JP2002029802A - スランプ低減用吹付混和剤、吹付セメントコンクリート及び吹付方法 - Google Patents

スランプ低減用吹付混和剤、吹付セメントコンクリート及び吹付方法

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JP2002029802A
JP2002029802A JP2000206144A JP2000206144A JP2002029802A JP 2002029802 A JP2002029802 A JP 2002029802A JP 2000206144 A JP2000206144 A JP 2000206144A JP 2000206144 A JP2000206144 A JP 2000206144A JP 2002029802 A JP2002029802 A JP 2002029802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹付時のセメントコンクリートのスランプを
大幅に低減し、ダレを防止でき、コテ仕上げを行うのに
適度な硬さに調整できるスランプ低減用吹付混和剤の提
供。 【解決手段】 粘土鉱物と硫酸アルミニウムを含有する
スランプ低減用吹付混和剤。スランプ低減用吹付混和剤
には、さらに、吸水性高分子化合物、アルカリ金属炭酸
塩類、石灰類を含有してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、法面にセメントコ
ンクリートを吹付けて地滑りや岩石の崩落等を防止する
際、セメントコンクリートに添加するスランプ低減用吹
付混和剤及びそれを用いた吹付方法に関する。尚、本発
明では、モルタルやコンクリートを総称してセメントコ
ンクリートという。
【0002】
【従来の技術】従来、法面の地滑りや岩石等の崩落を防
止するために、コンクリートを吹付けて法面の安定化を
図っている。
【0003】法面の安定化を図る方法としては通常、平
坦な場所に設置したコンクリートポンプにコンクリート
を供給し、配管を介してコンクリートを輸送し、輸送す
る途中で圧縮空気と混合し、法面に吹付ける方法が挙げ
られる。この方法においては、吹付後にコテ仕上げをす
る場合が多く、急結剤の様なセメントの凝結硬化を促進
する成分を使用しないか、例えセメントの凝結硬化を促
進する成分を使用するにしても、凝結性の小さい成分を
添加する程度である。
【0004】他にも、法面の安定化を図る方法として
は、例えばコンクリートがむき出しになる等の吹付工事
の跡を残すのではなく、できるだけ環境に調和した景観
に仕上げるために、吹付により植生基盤を形成する緑化
工法も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、法面は
急な傾斜からなる切り立った断崖である場合が多く、法
面全体に吹付ける場合、コンクリートポンプを平坦な地
上に設置し、吹付可能な場所までコンクリートを配管で
輸送する必要がある。ポンプ圧送性を考慮して軟らかい
コンクリートを供給すれば、吹付後にコンクリートが斜
面を流れ落ちてしまい、十分な施工を実施できないとい
う課題があった。
【0006】一方、ある程度硬いコンクリートを使用す
ると圧送性が低下する。そのために、広大な法面に吹付
ける場合には、コンクリートの輸送距離が長くなるの
で、コンクリートを輸送する途中にコンクリートポンプ
を増設しなければならず、施工性や経済性の点で非常に
不利になるという課題があった。
【0007】本発明は以上の課題を解決するために種々
検討したものであり、その目的は、セメントコンクリー
トのスランプが15cm以上と軟らかくても、本発明の
スランプ低減用吹付混和剤を使用すると、斜面を流れ落
ちることがなく、又、ポンプ圧送性が良好で、コテ仕上
げが容易で、作業性が良好なスランプ低減用吹付混和剤
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、粘土鉱
物と硫酸アルミニウムを含有してなるスランプ低減用吹
付混和剤であり、さらに、吸水性高分子化合物を含有し
てなる該スランプ低減用吹付混和剤であり、さらに、ア
ルカリ金属炭酸塩類及び/又は石灰類を含有してなる該
スランプ低減用吹付混和剤であり、吹付直後にセメント
コンクリートのスランプを70%以上低減する該スラン
プ低減用吹付混和剤である。そして、セメントコンクリ
ートと該スランプ低減用吹付混和剤を含有してなる吹付
セメントコンクリートであり、セメントコンクリートの
