JP2002031417A - 冷凍装置 - Google Patents
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- JP2002031417A JP2002031417A JP2000218427A JP2000218427A JP2002031417A JP 2002031417 A JP2002031417 A JP 2002031417A JP 2000218427 A JP2000218427 A JP 2000218427A JP 2000218427 A JP2000218427 A JP 2000218427A JP 2002031417 A JP2002031417 A JP 2002031417A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/13—Economisers
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 過負荷運転においてもコンプレッサや冷凍装
置の過負荷運転制限値以下の運転状態で運転を継続でき
る冷凍装置を提供する。 【解決手段】 冷凍装置を、コンデンサからの高圧液冷
媒とエバポレータからの低圧ガス冷媒とを熱交換する気
液熱交換器を備えた冷凍装置であって、同気液熱交換器
を高圧液冷媒がバイパスする液冷媒バイパス回路と、液
冷媒バイパス回路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁
と、液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してな
るように構成し、液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段
により液冷媒バイパス開閉弁を開として液冷媒が気液熱
交換器をバイパスするようにして、液冷媒の過冷却度を
低減させて冷凍装置の運転高圧圧力ないし低圧圧力を過
負荷運転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運転を防
ぐ。
置の過負荷運転制限値以下の運転状態で運転を継続でき
る冷凍装置を提供する。 【解決手段】 冷凍装置を、コンデンサからの高圧液冷
媒とエバポレータからの低圧ガス冷媒とを熱交換する気
液熱交換器を備えた冷凍装置であって、同気液熱交換器
を高圧液冷媒がバイパスする液冷媒バイパス回路と、液
冷媒バイパス回路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁
と、液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してな
るように構成し、液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段
により液冷媒バイパス開閉弁を開として液冷媒が気液熱
交換器をバイパスするようにして、液冷媒の過冷却度を
低減させて冷凍装置の運転高圧圧力ないし低圧圧力を過
負荷運転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運転を防
ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置に関し、
特に冷凍装置の気液熱交換器の冷媒制御回路に関する。
特に冷凍装置の気液熱交換器の冷媒制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の陸上輸送用冷凍装置(以
下、冷凍装置という)のコンデンシングユニットおよび
エバポレータユニットの冷媒配管系統図を示す。
下、冷凍装置という)のコンデンシングユニットおよび
エバポレータユニットの冷媒配管系統図を示す。
【0003】図2において、冷凍装置は冷凍庫外に設置
されるコンデンシングユニット01と、冷凍庫内に設置
されるエバポレータユニット02とによって構成され、
液冷媒配管22、ガス冷媒配管26およびホットガス冷
媒配管30とで接続されている。
されるコンデンシングユニット01と、冷凍庫内に設置
されるエバポレータユニット02とによって構成され、
液冷媒配管22、ガス冷媒配管26およびホットガス冷
媒配管30とで接続されている。
【0004】冷凍装置の冷凍サイクルにおいては、コン
デンシングユニット01のコンプレッサ3が駆動される
と、コンプレッサ3の出口とコンデンサ4を接続する冷
媒配管21に設置されたコンデンサ入口電磁弁10が開
き、コンプレッサ3の出口とコンデンサ入口電磁弁10
の間の接続点30aからコンデンサ4をバイパスしドレ
ンパンヒータ12に接続するホットガス冷媒配管30に
設置されたデフロスト電磁弁11が閉となって、コンプ
レッサ3において圧縮された高圧、高温のガス冷媒はコ
ンデンサ4に送られ、ここで外気等によって冷却され凝
縮液化する。この液冷媒はレシーバ5、ドライヤ6を経
て液冷媒配管22から気液熱交換器7に圧送される。
デンシングユニット01のコンプレッサ3が駆動される
と、コンプレッサ3の出口とコンデンサ4を接続する冷
媒配管21に設置されたコンデンサ入口電磁弁10が開
き、コンプレッサ3の出口とコンデンサ入口電磁弁10
の間の接続点30aからコンデンサ4をバイパスしドレ
ンパンヒータ12に接続するホットガス冷媒配管30に
設置されたデフロスト電磁弁11が閉となって、コンプ
レッサ3において圧縮された高圧、高温のガス冷媒はコ
ンデンサ4に送られ、ここで外気等によって冷却され凝
縮液化する。この液冷媒はレシーバ5、ドライヤ6を経
て液冷媒配管22から気液熱交換器7に圧送される。
【0005】液冷媒は気液熱交換器7において、エバポ
レータ8からの低圧低温のガス冷媒と相互に熱交換し、
液冷媒は更に過冷却される。
レータ8からの低圧低温のガス冷媒と相互に熱交換し、
液冷媒は更に過冷却される。
【0006】気液熱交換器7を出た過冷却液冷媒は、膨
