JP2002030262A - シート状発泡接着剤及びこれを用いた発泡性積層材料 - Google Patents

シート状発泡接着剤及びこれを用いた発泡性積層材料

Info

Publication number
JP2002030262A
JP2002030262A JP2000214661A JP2000214661A JP2002030262A JP 2002030262 A JP2002030262 A JP 2002030262A JP 2000214661 A JP2000214661 A JP 2000214661A JP 2000214661 A JP2000214661 A JP 2000214661A JP 2002030262 A JP2002030262 A JP 2002030262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
sheet
foamed
foamable
adherend
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000214661A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Komori
裕志 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2000214661A priority Critical patent/JP2002030262A/ja
Publication of JP2002030262A publication Critical patent/JP2002030262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多大な手間と時間を要することなく、容易か
つ効率的に被着体と発泡体との接着複合体を製造する。 【解決手段】 発泡剤を含有する接着樹脂組成物をシー
ト成形してなり、加熱により発泡しながら被着体1に接
着するシート状発泡接着剤5。このシート状発泡接着剤
を基板に積層してなる発泡性積層材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱により発泡し
ながら被着体に接着するシート状発泡接着剤と、このシ
ート状発泡接着剤を用いた発泡性積層材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂やゴム等を発泡させて得られ
る発泡材は、その多孔質による断熱性、遮音性、クッシ
ョン性等を利用して、自動車の内装材、建材(内装材、
外装材)、OA機器の遮音材又は制振材等として、幅広
い分野に適用されている。
【0003】発泡材をこのような用途に適用する場合、
適用対象箇所からのズレ、落下等を防止するために、通
常、適用対象箇所に接着する必要がある。
【0004】従来、発泡材を適用対象箇所、即ち、被着
体に対して接着する場合、図2(a)に示す如く、まず
被着体1の被接着面に接着剤2を塗り、その後、図2
(b)に示す如く、発泡体3を積層し、更に加熱等の接
着加工処理を施して接着剤2を硬化させ、図3(c)に
示す如く、硬化した接着剤4で被着体1と発泡体3とを
接着一体化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の発泡体の接
着方法では、 少なくとも接着剤の塗布、積層、接着加工の工程を
経る必要があり、多大な手間と時間を要する。 被着体と発泡体との双方に相性の良い接着剤を選定
する必要があり、材料選定にも手間を要する。 場合によっては、被接着面にプライマー処理等の接
着性を高めるための処理を必要とし、その場合には、よ
り一層作業が煩雑となる。といった欠点があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決し、多大
な手間と時間を要することなく、容易かつ効率的に被着
体と発泡体との接着複合体を製造することができるシー
ト状発泡接着剤及び発泡性積層材料を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシート状発泡接
着剤は、加熱により発泡しながら被着体に対して接着す
ることを特徴とする。
【0008】本発明の発泡性積層材料は、このような本
発明のシート状発泡接着剤を基板に積層してなるもので
ある。
【0009】本発明のシート状発泡接着剤であれば、こ
れを被着体に積層して加熱するのみでシート状発泡接着
剤自体が発泡しながら被着体に接着した発泡層を形成す
るため、工数の大幅な低減を図ることができる。
【0010】このような本発明のシート状発泡接着剤を
基板に積層してなる本発明の発泡性積層材料であれば、
これを単に加熱するのみで発泡層/基板の接着複合体を
得ることができ、現場施工も容易となる。
【0011】本発明のシート状発泡接着剤は、具体的に
は発泡剤を含有する接着樹脂組成物をシート成形してな
るものであり、この接着樹脂組成物において、接着樹脂
は、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)樹脂であ
ることが好ましい。
【0012】また、接着樹脂組成物中の発泡剤の含有量
は接着樹脂100重量部に対して10重量部以下、特に
1〜8重量部であることが好ましく、この発泡剤として
は、アゾ化合物、ニトロソ化合物、ヒドラジン誘導体及
び重炭酸塩よりなる群から選ばれる1種又は2種以上の
熱分解型発泡剤が好適である。
【0013】本発明のシート状発泡接着剤は、加熱によ
る発泡倍率が2〜20倍であることが好ましい。
【0014】また、本発明の発泡性積層材料において、
基板としては、ガラス、紙、金属(合金を含む。)又は
