JP2002032131A - 電源制御装置、表示装置、携帯機器および電源供給制御方法 - Google Patents

電源制御装置、表示装置、携帯機器および電源供給制御方法

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JP2002032131A
JP2002032131A JP2000217711A JP2000217711A JP2002032131A JP 2002032131 A JP2002032131 A JP 2002032131A JP 2000217711 A JP2000217711 A JP 2000217711A JP 2000217711 A JP2000217711 A JP 2000217711A JP 2002032131 A JP2002032131 A JP 2002032131A
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supplied
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源から供給される電圧値が変化する場合に
も、低消費電力で安定した電源電圧の供給制御を行う。 【解決手段】 電源制御回路23は、昇圧回路30と、
電源選択回路31とを備えており、昇圧回路30は二次
電池10電源電圧Vを昇圧し、昇圧後電圧Vsを電源選
択回路31に供給する。電源選択回路31には、二次電
池10からの電源電圧Vも供給されており、電源選択回
路31はいずれか一方の電圧を選択する。ここで、昇圧
後電圧Vsを選択する場合には、選択する前に昇圧回路
30の動作を開始させておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷に対する電源
の供給を制御する電源制御装置、電源供給制御方法、電
源を供給して駆動回路を駆動して表示する表示装置、お
よび電池から負荷部に対して電源電圧を供給する携帯機
器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、ノート型パーソナルコンピュ
ータやPDA(Personal Digital Assistants)などの
携帯が可能な電子機器が多く用いられている。これらの
携帯型の電子機器は、外出中などの携帯時に使用する場
合には、内部に搭載した電池から供給される電源電圧を
用いて様々な電子デバイスを駆動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなノート型パーソナルコンピュータやPDAなどの携
帯電子機器は液晶表示パネルを備えており、当該液晶表
示パネルに文字、図形、映像などの情報を表示するよう
になっている。液晶表示パネルの駆動には、所定値以上
の電源電圧が要求され、液晶表示パネルを駆動するため
の電源電圧が上記の所定値より小さくなると、表示が薄
くなってしまう等の表示品質の低下を招いてしまう。
【0004】自宅や会社内にあるコンセントから供給さ
れる電源電圧を用いて駆動する場合には、上記のような
液晶表示パネルの表示品質の低下を招くことはないが、
携帯機器等のように電池を用いて駆動する場合には、電
池の電源電圧の低下によって上記のような表示品質の低
下を招くことがあり得る。例えば、図22は、通常の表
示を行うために必要な電源電圧が3Vの液晶表示パネル
をある電池を用いて駆動し続けた場合の電池の電源電圧
と時間との関係を示す。同図に示すように、この例では
34時間が経過した時点で電池の電源電圧が表示に必要
な電圧である3Vを下回っている。したがって、これ以
降、この電池を使用し続けると、表示が欠けるといった
不具合が発生してしまう。また、電池の電源電圧が液晶
表示に必要な電圧より大きい場合にも、他の電子デバイ
スを駆動することにより液晶駆動回路に供給される電圧
が低下し、表示の不具合が発生するといったことも起こ
りうる。
【0005】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、電源から供給される電圧値が変化する場合
にも、低消費電力で安定した電源電圧の供給制御を行う
ことが可能な電源制御装置、電源供給制御方法、表示装
置および携帯機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の電源制御装置は、負荷に
対する電源電圧の供給を制御する電源制御装置であっ
て、電源から供給される電源電圧を昇圧するチャージポ
ンプ方式の昇圧回路と、前記電源から供給される電源電
圧と前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧のい
ずれか一つを選択して前記負荷に供給する選択手段とを
具備し、前記昇圧回路は、前記選択手段によって当該昇
圧回路による昇圧後の電源電圧が選択される前に動作す
ることを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の電源制御装置は、
請求項1に記載の電源制御装置において、前記電源から
供給される電源電圧を検出する電圧検出手段をさらに具
備し、前記選択手段は、前記電圧検出手段の検出結果に
基づいて、前記電源から供給される電源電圧と前記昇圧
回路から供給される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを
選択することを特徴とする。また、請求項3に記載の電
源制御装置は、請求項2に記載の電源制御装置におい
て、前記昇圧回路は、前記電圧検出手段による検出値が
第1の所定値になった時点で動作を開始し、前記選択手
段は、前記電圧検出手段による検出値が前記第1の所定
値よりも小さい第2の所定値になった時点で前記昇圧回
路から供給される昇圧後の電源電圧を選択することを特
徴とする。また、請求項4に記載の電源制御装置は、請
求項1または2に記載の電源制御装置において、前記昇
圧回路は、前記選択手段によって当該昇圧回路による昇
圧後の電源電圧が選択される所定時間前に動作を開始す
ることを特徴とする。また、請求項5に記載の電源制御
装置は、請求項3または4に記載の電源制御装置におい
て、前記昇圧回路は、動作を開始してから前記選択手段
によって昇圧後の電源電圧が選択されるまでの間、前記
選択手段によって昇圧後の電源電圧が選択された後より
も大きい動作周波数で動作することを特徴とする。
【0008】また、請求項6に記載の電源制御装置は、
請求項1に記載の電源制御装置において、前記昇圧回路
および前記選択手段を制御する手段であって、前記選択
手段により前記昇圧回路から供給される昇圧後の電圧を
選択させる前に前記昇圧回路に動作を開始させる制御手
段をさらに具備することを特徴とする。また、請求項7
に記載の電源制御装置は、請求項6に記載の電源制御装
置において、前記電源から供給される電源電圧を検出す
る電圧検出手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記
電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記電源から供給
される電源電圧と前記昇圧回路から供給される昇圧後の
電源電圧のいずれか一つを選択するように前記選択手段
を制御することを特徴とする。また、請求項8に記載の
電源制御装置は、請求項7に記載の電源制御装置におい
て、前記制御手段は、前記電圧検出手段による検出値が
第1の所定値になった時点で前記昇圧回路の動作を開始
させ、前記電圧検出手段による検出値が前記第1の所定
値よりも小さい第2の所定値になった時点で前記昇圧回
路から供給される昇圧後の電源電圧を選択するように前
記選択手段を制御することを特徴とする。また、請求項
9に記載の電源制御装置は、請求項6に記載の電源制御
装置において、前記制御手段は、前記選択手段によって
当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧を選択させるタイ
ミングの所定時間前に前記昇圧回路の動作を開始させる
ことを特徴とする。また、請求項10に記載の電源制御
装置は、請求項8または9に記載の電源制御装置におい
て、前記制御手段は、前記昇圧回路の動作を開始させて
から前記選択手段によって昇圧後の電源電圧を選択させ
るまでの間、前記選択手段によって昇圧後の電源電圧が
選択された後よりも大きい動作周波数で前記昇圧回路を
動作させることを特徴とする。
【0009】また、請求項11に記載の電源制御装置
は、負荷に対する電源電圧の供給を制御する電源制御装
置であって、電源から供給される電源電圧を降圧するチ
ャージポンプ方式の降圧回路と、前記電源から供給され
る電源電圧と前記降圧回路から供給される降圧後の電源
電圧のいずれか一つを選択して前記負荷に供給する選択
手段とを具備し、前記降圧回路は、前記選択手段によっ
て当該降圧回路による降圧後の電源電圧が選択される前
に動作することを特徴とする。
【0010】また、請求項12に記載の電源制御装置
は、請求項11に記載の電源制御装置において、前記電
源から供給される電源電圧を検出する電圧検出手段をさ
らに具備し、前記選択手段は、前記電圧検出手段の検出
結果に基づいて、前記電源から供給される電源電圧と前
記降圧回路から供給される降圧後の電源電圧のいずれか
一つを選択することを特徴とする。また、請求項13に
記載の電源制御装置は、請求項11または12に記載の
電源制御装置において、前記降圧回路は、前記選択手段
によって当該降圧回路による降圧後の電源電圧が選択さ
れる所定時間前に動作を開始することを特徴とする。ま
た、請求項14に記載の電源制御装置は、請求項13に
記載の電源制御装置において、前記降圧回路は、前記所
定時間前に動作を開始してから前記選択手段によって降
圧後の電源電圧が選択されるまでの間、前記選択手段に
よって降圧後の電源電圧が選択された後よりも大きい動
作周波数で動作することを特徴とする。
【0011】また、請求項15に記載の電源制御装置
は、請求項11に記載の電源制御装置において、前記降
圧回路および前記選択手段を制御する手段であって、前
記選択手段により前記降圧回路から供給される降圧後の
電圧が選択される前に前記降圧回路に動作を開始させる
制御手段をさらに具備することを特徴とする。また、請
求項16に記載の電源制御装置は、請求項15に記載の
電源制御装置において、前記電源から供給される電源電
圧を検出する電圧検出手段をさらに具備し、前記制御手
段は、前記電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記電
源から供給される電源電圧と前記降圧回路から供給され
る降圧後の電源電圧のいずれか一つを選択するように前
記選択手段を制御することを特徴とする。また、請求項
17に記載の電源制御装置は、請求項15または16に
記載の電源制御装置において、前記制御手段は、前記選
択手段によって当該降圧回路による降圧後の電源電圧を
選択させるタイミングの所定時間前に前記降圧回路の動
