JP2002030724A - 玄関風除 - Google Patents

玄関風除

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JP2002030724A
JP2002030724A JP2000218835A JP2000218835A JP2002030724A JP 2002030724 A JP2002030724 A JP 2002030724A JP 2000218835 A JP2000218835 A JP 2000218835A JP 2000218835 A JP2000218835 A JP 2000218835A JP 2002030724 A JP2002030724 A JP 2002030724A
Authority
JP
Japan
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entrance
door
opening
partition wall
wind
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000218835A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamakawa
孝 山川
Hiroyuki Minamide
弘之 南出
Kazuhisa Azuma
和寿 東
Yasuto Sugimura
保人 杉村
Motonobu Umehara
基伸 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】玄関前への積雪を防止できるとともに、玄関へ
スムーズに出入りできる玄関風除を提供する。 【解決手段】建物の玄関1前の周囲が隔壁により包囲さ
れるとともに、隔壁の少なくとも一部が気密性を有する
開閉戸6により開閉自在に設けられ、上記隔壁で包囲さ
れた玄関1前の一部が収容部7aになされている。前記
開閉戸6が引戸61であるとともに、玄関扉2が開き戸
であり、この玄関扉の戸先の開閉方向に応じて出入がス
ムーズに行われるように引戸61の種類及び位置が設定
されている。また、開閉戸6が、前記隔壁の一部をなす
ピロティ柱3の内側に引き込み可能になされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の玄関前の周
囲を隔壁により包囲する玄関風除に関し、特に積雪の多
い寒冷地で有効に利用することのできる玄関風除に関す
るものである
【0002】
【従来の技術】従来、玄関前を開閉戸により仕切り、光
や風を通しながら外部の視線を遮ることで、玄関を開放
して室内への外気の導入や採光を確保しながらも、プラ
イベートな面が確保できるようにしたものが提供されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、積雪の多い寒冷地においては、雪が開閉
戸から玄関前に侵入して積もり玄関の開閉に支障を来す
とともに、その除雪が開閉戸があるがために却って障害
になり、玄関前が雪溶け水で汚れて生活環境を阻害する
という問題があった。
【0004】また、開閉戸を全開にできないと夏期に通
風の妨げになるとともに、意匠的な面などでの弊害を招
くことなる。
【0005】さらに、玄関前に開閉戸を単に設けただけ
では、玄関と開閉戸との間で出入りしづらい場合があ
り、玄関扉の開閉方向を考慮して出入りがし易いように
開閉戸の種類や位置を設定する必要があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る玄関風除は、建物の玄関前の周囲が隔壁により包囲さ
れるとともに、隔壁の少なくとも一部が気密性を有する
開閉戸により開閉自在に設けられ、上記隔壁で包囲され
た玄関前の一部が収容部になされたものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る玄関風除は、前
記開閉戸が引戸であるとともに、玄関扉が開き戸であ
り、この玄関扉の戸先の開閉方向に応じて出入がスムー
ズに行われるように引戸の種類及び位置が設定されたも
のである。
【0008】請求項3記載の発明に係る玄関風除は、前
記開閉戸が、前記隔壁の一部をなすピロティ柱の内側に
引き込み可能になされたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の玄関風除を示す概略の平
面図である。
【0011】図1において、1は建物の入隅コーナ部正
面に設けられた玄関であって、この玄関1には玄関扉2
が開閉自在に設けられている。玄関扉2は、その吊り元
が図1において左側縁になった開き戸であり、上記玄関
1の略中央部に設けられている。
【0012】前記玄関1前には、前記入隅コーナ部に対
応して間口方向に細長いピロティ柱3が立設されてお
り、このピロティ柱3を通じて玄関1に続くピロティが
形成されている。
【0013】ピロティ柱3とこのピロティ柱3から奥行
き方向に対峙する外壁コーナ部1aとの間には、所謂は
め殺しの窓5が設けられている。この窓5は、例えば図
示しないがフレームに強化ガラスが嵌め込まれてなるも
ので、この窓5により隔壁が構成されている。
【0014】また、ピロティ柱3とこのピロティ柱3か
ら間口方向に対峙する外壁コーナ部1bとの間には、前
記玄関1と対峙して風除サッシ6が設けられている。風
除サッシ6は、引違式の2枚の引戸61、61からな
り、図示しないレールに沿って前記ピロティ柱3の内側
に引き込み可能になされている。つまり、風除サッシ6
は、所謂片引込み式のものであり、引戸61、61を前
記ピロティ柱3の内側に引き込むことによってピロティ
柱3と外壁コーナ部1bとの間を全開状態に開放するこ
とができる。なお、引戸61、61は、図1において左
側のピロティ柱3の内側に引き込む構造上の面の便宜を
図って右側の引戸61が玄関1に対して手前になるよう
に配置されている。
【0015】風除サッシ6の各引戸61、61は、フー
レムに例えば強化ガラスが嵌め込まれてなる密閉性を有
するもので、風除サッシ6を閉じることによって前記玄
関1前に当該風除サッシ6、ピロティ柱3及び窓5によ
り密閉状態の空間部7が形成される。
【0016】このように玄関風除を構成することで、風
除サッシ6を閉じれば玄関1前が密閉状態になり、玄関
1前に雪が侵入して積もることがなく、従来のように積
雪によって玄関1の開閉に支障を来すことがないととも
に、玄関1前の除雪を行う必要もなく、玄関1前を綺麗
に使用することができる。
【0017】そして、積雪がない夏期など場合には、風
除サッシ6を開放してピロティ柱3の内側に収容するこ