プラスチックが挙げられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態に係るシート状
発泡接着剤を、発泡させながら被着体に接着させる方法
を説明する断面図である。
【0017】本発明のシート状発泡接着剤は、加熱によ
り発泡しながら被着体に対して接着するものであり、従
って、図1(a)に示す如く、本発明のシート状発泡接
着剤5を被着体1に積層し、その後加熱することによ
り、図1(b)に示すように、被着体1に発泡層6が接
着一体化した発泡複合体7を容易に得ることができる。
【0018】このような本発明のシート状発泡接着剤
は、具体的には、発泡剤を含有する接着樹脂組成物をシ
ート成形して製造される。
【0019】ここで、接着樹脂組成物の接着樹脂として
は、発泡層を接着するガラス、紙、金属(合金を含
む。)、プラスチック等の被着体材料に対して良好な接
着性を示すものであれば良く、一般的には、各種の材料
に対して良好な接着性を示すEVA樹脂が好ましい。
【0020】一方、発泡剤としては、一般的な熱分解型
の発泡剤であるアゾ化合物、ニトロソ化合物、ヒドラジ
ン誘導体、重炭酸塩など特に好ましくは有機発泡剤を用
いることができる。これらの発泡剤の具体例とその熱分
解温度は下記表1に示す通りである。
【0021】
【表1】
【0022】なお、発泡剤の熱分解温度が高く、シート
状発泡接着剤の発泡接着加工温度に不適当である場合に
は、適当な発泡助剤を併用して熱分解温度を調整するこ
とが好ましい。
【0023】上記発泡剤のうち、特にADCAは、次の
ような点で優れている。即ち、ADCAの大きな特徴
は、分解温度調整が可能なところにある。接着剤として
の用途においては、その組成により加工温度の範囲は決
められているが、この加工温度に適合した分解温度を持
つ発泡剤を捜し出すことは容易ではない。しかし、AD
CAは、分解促進剤(発泡助剤)を用いることで分解温
度を容易に調整でき、その分解促進剤の種類によって
は、110℃までの熱分解温度の低下が可能となってい
る。このことが、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、変性PPO、ポリアミド、ゴム等の様々なプラスチ
ックの発泡に使用されるゆえんである。ここで、分解促
進剤としては、ルイス酸を有する金属化合物が中心とな
っている。ADCAは、−N=N−結合を有し、この窒
素の電子対がルイス塩基として作用する。空席電子軌道
を有する金属原子上に、ADCAの窒素、又は酸素原子
の孤立電子対が配位して、共有結合を形成するルイス酸
−塩基の配位化によって、ADCAの分解活性化が起こ
ると考えられている。ルイス酸特性を有する金属化合物
の金属は、カルボン酸塩、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、塩
化物、酸化物などの形態で存在し、一般に使用されてい
るものとして、金属脂肪酸、金属酸化物、具体的にはZ
nO、Cd−St 、Pd−St、Zn−Stなど
がある(なお、Stはステアリン酸を示す。)。
【0024】これらの発泡剤の接着樹脂組成物中の含有
量は、過度に少ないと十分な発泡倍率で多孔質の発泡層
を形成することができず、逆に過度に多いと接着性等が
損われることから、接着樹脂組成物中の発泡剤の含有量
は接着樹脂100重量部に対して10重量部以下、特に
1〜8重量部とし、この程度の発泡剤含有量とすること
で、加熱による発泡倍率が2〜20倍のシート状発泡接
着剤とすることが好ましい。
【0025】以下に本発明の接着樹脂組成物として好適
なEVA樹脂組成物の、発泡剤以外の成分について説明
する。
【0026】本発明に係るEVA樹脂組成物には、耐候
性の向上のために架橋剤を配合して架橋構造を持たせる
ことが好ましく、この架橋剤としては、一般に、100
℃以上でラジカルを発生する有機過酸化物が用いられ、
特に、配合時の安定性を考慮に入れれば、半減期10時
間の分解温度が70℃以上であるものが好ましい。この
ような有機過酸化物としては、例えば2,5−ジメチル
ヘキサン;2,5−ジハイドロパーオキサイド;2,5
−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
サン;3−ジ−t−ブチルパーオキサイド;t−ジクミ
ルパーオキサイド;2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキシン;ジクミルパーオキサイ
ド;α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン;n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチル
パーオキシ)ブタン;2,2−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)ブタン;1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
シクロヘキサン;1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン;t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート;ベンゾイルパーオキサイド
等を用いることができる。これらの有機過酸化物の配合
量は、一般にEVA樹脂100重量部に対して5重量部
以下、好ましくは1〜3重量部である。
【0027】また、接着力向上の目的で、シランカップ
リング剤を添加することができる。この目的に供される
シランカップリング剤としては公知のもの、例えばγ−
クロロプロピルトリメトキシシラン;ビニルトリクロロ
シラン;ビニルトリエトキシシラン;ビニル−トリス−