スランプが15cm以上である該吹付セメントコンクリ
ートである。又、該スランプ低減用吹付混和剤と、配管
内を空気搬送してなるセメントコンクリートとを施工箇
所に吹付ける直前に合流混合し、吹付けてなることを特
徴とする吹付方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明のスランプ低減用吹付混和剤(以
下、スランプ低減剤という)は、法面吹付工事において
吹付ける吹付セメントコンクリートの流動性を、吹付け
る直前に低減させるものであり、スランプ低減剤を使用
しない場合のセメントコンクリートに対して、吹付直後
に70%以上のスランプ低減を可能にするものをいう。
スランプ低減剤とセメントコンクリートを混合した吹付
セメントコンクリートのスランプが、スランプ低減剤を
使用しないセメントコンクリートに対して70%以上低
減しない場合には、吹付セメントコンクリートが斜面を
流れ落ちるおそれがある。
【0011】従って、本発明のスランプ低減剤を使用す
ることにより、法面に吹付けた吹付セメントコンクリー
トの流動性が低下し、吹付セメントコンクリートが急な
傾斜面を有する法面を流れ落ちることがなく、又、コテ
仕上げを行うのに程良い硬さのセメントコンクリートが
得られるものである。
【0012】本発明のスランプ低減剤を混合する前のセ
メントコンクリートのスランプは圧送性の点で、15c
m以上が好ましい。15cm未満だとセメントコンクリ
ートの輸送距離が長く、又は、地上に設けたポンプの位
置と法面吹付した箇所の位置との高低差がある場合に、
ポンプによりセメントコンクリートを圧送しにくいおそ
れがある。
【0013】本発明のセメントは、通常市販されている
普通、早強、中庸熱、超早強、及び低熱等の各種ポルト
ランドセメント、これらポルトランドセメントにフライ
アッシュや高炉スラグ等を混合した各種混合セメント、
並びに市販の微粒子セメント等が挙げられる。ポルトラ
ンドセメントや混合セメントは微粉末化して使用しても
よい。
【0014】本発明の粘土鉱物は、水が存在すると吸水
性を示すものであり、又、セメントコンクリートの流動
性を低下し、粘着性を増加するものである。
【0015】粘土鉱物としては、層状アルミノケイ酸塩
類を主成分とするバイデライト、カオリナイト、ハロイ
サイト、モンモリロナイト、パイロフィライト、バーミ
キュライト、雲母、緑泥石、サポナイト、セピオライ
ト、及び酸性白土等が挙げられ、これらの一種又は二種
以上を使用してもよい。これらの中では、アルミニウム
イオンやカルシウムイオン等の2価以上の金属イオンが
存在するとゲル化しやすくなり、大量に生産され安価で
ある点で、モンモリロナイトを主成分とするベントナイ
トが好ましい。
【0016】本発明の硫酸アルミニウムは、セメントと
混合すると凝集作用を示すものである。
【0017】硫酸アルミニウムとしては、一般に市販さ
れているものが使用でき、無水物及び結合水を含有する
ものいずれも使用できる。硫酸アルミニウムは急結剤と
して使用できるが、本発明では、粘土鉱物と併用するこ
とにより、急結性を小さくしている。
【0018】硫酸アルミニウムの使用量は、粘土鉱物1
00質量部に対して、2〜100質量部が好ましく、5
〜50質量部がより好ましい。2質量部未満だと吹付セ
メントコンクリートの流動性を低下させにくく、吹付セ
メントコンクリートが斜面を流れ落ち、初期強度増進効
果が小さいおそれがあり、100質量部を越えると硬化
が早すぎて、後のコテ仕上げ作業が困難となるおそれが
ある。
【0019】さらに、本発明では吸水性高分子化合物を
スランプ低減剤に含有させることが好ましい。
【0020】本発明の吸水性高分子化合物は、水が存在
すると吸水性を示すものであり、又、セメントコンクリ
ートの流動性を低下し、粘着性を増加するものである。
【0021】吸水性ポリマーとしては、ポリ−N−ビニ
ルアセトアミドを主成分とする3次元架橋ポリマー、デ
ンプン−ポリアクリロニトリル共重合体、ビニルエステ
ル−エチレン系不飽和カルボン酸共重合体ケン化物、逆
相懸濁重合法により得られる自己架橋ポリアクリル酸
塩、ポリビニルアルコール系重合体と環状酸無水物との
反応物、ポリアクリル酸塩架橋物、及びビニルアルコー
ル−アクリル酸塩共重合体等が挙げられるが、吸水性を
示すものであれば特に限定されるものではない。
【0022】吸水性高分子化合物の粒度は、吸水速度が
速く、セメントコンクリートの流動性が瞬時に低下しや
すい点で、500μm以下が好ましい。
【0023】吸水性高分子化合物の吸水倍率は、セメン
