JP2002031254A - ボールバルブ - Google Patents

ボールバルブ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボディ内部の分解・洗浄をほとんど必要とし
ないボールバルブを提供する。 【解決手段】 大略ボール状の弁体部24と、上下の軸
部22,23とを有するボール弁体20と、ボール弁体
20を脱装着可能な大きさで開口した開口部13と、下
軸部23を軸支する下軸受部14と、少なくとも2つの
挿通穴16とを有する略筒状のボディ10と、開口部1
3を閉口するボディキャップ40と、挿通穴16に装着
されるとともに、挿通穴16と同軸の貫通穴52を備え
るシートリング50と、貫通穴38とを有するインサー
トスリーブ30と、ボディ10とボール弁体20との間
で形成される空間12に充填される、上下に2分割され
たスペーサ70とを備え、上下のスペーサ70は、互い
に実質的に同一の大略臼形状であって、半球状の凹部7
2と、側壁に配設された切欠76a,76b,76c
と、底壁に配設された貫通軸穴78とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールバルブに関
し、詳細には、ボール弁体の周りに存在する流体溜まり
部を無くしたボールバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、ボールバルブ101
は、一般に、ハンドル160を用いて大略ボール状の弁
体120をその弁軸の回りに回動させることによって流
路を開閉させ、流路を流れる流体を流通・遮断するもの
である。ボール弁体120の貫通弁穴128の周りに
は、貫通穴138を有するインサートスリーブ130に
取り付けられたシートリング150が配置されている。
したがって、貫通弁穴128と貫通穴138とによって
流路が形成されている。また、インサートスリーブ13
0及びボディ110の各フランジを挟装するための連結
リング180が配設されている。特殊な工具を用いて連
結リング180を回動させると、インサートスリーブ1
30のシートリング150がボール弁体120の貫通弁
穴128の周囲を押圧して、シートリング150がボー
ル弁体120に対して密着する。したがって、流体がボ
ールバルブ101の流路から漏れ出ることが防止され
る。
【0003】ところで、ボールバルブ101において、
ボディ110の内壁面とボール弁体120の外周面との
間には、一定の空間、いわゆるチャンバー170が形成
されている。ボール弁体120の回動時に、貫通弁穴1
28がチャンバー170と貫通穴138との間にまたが
ったときに、チャンバー170と貫通穴138とが一時
的に連通してしまう。その結果、流体がチャンバー17
0内に流入して、流体がチャンバー170に溜まり、流
体溜まり部となってしまう。
【0004】ボールバルブ101の流路には、液体、粉
体、スラリー等の様々な流体が流される。流体が腐食性
のものである場合には、錆が流体溜まり部170に発生
する。また、流体が粉体及びスラリーである場合には、
流体溜まり部170内に溜まったままになる。いずれの
場合も、ボール弁体120の回転トルクが徐々に大きく
なって開閉操作が重たくなる、不純物が混入する、ある
いは、特に食品を取り扱う場合には衛生的に好ましくな
い等の理由から、ボールバルブ101のボディ110の
内部を洗浄する必要がある。したがって、流体溜まり部
170を有するボールバルブ101においては、ボディ
110の内部を洗浄する前にボールバルブ101を一旦
完全に分解する必要があるが、ボディ110を完全に分
解することに手間がかかる、あるいはこれらの分解・洗
浄作業を頻繁に行なう必要がある等の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、ボディ内部の分解・洗浄をほ
とんど必要としないボールバルブを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記課題を
解決するために、本発明に係るボールバルブは、ボール
弁体をその弁軸の回りに回動させて流路を開閉するボー
ルバルブであって、流路を形成する弁穴を備えた大略ボ
ール状の弁体部と、流路に対する上下の直交方向に延在
する上下の軸部とを有するボール弁体と、その上部にお
いて上記ボール弁体を脱装着可能な大きさで開口した開
口部と、下軸部を軸支する下軸受部と、流路方向に延在
する少なくとも2つの挿通穴とを有する略筒状のボディ
と、開口部を閉口するボディキャップと、ボール弁体側
の挿通穴に装着されるとともに、挿通穴と同軸の貫通穴
を備えるシートリングと、流路を形成する貫通穴とを有
するインサートスリーブと、ボディとボール弁体との間
で形成される空間に充填される、上下に2分割されたス
ペーサとを備え、上下のスペーサは、互いに実質的に同
一の大略臼形状であって、弁体部を受け入れる半球状の
