JP2002032175A - キー入力装置 - Google Patents
キー入力装置Info
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Abstract
語のローマ字入力の入力操作性を向上できるキー入力装
置を提供すること。 【解決手段】 キー入力装置2は、少なくとも12個の
メインキー21〜32を備える。5個のキー21〜25
に母音を個別に設定し、他の7個のキー26〜32に子
音を設定する。子音キー26,32を少なくとも第1お
よび第2の2つの子音が設定された子音専用キーとし、
他の5つの子音キー27〜31を、子音の他に子音専用
キーの入力直後に入力された場合に入力される第2母音
を設定した子音母音兼用キーとする。子音キー26,3
2を1回打鍵し、続けて子音母音兼用キーを入力すれ
ば、その第2子音(W、M)と所定の母音とを入力でき
る。このため、他の子音(K,S等)と母音キーを押す
ときと同じ2回の打鍵でま行やわ行の文字を入力でき、
日本語のローマ字入力の入力操作性を向上できる。
Description
力するキー入力装置に関する。詳しくは、携帯電話、携
帯情報端末(PDA)、PHS、電子手帳、腕時計、小
型のワードプロセッサ(ワープロ)やパーソナルコンピ
ュータ(パソコン)等で入力操作を行えるようにしたキ
ー入力装置に関する。
する場合、通常はキーボードが用いられている。この従
来のキーボードは、80個以上のキーを備えている。こ
のため、各キーに、数字や文字、記号などを別々に設定
することができ、電子メールの入力や、インターネット
のホームページ閲覧時のアドレス入力など、数字、文
字、記号等が混在する入力を行う場合でも、各キーをそ
れぞれ押すことで比較的容易に入力することができる。
型の情報機器においても、電子メールの送受信機能やイ
ンターネットのホームページ閲覧機能などが組み込まれ
るようになっている。この携帯電話のような小型の機器
では、キーボードのように80個ものキーを配置するこ
とはできない。このため、例えば、携帯電話では、電話
番号入力用に設けられた12個程度のキーに、数字、か
な、英字を設定している。
(キートップ)に、数字、かな(50音図でア段にあた
る「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ…」)、
アルファベット(ABCD…)が表記されている。
では、カナ文字を入力するためには最大5回、英語を入
力するには最大4回キーを押さなければならず、入力操
作が煩雑になり、文字入力の高速化も実現できないとい
う問題があった。特に、キーを押す回数は文字の頻出頻
度と関係なく設定されているため、カナ入力で複数の文
字を入力する場合、平均して約3〜4回キーを押す必要
があり、操作が煩雑であった。
公報に記載されているように、例えば12個のキー数の
内、5個のキーに、母音「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」を個別に設定し、他の7個のキーには子
音をそれぞれ設定することで、入力操作性を大幅に向上
させたキー入力装置が知られている。
の高い母音を独立した5個のキーに設定したため、母音
入力時の操作性を向上でき、全体としても高速入力を実
現することができた。
力において前記母音キーと組み合わされることで、
「か」行〜「わ」行の清音を入力する子音「K、S、
T、N、H、M、Y、R、W」は9個ある。このため、
子音キーが7個しか無い場合には、このうちの2つの子
音は他の子音と同じキーに設定しなければならない。こ
のため、その2つのキーを入力するには、他の子音キー
と異なる入力操作を行わなければならず、特に日本語を
ローマ字入力する際に、一部の清音の入力操作性が低下
するという問題がある。例えば、同一キーに複数の子音
が設定されている際に、第1子音を1回打鍵で入力し、
第2子音を2回打鍵で入力するように設定されている場
合、7個の子音キーの第1子音に設定された7個の清音
は1回打鍵で入力できるが、他の2つの清音は第2子音
に設定されるために2回打鍵で入力しなければならず、
入力操作性が低下するという問題がある。
B」を用いて入力される濁音も、前記清音用の子音キー
と同じキーに設定されて第2子音とされるため、同様に
入力操作性が低下するという同じ問題がある。
の長音「you」、「yuu」を伴う音読みの熟語が極
めて多い。例えば、幼少(you Syou)、教養(kyou you)、
了承(Ryou Syou)、明星(Myou Zyou)、優秀(yuu Syuu)、
周遊(Syuu yuu)、集中(Syuu Tyuu)、牛乳(Gyuu Nyuu)、
要求(you Kyuu)、共有(kyou yuu)、供給(kyou Kyuu)、
猟銃(Ryou Zyuu)、優勝(yuuSyou)、休養(Kyuu you)、宗
教(Syuu Kyou)、就業(Syuu Gyou)等である。
u」をローマ字入力する場合には、キー打鍵タイプであ
れば3回のキー打鍵操作が必要であり、キータッチタイ
プであれば3回のタッチ操作(ピンタッチなど)が必要
であり、いずれにしても、3つの文字を入力するために
3回の入力操作が必要である。このような拗音の長音
は、日本語における頻度が高いため、ローマ字入力にお
いてもより簡単な操作で入力できることが望まれてい
た。
装置において、日本語のローマ字入力の入力操作性を向
上できるキー入力装置を提供することにある。
は、図面を参照して説明すると、少なくとも12個のメ
インキー21〜32を備え、この12個のメインキーの
内の5個のキー21〜25には、母音「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」が個別に設定され、他の7個の
キー26〜32には、子音がそれぞれ設定され、子音が
設定された7個の子音キーのうちの1つ又は2つの子音
キー26,32は、少なくとも第1および第2の2つの
子音が設定された子音専用キーとされ、他の5つの子音
キー27〜31は、子音の他に第2母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定された子
音母音兼用キーとされ、前記子音専用キーと子音母音兼
用キーとを続けて入力した場合には、その子音専用キー
の第2子音と子音母音兼用キーに設定された第2母音と
が、「第2子音+第2母音」の順序で入力されるように
設定されていることを特徴とするものである。
2に設定された第2子音は、その子音キーを1回打鍵
し、続けて子音母音兼用キーを入力すれば、その第2子
音と所定の第2母音とを入力できるため、他の清音用の
子音と母音とを入力する場合と同様の操作で入力でき、
日本語のローマ字入力の入力操作性を向上することがで
きる。例えば、第2子音を2回打鍵で入力する場合で
も、本発明では1回打鍵で入力でき、子音母音兼用キー
の入力を含め2回打鍵で「第2子音+第2母音」のロー
マ字を入力でき、第1子音に設定された子音を入力する
場合と同じ打鍵回数で入力することができる。
れ、一方の子音専用キー26は、「Y」および「W」が
第1子音および第2子音として設定され、他方の子音専
用キー32は、「R」および「M」が第1子音および第
2子音として設定されているとともに、前記5つの子音
母音兼用キー27〜31には、そのキーを1回押した際
に入力される第1子音として、「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」がそれぞれ設定されていること
が好ましい。
力頻度が高い清音入力用の子音「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」、「Y」、「R」を7つの子音
キーに設定でき、これらよりも多少頻度の低い「W」、