張弁9で断熱膨張した後、エバポレータ8に入り、エバ
ポレータ8内の配管を流過する過程で冷凍庫内の循環空
気と熱交換しガス化される。
張弁9で断熱膨張した後、エバポレータ8に入り、エバ
ポレータ8内の配管を流過する過程で冷凍庫内の循環空
気と熱交換しガス化される。
【0007】エバポレータ8において冷媒と熱交換して
冷却された空気は、図示していないファンによって冷凍
庫内に吹出され、冷凍庫内を冷却する。
冷却された空気は、図示していないファンによって冷凍
庫内に吹出され、冷凍庫内を冷却する。
【0008】一方、エバポレータ8においてガス化した
冷媒は、冷媒配管25から気液熱交換器7に入り、ここ
で高温高圧の液冷媒と相互に熱交換して加熱され、過熱
度が増大した過熱ガス冷媒となってガス冷媒配管26を
経てコンプレッサ3に戻る。
冷媒は、冷媒配管25から気液熱交換器7に入り、ここ
で高温高圧の液冷媒と相互に熱交換して加熱され、過熱
度が増大した過熱ガス冷媒となってガス冷媒配管26を
経てコンプレッサ3に戻る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成の従
来の気液熱交換器7を装備した冷凍装置では、通常運転
時、過負荷運転時に関係なく膨張弁9前の冷媒には過冷
却、コンプレッサ3の入口冷媒には過熱度がつくシステ
ムとなっている。
来の気液熱交換器7を装備した冷凍装置では、通常運転
時、過負荷運転時に関係なく膨張弁9前の冷媒には過冷
却、コンプレッサ3の入口冷媒には過熱度がつくシステ
ムとなっている。
【0010】そのため、過負荷運転時には、低圧上昇、
過熱度大となってコンプレッサ3の吐出ガス温度(T
d)、吐出圧力(HP)が上昇し、コンプレッサ3や冷
凍装置の使用許容制限を超えて、保護装置作動による冷
凍装置運転停止に至る等の問題があった。
過熱度大となってコンプレッサ3の吐出ガス温度(T
d)、吐出圧力(HP)が上昇し、コンプレッサ3や冷
凍装置の使用許容制限を超えて、保護装置作動による冷
凍装置運転停止に至る等の問題があった。
【0011】本発明は、かかる従来の冷凍装置の問題を
解消し、過負荷運転においてもコンプレッサや冷凍装置
の過負荷運転制限値以下の運転状態で運転を継続できる
冷凍装置を提供することを課題とするものである。
解消し、過負荷運転においてもコンプレッサや冷凍装置
の過負荷運転制限値以下の運転状態で運転を継続できる
冷凍装置を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は上記の課
題を解決するためになされたものであり、その第1の手
段として、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータ
からの低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備え
た冷凍装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液冷媒
がバイパスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バイパ
ス回路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してなることを特
徴とする冷凍装置を提供するものである。
題を解決するためになされたものであり、その第1の手
段として、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータ
からの低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備え
た冷凍装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液冷媒
がバイパスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バイパ
ス回路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してなることを特
徴とする冷凍装置を提供するものである。
【0013】上記第1の手段によれば、液冷媒バイパス
開閉弁の開閉制御手段により液冷媒バイパス開閉弁を開
として液冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにでき
るので、液冷媒の過冷却度を低減させて冷凍装置の運転
高圧圧力ないし低圧圧力を過負荷運転制限値以下に抑え
る。
開閉弁の開閉制御手段により液冷媒バイパス開閉弁を開
として液冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにでき
るので、液冷媒の過冷却度を低減させて冷凍装置の運転
高圧圧力ないし低圧圧力を過負荷運転制限値以下に抑え
る。
【0014】(2)第2の手段としては、コンデンサか
らの高圧液冷媒とエバポレータからの低圧ガス冷媒とを
熱交換する気液熱交換器を備えた冷凍装置であって、同
気液熱交換器を前記低圧ガス冷媒がバイパスするガス冷
媒バイパス回路と、同ガス冷媒バイパス回路に設けられ
たガス冷媒バイパス開閉弁と、同ガス冷媒バイパス開閉
弁の開閉制御手段とを有してなることを特徴とする冷凍
装置を提供する。
らの高圧液冷媒とエバポレータからの低圧ガス冷媒とを
熱交換する気液熱交換器を備えた冷凍装置であって、同
気液熱交換器を前記低圧ガス冷媒がバイパスするガス冷
媒バイパス回路と、同ガス冷媒バイパス回路に設けられ
たガス冷媒バイパス開閉弁と、同ガス冷媒バイパス開閉
弁の開閉制御手段とを有してなることを特徴とする冷凍
装置を提供する。
【0015】第2の手段によれば、ガス冷媒バイパス開
閉弁の開閉制御手段によりガス冷媒バイパス開閉弁を開
としてガス冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにで
きるので、ガス冷媒の吸入過熱度を低減させて冷凍装置
