JPS59164466A

JPS59164466A - ボ−ル弁

Info

Publication number: JPS59164466A
Application number: JP3982583A
Authority: JP
Inventors: Kazuharu Hashimoto; 橋本　和治
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1983-03-09
Filing date: 1983-03-09
Publication date: 1984-09-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ボール弁に関する。

かかるボール弁の一例として、第３図及び第４図に示す
ように、皿バネＣＩ）によって球状弁体の側に付勢され
る金属製弁座（至）を、弁箱（財）に設けると共に、前
記弁座＠の弁体接触面に、ゴム等の弾性弁座（社）を設
けたものがあるが、この構成の弁では、弁開閉操作途中
において、弁箱（至）の内面と球状弁体■の外面との間
の空間（Ｓ）が、弁箱（財）内流路難と不必要に連通す
るものとなるため、この構成の弁を、沈降堆積し又は固
化するスラリーに使用すると、中間開度状態で前記空間
（Ｓ）内に侵入したスラリーが全開又は全開状態で空間
（ｓｉと流路図）とが遮断あるいは半ば遮断された時に
挽砕固化して、弁体のの回転に抵抗を与える点に起因し
て、次の開きあるいは閉じ操作を良好に行ない難いもの
となる不都合があった。　　しかも、前記球状弁体器に
おける流路（１）を囲（ための流体流切用孔鰭内に、閉
弁状態において流体が残存することになるため、この構
成の弁をスラリーに使用すると、流体流動用孔−内に残
存したスラリーが挽砕固化して、流体流動用孔（イ）の
横断面積を減少させてしまったり、流体流動に抵抗を与
えたり、さらには、流体流動用孔筒と空間（ｓｉとを連
通状急にして沈降固化することで開操作を不能とする不
都合をもたらすものとなる。

そして、上記不都合は、上述構成でシールするボール弁
の他、各種のシール構成を備えたボール弁においても見
られるものである。

本発明の目的は、簡単な改造によって、弁箱内面と弁箱
外面との間に流体が侵入することを抑制し、しかも、そ
れに拘らず万が一流体中の固体が侵入することがあって
も、そのために球状弁体が損傷されることを抑制し、加
えて、閉弁状態において弁体における流体流切用孔内圧
残存する流体を排出することができるようにする点にあ
る。

本発明の特徴構成は、金属製弁座を備えた弁箱の内面と
球状弁体の外面との問を充填する弾性材を、前記弁箱に
取付けると共に、一対の弁棒の一方に、前記弁体におけ
る流体流動用孔と連通ずる残存流体排出孔を、且つ、他
方の弁棒に、＃Ｊ記流体流幼用孔と連通する給気孔を夫
々形成した点にある。

次に、本発明特徴構成による作用効果を述べる。

すなわち、充填弾性材によって、弁開閉操作途中におい
ても、弁箱内面と弁体外面との間に流体が侵入すること
を阻止でき、流体中の固体が万が一弾性材と弁体外面と
の間に侵入するようなことがあっても、弾性材の変形に
より固体が弁体外面に強く圧接されることを回避できる
。

又、閉弁状急において、流体流切用孔内に給気孔より給
気すると共に排出孔を通して流体流動用孔を外部と連通
させることによって、流体流前用孔内の残存流体を排出
できる。

上記作用により、沈降堆積し又は固化するスラリーに使
用しても、スラリーが弁箱内面と弁体外面々の間に沈→
固化することを抑制して、開閉操作を常に良好に行なう
ことができると共に、万が一弾性材と弁体外面との闇Ｋ
Ｉ［！ｉｉ体が侵入することがあっても、弁体外面が損
傷されることを抑制して、シール性能が低下することを
回避でき、しかも、弁体の流体流切用孔内においてスラ
リーが沈降固化することを抑制できるのであり、もって
、スラリーに対して使用するに好適なボール弁を得るに
至った。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

編１図及び第２図に示すように、横断面形状が円形ある
いはそれに近い形状で直線的な流路＋１＋が形成された
弁箱（２）に、金属製弁座（３）を内嵌させると共に、
前記流路＋１１を開くための流体流切用孔（４）が形成
され念珠状弁体（５）を設け、さらに、前記弁体（５）
に連設した一対の弁棒ｔｅｌ　、　＋６１を、回転自社
に弁＃（２）に支持させると共に、ウオーム減速機等の
弁開閉操作部（Ｎｏを弁ｎ（引に連結し、もって、弁体
（６）を回転操作することにより流路ｔ１＋を開閉する
ボール弁を構成しである。