「M」を子音キーの第2子音として設定したので、特
に、日本語のローマ字入力において、入力操作性を向上
することができる。
のメインキー21〜32を備え、この12個のメインキ
ーの内の5個のキー21〜25には、母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定され、他
の7個のキー26〜32には、子音がそれぞれ設定さ
れ、子音が設定された7個の子音キーのうちの5つの子
音キー27〜32は、子音の他に第2母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定された子
音母音兼用キーとされ、この5つの子音母音兼用キーの
内の4つのキー27,28,29,31には、第2子音
「G」、「Z」、「D」、「B」がそれぞれ設定され、
第2母音が設定されていない他の1つの子音キー32に
は代理キーが設定され、前記「G」、「Z」、「D」、
「B」が第2子音として設定されている4つの子音母音
兼用キーを入力した直後に、その入力したキー以外の子
音母音兼用キーを入力した場合には、最初に入力した子
音母音兼用キーに設定された第2子音と、次に入力され
た子音母音兼用キーに設定された第2母音とが、「第2
子音+第2母音」の順序で入力され、前記「G」、
「Z」、「D」、「B」が第2子音として設定されてい
る4つの子音母音兼用キーを入力した直後に、前記代理
キーを入力した場合には、入力した子音母音兼用キーに
設定された第2子音と、そのキーに設定された第2母音
とが、「第2子音+第2母音」の順序で入力されるよう
に設定されていることを特徴とするものである。
た第2子音は、その子音キーを1回打鍵し、続けて第2
母音が設定された子音キーを入力すれば、その第2子音
と第2母音とを入力できるため、他の清音用の子音と同
様の操作で入力でき、日本語のローマ字入力の入力操作
性を向上することができる。また、前記代理キーを設け
たので、子音母音兼用キーに設定された第2子音と第2
母音とを入力する場合も、その子音母音兼用キーと代理
キーとを連続して入力するだけでよく、他の子音キーの
場合と同様にでき、入力操作性を向上することができ
る。
のメインキー21〜32を備え、この12個のメインキ
ーの内の5個のキー21〜25には、母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定され、他
の7個のキー26〜32には、子音がそれぞれ設定さ
れ、子音が設定された7個の子音キーのうちの1つのキ
ー26には、子音「Y」が設定され、他の2つの子音キ
ー28,29には、前記子音「Y」キーの入力直後に入
力された場合に入力される「ou」および「uu」がそ
れぞれ設定されていることを特徴とするものである。
uu」を伴う音読みの熟語が極めて多いが、この3文字
を入力するには3回のキー打鍵操作が必要である。この
ような拗音の長音は、日本語における頻度が高いため、
より簡単な操作で入力できることが望まれていた。これ
に対し、本発明のように、子音「Y」の入力直後に所定
の子音キーを入力すると、「ou」または「uu」が出
力されるように設定されていれば、上記「you」、
「yuu」の入力をそれぞれ2回のキー打鍵操作で入力
でき、打鍵操作を1回少なくできるため、日本語のロー
マ字入力の入力操作性を向上することができる。
キー26は、第1の子音である「Y」と第2の子音であ
る「W」との2つの子音が設定された子音専用キーとさ
れ、他の5つの子音キー27〜31は、子音の他に第2
母音「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が個別に
設定された子音母音兼用キーとされているとともに、前
記「Y」(半母音)および「W」(半母音)が設定され
た子音専用キー26を入力した直後に、第2母音「A」
または「O」が設定された子音母音兼用キー27,31
を入力した場合には、「W+A」または「W+O」が入
力され、前記「Y」および「W」が設定された子音専用
キー26を入力した直後に、第2母音「I」、「U」、
「E」のいずれかが設定された子音母音兼用キー28,
29を入力した場合には、「Y+ou」または「Y+u
u」が入力されることが好ましい。
または「を[W][O]」で使用されることが多く、「[W]
[I]」や「[W][U]」というローマ字の入力は殆ど使用さ
れない。従って、第2母音「i」が設定されるキー28
に「ou」を設定し、「u」が設定されるキー29に
「uu」を設定するなど、第2母音「I,U,E」が設
定された子音母音兼用キーに「ou」や「uu」を設定
すれば、「わ、を」の入力と、拗音の長音の入力とを並
立させることができ、入力操作性をより一層向上でき
る。
のメインキー21〜32を備え、この12個のメインキ
ーの内の5個のキー21〜25には、母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定され、他
の7個のキー26〜32には、子音がそれぞれ設定さ
れ、子音が設定された7個の子音キーのうちの1つのキ
ー26には、子音「Y」が設定され、他の2つの子音キ
ー28,29には、第1子音系拗音入力用の「ou」お
よび「uu」がそれぞれ設定され、他の2つの子音キー
31,32には、第2子音系拗音入力用の「ou」およ
び「uu」がそれぞれ設定され、所定の子音キー27〜
32と「Y」が設定された子音キー26と第1子音系拗
音入力用の「ou」および「uu」が設定された子音キ
ー28,29を続けて入力すると、所定の子音キー27
〜32の第1子音と、「Y」と、拗音「ou」または
「uu」とが「第1子音+Y+ou又はuu」の順序で
出力され、所定の子音キー27〜32と「Y」が設定さ
れた子音キー26と第2子音系拗音入力用の「ou」お
よび「uu」が設定された子音キー31,32を続けて
入力すると、所定の子音キー27〜32の第2子音と、
「Y」と、拗音「ou」または「uu」とが「第2子音
+Y+ou又はuu」の順序で出力されることを特徴と
するものでもよい。
子音は、「K,S,T,N,H,R」のいずれかであ
り、第2子音は「G、Z、D、B、M」のいずれかであ
ることが好ましい。
ょう」や「ぎょう」等の拗音を、3つのキー入力で入力
でき、日本語のローマ字入力の入力操作性を著しく向上
することができる。
も12個のメインキーを備え、この12個のメインキー
の内の5個のキーには、母音「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」が個別に設定され、他の7個のキーに
は、子音がそれぞれ設定され、子音が設定された7個の
子音キーのうちの5つの子音キーは、子音の他に第2母
音「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設
定された子音母音兼用キーとされ、この5つの子音母音
兼用キーの内の4つのキーには、第2子音「G」、
「Z」、「D」、「B」がそれぞれ設定され、第2母音
が設定されていない2つの子音キーの一方のキーには、
「Y」および「W」が第1子音および第2子音として設
定され、他方のキーには、「M」が第2子音として設定
され、かつ代理キーが設定されているとともに、前記
「G」、「Z」、「D」、「B」が第2子音として設定
されている4つの子音母音兼用キーまたは前記「M」が
第2子音として設定されている子音キーを入力した直後
に、その入力したキー以外の子音母音兼用キーを入力し
た場合には、最初に入力したキーに設定された第2子音
と、次に入力された子音母音兼用キーに設定された第2
母音とが、「第2子音+第2母音」の順序で入力され、
前記「G」、「Z」、「D」、「B」が第2子音として
設定されている4つの子音母音兼用キーを入力した直後
に、前記代理キーを入力した場合には、入力した子音母