作を開始させることを特徴とする。また、請求項18に
記載の電源制御装置は、請求項17に記載の電源制御装
置において、前記制御手段は、前記降圧回路の動作を開
始させてから前記選択手段によって降圧後の電源電圧を
選択させるまでの間、前記選択手段によって降圧後の電
源電圧が選択された後よりも大きい動作周波数で前記降
圧回路を動作させることを特徴とする。
【0012】また、請求項19に記載の電源制御装置
は、複数の負荷に対して選択的に電源電圧を供給する電
源制御装置であって、電源から供給される電源電圧を昇
圧する昇圧回路と、前記電源から供給される電源電圧と
前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧のいずれ
か一つを選択して前記負荷に供給する選択手段とを具備
し、前記選択手段は、電源電圧を供給すべき前記負荷の
中に所定の負荷が含まれている場合に前記昇圧回路から
供給される昇圧後の電源電圧を選択することを特徴とす
る。
【0013】また、請求項20に記載の電源制御装置
は、請求項19に記載の電源制御装置において、前記選
択手段は、電源電圧を供給すべき前記負荷の中に所定の
負荷が含まれている場合に前記昇圧回路から供給される
昇圧後の電源電圧を選択し、電源電圧を供給すべき前記
負荷の中に所定の負荷が含まれていない場合に前記電源
から供給される電源電圧を選択することを特徴とする。
また、請求項21に記載の電源制御装置は、請求項20
に記載の電源制御装置において、前記昇圧回路は、チャ
ージポンプ方式の昇圧回路であることを特徴とする。ま
た、請求項22に記載の電源制御装置は、請求項21に
記載の電源制御装置において、前記昇圧回路は、前記選
択手段によって当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧が
選択される前に動作することを特徴とする。また、請求
項23に記載の電源制御装置は、請求項22に記載の電
源制御装置において、前記昇圧回路は、前記選択手段に
よって当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧が選択され
る所定時間前に動作を開始することを特徴とする。ま
た、請求項24に記載の電源制御装置は、請求項23に
記載の電源制御装置において、前記昇圧回路は、前記所
定時間前に動作を開始してから前記選択手段によって昇
圧後の電源電圧が選択されるまでの間、前記選択手段に
よって昇圧後の電源電圧が選択された後よりも大きい動
作周波数で動作することを特徴とする。
【0014】また、請求項25に記載の電源制御装置
は、請求項21に記載の電源制御装置において、前記昇
圧回路および前記選択手段を制御する手段であって、前
記選択手段により前記昇圧回路から供給される昇圧後の
電圧を選択させる前に前記昇圧回路に動作を開始させる
制御手段をさらに具備することを特徴とする。また、請
求項26に記載の電源制御装置は、請求項25に記載の
電源制御装置において、前記電源から供給される電源電
圧を検出する電圧検出手段をさらに具備し、前記制御手
段は、前記電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記電
源から供給される電源電圧と前記昇圧回路から供給され
る昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択するように前
記選択手段を制御することを特徴とする。また、請求項
27に記載の電源制御装置は、請求項26に記載の電源
制御装置において、前記制御手段は、前記電圧検出手段
による検出値が第1の所定値になった時点で前記昇圧回
路の動作を開始させ、前記電圧検出手段による検出値が
前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値になった時
点で前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧を選
択するように前記選択手段を制御することを特徴とす
る。また、請求項28に記載の電源制御装置は、請求項
26に記載の電源制御装置において、前記制御手段は、
前記選択手段によって当該昇圧回路による昇圧後の電源
電圧を選択させるタイミングの所定時間前に前記昇圧回
路の動作を開始させることを特徴とする。また、請求項
29に記載の電源制御装置は、請求項27または28に
記載の電源制御装置において、前記制御手段は、前記昇
圧回路の動作を開始させてから前記選択手段によって昇
圧後の電源電圧を選択させるまでの間、前記選択手段に
よって昇圧後の電源電圧が選択された後よりも大きい動
作周波数で前記昇圧回路を動作させることを特徴とす
る。
【0015】また、請求項30に記載の電源制御装置
は、複数の負荷に対して選択的に電源電圧を供給する電
源制御装置であって、電源から供給される電源電圧を降
圧する降圧回路と、前記電源から供給される電源電圧と
前記降圧回路から供給される降圧後の電源電圧のいずれ
か一つを選択して前記負荷に供給する選択手段とを具備
し、前記選択手段は、電源電圧を供給すべき前記負荷の
中に所定の負荷が含まれている場合に前記電源から供給
される電源電圧を選択し、前記負荷の中に所定の負荷が
含まれていない場合には、前記降圧回路から供給される
降圧後の電源電圧を選択することを特徴とする。
【0016】また、請求項31に記載の電源制御装置
は、請求項30に記載の電源制御装置において、前記降
圧回路および前記選択手段を制御する手段であって、前
記選択手段により前記降圧回路から供給される降圧後の
電圧を選択させる前に前記降圧回路に動作を開始させる
制御手段をさらに具備することを特徴とする。
【0017】また、請求項32に記載の表示装置は、表
示パネルを駆動する駆動回路と、電源から供給される電
源電圧を昇圧するチャージポンプ方式の昇圧回路と、前
記電源から供給される電源電圧と前記昇圧回路から供給
される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前記
駆動回路に供給する選択手段とを具備することを特徴と
する。
【0018】また、請求項33に記載の表示装置は、請
求項32に記載の表示装置において、前記選択手段によ
って当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧が選択される
前に前記昇圧回路の動作を開始させる制御手段をさらに
具備することを特徴とする。
【0019】また、請求項34に記載の表示装置は、表
示パネルを駆動する駆動回路と、電源から供給される電
源電圧を降圧するチャージポンプ方式の降圧回路と、前
記電源から供給される電源電圧と前記降圧回路から供給
される降圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前記
駆動回路に供給する選択手段とを具備することを特徴と
する。
【0020】また、請求項35に記載の表示装置は、請
求項34に記載の表示装置において、前記選択手段によ
って当該降圧回路による降圧後の電源電圧が選択される
前に前記降圧回路の動作を開始させることを特徴とす
る。また、請求項36に記載の表示装置は、請求項32
ないし35のいずれかに記載の表示装置において、前記
駆動回路は、液晶表示パネルを駆動する液晶駆動回路で
あることを特徴とする。
【0021】また、請求項37に記載の携帯機器は、請
求項1ないし30のいずれかに記載の電源制御装置と、
前記電源制御装置に電源電圧を供給する電池と、前記電
源供給装置から供給される電源電圧により駆動される負
荷部とを具備することを特徴とする。また、請求項38
に記載の携帯機器は、請求項31ないし36のいずれか
に記載の表示装置と、前記表示装置に電源電圧を供給す
る電池とを具備することを特徴とする。
【0022】また、請求項39に記載の電源供給制御方
法は、電源から供給される電源電圧と、前記電源から供
給される電源電圧をチャージポンプ方式の昇圧回路によ
って昇圧した電源電圧とのいずれか一つを選択して負荷
に供給する電源供給制御方法であって、前記昇圧回路に
よって昇圧された電源電圧を前記負荷に供給する場合、
昇圧された電源電圧を供給する前に前記昇圧回路を動作
させることを特徴とする。
【0023】また、請求項40に記載の電源供給制御方
法は、請求項39に記載の電源供給制御方法において、
前記電源から供給される電源電圧を検出し、当該検出結
果に基づいて、前記電源から供給される電源電圧と前記
昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧のいずれか一
つを選択することを特徴とする。また、請求項41に記
載の電源供給制御方法は、請求項40に記載の電源供給
制御方法において、前記電源から供給される電源電圧の
検出値が第1の所定値になった時点で前記昇圧回路の動
作を開始させ、前記電源から供給される電源電圧の検出
値が前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値になっ
た時点で前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧
を選択することを特徴とする。また、請求項42に記載
の電源供給制御方法は、請求項39に記載の電源供給制
御方法において、前記昇圧回路による昇圧後の電源電圧
を供給する所定時間前に、前記昇圧回路の動作を開始さ
せることを特徴とする。また、請求項43に記載の電源
供給制御方法は、請求項41または42に記載の電源供
給制御方法において、前記昇圧回路が動作を開始してか
ら昇圧後の電源電圧の前記負荷への供給を開始するまで
の間、昇圧後の電源電圧を前記負荷に供給する時よりも
大きい動作周波数で前記昇圧回路を動作させることを特
徴とする。
【0024】また、請求項44に記載の電源供給制御方
法は、電源から供給される電源電圧と、前記電源から供
給される電源電圧をチャージポンプ方式の降圧回路によ
って降圧した電源電圧とのいずれか一つを選択して負荷
に供給する電源供給制御方法であって、前記降圧回路に
よって降圧された電源電圧を前記負荷に供給する場合、
降圧された電源電圧を供給する前に前記降圧回路を動作
させることを特徴とする。
【0025】また、請求項45に記載の電源供給制御方
法は、請求項44に記載の電源供給制御方法において、
前記降圧回路による降圧後の電源電圧を供給する所定時
間前に、前記降圧回路の動作を開始させることを特徴と
する。また、請求項46に記載の電源供給制御方法は、
請求項44に記載の電源供給制御方法において、前記所
定時間前に動作を開始してから降圧後の電源電圧の前記
負荷への供給を開始するまでの間、降圧後の電源電圧を
前記負荷に供給する時よりも大きい動作周波数で前記降
圧回路を動作させることを特徴とする。
【0026】また、請求項47に記載の電源供給制御方
法は、電源から供給される電源電圧と、前記電源から供
給される電源電圧をチャージポンプ方式の昇圧回路によ
って昇圧した電源電圧とのいずれか一つを選択して複数