凹部と、流路に対応する側壁部分が切り欠かれた切欠
と、下軸部と嵌合すべく底壁に配設された貫通軸穴とを
備えてなることを特徴とする。
【0007】上記構成のボールバルブによれば、ボール
状の弁体部と相補的な形状をした上下に2分割されたス
ペーサが、ボディの内壁面とボール弁体の外周面との間
で形成される空間に充填されて、流体溜まり部の形成さ
れることがない。ボール弁体を操作すると、ボール弁体
は、これらのスペーサの凹状球面に摺接しながら回転
し、ボール弁体の弁穴とシートリングの貫通穴とが合致
すると開状態となり、それ以外の場所では弁穴がスペー
サによって必ず閉塞された閉状態となる。したがって、
流体が流路以外の所に浸入することが防止される。ま
た、上下のスペーサが互いに実質的に同一形状であるの
で、異なった形状をした上下のスペーサを別々に製造す
る場合と比較して、製造コストを低減することができ
る。
【0008】好ましくは、ボディ及びインサートスリー
ブのそれぞれに設けられた各フランジを連結するための
連結リングをさらに備え、該連結リングの外周面には径
方向に延在するアームを配設する。
【0009】このような構成によれば、使用者は、特別
な工具を用いることなく、使用者自身の手で連結リング
のアームで船の舵輪を回すように連結リングを回動させ
ることによって、ボディ及びインサートスリーブのそれ
ぞれに設けられた各フランジを連結又は分離させること
ができる。
【0010】好ましくは、下軸受部に対して軸方向に連
通したドレンをさらに設ける。
【0011】上述したように、ボールバルブのボディ内
においては流路以外の所がスペーサによって閉塞されて
いるので、流体が流路以外の所に浸入することが防止さ
れる。しかしながら、万が一の場合、例えば、微粒粉体
を含んだ流体を使用した場合、あるいは長期間にわたっ
て使用した場合には、流体が流路以外の所に浸入するこ
とも予想される。このことを防止するために、下軸受部
に対して軸方向に連通したドレンをさらに設けることが
できる。このような構成によれば、弁体部を閉状態にす
るとともにドレンを開状態にして、洗浄するための洗浄
液(例えば、水)を流すと、ボール弁体、シートリング
及びスペーサ等の隙間に溜まった流体をドレンから洗い
流すことができる。したがって、ボールバルブを完全に
分解することなく、ボールバルブ内を簡単に洗浄するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態に係
る3方ボールバルブ1について、図2及び3を参照して
詳細に説明する。
【0013】図2は、ボール弁体20をその弁軸22,
23の回りに回動させて3方の流路を切換える3方ボー
ルバルブ1の一部分を破断した縦断面図である。図3
は、図2の3方ボールバルブ1に使用されるスペーサ7
0の斜視図である。
【0014】図2において、10はボディ、20はボデ
ィ10内に回転自在に収納されたボール弁体、30はボ
ディ10の側壁から挿嵌されるインサートスリーブ、4
0はボディ10の上部から挿嵌されるボディキャップ、
70はボディ10とボール弁体20との間の空間に充填
されるスペーサである。
【0015】ボディ10は、大略円筒形状をしており、
その上部にはボール弁体20及びスペーサ70を取り出
し可能な大きさに開口した開口部13が形成されてい
る。ボディキャップ40は、開口部13を閉止するよう
に寸法構成されており、その中央部には、軸方向に延在
する貫通した軸穴が形成されている。ボディ10とボデ
ィキャップ40とは、クランプ部材90の蝶ナット94
を締め付けることにより一体化されており、上下のスペ
ーサ70の面圧により流体の漏出が防止されている。
【0016】ボディ10の側壁には、一直線に並ぶ2つ
の継手部15が左右に配置されるとともに、2つの継手
部15との直交方向に延在する1つの継手部(不図示)
が配置されている。そして、各継手部には挿通穴16及
びフランジが形成されている。
【0017】ボディ10の底部には、ボール弁体20の
下軸部23を受ける下軸受部14と、下軸受部14に連
通したドレン18とが設けられている。ドレン18のド
レン穴にはドレンピース88が装填されている。ドレン
穴にドレンピース88を装填した状態でドレンキャップ
86を締め付けることによりドレン18を閉止する。
【0018】ボール弁体20は、ボディキャップ40の
軸穴で軸支される上軸部22と、略ボール状の弁体部2
4と、下軸受部14で軸支される下軸部23とからな
る。
【0019】上軸部22の上部には、ハンドル60の先
端に形成された係止凹部に嵌入するための係止突起が、
軸方向に延在している。それとともに、係止突起の頂部
には、軸方向に延在する螺合穴が形成されている。した
がって、ハンドル60は、その係止凹部を上軸部22の
係止突起に嵌入させた状態で、蝶ネジ64を螺合穴に対
して螺合させることにより、ボール弁体20の上軸部2
2に対して固定されている。ハンドル60を回動させる