音兼用キーに設定された第2子音と、そのキーに設定さ
れた第2母音とが、「第2子音+第2母音」の順序で入
力され、前記「Y」および「W」が設定された子音キー
を入力した直後に、第2母音「A」または「O」が設定
された子音母音兼用キーを入力した場合には、「W+
A」または「W+O」が入力され、前記「Y」および
「W」が設定された子音キーを入力した直後に、第2母
音「I」、「U」、「E」のいずれかが設定された子音
母音兼用キーを入力した場合には、「Y+ou」または
「Y+uu」が入力されることを特徴とするものでもよ
い。
「わ行」の短縮入力と、濁音の短縮入力と、拗音の長音
の短縮入力とを実現できるため、日本語のローマ字入力
の入力操作性を著しく向上することができる。
つ並べられて26文字のアルファベットが12個のキー
に配列されていることが好ましい。なお、このような場
合、前記子音は、当該子音が複数ずつ並べられたキーの
打鍵回数によって、選択されるように構成されているこ
とが好ましい。
音以外の21個の文字(子音)を、7個のキー26〜3
2に3個ずつ配列すれば、12個と非常に少ないキー数
でアルファベット26文字を入力することができ、小型
で携帯性に優れたキー入力装置2を形成できる。さら
に、子音キーが設定された7個のキー26〜32に、各
々3個ずつ文字を配置すれば、各文字の入力を各キーを
押す回数で分けている場合に、各キーを最大3回押せば
どの文字でも入力できて操作性を向上でき、かつ各子音
が各キーに均等に配列されているので、キー打鍵操作の
バランスをよくでき、操作性をより一層向上できる。
6〜32は、それぞれ「KGF」、「SZJ」、「TD
V」、「NCQ」、「HBP」、「RML」、「YW
X」の各文字キーの組み合わせで設定されていることが
好ましい。
において前記母音キーと組み合わされることで、「か」
行〜「わ」行を入力する子音「K、S、T、N、H、
M、Y、R、W」を各キーの第1もしくは第2文字キー
に設定できるため、母音に次いで入力頻度の高い清音の
子音を簡単な操作で入力することができ、操作性をより
一層向上することができる。さらに、「カ」行を入力す
る「K」キーに濁音の「ガ」行を入力する「G」キー
を、「サ」行を入力する「S」キーに「ザ」行を入力す
る「Z」キーを、「タ」行を入力する「T」キーに
「ダ」行を入力する「D」キーを、「ハ」行を入力する
「H」キーに「バ」行を入力する「B」キーをそれぞれ
設定したので、関連する清音と濁音を同じキーを用いて
(キーを押す回数を変えることなどで)入力することが
できる。このため、濁音の入力操作も覚えやすくなり、
高速に入力することができる。
基づいて説明する。本実施形態は、図1に示すように、
パソコン1のキー入力装置2として用いられたものであ
る。パソコン1には、マウス3と液晶ディスプレイ4と
が設けられているとともに、複数のキーが配置されたキ
ー入力装置(キー入力部)2が設けられている。
の計22個のキーが配置されており、キー入力装置2の
ほぼ中央のメインキーエリア20には、図2にも示すよ
うに、上下4段左右3列の計12個のメインキー21〜
32が配置されている。また、このメインキーエリア2
0の周囲にC字状に設けられた機能キーエリア50に
は、10個の機能キー51〜60が配置されている。
0には、各文字や機能が設定されている。すなわち、各
メインキー21〜32のキー表面(キートップ)には、
各キー21〜32を単独で打鍵した際に入力され、ロー
マ字による日本語入力や英語入力に用いられるアルファ
ベット等の文字キーが設定されている。
字キーの配列は、上段側に母音キーが設定され、その下
側には、ローマ字入力において前記母音キーと組み合わ
されることで「か行」〜「わ行」を入力する子音キーが
配列されている。
配列としてそれぞれ母音を表す「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」がそのキーを1回打鍵した際に
入力される第1の文字キーとして配列されている。この
配列は、左から右および第1段から第2段に行くに従っ
て、「A」、「I」、「U」、「E」、「O」となるよ
うに文字の覚えやすさを配慮して設定されている。
1回打鍵した際に入力される第1の文字キー(第1子
音)として、日本語の子音を表す「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」、「R」の子音キーが配列さ
れ、キー26には、子音キー「Y」が配列されている。
これらの配列は、「か」行、「さ」行、「た」行、
「な」行、「は」行、「ら」行、「や」行の子音がほぼ
アカサタナ順に並ぶように配慮して構成されたものであ
る。また、キー32、26には、そのキーを2回連続し
て打鍵した際に入力される第2の文字キー(第2子音)
として、「M」、「W」の子音キーが配列されている。
この配列は、残りの「ま」行、「わ」行が並ぶようにし
たものである。
ーを2回連続して打鍵した際に入力される第2の文字キ
ー(第2子音)として、「G」、「Z」、「D」、
「B」の各子音キーが配列されている。すなわち、濁音
「が」行、「ざ」行、「だ」行、「ば」行を入力する子
音「G」、「Z」、「D」、「B」が清音「か」行、
「さ」行、「た」行、「は」行を入力する「K」、
「S」、「T」、「H」に対応して設定されて清音と濁
音とが対応するように配列されている。
「H」、「B」が設定されたキー31には、第3の文字
キー(第3子音)として「ぱ」行を入力するための
「P」が設定され、「ぱ」行の入力も覚えやすく、か
つ、操作性よく行えるようになっている。
れたキー30は、日本語のローマ字入力においては、撥
音「ん」を入力するキーとしても利用されている。
キー21、24は、第2の文字キーとして長音「ー」、
促音「っ」がそれぞれ設定された長音設定母音キー、促
音設定母音キーとされている。
回連続して打鍵した際に入力される第3の文字キー(第
3子音)として「X」、「F」、「J」、「V」がそれ
ぞれ設定されている。さらに、キー30には、英語入力
モード時の第2の文字キー(第2子音)として「C」が
設定され、第3の文字キー(第3子音)として「Q」が
設定されている。また、キー32には、第3の文字キー
(第3子音)として「L」が設定されている。
は、12個のメインキー21〜32の内、5個のキー2
1〜25に母音「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」が単独で設定され、他のキー26〜32に、他の
21文字が3文字ずつ設定されている。具体的には、キ
ー26に「YWX」、キー27に「KGF」、キー28
に「SZJ」、キー29に「TDV」、キー30に「N
CQ」、キー31に「HBP」、キー32に「RML」
がそれぞれ設定されている。
(前記単独入力時の文字や機能を示す記号の上側)に
は、第1選択入力機能が設定された機能キー60と同時
に各キー21〜32を打鍵した際に入力される第1選択
状態の文字として、数字「7」、「8」、「9」、
「4」、「5」、「6」、「1」、「2」、「3」、
「0」、およびカンマ「,」、ピリオド「.」が設定さ
れている。
ップ下側(前記単独入力時の文字や機能を示す記号の下
側)には、第2選択入力機能が設定された機能キー59
と同時に打鍵した際に入力される第2選択状態の各種文
字や機能が設定されている。なお、メインキー27,2
8,30,31のように、キートップ下側に2種類の記
号が設定されている場合には、機能キー59を押しなが
ら各メインキー27,28,30,31を1回打鍵する
と、キートップ下側における左側の各記号が入力され、
2回打鍵すると右側の各記号が入力されるように設定さ
れている。
ップ右上(前記単独入力時の文字や機能を示す記号の右
上側)には、第3選択入力機能が設定された機能キー5