の負荷に選択的に供給する電源供給制御方法であって、
電源電圧を供給すべき前記負荷の中に所定の負荷が含ま
れている場合、前記昇圧回路により昇圧された電源電圧
を前記負荷に供給することを特徴とする。
【0027】また、請求項48に記載の電源供給制御方
法は、請求項47に記載の電源供給制御方法において、
前記所定の負荷に電源電圧を供給する前に前記昇圧回路
を動作させることを特徴とする。また、請求項49に記
載の電源供給制御方法は、請求項48に記載の電源供給
制御方法において、前記昇圧回路による昇圧後の電源電
圧を供給する所定時間前に、前記昇圧回路の動作を開始
させることを特徴とする。また、請求項50に記載の電
源供給制御方法は、請求項48に記載の電源供給制御方
法において、前記所定時間前に動作を開始してから昇圧
後の電源電圧の前記負荷への供給を開始するまでの間、
昇圧後の電源電圧を前記負荷に供給する時よりも大きい
動作周波数で前記昇圧回路を動作させることを特徴とす
る。
【0028】また、請求項51に記載の電源供給制御方
法は、電源から供給される電源電圧と、前記電源から供
給される電源電圧をチャージポンプ方式の降圧回路によ
って降圧した電源電圧とのいずれか一つを選択して複数
の負荷に選択的に供給する電源供給制御方法であって、
電源電圧を供給すべき前記負荷の中に所定の負荷が含ま
れている場合、前記電源から供給される電源電圧を選択
し、前記負荷の中に所定の負荷が含まれていない場合に
は、前記降圧回路から供給される降圧後の電源電圧を選
択して供給することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 A−1.構成 まず、図1は本発明の第1実施形態に係る電源制御回路
により駆動される液晶表示装置を備えた電子時計の外観
を示す平面図である。同図に示すように、この電子時計
200は、後述する二次電池を搭載しており、当該二次
電池により内蔵する各種の電子デバイスを駆動してい
る。そして、この二次電池に充電を行う場合や、外部機
器との間でデータ転送等を行う場合には、図示のように
ステーション100に収容される。ステーション100
は、電子時計200を充電する機能や電子時計200と
の間でデータ転送を行う機能を有している。
【0030】電子時計200は、通常の一般的な電子腕
時計と同様に、バンド部202と、胴201とを有して
おり、この胴201内部に各種電子デバイスが内蔵され
ている。また、胴201の中心側には液晶表示装置20
4が設けられており、この液晶表示装置204に時刻な
どの様々な情報が表示されるようになっている。
【0031】本実施形態に係る電源制御回路は、上記の
ような構成の電子時計200に内蔵された液晶表示装置
204を駆動するための電源電圧の供給を制御するもの
であり、以下、図2を参照しながら、当該電源制御回路
により駆動される液晶表示装置204の構成について説
明する。図2においては、二次電池10は液晶表示装置
204だけではなく、照明発光部301や振動モータ3
02等の他の負荷に電源電圧を供給する構成となってい
るが、以下においては、説明簡略化のため、二次電池1
0からの電源電圧を液晶表示装置204に供給する構成
について説明する。
【0032】同図に示すように、液晶表示装置204
は、各種画像を表示する液晶表示パネル21と、液晶表
示パネル21を駆動する液晶駆動回路22と、液晶表示
パネル駆動用の駆動電圧Vzを供給する電源制御回路
(電源制御装置)23と、この電子時計200全体を制
御するCPU(中央処理装置)等の制御装置11から供
給される表示データおよび各種制御用データに基づいて
液晶駆動回路22を制御する駆動制御回路24とを備え
ている。
【0033】液晶駆動回路22は、液晶表示パネル21
の走査電極(コモン電極)を駆動する走査側駆動回路2
2aと、液晶表示パネル21の信号電極(セグメント電
極)を駆動する信号側駆動回路22bとを備えており、
駆動制御回路24からの制御信号に応じて走査側駆動回
路22aおよび信号側駆動回路22bがそれぞれ液晶表
示パネル21の電極を駆動することにより、各種画像が
液晶表示パネル21に表示されるようになっている。
【0034】電源制御回路23は、昇圧回路30と、電
源選択回路31とを備えており、二次電池10からの電
源電圧Vは昇圧回路30および電源選択回路31の両者
に供給されるようになっている。電源選択回路31に
は、二次電池10からの電源電圧Vだけではなく、昇圧
回路30によって昇圧された昇圧後電圧Vsも供給され
るようになっている。電源選択回路31は、このように
二次電池10から供給される電源電圧Vと昇圧回路30
から供給される昇圧後電圧Vsのいずれか一方を選択
し、液晶表示パネル21を駆動するための駆動電圧Vz
として液晶駆動回路22に供給する。ここで、電源選択
回路31による選択切り換えは、制御装置11によって
制御されており、制御装置11から制御信号C2が供給
されると、選択切り換えが行われるようになっている。
また、昇圧回路30も制御装置11によって制御されて
おり、制御装置11からの制御信号C1が供給されると
動作を開始するようになっている。
【0035】ここで、図3は昇圧回路30を示す回路図
である。同図に示すように、本実施形態における昇圧回
路30は、スイッチSW1,SW2と、ポンピングコン
デンサCpと、バックアップコンデンサCbとを有する
チャージポンプ方式の昇圧回路である。スイッチSW
1,SW2は、連動スイッチであり、制御装置11から
制御信号C1が供給されるとスイッチSW1,SW2が
a側に接続されている状態とb側に接続されている状態
とが所定の動作周波数に応じて切り替えられるようにな
っている。このようにスイッチSW1,SW2が繰り返
し切り替えられることにより、コンデンサCpに電圧V
が充電される状態と、コンデンサCpとコンデンサCb
とが並列に接続されてコンデンサCpからコンデンサC
bに電荷が移送される状態とが切り換えられる。このよ
うな状態が繰り返し切り換えられることにより、二次電
池10から供給される電源電圧Vが2倍に昇圧される。
【0036】図4に示すように、電源選択回路31は、
電源切換スイッチSWDと、レギュレータ40とを備え
ている。電源切換スイッチSWDは、上述した制御装置
11から供給される制御信号C2に応じて切り替えられ
るようなっており、a側に接続された場合には後段のレ
ギュレータ40に昇圧後電圧Vsが出力され、b側に接
続された場合にはレギュレータ40に電源電圧Vが供給
される。レギュレータ40は、第1の入力端子(+)に
固定電圧(GND)が接続されたオペアンプ42と、オ
ペアンプ42の第2の入力端子(−)に接続されるフィ
ードバック可変抵抗41とを有しており、電源切換スイ
ッチSWDの接続先から供給される電圧(電源電圧Vも
しくは昇圧後電圧Vs)を駆動電圧Vzに調整して出力
する。
【0037】上記の昇圧回路30や電源選択回路31
は、この電子時計200の全体を制御する制御装置11
によって制御されることになる。具体的には、制御装置
11は、CPU(中央処理装置)と、二次電池10の電
源電圧を検出する電源電圧検出回路と、発振回路等を備
えており、二次電池10の電源電圧Vを検出し、当該電
源電圧Vの結果に応じて昇圧回路30に制御信号C1
を、電源選択回路31に制御信号C2を供給することに
より、昇圧回路30のオン/オフの切り換えタイミング
とオン時の動作周波数、および電源選択回路31の電源
切換スイッチSWD切り換えタイミング等を制御してい
る。
【0038】A−2.電源供給方法 ところで、二次電池10の電源電圧Vは時間とともに減
少していくことになる(図22参照)。一方、この電子
時計200において、液晶表示装置204による良好な
表示を実現するためには、上述した電源制御回路23か
ら駆動電圧Vzを液晶駆動回路22に供給する必要があ
り、電源制御回路23から供給する電圧が駆動電圧Vz
を下回った場合には、表示が薄くなる等の表示品質の低
下を招くことになる。そこで、表示品質の低下を防止す
るために二次電池10の電源電圧Vが駆動電圧Vzを下
回った時点で充電等を行うことが考えられるが、本実施
形態では、二次電池10の電源電圧Vが駆動電圧Vzを
下回った場合にも表示品質の低下を防止することが可能
な電源供給制御を行うことにより、より長時間の二次電
池10の使用を可能としている。以下、このような効果
を得ることが可能な電源制御回路23から液晶駆動回路
22への電源電圧供給方法について、電源制御回路23
およびこれを制御する制御装置11の動作を中心に説明
する。
【0039】ここで、図5は制御装置11のCPUによ
り所定周期毎に繰り返し実行される液晶表示装置204
への電源供給を制御する電源供給処理の手順を示すフロ
ーチャートである。ここでは、初期設定として電源選択
回路31の電源切換スイッチSWDはb側に接続されて
おり、二次電池10からの電源電圧Vがレギュレータ4
0に供給されているものとする。同図に示すように、制
御装置11による電源供給制御処理では、電源電圧検出
回路によって検出された二次電池10の電源電圧Vを取
得し(ステップSa1)、取得した電源電圧Vが予め設
定されている設定電圧Vdより小さいか否かを判別する
(ステップSa2)。ここで、設定電圧Vdは、液晶駆
動回路22を駆動するために必要な駆動電圧Vzよりも
若干大きい値である。そして、検出された二次電池10
の電源電圧Vが設定電圧Vdよりも大きい場合には(ス
テップSa2の判別「NO])、当該電源供給制御処理
を終了する。
【0040】一方、検出した電源電圧Vが設定電圧Vd
よりも小さい場合には(ステップSa2の判別「YE
S」)、昇圧回路30が動作中(スイッチSW1,SW
2の切り換え動作が行われている)か否かを判別する
(ステップSa3)。ここで、昇圧回路30が動作して
いない場合には(ステップSa3の判別「NO」)、昇
圧回路30に制御信号C1を出力し、昇圧回路30の動
作開始を指示する(ステップSa4)。ここで、制御装
置11のCPUは、発振回路を制御して昇圧回路30が
周波数F1(例えば10kHz)で動作するような周波
数の信号を出力する。つまり周波数F1でスイッチSW
1,SW2を切り換えることを指示する制御信号C1を
出力する。
【0041】ステップSa3の判別において、昇圧回路
30が動作中であると判別した場合、および上記ステッ
プSa4で昇圧回路30の動作開始を指示した場合、検
出した電源電圧Vが駆動電圧Vzと同じ、もしくは小さ
いか否かを判別する(ステップSa5)。ここで、検出
した電源電圧Vが駆動電圧Vzよりも大きい場合には、
当該電源供給処理を終了する。
【0042】一方、電源電圧Vが駆動電圧Vzと同じ、
もしくは小さい場合には(ステップSa5の判別「YE
S」)、電源選択回路31の電源切換スイッチSWDが
a側(昇圧回路30側)に接続されているか否かを判別
する(ステップSa6)。ここで、電源切換スイッチS
WDがa側に接続されていない場合、つまり電源切換ス
イッチSWDがb側に接続されており、二次電池10か
らの電源電圧Vがレギュレータ40に供給されている場