(β−メトキシエトキシ)シラン;γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン;β−(3,4−エトキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン;γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン;ビニルトリアセ
トキシシラン;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン;γ−アミノプロピルトリメトキシシラン;N−β
−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン等を挙げることができる。これらのシランカップ
リング剤の配合量は、一般にEVA樹脂100重量部に
対して5重量部以下、好ましくは0.1〜2重量部であ
る。
【0028】更に、EVA樹脂のゲル分率を向上させ、
耐久性を向上するためにEVA樹脂に架橋助剤を添加す
ることができる。この目的に供される架橋助剤として
は、公知のものとしてトリアリルイソシアヌレート;ト
リアリルイソシアネート等の3官能の架橋助剤の他、N
Kエステル等の単官能の架橋助剤等も挙げることができ
る。これらの架橋助剤の配合量は、一般にEVA樹脂1
00重量部に対して10重量部以下、好ましくは1〜5
重量部である。
【0029】更に、EVA樹脂の安定性を向上する目的
でハイドロキノン;ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル;p−ベンゾキノン;メチルハイドロキノンなどを添
加することができ、これらの配合量は、一般にEVA樹
脂100重量部に対して5重量部以下である。
【0030】更に、必要に応じ、上記以外に着色剤、紫
外線吸収剤、老化防止剤、変色防止剤等を添加すること
ができる。着色剤の例としては、金属酸化物、金属粉等
の無機顔料、アゾ系、フタロシアニン系、アヂ系、酸性
又は塩基染料系レーキ等の有機顔料がある。紫外線吸収
剤には、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノ
ン;2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルフォベン
ゾフェノン等のベンゾフェノン系;2−(2’−ヒドロ
キシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等のベ
ンゾトリアゾール系;フェニルサルシレート;p−t−
ブチルフェニルサルシレート等のヒンダートアミン系が
ある。老化防止剤としては、アミン系;フェノール系;
ビスフェニル系;ヒンダートアミン系があり、例えばジ
−t−ブチル−p−クレゾール;ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペラジル)セバケート等があ
る。
【0031】本発明のシート状発泡接着剤は、このよう
な発泡剤含有樹脂組成物を常法に従ってシート成形する
ことにより製造される。
【0032】本発明のシート状発泡接着剤の厚さには特
に制限はなく、その用途に応じて適宜決定されるが、加
工の容易さ等からは、0.1〜2mm程度の厚さとする
のが好ましい。
【0033】このようなシート状発泡接着剤は、図1
(a)に示す如く、ガラス、紙、金属(合金を含む)、
プラスチック等よりなる被着体1に積層し、適当な手段
で加熱することにより、容易に被着体1に対して接着す
ると共に、それ自体が発泡して、図1(b)に示すよう
な被着体1に接着一体化した発泡層6を有する発泡複合
体7を製造することができる。
【0034】この加熱方法としては、特に制限はなく、
被着体1に積層したシート状発泡接着剤5に対してPE
T離型フィルム等を介してアイロン等の加熱具で加熱加
圧しても良く、また、被着体1とシート状発泡接着剤5
との積層体をオーブン等に入れて加熱しても良い。
【0035】本発明の発泡性積層材料は、このような本
発明のシート状発泡接着剤を、予めガラス、紙、金属
(合金を含む)、プラスチック等よりなる基板に通常の
ラミネート加工等により積層してなるものであり、これ
を単に加熱するのみで容易に発泡層/基板の複合材を製
造することができる。この発泡性積層材料は現場に搬入
してから加熱する現場施工も容易であり、著しく施工性
に優れる。
【0036】なお、本発明の発泡性積層材料の基板の厚
さ等には特に制限はなく、シート状発泡接着剤は、基板
の一方の面にのみ積層されていても両面に積層されてい
ても良い。
【0037】なお、本発明においては、特に、接着樹脂
としてEVA樹脂を採用することにより、その優れた接
着力により被着体に対するプライマー処理等の接着力向
上のための処理は不要となるが、これらの処理を施して
も良いことは言うまでもない。
【0038】また、EVA樹脂を採用した場合であって
も、被着体の材質に応じて接着加工のための加熱温度、
加熱時間等を適宜設定することが重要であるが、一般的
には、この加熱条件は110〜300℃で10秒〜10
分程度とするのが好ましい。
【0039】
【実施例】以下に実施例及を挙げて本発明をより具体的
に説明する。
【0040】実施例1〜6 表2に示す配合の発泡性EVA樹脂組成物をシート成形
することにより、表2に示す厚さのシート状発泡接着剤
を製造し、このシート状発泡接着剤を表2に示す材質の
被着体に積層し、表2に示す加工条件で加熱接着を行っ
た。
【0041】この加熱によるシート状発泡接着剤の発泡
倍率は表2に示す通りであり、また、得られた発泡複合
体の発泡層と被着体との界面の180°剥離強度は表2
に示す通りであった。
【0042】
【表2】