8と同時に打鍵した際に入力される第3選択状態の各種
記号が設定されている。なお、これらのキートップ右上
に設定された2つの記号は、機能キー58を押しながら
各メインキー21〜32を1回打鍵すると、キートップ
右上における左側の各記号が入力され、2回打鍵すると
右側の各記号が入力されるように設定されている。
ドの切り替えや文字入力時に利用される各種機能が設定
されている。
2における入力処理機能について、図3に示すブロック
図を参照して説明する。まず、各キー21〜32、51
〜60が打鍵されたか否かをキー入力検出手段101で
検出する。例えば、一定サイクル(例えば1〜10m
s)でタイマ割込を行い、各キー21〜32、51〜6
0に割り当てられたI/Oポート等をチェックしてキー
入力があるか否かをチェックすればよい。
を一定サイクルで繰り返してキー入力を待つ。一方、キ
ー入力有りと判断されれば、キー入力処理手段102に
おいて入力処理が行われる。なお、キー51,52,5
4を打鍵して入力モードの切替操作が行われた場合に
は、モード切替手段103が作動され、キー入力処理手
段102の入力モードが適宜切り替えられて設定され
る。また、各モードの切り替えに伴いキー入力装置2の
表面に形成されたモード表示灯61〜63が点灯したり
消灯するようにされている。
入力モードと入力されたキーに応じて所定の文字や数字
等が出力されるように処理する。そして、出力された文
字や数字は、画面制御手段104を介して液晶ディスプ
レイ4に表示される。
記号の入力は、具体的には次のようにして行われる。 [かなモード(ひらがなモード・カタカナモード)]ひ
らがなモード時に、メインキー21〜32を押すと、ロ
ーマ字入力によりひらがなが入力される。すなわち、母
音キー21〜25を1回押せば母音が入力され、子音キ
ー26〜32と母音キー21〜25とを押せば「子音+
母音」でローマ字入力によるひらがなが入力される。
2を押すと、ひらがなモードと同様に、ローマ字入力に
よりカタカナが入力される。
母音キー21〜25を押すとその母音が入力される。こ
の際、母音キー(I,U,O)22,23,25を2回
以上連続して押すと、そのアルファベット(母音)が続
けて入力される。一方、長音設定母音キー21および促
音設定母音キー24を2回以上続けて押した場合には、
長音(ー)、促音(っ)が入力される。但し、子音の次
にキー21が2回押された場合には「AA」が入力さ
れ、子音の次にキー24が2回押された場合には「E
E」が入力される。
字(第1子音)〜第3文字(第3子音)の3つの子音が
それぞれ設定されており、各キー26〜32を1〜3回
押すことで選択して入力できるようにされている。すな
わち、1回押すと各キートップの左側の文字が、2回押
すと中央の文字が、3回押すと右側の文字がそれぞれ入
力される。さらに、4回押した場合には、1回押した状
態(左側の文字入力)に戻る。
操作を第1キーで表すと、図4に示す「かなの標準入
力」のようになる。例えば、小母音「ぁ」を入力するに
は、「R」キー32を3回打鍵し、その後でキー21を
押すことで、「L+A」が入力されて「ぁ」となる。ま
た、促音(っ)は、前記キー24を2回打鍵でも入力で
きるが、通常のローマ字入力のように「LTU」つまり
「RRRTU」でも入力できる。また、通常のローマ字
入力において複数の入力が許容されている「ふ、じ、じ
ゃ、じゅ、じぇ、じょ」は、変則的な入力も可能になっ
ている。例えば「ふ」は「HU」および「FU(本実施
形態では「KKKU」)」で入力できるようになってい
る。同様に、「じ」は「ZI(SSI)」と「JI(S
SSI)」で入力できる。また、「じゃ」は「ZYA
(SSYA)」と「JYA(SSSA)」で入力でき
る。「じゅ、じぇ、じょ」も同様である。
された子音キー30は、2回、3回押しても「C、Q」
は入力されず、1回打鍵されることで「n」が入力さ
れ、2回打鍵されることで「nn」が入力されて「ん」
に変換され、3回打鍵されることで「nnn」が入力さ
れて「ん+n」に変換される。なお、キー30も連続し
て4回打鍵されると、メインキー30が1回打鍵された
状態に戻る。また、メインキー30が1回打鍵された場
合には、基本的に「n」が入力されるが、そのメインキ
ー30の後に母音以外のメインキーが打鍵された場合に
は、「ん」に変換される。例えば、「SHINKAI」と
「N」の次に子音が入力された場合には、「N」が1回
打鍵でも「ん」と変換される。
通常の入力方法では、第2子音に設定された「M」、
「W」を用いた「ま行」や「わ行」の文字を入力する場
合には、キー26,32を2回打鍵した後で、母音キー
21〜25を1回打鍵し、計3回のキー打鍵操作が必要
となる。このため、第1子音に設定された「K、S、
T、N、H、Y、R」を用いた「か行」〜「は行」、
「や行」、「ら行」のような2回のキー打鍵操作でよい
場合に比べてキー打鍵操作が1回多くなる。
「わ行」の入力を他の「か行」等と同じ2回打鍵操作で
行えるように、補助配列を設定している。すなわち、キ
ー入力装置2は、標準的なキー入力操作時は、図5に示
すように、キー21〜25にそれぞれ母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が設定され、キー26
〜32に子音「YWX」、「KGF」、「SZJ」、
「TDV」、「Nん」(かなモードの場合)、「HB
P」、「RML」がそれぞれ設定されたキー配列に対応
して文字が入力される。
列)および図7(仮想母音の配列)に示すように、2つ
目の子音「M」、「W」が設定された子音キー(子音専
用キー)26,32以外の5つのキー27〜31には、
補助配列用として仮想母音(第2母音)「a」、
「i」、「u」、「e」、「o」も設定されている。こ
れらの仮想母音(第2母音)は、日本語のローマ字入力
においては、基本的に子音が連続して入力されることは
殆ど無い点に着目し、子音キー26,32に続けて子音
キー(子音母音兼用キー)27〜31が入力された場合
に、各仮想母音が入力されるように設定している。
キー27〜31を入力すると、「ま行(ま、み、む、
め、も)」が入力され、キー26(「Y」)に続けてキ
ー27,31を入力すると「わ、を」が入力され、「ま
行」および「わ行」も2回のキー打鍵操作で入力できる
ようにされている。これらの各入力操作を、各キーの第
1子音で表すと図8に示すようになる。
通常の入力方法では、第2子音に設定された「G」、
「Z」、「D」、「B」を用いた「が行、ざ行、だ行、
ば行」の各濁音を入力する場合も、キー27,28,2
9,31を2回打鍵した後で、母音キー21〜25を1
回打鍵し、計3回のキー打鍵操作が必要となる。
他の「か行」等と同じ2回打鍵操作で行えるための補助
配列も設定している。すなわち、図6,7に示すよう
に、濁音入力用の子音「G」、「Z」、「D」、「B」
が第2子音として設定された子音キー27,28,2
9,31と、補助配列用として仮想母音(第2母音)
「a」、「i」、「u」、「e」、「o」が設定された
5つの子音キー(子音母音兼用キー)27〜31とが連
続して入力された場合には、その子音「G」、「Z」、
「D」、「B」と仮想母音「a」、「i」、「u」、
「e」、「o」とが連続して入力されて濁音が入力され
る。
i)」、「づ(D+u)」、「ぼ(B+o)」は、子音
と仮想母音とが同じキーに設定されているため、上記の
ような仮想母音を利用して入力することができない。つ
まり、通常、同じキーを2回打鍵すると、そのキーの第
2子音の選択であり、仮想母音の入力とすることができ
ない。そこで、キー32を仮想母音の代理キーとし、前
記子音キー27〜29,31を打鍵した直後に、キー3
2を打鍵した場合には、各子音キー(子音母音兼用キ
ー)27〜29,31の第2子音「G、Z、D、B」
と、その子音母音兼用キーに設定されている仮想母音と