合には(ステップSa6の判別「NO」)、電源選択回
路31に制御信号C2を出力し、電源切換スイッチSW
Dのa側への切り換えを指示するとともに(ステップS
a7)、昇圧回路30に制御信号C1を出力し、昇圧回
路30が周波数F2(例えば、1kHz)で動作するよ
うに指示する(ステップSa8)。ここで、周波数F2
は上述した周波数F1よりも小さい周波数であり、ステ
ップSa7およびステップSa8では、電源切換スイッ
チSWDの切り換え指示と同時に昇圧回路30の動作周
波数の低速にすることを指示している。
【0043】このようにステップSa8で昇圧回路30
の動作周波数の切り換えを指示した後、もしくはステッ
プSa6の判別において、電源切換スイッチSWDがa
側に接続されていた場合には、当該電源供給処理を終了
する。
【0044】上記のような電源供給処理を所定周期毎に
繰り返し実行することにより、電源選択回路31の電源
切換スイッチSWDの後段側にあるレギュレータ40に
は、図6中実線で示すような電圧が供給されることにな
る。同図に示すように、二次電池10の電源電圧Vは時
間の経過とともに徐々に減少していくため、レギュレー
タ40に供給される電圧も徐々に減少していく。そし
て、時間Tになると二次電池10の電源電圧Vが液晶駆
動回路22の駆動に必要な駆動電圧Vzと等しくなり、
以降図中一点鎖線で示すように駆動電圧Vzよりも電源
電圧Vが低くなる。しかしながら、本実施形態では、上
述したように電源電圧Vが駆動電圧Vzになった時点で
電源切換スイッチSWDをa側に切り換えることによ
り、レギュレータ40には昇圧回路30により2倍に昇
圧された昇圧後電圧Vsが供給されることになる。この
ため、図中実線で示すように時間T以降も駆動電圧Vz
以上の電圧をレギュレータ40に供給し続けることが可
能となる。このように本実施形態では、従来よりも長い
時間にわたり、駆動電圧Vz以上の電圧をレギュレータ
40に供給することが可能となり、レギュレータ40か
らは駆動電圧Vzを液晶駆動回路22に供給することが
できる。したがって、液晶表示装置204の表示品質の
低下を招くことなく、充電を行うことなく二次電池10
を従来よりも長時間使用することができる。
【0045】上述したように昇圧回路30を用いること
により、二次電池10をより長時間使用することができ
るといった効果を得ることができるが、昇圧回路30と
してDC/DCコンバータを使用した場合には、DC/
DCコンバータ自体の消費電力が問題となる。これに対
し、本実施形態のように昇圧回路30としてコンデンサ
とスイッチからなるチャージポンプ方式の昇圧回路を採
用することにより、低消費電力での動作が可能となる。
しかし、チャージポンプ方式の昇圧回路30は、DC/
DCコンバータ等の他の方式の昇圧回路と比較すると、
低消費電力での動作は可能であるが、昇圧回路30が動
作を開始してから昇圧回路30から所定の昇圧電圧が出
力されるまでの間、多少の時間を要することになる。こ
こで、図7は、ある昇圧回路を動作周波数F1(10k
Hz)で動作させた場合と、動作周波数F2(1kH
z)で動作させた場合の、当該昇圧回路が動作を開始し
てからの出力電圧と時間との関係を示す。同図に示すよ
うに、昇圧回路から当該回路の設計出力電圧を得るまで
には多少の時間(図示の例では、10〜100msec程
度)が必要となることが分かる。したがって、上述した
時間Tの時点で電源切換スイッチSWDをa側に切り換
えると同時に昇圧回路30の動作を開始した場合には、
図8中一点鎖線で示すように、電源切換スイッチSWD
を切り換えた後、昇圧回路30が所定の昇圧電圧を出力
する時間t1までの間(通常、100msec程度)、レギ
ュレータ40には駆動電圧Vzを下回る電圧Vs’が供
給されてしまうことになる。この間、必要な電圧が得ら
れず、液晶表示に不具合が生じてしまう。このような点
を考慮し、本実施形態では、上述したように二次電池1
0の電源電圧Vよりも若干大きい設定電圧Vdになった
時点(時間t0)、つまり電源切換スイッチSWDをa
側に切り換えて昇圧回路30による昇圧後電圧Vsをレ
ギュレータ40に供給する前に、昇圧回路30を動作さ
せている。これにより、二次電池10の電源電圧Vが駆
動電圧Vzと等しくなり電源切換スイッチSWDをa側
に切り換える時には、昇圧回路30からは所定の昇圧後
電圧Vsが出力されることになり、図8中一点鎖線で示
すような供給電圧の落ち込みを防止することができる。
【0046】上述したように昇圧回路30を電源切換ス
イッチSWDの切り換え前に動作させることにより、レ
ギュレータ40に供給される電圧の落ち込みを防止する
ことができる。したがって、昇圧回路30を常時動作さ
せておくことも考えられる。しかしながら、常時昇圧回
路30を動作させておくことは消費電力低下の妨げとな
る。そこで、本実施形態では、上述したように電源電圧
Vが駆動電圧Vzよりも若干大きい設定電圧Vdになっ
た時点で動作させるようにしている。すなわち、電源電
圧Vが設定電圧Vd以上である場合には、昇圧回路30
を動作させないことにより、昇圧回路30による昇圧後
の電圧Vsが必要ない場合の昇圧回路30の動作時間を
極力短縮し、無駄な電力消費を低減している。このた
め、電源電圧Vが設定電圧Vdから駆動電圧Vzに低下
するのに要する時間を推定しておき、この推定時間が昇
圧回路30が動作を開始してから所定の昇圧後電圧Vs
を出力するまでに要する時間よりも長くなるような値を
設定電圧Vdとして設定しておけば、上述した昇圧回路
30が所望の昇圧電圧を出力するまでに多少の時間を要
することに起因する電圧の落ち込みの防止と、昇圧後の
電圧Vsが必要のない時の昇圧回路30の動作時間の短
縮による消費電力の低減といった2つの効果を両立させ
ることができる。
【0047】B.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について図9を参照しなが
ら説明する。上述した第1実施形態においては、電源選
択回路31は二次電池10からの電源電圧Vと昇圧回路
30からの昇圧後電圧Vsのいずれか一方を選択して液
晶駆動回路22に供給するようになっていたが、第2実
施形態では昇圧回路30に代えて降圧回路80を設けた
電源制御回路81を採用し、降圧回路80からの降圧電
圧Vkと二次電池10からの電源電圧Vのいずれか一方
を選択して液晶駆動回路22に供給している。そして、
電源電圧Vが駆動電圧Vzの2倍よりも大きい場合に
は、に降圧回路80から供給される電圧Vkを用いるこ
とにより、消費電流を1/2に減少させ、これにより二
次電池のより長時間の使用を可能としている。
【0048】ここで、図10は降圧回路80の一例を示
す回路図であり、同図に示すように、この降圧回路80
は、ポンピングコンデンサCp’およびバックアップコ
ンデンサCb’と、連動スイッチであるスイッチSW
3,SW4とを備え、スイッチSW3,SW4をa側と
b側との間で繰り返し切り換えることにより、二次電池
10からの電源電圧Vを1/2倍に降圧して降圧電圧V
kを出力する。
【0049】この構成の下、制御装置11の制御により
電源制御回路81から液晶駆動回路22に駆動電圧Vz
が供給される。第2実施形態では、フル充電時の二次電
池10の電源電圧Vが駆動電圧Vzの2倍よりも大きい
ものとし、初期設定として電源選択回路31(図4参
照)の電源切換スイッチSWD(図4参照)はa側に接
続されており、降圧回路80からの降圧電圧Vkがレギ
ュレータ40に供給されている。そして、制御装置11
は二次電池10の電源電圧Vを監視し、この電源電圧V
が駆動電圧Vzの2倍の値よりも小さくなった時点で、
制御信号C4を電源選択回路31に出力し、電源選択回
路31の電源切換スイッチSWDをb側である二次電池
10側に切り換える。これにより、電源切換スイッチS
WDの後段側のレギュレータ40には、この時点以降二
次電池10の電源電圧Vがレギュレータ40に供給され
る。ここで、図11は、このような電源供給制御を行っ
た場合に電源切換スイッチSWDの後段のレギュレータ
40に供給される電圧と時間との関係を示す。なお、図
中実線はレギュレータ40に供給される電圧であり、図
中一点鎖線は二次電池10の電源電圧Vを示す。同図に
示すように、第2実施形態では、二次電池10の電源電
圧Vが駆動電圧Vzの2倍よりも小さくなる時(時間
T’)までは、降圧回路80からの降圧電圧Vkをレギ
ュレータ40に出力し、時間T’以降は二次電池10か
らの電源電圧Vが出力されるようになっている。ここ
で、時間T’までの間、降圧回路80による降圧電圧V
kが供給されているので、直接二次電池10の電源電圧
Vをレギュレータ40に出力した場合と比較して消費電
流を減少させることができ、液晶表示装置204の表示
品質の低下を招くことなく、二次電池10をより長く使
用することができる。
【0050】ところで、図22に示すように、二次電池
10は使用時間とともにその電源電圧が徐々に減少して
いくものではあるが、細やかな時間単位で電源電圧の変
化を観ると、電源電圧は下降するだけではなく上昇する
こともあり、このような上昇・下降を繰り返しながら全
体として徐々に下降していくものである。そこで、本実
施形態のような降圧回路80を有する場合には、一旦二
次電池10の電源電圧Vが駆動電圧Vzの2倍よりも小
さくなった後、再度駆動電圧Vzの2倍よりも大きくな
った場合には、電源選択回路31の電源切換スイッチS
WDをb側からa側、つまり降圧回路80側に切り換え
てレギュレータ40に降圧電圧Vkを供給するようにし
ている。このような制御を行うことで二次電池10の電
源電圧の低下速度を抑制することができる。ここで、電
源切換スイッチSWDをb側からa側に切り換える場合
には、上述した第1実施形態の昇圧回路30と同様に、
降圧回路80が動作を開始してから正常な出力が得られ
るまでに要する時間を考慮しないと、電源切換スイッチ
SWD切り換え直後にレギュレータ40に供給される電
圧が駆動電圧Vzを下回ってしまうことになる。したが
って、第2実施形態においても、電源切換スイッチSW
Dをa側に切り換えて降圧回路80からの降圧電圧Vk
をレギュレータ40に供給する前に、降圧回路80の動
作を開始させておき、これにより上述したような電圧の
落ち込みを防止している。ここで、降圧回路80の動作
を開始するタイミングは、上述した第1実施形態と同様
に電源電圧Vの検出値に応じて決定するようにすればよ
い。
【0051】C.第3実施形態 次に、図12は本発明の第3実施形態に係る電源制御回
路を備えた電子時計200’の電力供給のための構成の
概略を示すブロック図である。ここで、電子時計20
0’の外観等は上述した第1実施形態の電子時計200
と液晶表示装置204が液晶表示部300に置き換わる
以外は同様であるため、その説明を省略する(図1参
照)。
【0052】図12に示すように、電子時計200’
は、上記第1実施形態と同様の二次電池10および、制
御装置11を備えており、これら以外に電源制御回路1