の運転吐出ガス温度を過負荷運転制限値以下に抑える。
閉弁の開閉制御手段によりガス冷媒バイパス開閉弁を開
としてガス冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにで
きるので、ガス冷媒の吸入過熱度を低減させて冷凍装置
の運転吐出ガス温度を過負荷運転制限値以下に抑える。
【0016】また、バイパス時は冷凍装置のコンプレッ
サの吸入圧力損失が低減する。
サの吸入圧力損失が低減する。
【0017】(3)第3の手段として、コンデンサから
の高圧液冷媒とエバポレータからの低圧ガス冷媒とを熱
交換する気液熱交換器を備えた冷凍装置であって、同気
液熱交換器を前記高圧液冷媒がバイパスする液冷媒バイ
パス回路と、同液冷媒バイパス回路に設けられた液冷媒
バイパス開閉弁と、同液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御
手段と、前記気液熱交換器を前記低圧ガス冷媒がバイパ
スするガス冷媒バイパス回路と、同ガス冷媒バイパス回
路に設けられたガス冷媒バイパス開閉弁と、同ガス冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してなることを特
徴とする冷凍装置を提供する。
の高圧液冷媒とエバポレータからの低圧ガス冷媒とを熱
交換する気液熱交換器を備えた冷凍装置であって、同気
液熱交換器を前記高圧液冷媒がバイパスする液冷媒バイ
パス回路と、同液冷媒バイパス回路に設けられた液冷媒
バイパス開閉弁と、同液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御
手段と、前記気液熱交換器を前記低圧ガス冷媒がバイパ
スするガス冷媒バイパス回路と、同ガス冷媒バイパス回
路に設けられたガス冷媒バイパス開閉弁と、同ガス冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してなることを特
徴とする冷凍装置を提供する。
【0018】第3の手段によれば、液冷媒バイパス開閉
弁の開閉制御手段により液冷媒バイパス開閉弁を開とし
て液冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにできるの
で、液冷媒の過冷却度を低減させて冷凍装置の運転高圧
圧力ないし低圧圧力を過負荷運転制限値以下に抑える。
また、ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段によりガ
ス冷媒バイパス開閉弁を開としてガス冷媒が気液熱交換
器をバイパスするようにできるので、ガス冷媒の吸入過
熱度を低減させて冷凍装置の運転吐出ガス温度を過負荷
運転制限値以下に抑え、さらに、バイパス時は冷凍装置
のコンプレッサの吸入圧力損失が低減する。
弁の開閉制御手段により液冷媒バイパス開閉弁を開とし
て液冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにできるの
で、液冷媒の過冷却度を低減させて冷凍装置の運転高圧
圧力ないし低圧圧力を過負荷運転制限値以下に抑える。
また、ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段によりガ
ス冷媒バイパス開閉弁を開としてガス冷媒が気液熱交換
器をバイパスするようにできるので、ガス冷媒の吸入過
熱度を低減させて冷凍装置の運転吐出ガス温度を過負荷
運転制限値以下に抑え、さらに、バイパス時は冷凍装置
のコンプレッサの吸入圧力損失が低減する。
【0019】(4)また、第4の手段としては、第1の
手段ないし第3の手段のいずれかの冷凍装置において、
コンプレッサの出口側で前記コンデンサとの間に設けら
れた高圧圧力検出手段と吐出ガス温度検出手段、および
同コンプレッサの入口側で前記気液熱交換器との間に設
けられた低圧圧力検出手段と吸入過熱度検出手段を備
え、前記各検出手段の検出値と同各検出手段毎に設定さ
れた過負荷運転制限値との比較演算に基づき前記液冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の開閉制御手段の何れか一方または両方に出力
し、前記液冷媒バイパス開閉弁と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の何れか一方または両方を開閉せしめる演算手段
を備えてなることを特徴とする冷凍装置を提供するもの
である。
手段ないし第3の手段のいずれかの冷凍装置において、
コンプレッサの出口側で前記コンデンサとの間に設けら
れた高圧圧力検出手段と吐出ガス温度検出手段、および
同コンプレッサの入口側で前記気液熱交換器との間に設
けられた低圧圧力検出手段と吸入過熱度検出手段を備
え、前記各検出手段の検出値と同各検出手段毎に設定さ
れた過負荷運転制限値との比較演算に基づき前記液冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の開閉制御手段の何れか一方または両方に出力
し、前記液冷媒バイパス開閉弁と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の何れか一方または両方を開閉せしめる演算手段
を備えてなることを特徴とする冷凍装置を提供するもの
である。
【0020】第4の手段によれば、第1の手段ないし第
3の手段のいずれかの冷凍装置の作用に加え、冷凍装置
の運転状態が過負荷運転範囲に入ると、高圧圧力検出手
段、吐出ガス温度検出手段、低圧圧力検出器手段および
吸入過熱度検出手段による各検出値と同各検出手段毎に
設定された過負荷運転制限値に基づく演算手段の演算処
理に基づき、気液熱交換器の液冷媒バイパス回路、また
はガス冷媒バイパス回路の何れか、あるいはその両方を
開閉制御するので、冷凍装置の高圧圧力、吐出ガス温
度、低圧圧力および吸入過熱度が低下する。
3の手段のいずれかの冷凍装置の作用に加え、冷凍装置
の運転状態が過負荷運転範囲に入ると、高圧圧力検出手