が連続して入力されるように設定している。これらの濁
音の各入力操作を、各キーの第1子音で表すと図8に示
すようになる。
は、半濁音の入力も短縮入力できるようにされている。
すなわち、図9に示すように、上記濁音の短縮入力操作
では、濁音「B」を「H」キー31の1回打鍵で入力し
ていたが、キー31を2回打鍵し、さらに仮想母音27
〜30を入力することで、半濁音が入力される。なお、
「ぽ(P+o)」は、「ぼ(B+o)」と同じく子音と
仮想母音とが同じキーに設定されているため、代理キー
32を利用して入力している。
「TH」が「ど」と変換されてしまうため、ティ(TH
I)やディ(TTHI)等が入力できなくなる。このた
め、短縮入力が設定されている場合には、例えばティ
(TYI)、ディ(TTYI)で入力できるように、処
理プログラムを設定しておけばよい。
縮入力)図10に示すように、キー入力装置2には、拗
音の長音用の補助配列も設定されている。すなわち、キ
ー28に「ou」が、キー29に「uu」が設定されて
いる。
26およびキー28を連続して入力([Y][S]を入力)す
れば「you」が入力される。また、キー26およびキ
ー29を連続して入力([Y][T]を入力)すれば「yu
u」が入力される。従って、2回のキー打鍵操作で各拗
音の長音が入力される。
は、通常は「よう」と入力されるが、前が子音だと「ょ
う」と入力される。なお、本実施形態では、7個の子音
キーに子音を3個ずつ配列しているので、「きょう(K
YOU)」と「ぎょう(GYOU)」のように、同じ子
音キーを用いて異なる拗音の入力を行う必要がある。こ
こで、「G」を入力する場合には、「K」キー27を2
回打鍵してもよいが、本実施形態では、「Y」キー26
の後に入力されるキーによって、同一子音キーであって
も、その第1子音を入力する場合と、第2子音を入力す
る場合とに区別できるようして入力操作性を向上してい
る。
8又は「T」キー29)の「ou」、「uu」は、「よ
う」、「ゆう」の入力の他、第1子音に「ょう」、「ゅ
う」を組み合わせる場合に用いるように設定している。
また、キー31,32(「H」キー31又は「R」キー
32)の「ou」、「uu」は、第2子音に「ょう」、
「ゅう」を組み合わせる場合に用いるように設定してい
る。これらの入力キー操作を図12に示す。この図に示
すように、例えば、「K」キー27、「Y」キー26、
「S」キー28を順に入力すると(「KYS」と入力す
ると)、キー27の第1子音が選択されて「きょう(K
YOU)」が入力され、「K」キー27、「Y」キー2
6、「H」キー31を順に入力すると(「KYH」と入
力すると)、キー27の第2子音が選択されて「ぎょう
(GYOU)」が入力される。他の拗音の入力も、図1
2に示す通りである。
行」、「わ行」、濁音、拗音の長音の各短縮入力におい
て、矛盾した入力操作が生じないように、「ou」、
「uu」の配置を工夫している。すなわち、子音「W」
は通常「わ[W][A]」または「を[W][O]」で使用されるこ
とが多く、「[W][I]」や「[W][U]」というローマ字の入
力は殆ど使用されない。従って、仮想母音(第2母音)
「i」が設定される「S」キー28に「ou」を設定
し、「u」が設定される「T」キー29に「uu」を設
定することで、「わ、を」の入力と、拗音の長音の入力
とを両立させている。
を入力した後に続けてキー27,31を入力した場合に
は、「わ[W][A]」、「を[W][O]」を出力し、キー26を
入力した後に続けてキー28,29を入力した場合に
は、図11に示すとおり、「you」、「yuu」を出
力することで、拗音の長音と前述の「ま行」や「わ行」
が混在する熟語なども入力回数を少なくできて簡単にか
つ短時間で入力することができる。このような拗音の短
縮入力を利用すれば、図13に示すような拗音を含む熟
語を打鍵数が少ない短縮入力によって入力することがで
きる。
ー21〜32を押すと、各アルファベットが入力され
る。この際、母音キー21〜25を連続して2回以上押
すと、そのアルファベットが繰り返し入力される。一
方、各子音キー26〜32は、1回押すと各キートップ
の左側の文字が、2回押すと中央の文字が、3回押すと
右側の文字がそれぞれ入力される。また、4回押すと、
1回押された状態に戻る。
ドを切り替えて入力することもできるが、通常の英文の
ように、大文字や小文字が混在する場合には操作が煩雑
になる。このため、本実施形態では、英字モードにおい
ては、Shiftキー57を押しながらメインキー21〜3
2を押すことで、大文字および小文字を切り替えて入力
できるようにされている。
れた2つの文字を連続して入力する際には、Ctrlキ
ー56を押して離すと、打鍵回数が1度確定されて前後
の文字が区切られる。また、同じ子音を続けて入力する
場合には、Shift キー57を押して離すと、直前の文字
が繰り返し入力される。
ー21〜32を押すと、各キー21〜32の上側に書か
れた数字および「, 」、「. 」が入力される。複数回押
された場合には、各数字が押された回数分入力される。
されていないが、かなモード、英字モード、数字モード
のいずれにおいても、機能キー(第3選択入力機能キ
ー)58を押しながらメインキー21〜32を1〜2回
押すことで、各メインキー21〜32のキートップ右上
側の記号を入力できる。また、機能キー(第2選択入力
機能キー)59を押しながらメインキー21〜32を1
〜2回押すことで、各メインキー21〜32のキートッ
プ下側の記号を入力できる。
0に設定されたメインの機能を実行する場合には、各キ
ー51〜60を直接打鍵すればよい。各キー21〜60
の第1,2選択状態に設定された各機能は、機能キー
(第1選択入力機能キー)60や機能キー(第2選択入
力機能キー)59を例えば右手の親指で押しながら、各
キー21〜60を他の指で押して入力する。また、ファ
ンクションは、各キー59,60を同時に押しながら、
メインキー21〜32を押すことで入力する。
ドでは、Alt、Ctrl、Shiftキーと他のキー
を同時に押すことで各種機能を実現するショートカット
入力が実現されている。本実施形態のキー入力装置2で
も、各Altキー55,Ctrlキー56,Shift
キー57が設けられているので、これらのキー55〜5
7と、各キー21〜60を1〜3回入力することでショ
ートカット入力が実現できる。
「M」、「W」を用いる「ま行」、「わ行」の短縮入力
用の補助配列を設定したので、「ま行」および「わ行」
も「か行」などと同じ2回のキー打鍵操作で入力でき、
その分、入力操作性を向上できる。同様に、第2子音に
設定された「G」、「Z」、「D」、「B」を用いる濁
音の短縮入力用の補助配列も設定したので、濁音の入力
も他の清音と同じ2回のキー打鍵操作で入力でき、入力
操作性を向上できる。例えば、図14に示す例文「我が
ままを言う」を標準配列の入力操作(「M」、「W」、
「G」、「Z」、「D」、「B」は各キー26〜29,
31,32を2回打鍵で入力する操作)で入力する場合
には、図14(A)に示すように17回のキー打鍵操作
が必要であるのに対し、図14(B)に示す補助配列を
利用した入力であれば、「M」、「W」、「G」と第2
母音との入力を、他の子音キーと母音との入力と同様に
2回打鍵で入力できるため、12回のキー打鍵操作で入
力できる。このため、打鍵(タッチ)回数を大幅に低減
できて入力操作性を向上できる。
縮入力用の補助配列も設定しているので、「you」、
「yuu」を2回のキー打鍵操作で入力でき、その分、
キー入力操作回数を低減できて入力操作性を向上でき
る。従って、図15,16に示す例文「昭和十年末」や
「和洋折衷型」を入力する場合、各図の(A)に示す
「M」、「W」や濁音用の子音を2回打鍵して入力し、
かつ拗音の長音も3回の入力操作で入力する場合に比べ