と、ボール弁体20が連動して回動し、弁体部24が所
定の開閉位置に位置決めされる。そして、弁体部24の
内部には、左右のインサートスリーブ30の貫通穴38
とそれぞれ連通する貫通弁穴28と、貫通弁穴28との
直交に延在する1つの弁穴29とが形成されている。し
たがって、貫通弁穴28及び弁穴29が、対応する貫通
穴38のそれぞれに対して連通することによって、一連
の流路が形成される。また、下軸部23には、軸方向に
延在して下端に至る排水溝(不図示)が複数個形成され
ている。この排水溝は、ボディ10の下軸受部14及び
ドレン18のドレン穴に通じている。
【0020】ボディ10の各継手部の挿通穴16には、
インサートスリーブ30が挿嵌されている。インサート
スリーブ30は、ボディ10のフランジに接続するため
のフランジを備え、その内部には流路を形成する貫通穴
38が形成されている。インサートスリーブ30の弁体
部24側の端部には、シートリング50が挿嵌されて固
着されている。すなわち、シートリング50は、インサ
ートスリーブ30に対して一体化されている。シートリ
ング50は、4フッ化エチレン系樹脂等の潤滑性の優れ
た樹脂材料からなり、弁体部24の貫通弁穴28及び弁
穴29を覆うとともに、弁体部24の球面を受け入れる
ように寸法構成されている。シートリング50の内部に
は流路を形成する貫通穴52が形成されている。
【0021】ボディ10内において、ボディ10の内壁
面と、ボール弁体20の外周面と、シートリング50の
外周面とで囲まれた空間、すなわちチャンバー12が上
下に形成されている。上下の各チャンバー12は互いに
大略同じ形状をしている。上下のチャンバー12内を充
填するように、上下のスペーサ70が配設されている。
【0022】上下のスペーサ70は、図3に示すよう
に、互いに実質的に同一の大略臼形状をしている。した
がって、異なった形状をした上下のスペーサ70を別々
に製造する場合と比較して、製造コストを低減すること
ができる。上下のスペーサ70は、弁体部24と相補的
な形状、すなわち弁体部24の半球部を受け入れる半球
状の凹部72と、流路に対応する側壁部分に配設される
とともに半円状に切り欠かれた3つの切欠76a,76
b,76cと、下軸部23と嵌合するように底壁に設け
られた貫通軸穴78とを備えている。上下のスペーサ7
0は、互いに分割面74で当接するとともに、弁体部2
4の全体を覆うように配設される。上下のスペーサ70
は、耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性及び潤滑性の優れた
樹脂系材料からなる。したがって、ボール弁体20は軽
い力で回動するので、スムーズな開閉動作が可能とな
る。
【0023】ボディ10のフランジと、インサートスリ
ーブ30のフランジとは、連結リング80を介して連結
されている。連結リング80の外周面には、径方向に延
在する複数の円柱状アーム82が等配されている。円柱
状アーム82を船の舵輪を回すように連結リング80を
回動させると、シートリング50の球状凹部72が弁体
部24の球面に押し付けられるので、両者が十分に密着
する。すなわち、弁体部24とシートリング50との間
での十分なシール性が得られる。
【0024】したがって、ハンドル60を用いてボール
弁体20を回転操作すると、ボール弁体20は、上下の
スペーサ70の凹状球面72に摺接しながら回転し、ボ
ール弁体20の弁穴28,29とシートリング50の貫
通穴52とが合致すると開状態となり、それ以外の場所
では弁穴28,29がスペーサ70によって閉塞されて
閉状態となって流体が流出することがない。すなわち、
チャンバー12がスペーサ70で充填されて流体溜まり
部が無くなっているとともに、弁体部24とシートリン
グ50とが密着しているので、流体が溜まることが防止
される。
【0025】なお、ボディ10とボディキャップ40と
の間、継手部15とインサートスリーブ30との間、及
び、ボール弁体20の上軸部22とボディキャップ40
との間は、それぞれ、Оリング96を介してシールされ
ている。
【0026】次に、図2に示す3方ボールバルブ1の取
扱い方法について説明する。
【0027】チャンバー12が、スペーサ70で充填さ
れているために、通常の使用状態では、流体が隙間に溜
まることがないものの、万が一、隙間に流体が溜まった
ときには、以下のような手順に従って3方ボールバルブ
1を分解して洗浄する。
【0028】上軸部22に螺合している蝶ネジ64を緩
めて取り外し、上軸部22に固定されているハンドル6
0を上軸部22の係止突起から抜き取る。クランプ部材
90の蝶ナット94を緩めて取り外し、ボディ10に装
着されていたボディキャップ40を軸方向に取り外す。
次に、連結リング80のアーム82で船の舵輪を回すよ
うに連結リング80を回動させると、連結リング80が
外れる。すなわち、特別な工具を用いることなく、操作