そして、前記弁箱（２）の内面と前記球状弁体（６）の
外向との間を充填するゴム（７）を、弁箱（２）に焼付
止着し、もって、開閉操作途中において、弁箱内面と弁
体外面との間に流体が侵入することを抑制できるように
し、しかも、ゴム（７）と弁体ｆ５ｉとの間に流体中の
固体が入り込むようなことがあっても、ゴム（７）の変
形により固体が弁体外面を損傷することを抑制できるよ
うにして、沈降堆積し又は固化するスラリーに対しても
良好に使用できるようにしである。

又、前記ゴム（７）の弁座（３）の近くに位置する環状
部分（７ａ）を弁体側に膨出変形させるように流体が加
圧供給される流体流切用環状流路（８）を、環状部分（
７ａ）に備えさせると共に、環状流路（８）に連通する
流体給排用口（９）を、弁箱（２１に形成し、さらに、
コック付き流路（釦を給排用口（９）に連通接続し、も
って、前記流路（Ｒｉに接続自在な窒素ボンベＩＢ１等
を用いて塊状流路（８）に流体を供給することによって
、確実なシールを行なわせることができるようにしであ
る。

前記一対の弁棒（６＋　、　ｔ６＋の一方に、ｔｉｆｉ
記弁体（５）における流体流切用孔（４）に連通ずる残
存流体排出孔（ｌＯ）を、且つ、他方の弁棒（６）に、
流体流１ｖＪ用孔（４）に連通する給気孔１１１）を夫
々形成し、そして流体排出孔（ｌＯ）を開閉するプラグ
＋１２を、弁棒（６１に螺着自在に設け、さらに、給気
孔口１）を開閉するプラグ口３を、弁開閉操作部（財）
を貫通する弁棒端部に螺着自社に設け、もって、閉弁状
態において、コンプレッサー等を用いて給気しながら流
体流動用孔（４）内の残存流体を排出できるように構成
しである。

次に、別の実施例を説明する。

ゴム（７）に代えて、軟質な合成樹脂等が使用でき、そ
れらを弾性材と総称する。

弾性材（７）を弁箱（２）に取付けるに、焼付止着する
方が、製作面及び耐久面で有利であるが、接着したり、
ボルト等を用いて固定する等、その取付手段は各種変更
できる。

又、給気孔１１１　Ｋ給気するための具体構造は、弁開
閉操作部（財）の具体構成等に応じて各種変更できる。

又、金属製弁座（３）を弁箱（２（Ｋ備えさせるに、例
示図に示す如く、弁座（３）を弁体（６）側へ付勢させ
ずに単に内嵌させるようにした方が、弁体外向に固体か
付着することがあっても、それのために早期に弁座（３
）を摩損することを回避できるものきなって猛いし　但
し、高いシール圧が安来される場合においては、弁座（
３）を皿バネ等によって弁体（５）側へ付勢させるよう
にしてもよい。

そして、その場合において、弁体検切を許容するために
流路（１）と連通ずる不要な隙間が形成されるものとな
るが、例えば、その隙間に、弁体移動に大きな抵抗を与
えない軟質のゴムを充填させる等、隙間内にスラリーが
侵入することを阻止する手段を施すようにすれば、確実
なシールを行なわせながらも弁体（５）の回転を滑らか
に行なわせることができるものとなって一層良い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るボール弁の実施例を例示し、第１図
はボール弁の縦断側ｍ１図、第２図は弁座装着部の縦断
側面図である。　第３図及び第４図の夫々は従来例を示
し、第３図はボール弁の縦断側面図、第４図は弁座装着
部の縦断側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

金属製弁座（３）を備えた弁箱（２）の内面と球状弁体
（５）の外面との間を充填する弾性材（７）を、前記弁
箱（２）に取付けると共に、一対の弁棒（８１、ｔｅｌ
の一方（６）に、前記弁体（５）における流体流切用孔
（４）と連通する残存流体排出孔（１０）を、且つ、他
方の弁棒１６１に、ｔＦｌ記流体流体流動用孔）と連通
する給気孔（ｌＤを夫々形成しであることを特徴とする
ボール弁。