収納部5の内壁に当接することにより、コイルばね1
3の屈曲が阻止される。
【0016】前記押圧部6は、搬送路3から収納部5の
両フランジ部8a,8a上面に送り出された紙幣Aを収
納部5内に押し込むためのものであって、エアシリンダ
6aとこのエアシリンダ6aのピストンロッド先端に設
けられたプッシャ6bとから構成されている。プッシャ
6bは収納部5の開口面積よりもやや小さい矩形状に形
成されている。
【0017】次に、紙幣識別装置1の使用方法について
説明する。図1において、受入口2に紙幣Aを挿入する
と、受入口2の内面側に設けられた光センサが紙幣Aを
感知し、電動モータに信号を送って搬送路3の駆動ロー
ラ7a,7a,7aを時計周りに回転させることで、ガ
イドローラ7,7,7を正転させ、紙幣Aを駆動ローラ
7aと従動ローラ7bとの間に挟んで右側に搬送する。
【0018】紙幣Aを所定の一時停止位置まで搬送中
に、識別部4の光センサおよび磁気センサによって紙幣
Aの真偽を識別して一時停止し、再びガイドローラ7,
7,7を正転させて紙幣Aを収納部5上方へ送り出す。
前記搬送路3から送り出された紙幣Aは、図2(イ)に
示すように、幅方向両端縁を収納部5の開口8に設けら
れた両フランジ部8a,8a上面に載せた状態で停止す
る。ここで、挿入された紙幣Aが偽造紙幣である場合
は、ガイドローラ7,7,7を逆転させて当該偽造紙幣
を受入口2から返却する。
【0019】次に、押圧部6のエアシリンダ6aを伸長
させてピストンロッド先端に設けられたプッシャ6bに
より紙幣Aを下方へ押圧し、図2(ロ)に示すように収
納部5内へ押し込む。収納部5内に押し込まれた紙幣A
は、コイルばね13によって上方に付勢力を受け、リフ
トテーブル11と両フランジ部8a,8a下面側との間
に挟装された状態で収納されるので、形崩れすることな
くコンパクトな状態で積層される。
【0020】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明含まれる。本実施の形態では、識別
部を光センサと磁気センサとから構成した例を示した
が、識別部の構成は任意に設定することができる。ま
た、搬送路においてガイドローラを用いて紙幣の送り・
戻しを行う構成を示したが、エンドレスベルトを用いて
も良い。
【0021】また、コイルばねの屈曲を阻止するガイド
部材の形状は任意であり、十字型にしたり円盤状に形成
しても良く、さらに、コイルばねの長さに合わせて複数
設けることができる。コイルばねの屈曲を阻止するガイ
ド部材の形状は任意でり、十字型に形成したり円盤状に
形成したりしても良い。さらに、コイルばねの個数はコ
イルばねの長さに合わせて複数設定することができる。
また、本実施の形態では、収納部の開口に設けられたフ
ランジ部上面を搬送路と同一高さとしたが、搬送路より
少し低い位置に設けても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明の紙幣識別装置においては、受入
口に挿入された紙幣が挿入された方向のまま収納部開口
まで水平に搬送されるので、折れ曲がったり古くなって
変形した紙幣であっても適正な収納位置まで確実、かつ
スムーズに搬送することができる。また、収納部では紙
幣が上下に積み重ねられた状態で収納されるので、紙幣
の密着状態が保持され、コンパクトに収納しておくこと
ができる。加えて、収納量増加を図るために収納部を長
く形成しても、横方向に場所を取らないので、自動販売
機や両替機に内蔵して使用するのに好適である。
【0023】また、押圧部としてエアシリンダを用いる
ことで、紙幣の収納部への押し込み工程が電動モータを
使用した従来装置と比して短縮化されるので、連続した
紙幣の受け入れも短時間で行うことができる。さらに、
コイルばねに屈曲を阻止するガイド部材を設けること
で、中折れの発生を阻止して装置の故障を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の紙幣識別装置の構成図である。
【図2】実施の形態の作用を説明する図である。
【図3】従来装置の紙幣搬送状態を示す要部側面図であ
る。
【図4】従来装置の紙幣搬送状態を示す要部平面図であ
る。
【符号の説明】
A 紙幣 1 紙幣識別装置 2 受入口 3 搬送路 4 識別部 5 収納部 6 押圧部 6a エアシリンダ 6b プッシャ 7 ガイドローラ 7a 駆動ローラ 7b 従動ローラ 8 開口 8a フランジ部 9 把持部 10 取り出し口 11 リフトテーブル 12 ガイド部材 12a 円筒部 12b ガイド板 13 コイルばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣を挿入する受入口と、この受入口か
    ら収納部開口まで連通し紙幣を通過させる搬送路と、こ
    の搬送路に面して設けられ紙幣の真偽を識別する識別部
    と、収納部開口に搬送された紙幣を収納部内に押し込む
    押圧部と、コイルばねが内設され紙幣を開口側へ付勢し
    た状態で収納する収納部とを有する紙幣識別装置におい
    て、 前記収納部開口が収納部の上面側に形成され、前記受入
    口から収納部開口までが水平面上に設けられていること
    を特徴とする紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 押圧部としてエアシリンダが用いられて
    いることを特徴とする請求項1記載の紙幣識別装置。
  3. 【請求項3】 コイルばねに、コイルばねと一体となっ
    て収納部内を上下し、コイルばねに横方向の力が加わっ
    たとき収納部内壁に当接してコイルばねの屈曲を阻止す
    るガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項
    1または2記載の紙幣識別装置。
JP2000214642A 2000-07-14 2000-07-14 紙幣識別装置 Pending JP2002032813A (ja)

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JP2000214642A JP2002032813A (ja) 2000-07-14 2000-07-14 紙幣識別装置
KR1020000062040A KR100347526B1 (ko) 2000-07-14 2000-10-20 지폐식별장치

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KR (1) KR100347526B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2551204A (en) * 2016-06-10 2017-12-13 Cash Dynamics Ltd Banknote processing equipment and method of processing banknotes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2551204A (en) * 2016-06-10 2017-12-13 Cash Dynamics Ltd Banknote processing equipment and method of processing banknotes

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