て、各図の(B)に示す仮想母音や拗音の長音を利用し
た入力であれば、入力操作回数を大幅に低減できて入力
操作性を向上できる。さらに、図17に示す他の例文
「我儘な子供」、「優良な環境」、「就業の状況」等に
おいても、本実施形態の短縮入力を利用することで、キ
ー入力操作回数を低減できて入力操作性を向上できる。
濁音の短縮入力と、拗音の長音の短縮入力とは、キー入
力操作が各短縮入力で重複しないように、互いに矛盾し
ない配列に設定したので、3つ短縮入力を同時に実現す
ることができる。その上、僅か12個のキー21〜32
で、アルファベット26文字を個別のキーに設定したフ
ルキーボードのローマ字入力と同等の機能を実現するこ
とができ、非常にコンパクトで実用的なキー入力装置と
することができる。さらに、フルキーボードによるロー
マ字入力と同等の打鍵回数で文字を入力でき、入力操作
性を向上できる。例えば、図14〜16に示す例文をフ
ルキーボードによるローマ字入力で入力する場合、打鍵
回数は各々12回、17回、16回であり、本実施形態
における打鍵回数12回、16回、15回は、このフル
キーボードによる入力の場合と同等以下の打鍵回数に抑
えることができる。図17に示す例文においても同様で
ある。
幅に少ない12個のメインキー21〜32を用いてロー
マ字入力や英語入力を行うことができるため、キー入力
装置2の小型化が図れるとともに、メインキー21〜3
2は、3列4段と、電話やテンキーボードの数字キーと
同様の配置とされ、各母音や第1子音、さらには第2母
音や第2子音の配列もある程度、規則性を持って配置さ
れているため、各文字の配置位置が単純明快であって非
常に覚えやすく、キーの位置も覚えやすく、ブラインド
タッチも容易に習熟でき、入力スピードも従来のフルキ
ーボードと同等にでき、片手でも操作できて初心者でも
容易に習熟することができる。
母音兼用キー27〜31に仮想母音(第2母音)
「a」、「i」、「u」、「e」、「o」を設定してい
るため、本来の母音キー21〜25の位置を単純に2段
下げただけであるから、容易に憶えることができ、仮に
キートップに表記されていなくても、各仮想母音の位置
を容易に把握でき、簡単に入力することができる。
7,10に示す各補助配列とは、憶えやすく、かつ互い
に矛盾しない位置に設定したので、これらの各機能を組
み合わせてキー入力装置に容易に設定できる。すなわ
ち、仮想母音(第2母音)の位置を「M」、「W」が設
定された子音キー26,32以外の子音キー27〜31
に設定することで、第2タッチ操作や2回打鍵で入力し
なければならない「M」、「W」を第1タッチ操作や1
回打鍵で入力することができるようにするとともに、
「Y」、「W」を同一のキー26に設定し、かつ
「わ」、「を」の入力に使用するキー27,31以外の
キー28,29に「Y」とともに拗音の長音を構成する
「ou」や「uu」を設定したので、「ま行」や「わ
行」、濁音の短縮入力と拗音の長音の短縮入力とを並立
して実現することができる。
と、「ou」、「uu」を入力するキー28,29は隣
接配置されているので、位置も憶えやすく入力操作性も
より一層向上できる。さらに、「ou」、「uu」を入
力するキーとしてキー28,29の他に、キー31,3
2を設け、これらの各キー28,29、31,32の入
力を区別することで、「Y」キー26の前に入力した子
音キーを第1子音としたり、第2子音とすることができ
る。このため、例えば、「きょう」を3つのキーで入力
できるだけでなく、「ぎょう」等の第2子音を用いた場
合も同様に3つのキー入力で入力でき、日本語のローマ
字入力の入力操作性を著しく向上することができる。
い母音つまり「A」、「I」、「U」、「E」、「O」
を独立したキー21〜25に設定したため、これらの文
字はキーを1回押すだけで入力できる。このため、使用
頻度の高い母音入力時の打鍵回数を少なくできる。この
ため、入力操作性を向上できて高速入力を行うことがで
きる。さらに、母音「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」が、第1段目から第2段目に向かってかつ左から
右に向かって配置されているため、各母音のキー位置を
覚えやすく、より操作性を向上できる。
文字を、7個のキー26〜32に3個ずつ配列している
ので、12個と非常に少ないキー数でアルファベット2
6文字を入力することができ、小型で携帯性に優れたキ
ー入力装置2を形成できる。さらに、子音キーが設定さ
れた7個のキーには、各々3個ずつ文字を配置している
ので、各文字の入力を各キーを押す回数で分けている場
合に、各キーを最大3回押せばどの文字でも入力できて
操作性を向上でき、かつ各子音が各キーに均等に配列さ
れているので、キー打鍵操作のバランスをよくでき、操
作性をより一層向上できる。
れたキー26〜32と、母音「A」〜「O」が設定され
たメインキー21〜25とに分けてキーを設定したの
で、「子音+母音」のローマ字入力で日本語を入力する
ことができる。このため、日本語を入力する場合、平均
して2回キーを押す操作を行えば入力することができ、
例えば10個のキーに「あ」行〜「わ」行を設定し、各
キーを1〜5回押して各文字を入力する50音配列に比
べて入力操作性を向上でき、高速入力を行うことができ
る。
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を
含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。例
えば、「ま行」や「わ行」の短縮入力用の補助配列、濁
音の短縮入力用の補助配列、拗音の長音の短縮入力用の
補助配列は、すべて組み込む必要はなく、例えば「ま
行」や「わ行」の短縮入力用補助配列のみを設定しても
よいし、濁音の短縮入力用補助配列のみや、拗音の長音
入力用補助配列のみを設定してもよい。さらには、「ま
行」の短縮入力用補助配列のみ、「わ行」の短縮入力用
補助配列のみ、「ou」の短縮入力用補助配列のみ、
「uu」の短縮入力用補助配列のみを設定してもよく、
いずれの補助配列を設定するかは実施にあたって適宜設
定すればよい。特に、これらの短縮入力を使用するか否
かを、入力モードで設定できるようにすれば、例えば、
標準的な入力操作に習熟してから、モードを切り替えて
本発明の短縮入力を利用できるようにすることもでき、
利用者の習熟度に応じて最適な入力方法を選択すること
ができる。
「ou」、「uu」を仮想母音「i」、「u」が設定さ
れたキー28,29に配列していたが、「ou」、「u
u」の一方を仮想母音「e」が設定されたキー30に配
列してもよい。要するに、「ou」、「uu」は仮想母
音「i」、「u」、「e」が設定されたキーのいずれか
にそれぞれ設定すればよい。さらに、前記実施形態で
は、第1子音用の「ou」、「uu」キー28,29
と、第2子音用の「ou」、「uu」キー31,32と
を分けて設定していたが、一方のキー28,29のみを
設け、第2子音はその子音キーを2回打鍵で入力するよ
うにしてもよい。
入力用の補助配列や、濁音や拗音の長音の短縮入力用の
補助配列は、前記実施形態のように、パソコン1に接続
されるキー入力装置2だけでなく、例えば、図18に示
すような、マイク202、スピーカー203、液晶ディ
スプレイ204等を備えた携帯電話機200のキー入力
装置2に組み込んでもよい。さらに、図19に示すよう
な携帯情報端末(PDA)300等に組み込んでもよ
い。特に、本発明は、12個のキーで文字入力が可能な
ため、携帯電話機200、PDA300、腕時計等の非
常に小型の機器などにも容易に適用することができる。
のように、画面301に表示されるキーをタッチ式入力
手段(ペンや指等)によって選択して入力する画面表示
式キー入力装置においても利用できる。画面表示式キー
