JP2000336745A - ユニット住宅の出入り口ユニット - Google Patents

ユニット住宅の出入り口ユニット

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JP2000336745A
JP2000336745A JP11148271A JP14827199A JP2000336745A JP 2000336745 A JP2000336745 A JP 2000336745A JP 11148271 A JP11148271 A JP 11148271A JP 14827199 A JP14827199 A JP 14827199A JP 2000336745 A JP2000336745 A JP 2000336745A
Authority
JP
Japan
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entrance
unit
space
door
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP11148271A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuho Murata
和穂 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い引込み部スペースを確保して玄関部とし
ての美観を備えると共に、玄関内部への採光を確保する
ことができ、玄関ドアの開閉時における住宅内部のプラ
イバシーを確保することができるユニット住宅用の出入
り口ユニットを提供する。 【解決手段】 建物ユニット(11)の桁側に引込み部
スペース(14)を形成し、この引込み部スペース(1
4)の接道側に正対しない側に玄関ドア(15)を設け
ると共に、この引込み部スペース(14)に隣接する建
物ユニット外壁部(16)に玄関ホール部を照らす採光
用窓部(18)を設けてなることを特徴とする。前記引
込み部スペース(14)内の正面外壁(13)にも採光
用窓部(19)を設けてもよく、また、前記引込み部ス
ペース(14)の前記玄関ドア(15)に対向する反対
側の前記外壁(13)に収納部(20)を設けてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関ドアを備えた
ユニット住宅用の出入り口ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドア構造、特に勝手口や屋上出入
口のドア構造においては、ドア本体を開放した場合、ド
ア本体が外壁面より外方に突出してしまうため、建物の
配置が制約されたり、日除け、雨除け等の庇が必要とな
りコスト高になる欠点があった。そのため、特開平5−
65784号公報に、外壁面より内方の位置に開口部を
設け、該開口部に外開きのドア本体を装着した引込みド
ア構造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−6
5784号公報の引込みドア構造には以下の如き不都合
があった。すなわち、構造上、ドア内部が暗くなり、ま
た、本来的に玄関ドア部を意図していないドア構造であ
るため、特に北側にこの引込みドア構造を適用した場合
は、設備開口等との調和が困難であり、玄関ドア部に適
用するには外観的体裁が整いにくく、問題が多い。
【0004】本発明は、上述した如くの問題を解決すべ
くなされたものであって、その目的とするところは、玄
関内部への十分な採光を確保することができ、一般に北
側に集中する設備窓等との調和を良好に保つことがで
き、玄関ドアの開閉時における住宅のプライバシーを確
保することができ、更に引込み部スペースをサービスヤ
ードなどとして利用することもできるユニット住宅用の
出入り口ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係わるユニット住宅用の出入り口ユニット
は、基本的には、建物ユニットの桁側に天井と外壁とを
有する引込み部スペースを形成し、この引込み部スペー
スの接道側に正対しない側に玄関ドアを設けると共に、
この引込み部スペースに隣接する建物ユニット外壁部に
玄関ホール部を照らす採光用窓部を設けてなることを特
徴とする。この採光用窓部の形状、設置位置、個数等に
ついては適宜、選択することができる。
【0006】好ましい形態として、前記引込み部スペー
スの前記接道側に対向する前記外壁にも、採光用窓部が
設けられる。この採光用窓部の形状、設置位置、個数等
についても適宜、選択することができる。さらに、別の
形態として、前記引込み部スペースの前記玄関ドアに対
向する反対側の前記外壁に収納部を設けるようにしても
よい。
【0007】以上の構成からなる本発明に係わるユニッ
ト住宅用の出入り口ユニットにおいては、建物ユニット
の桁側に玄関ドアを引込み部スペースと共に設け、更に
採光用窓部をこの玄関部に設けるようにしたから、玄関
内部への十分な採光を採ることが可能となり、同時に玄
関周りの意匠的効果を著しく向上させることができる。
更に、前記引込み部スペースの接道側に正対しない側に
玄関ドアを設けるようにしたから、玄関ドアの開閉時に
居室内が通行人により覗かれる虞れもなく、都市部など
の狭小敷地で接道に面した住宅のプライバシーを確保す
ることもできる。
【0008】更に、引込み部スペースを建物ユニットの
桁側に設けたから、十分に広いスペースを確保すること
ができ、自転車置き場などのサービスヤード、風除室等
として活用することも可能となる。更に、好ましい形態
として、前記玄関ドアに対向する反対側の前記外壁に収
納部を設けるようにしたから、洗車やガーデニングなど
のアウトドア関連の器具の収納場所として利用すること
が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
のユニット住宅用の出入り口ユニットの実施の形態を詳
細に説明する。ここで、図1は本発明に係わるユニット
住宅用の出入り口ユニットの一実施形態を概略的に示す
正面図であり、図2は図1に示すユニット住宅用の出入
り口ユニットの骨格を概略的に示す平面図、図3は図2
のIII-III線に沿う断面図である。
【0010】図1中、11は建物ユニットであって、そ
の桁側に天井12と外壁(三方壁面)13とを有する引
込み部スペース14が比較的大きく形成されている。こ
の引込み部スペース(ピロティ・スペース)14の接道