とで、玄関1に続くピロティを広く確保でき、良好な採
光性と通風性を確保することができる。
【0018】また、玄関扉2が左側縁を吊り元として開
放されることから玄関1前の空間部7の左側部分は人の
出入には殆ど利用されず、この左側部分を例えば雪かき
道具を収容する収容部7aとして有効に利用できるとと
もに、冬期の自転車置き場などとしても利用できる。
【0019】さらに、玄関扉2が左側縁を吊り元として
開放されることから、人が玄関扉2を開けながら玄関1
前に出るとまず右側の引戸61に臨むことになり、自然
な流れでこの引戸61を開放して外部に出ることがで
き、出入りを円滑に行うことができる。つまり、玄関扉
2の戸先の開閉方向に応じて出入がスムーズに行われる
ように風除サッシ6の引戸61、61の種類及び位置が
設定されている。
【0020】仮に、図2に示すように、玄関扉2の吊り
元が右側縁である場合には、住人等は矢符で示すような
流れで右側の引戸61を開放しなければならず、出入り
がしずらくなる。
【0021】このように玄関扉2の吊り元を左側縁にし
なければならない場合には、玄関風除を図3に示すよう
な構造にすることで、住人等が円滑に出入りできるよう
になる。
【0022】この玄関風除は、平面から見てL型に形成
された風除サッシ8を用いて玄関1前に密閉状態の空間
部7を形成している。風除サッシ8は、奥行き方向に配
設されたサッシ81と、間口方向の両端部に配設された
小幅のサッシ82、82とが隔壁を構成し、上記サッシ
82、82間に引違式の2枚のサッシ83、83が開放
自在に設けられてなるものでる。
【0023】そして、前記2枚のサッシ83、83のう
ち図上左側のサッシ83が玄関1に対して手前側に配置
されている。
【0024】この玄関風除によれば、人が玄関扉2を開
けながら玄関1前に出るとまず左側のサッシ83に臨む
ことになり、自然な流れでこのサッシ83を開放して外
部に出ることができ、出入りを円滑に行うことができる
ようになる。
【0025】なお、この場合、空間部7の両端部を収容
部7aとして利用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の玄関風除に
よれば、建物の玄関の周囲を隔壁により包囲するととも
に、隔壁の少なくとも一部を気密性を有する開閉戸によ
り開閉自在に設け、隔壁で包囲された玄関前の一部を収
容部にしたことで、開閉戸を閉じれば玄関前が密閉状態
になる。このため、玄関前に雪が侵入して積もることが
なく、従来のように積雪によって玄関の開閉に支障を来
すことがないとともに、玄関前の除雪を行う必要もな
く、玄関前をきれいに使用することができる。また、隔
壁で包囲された玄関前の一部を収容部とすることで、こ
の収容部に例えば雪かき道具などを収容することがで
き、積雪の多い寒冷地などで有効に利用することができ
る。
【0027】また、玄関扉の戸先の開閉方向に応じて出
入がスムーズに行われるように引戸の種類及び位置を設
定したことで、玄関扉を開放した自然な流れで引戸を開
放して外部に出ることができ、出入りを円滑に行うこと
ができる。
【0028】さらに、開閉戸を前記隔壁の一部をなすピ
ロティ柱の内側に引き込み可能にしたことで、夏期に開
閉戸が通風の妨げになることがなく、玄関を通じて屋内
への快適な通風を確保できるとともに、意匠性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玄関風除の概略構成を示す平面図であ
る。
【図2】図1の玄関風除において玄関扉の開閉方向を逆
にした場合の不具合を説明するための平面図である。
【図3】本発明の玄関風除の他の実施の形態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 玄関 2 玄関扉 3 ピロティ柱 5 窓 6 風除サッシ 61 引戸(開閉戸) 8 風除サッシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 和寿 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 杉村 保人 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 梅原 基伸 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の玄関前の周囲が隔壁により包囲さ
    れるとともに、隔壁の少なくとも一部が気密性を有する
    開閉戸により開閉自在に設けられ、上記隔壁で包囲され
    た玄関前の一部が収容部になされたことを特徴とする玄
    関風除。
  2. 【請求項2】 前記開閉戸が引戸であるとともに、玄関
    扉が開き戸であり、この玄関扉の戸先の開閉方向に応じ
    て出入がスムーズに行われるように引戸の種類及び位置
    が設定されたことを特徴とする請求項1記載の玄関風
    除。
  3. 【請求項3】 前記開閉戸が、前記隔壁の一部をなすピ
    ロティ柱の内側に引き込み可能になされたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の玄関風除。
JP2000218835A 2000-07-19 2000-07-19 玄関風除 Pending JP2002030724A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226078A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Tostem Corp 仕切装置
JP2014125846A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Lixil Corp 住宅内外の中間領域創出構造
JP2014125842A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Lixil Corp 建物構造体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006226078A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Tostem Corp 仕切装置
JP2014125846A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Lixil Corp 住宅内外の中間領域創出構造
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