入力装置においては、1つのキーに複数の文字が設定さ
れている場合、キーのタッチ回数やキータッチ方法(例
えば、画面301をポイントで入力する点タッチと、あ
る程度の長さ移動させるバータッチ)等で入力操作を変
更しているが、いずれの方式の画面表示式キー入力装置
にも本発明を適用することができる。このような画面表
示式キー入力装置に本発明を適用した場合も、「M」や
「W」、濁音用の子音等を液晶キー部分の2回タッチや
バータッチで入力するのではなく、他の子音キーと同様
に1回タッチやピンタッチで入力でき、打鍵(タッチ)
回数を大幅に低減できて入力操作性を向上できる。
面表示を切り替えることができるので、子音キー32を
タッチした際に、子音キー27〜31の部分を、図7で
説明したような仮想母音に切り替えて表示し、続いて、
母音キー21〜25がタッチされた場合には「ら行」の
入力とし、仮想母音キー27〜31がタッチされた場合
には「ま行」の入力とすることで、操作しやすい画面表
示としてもよい。
は、子音キー27、31に仮想母音「a」、「o」を表
示し、かつ子音キー28,29に「ou」、「uu」を
表示し、キー26に続いて母音キー21〜25がタッチ
された場合には「や行」の入力とし、キー26に続いて
仮想母音キー27,31がタッチされた場合には「わ、
を」の入力とし、キー26に続いてキー28,29がタ
ッチされた場合には「you」、「yuu」の入力とす
ることで、より一層操作しやすい画面表示としてもよ
い。
行)」、「D(だ行)」、「B(ば行)」の入力の際
に、例えば、キー27を打鍵あるいはタッチした際に、
キー28〜32に仮想母音を表示し、キー27に続いて
母音キー21〜25を打鍵あるいはタッチした際には
「か行」の入力とし、キー27に続いて仮想母音キー2
8〜32を打鍵あるいはタッチした際には「が行」の入
力とするようにしてもよい。他の子音キー28,29,
31を打鍵あるいはタッチした際も、そのキー以外の子
音キーに仮想母音を表示することで同様に入力できる。
は、各子音キー27〜31のタッチ操作に応じて、画面
表示を切り替えることができるので、仮想母音の位置を
固定せずに、例えば、入力された子音の位置に応じて適
宜変更するようにしてもよい。この場合でも、画面に各
仮想母音を表示させることができるため、操作性をそれ
ほど低下させることなく、「が行、ざ行、だ行、ば行」
の入力操作を行うことができる。
宜変更してもよい。例えば、前記実施形態では、母音
「A,I,U,E,O」をメインキーエリア20の上2
段のキー21〜25に設定していたが、中2段のキー
や、下2段のキーに配置し、残りにキーに各子音を設定
してもよい。さらに、母音「A,I,U,E,O」をメ
インキーエリア20の左列のキー21,24,27,3
0と中央列のキーに設定するなどして、左列および中央
列のキーや、中央列および右列のキーや、左右列のキー
に設定してもよい。また、本発明は、上下4段左右3列
の12個のメインキーを備えるキー入力装置に限らず、
例えば上下3段左右4列等の他の配列のものや、13個
以上のメインキーを備えるキー入力装置にも広く適用で
きる。
用途については、パソコン用の入力装置2、携帯電話2
00、携帯情報端末(PDA)300に限らず、ノート
ブック型パソコン、モバイルパソコン、PHS、電子手
帳、電卓およびペンタッチ式のキーボードなどの情報処
理機器のキー入力装置への利用や、計測機器や制御機器
に組み込まれたキー入力装置、さらにはインターネット
テレビリモコンなどの家電用機器などに利用してもよ
い。
うな効果を奏することができる。請求項1に記載のキー
入力装置によれば、他の子音キーに設定された第2子音
であっても、その子音キーを1回打鍵し、続けて子音母
音兼用キーを入力すれば、その第2子音と所定の母音と
を入力できるため、他の清音用の子音と同様の操作で入
力でき、入力操作性を向上することができる。
日本語において入力頻度が高い清音入力用の子音
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「Y」、
「R」を7つの子音キーに設定でき、これらよりも多少
頻度の低い「W」、「M」を子音キーの第2子音として
設定したので、特に、日本語のローマ字入力において、
入力操作性を向上することができる。
濁音用の第2子音「G、Z、D、B」と子音母音兼用キ
ーおよび代理キーで、その第2子音と第2母音とを入力
できるため、他の清音用の子音と同様の操作で入力で
き、入力操作性を向上することができる。
子音「Y」の入力直後に所定の子音キーを入力すると、
「ou」または「uu」が出力され、「you」、「y
uu」の入力をそれぞれ2回のキー打鍵操作で入力でき
るため、入力操作性を向上することができる。
「わ、を」の入力と、拗音の長音の入力とを並立させる
ことができ、入力操作性をより一層向上できる。
「ま行」、「わ行」の短縮入力と、濁音の短縮入力と、
拗音の長音の短縮入力とを実現できるため、日本語のロ
ーマ字入力の入力操作性を著しく向上することができ
る。
アルファベットの他の21個の文字を、7個のキー26
〜32に3個ずつ配列しているので、12個と非常に少
ないキー数でアルファベット26文字を入力することが
でき、小型で携帯性に優れたキー入力装置2を形成でき
る。さらに、子音キーが設定された7個のキー26〜3
2には、各々3個ずつ文字を配置しているので、各文字
の入力を各キーを押す回数で分けている場合に、各キー
を最大3回押せばどの文字でも入力できて操作性を向上
でき、かつ各子音が各キーに均等に配列されているの
で、キー打鍵操作のバランスをよくでき、操作性をより
一層向上できる。
ローマ字入力において前記母音キーと組み合わされるこ
とで、「か」行〜「わ」行を入力する子音「K、S、
T、N、H、M、Y、R、W」を各キーの第1もしくは
第2文字キーに設定できるため、母音に次いで入力頻度
の高い清音の子音を簡単な操作で入力することができ、
操作性をより一層向上することができる。さらに、
「カ」行を入力する「K」キーに濁音の「ガ」行を入力
する「G」キーを、「サ」行を入力する「S」キーに
「ザ」行を入力する「Z」キーを、「タ」行を入力する
「T」キーに「ダ」行を入力する「D」キーを、「ハ」
行を入力する「H」キーに「バ」行を入力する「B」キ
ーをそれぞれ設定したので、関連する清音と濁音を同じ
キーを用いて(キーを押す回数を変えることなどで)入
力することができる。このため、濁音の入力操作も覚え
やすくなり、高速に入力することができる。
パソコンを示す全体図である。
面図である。
ロック図である。
す図である。
ある。
子音の配列を示す図である。
母音の配列を示す図である。
の短縮入力例を示す図である。
図である。
音の長音入力用の配列を示す図である。
図である。
力例を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
例とを示す図である。
例とを示す図である。
例とを示す図である。
である。
す平面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも12個のメインキーを備え、
この12個のメインキーの内の5個のキーには、母音
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定
され、他の7個のキーには、子音がそれぞれ設定され、 子音が設定された7個の子音キーのうちの1つ又は2つ
の子音キーは、少なくとも第1および第2の2つの子音
が設定された子音専用キーとされ、 他の5つの子音キーは、子音の他に第2母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定された子
音母音兼用キーとされ、 前記子音専用キーと子音母音兼用キーとを続けて入力し