段、吐出ガス温度検出手段、低圧圧力検出器手段および
吸入過熱度検出手段による各検出値と同各検出手段毎に
設定された過負荷運転制限値に基づく演算手段の演算処
理に基づき、気液熱交換器の液冷媒バイパス回路、また
はガス冷媒バイパス回路の何れか、あるいはその両方を
開閉制御するので、冷凍装置の高圧圧力、吐出ガス温
度、低圧圧力および吸入過熱度が低下する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態にかかる冷
凍装置を、陸上輸送用冷凍装置を例に図1に基づき説明
する。図 1は本実施の形態の冷凍装置のコンデンシング
ユニットおよびエバポレータユニットの冷媒配管系統図
である。なお、前記した従来のものと同一部分について
は、図1においても同一の符号を付して示し、相互の関
連を明確にして本実施の形態の理解を容易にするととも
に、説明を省略する。
凍装置を、陸上輸送用冷凍装置を例に図1に基づき説明
する。図 1は本実施の形態の冷凍装置のコンデンシング
ユニットおよびエバポレータユニットの冷媒配管系統図
である。なお、前記した従来のものと同一部分について
は、図1においても同一の符号を付して示し、相互の関
連を明確にして本実施の形態の理解を容易にするととも
に、説明を省略する。
【0022】図1において、冷凍装置の気液熱交換器7
はドライヤ6と膨張弁9の間に配設され、気液熱交換器
7の高温高圧液冷媒入口7aは液冷媒配管22によって
ドライヤ6と接続し、気液熱交換器7の高温高圧液冷媒
出口7bは液冷媒配管23によって膨張弁9と接続され
ている。
はドライヤ6と膨張弁9の間に配設され、気液熱交換器
7の高温高圧液冷媒入口7aは液冷媒配管22によって
ドライヤ6と接続し、気液熱交換器7の高温高圧液冷媒
出口7bは液冷媒配管23によって膨張弁9と接続され
ている。
【0023】そして、気液熱交換器7の低温低圧ガス冷
媒入口7cは冷媒配管25によってエバポレータ8の出
口と接続し、気液熱交換器7の低温低圧ガス冷媒出口7
dはガス冷媒配管26によってコンプレッサ3の吸入側
に接続されている。
媒入口7cは冷媒配管25によってエバポレータ8の出
口と接続し、気液熱交換器7の低温低圧ガス冷媒出口7
dはガス冷媒配管26によってコンプレッサ3の吸入側
に接続されている。
【0024】気液熱交換器7の高温高圧液冷媒回路をバ
イパスする液冷媒バイパス配管40は、その一端40a
がドライヤ6から気液熱交換器7に入る液冷媒配管22
に接続され、その他端40bは気液熱交換器7から膨張
弁9に入る液冷媒配管23に接続され、液冷媒バイパス
配管40には液ライン電磁弁41が設置されている。
イパスする液冷媒バイパス配管40は、その一端40a
がドライヤ6から気液熱交換器7に入る液冷媒配管22
に接続され、その他端40bは気液熱交換器7から膨張
弁9に入る液冷媒配管23に接続され、液冷媒バイパス
配管40には液ライン電磁弁41が設置されている。
【0025】気液熱交換器7の低温低圧ガス冷媒回路を
バイパスするガス冷媒バイパス配管50は、その一端5
0aがエバポレータ8から気液熱交換器7に入る冷媒配
管25に接続され、その他端50bは気液熱交換器7か
らコンプレッサ3に入るガス冷媒配管26に接続され、
ガス冷媒バイパス配管50にはガスライン電磁弁51が
設置されている。
バイパスするガス冷媒バイパス配管50は、その一端5
0aがエバポレータ8から気液熱交換器7に入る冷媒配
管25に接続され、その他端50bは気液熱交換器7か
らコンプレッサ3に入るガス冷媒配管26に接続され、
ガス冷媒バイパス配管50にはガスライン電磁弁51が
設置されている。
【0026】コンプレッサ3の出口に接続しコンデンサ
4との間の冷媒配管21には、高圧圧力検出器61およ
びコンプレッサ3の吐出ガス温度検出器63が装備され
ている。
4との間の冷媒配管21には、高圧圧力検出器61およ
びコンプレッサ3の吐出ガス温度検出器63が装備され
ている。
【0027】また、コンプレッサ3の入口に接続し気液
熱交換器7との間のガス冷媒配管26には、低圧圧力検
出器62およびコンプレッサ3の吸入過熱度検出器64
が装備されている。
熱交換器7との間のガス冷媒配管26には、低圧圧力検
出器62およびコンプレッサ3の吸入過熱度検出器64
が装備されている。
【0028】システム運転特性演算装置100は、上記
各検出器61、63、62、64からの出力を受けて冷
凍装置の運転特性を演算処理して、冷凍機運転特性を液
ライン電磁弁制御装置110およびガスライン電磁弁制
御装置120に出力する。
各検出器61、63、62、64からの出力を受けて冷
凍装置の運転特性を演算処理して、冷凍機運転特性を液
ライン電磁弁制御装置110およびガスライン電磁弁制
御装置120に出力する。
【0029】液ライン電磁弁制御装置110およびガス
ライン電磁弁制御装置120は上記システム運転特性演
算装置100からの冷凍装置運転特性の出力に対応し
て、それぞれ液ライン電磁弁41およびガスライン電磁
弁51の開閉指令を行う。
ライン電磁弁制御装置120は上記システム運転特性演
算装置100からの冷凍装置運転特性の出力に対応し
て、それぞれ液ライン電磁弁41およびガスライン電磁
弁51の開閉指令を行う。
【0030】図1において、冷凍装置の冷凍運転中、コ
ンプレッサ3の出口の高圧圧力検出器61および吐出ガ
ス温度検出器63、コンプレッサ3の入口の低圧圧力検
出器62および吸入過熱度検出器64は、冷凍庫の負荷
に応じて変化するコンプレッサ3の高圧圧力、吐出ガス
温度、低圧圧力、および吸入過熱度の検出値をそれぞれ
システム運転特性演算装置100に出力する。
ンプレッサ3の出口の高圧圧力検出器61および吐出ガ
ス温度検出器63、コンプレッサ3の入口の低圧圧力検
出器62および吸入過熱度検出器64は、冷凍庫の負荷
に応じて変化するコンプレッサ3の高圧圧力、吐出ガス
温度、低圧圧力、および吸入過熱度の検出値をそれぞれ
システム運転特性演算装置100に出力する。