11と、液晶表示部300と、EL(Electroluminesce
nce)素子等からなる照明発光部301と、振動モータ
302とを備えている。ここで、電子時計200’の液
晶表示部300、照明発光部301、振動モータ302
は二次電池10から電源制御回路111を介して供給さ
れる電圧によって駆動されている。
【0053】液晶表示部300は、上述した図2に示す
液晶表示パネル21、液晶駆動回路22、駆動制御回路
24等を備える点で液晶表示装置204と同様である
が、電源切換スイッチSWDを有する電源制御回路23
に代えて、電源選択回路112から供給される電圧を所
定の液晶駆動電圧に調整するレギュレータ(例えば、図
4に示すレギュレータ40)のみを備えた構成である。
照明発光部301は、ユーザによって操作入力等が電子
時計200’に行われた場合等の所定のタイミングで液
晶表示部300を装置内部側から発光し、その液晶表示
部300の表示内容を見やすくするものである。振動モ
ータ302は、例えば所定時刻になったなどユーザに対
して何かを報知する場合に作動し、振動によってユーザ
に何らかの情報を報知するものである。
【0054】図13に示すように、電源制御回路111
は、昇圧回路30と、電源選択回路112とを備えてい
る。昇圧回路30は、上述したようにチャージポンプ方
式の2倍の昇圧回路であるが、他の種類(例えばDC/
DCコンバータ)の昇圧回路であってもよい。電源選択
回路112は、昇圧回路30からの昇圧後電圧Vsと二
次電池10からの電源電圧Vとのいずれか一方を選択す
るスイッチを備えており、当該スイッチが接続に応じて
電源電圧Vもしくは昇圧後電圧Vsのいずれかが選択さ
れるようになっている。ここで、昇圧回路30の動作の
オン/オフタイミングや動作周波数、および電源選択回
路112のスイッチ切り換えは、制御装置11からの制
御信号C5,C6によって制御されている。制御装置1
1は、液晶表示部300の二次電池10の電源電圧Vを
監視し、電源電圧Vが液晶表示部300の駆動に必要な
駆動電圧Vzを下回った場合には、電源選択回路112
を制御し、昇圧回路30からの昇圧後電圧Vsが供給さ
れるように制御する。ここでの電源供給制御処理は、上
述した第1実施形態と同様である(図5参照)。
【0055】ところで、この電子時計200’において
は、液晶表示部300、照明発光部301および振動モ
ータ302といった複数の負荷部が二次電池10から供
給される電圧によって駆動されている。そして、液晶表
示部300は、時刻表示等がなされるため、常時駆動さ
れることになるが、他の照明発光部301や振動モータ
302は常に駆動されるわけではなく、何らかのタイミ
ングで一時的に駆動される。このような常時駆動される
負荷と、一時的に駆動される負荷とを同一の電源である
二次電池10で駆動する場合には、以下のような問題が
生じることがあった。図14に示すように、二次電池1
0の電源電圧Vが液晶表示部300の駆動に必要な駆動
電圧Vzよりも大きい値である場合にも、他の負荷であ
る照明発光部301や振動モータ302が駆動されてい
る間、二次電池10の電源電圧Vが低下してしまう。こ
れにより、電源電圧Vが駆動電圧Vzを下回ってしま
い、液晶表示部300の表示に支障をきたすことがあ
る。もちろん、二次電池10の電源電圧Vが駆動電圧V
zと比較して十分に大きな値であれば問題はないが、二
次電池10は使用時間とともに電源電圧Vが減少するも
のであり、時間が経過すると電源電圧Vが下降し、上記
のような問題を招いてしまう。
【0056】そこで、第3実施形態では、上記のような
多数の負荷を二次電池10で駆動する場合にも、液晶表
示部300の表示品質の低下を招くことなく、他の負荷
を駆動することが可能な電源供給制御を行っている。以
下、このような効果を得ることが可能な電源選択回路1
12から複数負荷への電源電圧供給方法について、電源
選択回路112およびこれを制御する制御装置11の動
作を中心に説明する。
【0057】図15に示すように、制御装置11による
複数負荷に対する電源供給制御処理では、二次電池10
の電源電圧Vを検出し(ステップSb1)、検出した電
源電圧Vが予め設定した上述した第1実施形態と同様の
設定電圧Vdより小さいか否かを判別する(ステップS
b2)。ここで、設定電圧Vdは、液晶表示部300を
駆動するために必要な駆動電圧Vzよりも所定値だけ大
きい値である。そして、検出された二次電池10の電源
電圧Vが設定電圧Vdよりも小さい場合には(ステップ
Sb2の判別「YES])、図5に示す電源供給処理を
ステップSa1から実行する(ステップSb3)。
【0058】一方、検出した電源電圧Vが設定電圧Vd
よりも大きい場合には(ステップSb2の判別「N
O」)、他負荷駆動フラグがONであるか否かを判別す
る(ステップSb4)。ここで、他負荷駆動フラグと
は、液晶表示部300以外の特定の負荷(本実施形態で
は、照明発光部301および振動モータ302)が駆動
すべきタイミングであることを示すフラグであり、上述
したように所定時刻になったことを振動モータ302を
駆動して報知する場合には、その報知タイミングの所定
時間前に制御装置11により当該フラグがONにセット
される。また、ユーザによりボタン操作等が行われた場
合には、照明発光部301を駆動して液晶表示部300
の表示を発光させることになるが、このように照明発光
部301を駆動する場合には、その駆動すべきタイミン
グの所定時間Ts前に当該フラグがセットされるように
なっている。
【0059】ステップSb4の判別において、他負荷駆
動フラグがONにセットされている場合には、昇圧回路
30が動作中であるか否かを判別する(ステップSb
5)。ここで、昇圧回路30が動作していない場合には
(ステップSb5の判別「NO」)、昇圧回路30に制
御信号C5を出力し、昇圧回路30の動作開始を指示す
る(ステップSb6)。この後、上記他負荷フラグをO
Nにセットしてから他の負荷を駆動するまでの上記所定
時間Tsをタイマにセットし、タイマカウントを開始す
る(ステップSb7)。
【0060】ステップSb5の判別において、昇圧回路
30が動作中である場合には、上述したタイマが0にな
っているか否かを判別する(ステップSb8)。ここ
で、タイマが0になっていない場合には、当該複数負荷
に対する電源供給処理を終了する。一方、タイマが0に
なっている場合には、電源選択回路112に制御信号C
6を出力し、電源選択回路112のスイッチを昇圧回路
30側に切り換える(ステップSb9)。このように電
源選択回路112のスイッチを昇圧回路30側に切り換
えた後、照明発光部301もしくは振動モータ302を
駆動する(ステップSb10)。そして、他負荷駆動フ
ラグをリセットし(ステップSb11)、当該複数負荷
に対する電源供給処理を終了する。
【0061】一方、上述したステップSb4の判別にお
いて、他負荷駆動フラグがONにセットされていない場
合には、他負荷停止フラグがONにセットされているか
否かを判別する(ステップSb12)。ここで、他負荷
停止フラグとは、上述した特定の負荷である照明発光部
301および振動モータ302の駆動を停止する場合に
制御装置11によりセットされるものである。例えば、
上述したように照明発光部301や振動モータ302の
駆動が開始されてから30秒経過後などの予め設定され
た時間経過後等にONにセットされるものである。
【0062】ステップSb12の判別において、他負荷
停止フラグがONにセットされていない場合には、当該
複数の負荷に対する電源供給処理を終了する。一方、他
負荷停止フラグがONにセットされている場合には、駆
動を停止すべき負荷(照明発光部301または振動モー
タ302)の駆動を停止する(ステップSb13)。そ
して、電源選択回路112に制御信号C6を出力し、電
源選択回路112のスイッチを二次電池10側に切り換
えるとともに(ステップSb14)、昇圧回路30に制
御信号C5を出力し、昇圧回路30の動作を停止させる
(ステップSb15)。この後、他負荷停止フラグをリ
セットして(ステップSb16)、当該複数負荷に対す
る電源供給処理を終了する。
【0063】上記のような複数負荷に対する電源供給処
理を所定周期毎に繰り返し実行することにより、二次電
池10の電源電圧Vが設定電圧Vdより大きい場合に
は、液晶表示部300には、図16中実線に示すような
電圧が供給されることになる。同図中に一点鎖線に示す
ように、照明発光部301や振動モータ302を駆動し
ている間の二次電池10の電源電圧Vは低下することに
なる。しかしながら、第3実施形態では、照明発光部3
01や振動モータ302の駆動を開始する場合には、電
源選択回路112が昇圧後電圧Vsを選択して液晶表示
部300に供給される。したがって、他負荷の駆動に起
因して電源電圧Vが一点鎖線で示すように液晶表示部3
00の駆動に必要な駆動電圧Vzを下回った場合にも、
昇圧後電圧Vsは駆動電圧Vzよりも大きく、この駆動
電圧Vzよりも大きい昇圧後電圧Vsが液晶表示部30
0に供給される。したがって、液晶表示部300に内蔵
されるレギュレータによって駆動電圧Vzを液晶駆動回
路に供給することができ、表示品質の低下を防止するこ
とができる。
【0064】また、第3実施形態においても、電源選択
回路112が昇圧後電圧Vsを選択する所定時間前に昇
圧回路30の動作が開始される。ここで、上記タイマに
セットする所定時間を昇圧回路30が動作を開始してか
ら正常に作動するまでの時間に設定しておけば、電源選
択回路112が昇圧回路30からの昇圧後電圧Vsを選
択して出力した時には、昇圧回路30は正常な値の電
圧、つまり電源電圧Vの2倍の昇圧後電圧Vsを出力し
ていることになる。したがって、電源選択回路112の
スイッチ切り換え時に液晶表示部300に供給される電
圧が落ち込むことがなく、表示品質が悪化してしまうこ
とを抑制できる。
【0065】D.変形例 なお、本発明は上述した様々な実施形態に限定されるも
のではなく、以下のような種々の変形が可能である。
【0066】(変形例1)上述した第1実施形態および
第3実施形態においては、昇圧回路30として2倍昇圧
のものを採用していたが、これに限らず、コンデンサと
スイッチから構成されるチャージポンプ方式であれば、
昇圧回路の昇圧倍数は任意であり、例えば3倍等の種々
の昇圧回路を採用することができる。例えば、コンデン
サ及びスイッチをそれぞれ3つ以上設けるとともに、こ
れらのスイッチのオン/オフを制御する制御回路を設け
ることにより昇降圧倍数を制御できるような昇降圧回路
を用いるようにしてもよい。この場合には、二次電池1
0の電源電圧Vを監視し、当該電源電圧Vの値に応じて
昇降圧倍数を段階的に切り換えるような制御を行っても
よい。また、第2実施形態においては、降圧回路80と
して1/2倍の降圧回路を採用していたが、降圧回路の
降圧倍数も任意であり、例えば0.3倍、0.5倍、
0.8倍等の種々の降圧回路を採用することができる。
【0067】(変形例2)また、上述した第1実施形態
および第2実施形態では、昇圧回路30もしくは降圧回