トコンクリートの流動性が低下しやすい点で、自重の1
0倍以上が好ましく、30倍以上がより好ましい。
【0024】吸水性高分子化合物の使用量は、粘土鉱物
100質量部に対して、0.05〜30質量部が好まし
く、0.2〜20質量部がより好ましい。0.05質量
部未満だと粘土鉱物と併用した場合に吹付セメントコン
クリートの流動性が低下せず、吹付セメントコンクリー
トが斜面を流れ落ちるおそれがあり、30質量部を越え
ると強度発現性を阻害するおそれがある。
【0025】さらに、本発明ではアルカリ金属炭酸塩類
及び/又は石灰類をスランプ低減剤に含有させることが
好ましい。
【0026】本発明のアルカリ金属炭酸塩類は、強度発
現性を向上させるものである。アルカリ金属炭酸塩類と
しては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、及び炭酸
水素リチウム等が挙げられる。これらの中では、初期強
度発現性を向上させる効果が大きい点で、炭酸ナトリウ
ムが好ましい。
【0027】アルカリ金属炭酸塩類の使用量は、粘土鉱
物100質量部に対して、5〜300質量部が好まし
く、15〜150質量部がより好ましい。5質量部未満
だと強度発現性が発揮されないおそれがあり、300質
量部を越えると流動性が大きくなり、吹付後に吹付セメ
ントコンクリートが斜面を流れ落ちるおそれがある。
【0028】本発明の石灰類は、強度発現性を向上させ
るものである。石灰類としては、生石灰や消石灰等が挙
げられる。これらの中では、強度発現性に大きな影響を
及ぼさない点で、消石灰が好ましい。
【0029】石灰類の使用量は、粘土鉱物100質量部
に対して、5〜150質量部が好ましく、15〜50質
量部がより好ましい。5質量部未満だと初期強度発現性
を向上させることが難しいおそれがあり、150質量部
を越えると長期強度発現性を阻害するおそれがある。
【0030】本発明のスランプ低減剤の使用量は、セメ
ント100質量部に対して、1〜8質量部が好ましく、
2〜4質量部がより好ましい。1質量部未満だとスラン
プ低減効果が認められず、吹付セメントコンクリートが
斜面を流れ落ちるおそれがあり、8質量部を越えると強
度発現性を阻害するおそれがある。
【0031】本発明の水セメント比(W/C)は30〜
70%が好ましい。30%未満だとセメントコンクリー
トの粘性が大きくなり、ポンプ圧送性に支障を来し、吹
付作業性が低下するおそれがあり、70%を越えると強
度発現性や凝結性に悪影響を与えるおそれがある。
【0032】本発明の骨材は、特に限定されるものでは
ないが、できるだけ骨材強度が高いものが好ましい。骨
材としては細骨材や粗骨材が挙げられる。細骨材として
は、海、山、及び川から採取される天然骨材である海
砂、山砂、及び川砂や、山から切り出し、粉砕し、粒度
調整した砕石(例:石灰砂等)等が挙げられ、粗骨材と
しては、天然骨材である川砂利や砕石である石灰砂利等
が挙げられる。
【0033】本発明は、法面に吹付ける直前でスランプ
低減剤を混合することにより、スランプが低減した吹付
セメントコンクリートとなり、法面吹付ができるもので
ある。
【0034】スランプ低減剤の混合方法としては、空気
搬送により輸送する装置を用い、Y字管を介して空気搬
送されているセメントコンクリートと、スランプ低減剤
とを吹付直前に合流混合する方法が挙げられる。粉塵等
の発生を抑制したい場合には、粉塵低減剤をセメントコ
ンクリート側に予め添加したり、スランプ低減剤をスラ
リー状にしたりして、吹付施工してもよい。
【0035】本発明の吹付方法としては、乾式吹付方法
及び湿式吹付方法いずれも使用できる。コンクリートと
して吹付ける場合には、例えば、コンクリート製造プラ
ントでセメント、骨材、及び水をコンクリートミキサー
に投入し練混ぜ、アジテータ車で吹付現場まで運搬し、
吹付機でコンクリートを空気搬送し、混合管でスランプ
低減剤と合流して吹付ける方法が挙げられる。又、モル
タルとして吹付ける場合には、コンクリート製造プラン
トでモルタルを製造し吹付ける方法や、セメントと乾燥
した細骨材をプレミックスしたドライモルタルを連続ミ
キサー又はバッチ練りミキサーにより水と混練し、空気
搬送し、混合管でスランプ低減剤と合流して吹付ける方
法が挙げられる。
【0036】
【実施例】以下、実験例に基づき詳細に説明する。
【0037】実験例1 100リットルパン型ミキサーを使用して、セメント1
00質量部、細骨材300質量部、減水剤0.5質量
部、及び水55質量部を混合し、スランプ18±2cm