【0031】システム運転特性演算装置100は、上記
の冷凍装置の各運転特性の検出器61、63、62、6
4から受けた入力と、予め設定した本冷凍装置の使用制
限より低く設定した過負荷運転制限値、例えば高圧圧
力、吐出ガス温度、低圧圧力、あるいは吸入過熱度のそ
れぞれの過負荷運転制限値とを比較演算し、その結果を
液ライン電磁弁制御装置110またはガスライン電磁弁
制御装置120に出力して、液ライン電磁弁制御装置1
10は液ライン電磁弁41を、ガスライン電磁弁制御装
置120はガスライン電磁弁51を開閉制御する。
の冷凍装置の各運転特性の検出器61、63、62、6
4から受けた入力と、予め設定した本冷凍装置の使用制
限より低く設定した過負荷運転制限値、例えば高圧圧
力、吐出ガス温度、低圧圧力、あるいは吸入過熱度のそ
れぞれの過負荷運転制限値とを比較演算し、その結果を
液ライン電磁弁制御装置110またはガスライン電磁弁
制御装置120に出力して、液ライン電磁弁制御装置1
10は液ライン電磁弁41を、ガスライン電磁弁制御装
置120はガスライン電磁弁51を開閉制御する。
【0032】以上の本実施の形態の冷凍装置の構成にお
いて、冷凍装置の運転中、過負荷運転によって上記各検
出器61、63、62、64の出力が上記のそれぞれの
過負荷運転制限値をこえた場合、システム運転特性演算
装置100は液ライン電磁弁制御装置110に出力し、
液ライン電磁弁制御装置110は液ライン電磁弁41を
開として気液熱交換器7をバイパスさせ、液冷媒の過冷
却度を低減させて冷凍装置の運転高圧圧力乃至低圧圧力
を過負荷運転制限値以下に抑える。あるいはガスライン
電磁弁制御装置120に出力し、ガスライン電磁弁制御
装置120はガスライン電磁弁51を開として気液熱交
換器7をバイパスさせ、ガス冷媒の吸入過熱度を低減さ
せて冷凍装置の運転吐出ガス温度を過負荷運転制限値以
下に抑える。
いて、冷凍装置の運転中、過負荷運転によって上記各検
出器61、63、62、64の出力が上記のそれぞれの
過負荷運転制限値をこえた場合、システム運転特性演算
装置100は液ライン電磁弁制御装置110に出力し、
液ライン電磁弁制御装置110は液ライン電磁弁41を
開として気液熱交換器7をバイパスさせ、液冷媒の過冷
却度を低減させて冷凍装置の運転高圧圧力乃至低圧圧力
を過負荷運転制限値以下に抑える。あるいはガスライン
電磁弁制御装置120に出力し、ガスライン電磁弁制御
装置120はガスライン電磁弁51を開として気液熱交
換器7をバイパスさせ、ガス冷媒の吸入過熱度を低減さ
せて冷凍装置の運転吐出ガス温度を過負荷運転制限値以
下に抑える。
【0033】したがって、本実施の形態の冷凍装置によ
れば、冷凍運転において、冷凍装置の運転状態が過負荷
運転範囲に入ると、高圧圧力検出器61、吐出ガス温度
検出器63、低圧圧力検出器62および吸入過熱度検出
器64による各検出値に基づくシステム運転特性演算装
置100の演算処理により、気液熱交換器7の高温高圧
液冷媒回路、または低温低圧ガス冷媒回路の何れかをバ
イパス、或はこの両方をバイパスするよう制御するの
で、冷凍装置の高圧圧力、吐出ガス温度、低圧圧力およ
び吸入過熱度が低下して、過負荷運転においても使用制
限以下の運転状態で運転を継続することができる。
れば、冷凍運転において、冷凍装置の運転状態が過負荷
運転範囲に入ると、高圧圧力検出器61、吐出ガス温度
検出器63、低圧圧力検出器62および吸入過熱度検出
器64による各検出値に基づくシステム運転特性演算装
置100の演算処理により、気液熱交換器7の高温高圧
液冷媒回路、または低温低圧ガス冷媒回路の何れかをバ
イパス、或はこの両方をバイパスするよう制御するの
で、冷凍装置の高圧圧力、吐出ガス温度、低圧圧力およ
び吸入過熱度が低下して、過負荷運転においても使用制
限以下の運転状態で運転を継続することができる。
【0034】また、気液熱交換器7の低温低圧ガス冷媒
回路をバイパスする運転条件では、コンプレッサ3の吸
入圧力損失が低減して冷凍装置の運転性能が向上する利
点がある。
回路をバイパスする運転条件では、コンプレッサ3の吸
入圧力損失が低減して冷凍装置の運転性能が向上する利
点がある。
【0035】以上本発明の実施の形態を説明したが、上
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
内でその具体的構造に種々の変更を加えてもよいことは
言うまでもない。
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
内でその具体的構造に種々の変更を加えてもよいことは
言うまでもない。
【0036】また、従来例、実施の形態ともに、陸上輸
送用冷凍装置を例に説明したが、本発明の冷凍装置は陸
上輸送用冷凍装置に限られるものではなく、冷凍装置に
おいて気液熱交換器を備える冷凍装置一般に適用できる
ものである。
送用冷凍装置を例に説明したが、本発明の冷凍装置は陸
上輸送用冷凍装置に限られるものではなく、冷凍装置に
おいて気液熱交換器を備える冷凍装置一般に適用できる
ものである。
【0037】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、冷凍装
置を、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータから
の低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備えた冷
凍装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液冷媒がバ
イパスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バイパス回
路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液冷媒バイ
パス開閉弁の開閉制御手段とを有してなるように構成し