路80のいずれかを備えた構成であったが、これに限ら
ず、図17に示すように、昇圧回路30および降圧回路
80の両者を備えた電源制御回路160を採用するよう
にしてもよい。この場合、電源選択回路31は、制御装
置11から供給される制御信号C2に応じて昇圧回路3
0からの昇圧後電圧Vs、降圧回路80からの降圧電圧
Vk、および二次電池10からの電源電圧Vのいずれか
1つを選択する。ここで、電源電圧Vが駆動電圧Vzの
2倍以上の場合には降圧回路80を選択し、電源電圧V
が駆動電圧Vzの2倍未満であって、駆動電圧Vzより
大きい場合には二次電池10を選択し、電源電圧Vが駆
動電圧Vz未満である場合には昇圧回路30を選択する
ようにすればよい。また、昇圧回路30や降圧回路80
を選択する前には、上述した第1および第2実施形態と
同様に各々を選択する前に昇圧回路30や降圧回路80
の動作を開始させておけばよい。
【0068】(変形例3)また、上述した第3実施形態
では、電源制御回路111が昇圧回路30を備えた電源
制御回路111を用いていたが、電源制御回路111に
代えて、昇圧回路30の代わりに降圧回路80を備えた
電源制御回路を採用するようにしてもよい。この場合に
は、制御装置11は、電源電圧Vが液晶表示部300の
駆動に必要な駆動電圧Vzの2倍以上の値であるときに
は、通常降圧回路80からの降圧電圧Vkを選択するよ
うに制御し、照明発光部301や振動モータ302とい
った他の特定の負荷を駆動する時にのみ二次電池10か
らの電源電圧Vを選択するようにすればよい。
【0069】(変形例4)上述した第1および第2実施
形態では、本発明に係る電源制御回路が液晶表示装置に
電源電圧を供給する場合について説明したが、液晶表示
装置以外の駆動対象に電源電圧を供給することも可能で
ある。例えば、時計の運針機構、CPU(中央処理装
置)、各種センサの駆動、LED(Light Emitting Dio
de)の駆動などに本発明を適用することが可能である。
【0070】(変形例5)また、上述した第3実施形態
では、液晶表示部300、照明発光部301および振動
モータ302といった負荷に電源電圧を供給する場合に
ついて説明したが、これら以外の負荷、例えば時計の運
針機構、CPU、各種センサの駆動、LEDなどの負荷
に対して電源供給を行う場合に本発明を適用することも
可能である。
【0071】(変形例6)また、上述した第1実施形態
では、制御装置11が二次電池10の電源電圧Vを検出
し、当該検出結果に基づいて昇圧回路30および電源選
択回路31に制御信号を出力して各回路を制御するよう
にしていたが、これに限らず、図18に示すように、制
御装置11からは昇圧回路30’にのみ制御信号を出力
するようにしてもよい。この場合、制御装置11は、上
述した第1実施形態と同様に二次電池10の電源電圧V
が設定電圧Vdになった時点で昇圧回路30’に動作開
始を指示するための制御信号を出力する。これを受け取
った昇圧回路30は、動作を開始するとともに、当該回
路内に保持しているタイマを予め設定された時間にセッ
トする。そして、セットしたタイマが0になった時点で
昇圧回路30’から電源選択回路31に電源切換スイッ
チSWDのa側への切り換えを指示する信号SSを出力
する。ここで、上記タイマにセットする時間を、昇圧回
路30’の動作開始から通常の出力電圧が得られるまで
に要する時間に設定しておけば、電源選択回路31が昇
圧回路30’から供給される信号SSに基づいて電源切
換スイッチSWDを切り換えた時には、昇圧回路30か
ら正常に昇圧された昇圧後電圧Vsが供給され、上記第
1実施形態と同様に切り換え時の電圧の落ち込みを防止
することができる。
【0072】また、二次電池10の電源電圧Vが設定電
圧Vdになった時点で、制御装置11から電源選択回路
31にのみ制御信号を出力するようにしてもよい。この
場合には、電源選択回路31が回路内にタイマを有して
おり、制御装置11からの制御信号を受けると、当該タ
イマに上述した昇圧回路30’内のタイマにセットする
時間と同じ時間をセットする。これと同時に昇圧回路3
0に動作開始を指示する信号を出力する。この後、自ら
が保持するタイマが0になった時点で電源切換スイッチ
SWDをa側に切り換えればよい。
【0073】また、図19に示すように、上述した第1
実施形態における電源制御回路23に代えて、二次電池
10の電源電圧Vを検出する電源電圧検出回路180
と、上記昇圧回路30および電源選択回路31とを備え
た電源制御回路181を用いるようにし、制御装置11
といった外部から制御信号ではなく、電源制御回路18
1が電源電圧検出回路180の検出結果に応じて昇圧回
路30や電源選択回路31を制御するようにしてもよ
い。このように電源制御回路181内で電源電圧Vを検
出し、昇圧回路30や電源選択回路31を制御する場合
にも、上述した第1実施形態と同様のタイミング等で昇
圧回路30の動作制御や電源選択回路31の電源切換ス
イッチSWDの切り換え制御等を行うようにすればよ
い。
【0074】(変形例7)また、上述した第1および第
2実施形態では、二次電池10の電源電圧Vを検出し、
当該検出結果に応じて昇圧回路30や電源選択回路31
を制御するようにしていたが、これに限らず、タイマカ
ウントによって昇圧回路30や電源選択回路31の制御
タイミングを決定するようにしてもよい。第1実施形態
の構成に適用する場合を具体的に例示すると、二次電池
10がフル充電の状態から電源電圧が設定電圧Vdに下
降するまでの時間を予め推定しておき、フル充電時に当
該推定時間をタイマにセットする。そして、このタイマ
が0になった時点で昇圧回路30の動作を開始させ、そ
の所定時間後に電源選択回路31の電源切換スイッチS
WDをa側に切り換えるようにすればよい。
【0075】(変形例8)また、上述した第1および第
3実施形態では、CPU等を備えた制御装置11による
ソフトウェア処理を中心として電源供給制御を行うよう
にしていたが、これに限らず、図20に示すように、電
子時計200全体を制御するCPU250とは別に当該
電源制御専用の制御回路220を設け、上述した電源制
御処理と同様の電源供給制御を行うようにしてもよい。
図21に示すように、この制御回路220は、電源電圧
検出回路221と、タイマ回路222と、発振回路22
3とを備えている。そして、電源電圧回路221により
検出された二次電池10の電源電圧Vが上述した設定電
圧Vdになると、発振回路223は昇圧回路30の動作
を開始させるために周波数F1の信号を昇圧回路30に
出力する。また、電源電圧検出回路221により検出さ
れた二次電池10の電源電圧Vが上述した設定電圧Vd
になると、タイマ回路222が予め設定された時間をタ
イマをセットしてカウントを開始する。そして、タイマ
が0になると、タイマ回路222は電源選択回路31に
電源切換を指示する信号を出力する。このような専用の
制御回路を構成し、上述したような様々な電源制御処理
を実行するようにしてもよい。
【0076】(変形例9)また、上述した実施形態で
は、1つの昇圧回路30または降圧回路80等から供給
される電圧と、二次電池10から供給される電圧とのい
ずれか一方を選択するようにしていたが、複数の昇圧回
路や降圧回路を設けるようにし、これらの複数の回路か
ら供給される電圧、および二次電池から供給される電圧
の中からいずれか一つを選択するようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源から供給される電圧値が変化する場合にも、低消費
電力で安定した電源電圧の供給制御を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電源制御回路を
備えた電子時計の外観を示す正面図である。
【図2】 前記電子時計の構成要素である液晶表示装置
の構成と、当該液晶表示装置に電源電圧を供給する構成
とを示すブロック図である。
【図3】 前記電源制御回路の構成要素である昇圧回路
の構成例を示す回路図である。
【図4】 前記電源制御回路の構成要素である電源選択
回路の構成例を示す回路図である。
【図5】 前記液晶表示装置に電源電圧を供給する電源
供給処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 前記電源供給処理により電源選択回路のレギ
ュレータに供給される電圧と時間との関係を示すグラフ
である。
【図7】 昇圧回路を動作周波数10kHzで動作させ
た場合と、動作周波数1kHzで動作させた場合の、当
該昇圧回路が動作を開始してからの出力電圧と時間との
関係を示す図である。
【図8】 前記電源供給処理による電源選択回路の電源
切換スイッチ切り換え時の電圧の落ち込み防止の原理を
説明するための図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係る電源制御回路を
備えた電子時計の液晶表示装置の構成と、当該液晶表示
装置に電源電圧を供給する構成とを示すブロック図であ
る。
【図10】 第2実施形態に係る前記電源制御回路の構
成要素である降圧回路の構成例を示す回路図である。
【図11】 第2実施形態に係る電源制御回路を備えた
液晶表示装置の電源供給処理を説明するための図であ
る。
【図12】 本発明の第3実施形態に係る電源制御回路
を備えた電子時計の電源電圧供給構成の概略を示すブロ
ック図である。
【図13】 第3実施形態に係る電源制御回路の構成を
示すブロック図である。
【図14】 単一の電池から複数の負荷に対して電源電
圧を供給する場合の従来の問題点を説明するための図で
ある。
【図15】 第3実施形態に係る電源制御回路を備えた
電子時計の複数の負荷に対して電源電圧を供給する電源
供給処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】 前記複数の負荷に電源電圧を供給する電源
供給処理を行った場合に負荷側に供給される電圧と時間
との関係を示すグラフである。
【図17】 本発明に係る電源制御回路の変形例を説明
するためのブロック図である。
【図18】 本発明に係る電源制御回路の他の変形例を
説明するためのブロック図である。
【図19】 本発明に係る電源制御回路のその他の変形
例を説明するための図である。
【図20】 本発明に係る電源制御回路のさらにその他
の変形例を説明するための図である。
【図21】 前記電源制御回路のさらにその他の変形例
の構成要素である制御回路を示す回路図である。
【図22】 一般的な液晶駆動用の電池電圧と使用時間
との関係例を示すグラフである。
【符号の説明】
10……二次電池、11……制御装置、21……液晶表
示パネル、22……液晶駆動回路、23……電源制御回
路、24……駆動制御回路、30……昇圧回路、30’
……昇圧回路、31……電源選択回路、80……降圧回
路、160……電源制御回路、180……電源電圧検出
回路、181……電源制御回路、200……電子時計、
200’……電子時計、204……液晶表示装置、30
0……液晶表示部、301……照明発光部、302……