のモルタルを調製し、スクイズポンプにより2m3/h
rの速度で圧送した。圧送したモルタルに、粘土鉱物1
00質量部、表1に示す質量部の硫酸アルミニウム、及
びアルカリ金属炭酸塩類50質量部からなるスランプ低
減剤をセメント100質量部に対して3質量部、粉体添
加機により圧縮空気とともに合流混合して吹付け、ダ
レ、作業性、及び圧縮強度を測定した。結果を表1に示
す。
【0038】(使用材料) セメント:普通ポルトランドセメント、比重3.16、
市販品 細骨材:新潟県姫川水系産川砂、比重2.62 減水剤:ポリカルボン酸系高性能減水剤、市販品 粘土鉱物:モンモリロナイトを主成分とするベントナイ
ト、市販品 硫酸アルミニウム:市販品、無水硫酸アルミニウム アルカリ金属炭酸塩類:市販品、炭酸ナトリウム
【0039】(測定方法) ダレ−1:勾配50/1000を有する傾斜面に吹付モ
ルタルを吹付け、吹付モルタルが全くダレなかった場合
を○とし、僅かにダレたが吹付施工ができた場合を△と
し、かなりダレて吹付施工ができなかった場合を×とし
た。 作業性:幅10cm×長さ40cm×厚さ10cmの型
枠に吹付モルタルを吹付け、型枠の表面をコテで慣らし
て綺麗に成型し、コテ仕上げの作業性を評価した。手に
力を入れなくても容易に成型できた場合を○とし、力を
入れて成型した場合を△とし、力を入れても成型できな
い場合を×とした。 圧縮強度:4cm×4cm×16cmの型枠で供試体を
作製し、所定材齢の圧縮強度を測定した。
【0040】
【表1】
【0041】実験例2 粘土鉱物100質量部、表2に示す質量部の硫酸アルミ
ニウム、吸水性高分子化合物1質量部、及びアルカリ金
属炭酸塩類50質量部からなるスランプ低減剤を使用
し、スランプ、ダレ、作業性、及び圧縮強度を測定した
こと以外は、実験例1と同様に行った。結果を表1に示
す。
【0042】(使用材料) 吸水性高分子化合物:ポリ−N−ビニルアセトアミドを
主成分とする三次元架橋ポリマー、粒度25μm、吸水
倍率30倍、市販品
【0043】(測定方法) 吸水倍率:吸水性高分子化合物を浸漬し、吸水倍率=
[(膨潤した吸水性高分子化合物の質量)/(仕込みの
吸水性高分子化合物の質量)]―1の式から算出した。 スランプ:吹付直後の吹付モルタルのスランプにつきJ
IS A 1118に準じた。 ダレ−2:勾配100/1000を有する傾斜面に吹付
モルタルを吹付け、吹付モルタルが全くダレなかった場
合を○とし、僅かにダレたが吹付施工ができた場合を△
とし、かなりダレて吹付施工ができなかった場合を×と
した。
【0044】
【表2】
【0045】実験例3 粘土鉱物100質量部、硫酸アルミニウム10質量部、
表3に示す質量部の吸水性高分子化合物、及びアルカリ
金属炭酸塩類50質量部からなるスランプ低減剤を使用
し、スランプ、ダレ、及び圧縮強度を測定したこと以外
は実験例1と同様に行った。結果を表3に示す。
【0046】
【表3】
【0047】実験例4 粘土鉱物100質量部、硫酸アルミニウム10質量部、
吸水性高分子化合物1質量部、及びアルカリ金属炭酸塩
類50質量部からなるスランプ低減剤を、セメント10
0質量部に対して表4に示す質量部使用し、スランプ、
ダレ、及び圧縮強度を測定したこと以外は実験例1と同
様に行った。結果を表4に示す。
【0048】
【表4】
【0049】実験例5 粘土鉱物100質量部、硫酸アルミニウム10質量部、
吸水性高分子化合物1質量部、及び表5に示す質量部の
アルカリ金属炭酸塩類と石灰類からなるスランプ低減剤
を使用し、スランプ、ダレ、及び圧縮強度を測定したこ
と以外は実験例1と同様に行った。結果を表5に示す。
【0050】(使用材料) 石灰類:市販品、消石灰
【0051】
【表5】
【0052】実験例6 セメント100質量部、細骨材300質量部、水55質
量部、及び減水剤1.0質量部を混合し、モルタルを調
製した。スクイズポンプにより、モルタルを100m圧
送した。圧送途中に合流管を設け、粘土鉱物100質量
部、吸水性高分子化合物1質量部、硫酸アルミニウム1
0質量部、及びアルカリ金属炭酸塩類50質量部からな
るスランプ低減剤をセメント100質量部に対して3質
量部、合流管の一方より粉体供給装置を用いて空気搬送
し、合流管でモルタルと合流混合し、急な傾斜面を有す
る法面に吹付けた。なお、地上に設けたポンプの位置
と、法面吹付した箇所の位置との高低差は54mであっ
た。法面に吹付した直後のモルタルのスランプは1cm
未満であった。又、圧縮強度は、材齢1日で7.4N/