たので、液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段により液
冷媒バイパス開閉弁を開として液冷媒が気液熱交換器を
バイパスするようにできるため、液冷媒の過冷却度を低
減させて冷凍装置の運転高圧圧力ないし低圧圧力を過負
荷運転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運転を防ぐ
ことができる。
置を、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータから
の低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備えた冷
凍装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液冷媒がバ
イパスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バイパス回
路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液冷媒バイ
パス開閉弁の開閉制御手段とを有してなるように構成し
たので、液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段により液
冷媒バイパス開閉弁を開として液冷媒が気液熱交換器を
バイパスするようにできるため、液冷媒の過冷却度を低
減させて冷凍装置の運転高圧圧力ないし低圧圧力を過負
荷運転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運転を防ぐ
ことができる。
【0038】(2)請求項2の発明によれば、冷凍装置
を、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータからの
低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備えた冷凍
装置であって、同気液熱交換器を前記低圧ガス冷媒がバ
イパスするガス冷媒バイパス回路と、同ガス冷媒バイパ
ス回路に設けられたガス冷媒バイパス開閉弁と、同ガス
冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してなるよう
に構成したので、ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手
段によりガス冷媒バイパス開閉弁を開としてガス冷媒が
気液熱交換器をバイパスするようにできるため、ガス冷
媒の吸入過熱度を低減させて冷凍装置の運転吐出ガス温
度を過負荷運転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運
転を防ぐことができる。
を、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータからの
低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備えた冷凍
装置であって、同気液熱交換器を前記低圧ガス冷媒がバ
イパスするガス冷媒バイパス回路と、同ガス冷媒バイパ
ス回路に設けられたガス冷媒バイパス開閉弁と、同ガス
冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してなるよう
に構成したので、ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手
段によりガス冷媒バイパス開閉弁を開としてガス冷媒が
気液熱交換器をバイパスするようにできるため、ガス冷
媒の吸入過熱度を低減させて冷凍装置の運転吐出ガス温
度を過負荷運転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運
転を防ぐことができる。
【0039】また、バイパス時は冷凍装置のコンプレッ
サの吸入圧力損失が低減して冷凍装置の運転性能が向上
する。
サの吸入圧力損失が低減して冷凍装置の運転性能が向上
する。
【0040】(3)請求項3の発明によれば、冷凍装置
を、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータからの
低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備えた冷凍
装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液冷媒がバイ
パスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バイパス回路
に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液冷媒バイパ
ス開閉弁の開閉制御手段と、前記気液熱交換器を前記低
圧ガス冷媒がバイパスするガス冷媒バイパス回路と、同
ガス冷媒バイパス回路に設けられたガス冷媒バイパス開
閉弁と、同ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを
有してなるように構成したので、液冷媒バイパス開閉弁
の開閉制御手段により液冷媒バイパス開閉弁を開として
液冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにできるた
め、液冷媒の過冷却度を低減させて冷凍装置の運転高圧
圧力ないし低圧圧力を過負荷運転制限値以下に抑え、ま
た、ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段によりガス
冷媒バイパス開閉弁を開としてガス冷媒が気液熱交換器
をバイパスするようにできるため、ガス冷媒の吸入過熱
度を低減させて冷凍装置の運転吐出ガス温度を過負荷運
転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運転を防ぐこと
ができる。