【0043】表2より明らかなように、本発明によれば
十分な接着強度を有する発泡複合体を容易に製造するこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、多
大な手間と時間を要することなく、容易かつ効率的に被
着体と発泡体との接着複合体を製造することができる。
【0045】本発明によれば、被着体に対する接着性の
みを考慮してシート状発泡接着剤を構成する接着樹脂を
選定すれば良く、また、特に接着樹脂としてEVA樹脂
を用いた場合には、樹脂の選定やプライマー処理等を必
要とすることなく各種の材料よりなる被着体に対して良
好な接着力を得ることができ、煩雑な材料選定や前処理
の問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート状発泡接着剤
を、発泡させながら被着体に接着させる方法を説明する
断面図である。
【図2】従来法を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 被着体 2 接着剤 3 発泡体 5 シート状発泡接着剤 6 発泡層 7 発泡複合体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10K 11/162 G10K 11/16 A 11/16 D Fターム(参考) 4F100 AA08H AB01B AG00B AH03H AH06H AK01B AK68A AK68G AL05A AT00B BA02 CA01 DG10B EC03 EC032 EJ02 EJ02A EJ022 EJ42A GB08 GB33 GB41 JL05 JL11 YY00A 4J004 AA07 AA09 AA17 AA18 AB03 AC03 BA02 CA01 CA02 CA07 CA08 CC02 FA01 FA07 GA01 4J040 DA051 DE031 HA196 HC09 HC14 HC15 JA09 JB01 KA37 LA08 LA11 MA02 MA05 MA09 MA10 NA12 NA16 NA19 PA22 5D061 AA06 AA12 AA26 BB01 BB24 BB37

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱により発泡しながら被着体に対して
    接着することを特徴とするシート状発泡接着剤。
  2. 【請求項2】 請求項1において、発泡剤を含有する接
    着樹脂組成物をシート成形してなることを特徴とするシ
    ート状発泡接着剤。
  3. 【請求項3】 請求項2において、接着樹脂がEVA樹
    脂であることを特徴とするシート状発泡接着剤。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、接着樹脂組成
    物中の発泡剤の含有量が接着樹脂100重量部に対して
    10重量部以下であることを特徴とするシート状発泡接
    着剤。
  5. 【請求項5】 請求項4において、接着樹脂組成物中の
    発泡剤の含有量が接着樹脂100重量部に対して1〜8
    重量部であることを特徴とするシート状発泡接着剤。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれか1項におい
    て、発泡剤がアゾ化合物、ニトロソ化合物、ヒドラジン
    誘導体及び重炭酸塩よりなる群から選ばれる1種又は2
    種以上の熱分解型発泡剤であることを特徴とするシート
    状発泡接着剤。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、加熱による発泡倍率が2〜20倍であることを特徴
    とするシート状発泡接着剤。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    のシート状発泡接着剤を基板に積層してなることを特徴
    とする発泡性積層材料。
  9. 【請求項9】 請求項8において、基板がガラス、紙、
    金属又はプラスチックよりなることを特徴とする発泡性
    積層材料。
JP2000214661A 2000-07-14 2000-07-14 シート状発泡接着剤及びこれを用いた発泡性積層材料 Pending JP2002030262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000214661A JP2002030262A (ja) 2000-07-14 2000-07-14 シート状発泡接着剤及びこれを用いた発泡性積層材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000214661A JP2002030262A (ja) 2000-07-14 2000-07-14 シート状発泡接着剤及びこれを用いた発泡性積層材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002030262A true JP2002030262A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18710193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000214661A Pending JP2002030262A (ja) 2000-07-14 2000-07-14 シート状発泡接着剤及びこれを用いた発泡性積層材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002030262A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069193A (ja) * 2004-08-02 2006-03-16 Sekisui Chem Co Ltd 制振材