mm2、材齢28日で37.1N/mm2であった。さら
に、吹付けた時に法面吹付した箇所からのダレが無く、
コテ仕上げが容易であり、強度発現性に関しても問題な
いことが確認できた。
【0053】実験例7 比較のため、スランプ低減剤を使用しなかったこと以外
は、実験例6と同様に行った。法面に吹付した直後のス
ランプは23.0cmであった。さらに、吹付けた時に
法面吹付した箇所からのダレが多く見られ、モルタルが
ダレて流れ落ちたためにコテ仕上げが難しかった。
【0054】実験例8 セメント100質量部、細骨材240質量部、粗骨材6
0質量部、水55質量部、及び減水剤1.0質量部を混
合し、コンクリートを調製した。コンクリートポンプに
より、コンクリートを100m圧送した。圧送途中に合
流管を設け、粘土鉱物100質量部、吸水性高分子化合
物1質量部、硫酸アルミニウム10質量部、及びアルカ
リ金属炭酸塩類50質量部からなるスランプ低減剤をセ
メント100質量部に対して3質量部、合流管の一方よ
り粉体供給装置を用いて空気搬送し、合流管でコンクリ
ートと合流混合し、急な傾斜面を有する法面に吹付け
た。なお、地上に設けたポンプの位置と、法面吹付する
箇所の位置との高低差は21mであった。法面に吹付し
た直後のコンクリートのスランプは1cm未満であっ
た。又、圧縮強度は、材齢1日で6.8N/mm2、材齢
28日で39.8N/mm2であった。さらに、吹付け
た時に法面吹付した箇所からのダレが無く、コテ仕上げ
が容易であり、強度発現性に関しても問題ないことが確
認できた。
【0055】(使用材料) 粗骨材:新潟県姫川産川砂利、比重2.64
【0056】実験例9 比較のため、スランプ低減剤を使用しなかったこと以外
は、実験例8と同様に行った。法面に吹付した直後のコ
ンクリートのスランプは23.5cmであった。さら
に、吹付けた時に法面吹付した箇所からダレが多く見ら
れ、コンクリートがダレて流れ落ちたためにコテ仕上げ
が難しかった。
【0057】
【発明の効果】従来、コンクリートの輸送距離が長く、
地上に設けたポンプの位置と法面吹付した箇所の位置と
の高低差があると、ポンプの圧送性を考慮して、コンク
リートのスランプを15cm以上にする必要があり、ス
ランプ15cm以上のコンクリートを法面に吹付けると
ダレ落ちるという課題があった。しかしながら、本発明
のスランプ低減剤は、吹付時のセメントコンクリートの
スランプを大幅に低減し、ダレを防止でき、コテ仕上げ
を行うのに適度な硬さに調整できるものである。又、材
齢1日の強度発現性も損なうことがなく良好な法面吹付
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 22:14 C04B 22:14 A 24:26 24:26 E A 22:10 22:10 22:06 22:06 Z 14:10) 14:10) Z 103:44 103:44 Fターム(参考) 2D044 DC04 4G012 MB06 MB13 PA06 PB03 PB21 PB28 PB31 PC08 PC11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘土鉱物と硫酸アルミニウムを含有して
    なるスランプ低減用吹付混和剤。
  2. 【請求項2】 さらに、吸水性高分子化合物を含有して
    なる請求項1記載のスランプ低減用吹付混和剤。
  3. 【請求項3】 さらに、アルカリ金属炭酸塩類及び/又
    は石灰類を含有してなる請求項1又は2記載のスランプ
    低減用吹付混和剤。
  4. 【請求項4】 吹付直後にセメントコンクリートのスラ
    ンプを70%以上低減する請求項1〜3のうちの1項記
    載のスランプ低減用吹付混和剤。
  5. 【請求項5】 セメントコンクリートと請求項1〜4の
    うちの1項記載のスランプ低減用吹付混和剤を含有して
    なる吹付セメントコンクリート。
  6. 【請求項6】 セメントコンクリートのスランプが15
    cm以上である請求項5記載の吹付セメントコンクリー
    ト。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のうちの1項記載のスラン
    プ低減用吹付混和剤と、配管内を空気搬送してなるセメ
    ントコンクリートとを施工箇所に吹付ける直前に合流混
    合し、吹付けてなることを特徴とする吹付方法。
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