者は連結リング80を簡単に取り外すことができる。ボ
ディ10の継手部15からインサートスリーブ30を抜
き取ると、弁体部24とシートリング50との間の係合
が解除されて、ボール弁体20がフリーとなる。3方ボ
ールバルブの場合、継手部15が3つあるので、連結リ
ング80の取外作業及びインサートスリーブ30の抜取
作業を3回繰り返す。その結果、ボール弁体20及び上
下のスペーサ70はボディ10の上部にある開口部13
から抜き取ることが可能となる。ドレンキャップ86を
緩めてドレン18から取り外したあと、ドレン18に装
填されたドレンピース88を取り外す。そして、ボディ
10の内部を水等の洗浄液で洗浄する。
【0029】なお、3方ボールバルブ1の組立ては、上
述した分解方法と逆の手順で行なう。
【0030】また、万が一の場合、例えば、微粒粉体を
含んだ流体を使用した場合、あるいは長期間にわたって
使用した場合等には、流体がボディ10内の隙間に浸入
することも起こるかもしれない。この場合、弁体部24
を閉状態にするとともにドレン18を開状態にして、洗
浄するための洗浄液(例えば、水)を流路から流すと、
ボール弁体20、シートリング50及びスペーサ70等
の隙間に溜まった流体を排水溝を通じてドレン18から
洗い流すことができる。したがって、ボールバルブ1を
完全に分解することなく、ボールバルブ1の内部を簡単
に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の3方ボールバルブの一部分を破断した
縦断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る3方ボールバルブ
の一部分を破断した縦断面図である。
【図3】 図2の3方ボールバルブに使用されるスペー
サの斜視図である。
【符号の説明】
1 3方ボールバルブ 10 ボディ 12 チャンバー 13 開口部 14 下軸受部 15 継手部 16 挿通穴 18 ドレン 20 ボール弁体 22 上軸部(弁軸) 23 下軸部(弁軸) 24 弁体部 28 貫通弁穴(流路) 29 弁穴(流路) 30 インサートスリーブ 38 貫通穴(流路) 40 ボディキャップ 50 シートリング 52 貫通穴 60 ハンドル 64 蝶ネジ 70 スペーサ 72 凹部 74 分割面 76a,76b,76c 切欠 78 貫通軸穴 80 連結リング 82 アーム 86 ドレンキャップ 88 ドレンピース 90 クランプ部材 94 蝶ナット 96 Оリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール弁体(20)をその弁軸(22,
    23)の回りに回動させて流路を開閉するボールバルブ
    (1)であって、 流路を形成する弁穴(28,29)を備えた大略ボール
    状の弁体部(24)と、流路に対する上下の直交方向に
    延在する上下の軸部(22,23)とを有するボール弁
    体(20)と、 その上部において上記ボール弁体(20)を脱装着可能
    な大きさで開口した開口部(13)と、下軸部(23)
    を軸支する下軸受部(14)と、流路方向に延在する少
    なくとも2つの挿通穴(16)とを有する略筒状のボデ
    ィ(10)と、 上記開口部(13)を閉口するボディキャップ(40)
    と、 ボール弁体側の上記挿通穴(16)に装着されるととも
    に、挿通穴(16)と同軸の貫通穴(52)を備えるシ
    ートリング(50)と、流路を形成する貫通穴(38)
    とを有するインサートスリーブ(30)と、 上記ボディ(10)とボール弁体(20)との間で形成
    される空間(12)に充填される、上下に2分割された
    スペーサ(70)とを備え、 上記上下のスペーサ(70)は、互いに実質的に同一の
    大略臼形状であって、上記弁体部(24)を受け入れる
    半球状の凹部(72)と、流路に対応する側壁部分が切
    り欠かれた切欠(76a,76b,76c)と、上記下
    軸部(23)と嵌合すべく底壁に配設された貫通軸穴
    (78)とを備えてなることを特徴とするボールバル
    ブ。
  2. 【請求項2】 上記ボディ(10)及びインサートスリ
    ーブ(30)のそれぞれに設けられた各フランジを連結
    するための連結リング(80)をさらに備え、該連結リ
    ング(80)の外周面には径方向に延在するアーム(8
    2)を配設したことを特徴とする請求項1記載のボール
    バルブ。
  3. 【請求項3】 上記下軸受部(14)に対して軸方向に
    連通したドレン(18)をさらに設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のボールバルブ。
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