JP2007016170A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Sekisui Chem Co Ltd 制振材
WO2008047305A2 (en) * 2006-10-20 2008-04-24 Supertape B.V. Multipack carry handle and method for producing such handles
JP2015523233A (ja) * 2012-05-07 2015-08-13 ジーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト 高い接着性を有する封止体
JP2021193449A (ja) * 2015-11-11 2021-12-23 ハンファ アズデル インコーポレイテッド 音響プリプレグ、コア及び複合品、ならびにそれらの使用方法
CN115785855A (zh) * 2022-11-28 2023-03-14 福耀玻璃工业集团股份有限公司 Sca光学胶、玻璃及车辆

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069193A (ja) * 2004-08-02 2006-03-16 Sekisui Chem Co Ltd 制振材
JP2007016170A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Sekisui Chem Co Ltd 制振材
WO2008047305A2 (en) * 2006-10-20 2008-04-24 Supertape B.V. Multipack carry handle and method for producing such handles
WO2008047305A3 (en) * 2006-10-20 2008-06-12 Supertape B V Multipack carry handle and method for producing such handles
JP2015523233A (ja) * 2012-05-07 2015-08-13 ジーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト 高い接着性を有する封止体
US9708513B2 (en) 2012-05-07 2017-07-18 Sika Technology Ag Sealing device with improved adhesion
JP2021193449A (ja) * 2015-11-11 2021-12-23 ハンファ アズデル インコーポレイテッド 音響プリプレグ、コア及び複合品、ならびにそれらの使用方法
CN115785855A (zh) * 2022-11-28 2023-03-14 福耀玻璃工业集团股份有限公司 Sca光学胶、玻璃及车辆
CN115785855B (zh) * 2022-11-28 2023-10-24 福耀玻璃工业集团股份有限公司 Sca光学胶、玻璃及车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11873428B2 (en) Thermosetting adhesive films
EP2542403B2 (en) Structural composite laminate
US8105460B2 (en) Handling layer and adhesive parts formed therewith
KR101451191B1 (ko) 열 활성화된 접착―결합가능한 시트형 엘리먼트
JP2005139218A (ja) 鋼板補強用樹脂組成物、鋼板補強シートおよび鋼板の補強方法
JPH04506485A (ja) 感圧接着剤積層体
JP2009161659A (ja) 制振補強組成物、制振補強材、および薄板の制振補強方法
WO2005120830A1 (ja) 積層体
TWI283637B (en) Resin composition and adhesive agent, laminates using it
JP6337536B2 (ja) 加熱転写用転写箔シート及びその製造方法、並びに化粧部材及びその製造方法
JP7047974B2 (ja) 両面粘着テープ及び電子機器
JP2020163831A (ja) 積層体の製造方法、塗装物の製造方法、接合構造体の製造方法、熱転写シート、及び積層体
JP2002030262A (ja) シート状発泡接着剤及びこれを用いた発泡性積層材料
JP5295509B2 (ja) 画像表示装置用補強シート、画像表示装置およびその補強方法
JPH0445184A (ja) 粘接着フォームシートおよびその製造方法
JP6900593B2 (ja) 接着構造物、その製造方法および剥離方法
JP2000006287A (ja) 制振構造体
JPH05245998A (ja) 制振樹脂層転写シート及び該転写シートを用いた制振積層体の製造方法
JPH05194781A (ja) エポキシ樹脂系発泡性組成物
JP4391443B2 (ja) 複合板の剥離方法
WO2020203160A1 (ja) 積層体の製造方法、塗装物の製造方法、接合構造体の製造方法、熱転写シート、及び積層体
JPH02185429A (ja) 発泡シートの製造方法
JPS5850661B2 (ja) 発泡性樹脂組成物と発泡性接着シ−トと発泡シ−ト
JP4268107B2 (ja) 複合部材
JPH03229779A (ja) 熱接着発泡シート