側(建物ユニットの桁側に沿って形成されるポーチ部分
(R)と接する側)に正対しない側(前記引込み部スペ
ース14の入口から見て左右の側)の一方に玄関ドア1
5(外開き)が設けられている。また、この玄関ドア1
5が設けられている側とは反対側(対向する側)の前記
引込み部スペース14の外壁13には、開閉扉21を備
えた収納部20が設けられている。この収納部20は洗
車やガーデニングなどのアウトドア関連の器具の収納場
所、あるいはその他の用具の収納場所などとして適宜、
利用することができる。
【0011】前記引込み部スペース14の接道側に正対
する外壁13(前記引込み部スペース14の入口から見
て正面)には、建物ユニット内部に採光を取入れるため
の採光用窓部(スリット窓)19が1個設けられてい
る。なお、この採光用窓部(スリット窓)19は開閉し
ないもの、あるいは開閉可能なものであってもよく、更
に、その設置数、形状および位置などについては適宜、
選択することができる。なお、図2中、22は玄関土間
の部分を示している。
【0012】この引込み部スペース14に隣接する建物
ユニット外壁部16にも、玄関ホール部17を照らすた
めの採光用窓部(スリット窓)18が2個、並設されて
いる。この採光用窓部(スリット窓)18も同じく、開
閉しないもの、あるいは開閉可能なものであってもよ
く、更に、その設置数、形状および位置などについては
適宜、選択することができる。
【0013】上述のように、建物ユニット11の桁側に
天井12を有する前記引込み部スペース14を形成する
ようにしたから、そのスペースを比較的大きくとること
ができ、そのため、この引込み部スペース14は、日除
け、雨受け等の機能を有すると共に、自転車置き場など
のサービスヤード、風除室等、その利用範囲が広がる。
また、玄関ドア15は前記引込み部スペース14の接道
側に正対しない側(本実施例では前記引込み部スペース
14の入口から見て左側)に設けられるため、前記玄関
ドア15の開閉時に居室内が通行人により覗かれる虞れ
もなく、都市部などの狭小敷地で接道に面した住宅のプ
ライバシーを確保することもできる。
【0014】さらに、前記引込み部スペース14の入口
から見て正面の外壁13および前記引込み部スペース1
4に隣接する建物ユニット外壁部16に、建物ユニット
内部に採光を取入れるための縦長のスリット窓19が設
けられているため、設備窓などの他の窓との調和を図る
ことができ、玄関部としての美観を向上させることがで
きる。以上、本発明の一実施形態について説明したが、
本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、特許請
求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲
で設計において適宜変更できるものである。
【0015】例えば、上記実施形態では、前記引込み部
スペース14から見て正面の外壁13に採光取入れのた
めの採光用窓部(スリット窓)19を設けた例について
説明したが、設計の都合により、これを取除いてもよ
い。また、前記玄関ドア15の側とは反対側(対向する
側)の前記引込み部スペース14の外壁13に、開閉扉
21を備えた収納部20を設けるようにしたが、これも
設計の都合により、これを取除いてもよい。更に、上記
実施例では、前記玄関ドア15部分および収納部20を
建物ユニット11の図中、右側に寄せた構造のものにつ
いて説明したが、これらは図中、建物ユニット11の中
央部あるいは図中、左側に寄せた構造のものであっても
よい。なお、前記引込み部スペース14が建物ユニット
11の中央部にある場合は、採光用窓部(スリット窓)
18を前記引込み部スペース14の両側の外壁部16に
形成することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係わるユニット住宅用の出入り口ユニットにおいて
は、引込み部スペースを建物ユニットの桁側に設けたか
ら、十分に広いスペースを確保することができ、サービ
スヤードなどとして広く利用することができ、さらに玄
関ドアを引込み部スペースの左ないし右側に設けるよう
にしたから、玄関ドアの開閉時に居室内が通行人により
覗かれる虞れもなく住宅のプライバシーを確保すること
ができる。更に採光用窓部をこの玄関部に設けたから、
玄関内部に十分な採光を採ることが可能となり、同時に
玄関周りの設備窓との調和を良好に保つことができ意匠
的効果を著しく向上させることができる。更に、好まし
い形態として、前記玄関ドア(15)に対向する反対側
の前記外壁(13)に収納部(20)を設けるようにし
たから、洗車やガーデニングなどのアウトドア関連の器
具の収納場所として利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニット住宅用の出入り口ユニットの
一実施形態を概略的に示す正面図。
【図2】図1に示すユニット住宅用の出入り口ユニット
の骨格を概略的に示す平面図。
【図3】図2のIII-III線に沿う断面図。
【符号の説明】
11…建物ユニット 12…天井 13…外壁 14…引込み部スペース 15…玄関ドア 16…建物ユニット外壁部 17…玄関ホール部 18…採光用窓部 19…採光用窓部 20…収納部 21…開閉扉 R…ポーチ部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物ユニットの桁側に天井と外壁とを有
    する引込み部スペースを形成し、この引込み部スペース
    の接道側に正対しない側に玄関ドアを設けると共に、こ
    の引込み部スペースに隣接する建物ユニット外壁部に玄
    関ホール部を照らす採光用窓部を設けてなることを特徴
    とするユニット住宅用の出入り口ユニット。
  2. 【請求項2】 前記引込み部スペースの前記接道側に対
    向する前記外壁にも、採光用窓部が設けられている請求
    項1記載のユニット住宅用の出入り口ユニット。
  3. 【請求項3】 前記引込み部スペースの前記玄関ドアに
    対向する反対側の前記外壁に収納部が設けられている請
    求項1記載のユニット住宅用の出入り口ユニット。
JP11148271A 1999-05-27 1999-05-27 ユニット住宅の出入り口ユニット Pending JP2000336745A (ja)

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