た場合には、その子音専用キーの第2子音と子音母音兼
用キーに設定された第2母音とが、「第2子音+第2母
音」の順序で入力されるように設定されていることを特
徴とするキー入力装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のキー入力装置におい
て、 前記子音専用キーは2つ設けられ、一方の子音専用キー
は、「Y」および「W」が第1子音および第2子音とし
て設定され、他方の子音専用キーは、「R」および
「M」が第1子音および第2子音として設定されている
とともに、 前記5つの子音母音兼用キーには、そのキーを1回押し
た際に入力される第1子音として、「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」がそれぞれ設定されていること
を特徴とするキー入力装置。 - 【請求項3】 少なくとも12個のメインキーを備え、
この12個のメインキーの内の5個のキーには、母音
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定
され、他の7個のキーには、子音がそれぞれ設定され、 子音が設定された7個の子音キーのうちの5つの子音キ
ーは、子音の他に第2母音「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」が個別に設定された子音母音兼用キーと
され、 この5つの子音母音兼用キーの内の4つのキーには、第
2子音「G」、「Z」、「D」、「B」がそれぞれ設定
され、 第2母音が設定されていない他の1つの子音キーには代
理キーが設定され、 前記「G」、「Z」、「D」、「B」が第2子音として
設定されている4つの子音母音兼用キーを入力した直後
に、その入力したキー以外の子音母音兼用キーを入力し
た場合には、最初に入力した子音母音兼用キーに設定さ
れた第2子音と、次に入力された子音母音兼用キーに設
定された第2母音とが、「第2子音+第2母音」の順序
で入力され、 前記「G」、「Z」、「D」、「B」が第2子音として
設定されている4つの子音母音兼用キーを入力した直後
に、前記代理キーを入力した場合には、入力した子音母
音兼用キーに設定された第2子音と、そのキーに設定さ
れた第2母音とが、「第2子音+第2母音」の順序で入
力されるように設定されていることを特徴とするキー入
力装置。 - 【請求項4】 少なくとも12個のメインキーを備え、
この12個のメインキーの内の5個のキーには、母音
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定
され、他の7個のキーには、子音がそれぞれ設定され、 子音が設定された7個の子音キーのうちの1つのキーに
は、子音「Y」が設定され、他の2つの子音キーには、
前記子音「Y」キーの入力直後に入力された場合に入力
される「ou」および「uu」がそれぞれ設定されてい
ることを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のキー入
力装置において、 前記各子音キーの内の1つの子音キーは、第1の子音で
ある「Y」と第2の子音である「W」との2つの子音が
設定された子音専用キーとされ、 他の5つの子音キーは、子音の他に第2母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定された子
音母音兼用キーとされているとともに、 前記「Y」および「W」が設定された子音専用キーを入
力した直後に、第2母音「A」または「O」が設定され
た子音母音兼用キーを入力した場合には、「W+A」ま
たは「W+O」が入力され、 前記「Y」および「W」が設定された子音専用キーを入
力した直後に、第2母音「I」、「U」、「E」のいず
れかが設定された子音母音兼用キーを入力した場合に
は、「Y+ou」または「Y+uu」が入力されること
を特徴とするキー入力装置。 - 【請求項6】 少なくとも12個のメインキーを備え、
この12個のメインキーの内の5個のキーには、母音
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が個別に設定
され、他の7個のキーには、子音がそれぞれ設定され、 子音が設定された7個の子音キーのうちの5つの子音キ
ーは、子音の他に第2母音「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」が個別に設定された子音母音兼用キーと
され、 この5つの子音母音兼用キーの内の4つのキーには、第
2子音「G」、「Z」、「D」、「B」がそれぞれ設定
され、 第2母音が設定されていない2つの子音キーの一方のキ
ーには、「Y」および「W」が第1子音および第2子音
として設定され、他方のキーには、「M」が第2子音と
して設定され、かつ代理キーが設定されているととも
に、 前記「G」、「Z」、「D」、「B」が第2子音として
設定されている4つの子音母音兼用キーまたは前記
「M」が第2子音として設定されている子音キーを入力
した直後に、その入力したキー以外の子音母音兼用キー
を入力した場合には、最初に入力したキーに設定された
第2子音と、次に入力された子音母音兼用キーに設定さ
れた第2母音とが、「第2子音+第2母音」の順序で入
力され、 前記「G」、「Z」、「D」、「B」が第2子音として
設定されている4つの子音母音兼用キーを入力した直後
に、前記代理キーを入力した場合には、入力した子音母
音兼用キーに設定された第2子音と、そのキーに設定さ
れた第2母音とが、「第2子音+第2母音」の順序で入
力され、 前記「Y」および「W」が設定された子音キーを入力し
た直後に、第2母音「A」または「O」が設定された子
音母音兼用キーを入力した場合には、「W+A」または
「W+O」が入力され、 前記「Y」および「W」が設定された子音キーを入力し
た直後に、第2母音「I」、「U」、「E」のいずれか
が設定された子音母音兼用キーを入力した場合には、
「Y+ou」または「Y+uu」が入力されることを特
徴とするキー入力装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のキー入
力装置において、 前記各子音キーには子音が3個ずつ並べられて26文字
のアルファベットが12個のキーに配列されていること
を特徴とするキー入力装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載のキー入力装置におい
て、 前記子音が設定された7個のキーは、それぞれ「KG
F」、「SZJ」、「TDV」、「NCQ」、「HB
P」、「RML」、「YWX」の各文字キーの組み合わ
せで設定されていることを特徴とするキー入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000212718A JP4412823B2 (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | キー入力装置 |
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JP2009217787A (ja) * | 2008-03-08 | 2009-09-24 | Yasuhiko Satake | 携帯入力端末 |
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2000
- 2000-07-13 JP JP2000212718A patent/JP4412823B2/ja not_active Expired - Fee Related
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