を、コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレータからの
低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を備えた冷凍
装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液冷媒がバイ
パスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バイパス回路
に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液冷媒バイパ
ス開閉弁の開閉制御手段と、前記気液熱交換器を前記低
圧ガス冷媒がバイパスするガス冷媒バイパス回路と、同
ガス冷媒バイパス回路に設けられたガス冷媒バイパス開
閉弁と、同ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを
有してなるように構成したので、液冷媒バイパス開閉弁
の開閉制御手段により液冷媒バイパス開閉弁を開として
液冷媒が気液熱交換器をバイパスするようにできるた
め、液冷媒の過冷却度を低減させて冷凍装置の運転高圧
圧力ないし低圧圧力を過負荷運転制限値以下に抑え、ま
た、ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段によりガス
冷媒バイパス開閉弁を開としてガス冷媒が気液熱交換器
をバイパスするようにできるため、ガス冷媒の吸入過熱
度を低減させて冷凍装置の運転吐出ガス温度を過負荷運
転制限値以下に抑え、冷凍装置の過負荷運転を防ぐこと
ができる。
【0041】また、ガス冷媒のバイパス時は冷凍装置の
コンプレッサの吸入圧力損失が低減して冷凍装置の運転
性能が向上する。
コンプレッサの吸入圧力損失が低減して冷凍装置の運転
性能が向上する。
【0042】(4)請求項4の発明によれば、請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載の冷凍装置において、
コンプレッサの出口側で前記コンデンサとの間に設けら
れた高圧圧力検出手段と吐出ガス温度検出手段、および
同コンプレッサの入口側で前記気液熱交換器との間に設
けられた低圧圧力検出手段と吸入過熱度検出手段を備
え、前記各検出手段の検出値と同各検出手段毎に設定さ
れた過負荷運転制限値との比較演算に基づき前記液冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の開閉制御手段の何れか一方または両方に出力
し、前記液冷媒バイパス開閉弁と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の何れか一方または両方を開閉せしめる演算手段
を備えてなるように構成したので、請求項1ないし請求
項3のいずれかの発明の効果に加え、冷凍装置の運転状
態が過負荷運転範囲に入ると、高圧圧力検出手段、吐出
ガス温度検出手段、低圧圧力検出器手段および吸入過熱
度検出手段による各検出値と同各検出手段毎に設定され
た過負荷運転制限値に基づく演算手段の演算処理に基づ
き、気液熱交換器の液冷媒バイパス回路、またはガス冷
媒バイパス回路の何れか、あるいはその両方を開閉制御
するので、冷凍装置の高圧圧力、吐出ガス温度、低圧圧
力および吸入過熱度が低下して、過負荷運転においても
過負荷運転制限値以下の運転状態で運転を継続すること
ができる。
ないし請求項3のいずれかに記載の冷凍装置において、
コンプレッサの出口側で前記コンデンサとの間に設けら
れた高圧圧力検出手段と吐出ガス温度検出手段、および
同コンプレッサの入口側で前記気液熱交換器との間に設
けられた低圧圧力検出手段と吸入過熱度検出手段を備
え、前記各検出手段の検出値と同各検出手段毎に設定さ
れた過負荷運転制限値との比較演算に基づき前記液冷媒
バイパス開閉弁の開閉制御手段と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の開閉制御手段の何れか一方または両方に出力
し、前記液冷媒バイパス開閉弁と前記ガス冷媒バイパス
開閉弁の何れか一方または両方を開閉せしめる演算手段
を備えてなるように構成したので、請求項1ないし請求
項3のいずれかの発明の効果に加え、冷凍装置の運転状
態が過負荷運転範囲に入ると、高圧圧力検出手段、吐出
ガス温度検出手段、低圧圧力検出器手段および吸入過熱
度検出手段による各検出値と同各検出手段毎に設定され
た過負荷運転制限値に基づく演算手段の演算処理に基づ
き、気液熱交換器の液冷媒バイパス回路、またはガス冷
媒バイパス回路の何れか、あるいはその両方を開閉制御
するので、冷凍装置の高圧圧力、吐出ガス温度、低圧圧
力および吸入過熱度が低下して、過負荷運転においても
過負荷運転制限値以下の運転状態で運転を継続すること
ができる。
【図1】本発明の実施の一形態にかかる冷凍装置のコン
デンシングユニットおよびエバポレータユニットの冷媒
配管系統図である。
デンシングユニットおよびエバポレータユニットの冷媒
配管系統図である。
【図2】従来の陸上輸送用冷凍装置のコンデンシングユ
ニットおよびエバポレータユニットの冷媒配管系統図で
ある。
ニットおよびエバポレータユニットの冷媒配管系統図で
ある。
1 コンデンシングユニット 2 エバポレータユニット 3 コンプレッサ 4 コンデンサ 5 レシーバ 6 ドライヤ 7 気液熱交換器 8 エバポレータ 9 膨張弁 10 コンデンサ入口電磁弁 40 液冷媒バイパス配管 41 液ライン電磁弁 50 ガス冷媒バイパス配管 51 ガスライン電磁弁 61 高圧圧力検出器 62 低圧圧力検出器 63 吐出ガス温度検出器 64 吸入過熱度検出器 100 システム運転特性演算装置 110 液ライン電磁弁制御装置 120 ガスライン電磁弁制御装置
Claims (4)
- 【請求項1】 コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレ
ータからの低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を
備えた冷凍装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液
冷媒がバイパスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バ
イパス回路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液
冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有してなること
を特徴とする冷凍装置。 - 【請求項2】 コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレ
ータからの低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を
備えた冷凍装置であって、同気液熱交換器を前記低圧ガ
ス冷媒がバイパスするガス冷媒バイパス回路と、同ガス
冷媒バイパス回路に設けられたガス冷媒バイパス開閉弁
と、同ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段とを有し
てなることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項3】 コンデンサからの高圧液冷媒とエバポレ
ータからの低圧ガス冷媒とを熱交換する気液熱交換器を
備えた冷凍装置であって、同気液熱交換器を前記高圧液
冷媒がバイパスする液冷媒バイパス回路と、同液冷媒バ
イパス回路に設けられた液冷媒バイパス開閉弁と、同液
冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段と、前記気液熱交換
器を前記低圧ガス冷媒がバイパスするガス冷媒バイパス
回路と、同ガス冷媒バイパス回路に設けられたガス冷媒
バイパス開閉弁と、同ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制
御手段とを有してなることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載された冷凍装置において、コンプレッサの出口側で前
記コンデンサとの間に設けられた高圧圧力検出手段と吐
出ガス温度検出手段、および同コンプレッサの入口側で
前記気液熱交換器との間に設けられた低圧圧力検出手段
と吸入過熱度検出手段を備え、前記各検出手段の検出値
と同各検出手段毎に設定された過負荷運転制限値との比
較演算に基づき前記液冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手
段と前記ガス冷媒バイパス開閉弁の開閉制御手段の何れ
か一方または両方に出力し、前記液冷媒バイパス開閉弁
と前記ガス冷媒バイパス開閉弁の何れか一方または両方
を開閉せしめる演算手段を備えてなることを特徴とする
冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218427A JP2002031417A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218427A JP2002031417A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002031417A true JP2002031417A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18713377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000218427A Withdrawn JP2002031417A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002031417A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015111047A (ja) * | 2015-03-27 | 2015-06-18 | 三菱電機株式会社 | 冷凍装置 |
JP2020159665A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 東プレ株式会社 | 冷凍装置及び冷凍装置の運転方法 |
WO2023040384A1 (zh) * | 2021-09-18 | 2023-03-23 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 空调器 |
-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000218427A patent/JP2002031417A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015111047A (ja) * | 2015-03-27 | 2015-06-18 | 三菱電機株式会社 | 冷凍装置 |
JP2020159665A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 東プレ株式会社 | 冷凍装置及び冷凍装置の運転方法 |
TWI807163B (zh) * | 2019-03-28 | 2023-07-01 | 日商東普雷股份有限公司 | 冷凍裝置及冷凍裝置之運轉方法 |
WO2023040384A1 (zh) * | 2021-09-18 | 2023-03-23 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 空调器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071002 |