振動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 612 G09G 3/20 670C 5G065 670 3/36 5H410 3/36 H02J 1/00 306L 5H730 H02J 1/00 306 306C 309D 309 7/00 K 7/00 H02M 3/07 // H02M 3/07 G06F 1/00 330F Fターム(参考) 2F002 AA07 AE01 EG00 GA04 5B011 DA06 DB05 EA04 EA05 GG04 JB10 KK02 5C006 AF64 BB11 BF24 BF38 BF42 BF45 BF46 EC08 FA18 FA47 5C080 AA10 BB05 DD26 FF03 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05 JJ07 KK07 5G003 BA02 CA11 CC02 DA07 DA15 FA08 GC05 5G065 AA01 DA02 DA04 EA02 EA04 GA06 HA04 HA16 JA07 KA02 KA05 LA01 MA07 MA09 MA10 NA01 5H410 BB04 CC02 DD02 DD05 EA37 FF28 5H730 AA12 AS11 AS13 BB02 FG01

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に対する電源電圧の供給を制御する
    電源制御装置であって、 電源から供給される電源電圧を昇圧するチャージポンプ
    方式の昇圧回路と、 前記電源から供給される電源電圧と前記昇圧回路から供
    給される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前
    記負荷に供給する選択手段とを具備し、 前記昇圧回路は、前記選択手段によって当該昇圧回路に
    よる昇圧後の電源電圧が選択される前に動作することを
    特徴とする電源制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電源から供給される電源電圧を検出
    する電圧検出手段をさらに具備し、 前記選択手段は、前記電圧検出手段の検出結果に基づい
    て、前記電源から供給される電源電圧と前記昇圧回路か
    ら供給される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択す
    ることを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 【請求項3】 前記昇圧回路は、前記電圧検出手段によ
    る検出値が第1の所定値になった時点で動作を開始し、 前記選択手段は、前記電圧検出手段による検出値が前記
    第1の所定値よりも小さい第2の所定値になった時点で
    前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧を選択す
    ることを特徴とする請求項2に記載の電源制御装置。
  4. 【請求項4】 前記昇圧回路は、前記選択手段によって
    当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧が選択される所定
    時間前に動作を開始することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の電源制御装置。
  5. 【請求項5】 前記昇圧回路は、動作を開始してから前
    記選択手段によって昇圧後の電源電圧が選択されるまで
    の間、前記選択手段によって昇圧後の電源電圧が選択さ
    れた後よりも大きい動作周波数で動作することを特徴と
    する請求項3または4に記載の電源制御装置。
  6. 【請求項6】 前記昇圧回路および前記選択手段を制御
    する手段であって、前記選択手段により前記昇圧回路か
    ら供給される昇圧後の電圧を選択させる前に前記昇圧回
    路に動作を開始させる制御手段をさらに具備することを
    特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  7. 【請求項7】 前記電源から供給される電源電圧を検出
    する電圧検出手段をさらに具備し、 前記制御手段は、前記電圧検出手段の検出結果に基づい
    て、前記電源から供給される電源電圧と前記昇圧回路か
    ら供給される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択す
    るように前記選択手段を制御することを特徴とする請求
    項6に記載の電源制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記電圧検出手段によ
    る検出値が第1の所定値になった時点で前記昇圧回路の
    動作を開始させ、前記電圧検出手段による検出値が前記
    第1の所定値よりも小さい第2の所定値になった時点で
    前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧を選択す
    るように前記選択手段を制御することを特徴とする請求
    項7に記載の電源制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記選択手段によって
    当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧を選択させるタイ
    ミングの所定時間前に前記昇圧回路の動作を開始させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の電源制御装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記昇圧回路の動作
    を開始させてから前記選択手段によって昇圧後の電源電
    圧を選択させるまでの間、前記選択手段によって昇圧後
    の電源電圧が選択された後よりも大きい動作周波数で前
    記昇圧回路を動作させることを特徴とする請求項8また
    は9に記載の電源制御装置。
  11. 【請求項11】 負荷に対する電源電圧の供給を制御す
    る電源制御装置であって、 電源から供給される電源電圧を降圧するチャージポンプ
    方式の降圧回路と、 前記電源から供給される電源電圧と前記降圧回路から供
    給される降圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前
    記負荷に供給する選択手段とを具備し、 前記降圧回路は、前記選択手段によって当該降圧回路に
    よる降圧後の電源電圧が選択される前に動作することを
    特徴とする電源制御装置。
  12. 【請求項12】 前記電源から供給される電源電圧を検
    出する電圧検出手段をさらに具備し、 前記選択手段は、前記電圧検出手段の検出結果に基づい
    て、前記電源から供給される電源電圧と前記降圧回路か
    ら供給される降圧後の電源電圧のいずれか一つを選択す
    ることを特徴とする請求項11に記載の電源制御装置。
  13. 【請求項13】 前記降圧回路は、前記選択手段によっ
    て当該降圧回路による降圧後の電源電圧が選択される所
    定時間前に動作を開始することを特徴とする請求項11
    または12に記載の電源制御装置。
  14. 【請求項14】 前記降圧回路は、前記所定時間前に動
    作を開始してから前記選択手段によって降圧後の電源電
    圧が選択されるまでの間、前記選択手段によって降圧後
    の電源電圧が選択された後よりも大きい動作周波数で動
    作することを特徴とする請求項13に記載の電源制御装
    置。
  15. 【請求項15】 前記降圧回路および前記選択手段を制
    御する手段であって、前記選択手段により前記降圧回路
    から供給される降圧後の電圧が選択される前に前記降圧
    回路に動作を開始させる制御手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項11に記載の電源制御装置。
  16. 【請求項16】 前記電源から供給される電源電圧を検
    出する電圧検出手段をさらに具備し、 前記制御手段は、前記電圧検出手段の検出結果に基づい
    て、前記電源から供給される電源電圧と前記降圧回路か
    ら供給される降圧後の電源電圧のいずれか一つを選択す
    るように前記選択手段を制御することを特徴とする請求
    項15に記載の電源制御装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記選択手段によっ
    て当該降圧回路による降圧後の電源電圧を選択させるタ
    イミングの所定時間前に前記降圧回路の動作を開始させ
    ることを特徴とする請求項15または16に記載の電源
    制御装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記降圧回路の動作
    を開始させてから前記選択手段によって降圧後の電源電
    圧を選択させるまでの間、前記選択手段によって降圧後
    の電源電圧が選択された後よりも大きい動作周波数で前
    記降圧回路を動作させることを特徴とする請求項17に
    記載の電源制御装置。
  19. 【請求項19】 複数の負荷に対して選択的に電源電圧
    を供給する電源制御装置であって、 電源から供給される電源電圧を昇圧する昇圧回路と、 前記電源から供給される電源電圧と前記昇圧回路から供
    給される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前
    記負荷に供給する選択手段とを具備し、 前記選択手段は、電源電圧を供給すべき前記負荷の中に
    所定の負荷が含まれている場合に前記昇圧回路から供給
    される昇圧後の電源電圧を選択することを特徴とする電
    源制御装置。
  20. 【請求項20】 前記選択手段は、電源電圧を供給すべ
    き前記負荷の中に所定の負荷が含まれている場合に前記
    昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧を選択し、電
    源電圧を供給すべき前記負荷の中に所定の負荷が含まれ
    ていない場合に前記電源から供給される電源電圧を選択
    することを特徴とする請求項19に記載の電源制御装
    置。
  21. 【請求項21】 前記昇圧回路は、チャージポンプ方式
    の昇圧回路であることを特徴とする請求項20に記載の
    電源制御装置。
  22. 【請求項22】 前記昇圧回路は、前記選択手段によっ
    て当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧が選択される前
    に動作することを特徴とする請求項21に記載の電源制
    御装置。
  23. 【請求項23】 前記昇圧回路は、前記選択手段によっ
    て当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧が選択される所
    定時間前に動作を開始することを特徴とする請求項22
    に記載の電源制御装置。
  24. 【請求項24】 前記昇圧回路は、前記所定時間前に動
    作を開始してから前記選択手段によって昇圧後の電源電
    圧が選択されるまでの間、前記選択手段によって昇圧後
    の電源電圧が選択された後よりも大きい動作周波数で動
    作することを特徴とする請求項23に記載の電源制御装
    置。
  25. 【請求項25】 前記昇圧回路および前記選択手段を制
    御する手段であって、前記選択手段により前記昇圧回路
    から供給される昇圧後の電圧を選択させる前に前記昇圧
    回路に動作を開始させる制御手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項21に記載の電源制御装置。
  26. 【請求項26】 前記電源から供給される電源電圧を検
    出する電圧検出手段をさらに具備し、 前記制御手段は、前記電圧検出手段の検出結果に基づい
    て、前記電源から供給される電源電圧と前記昇圧回路か
    ら供給される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択す
    るように前記選択手段を制御することを特徴とする請求
    項25に記載の電源制御装置。
  27. 【請求項27】 前記制御手段は、前記電圧検出手段に
    よる検出値が第1の所定値になった時点で前記昇圧回路
    の動作を開始させ、前記電圧検出手段による検出値が前
    記第1の所定値よりも小さい第2の所定値になった時点
    で前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源電圧を選択
    するように前記選択手段を制御することを特徴とする請
    求項26に記載の電源制御装置。
  28. 【請求項28】 前記制御手段は、前記選択手段によっ
    て当該昇圧回路による昇圧後の電源電圧を選択させるタ
    イミングの所定時間前に前記昇圧回路の動作を開始させ
    ることを特徴とする請求項26に記載の電源制御装置。
  29. 【請求項29】 前記制御手段は、前記昇圧回路の動作
    を開始させてから前記選択手段によって昇圧後の電源電
    圧を選択させるまでの間、前記選択手段によって昇圧後
    の電源電圧が選択された後よりも大きい動作周波数で前
    記昇圧回路を動作させることを特徴とする請求項27ま
    たは28に記載の電源制御装置。
  30. 【請求項30】 複数の負荷に対して選択的に電源電圧
    を供給する電源制御装置であって、 電源から供給される電源電圧を降圧する降圧回路と、 前記電源から供給される電源電圧と前記降圧回路から供
    給される降圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前
    記負荷に供給する選択手段とを具備し、 前記選択手段は、電源電圧を供給すべき前記負荷の中に
    所定の負荷が含まれている場合に前記電源から供給され
    る電源電圧を選択し、前記負荷の中に所定の負荷が含ま
    れていない場合には、前記降圧回路から供給される降圧
    後の電源電圧を選択することを特徴とする電源制御装
    置。
  31. 【請求項31】 前記降圧回路および前記選択手段を制
    御する手段であって、前記選択手段により前記降圧回路
    から供給される降圧後の電圧を選択させる前に前記降圧
    回路に動作を開始させる制御手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項30に記載の電源制御装置。
  32. 【請求項32】 表示パネルを駆動する駆動回路と、 電源から供給される電源電圧を昇圧するチャージポンプ
    方式の昇圧回路と、 前記電源から供給される電源電圧と前記昇圧回路から供
    給される昇圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前
    記駆動回路に供給する選択手段とを具備することを特徴
    とする表示装置。
  33. 【請求項33】 前記選択手段によって当該昇圧回路に
    よる昇圧後の電源電圧が選択される前に前記昇圧回路の
    動作を開始させる制御手段をさらに具備することを特徴
    とする請求項32に記載の表示装置。
  34. 【請求項34】 表示パネルを駆動する駆動回路と、 電源から供給される電源電圧を降圧するチャージポンプ
    方式の降圧回路と、 前記電源から供給される電源電圧と前記降圧回路から供
    給される降圧後の電源電圧のいずれか一つを選択して前
    記駆動回路に供給する選択手段とを具備することを特徴
    とする表示装置。
  35. 【請求項35】 前記選択手段によって当該降圧回路に
    よる降圧後の電源電圧が選択される前に前記降圧回路の
    動作を開始させることを特徴とする請求項34に記載の
    表示装置。
  36. 【請求項36】 前記駆動回路は、液晶表示パネルを駆
    動する液晶駆動回路であることを特徴とする請求項32
    ないし35のいずれかに記載の表示装置。
  37. 【請求項37】 請求項1ないし30のいずれかに記載
    の電源制御装置と、 前記電源制御装置に電源電圧を供給する電池と、 前記電源供給装置から供給される電源電圧により駆動さ
    れる負荷部とを具備することを特徴とする携帯機器。
  38. 【請求項38】 請求項31ないし36のいずれかに記
    載の表示装置と、 前記表示装置に電源電圧を供給する電池とを具備するこ
    とを特徴とする携帯機器。
  39. 【請求項39】 電源から供給される電源電圧と、前記
    電源から供給される電源電圧をチャージポンプ方式の昇
    圧回路によって昇圧した電源電圧とのいずれか一つを選
    択して負荷に供給する電源供給制御方法であって、 前記昇圧回路によって昇圧された電源電圧を前記負荷に
    供給する場合、昇圧された電源電圧を供給する前に前記
    昇圧回路を動作させることを特徴とする電源供給制御方
    法。
  40. 【請求項40】 前記電源から供給される電源電圧を検
    出し、当該検出結果に基づいて、前記電源から供給され
    る電源電圧と前記昇圧回路から供給される昇圧後の電源
    電圧のいずれか一つを選択することを特徴とする請求項
    39に記載の電源供給制御方法。
  41. 【請求項41】 前記電源から供給される電源電圧の検
    出値が第1の所定値になった時点で前記昇圧回路の動作
    を開始させ、 前記電源から供給される電源電圧の検出値が前記第1の
    所定値よりも小さい第2の所定値になった時点で前記昇
    圧回路から供給される昇圧後の電源電圧を選択すること
    を特徴とする請求項40に記載の電源供給制御方法。
  42. 【請求項42】 前記昇圧回路による昇圧後の電源電圧
    を供給する所定時間前に、前記昇圧回路の動作を開始さ
    せることを特徴とする請求項39に記載の電源供給制御
    方法。
  43. 【請求項43】 前記昇圧回路が動作を開始してから昇
    圧後の電源電圧の前記負荷への供給を開始するまでの
    間、昇圧後の電源電圧を前記負荷に供給する時よりも大
    きい動作周波数で前記昇圧回路を動作させることを特徴
    とする請求項41または42に記載の電源供給制御方
    法。
  44. 【請求項44】 電源から供給される電源電圧と、前記
    電源から供給される電源電圧をチャージポンプ方式の降
    圧回路によって降圧した電源電圧とのいずれか一つを選
    択して負荷に供給する電源供給制御方法であって、 前記降圧回路によって降圧された電源電圧を前記負荷に
    供給する場合、降圧された電源電圧を供給する前に前記
    降圧回路を動作させることを特徴とする電源供給制御方
    法。
  45. 【請求項45】 前記降圧回路による降圧後の電源電圧
    を供給する所定時間前に、前記降圧回路の動作を開始さ
    せることを特徴とする請求項44に記載の電源供給制御
    方法。
  46. 【請求項46】 前記所定時間前に動作を開始してから
    降圧後の電源電圧の前記負荷への供給を開始するまでの
    間、降圧後の電源電圧を前記負荷に供給する時よりも大
    きい動作周波数で前記降圧回路を動作させることを特徴
    とする請求項44に記載の電源供給制御方法。
  47. 【請求項47】 電源から供給される電源電圧と、前記
    電源から供給される電源電圧をチャージポンプ方式の昇
    圧回路によって昇圧した電源電圧とのいずれか一つを選
    択して複数の負荷に選択的に供給する電源供給制御方法
    であって、 電源電圧を供給すべき前記負荷の中に所定の負荷が含ま
    れている場合、前記昇圧回路により昇圧された電源電圧
    を前記負荷に供給することを特徴とする電源供給制御方
    法。
  48. 【請求項48】 前記所定の負荷に電源電圧を供給する
    前に前記昇圧回路を動作させることを特徴とする請求項
    47に記載の電源供給制御方法。
  49. 【請求項49】 前記昇圧回路による昇圧後の電源電圧
    を供給する所定時間前に、前記昇圧回路の動作を開始さ
    せることを特徴とする請求項48に記載の電源供給制御
    方法。
  50. 【請求項50】 前記所定時間前に動作を開始してから
    昇圧後の電源電圧の前記負荷への供給を開始するまでの
    間、昇圧後の電源電圧を前記負荷に供給する時よりも大
    きい動作周波数で前記昇圧回路を動作させることを特徴
    とする請求項48に記載の電源供給制御方法。
  51. 【請求項51】 電源から供給される電源電圧と、前記
    電源から供給される電源電圧をチャージポンプ方式の降
    圧回路によって降圧した電源電圧とのいずれか一つを選
    択して複数の負荷に選択的に供給する電源供給制御方法
    であって、 電源電圧を供給すべき前記負荷の中に所定の負荷が含ま
    れている場合、前記電源から供給される電源電圧を選択
    し、前記負荷の中に所定の負荷が含まれていない場合に
    は、前記降圧回路から供給される降圧後の電源電圧を選
    択して供給することを特徴とする電源供給制御方法。
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